JP3805419B2 - ブレーキで調節できるクラッチを有するチェーンホイスト - Google Patents

ブレーキで調節できるクラッチを有するチェーンホイスト Download PDF

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    • B66D3/22Power-operated hoists with driving motor, e.g. electric motor, and drum or barrel contained in a common housing with variable-speed gearings between driving motor and drum or barrel

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、駆動モータと、この駆動モータに接続された伝動装置と、制動装置と、クラッチ装置とを有するチェーンホイストであって、前記伝動装置は、少なくとも入力軸と、チェンスプロケットに連結された出力軸とを有し、かつ駆動モータ及びチェンスプロケットと共に駆動ラインを形成し、
前記制動装置は駆動ラインに作用し、少なくとも1個の回転不能な制動部材と、少なくとも個の、駆動ラインと共に回転する制動部材とを有し、これらの制動部材は、制動装置に設けられたばね手段からなる、選択的に制動解除可能な制動予備緊張装置によって選択的に相互に摩擦係合して予備緊張可能であり、前記の少なくとも2個の、駆動ラインと共に回転する制動部材が、駆動ライン2つの部分に分けるクラッチ装置を構成し前記クラッチ装置は少なくとも1個の駆動されるクラッチ部材と少なくとも1個の駆動するクラッチ部材とを有し、これら2つのクラッチ部材はばね手段からなるクラッチ予備緊張装置によって相互に摩擦係合して予備緊張するように構成されたチェーンホイストに関する。
【0002】
【従来の技術】
ドイツ特許公開公報33305560に電気チェーンホイストについて記載がある。この電気チェーンホイストにはケーシング内に円筒状の電機子を備えた誘導モータがある。この誘導モータは摩擦クラッチを介してギア入力軸を駆動する。ギアの出力軸は電機チェーンホイストのスプロケットに回転不能に連結されている。
【0003】
ギア入力軸から離れている電機子側面には円錐ブレーキがある。円錐ブレーキはばねによって制動装置に連結してある。制動を解除するためにプランジャタイプ電機子を設けてある。プランジャタイプ電機子はモータ電機子と同軸であって、モータが回転すると引き寄せられる。
このような構造によってブレーキは摩擦クラッチを突き抜けて作用し、その結果摩擦クラッチが最大限に許容するより大きな制動モーメントをチェーンのために生み出してやることができない。通常静摩擦は動摩擦より大きいので、ブレーキが引っ込んでいても昇降具はフックにかかっている貨物を支えきれなくなることがある。何となればクラッチが滑り抜けるからである。このような状況は次のような場合に起こる。即ち貨物を持ち上げることができるクラッチが先ず静摩擦の範囲で使用され、その後は何かの障害、たとえば貨物が何かにちょっとひっかかったり或いはまた摩擦クラッチのトルク限界を越えるような、チェーンに生じる縦の振動によって更に動摩擦になるような場合である。電機子が停止し、阻止ブレーキが引っ張られる場合でさえ貨物は更に降下する。というのは摩擦クラッチは動摩擦の状態から静摩擦の状態へはもはや戻ることがないからである。
【0004】
従ってブレーキを、モータ側から見て摩擦クラッチの後方にある、昇降具の駆動ラインの部分に置くのが好都合である。
このうな解決策はたとえば公告されていないドイツ特許公報4408578から知られている。制動モーメントは摩擦クラッチのすべりモーメントと無関係に設定することができ、このことによって昇降具は限界荷重条件がある場合でさえ摩擦クラッチをすべらせることになっても貨物を安全に保つことができる。
【0005】
