JPH08259187A - ブレーキで調節できるクラッチを有するチェーンホイスト - Google Patents

ブレーキで調節できるクラッチを有するチェーンホイスト

Info

Publication number
JPH08259187A
JPH08259187A JP8043317A JP4331796A JPH08259187A JP H08259187 A JPH08259187 A JP H08259187A JP 8043317 A JP8043317 A JP 8043317A JP 4331796 A JP4331796 A JP 4331796A JP H08259187 A JPH08259187 A JP H08259187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
braking
chain hoist
brake
hoist according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8043317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3805419B2 (ja
Inventor
Ismo Kuivamaeki
イスモ・クイヴアメキ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
L SHIYUTAALE FUERUDERUTEHINIKU GmbH
R Stahl Foerdertechnik GmbH
Original Assignee
L SHIYUTAALE FUERUDERUTEHINIKU GmbH
R Stahl Foerdertechnik GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by L SHIYUTAALE FUERUDERUTEHINIKU GmbH, R Stahl Foerdertechnik GmbH filed Critical L SHIYUTAALE FUERUDERUTEHINIKU GmbH
Publication of JPH08259187A publication Critical patent/JPH08259187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3805419B2 publication Critical patent/JP3805419B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D67/00Combinations of couplings and brakes; Combinations of clutches and brakes
    • F16D67/02Clutch-brake combinations
    • F16D67/06Clutch-brake combinations electromagnetically actuated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D3/00Portable or mobile lifting or hauling appliances
    • B66D3/18Power-operated hoists
    • B66D3/20Power-operated hoists with driving motor, e.g. electric motor, and drum or barrel contained in a common housing
    • B66D3/22Power-operated hoists with driving motor, e.g. electric motor, and drum or barrel contained in a common housing with variable-speed gearings between driving motor and drum or barrel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動モータ(9)と、この駆動モータ(9)
に接続された伝動装置(15)と、制動装置(77)
と、クラッチ装置(64、65)とを有するチェーンホ
イスト(1)にある。 【解決手段】 クラッチは選択的に可能な制動予備緊張
装置(77、82)によって選択的に相互に摩擦係合し
て予備緊張可能であり、制動予備緊張装置(77、8
2)が非解除状態ではクラッチ(64、65)に作用す
る予備緊張力が強まるようにクラッチ(64、65)に
追加の力を作用させるように構成した。 【効果】 すべりモーメント或いは摩擦モーメントを外
側から手が届くナット75によって容易に調節できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駆動モータと、
この駆動モータに接続された伝動装置と、制動装置と、
摩擦クラッチとを有するチェーンホイストであって、伝
動装置は少なくとも入力軸と、荷重媒体昇降装置に連結
された出力軸とを有し、伝動装置は駆動モータ及び荷重
媒体昇降装置と共に駆動ラインを形成し、制動装置は駆
動ラインに作用し、少なくとも1個の回転不能な制動部
材と少なくとも1個の、駆動ラインと共に回転する制動
部材とを有し、これらの制動部材は選択的に解除可能な
制動予備緊張装置によって選択的に相互に摩擦係合して
予備緊張可能であり、摩擦クラッチにより駆動ラインが
2つの部分に分かれ、すべりクラッチは少なくとも1個
の駆動されるクラッチ部材と少なくとも1個の駆動する
クラッチ部材とを有し、これら2つのクラッチ部材はク
ラッチ予備緊張装置によって相互に摩擦係合して予備緊
