JPH09301687A - 巻上装置 - Google Patents

巻上装置

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JPH09301687A
JPH09301687A JP11332696A JP11332696A JPH09301687A JP H09301687 A JPH09301687 A JP H09301687A JP 11332696 A JP11332696 A JP 11332696A JP 11332696 A JP11332696 A JP 11332696A JP H09301687 A JPH09301687 A JP H09301687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
movable
core
drum
fixed core
Prior art date
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Pending
Application number
JP11332696A
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English (en)
Inventor
Yoshitomo Yamaoka
義知 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP11332696A priority Critical patent/JPH09301687A/ja
Publication of JPH09301687A publication Critical patent/JPH09301687A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキ部の動作音を小さくする。 【解決手段】 ブレーキ部35において、固定コア29
と可動コア31との間にゴムパッキン32を設けるとと
もに、可動コア30,31間にもゴムパッキン33を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気ホイスト等
の巻上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の電気ホイストの本体部の縦
断面図を示し、1は主モータ、2は主モータ1の回転
軸、3は一端が第1のカップリング4を介して回転軸2
の一端に連結されるとともに、他端が第2のカップリン
グ5を介してブレーキ軸6と連結された中間軸、7は軸
受8,9を介して主モータ1のケース10及び減速部ケ
ース11に回転自在に支持されたドラムであり、ドラム
7には図示しないフックを介して荷物を吊り上げるため
のワイヤロープ12が巻回されている。ケース11内に
はブレーキ軸6の周囲に複数のギヤ等からなる減速部1
3が収納され、ドラム7は減速部13とは連結部7a,
13aを介して連結されるとともに、減速部13を介し
てブレーキ軸6と連結され、カップリング4,5はそれ
ぞれケース10及び連結部13aに回転自在に支持され
る。
【0003】ブレーキ軸6の端部に形成されたスプライ
ン部6aには二枚のブレーキホイル14が移動自在に嵌
合され、ブレーキホイル14の両面には樹脂からなるラ
イニングが設けられている。ケース11の端部にはガイ
ド軸15が立設され、ガイド軸15にはブレーキディス
ク16,17及び可動コア18が移動自在に設けられて
いる。又、ガイド軸15の先端にはアマチュア19が取
り付けられ、アマチュア19には調整ねじ20が螺合さ
れる。21は調整ハンドルである。22はケース11の
端部に形成された固定コアであり、固定コア22にはコ
イル23が設けられる。24はケース11の端部と可動
コア18との間でガイド軸15の周囲に設けられたブレ
ーキばねである。25,26は回転軸2の軸受、27は
ブレーキ軸6の軸受、28は連結部13aと中間軸3と
の間に設けられたオイルシールである。
【0004】次に、上記構成の動作を説明する。主モー
タ1の回転軸2を回転させると、その回転は中間軸3を
介してブレーキ軸6へ伝わり、さらに減速部13を介し
てドラム7へ伝わる。従って、ワイヤロープ12に吊り
下げられた荷物を昇降することができる。又、このとき
はブレーキ軸6が制動されないようにコイル23を直流
全電圧で励磁し、ブレーキばね24に抗して可動コア1
8を固定コア22に吸着し、ブレーキディスク16,1
7及び可動コア18とその間に位置するブレーキホイル
14とを引き離しておく。ここで、コイル23の励磁を
停止すると、可動コア18はブレーキばね24に押圧さ
れて左動し、ブレーキホイル14とブレーキディスク1
6,17とが圧接され、ブレーキ軸6を介してドラム7
は制動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電動ホ
