JPH0826102A - ブレーキペダルユニットの作動調整装置 - Google Patents

ブレーキペダルユニットの作動調整装置

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Publication number
JPH0826102A
JPH0826102A JP16412594A JP16412594A JPH0826102A JP H0826102 A JPH0826102 A JP H0826102A JP 16412594 A JP16412594 A JP 16412594A JP 16412594 A JP16412594 A JP 16412594A JP H0826102 A JPH0826102 A JP H0826102A
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JP
Japan
Prior art keywords
brake
brake pedal
lamp switch
switch
pedal
Prior art date
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Pending
Application number
JP16412594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Miura
善秀 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP16412594A priority Critical patent/JPH0826102A/ja
Publication of JPH0826102A publication Critical patent/JPH0826102A/ja
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  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易且つ的確にブレーキ・ランプスイッチ等
の作動を確認・調整し得るブレーキペダルユニットの作
動調整装置を提供する。 【構成】 ブレーキペダル1を支持するブレーキアーム
2を、ブレーキブースタ5及びブレーキ・ランプスイッ
チ6とそれぞれ連結し、ブレーキペダル1の高さに応じ
てブレーキ・ランプスイッチ6を作動させるようになっ
ている。長手方向に伸縮可能に構成し、その一端にてブ
レーキペダル1と連結し、他端がフロアパネル7に当接
するように配置した調整治具本体20と、調整治具本体
20の適所に付設され、ブレーキペダル1の所定の作動
ストロークSに対応して作動するようにしたリミットス
イッチ30と、ブレーキ・ランプスイッチ6及びリミッ
トスイッチ30と接続し、これらのスイッチ6,30の
作動信号により相互の作動関係を検知するチェッカー
と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等の車両におけ
る特にブレーキペダルユニットの作動を調整する作動調
整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のブレーキペダルユニット
の構成例を示している。図において、ブレーキペダル1
は、ボディ側に枢支されたブレーキアーム2によって支
持されている。ブレーキアーム2は、プッシュロッド3
及びナット4を介してブレーキブースタ5と連結され、
またブレーキ・ランプスイッチ6とも連結されている。
そして、ブレーキペダル1の高さHに応じてブレーキ・
ランプスイッチ6を作動させるようになっている。
【0003】従来、ブレーキ・ランプスイッチ6を正常
に作動させるべく、ブレーキアーム2とブレーキペダル
1及びブレーキ・ランプスイッチ6のそれぞれ高さH及
び隙間Gを測定して調整するようにしていた。即ち、先
ずプッシュロッド3及びナット4を操作しながら、スケ
ール等を使用してブレーキペダル1の高さHを測定し、
この高さHが所定の基準値として設定される。なお、高
さHは、フロアパネル7のパネル面基準であるため、完
成車ではカーペット8を図示のように捲って行われる。
【0004】次に、ブレーキ・ランプスイッチ6の隙間
Gをスケール等を使用して測定しながら、このブレーキ
・ランプスイッチ6側の調整により基準値に設定する。
そしてブレーキペダル1の踏み込み操作により、そのペ
ダルストロークの基準値内でブレーキ・ランプスイッチ
6が作動するか否かを確認する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブレー
キペダル1の高さHとブレーキ・ランプスイッチ6の隙
間Gを別々に調整・管理するため、ペダルストローク及
びブレーキ・ランプスイッチ6の適正な作動関係を設定
するためにかなりの手間がかからざるを得なかった。ま
た、特に完成車の場合、調整を行うためのブレーキペダ
ル1の高さHの基準面がフロアパネル7となっているた
め、その都度カーペット8を捲る必要があるので工数が
増大してしまう。更に、スケール等を用いて高さH及び
隙間Gを測定する際に、車内のインナパネルの下側にて
行うスケール読取り作業は煩雑であった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、容易に且つ的確
にブレーキ・ランプスイッチ等の作動を確認・調整し得
るブレーキペダルユニットの作動調整装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のブレーキペダル
ユニットの作動調整装置は、ブレーキペダルを支持する
ブレーキアームが、ブレーキブースタ及びブレーキ・ラ
ンプスイッチとそれぞれ連結され、ブレーキペダルの高
さに応じてブレーキ・ランプスイッチを作動させるよう
になっているが、特に、長手方向に伸縮可能に構成され
ていて、その一端にて前記ブレーキペダルと連結し、他
端がフロアパネルに当接するように配置された調整治具
本体と、前記調整治具本体の適所に付設され、前記ブレ
ーキペダルの所定の作動ストロークに対応して作動する
ようにしたリミットスイッチと、前記ブレーキ・ランプ
スイッチ及び前記リミットスイッチと接続し、これらの