この解決策ではモータの始動とブレーキの解除との間の時間的な関係を極めて厳密に維持することができる。たとえばブレーキが、貨物を持ち上げたときモータが始動するより早く開いたとすると、先ず貨物がモータによって持ち上げられる前に降下する。逆に先ずモータが始動し、そののちブレーキが緩められると、引き締められていたブレーキは摩擦クラッチをすべり抜かせ、あとはもう昇降具でより小さい貨物を動摩擦の際の摩擦係数に応じて持ち上げることができる。
【0006】
この問題をドイツ特許公報3710332ではすべり回転子モータによって解決する。このすべり回転子モータはモータとブレーキを強制的に同期させる。無論円錐形電機子を有するこのようなすべり回転子モータは製造に多額の費用がかかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、制動モーメントが摩擦クラッチの設定されたすべりモーメントとは無関係であり、ブレーキが摩擦クラッチをすべらせる危険のない昇降具の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は本発明により、制動予備緊張装置が非解除状態ではクラッチ部材に追加の力を加えてクラッチ部材に作用する予備緊張力を高めるように構成することにより解決される。
この発明による昇降具ではブレーキは、モータ側から見て摩擦クラッチの後方にある駆動ラインの部分に作用する。対応する構造の構成によってブレーキに初応力を生じさせる装置が同時に摩擦クラッチにも作用する。ブレーキを緩めていないときはこの処置によって摩擦クラッチのすべりモーメントを最大限に高める。寸法を合わせることにより摩擦クラッチは、ブレーキが緩んでおらず且つモータに通電しているときは静摩擦の状態に止まり、モータの始動を確実に阻止することができる。この状態から出発してブレーキが緩められると、昇降具はいままで通り静摩擦の状態にある摩擦クラッチで始動する。即ち摩擦クラッチがより大きな回転モーメントを伝達することができる状態においてである。
【0009】
従ってモータ電流の通しとブレーキの解除の時期的制御は比較的容易である。必要なのは、モータ電流が通った後に制動を解除するという条件を守ることである。ブレーキの応答時間はこの発明の場合にはもう考慮する必要がない。正にこの時間は著しい見本分散に圧倒され、本質的に、磁気で作動したブレーキのどの位の過電圧で制動磁石が励磁されるかにかかっている。通常一定の条件では瞬間的な定格電圧でブレーキの感応時間が変動し、このことは公知の解決策では定格電圧の高さによって昇降具がときどき滑り抜けるクラッチで始動する結果になっているが、この発明では始動は滑り抜けないクラッチで常に確保することができる。
【0010】
滑りクラッチをブレーキ側から見て二部分構成のブレーキ板として構成し、ブレーキが引き締められるとクラッチ板どうしの押圧力が自動的に強まるようにすると構造は非常に簡単になる。このような構成は、少なくとも1個の出力側のクラッチ部材が同時に少なくとも1個の回転する制動部材であるか或いはこの回転する制動部材に回転不能に接続している場合である。
【0011】
制動面が平滑面であればきわめて正確に再現可能な状態になる。
一方では摩擦面の早期磨耗と、そして他方では複雑な組み立ては、クラッチ装置か或いは制動装置が軸方向に浮動し、しかも傾倒しないように支承されれば回避される。ブレーキの引き締めに際してはクラッチ装置が浮動支承される場合にはクラッチ装置が軸方向に対応して制動面と制動面の間の中心に位置することができる。またこれとは反対にクラッチ装置が軸方向に固定されると制動装置全体がそれに対応して軸方向に摺動することができる。ブレーキが開くと傾倒しない浮動支承によって摩擦面の個々の部分に条痕がつかない。
【0012】
これ以上の構成は請求項2以下に記載する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に実施例をいくつか示した図にもとづいて説明する。
図1は図2に示した駆動機構を内設したケーシング2を有するチェーンホイスト1を極めて概略的に示した図である。下側から丸形リンク5が出ている。丸形リンク5の下端部には引っかけ具6を取り付けてある。チェーンホイスト1の固定はフック7を図示してない、位置固定した構造物にかけることで行われる。
【0014】