イストにおいては、荷物の吊り上げ,吊り下げ時にはコ
イル23に直流全電圧を印加して可動コア18を固定コ
ア22に吸着し、ドラム7の停止時にはコイル23への
給電を停止し、ブレーキばね24の押圧により可動コア
18とブレーキディスク16,17との間にブレーキホ
イル14を圧接してブレーキを作動させており、これら
の動作の際に鉄板同志が衝突し、大きな音を発生させて
いた。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、ブレーキの作動、解放時の騒
音を小さくすることができる巻上装置を得ることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る巻上装置
は、主モータにより駆動される回転軸に移動自在で回転
不能に設けられたブレーキホイルと、固定されるととも
にコイルを有する固定コアと、ブレーキホイルと固定コ
アの間に軸方向移動自在で回転不能にかつ軸方向に重ね
て設けられた二個の可動コアと、ブレーキホイルの反固
定コア側に固定して設けられたブレーキディスクと、固
定コアと可動コアの間に設けられたブレーキばねと、固
定コアと可動コアの間及び可動コア間に設けられたゴム
パッキンを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施形態1 以下、この発明の実施の形態を図面とともに説明する。
図1は実施形態1による電気ホイストの要部縦断面図を
示し、主モータ1の回転軸2は主モータ1のケース10
に軸受25,26を介して回転自在に支持され、回転軸
2の一端にはスプライン部2aが設けられ、スプライン
部2aには二枚のブレーキホイル14が移動自在で回転
不能に嵌合されている。29はケース10の一端に取り
付けられた固定コアであり、コイル23を有している。
固定コア29にはケース10と反対側に突出してガイド
軸15が設けられ、ガイド軸15には二個のブレーキデ
ィスク14の反固定コア29側及びブレーキホイル14
間において二個のブレーキディスク16,17が移動自
在で回転不能に挿通されるとともに、ブレーキホイル1
4と固定コア29との間には二個の可動コア30,11
が同じく軸方向移動自在で回転不能にかつ軸方向に重な
って挿通されている。
【0009】又、ガイド軸15の先端にはアマチュア1
9が取り付けられ、アマチュア19には調整ねじ20が
螺合される。従って、ブレーキディスク16は調整ねじ
20によって軸方向位置が規制される。又、可動コア3
1と固定コア29との間にはガイド軸15の周囲におい
てブレーキばね24が設けられる。さらに、固定コア2
9と可動コア31との間、及び可動コア30,31間に
それぞれゴムパッキン32,33を設ける。34は固定
コア29に取り付けられ、ブレーキ用部材をおおうブレ
ーキカバーであり、これらによりブレーキ部35が構成
される。
【0010】37は主モータ1のケース10の右端に取
り付けられた減速部36のケースであり、主モータ1の
回転軸2の右端にはギヤ部2bが形成され、ギヤ部2b
にはケース37に軸受38,39を介して回転自在に支
持されたギヤ40が噛合され、そのギヤ部40aにはケ
ース37に軸受41,42を介して回転自在に支持され
たギヤ43が噛合される。ギヤ43の回転軸43aは外
部に突出し、この回転軸43aにドラム7の回転軸が連
結される。
【0011】上記構成において、図示しないドラム7を
回転させ、ワイヤロープ12を介して荷物を昇降させる
際には、コイル23を直流全電圧で励磁すると、まずゴ
ムパッキン32を介して可動コア31が固定コア29に
吸着され、次にゴムパッキン33を介して可動コア30
が吸着され、ブレーキホイル14とブレーキディスク1
6,17は引き離され、回転軸2は回転し、この回転は
減速部36を介してドラム7に伝えられる。又、ドラム
7の停止時にはコイル23の励磁を停止すると、ブレー
キばね24に押圧されて可動コア30,31は左動し、
ブレーキホイル14はブレーキディスク16,17及び
可動コア30に挟着され、回転軸2の回転は停止され、
減速部36を介してドラム7の回転も停止される。
【0012】実施形態1によれば、可動コア31と固定
コア29の間、及び可動コア30,31間にゴムパッキ
ン32、,33を設けたので、電磁ブレーキの吸着及び
解放時の動作音を小さくすることができる。
【0013】実施形態2 図2及び図3は実施形態2による電気ホイストの正面図
及び側面図を示し、実施形態1と同様なブレーキ部35
を有している。44はドラム7を収納したドラムケース
であり、主モータ,ドラムケース44,減速部13及び
ブレーキ部35等により本体部を構成するドラム7には
2本のワイヤロープ45,46が巻回され、引き出され
る。47,48はフック49を有するフックブロック5
0に回転自在に支持された一対のフックシーブであり、
2本のワイヤロープ45,46はそれぞれフックシーブ