張するように構成したチェーンホイストに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許公開公報33305560に
電気チェーンホイストについて記載がある。この電気チ
ェーンホイストにはケーシング内に円筒状の電機子を備
えた誘導モータがある。この誘導モータは摩擦クラッチ
を介してギア入力軸を駆動する。ギアの出力軸は電機チ
ェーンホイストのスプロケットに回転不能に連結されて
いる。
【0003】ギア入力軸から離れている電機子側面には
円錐ブレーキがある。円錐ブレーキはばねによって制動
装置に連結してある。制動を解除するためにプランジャ
タイプ電機子を設けてある。プランジャタイプ電機子は
モータ電機子と同軸であって、モータが回転すると引き
寄せられる。このような構造によってブレーキは摩擦ク
ラッチを突き抜けて作用し、その結果摩擦クラッチが最
大限に許容するより大きな制動モーメントをチェーンの
ために生み出してやることができない。通常静摩擦は動
摩擦より大きいので、ブレーキが引っ込んでいても昇降
具はフックにかかっている貨物を支えきれなくなること
がある。何となればクラッチが滑り抜けるからである。
このような状況は次のような場合に起こる。即ち貨物を
持ち上げることができるクラッチが先ず静摩擦の範囲で
使用され、その後は何かの障害、たとえば貨物が何かに
ちょっとひっかかったり或いはまた摩擦クラッチのトル
ク限界を越えるような、チェーンに生じる縦の振動によ
って更に動摩擦になるような場合である。電機子が停止
し、阻止ブレーキが引っ張られる場合でさえ貨物は更に
降下する。というのは摩擦クラッチは動摩擦の状態から
静摩擦の状態へはもはや戻ることがないからである。
【0004】従ってブレーキを、モータ側から見て摩擦
クラッチの後方にある、昇降具の駆動ラインの部分に置
くのが好都合である。このらうな解決策はたとえば公告
されていないドイツ特許公報4408578から知られ
ている。制動モーメントは摩擦クラッチのすべりモーメ
ントと無関係に設定することができ、このことによって
昇降具は限界荷重条件がある場合でさえ摩擦クラッチを
すべらせることになっても貨物を安全に保つことができ
る。
【0005】この解決策ではモータの始動とブレーキの
解除との間の時間的な関係を極めて厳密に維持すること
ができる。たとえばブレーキが、貨物を持ち上げたとき
モータが始動するより早く開いたとすると、先ず貨物が
モータによって持ち上げられる前に降下する。逆に先ず
モータが始動し、そののちブレーキが緩められると、引
き締められていたブレーキは摩擦クラッチをすべり抜か
せ、あとはもう昇降具でより小さい貨物を動摩擦の際の
摩擦係数に応じて持ち上げることができる。
【0006】この問題をドイツ特許公報3710332
ではすべり回転子モータによって解決する。このすべり
回転子モータはモータとブレーキを強制的に同期させ
る。無論円錐形電機子を有するこのようなすべり回転子
モータは製造に多額の費用がかかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、制動
モーメントが摩擦クラッチの設定されたすべりモーメン
トとは無関係であり、ブレーキが摩擦クラッチをすべら
せる危険のない昇降具の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、制動予備緊張装置が非解除状態ではクラッチ部材に
追加の力を加えてクラッチ部材に作用する予備緊張力を
高めるように構成することにより解決される。この発明
による昇降具ではブレーキは、モータ側から見て摩擦ク
ラッチの後方にある駆動ラインの部分に作用する。対応
する構造の構成によってブレーキに初応力を生じさせる
装置が同時に摩擦クラッチにも作用する。ブレーキを緩
めていないときはこの処置によって摩擦クラッチのすべ
りモーメントを最大限に高める。寸法を合わせることに
より摩擦クラッチは、ブレーキが緩んでおらず且つモー
タに通電しているときは静摩擦の状態に止まり、モータ
の始動を確実に阻止することができる。この状態から出
発してブレーキが緩められると、昇降具はいままで通り
静摩擦の状態にある摩擦クラッチで始動する。即ち摩擦
クラッチがより大きな回転モーメントを伝達することが
できる状態においてである。
【0009】従ってモータ電流の通しとブレーキの解除
の時期的制御は比較的容易である。必要なのは、モータ
電流が通った後に制動を解除するという条件を守ること
である。ブレーキの応答時間はこの発明の場合にはもう
考慮する必要がない。正にこの時間は著しい見本分散に
圧倒され、本質的に、磁気で作動したブレーキのどの位
の過電圧で制動磁石が励磁されるかにかかっている。通
常一定の条件では瞬間的な定格電圧でブレーキの感応時
間が変動し、このことは公知の解決策では定格電圧の高
さによって昇降具がときどき滑り抜けるクラッチで始動
する結果になっているが、この発明では始動は滑り抜け
ないクラッチで常に確保することができる。
【0010】滑りクラッチをブレーキ側から見て二部分
構成のブレーキ板として構成し、ブレーキが引き締めら
れるとクラッチ板どうしの押圧力が自動的に強まるよう
にすると構造は非常に簡単になる。このような構成は、
少なくとも1個の出力側のクラッチ部材が同時に少なく
とも1個の回転する制動部材であるか或いはこの回転す
る制動部材に回転不能に接続している場合である。
【0011】制動面が平滑面であればきわめて正確に再
現可能な状態になる。一方では摩擦面の早期磨耗と、そ
して他方では複雑な組み立ては、クラッチ装置か或いは
制動装置が軸方向に浮動し、しかも傾倒しないように支
承されれば回避される。ブレーキの引き締めに際しては
クラッチ装置が浮動支承される場合にはクラッチ装置が
軸方向に対応して制動面と制動面の間の中心に位置する
ことができる。またこれとは反対にクラッチ装置が軸方
向に固定されると制動装置全体がそれに対応して軸方向
に摺動することができる。ブレーキが開くと傾倒しない