図2に断面で示すように、駆動機構は同期モータ9を有する。この同期モータ9は界磁捲線11を有する。この界磁捲線11の円筒状の孔12には円筒状のかご形回転子13を通してある。駆動機構には更に、断面のみを図示したチェーンスプロケット14がある。このチェーンスプロケット14の上方に、同期モータ9から離れた側面に二段遊星歯車15がある。二段遊星歯車15に隣接してクラッチ・ブレーキの組み合わせ装置16がある。このクラッチ・ブレーキの組み合わせ装置16には同期モータ9とチェーンスプロケット14の間の駆動ラインがある。この駆動ラインはクラッチ装置によって二つの部分に分かれている。
【0015】
チェーンホイスト1のケーシング2はケーシング中央片17から形成される。ケーシング中央片17はその外側周面に周方向にリブ18を有する。これらのリブは、横方向から見ると、ケーシング2をほぼ正方形に見せる。ケーシング2はこれらのリブ18があるために長手方向に一定不変の外形を有する。しかし実際はケーシングの本体は本質的に管状である。
【0016】
中央片17の左側の端部はカバー19で被われている。カバー19は補足的な中心肩部21を介して中央片17の正しい位置に保持される。右側の端部では中央片17に同じ輪郭の外形を有するブレーキハウジング22が続いており、このブレーキハウジング22の内部にはブレーキ装置16を収納してある。ブレーキハウジング22も周方向に対応する冷却リブ23を備えている。
【0017】
中央片17から離れている、ブレーキハウジング22の端部は別の端部カバー24で閉鎖されている。端部カバー24は実質上端部カバー19と鏡像対称になっている。
両方の端部カバー19と24はケーシング2を介して横で同じ側面につながっているので、側面にほぼC字型の開口部が形成される。この側面開口部に制御ケーシング25が設けてある。この制御ケーシング25には、図示してない接続端子、接触子、電子制御部材等を入れてある。側面に突出するカバー19と24は制御ケーシング25を保護する。制御ケーシング25は通常プラスチックから成り、チェーンホイスト1の縦軸線に関して平衡を図る。カバー19と24の重量が十分でない場合はカバー19と24の重量を増やすことができる。
【0018】
カバー19からは円形孔26が中央片17へ通じており、この円形孔26内にステータ11のシートパックが摩擦抵抗してしっかり固定されている。電機子13は中空軸27上に回転不能に設けられている。この中空軸27は左端部で深溝型玉軸受28によって支承されている。深溝型玉軸受28は孔26と同軸の円筒状支承孔29の中にある。円筒状支承孔29は端部カバー19の、内側へ向いた管状の延長部31にある。中空軸27の他端を支承するために深溝型玉軸受32があり、深溝型玉軸受32は支承孔33に装入されている。支承孔33は孔26の内部へ突出している管状の延長部34にあり、延長部34は中央片17中に形成された分離壁35から突出している。
【0019】
中央片17には分離壁35から離して別の分離壁36を設けてあり、これにより両方の分離壁35と36の間にチェーンスプロケットケーシング37が設けられている。そこにあるチェーンスプロケット14は中空軸38と一体に形成されており、中空軸38はチェーンスプロケット14の両側で2つの深溝型玉軸受39と41の間に回転可能に支承されている。深溝型玉軸受39と41は支承孔42と43に挿入されている。支承孔42は支承孔33と同軸に管状の延長部34に設けてあり、一方支承孔43は分離壁36の対応する厚みの部分に設けられている。支承孔43の直径は、図2で右から深溝型玉軸受39もチェーンスプロケット14も通すことができるような大きさにしてある。というのは支承孔43の直径はチェーンスプロケット14の最大直径より大きいからである。
【0020】
分離壁36の右へケーシング2の内部空間が拡張され、そこに支承孔42と43とに同軸の孔44があり、この孔44に内歯歯車45を押し込んである。この中空車45は二段の遊星歯車15の2つの段に対して共通である。チェーンスプロケット14に隣接する段は3個の遊星歯車46を有し、これらの遊星歯車は付属の歯車支持体48の軸47に回転可能に支承されており、中空歯車45とかみ合う。歯車支持体48は歯型部49によって右へ深溝型玉軸受41から突出する、中空軸38の端部に回転不能に連結されている。
【0021】
