JPH08260830A - フラッシュパネル用基材 - Google Patents

フラッシュパネル用基材

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Publication number
JPH08260830A
JPH08260830A JP9163495A JP9163495A JPH08260830A JP H08260830 A JPH08260830 A JP H08260830A JP 9163495 A JP9163495 A JP 9163495A JP 9163495 A JP9163495 A JP 9163495A JP H08260830 A JPH08260830 A JP H08260830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
panel
decorative sheet
honeycomb
flash panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9163495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Iwamoto
正秋 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP9163495A priority Critical patent/JPH08260830A/ja
Publication of JPH08260830A publication Critical patent/JPH08260830A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 框を形成するにおいて補強フレーム以外の部
分でも化粧シート貼着時のラッピングマシンのローラー
の押圧力に耐え、しかも全体の重量も極力従来と同程度
に抑えたフラッシュパネル用基材を構成する。 【構成】 四方枠組みされた外フレーム3の両面に薄板
を接着して構成されるフラッシュパネルにおいて、枠組
の両端部近傍にハニカムパネル1が配置され、このハニ
カムパネル1間にハシゴ状の補強フレーム2が配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主としてドア製品に
用いられる芯材の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、合板、パーティクル
ボード、中比重繊維板等からなるハシゴ状に構成された
フレーム3a、3bからなるフラッシュパネル用基材が
公知である。この基材は図4に示すように両面に化粧シ
ート5等が貼着された薄板4を接着して主にドア製品用
として採用されている。この基材によって構成された製
品は非常に軽量で反り等の変形も少ない優れたものであ
る。
【0003】ここで、外観の意匠を向上させるために左
右両端部に凹部を形成していわゆる框9を形成する場合
があるが、薄板4をルーター等で凹部7とその両端部近
傍を所望の形状に切削加工するとともにその框とする部
分の化粧シートを剥離させ、この後、意匠的に異なる別
体の化粧シート6をラッピングマシンで貼着する方法で
求める製品を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、化粧シート
6を貼着させるラッピングマシンのローラー8の押圧力
に薄板4が補強フレーム3b以外の部分で強度的に耐え
きれずに破損する問題点があった。この発明は、框を形
成する際、補強フレーム以外の部分でも化粧シート貼着
時のラッピングマシンのローラーの押圧力に耐え、しか
も重量を極力従来と同程度に抑えたフラッシュパネル用
基材を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、四方枠組み
された外フレームの両面に薄板を接着して構成されるフ
ラッシュパネルにおいて、枠組の両端部近傍にハニカム
パネルが配置され、このハニカムパネル間にハシゴ状の
補強フレームが配置されたことを特徴とするフラッシュ
パネル用基材を採用することにより解決される。
【0006】
【作用】この発明によれば、請求項1記載の構成ではラ
ッピングマシンのローラーによって押圧される部分にハ
ニカムパネルが配置されているので、化粧シート貼着時
のローラーの押圧力にも十分に耐えうる構造となる。
【0007】また、請求項2の構成ではハニカムパネル
の所定位置に芯材を配置することによって、取っ手の取
り付け強度を高めることができる。
【0008】
【実施例】図1に示すように、四方枠組みされた外フレ
ーム3の両面に薄板を接着して構成されるフラッシュパ
ネルにおいて、両端部近傍にハニカムパネル1が配置さ
れるとともに、このハニカムパネル1間にハシゴ状の補
強フレーム2が配置されている。
【0009】各フレーム2、3を構成する部材として
は、合板、パーティクルボード、中比重繊維板等の常用
の木質板が一般的に用いられるが、FRP等の強化プラ
スチックやアルミニウム等の軽金属なども使用すること
ができ、軽量な材質であれば全て採用できる。
【0010】ハニカムパネル1はダンボールや極薄のア
ルミニウム等から構成され、形状は限定されるものでは
ない。実施例では格子状のものを用いている。厚さは各
フレーム2、3の厚さと同程度とし、これより薄いとラ
ッピングマシンのローラーの押圧力で薄板4が窪んでハ
ニカムパネル1を配置した意味がない。
【0011】ここで、このフラッシュパネル用基材をド
ア製品用として採用する際、ドアの取っ手部材を取り付
ける箇所に芯材10を配置させると、取り付け強度を高
めることができてよい。この芯材10は通常の取っ手金
具を取り付ける際は合板やパーティクルボード、中比重
繊維板でもよいが、芯材10をくり抜いて引戸等の取っ