浮動支承によって摩擦面の個々の部分に条痕がつかな
い。
【0012】これ以上の構成は請求項2以下に記載す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に実施例をいくつか示した図
にもとづいて説明する。図1は図2に示した駆動機構を
内設したケーシング2を有するチェーンホイスト1を極
めて概略的に示した図である。下側から丸形リンク5が
出ている。丸形リンク5の下端部には引っかけ具6を取
り付けてある。チェーンホイスト1の固定はフック7を
図示してない、位置固定した構造物にかけることで行わ
れる。
【0014】図2に断面で示すように、駆動機構は同期
モータ9を有する。この同期モータ9は界磁捲線11を
有する。この界磁捲線11の円筒状の孔12にはかご形
回転子を通してある。駆動機構には更に、断面のみを図
示したチェーンスプロケット14がある。このチェーン
スプロケット14の上方に、同期モータ9から離れた側
面に二段遊星歯車15がある。二段遊星歯車15に隣接
してクラッチ・ブレーキの組み合わせ装置16がある。
このクラッチ・ブレーキの組み合わせ装置16には同期
モータ9とチェーンスプロケット14の間の駆動ライン
がある。この駆動ラインはクラッチ装置によって二つの
部分に分かれている。
【0015】チェーンホイスト1のケーシング2はケー
シング中央片17から形成される。ケーシング中央片1
7はその外側周面に周方向にリブ18を有する。これら
のリブは、横方向から見ると、ケーシング2をほぼ正方
形に見せる。ケーシング2はこれらのリブ18があるた
めに長手方向に一定不変の外形を有する。しかし実際は
ケーシングの本体は本質的に管状である。
【0016】中央片17の左側の端部はカバー19で被
われている。カバー19は補足的な中心肩部21を介し
て中央片17の正しい位置に保持される。右側の端部で
は中央片17に同じ輪郭の外形を有するブレーキハウジ
ング22が続いており、このブレーキハウジング22の
内部にはブレーキ装置16を収納してある。ブレーキハ
ウジング22も周方向に対応する冷却リブ23を備えて
いる。
【0017】中央片17から離れている、ブレーキハウ
ジング22の端部は別の端部カバー24で閉鎖されてい
る。端部カバー24は実質上端部カバー19と鏡像対称
になっている。両方の端部カバー19と24はケーシン
グ2を介して横で同じ側面につながっているので、側面
にほぼC字型の開口部が形成される。この側面開口部に
制御ケーシング25が設けてある。この制御ケーシング
25には、図示してない接続端子、接触子、電子制御部
材等を入れてある。側面に突出するカバー19と24は
制御ケーシング25を保護する。制御ケーシング25は
通常プラスチックから成り、チェーンホイスト1の縦軸
線に関して平衡を図る。カバー19と24の重量が十分
でない場合はカバー19と24の重量を増やすことがで
きる。
【0018】カバー19からは円形孔26が中央片17
へ通じており、この円形孔26内にステータ11のシー
トパックが摩擦抵抗してしっかり固定されている。電機
子13は中空軸27上に回転不能に設けられている。こ
の中空軸27は左端部で深溝型玉軸受28によって支承
されている。深溝型玉軸受28は孔26と同軸の円筒状
支承孔29の中にある。円筒状支承孔29は端部カバー
19の、内側へ向いた管状の延長部31にある。中空軸
27の他端を支承するために深溝型玉軸受32があり、
深溝型玉軸受32は支承孔33に装入されている。支承
孔33は孔26の内部へ突出している管状の延長部34
にあり、延長部34は中央片17中に形成された分離壁
35から突出している。
【0019】中央片17には分離壁35から離して別の
分離壁36を設けてあり、これにより両方の分離壁35
と36の間にチェーンスプロケットケーシング37が設
けられている。そこにあるチェーンスプロケット14は
中空軸38と一体に形成されており、中空軸38はチェ
ーンスプロケット14の両側で2つの深溝型玉軸受39
と41の間に回転可能に支承されている。深溝型玉軸受
39と41は支承孔42と43に挿入されている。支承
孔42は支承孔33と同軸に管状の延長部34に設けて
あり、一方支承孔43は分離壁36の対応する厚みの部
分に設けられている。支承孔43の直径は、図2で右か
ら深溝型玉軸受39もチェーンスプロケット14も通す
ことができるような大きさにしてある。というのは支承
孔43の直径はチェーンスプロケット14の最大直径よ
り大きいからである。
【0020】分離壁36の右へケーシング2の内部空間
が拡張され、そこに支承孔42と43とに同軸の孔44
があり、この孔44に内歯歯車45を押し込んである。
この中空車45は二段の遊星歯車15の2つの段に対し
て共通である。チェーンスプロケット14に隣接する段
は3個の遊星歯車46を有し、これらの遊星歯車は付属
の歯車支持体48の軸47に回転可能に支承されてお
り、中空歯車45とかみ合う。歯車支持体48は歯型部
49によって右へ深溝型玉軸受41から突出する、中空
軸38の端部に回転不能に連結されている。
【0021】前記第二段の3個の遊星歯車46を用いて
太陽歯車51を浮かせてある。太陽歯車51の長さは遊
星歯車46の幅より大きいので、左側で中間板52を介
して隣接の、軸38の端面に沿って回転しだすと、太陽
歯車51は右の方へ行って遊星歯車46より出っ張る。
太陽歯車51のこの突出部分は二段の遊星歯車装置15
の第一段の1個の歯車支持体54の相補有歯孔53に嵌
まる。遊星歯車装置15の軸55の上には全部で3個の
遊星歯車56があり、これらの3個の遊星歯車56は1
個の太陽歯車57を浮遊させて支承し、この太陽歯車5
7も右の方へ突出してブレーキケーシング22に入って
いる。
【0022】モータ9と遊星歯車装置15の間の伝動結
合は嵌挿軸または中間軸58によりなされる。嵌挿軸ま
たは中間軸58はその外側面に一貫して断面歯型部を有
する。電機子13の中空軸27の左端には断面歯型部6