前記第二段の3個の遊星歯車46を用いて太陽歯車51を浮かせてある。太陽歯車51の長さは遊星歯車46の幅より大きいので、左側で中間板52を介して隣接の、軸38の端面に沿って回転しだすと、太陽歯車51は右の方へ行って遊星歯車46より出っ張る。太陽歯車51のこの突出部分は二段の遊星歯車装置15の第一段の1個の歯車支持体54の相補有歯孔53に嵌まる。遊星歯車装置15の軸55の上には全部で3個の遊星歯車56があり、これらの3個の遊星歯車56は1個の太陽歯車57を浮遊させて支承し、この太陽歯車57も右の方へ突出してブレーキケーシング22に入っている。
【0022】
モータ9と遊星歯車装置15の間の伝動結合は嵌挿軸または中間軸58によりなされる。嵌挿軸または中間軸58はその外側面に一貫して断面歯型部を有する。電機子13の中空軸27の左端には断面歯型部61がある。この断面歯型部61は嵌挿軸58の断面歯型部と相補う。ここから嵌挿軸58は中空軸27、チェーンスプロケット14の中空軸38を通り抜け、そこから中空の太陽歯車51と太陽歯車57を通り抜けてクラッチ・ブレーキユニット16の内部に入る。嵌挿軸58は左側の、モータ側の端部で対応する溝にあるスナップリング62によって軸方向に右方向へ保持されている。スナップリング62は中空軸27の端面のはさみ板63を介して支承される。その他、嵌挿軸58は太陽歯車51、太陽歯車57、チェーンスプロケット14の中空軸38に対して自由に回転可能である。
【0023】
組み合わされたクラッチ・ブレーキユニット16は、相互に平行で且つ平らで環状の2枚のクラッチ板64と65を有する。これらのクラッチ板64と65は相互に摩擦抵抗をもって係合する。そのためにこれらのクラッチ板64と65は図示のように摩擦ライニングをもっている。熱工学上の理由から、前記2枚のブレーキ板64または65のうち小さい摩擦ライニングをもつ方は比較的厚く形成して大きな熱容量が与えられ、クラッチが前記の長い時間摩擦ライニングが損傷することなく擦ることができる。図示した、クラッチ板64と65は偏平な形状に替えて円錐状の摩擦面をもつこともできる。
【0024】
クラッチ板64は被駆動板であり、従ってボス66を備えていて、このボス66は嵌挿軸58の断面歯型部と相補う断面歯型部によって嵌挿軸上を軸方向に摺動するが、しかし嵌挿軸58には回転不能に接続されている。他のクラッチ板65は出力側或いは被駆動側のクラッチ板であって、このクラッチ板は嵌挿軸58に対して回転するように緩くしてあり、そのために嵌挿軸58の輪郭上に軌道輪67を設けてある。クラッチ板65にもボス68があり、このボス68は太陽歯車57の外側歯型部に合う内側歯型部をもつ。太陽歯車57は図示のようにクラッチ・ブレーキユニット16の方へ延長されており、この延長部分がクラッチ板65のボス68に嵌まる。このようにして軸方向には摺動するが、回転しない結合がクラッチ板65と太陽歯車57との間に生じる。
【0025】
支承は玉軸受69でなされる。この玉軸受69はブレーキケーシング22の分離壁72の孔71の中にある。玉軸受69にはボス68が回転可能に支承されている。玉軸受69用の支承孔71は当接肩部を備えており、ボス68も当接肩部73を持ち、従って右から左へ向かってクラッチ板65に作用する軸方向作用力がこれらの肩部を介してケーシング2の中へ導入される。
【0026】
クラッチ板64と65を摩擦係合するように初応力を生じさせるためにクラッチ板64から右へ突出する、嵌挿軸58の部分の上には圧縮ばねとして作用するコイルばね74がある。このコイルばね74は嵌挿軸58の対応するねじに嵌挿されたナット75によって予備緊張される。場合によってはナット75とばね74との間かばね74とクラッチ板64のボス66との間かに、符合はつけてないが、図示したはさみ板を入れる。
【0027】
クラッチ板64と65は同時にブレーキ板であり、従ってこれらのブレーキ板の外側に向けられた面、即ち相互に反対側に向けられた面にブレーキライニング76を備えている。これらのブレーキライニングの直径はクラッチ板64または65のクラッチライニングの直径と合致する。これらのブレーキライニング76は位置固定ブレーキ装置77と共に作用する。この位置固定ブレーキ装置77はブレーキケーシング22の内部に軸方向に摺動する、鉢状の継鉄79とその中にある界磁捲線81とを有する電磁石である制動磁石装置78を有する。継鉄79はケーシング内にある案内溝によって回転が確保されていて、案内溝内には継鉄79の対応延長部が滑るように収納されている。
