JP2002240005A - パーティクルボードを用いたドア - Google Patents

パーティクルボードを用いたドア

Info

Publication number
JP2002240005A
JP2002240005A JP2001037804A JP2001037804A JP2002240005A JP 2002240005 A JP2002240005 A JP 2002240005A JP 2001037804 A JP2001037804 A JP 2001037804A JP 2001037804 A JP2001037804 A JP 2001037804A JP 2002240005 A JP2002240005 A JP 2002240005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
particle board
frame
core material
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001037804A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hyodo
孝史 兵頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP2001037804A priority Critical patent/JP2002240005A/ja
Publication of JP2002240005A publication Critical patent/JP2002240005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量感と軽量さを併せもつ、パーティ
クルボードを用いたドアを安価に提供すること。 【解決手段】 縦枠および横枠からなる枠組みの内側
に、縦枠の長さ方向における内法の30%〜80%とな
る範囲にパーティクルボードを芯材として嵌入せしめ、
これら枠組みおよび芯材からなるコア部材の表裏両平面
に表面材を固着してなるパーティクルボードを用いたド
ア。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重量感を有しなが
ら軽量な、パーティクルボードを用いたドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集成材やパーティクルボードを枠
組み構成した枠材の表裏面に、プリント合板或は中密度
繊維板(MDF:Medium Density Fiberboard)を基板
としその外表面に突板や化粧紙或は塩化ビニルシート等
の化粧シートを貼着した化粧板を表面材として貼り合せ
たフラッシュ構造のドアが知られている。丁番やドアノ
ブ等の力が加わる部位には補強材を組み込むとともに、
場合によっては空洞部分にはハニカムコアやスチレンフ
ォームなどを組み込むことがなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の、軽量化を
指向したフラッシュ構造のドアは、中空であることに起
因して質感や重量感の欠如は如何ともし難く、高級感に
欠ける問題があった。また、従来の軽量ドアにあって
は、ハニカムコアやスチレンフォームなどが複合されて
おり、リサイクルが困難であった。
【0004】本発明は、重量感と軽量さを併せもつ、パ
ーティクルボードを用いた安価なドアを提供することを
目的とする。また、本発明は、廃棄に際してリサイクル
可能なドアを提供することを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、縦枠および横枠からなる枠
組みの内側に、縦枠の長さ方向における内法の30%〜
80%となる範囲にパーティクルボードを芯材として嵌
入せしめ、これら枠組みおよび芯材からなるコア部材の
表裏両平面に表面材を固着してなるパーティクルボード
を用いたドアである。
【0006】請求項2に記載の発明は、芯材として枠組
みの内側に嵌入されるパーティクルボードが、比重:
0.3〜0.6の範囲内にある軽量パーティクルボード
である請求項1に記載のパーティクルボードを用いたド
アである。
【0007】
【作用】本発明は叙上の構成になるから、無垢材のドア
並みの重量感を有し、しかも20kg以下と軽量なドア
を提供できる。また、ドアの廃棄に際しては、ドアにお
ける金具を取外せばそのままパーティクルボード製造用
原料としてリサイクルが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施
形態に則して説明する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明のパーティクルボードを用い
たフラット構成ドアの正面図、図2は、図1におけるA
−A矢視断面図である。
【0010】図1および図2において、1は芯材であっ
て、パーティクルボードからなる。本発明においては、
ドアの軽量化が発明の眼目の1つであるから、この実施
例においては、比重:0.3〜0.6の軽量パーティク
ルボードを用いている。
【0011】2は縦枠、3は横枠であり、これらはたと
えば合板やLVL(Laminated Veneer Lumber :単板積
層材)などを用いて構成することができる。4は表面板
であって、突板、化粧紙、塩化ビニルシートといった化
粧シートによって表面化粧が施された中密度繊維板(M
DF)等を用いることができる。表面板4は、縦枠2お
よび横枠3からなる枠組みならびに芯材1によって構成
されるコア部材の表裏両平面に接着剤を介して貼着され
る。
【0012】本発明においては、芯材1は、図1に示す
ように、縦枠2および横枠3からなる枠組みの内法の、
縦枠2の長さ方向における30%〜80%となる範囲に
設けられる。芯材1は、好ましくは、面の中心がドアの
面の中心と一致するように内設される。芯材1が内設さ
れている範囲外の枠組み内法部分は、中空のいわゆるフ
ラッシュ構造部分となる。芯材1は、この実施例におい
ては、枠組みの横枠3の長さ方向(ドアの幅方向)にお
いては、枠組みの内法一杯に設けられる。
【0013】芯材1が内設される範囲が、縦枠2の長さ
方向において、枠組みの内法の30%に満たないと、ド
アに重量感を出すことができず、重厚さに欠けることと
なる。一方、枠組みの内法の80%を超えると、ドアの
軽量化を図るという観点から好ましくない。
【0014】次に、本発明のパーティクルボードを用い
たフラット構成ドアの製造プロセスについて説明する。
先ず、合板、LVL等からなる木質枠材(縦枠2、横枠
3)を四方枠組みし、この枠体内側に芯材1として、枠
体長さ方向における内法の30%〜80%の範囲の寸法
をもち、比重が0.3〜0.6の軽量パーティクルボー
ドを嵌入する。
【0015】こうして形成された縦枠2および横枠3か
らなる枠体と芯材1とで構成されるコア部材(板状体)
表裏面に、突板化粧合板、プリント合板や表面化粧が施
された中密度繊維板(MDF)を、それ自体周知の酢酸
ビニル樹脂接着剤やアミノ系樹脂接着剤を介して貼着す
る。然る後、縦枠2における丁番取付け部位やドアノブ
取付け部位に、金具取付け用欠き込み加工を施す。
【0016】実施例1 厚さ:32mm、幅:120mmのLVLを四方枠組み
し、幅:724mm、長さ(高さ):2000mmのド
ア枠体を構成した。このドア枠体内側に比重:0.4、
厚さ:32mm、幅:484mm、長さ(高さ):10
56mm(ドア高さ方向の内法の60%)の軽量パーテ
ィクルボードを嵌入し、コア部材を構成した。
【0017】こうして得られたコア部材の表裏面に、厚
さ:2.3mmの中密度繊維板(MDF)の表面に厚
さ:0.3mmの強化化粧紙(段谷産業(株)製商品
名:PEP)を貼着した表面板を、接着剤を介して固着
した。
【0018】然る後、縦枠2における丁番取付け部位や
ドアノブ取付け部位に、金具取付け用欠き込み加工を施
してドアパネルとした。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、軽量にして重量感ある
ドアを安価に提供できる。また、パーティクルボードか
らなる芯材が内設される範囲を種々選択することによっ
て、重量感および軽量化何れかに力点を置いた種々の組
合わせが可能となる。さらに、ドアの廃棄に際しては、
ドアにおける金具を取外せばそのままパーティクルボー
ド製造用原料としてリサイクルが可能である。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、さらに軽
量なドアを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、パーティクルボードを用いたフラッ
ト構成ドアの正面図
【図2】図1におけるA−A矢視断面図
【符号の説明】
1 芯材 2 縦枠 3 横枠 4 表面板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦枠および横枠からなる枠組みの内側
    に、縦枠の長さ方向における内法の30%〜80%とな
    る範囲にパーティクルボードを芯材として嵌入せしめ、
    これら枠組みおよび芯材からなるコア部材の表裏両平面
    に表面材を固着してなるパーティクルボードを用いたド
    ア。
  2. 【請求項2】 芯材として枠組みの内側に嵌入されるパ
    ーティクルボードが、比重:0.3〜0.6の範囲内に
    ある軽量パーティクルボードである請求項1に記載のパ
    ーティクルボードを用いたドア。
JP2001037804A 2001-02-15 2001-02-15 パーティクルボードを用いたドア Pending JP2002240005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037804A JP2002240005A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 パーティクルボードを用いたドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037804A JP2002240005A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 パーティクルボードを用いたドア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002240005A true JP2002240005A (ja) 2002-08-28