1がある。この断面歯型部61は嵌挿軸58の断面歯型
部と相補う。ここから嵌挿軸58は中空軸27、チェー
ンスプロケット14の中空軸38を通り抜け、そこから
中空の太陽歯車51と太陽歯車57を通り抜けてクラッ
チ・ブレーキユニット16の内部に入る。嵌挿軸58は
左側の、モータ側の端部で対応する溝にあるスナップリ
ング62によって軸方向に右方向へ保持されている。ス
ナップリング62は中空軸27の端面のはさみ板63を
介して支承される。その他、嵌挿軸58は太陽歯車5
1、太陽歯車57、チェーンスプロケット14の中空軸
38に対して自由に回転可能である。
【0023】組み合わされたクラッチ・ブレーキユニッ
ト16は、相互に平行で且つ平らで環状の2枚のクラッ
チ板64と65を有する。これらのクラッチ板64と6
5は相互に摩擦抵抗をもって係合する。そのためにこれ
らのクラッチ板64と65は図示のように摩擦ライニン
グをもっている。熱工学上の理由から、前記2枚のブレ
ーキ板64または65のうち小さい摩擦ライニングをも
つ方は比較的厚く形成して大きな熱容量が与えられ、ク
ラッチが前記の長い時間摩擦ライニングが損傷すること
なく擦ることができる。図示した、クラッチ板64と6
5は偏平な形状に替えて円錐状の摩擦面をもつこともで
きる。
【0024】クラッチ板64は被駆動板であり、従って
ボス66を備えていて、このボス66は嵌挿軸58の断
面歯型部と相補う断面歯型部によって嵌挿軸上を軸方向
に摺動するが、しかし嵌挿軸58には回転不能に接続さ
れている。他のクラッチ板65は出力側或いは被駆動側
のクラッチ板であって、このクラッチ板は嵌挿軸58に
対して回転するように緩くしてあり、そのために嵌挿軸
58の輪郭上に軌道輪67を設けてある。クラッチ板6
5にもボス68があり、このボス68は太陽歯車57の
外側歯型部に合う内側歯型部をもつ。太陽歯車57は図
示のようにクラッチ・ブレーキユニット16の方へ延長
されており、この延長部分がクラッチ板65のボス68
に嵌まる。このようにして軸方向には摺動するが、回転
しない結合がクラッチ板65と太陽歯車57との間に生
じる。
【0025】支承は玉軸受69でなされる。この玉軸受
69はブレーキケーシング22の分離壁72の孔71の
中にある。玉軸受69にはボス68が回転可能に支承さ
れている。玉軸受69用の支承孔71は当接肩部を備え
ており、ボス68も当接肩部73を持ち、従って右から
左へ向かってクラッチ板65に作用する軸方向作用力が
これらの肩部を介してケーシング2の中へ導入される。
【0026】クラッチ板64と65を摩擦係合するよう
に初応力を生じさせるためにクラッチ板64から右へ突
出する、嵌挿軸58の部分の上には圧縮ばねとして作用
するコイルばね74がある。このコイルばね74は嵌挿
軸58の対応するねじに嵌挿されたナット75によって
予備緊張される。場合によってはナット75とばね74
との間かばね74とクラッチ板64のボス66との間か
に、符合はつけてないが、図示したはさみ板を入れる。
【0027】クラッチ板64と65は同時にブレーキ板
であり、従ってこれらのブレーキ板の外側に向けられた
面、即ち相互に反対側に向けられた面にブレーキライニ
ング76を備えている。これらのブレーキライニングの
直径はクラッチ板64または65のクラッチライニング
の直径と合致する。これらのブレーキライニング76は
位置固定ブレーキ装置77と共に作用する。この位置固
定ブレーキ装置77はブレーキケーシング22の内部に
軸方向に摺動する、鉢状の継鉄79とその中にある界磁
捲線81とを有する電磁石78を有する。継鉄79はケ
ーシング内にある案内溝によって回転が確保されてい
て、案内溝内には継鉄79の対応延長部が滑るように収
納されている。
【0028】継鉄79は、開放側面が2つのクラッチ板
64及び65の方へ向けられている。その他に継鉄79
には貫通孔82があり、この貫通孔82に嵌挿軸58を
通してある。継鉄79の開口部前には環状のブレーキ板
83があり、このブレーキ板83は圧縮ばね84によっ
てクラッチ板64の方へ押されている。つる捲線状の圧
縮ばねの形のばね84は向き合う、孔82の後方の肩部
に支承されている。別の環状のブレーキ板85はブレー
キ板65と分離壁72との間にある。このブレーキ板は
数個のねじ86によって回転しないようにしてあるが、
軸方向には摺動するように継鉄79に連結されている。
継鉄79にはこの目的でネジ86をねじこんだねじソケ
ットがある。
【0029】図3はブレーキユニット77の背側の端面
を示している。図からわかるようにブレーキケーシング
22は内側面91に多数のリブ92を有する。これらの
リブは嵌挿軸58の軸線に平行に設けてあり、それぞれ
組になっている溝93と境界を接している。これらの溝
93の中にはたて方向に摺動する延長部94がある。こ
れらの延長部は継鉄79、ブレーキ板83、ブレーキ板
85に沿って設けてある。これらの延長部94と溝93
とによりブレーキユニット77はブレーキケーシング2
2の内部で回転不能であり、ブレーキが解除されると傾
倒して、ブレーキ板83とブレーキ板85の下部領域に
不均一な磨耗が生じることがある。
【0030】以上に記載したチェーンホイスト1の取り
付けは以下に記載する通りである。即ち鋳物粗材にまず
孔26、44、支承孔33、42、43を相互に同心に
設け、肩部21を形成する。この肩部の上に後で支承蓋
部19をのせる。そうしたらステータ11と内歯歯車4
5を中間片17の付属の孔26と44に入れる。こうし
たあとで軸受32と電機子13の中空軸27とを入れ
る。続いて支承蓋部19の内部の軸受29をケーシング
の中間片17上に固定する。
【0031】次にチェーンスプロケット14の挿入を行
う。チェーンスプロケット14は前記の通り軸14と一
体で、且つ軸受39及び41と一体である。続いて遊星
歯車15を組み込み、ブレーキケーシング22を載置す
る。そうすると準備してあったブレーキユニット16を
ブレーキケーシング22中に固定することができる。前