手とする場合は天然木無垢材を用いると切削加工部が毛
羽立たず好ましい。
【0012】この後は、合板や中比重繊維板からなる薄
板4の表面に突板や印刷紙、エンボス塩化ビニル樹脂シ
ート等からなる化粧シート5を貼着し、これを先のフラ
ッシュパネル用基材の両面に接着してフラッシュパネル
が構成される。
【0013】そして、框9を形成する際はルーター等で
フラッシュパネルに凹部7とその両端部近傍を所望の形
状に切削加工するとともにその部分の化粧シート5を剥
離させて、この後、意匠的に異なる別体の化粧シート6
をラッピングマシンで貼着して図2に示すような求める
ドア製品を構成する。例えば、薄板4に貼着された化粧
シート5が天然木の柾目模様であれば框部の化粧シート
6は板目模様としたりする。こうすると、無垢の框部材
で構成された高級な外観を演出できる。
【0014】なお、框9は外フレーム3を所望の形状に
切削加工することにより毛羽立ちが発生するので、その
部分に貼着される化粧シート6の強度が乏しいと破れた
り凹凸を生じる恐れがある。このような場合は、化粧シ
ート6の裏面に樹脂シート等からなるバッカー材(図示
せず)を介しておくと強度が高められて好ましい。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、請求項1記載の構成
では化粧シート貼着時にラッピングマシンのローラーに
押圧される部分にハニカムパネルが配置されているの
で、ローラーの押圧力に十分に耐えうる構造となり、フ
ラッシュパネルの製造時に不良品の発生率を低減させる
ことができる。また、補強体であるハニカムパネルはき
わめて軽量であるから全体の重量もさほど増大せず、従
来と同じように両面に薄板を接着してフラッシュパネル
を構成し軽量で品質の良いドア製品を得ることができる
とともに、従来と比較してハシゴ状補強フレームが加わ
るのでさらに反り等の変形防止に役立つ。
【0016】また、請求項2の構成ではハニカムパネル
の所定位置に芯材を配置することによって、取っ手の取
り付け強度を高めることができ、頻繁に操作される取っ
手の耐久性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるフラッシュパネル用基
材の斜視面図
【図2】この発明の実施例であるフラッシュパネル用基
材を用いたドア製品の断面図
【図3】従来のフラッシュパネル用基材の斜視面図
【図4】従来のフラッシュパネル用基材を用いたドア製
品の製造工程図
【符号の説明】
1 ハニカムパネル 2 補強フレーム 3 外フレーム 10 芯材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四方枠組みされた外フレームの両面に薄
    板を接着して構成されるフラッシュパネルにおいて、枠
    組の両端部近傍にハニカムパネルが配置され、このハニ
    カムパネル間にハシゴ状の補強フレームが配置されたこ
    とを特徴とするフラッシュパネル用基材。
  2. 【請求項2】 ハニカムパネルの所定位置に芯材が配置
    されたことを特徴とする特許請求の範囲請求項1記載の
    フラッシュパネル用基材。
JP9163495A 1995-03-23 1995-03-23 フラッシュパネル用基材 Pending JPH08260830A (ja)

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JP9163495A JPH08260830A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 フラッシュパネル用基材

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JP9163495A JPH08260830A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 フラッシュパネル用基材

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JPH08260830A true JPH08260830A (ja) 1996-10-08

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ID=14031976

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JP9163495A Pending JPH08260830A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 フラッシュパネル用基材

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JP (1) JPH08260830A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075343A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Eidai Co Ltd フラッシュパネル及びフラッシュパネルの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008075343A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Eidai Co Ltd フラッシュパネル及びフラッシュパネルの製造方法

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Legal Events

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040615