Family

ID=18900876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001037804A Pending JP2002240005A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 パーティクルボードを用いたドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002240005A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100744904B1 (ko) * 2006-09-30 2007-08-01 김두필 가구도어구조
JP2009119648A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 板状材料、及びこれを用いた開きドア取付用縦枠

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100744904B1 (ko) * 2006-09-30 2007-08-01 김두필 가구도어구조
JP2009119648A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 板状材料、及びこれを用いた開きドア取付用縦枠

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110000167A1 (en) Wood door core including osb layers and method
JP2002240005A (ja) パーティクルボードを用いたドア
JPH0714082U (ja) 化粧板、及び、該化粧板からなる扉
JP2001234669A (ja) 軽量パーティクルボードを用いたドアおよびその製造方法
JP2009052207A (ja) 折り戸
JP2583731Y2 (ja) 化粧板、及び、その化粧板からなる扉
JP2000176915A (ja) 鋼板補強型木質系ボード及びその製造方法
JPH0518798Y2 (ja)
JP2003090177A (ja) 木製フラッシュパネル
JP2002147130A (ja) 軽量充実ドア及びその製造方法
CN214659759U (zh) 一种防火隔音的板层结构及应用该结构的生态门
JPH08260830A (ja) フラッシュパネル用基材
JP2002154192A (ja) 化粧板の製造方法
JP2597757Y2 (ja) 化粧板、又は、該化粧板からなる扉
JP3857904B2 (ja)
EP0921261A1 (en) Reinforced door and related fabrication process
JPH1046929A (ja) 扉用パネル
JP3171757B2 (ja) 後化粧用板
JP3407296B2 (ja) 芯材および框材
JP3030683B2 (ja) 化粧パネル
JP3169806B2 (ja) 複合板の接合構造
JP2002272579A (ja) 屏風及び蝶番
JPH0996169A (ja) 鏡板、桟、および木質ドアパネル
JP3445756B2 (ja) 建具用芯材
JPH1162413A (ja) クロゼット扉

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20041129