スイッチの作動信号により相互の作動関係を検知し得る
ように回路構成されたチェッカーと、を備えている。
【0008】
【作用】本発明装置において、先ず調整治具本体を伸縮
調整して所定の基準長さに固定する。この調整治具本体
は、ブレーキペダルに装着され、先端がフロアパネルに
当接するように配置される。そして、ブレーキペダルを
所定ストロークだけ移動させると、リミットスイッチが
作動する。チェッカーは、このリミットスイッチの信号
を受信するが、このときのブレーキ・ランプスイッチの
作動信号に基づき、両スイッチ相互の作動関係を検知す
る。これによりブレーキ・ランプスイッチが適正に作動
しているか否かを的確に判断することができる。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図3に基づき、従来例と実質
的に同一部材には同一符号を用いて、本発明によるブレ
ーキペダルユニットの作動調整装置の好適な実施例を説
明する。
【0010】図1は、本実施例におけるブレーキペダル
ユニットの作動調整装置10を装着した状態を示してい
る。ここで先ず、ブレーキペダルユニットまわりの基本
構成は、前述した従来例のものと実質的に同様であり、
従ってブレーキペダル1は、ボディ側に枢支されたブレ
ーキアーム2によって支持されている。ブレーキアーム
2は、プッシュロッド3及びナット4を介してブレーキ
ブースタ5と連結されると共に、ブレーキ・ランプスイ
ッチ6とも連結されている。
【0011】作動調整装置10は、図2に示されるよう
に長手方向に伸縮可能に構成されていて、その一端にて
ブレーキペダル1と連結し、他端がフロアパネル7に当
接するように配置される調整治具本体20と、調整治具
本体20の適所に付設され、ブレーキペダル1の所定の
作動ストロークに対応して作動するようにしたリミット
スイッチ30と、ブレーキ・ランプスイッチ6及びリミ
ットスイッチ30と接続し、これらのスイッチ6,30
の作動信号により相互の作動関係を検知し得るように回
路構成されたチェッカー40と、を備えている。
【0012】調整治具本体20は、相互にスライド可能
に嵌合する内側及び外側の2重筒体により構成され、長
手方向に伸縮自在となっている。その筒体内には圧縮コ
イルスプリング21が装着されており、調整治具本体2
0を所定の長さに維持するようになっている。調整治具
本体20の一端には、ブレーキペダル1と連結させるた
めのホルダ部22が設けられ、更に両者を弾発的に係合
させるように引張スプリング23が設けられている。ま
た調整治具本体20の他端には、シャフト24が長さ調
節可能に取り付けられている。このシャフト24の調節
により、調整治具本体20の全体の長さLを調節するこ
とができるが、該シャフト24はナット25によって適
宜の位置で固定される。また、調整治具本体20の外側
部には、ホルダ部22に対するストッパ26が突出形成
されている。
【0013】リミットスイッチ30は、取付用ブラケッ
ト31を介して調整治具本体20に固定される。このリ
ミットスイッチ30とホルダ部22との距離は、ブレー
キ・ランプスイッチ6を点灯させるべきペダルストロー
クSとして設定される。このペダルストロークSは、調
整治具本体20に設けた調節ねじ32によって適宜調節
される。
【0014】図3は、チェッカー40の構成例を示して
いる。図において、41は電源、42は回路起動スイッ
チ、43はLED等の発光素子で成る「OK」表示用の
チェッカーランプ、44はLED等の発光素子で成る
「NG」表示用のチェッカーランプ(ペダルストローク
確認用ランプ)、そして45,46はそれぞれ抵抗器で
ある。また、これらの回路構成素子等と共に、ブレーキ
・ランプスイッチ6及びリミットスイッチ30が図示の
ように接続されている。
【0015】次に、上記のように構成された本発明によ
るブレーキペダルユニットの作動調整装置10の作用を
説明する。先ず、調整治具本体20の長さL調節用のナ
ット25を緩めて、シャフト24をスライドさせ、その
長さLをブレーキペダル1の所定の高さHに対応するよ
うに設定する。ブレーキペダル1を調整治具本体20の
ホルダ部22に嵌め込み、プッシュロッド3及びナット
4を調節し、ブレーキペダル1の高さを調整治具本体2
0の長さLと整合させる(図1参照)。なお、完成車の
場合においてはシャフト24の先端を、フロアパネル7
上に敷設されたカーペット8に突き刺して、該フロアパ
ネル7に当接させる。
【0016】このように調整治具本体20を装着した状
態でブレーキペダル1を所定のペダルストロークSだけ
移動させると、リミットスイッチ30が作動する。チェ
ッカー40は、ブレーキ・ランプスイッチ6及びリミッ
トスイッチ30と接続されているが、これらのスイッチ
6,30の作動信号が入力され、両スイッチ6,30相
互の作動関係を検知することができる。つまり、例えば
リミットスイッチ30が働いている状態、即ちチェッカ
ーランプ44(NG)が消灯している状態において、チ
ェッカーランプ43(OK)が点灯する場合、このとき
ブレーキ・ランプスイッチ6の隙間Gが適正値になって
いないから、この場合にはチェッカーランプ43(O
K)が消灯するまで、ブレーキ・ランプスイッチ6側の
隙間Gを調整する。またリミットスイッチ30が働いて
いる状態で、チェッカーランプ43(OK)が点灯しな
いままの場合には、上記とは反対の調整操作が行われ
る。
【0017】本発明装置において、リミットスイッチ3
0の作動信号に基づいて、ブレーキペダル1の高さH及
びブレーキ・ランプスイッチ6の隙間Gの関係の適否に
ついて報知手段を構成することができ、これによりブレ
ーキ・ランプスイッチ6の隙間Gの調整を容易且つ的確
に行うことができる。この場合、ブレーキペダル1のペ
ダルストロークSによってブレーキ・ランプスイッチ6
の隙間Gを調整するから、ブレーキペダル1の高さHの
バラつきに関係なく、ブレーキ・ランプスイッチ6の点
灯のタイミングを常に一定に設定することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
レーキ・ランプスイッチ等の作動を簡単に且つ正確に判
別し、適正な作動を保証することができる。また特に、
完成車において調整する場合においてもカーペットをと