【0028】
継鉄79は、開放側面が2つのクラッチ板64及び65の方へ向けられている。その他に継鉄79には貫通孔82があり、この貫通孔82に嵌挿軸58を通してある。
継鉄79の開口部前には環状のブレーキ板83があり、このブレーキ板83は圧縮ばね84によってクラッチ板64の方へ押されている。つる捲線状の圧縮ばねの形のばね84は向き合う、孔82の後方の肩部に支承されている。別の環状のブレーキ板85はブレーキ板65と分離壁72との間にある。このブレーキ板は数個のねじ86によって回転しないようにしてあるが、軸方向には摺動するように継鉄79に連結されている。継鉄79にはこの目的でネジ86をねじこんだねじソケットがある。
【0029】
図3はブレーキユニット77の背側の端面を示している。図からわかるようにブレーキケーシング22は内側面91に多数のリブ92を有する。これらのリブは嵌挿軸58の軸線に平行に設けてあり、それぞれ組になっている溝93と境界を接している。これらの溝93の中にはたて方向に摺動する延長部94がある。これらの延長部は継鉄79、ブレーキ板83、ブレーキ板85に沿って設けてある。これらの延長部94と溝93とによりブレーキユニット77はブレーキケーシング22の内部で回転不能であり、ブレーキが解除されても、ブレーキ板83とブレーキ板85の下部領域に不均一な磨耗が生じるような程度には傾倒しない
【0030】
以上に記載したチェーンホイスト1の取り付けは以下に記載する通りである。即ち鋳物粗材にまず孔26、44、支承孔33、42、43を相互に同心に設け、肩部21を形成する。この肩部の上に後で支承蓋部19をのせる。そうしたらステータ11と内歯歯車45を中間片17の付属の孔26と44に入れる。
こうしたあとで軸受32と電機子13の中空軸27とを入れる。続いて支承蓋部19の内部の軸受29をケーシングの中間片17上に固定する。
【0031】
次にチェーンスプロケット14の挿入を行う。チェーンスプロケット14は前記の通り軸38と一体で、且つ軸受39及び41と一体である。続いて遊星歯車15を組み込み、ブレーキケーシング22を載置する。そうすると準備してあったブレーキユニット16をブレーキケーシング22中に固定することができる。 前記の組み立てと平行してクラッチとブレーキの組み合わせ組み立てを行う。これは、圧縮ばね84を継鉄79にはめ込んだのちブレーキ板83、クラッチ板64、65、最後にブレーキ板85を図示の方向に揃えてのせて行う。それからねじ86を継鉄79にねじこむ。ねじ86のねじこみは、継鉄79の当該端面と直接隣接するブレーキ板83との間に所望の空隙ができるまで行う。この空隙は後にブレーキが解除されたとき通風間隙をきめる。このように用意されたクラッチ・ブレーキユニット16のボス68が予め玉軸受69に挿入され、同時に太陽歯車57の突出部分がボス68に入れられる。
【0032】
最後に嵌挿軸58が図2に示した位置にくるまでモータ側から入れられる。継鉄79の孔82の内部にある部分に圧縮ばね74が嵌挿され、嵌められたナット75で押さえつけられる。
端面蓋部24を被せて機械の組み立ては終了する。
前記のチェーンホイスト、特にブレーキとクラッチのユニット16の組み合わせの機能態様は以下の記載の通りである。
【0033】
2枚のクラッチ板64と65は相互に摩擦係合して予備緊張の機能を果たす力作用線は、圧縮ばね74から出てナット75に至り、圧縮ばね74によって力が嵌挿軸58に導入される。嵌挿軸58はスナップリング62を介してモータ9の中空軸27に支承される。こうして中空軸27に作用する軸方向力は深溝玉軸受32を介してケーシング中間片17の中へ導入され、中間片17は力をブレーキケーシング22の分離壁72へ伝達する。分離壁72には対応する肩部に玉軸受69が当接し、玉軸受69にはボス68の肩部73が突き当たる。力の作用線はボス68からクラッチ板65を介してクラッチ板64に至り、そこからボス66を経て圧縮ばね74に伝わる。こうして圧縮ばね84によって力が生じ、この力によって2枚のクラッチ板64と65が、これらのクラッチ板64と65に追加の圧縮力が作用しなければ摩擦係合する。