記の組み立てと平行してクラッチとブレーキの組み合わ
せ組み立てを行う。これは、圧縮ばね84を継鉄79に
はめ込んだのちブレーキ板83、クラッチ板64、6
5、最後にブレーキ板85を図示の方向に揃えてのせて
行う。それからねじ86を継鉄79にねじこむ。ねじ8
6のねじこみは、継鉄79の当該端面と直接隣接するブ
レーキ板83との間に所望の空隙ができるまで行う。こ
の空隙は後にブレーキが解除されたとき通風間隙をきめ
る。このように用意されたクラッチ・ブレーキユニット
16のボス68が予め玉軸受69に挿入され、同時に太
陽歯車57の突出部分がボス68に入れられる。
【0032】最後に嵌挿軸58が図2に示した位置にく
るまでモータ側から入れられる。継鉄79の孔82の内
部にある部分に圧縮ばね74が嵌挿され、嵌められたナ
ット75で押さえつけられる。端面蓋部24を被せて機
械の組み立ては終了する。前記のチェーンホイスト、特
にブレーキとクラッチのユニット16の組み合わせの機
能態様は以下の記載の通りである。
【0033】2枚のクラッチ板64と65は相互に摩擦
係合して予備緊張の機能を果たす力作用線は、圧縮ばね
74から出てナット75に至り、圧縮ばね74によって
力が嵌挿軸58に導入される。嵌挿軸58はスナップリ
ング62を介してモータ9の中空軸27に支承される。
こうして中空軸27に作用する軸方向力は深溝玉軸受3
2を介してケーシング中間片17の中へ導入され、中間
片17は力をブレーキケーシング22の分離壁72へ伝
達する。分離壁72には対応する肩部に玉軸受69が当
接し、玉軸受69にはボス68の肩部73が突き当た
る。力の作用線はボス68からクラッチ板65を介して
クラッチ板64に至り、そこからボス66を経て圧縮ば
ね74に伝わる。こうして圧縮ばね84によって力が生
じ、この力によって2枚のクラッチ板64と65が、こ
れらのクラッチ板64と65に追加の圧縮力が作用しな
ければ摩擦係合する。
【0034】前記の追加の力はこの新規なチェーンホイ
ストではブレーキ装置78の圧縮ばね84によってつく
り出される。図に示すように、2枚のクラッチ板64と
65は2枚の環状ブレーキ板83と85の間にある。こ
れら2枚のブレーキ板83と85は圧縮ばね84によっ
て相互に強く押し合う。圧縮ばね84の力の作用線は孔
82の右端では符号がついてない環状肩部を介して継鉄
79の内部へ導入される。圧縮ばね84の力はねじ86
を通って且つねじ86の頭部を介して左のブレーキ板8
5まで流れる。ブレーキ板85はクラッチ板65のブレ
ーキライニング76に環状に当接する。
【0035】ばね84によって引き起こされる圧縮力は
クラッチ板65を介してクラッチ板64に行き、そこか
らブレーキ板83に至る。ブレーキ板83はその孔の領
域で圧縮ばね84に支承される。2枚のクラッチ板64
と65はブレーキ板83と85によって挟持され、外側
から更に圧縮ばね84の予備緊張力に見合う力で圧縮さ
れる。磁石78が励磁されていない場合には2枚のクラ
ッチ板64と65に2個のばね即ち圧縮ばね74と84
が作用する。それに反して電磁石78に通電すると、圧
縮ばね84の作用は2枚のクラッチ板64と65によっ
て取り払われる。そうなってもこれらのクラッチ板64
と65はなお圧縮ばね74の初応力に見合って相互に摩
擦係合して一次緊張だけは続ける。
【0036】この装置でまずモータ9に通電され、それ
からやっとクラッチ・ブレーキが組み合わされたユニッ
ト16の電磁石に遅れて通電されると、2個の圧縮ばね
74と84の寸法が一致している場合2枚のクラッチ板
64と66の間の一次緊張力と電機子13に非摩擦係合
しているクラッチ板64と隣接のブレーキ板85との間
の摩擦係合は強くて、電機子13は閉塞したままにな
る。短時間の後電磁石78に通電されると、ブレーキ板
83は継鉄79に引き寄せられ、制動力は落ちて、モー
タ9は嵌挿軸58を回転させることができる。図示して
ないチェーンにかかっている貨物が許容限界荷重より軽
いい場合には、遊星歯車装置15を介してチェーンスプ
ロケット14も移動することができる。それに反してか
かっている貨物が重すぎると2枚のクラッチ板64と6
5から形成される摩擦クラッチは滑り抜け、その場合滑
りモーメントは専ら圧縮ばね74の予備緊張によって固
定される。
【0037】その場合重要なのは、いずれの場合にもそ
の構造によってブレーキの解除まで、即ち電磁石78の
通電に到るまで摩擦クラッチが静摩擦の状態にあったと
いうことである。モータ9に通電した後電磁石78に通
電しても、摩擦クラッチは決して前もって動摩擦の状態
にはならない。こうして時間的関係に無関係に正確に再
現可能な摩擦係合の関係が2枚のクラッチ板64と65
の間に出来上がる。これらの関係は特に、磁石78がモ
ータ98に対してどれだけ遅れて通電されるかに無関係
に且つ両者が同時に作動するかどうかに無関係に生じ
る。
【0038】他面この新規な発明の解決策には、チェー
ンスプロケット14を止めることができる制動モーメン
トは安全クラッチのすべりモーメントと関係ない。フッ
クに大きすぎる貨物がかかり、2枚のクラッチ板64と
65の間に、ブレーキが解除された場合2枚のクラッチ
板64と65の間の静摩擦に勝つより大きい回転トルク
が生じる場合には、貨物はいつでも保たれるだろう。操
作者がチェーンホイスト1の通電を止めると、電磁石7
8が励磁を解かれるので、圧縮ばね84はまた作動して
2枚のクラッチ板64と65が強く制動される。これは
圧縮ばね74を介して設定されたすべりモーメントに無
関係である。
【0039】更に安全にするためにはこの発明では、入
力側のクラッチ板64も出力側のクラッチ板65もそれ
ぞれ固有のブレーキライニング76を備えているので、
摩擦クラッチ自体が仕事をしなくとも、確実な制動が保
証される。2枚のクラッチ板64と65が固有の摩擦ブ
レーキライニング76を備えているので、併設されたブ
レーキ板83と85によって各クラッチ板64と65は