ることなく、作業を容易に行うことができる。更に、調
整治具の長さ調整等の作業を車外にて行うことができ、
作業し易く、正確な寸法出しを行うことができることに
加え、スケール測定によらずに治具合わせによる作業で
あるから、正確且つ容易に作業することができる等の利
点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレーキペダルユニットの作動調
整装置の実施例における装着時の状態を示する図であ
る。
【図2】本発明によるブレーキペダルユニットの作動調
整装置の斜視図である。
【図3】本発明によるブレーキペダルユニットの作動調
整装置に係るチェッカーの回路構成図である。
【図4】従来のブレーキペダルユニットまわりの構成例
を示す図である。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 2 ブレーキアーム 3 プッシュロッド 4 ナット 5 ブレーキブースタ 6 ブレーキ・ランプスイッチ 7 フロアパネル 8 カーペット 10 作動調整装置 20 調整治具本体 21 圧縮コイルスプリング 22 ホルダ部 23 引張スプリング 24 シャフト 25 ナット 30 リミットスイッチ 31 取付用ブラケット 40 チェッカー 41 電源 42 回路起動スイッチ 43,44 チェッカーランプ 45,46 抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルを支持するブレーキアー
    ムが、ブレーキブースタ及びブレーキ・ランプスイッチ
    とそれぞれ連結され、ブレーキペダルの高さに応じてブ
    レーキ・ランプスイッチを作動させるようにしたブレー
    キペダルユニットにおいて、 長手方向に伸縮可能に構成されていて、その一端にて前
    記ブレーキペダルと連結し、他端がフロアパネルに当接
    するように配置された調整治具本体と、 前記調整治具本体に付設され、前記ブレーキペダルの所
    定の作動ストロークに対応して作動するようにしたリミ
    ットスイッチと、 前記ブレーキ・ランプスイッチ及び前記リミットスイッ
    チと接続し、これらのスイッチの作動信号により相互の
    作動関係を検知し得るように回路構成されたチェッカー
    と、を備えていることを特徴とするブレーキペダルユニ
    ットの作動調整装置。
JP16412594A 1994-07-15 1994-07-15 ブレーキペダルユニットの作動調整装置 Pending JPH0826102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16412594A JPH0826102A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ブレーキペダルユニットの作動調整装置

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JP16412594A JPH0826102A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ブレーキペダルユニットの作動調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0826102A true JPH0826102A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15787227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16412594A Pending JPH0826102A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ブレーキペダルユニットの作動調整装置

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JP (1) JPH0826102A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6747108B1 (en) 1998-07-13 2004-06-08 Daikin Industries, Ltd. Modified polytetrafluoroethylene fine powder and process for preparing the same
US7009018B2 (en) 2002-12-19 2006-03-07 Asahi Glass Company, Limited Tetrafluoroethylene copolymer
US9650479B2 (en) 2007-10-04 2017-05-16 W. L. Gore & Associates, Inc. Dense articles formed from tetrafluoroethylene core shell copolymers and methods of making the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6747108B1 (en) 1998-07-13 2004-06-08 Daikin Industries, Ltd. Modified polytetrafluoroethylene fine powder and process for preparing the same
US7009018B2 (en) 2002-12-19 2006-03-07 Asahi Glass Company, Limited Tetrafluoroethylene copolymer
US9650479B2 (en) 2007-10-04 2017-05-16 W. L. Gore & Associates, Inc. Dense articles formed from tetrafluoroethylene core shell copolymers and methods of making the same
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