【0034】
前記の追加の力はこの新規なチェーンホイストでは制動磁石装置78の圧縮ばね84によってつくり出される。図に示すように、2枚のクラッチ板64と65は2枚の環状ブレーキ板83と85の間にある。これら2枚のブレーキ板83と85は圧縮ばね84によって相互に強く押し合う。圧縮ばね84の力の作用線は孔82の右端では符号がついてない環状肩部を介して継鉄79の内部へ導入される。圧縮ばね84の力はねじ86を通って且つねじ86の頭部を介して左のブレーキ板85まで流れる。ブレーキ板85はクラッチ板65のブレーキライニング76に環状に当接する。
【0035】
ばね84によって引き起こされる圧縮力はクラッチ板65を介してクラッチ板64に行き、そこからブレーキ板83に至る。ブレーキ板83はその孔の領域で圧縮ばね84に支承される。
2枚のクラッチ板64と65はブレーキ板83と85によって挟持され、外側から更に圧縮ばね84の予備緊張力に見合う力で圧縮される。電磁石78が励磁されていない場合には2枚のクラッチ板64と65に2個のばね即ち圧縮ばね74と84が作用する。それに反して制動磁石装置78に通電すると、圧縮ばね84の作用は2枚のクラッチ板64と65から除かれる。そうなってもこれらのクラッチ板64と65はなお圧縮ばね74の初応力に見合って相互に摩擦係合して一次緊張だけは続ける。
【0036】
この装置でまずモータ9に通電され、それからやっとクラッチ・ブレーキが組み合わされたユニット16の電磁石に遅れて通電されると、2個の圧縮ばね74と84の寸法が一致している場合2枚のクラッチ板64と65の間の一次緊張力と電機子13に非摩擦係合しているクラッチ板64と隣接のブレーキ板85との間の摩擦係合は強くて、電機子13は閉塞したままになる。短時間の後電磁石78に通電されると、ブレーキ板83は継鉄79に引き寄せられ、制動力は落ちて、モータ9は嵌挿軸58を回転させることができる。図示してないチェーンにかかっている貨物が許容限界荷重より軽いい場合には、遊星歯車装置15を介してチェーンスプロケット14も移動することができる。それに反してかかっている貨物が重すぎると2枚のクラッチ板64と65から形成される摩擦クラッチは滑り抜け、その場合滑りモーメントは専ら圧縮ばね74の予備緊張によって固定される。
【0037】
その場合重要なのは、いずれの場合にもその構造によってブレーキの解除まで、即ち制動磁石装置78の通電に到るまで摩擦クラッチが静摩擦の状態にあったということである。モータ9に通電した後制動磁石装置78に通電しても、摩擦クラッチは決して前もって動摩擦の状態にはならない。こうして時間的関係に無関係に正確に再現可能な摩擦係合の関係が2枚のクラッチ板64と65の間に出来上がる。これらの関係は特に、制動磁石装置78がモータ98に対してどれだけ遅れて通電されるかに無関係に且つ両者が同時に作動するかどうかに無関係に生じる。
【0038】
他面この新規な発明の解決策には、チェーンスプロケット14を止めることができる制動モーメントは安全クラッチのすべりモーメントとは無関係であるという利点がある。
ブレーキが解除されている場合に、両方のクラッチ板64と65の間の静摩擦を凌駕するより大きな回転トルクを両クラッチ板64と65との間に生じるような大きな貨物がフックにかかるような場合には、いつでもその貨物は再び保持される。操作者はチェーンホイスト1の通電を止めれば十分である。というのは、それで制動磁石装置78が励磁を解かれて、圧縮ばね84は再び作動して2枚のクラッチ板64と65は圧縮ばね74を介して設定されたすべりモーメントに無関係に強く制動するからである。
【0039】
更に安全にするためにはこの発明では、入力側のクラッチ板64も出力側のクラッチ板65もそれぞれ固有のブレーキライニング76を備えているので、摩擦クラッチ自体が仕事をしなくとも、確実な制動が保証される。2枚のクラッチ板64と65が固有の摩擦ブレーキライニング76を備えているので、併設されたブレーキ板83と85によって各クラッチ板64と65はそれぞれ制動される。即ちモータ側も、そして更に重要なことであるが、被駆動側とチェーンホイスト側もしっかり制動される。
【0040】