47,48に係合される。51,52は本体部に揺動軸
53を介して揺動自在に支持された揺動部54に回転自
在に支持された一対の支持シーブであり、ワイヤロープ
45,46はフックシーブ47,48に係合した後支持
シーブ51,52と係合し、最後にフックブロック50
に取り付けられる。なお、55はフックブロック50の
上動を制限するリミットスイッチである。
【0014】図4(a)は上記したワイヤロープ45,
46の引き回しが理解しやすいように描いた説明図であ
り、ワイヤロープ46が切断した場合を図4(b)に示
す。このように一方のワイヤロープ46が切断した場合
でも、他方のワイヤロープ45がフックシーブ47,支
持シーブ51(又は52)と係合し、フックブロック5
0に取り付けられているので、フックブロック50は落
下せず、フック49を介して吊り下げられた荷物も落下
しない。
【0015】以上のように実施形態2においては、ブレ
ーキ部35を用いたので、実施形態1と同様の効果を有
し、またワイヤロープ45,46の引き回しを上記のよ
うにしたことにより、一方のワイヤロープが切断しても
落下事故を防止することができる。
【0016】なお、上記各実施形態においては、電気ホ
イストの例を示したが、その他の巻上装置についてもこ
の発明を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、可動コ
アと固定コアの間、及び可動コア間にゴムパッキンを設
けたので、ブレーキ部の動作時の騒音を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1による電気ホイストの要
部縦断面図である。
【図2】実施形態2による電気ホイストの正面図であ
る。
【図3】実施形態2による電気ホイストの側面図であ
る。
【図4】実施形態2による電気ホイストの正常時及びワ
イヤロープ切断時の説明図である。
【図5】従来の電気ホイストの本体部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…主モータ 2…回転軸 2a…スプライン部 7…ドラム 12,45,46…ワイヤロープ 13,36…減速部 14…ブレーキホイル 15…ガイド軸 16,17…ブレーキディスク 19…アマチュア 23…コイル 24…ブレーキばね 29…固定コア 30,31…可動コア 32,33…ゴムパッキン 35…ブレーキ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主モータにより駆動され、ロープを介し
    て荷物を吊り上げ又は吊り下げるドラムを有する巻上装
    置において、主モータにより駆動される回転軸に移動自
    在で回転不能に設けられたブレーキホイルと、固定され
    るとともに、コイルを有する固定コアと、ブレーキホイ
    ルと固定コアの間に軸方向移動自在で回転不能にかつ軸
    方向に重ねて設けられた二個の可動コアと、ブレーキホ
    イルの反固定コア側に固定して設けられたブレーキディ
    スクと、固定コアと可動コアの間に設けられたブレーキ
    ばねと、固定コアと可動コアの間及び可動コア間に設け
    られたゴムパッキンを備えたことを特徴とする巻上装
    置。
JP11332696A 1996-05-08 1996-05-08 巻上装置 Pending JPH09301687A (ja)

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JP11332696A JPH09301687A (ja) 1996-05-08 1996-05-08 巻上装置

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JP11332696A Pending JPH09301687A (ja) 1996-05-08 1996-05-08 巻上装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102336367A (zh) * 2011-09-09 2012-02-01 南车株洲电力机车研究所有限公司 一种偏心可旋转起重方式及葫芦式起重机
JP2019014576A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 アイシン精機株式会社 車両用電動ウインチ装置
CN110748583A (zh) * 2018-10-25 2020-02-04 项炳海 一种用于汽车的快速刹车机构

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CN110821984B (zh) * 2018-10-25 2021-03-26 王茜 一种汽车上使用的快速刹车机构
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