それぞれ制動される。即ちモータ側も、そして更に重要
なことであるが、被駆動側とチェーンホイスト側もしっ
かり制動される。
【0040】それに反してクラッチ板75の出力側のブ
レーキライニング76が働かず、一方クラッチ自体は正
常であっても、制動は確実に行われる。というのはそう
するとクラッチ板64及びクラッチ板64と65の間の
静摩擦を介して制動作用が生じ、クラッチ板64と65
の摩擦力はブレーキが励起されない場合非常に大きくな
るからである。
【0041】制動ユニット78の浮動支承は、2枚のブ
レーキ板83と85が同じように引き締めることができ
ること及び2枚のクラッチ板64と65に曲げ力が生じ
ないことを保証するものである。ブレーキユニット78
を浮動支承する代わりに、他の処置によって2枚のクラ
ッチ板64と65の間に予備緊張が生じれば、2枚のク
ラッチ板64と65を嵌挿軸58の上に浮動配設するこ
ともできる。
【0042】
【発明の効果】この発明により得られる主な効果は、す
べりモーメント或いは摩擦モーメントを外側から手が届
くナット75によって容易に調節できるということであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】チェーンホイストの透視図である。
【図2】図1のチェーンホイストの一部分の縦断面図で
ある。
【図3】クラッチ・ブレーキユニットの端面図である。
【符号の説明】
1 チェーンホイスト 2 ケーシング 5 丸形リンク 6 引っかけ具 7 フック 9 同期モータ 11 ステータ 12 孔 13 電機子 14 チェーンスプロケット 15 遊星歯車 16 クラッチ・ブレーキユニット 17 中間片 18 リブ 19 蓋部 22 ブレーキケーシング 23 冷却リブ 24 端面蓋部 25 制御ケーシング 26 孔 27 中空軸 28 深溝玉軸受 29 支承孔 31 延長部 32 深溝玉軸受 33 支承孔 34 延長部 35 分離壁 36 分離壁 37 チェーンスプロケットケーシング 38 中空軸 39 深溝玉軸受 41 深溝玉軸受 42 支承孔 43 支承孔 44 孔 45 内歯歯車 46 遊星歯車 47 軸 48 遊星キャリヤ 49 断面歯型部 51 太陽歯車 52 中間板 53 孔 54 遊星キャリヤ 55 軸 56 遊星歯車 57 太陽歯車 58 中間軸 61 部分 62 スナップリング 63 はさみ板 64 クラッチ板 65 クラッチ板 66 ボス 67 軌道輪 68 ボス 69 深溝玉軸受 71 孔 72 分離壁 73 接触肩部 74 つる捲線ばね 75 ナット 76 ブレーキライニング 77 制動装置 78 電磁石 79 継鉄 81 界磁捲線 82 貫通孔 83 制動板 84 圧縮ばね 85 制動板 86 ねじ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータ(9)と、この駆動モータ
    (9)に接続された伝動装置(15)と、制動装置(7
    7)と、クラッチ装置(64、65)とを有するチェー
    ンホイスト(1)であって、伝動装置(15)は少なく
    とも入力軸(57)と、荷重媒体昇降装置(14)に連
    結された出力軸(38)とを有し、伝動装置は駆動モー
    タ(9)及び荷重媒体昇降装置(14)と共に駆動ライ
    ンを形成し、制動装置(77)は駆動ラインに作用し、
    少なくとも1個の回転不能な制動部材(83、85)と
    少なくとも1個の、駆動ラインと共に回転する制動部材
    (64、65)とを有し、これらの制動部材は選択的に
    解除可能な制動予備緊張装置(77、82)によって選
    択的に相互に摩擦係合して予備緊張可能であり、クラッ
    チ装置である制動部材(64、65)により駆動ライン
    が2つの部分に分れ、少なくとも1個の駆動されるクラ
    ッチ部材(64)と少なくとも1個の駆動するクラッチ
    部材(65)とを有し、これら2つのクラッチ部材はク
    ラッチ予備緊張装置(74)によって相互に摩擦係合し
    て予備緊張するように構成し、制動予備緊張装置(7
    7、82)が非解除状態ではクラッチ部材(64、6
    5)に作用する予備緊張力が強まるようにクラッチ部材
    (64、65)に追加の力を作用させるように構成した
    ことを特徴とするチェーンホイスト。
  2. 【請求項2】 少なくとも1個の回転可能な制動部材
    (64)を少なくとも1個の被駆動クラッチ部材(6
    4)に連結したことを特徴とする請求項1のチェーンホ
    イスト。
  3. 【請求項3】 少なくとも1個の回転可能な制動部材
    (64)と少なくとも1個の被駆動クラッチ部材(6
    4)とを一体に構成したことを特徴とする請求項1のチ
    ェーンホイスト。
  4. 【請求項4】 制動装置(77)が少なくとも2個の回
    転不能な制動部材(83、85)を有することを特徴と
    する請求項1のチェーンホイスト。
  5. 【請求項5】 クラッチ装置(64、65)を2個の回
    転不能な制動部材(83、85)の間に配設したことを
    特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  6. 【請求項6】 回転不能な制動部材(83、85)が平
    らな制動面を有することを特徴とする請求項1のチェー
    ンホイスト。
  7. 【請求項7】 回転不能な制動部材(83、85)が円
    錐形の制動面を有することを特徴とする請求項1のチェ
    ーンホイスト。
  8. 【請求項8】 少なくとも2個のクラッチ部材(64、
    65)が板状であることを特徴とする請求項1のチェー
    ンホイスト。
  9. 【請求項9】 クラッチ装置が2個のクラッチ部材(6
    4、65)を有し、これらのクラッチ部材(64、6