それに反してクラッチ板75の出力側のブレーキライニング76が働かず、一方クラッチ自体は正常であっても、制動は確実に行われる。というのはそうするとクラッチ板64及びクラッチ板64と65の間の静摩擦を介して制動作用が生じ、クラッチ板64と65の摩擦力はブレーキが励起されない場合非常に大きくなるからである。
【0041】
制動装置77の浮動支承は、2枚のブレーキ板83と85が同じように引き締めることができること及び2枚のクラッチ板64と65に曲げ力が生じないことを保証するものである。
制動装置77を浮動支承する代わりに、他の処置によって2枚のクラッチ板64と65の間に予備緊張が生じれば、2枚のクラッチ板64と65を嵌挿軸58の上に浮動配設することもできる。
【0042】
【発明の効果】
この発明により得られる主な効果は、すべりモーメント或いは摩擦モーメントを外側から手が届くナット75によって容易に調節できるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 チェーンホイストの透視図である。
【図2】 図1のチェーンホイストの一部分の縦断面図である。
【図3】 クラッチ・ブレーキユニットの端面図である。
【符号の説明】
1 チェーンホイスト
2 ケーシング
5 丸形リンク
6 引っかけ具
7 フック
9 同期モータ
11 ステータ
12 孔
13 電機子
14 チェーンスプロケット
15 遊星歯車
16 クラッチ・ブレーキユニット
17 中間片
18 リブ
19 蓋部
22 ブレーキケーシング
23 冷却リブ
24 端面蓋部
25 制御ケーシング
26 孔
27 中空軸
28 深溝玉軸受
29 支承孔
31 延長部
32 深溝玉軸受
33 支承孔
34 延長部
35 分離壁
36 分離壁
37 チェーンスプロケットケーシング
38 中空軸
39 深溝玉軸受
41 深溝玉軸受
42 支承孔
43 支承孔
44 孔
45 内歯歯車
46 遊星歯車
47 軸
48 遊星キャリヤ
49 断面歯型部
51 太陽歯車
52 中間板
53 孔
54 遊星キャリヤ
55 軸
56 遊星歯車
57 太陽歯車
58 中間軸
61 部分
62 スナップリング
63 はさみ板
64 クラッチ板
65 クラッチ板
66 ボス
67 軌道輪
68 ボス
69 深溝玉軸受
71 孔
72 分離壁
73 接触肩部
74 つる捲線ばね
75 ナット
76 ブレーキライニング
77 制動装置
78 制動磁石装置
79 継鉄
81 界磁捲線
82 貫通孔
83 制動板
84 圧縮ばね
85 制動板
86 ねじ

Claims (17)

  1. 駆動モータ(9)と、この駆動モータ(9)に接続された伝動装置(15)と、制動装置(77)と、クラッチ装置(64、65)とを有するチェーンホイスト(1)であって、
    前記伝動装置(15)は、少なくとも入力軸(57)と、チェンスプロケット(14)に連結された出力軸(38)とを有し、かつ駆動モータ(9)及びチェンスプロケット(14)と共に駆動ラインを形成し、
    前記制動装置(77)は駆動ラインに作用し、少なくとも1個の回転不能な制動部材(83、85)と、少なくとも個の、駆動ラインと共に回転する制動部材(64、65)とを有し、これらの制動部材は、制動装置に設けられたばね手段からなる、選択的に制動解除可能な制動予備緊張装置(77、84)によって選択的に相互に摩擦係合して予備緊張可能であり、
    前記の少なくとも2個の、駆動ラインと共に回転する制動部材(64,65)が、駆動ライン2つの部分に分けるクラッチ装置を構成し前記クラッチ装置は少なくとも1個の駆動されるクラッチ部材(64)と少なくとも1個の駆動するクラッチ部材(65)とを有し、これら2つのクラッチ部材はばね手段からなるクラッチ予備緊張装置(74)によって相互に摩擦係合して予備緊張するように構成され、
    前記制動予備緊張装置(77、84)は、制動が解除されてない状態ではクラッチ部材(64、65)に作用する予備緊張力が強まるようにクラッチ部材(64、65)に追加の力を作用させるように構成したことを特徴とするチェーンホイスト。
  2. 少なくとも個の、駆動ラインと共に回転する制動部材のうちの1個(64)を、少なくとも1個の駆動されるクラッチ部材(64)に相対回転しないように連結したことを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  3. 少なくとも個の、駆動ラインと共に回転する制動部材のうちの1個(64)と少なくとも1個の駆動されるクラッチ部材(64)とを一体に構成したことを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  4. 制動装置(77)が少なくとも2個の回転不能な制動部材(83、85)を有することを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  5. クラッチ装置(64、65)を2個の回転不能な制動部材(83、85)の間に配設したことを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  6. 回転不能な制動部材(83、85)が平らな制動面を有することを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  7. 回転不能な制動部材(83、85)が円錐形の制動面を有することを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  8. 2個のクラッチ部材(64、65)が板状であることを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  9. クラッチ装置が2個のクラッチ部材(64、65)を有し、これらのクラッチ部材(64、65)が板状であり、相互に向き合う面にクラッチ面があり、外側へ向けられた面にそれぞれ制動面(76)があることを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  10. 少なくとも1個の回転不能な制動部材(83、85)と、少なくとも個の、駆動ラインと共に回転する制動部材(64、65)のうちの1個制動予備緊張装置のばね(84)によって相互に摩擦係合して予備緊張するように構成したことを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  11. 制動装置(77)に制動磁石装置(78)を併設してあり、この制動磁石装置(78)は制動予備緊張装置のばね(84)に対して反作用するように構成したことを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  12. 駆動モータ(9)がクラッチ装置(64、65)を介して伝動装置(15)の入力軸(57)に作用するように構成したことを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  13. クラッチ装置(64、65)がクラッチ装置(64、65)を駆動するかまたはクラッチ装置(64、65)によって駆動される軸(58、57)に関して軸方向に浮動支承されることを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  14. 回転不能に配設された制動部材(83、85)がクラッチ装置(64、65)の回転軸に平行に浮動支承されるように構成したことを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  15. 回転不能に配設された制動部材(83、85)がクラッチ装置(64、65)の回転軸に平行な方向に案内されて、制動装置(77)が解除された状態で傾倒できるように構成したことを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  16. クラッチ装置(64、65)がクラッチ予備緊張装置のばね(74)によって相互に摩擦係合して予備緊張されるように構成したことを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
  17. 制動装置に設けられた制動磁石装置(78)が電磁石からなることを特徴とする請求項1のチェーンホイスト。
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