    5)が板状であり、相互に向き合う面にクラッチ面があ
    り、外側へ向けられた面にそれぞれ制動面(76)があ
    ることを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  10. 【請求項10】 少なくとも1個の位置固定された制動部
    材(83、85)と少なくとも1個の回転可能な制動部
    材(64、65)がばね(84)によって相互に摩擦係
    合して予備緊張するように構成したことを特徴とする請
    求項1のチェーンホイスト。
  11. 【請求項11】 制動装置(77)に制動解除装置(7
    8)を併設してあり、この制動解除装置(78)はばね
    (82)に対して反作用するように構成したことを特徴
    とする請求項1のチェーンホイスト。
  12. 【請求項12】 駆動モータ(9)がクラッチ装置(6
    4、65)を介して伝動装置(15)の入力軸(57)
    に作用するように構成したことを特徴とする請求項1の
    チェーンホイスト。
  13. 【請求項13】 クラッチ装置(64、65)がクラッチ
    装置(64、65)を駆動するかまたはクラッチ装置
    (64、65)によって駆動される軸(58、57)に
    関して軸方向に浮動支承されることを特徴とする請求項
    1のチェーンホイスト。
  14. 【請求項14】 回転不能に配設された制動部材(83、
    85)がクラッチ装置(64、65)の回転軸に平行に
    浮動支承されるように構成したことを特徴とする請求項
    1のチェーンホイスト。
  15. 【請求項15】 回転不能に配設された制動部材(83、
    85)がクラッチ装置(64、65)の回転軸に平行の
    方向に案内されて、制動装置(77)が解除された状態
    で傾倒できるように構成したことを特徴とする請求項1
    のチェーンホイスト。
  16. 【請求項16】 クラッチ装置(64、65)がばね(7
    4)によって相互に摩擦係合して予備緊張されるように
    構成したことを特徴とする請求項1のチェーンホイス
    ト。
  17. 【請求項17】 持ち上げ装置(78)が電磁石を有する
    ことを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
JP04331796A 1995-03-02 1996-02-29 ブレーキで調節できるクラッチを有するチェーンホイスト Expired - Fee Related JP3805419B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19507191:3 1995-03-02
DE19507191A DE19507191C1 (de) 1995-03-02 1995-03-02 Hebezeug mit einer durch die Bremse verstellbaren Kupplung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08259187A true JPH08259187A (ja) 1996-10-08
JP3805419B2 JP3805419B2 (ja) 2006-08-02

Family

ID=7755387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04331796A Expired - Fee Related JP3805419B2 (ja) 1995-03-02 1996-02-29 ブレーキで調節できるクラッチを有するチェーンホイスト

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5853165A (ja)
EP (1) EP0729912B1 (ja)
JP (1) JP3805419B2 (ja)
AT (1) ATE209606T1 (ja)
DE (2) DE19507191C1 (ja)
ES (1) ES2164177T3 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10244864B4 (de) * 2002-09-23 2004-07-29 Demag Cranes & Components Gmbh Kettenzug, der an einem Tragelement aufgehängt werden kann
FI114503B (fi) * 2003-01-22 2004-10-29 Kci Konecranes Oyj Momenttiohjatusti toimiva jarru
US7022040B2 (en) * 2003-09-29 2006-04-04 American Axle & Manufacturing, Inc. Locking differential with electromagnetic actuator
US6958030B2 (en) * 2003-09-29 2005-10-25 American Axle & Manufacturing, Inc. Electromagnetic locking differential assembly
US7227322B2 (en) * 2004-07-29 2007-06-05 Unovo, Inc. Hoist with detachable power and control unit
US20080001132A1 (en) * 2006-06-16 2008-01-03 Shih Jyi Huang Electric winch
US9988249B2 (en) * 2015-05-19 2018-06-05 Goodrich Corporation Clutch for a winch or hoist
US9914625B2 (en) * 2015-05-19 2018-03-13 Goodrich Corporation Winch or hoist system with clutch adjustment
US9488232B1 (en) 2015-06-16 2016-11-08 Columbus Mckinnon Corporation Externally adjustable clutch
US10781085B2 (en) 2016-12-19 2020-09-22 Warn Industries, Inc. Winch including integrated contactor and motor

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA704675A (en) * 1965-03-02 Geo. W. King Limited Electrically operated hoists
DE1045742B (de) * 1955-04-26 1958-12-04 Zahnradfabrik Friedrichshafen Antriebseinrichtung fuer Arbeitsmaschinen mit kurzen Schalt- und Bremszeiten
US2947393A (en) * 1956-12-26 1960-08-02 Robert R Grover Electric clutch and brake
US3016118A (en) * 1958-12-29 1962-01-09 Reeves Instrument Corp Electromagnetic clutches and brakes
US3399867A (en) * 1966-10-28 1968-09-03 Eaton Yale & Towne Weston brake hoist construction
US3756359A (en) * 1971-06-23 1973-09-04 Eaton Corp Slip coupling and weston brake for hoists
US3853303A (en) * 1973-06-08 1974-12-10 Caterpillar Tractor Co Winch brake assembly
JPS5939693A (ja) * 1982-08-25 1984-03-05 株式会社キト− 電気式巻上兼牽引装置
DE3710332C1 (de) * 1987-03-28 1988-07-21 Stahl R Foerdertech Gmbh Elektrozug
DE4408578C2 (de) * 1994-03-14 1999-12-30 Stahl R Foerdertech Gmbh Sicherheitskupplung für einen Kettenzug

Also Published As

Publication number Publication date
ATE209606T1 (de) 2001-12-15
US5853165A (en) 1998-12-29
EP0729912B1 (de) 2001-11-28
JP3805419B2 (ja) 2006-08-02
EP0729912A1 (de) 1996-09-04
ES2164177T3 (es) 2002-02-16
DE19507191C1 (de) 1996-10-02
DE59608285D1 (de) 2002-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9908752B2 (en) Torque limiting and conical braking assembly for power winch
US9902597B2 (en) Torque limiter for power winch
US6530863B2 (en) Door operator unit
JP5335531B2 (ja) 歯車駆動アセンブリに連結されたバネによって作動されるシューを有するエレベータかごブレーキ
US6092582A (en) Motor drive for an electric rolling steel door
JP2000514162A (ja) 電磁的に解除可能な摩擦安全ブレーキ
JPH08259187A (ja) ブレーキで調節できるクラッチを有するチェーンホイスト
WO2018081149A1 (en) Mechanism to selectively fix or free planetary carrier of epicyclic gearbox
US4508318A (en) Electric hoist
JPH0525800B2 (ja)
EP1801449B1 (en) Ball ramp brake
US6966545B2 (en) Chain block
JP3805420B2 (ja) クラッチの両側に作用するブレーキを備えた巻き上げ装置
JPH10157987A (ja) 荷物落下防止装置付ホイスト
JPH0241514B2 (ja)
KR101732369B1 (ko) 이중 출력용 감속장치
JP2645638B2 (ja) 電気式巻上・牽引装置
JP2004224531A (ja) エレベータのディスクブレーキ装置
JP3508552B2 (ja) 油圧ウィンチ
JP4408239B2 (ja) 電磁ディスクブレーキ及びそれを備えたエレベーター用巻上機
JP3629601B2 (ja) 電気ホイスト
JP2010111497A (ja) 電気チェーンブロック
JPH0755792B2 (ja) 昇降装置における緊急下降速度制御装置
JPH09301687A (ja) 巻上装置
JPH0687597A (ja) 巻上機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees