JPH08257212A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH08257212A
JPH08257212A JP7065852A JP6585295A JPH08257212A JP H08257212 A JPH08257212 A JP H08257212A JP 7065852 A JP7065852 A JP 7065852A JP 6585295 A JP6585295 A JP 6585295A JP H08257212 A JPH08257212 A JP H08257212A
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技性が高く、また迫力および面白みがある
遊技機を提供すること。 【構成】 絵柄表示欄20a上に回動表示された絵柄2
1aの組合せがリーチ絵柄21aの組合せで表示停止さ
れるとともに外れ絵柄表示欄20a−1の上段絵柄表示
欄20a−2または下段絵柄表示欄20a−3に当該リ
ーチ絵柄が存在していたときにまたは絵柄表示欄20a
上に回動表示された絵柄21aの組合せがリーチ絵柄2
1aの組合せで表示停止されるとともに保留数19aが
所定保留数に達していたときに、当該上段絵柄表示欄2
0a−2または下段絵柄表示欄20a−3の当該リーチ
絵柄を当該外れ絵柄表示欄20a−1上で入賞絵柄の組
合せと一致する方向へ移動表示させる滑り表示動作を実
行することを特徴とする遊技機10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技盤面上に遊技玉を
打出して遊技玉の入賞を競う遊技機であって、特に、入
賞確率を変化させ得る役物手段としての可変表示手段を
遊技盤面に備えて成り、チャッカーへの入賞に応じて、
絵柄合せ遊技を絵柄表示欄上で回動表示させるととも
に、表示停止後の絵柄の組合せが所定の入賞絵柄の組合
せと一致するか否かの賞出判定を実行することによって
パチンコ遊技を進行させる第一種遊技機(フィーバー
機)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機としては、例え
ば、次のような遊技機がある。すなわち、機本体の正面
側に遊技盤面が立設されており、この遊技盤面の略中央
部に、当当該遊技機の種類を定めるとともに、遊技性を
高めるために通常一種類の役物手段が装着されていた。
【0003】特に、役物手段がチャッカーと可変表示手
段(所謂、ディジタル)とを備えて成り、チャッカーに
遊技玉が入賞すると可変表示手段に絵柄が回動表示さ
れ、当該可変表示手段に表示された絵柄が特定の組み合
わせと一致したとき、可変入賞口が作動し通常より相対
的に高い確率(入賞確率)で入賞遊技が行える第一種遊
技機はフィーバー機(フィーバーモノ)と呼ばれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフィーバー機(第一種遊技機)では、可変表
示手段における絵柄合せ遊技はチャッカーへの入賞毎に
完結しており、大当り遊技に到達するまでの過程が単調
と成りやすいため、遊技性が低く、また迫力および面白
みに欠けるという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来技術が有する問
題点に着目してなされたもので、外れ絵柄表示欄の上段
絵柄表示欄または下段絵柄表示欄にリーチ絵柄が存在し
ていたときに、上段絵柄表示欄または下段絵柄表示欄の
リーチ絵柄を外れ絵柄表示欄上で入賞絵柄の組合せと一
致する方向へ移動表示させる滑り表示動作を実行するこ
とにより、遊技性が高く、また迫力および面白みがある
遊技機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、以下の各項に存する。 [1]項 遊技盤面(11)上のチャッカー(22)へ
の入賞(22a)に応じて、絵柄合せ遊技を絵柄表示欄
(20a)上で回動表示させるとともに、表示停止後の
当該絵柄(21a)の組合せが所定の入賞絵柄の組合せ
と一致するか否かの賞出判定を実行することによってパ
チンコ遊技を進行させる遊技機において、前記絵柄表示
欄(20a)上に回動表示された前記絵柄(21a)の
組合せがリーチ絵柄(21a)の組合せで表示停止され
るとともに外れ絵柄表示欄(20a−1)の上段絵柄表
示欄(20a−2)または下段絵柄表示欄(20a−
3)に当該リーチ絵柄が存在していたときに、当該上段
絵柄表示欄(20a−2)または下段絵柄表示欄(20
a−3)の当該リーチ絵柄を当該外れ絵柄表示欄(20
a−1)上で前記入賞絵柄の組合せと一致する方向へ移
動表示させる滑り表示動作を実行する、ことを特徴とす
る遊技機(10)。
【0007】[2]項 遊技盤面(11)上のチャッカ
ー(22)への入賞(22a)に応じて、絵柄合せ遊技
を絵柄表示欄(20a)上で回動表示させるとともに、
表示停止後の当該絵柄(21a)の組合せが所定の入賞
絵柄の組合せと一致するか否かの賞出判定を実行するこ
とによってパチンコ遊技を進行させる遊技機において、
前記絵柄表示欄(20a)上に回動表示された前記絵柄
(21a)の組合せがリーチ絵柄(21a)の組合せで
表示停止されるとともに保留数(19a)が所定保留数
に達していたときに、当該上段絵柄表示欄(20a−
2)または下段絵柄表示欄(20a−3)の当該リーチ
絵柄を当該外れ絵柄表示欄(20a−1)上で前記入賞
絵柄の組合せと一致する方向へ移動表示させる滑り表示
動作を実行する、ことを特徴とする遊技機(10)。
【0008】[3]項 前記遊技盤面(11)に設けら
れ、前記絵柄合せ遊技の絵柄(21a)を回動表示させ
るための絵柄表示欄(20a)が所定の構造に組み合わ
されて成る可変表示手段(20)と、前記チャッカー
(22)への入賞(22a)に応じて前記絵柄合せ遊技
を前記絵柄表示欄(20a)上で回動表示させる制御を
実行し、当該絵柄表示欄(20a)上に回動表示された
前記絵柄(21a)の組合せが前記リーチ絵柄の組合せ
で表示停止されるとともに前記外れ絵柄表示欄(20a
−1)の上段絵柄表示欄(20a−2)または下段絵柄
表示欄(20a−3)に当該リーチ絵柄が存在していた
ときに前記滑り表示動作の実行を促す滑り表示動作命令
(21b)を生成し、前記表示停止後の絵柄(21a)
の組合せに対する前記賞出判定の結果に基づいて大当り
遊技命令(21c)を生成することによってパチンコ遊
技を進行させる遊技管理手段(21)と、前記滑り表示
動作命令(21b)を受けたときに、前記滑り表示動作
を実行する滑り表示動作制御手段(24)と、遊技盤面
(11)上に設けられ、前記大当り遊技命令(21c)
に応じて所定時間だけ開閉動作を繰り返す可変入賞手段
(26)と、を備えて成ることを特徴とする[1]項に
記載の遊技機(10)。
【0009】[4]項 前記遊技盤面(11)に設けら
れ、前記絵柄合せ遊技の絵柄(21a)を回動表示させ
るための絵柄表示欄(20a)が所定の構造に組み合わ
されて成る可変表示手段(20)と、前記チャッカー
(22)への入賞(22a)に応じて前記絵柄合せ遊技
を前記絵柄表示欄(20a)上で回動表示させる制御を
実行し、当該絵柄表示欄(20a)上に回動表示された
前記絵柄(21a)の組合せが前記リーチ絵柄の組合せ
で表示停止されるとともに保留数(19a)が所定保留
数に達していたときに前記滑り表示動作の実行を促す滑
り表示動作命令(21b)を生成し、前記表示停止後の
絵柄(21a)の組合せに対する前記賞出判定の結果に
基づいて大当り遊技命令(21c)を生成することによ
ってパチンコ遊技を進行させる遊技管理手段(21)
と、前記滑り表示動作命令(21b)を受けたときに、
前記滑り表示動作を実行する滑り表示動作制御手段(2
4)と、遊技盤面(11)上に設けられ、前記大当り遊
技命令(21c)に応じて所定時間だけ開閉動作を繰り
返す可変入賞手段(26)と、を備えて成ることを特徴
とする[2]項に記載の遊技機(10)。
【0010】
【作用】本発明における遊技機(10)は、遊技盤面
(11)上のチャッカー(22)への入賞(22a)に
応じて、絵柄合せ遊技を絵柄表示欄(20a)上で回動
表示させるとともに、表示停止後の当該絵柄(21a)
の組合せが所定の入賞絵柄の組合せと一致するか否かの
賞出判定を実行することによってパチンコ遊技を進行さ
せることができる。
【0011】さらに、本発明における遊技機(10)
は、前記絵柄表示欄(20a)上に回動表示された前記
絵柄(21a)の組合せがリーチ絵柄(21a)の組合
せで表示停止されるとともに外れ絵柄表示欄(20a−
1)の上段絵柄表示欄(20a−2)または下段絵柄表
示欄(20a−3)に当該リーチ絵柄が存在していたと
きに、当該上段絵柄表示欄(20a−2)または下段絵
柄表示欄(20a−3)の当該リーチ絵柄を当該外れ絵
柄表示欄(20a−1)上で前記入賞絵柄の組合せと一
致する方向へ移動表示させる滑り表示動作を実行するこ
とができる。
【0012】また、本発明における遊技機(10)は、
前記絵柄表示欄(20a)上に回動表示された前記絵柄
(21a)の組合せがリーチ絵柄(21a)の組合せで
表示停止されるとともに保留数(19a)が所定保留数
に達していたときに、当該上段絵柄表示欄(20a−
2)または下段絵柄表示欄(20a−3)の当該リーチ
絵柄を当該外れ絵柄表示欄(20a−1)上で前記入賞
絵柄の組合せと一致する方向へ移動表示させる滑り表示
動作を実行することもできる。
【0013】更に詳しく本発明の作用について説明す
る。パチンコ遊技が開始され、前記チャッカー(22)
への入賞(22a)を検出すると、遊技管理手段(2
1)が、入賞(22a)に応じて前記絵柄合せ遊技を前
記絵柄表示欄(20a)上で回動表示させる制御を実行
する。
【0014】前記絵柄合せ遊技の結果、前記絵柄表示欄
(20a)上に回動表示された前記絵柄(21a)の組
合せが前記リーチ絵柄の組合せで表示停止されるととも
に前記外れ絵柄表示欄(20a−1)の上段絵柄表示欄
(20a−2)または下段絵柄表示欄(20a−3)に
当該リーチ絵柄が存在していたときに、遊技管理手段
(21)が、前記滑り表示動作の実行を促す滑り表示動
作命令(21b)を生成する。
【0015】また、遊技管理手段(21)は、前記絵柄
合せ遊技の結果、前記絵柄表示欄(20a)上に回動表
示された前記絵柄(21a)の組合せが前記リーチ絵柄
の組合せで表示停止されるとともに前記保留数(19
a)が所定保留数に達していたときに、前記滑り表示動
作の実行を促す滑り表示動作命令(21b)を生成する
こともできる。
【0016】前記滑り表示動作命令(21b)を受けた
ときに、滑り表示動作制御手段(24)が、前記滑り表
示動作を実行する。
【0017】前記前記滑り表示動作の表示停止後の絵柄
(21a)の組合せに対する前記賞出判定の結果、絵柄
(21a)の組合せが所定の入賞絵柄の組合せと一致し
たときに、遊技管理手段(21)が、大当り遊技命令
(21c)を生成する。
【0018】前記大当り遊技命令(21c)を受けたと
きに、遊技盤面(11)上に設けられた可変入賞手段
(26)が、所定時間だけ開閉動作を繰り返す。
【0019】以上説明したように本発明によれば、外れ
絵柄表示欄(20a−1)の上段絵柄表示欄(20a−
2)または下段絵柄表示欄(20a−3)に当該リーチ
絵柄が存在していたときに、当該上段絵柄表示欄(20
a−2)または下段絵柄表示欄(20a−3)の当該リ
ーチ絵柄を当該外れ絵柄表示欄(20a−1)上で前記
入賞絵柄の組合せと一致する方向へ移動表示させる滑り
表示動作を実行することにより、遊技性が高く、また迫
力および面白みがある遊技機を実現できる。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例に係る遊技機10の機能
ブロック図であり、図2は本発明の一実施例に係る遊技
機10の正面図である。
【0021】本実施例の遊技機10は、遊技盤面11上
のチャッカー22への入賞22aに応じて、絵柄合せ遊
技を絵柄表示欄20a上で回動表示させるとともに、絵
柄表示欄20a上に回動表示された絵柄21aの組合せ
がリーチ絵柄21aの組合せで表示停止されるとともに
外れ絵柄表示欄20a−1の上段絵柄表示欄20a−2
または下段絵柄表示欄20a−3に当該リーチ絵柄が存
在していたときにまたは絵柄表示欄20a上に回動表示
された絵柄21aの組合せがリーチ絵柄21aの組合せ
で表示停止されるとともに保留数19aが所定保留数に
達していたときに、当該上段絵柄表示欄20a−2また
は下段絵柄表示欄20a−3の当該リーチ絵柄を当該外
れ絵柄表示欄20a−1上で入賞絵柄の組合せと一致す
る方向へ移動表示させる滑り表示動作を実行し、表示停
止後の当該絵柄21aの組合せが所定の入賞絵柄の組合
せと一致するか否かの賞出判定を実行することによって
パチンコ遊技を進行させるものであって、図1に示すよ
うに、可変表示手段20と遊技管理手段21とチャッカ
ー22と滑り表示動作制御手段24と可変入賞手段26
と保留手段19とを装置されて成る。
【0022】本実施例の遊技機10の可変表示手段20
と遊技管理手段21とチャッカー22と滑り表示動作制
御手段24と可変入賞手段26と保留手段19とにおけ
る制御は、マイクロプロセッサーをベースとしたコンピ
ュータ制御によって実現している。また、マイクロプロ
セッサーは、システムバス接続されている。
【0023】本実施例の遊技機10の可変表示手段20
と遊技管理手段21とチャッカー22と滑り表示動作制
御手段24と可変入賞手段26と保留手段19とにおけ
る絵柄表示欄20aの表示および制御データ、外れ絵柄
表示欄20a−1の表示および制御データ、上段絵柄表
示欄20a−2の表示および制御データ、下段絵柄表示
欄20a−3の表示および制御データ、絵柄21aの表
示および制御データ、滑り表示動作命令21b、大当り
遊技命令21c、入賞22aの制御データ、保留数19
a、等のデータ伝送は、コンピュータのシステムバスを
介して実行される。またイーサネットバス、GP−IB
バス、RS232Cバス、S100バス、VLバス、I
SAバス、EISAバス、PCIバス、またはセントロ
ニクスバス等のバス構造を用いたときは、各々に該当す
る所定の通信プロトコルに準拠してデータの伝送が実行
される。
【0024】遊技盤11の適所には、図示省略したが、
多数の遊技釘、電動チューリップVゾーン、アタッカー
クルーン、及びアウト口等が多数装置されている。
【0025】更に、遊技盤11内またはその周辺には遊
技性を高めるための電飾が施されている。なお、遊技盤
11の表面側は保護ガラスで覆われている。
【0026】遊技盤11の裏側には、入賞遊技媒体を整
列せた状態で流下させるシュート部材が配設されてい
る。かかるシュート部材の下流端には遊技媒体計数機が
取付けられていてもよい。
【0027】図2は省略してあるが、遊技機10の正面
側の下半部には、遊技に供す遊技媒体12を入れる前皿
と、当該前皿からオーバーフローした遊技媒体12を受
入れる下皿とが、上下に設けられている。また、遊技機
10の正面側の右下端には、遊技盤11上に遊技媒体1
2を打出すためのハンドルが設けられている。ハンドル
は、その操作により遊技機10の下方内部に設けられた
遊技媒体発射装置から遊技媒体12を打ち出すように設
定されている。
【0028】更に詳しく本実施例の構成について説明す
る。遊技盤11上に設けられたチャッカー22は、遊技
玉12の入賞12aを検出して絵柄合せ遊技の進行を促
すための入賞22aを生成するよう、保留手段19と遊
技管理手段21とに接続されて成る。
【0029】チャッカーにおける遊技玉12の検出の手
段は、LEDや光電管等を用いた光学的な検出手段、ホ
ール素子等を用いた磁気的な検出手段、マトリックスセ
ンサやタッチセンサ等を用いた電気抵抗の変化による電
気的な検出手段、またはコンデンサを用いた誘電率の変
化を検出する検出手段等を用いて実現できる。本実施例
では、外乱ノイズに強く、小形で消費電力の少ないLE
Dを用いた光学的な検出手段を用いている。
【0030】また、チャッカー22には、音発生部が接
続されていてもよい。本実施例の音発生部は、入賞した
とき、各々に合った音楽・音声を発して、スピーカーを
介して遊技者に聞かせるものである。
【0031】なお、本実施例のチャッカーにおける遊技
玉12の検出の手段は、マイクロプロセッサーをベース
としたコンピュータ制御によって実現している。また、
マイクロプロセッサーは、システムバス接続されてい
る。
【0032】遊技盤11上に設けられた保留手段19
は、絵柄合せ遊技の実行中に新たにチャッカー22への
入賞22aが発生したとき、保留数19aを記憶すると
ともに表示するよう、チャッカー22と遊技管理手段2
1とに接続されて成る。本実施例では、図2に示すよう
に、保留手段19として4個のLEDによるランプ表示
を用いている。
【0033】なお、本実施例の保留手段19におけるL
EDランプ表示制御は、マイクロプロセッサーをベース
としたコンピュータ制御によって実現している。また、
マイクロプロセッサーは、システムバス接続されてい
る。
【0034】可変表示手段20は、遊技盤面11に設け
られ、絵柄合せ遊技の絵柄21aを回動表示させるため
の絵柄表示欄20aが所定の構造に組み合わされて成
る。
【0035】本実施例の可変表示手段20は、9個の絵
柄表示欄20aが図2(a)に示すような所定(3×
3)の構造に組み合わされて成っている。
【0036】絵柄21aとしては、数字の0〜9、トラ
ンプ絵柄(例えば、ハート絵柄、スペード絵柄、ダイヤ
絵柄、クラブ絵柄等)、果物絵柄、アニメキャラクタ絵
柄等が使用できる。本実施例では、数字の0〜9を用
い、数字の7をリーチ絵柄として用いている。
【0037】本実施例の可変表示手段20では、7セグ
メントLEDや、映像や記号表示画面形成用の表示画面
から構成されたものを基本型とする。電気的に動作制御
するものであり、所定の入賞を果たすとデジタル画面が
作動し、数字等が3つ揃って表示されると入賞確率を一
時的に高めるように構成されたものであり、CRT、E
L(エレクトロ・ルミネッセンス)デバイス、液晶表示
デバイス等を用いることができる。本実施例では、可変
表示手段20としてTFTカラー液晶ディスプレイを用
いている。
【0038】遊技管理手段21は、チャッカー22への
入賞22aに応じて絵柄合せ遊技を絵柄表示欄20a上
で回動表示させる制御を実行し、当該絵柄表示欄20a
上に回動表示された絵柄21aの組合せがリーチ絵柄2
1aの組合せで表示停止されるとともに外れ絵柄表示欄
20a−1の上段絵柄表示欄20a−2または下段絵柄
表示欄20a−3に当該リーチ絵柄が存在していたとき
にまたは絵柄表示欄20a上に回動表示された絵柄21
aの組合せがリーチ絵柄21aの組合せで表示停止され
るとともに保留数19aが所定保留数に達していたとき
に、滑り表示動作の実行を促す滑り表示動作命令21b
を生成し、表示停止後の絵柄21aの組合せに対する賞
出判定の結果に基づいて大当り遊技命令21cを生成す
ることによってパチンコ遊技を進行させるよう、可変表
示手段20とチャッカー22と滑り表示動作制御手段2
4と可変入賞手段26と保留手段19とに接続されて成
る。
【0039】本実施例では、保留数19aにおける所定
保留数を4に設定しているが、特にこれに限定されるも
のではなく、最大保留数(本実施例では、最大4)以内
の任意の数に設定可能である。
【0040】また、遊技管理手段21には、音発生部が
接続されていてもよい。本実施例の音発生部は、チャッ
カー22に入賞したときやリーチ状態に到達したときや
大当り遊技に到達したとき、各々に合った音楽・音声を
発して、スピーカーを介して遊技者に聞かせるものであ
る。
【0041】なお、本実施例の遊技管理手段21は、マ
イクロプロセッサーをベースとしたコンピュータ制御に
よって実現している。また、当該マイクロプロセッサー
は、システムバス接続されている。
【0042】滑り表示動作制御手段24は、滑り表示動
作命令21bを受けたときに、滑り表示動作を実行する
よう、可変表示手段20と遊技管理手段21とに接続さ
れて成る。
【0043】可変入賞手段26は、遊技盤面11上に設
けられ、大当り遊技命令21cに応じて所定時間だけ開
閉動作を繰り返すよう、遊技管理手段21に接続されて
成る。
【0044】可変入賞手段26における遊技玉12の検
出の手段は、LEDや光電管等を用いた光学的な検出手
段、ホール素子等を用いた磁気的な検出手段、マトリッ
クスセンサやタッチセンサ等を用いた電気抵抗の変化に
よる電気的な検出手段、またはコンデンサを用いた誘電
率の変化を検出する検出手段等を用いて実現できる。本
実施例では、外乱ノイズに強く、小形で消費電力の少な
いLEDを用いた光学的な検出手段を用いている。
【0045】なお、本実施例の可変入賞手段26におけ
る遊技玉12の検出の手段は、マイクロプロセッサーを
ベースとしたコンピュータ制御によって実現している。
また、マイクロプロセッサーは、システムバス接続され
ている。また、可変入賞手段26には、音発生部が接続
されていてもよい。本実施例の音発生部は、入賞したと
き、各々に合った音楽・音声を発して、スピーカーを介
して遊技者に聞かせるものである。
【0046】図1は省略してあるが、遊技盤面11内ま
たはその周辺には遊技性を高めるための電飾が施されて
いる。なお、遊技盤面11の表面側は保護ガラスで覆わ
れている。
【0047】遊技盤面11の裏側には、役物から取込ま
れた入賞遊技玉を整列せた状態で流下させるシュート部
材が配設されている。かかるシュート部材の下流端には
遊技玉計数機が取付けられていてもよい。
【0048】更に、遊技機10の正面側の下半部には、
遊技に供す遊技玉12を入れる前皿と、当該前皿からオ
ーバーフローした遊技玉12を受入れる下皿とが、上下
に設けられている。また、遊技機10の正面側の右下端
には、遊技盤面11上に遊技玉12を打出すためのハン
ドルが設けられている。当該ハンドルは、その操作によ
り遊技機10の下方内部に設けられた遊技玉発射装置か
ら遊技玉12を打ち出すように設定されている。
【0049】また、アウト玉口(図示せず)は、アウト
玉を回収するよう、可変表示手段20の下方に設けられ
て成る。
【0050】次に作用を説明する。本実施例における遊
技機10は、遊技盤面11上のチャッカー(LEDを用
いた光学的な検出手段)22への入賞22aに応じて、
絵柄合せ遊技を絵柄表示欄20a上で回動表示させると
ともに、表示停止後の当該絵柄21aの組合せが所定の
入賞絵柄の組合せと一致するか否かの賞出判定を実行す
ることによってパチンコ遊技を進行させることができ
る。
【0051】さらに本実施例における遊技機10は、絵
柄表示欄20a上に回動表示された絵柄21a(則ち、
数字の0〜9)の組合せがリーチ絵柄21aの組合せで
表示停止されるとともに外れ絵柄表示欄20a−1の上
段絵柄表示欄20a−2または下段絵柄表示欄20a−
3に当該リーチ絵柄が存在していたときにまたは絵柄表
示欄20a上に回動表示された絵柄21aの組合せがリ
ーチ絵柄21aの組合せで表示停止されるとともに保留
数19aが所定保留数に達していたときに、当該上段絵
柄表示欄20a−2または下段絵柄表示欄20a−3の
当該リーチ絵柄を当該外れ絵柄表示欄20a−1上で入
賞絵柄の組合せと一致する方向へ移動表示させる滑り表
示動作を実行することができる。
【0052】つまり本実施例によれば、外れ絵柄表示欄
20a−1の上段絵柄表示欄20a−2または下段絵柄
表示欄20a−3に当該リーチ絵柄が存在していたとき
にまたは絵柄表示欄20a上に回動表示された絵柄21
aの組合せがリーチ絵柄21aの組合せで表示停止され
るとともに保留数19aが所定保留数に達していたとき
に、当該上段絵柄表示欄20a−2または下段絵柄表示
欄20a−3の当該リーチ絵柄を当該外れ絵柄表示欄2
0a−1上で入賞絵柄の組合せと一致する方向へ移動表
示させる滑り表示動作を実行することにより、遊技性が
高く、また迫力および面白みがある遊技機を実現でき
る。
【0053】以下に本実施例の遊技機10のパチンコ遊
技動作の概略を説明する。図2は本発明の一実施例に係
る遊技機10の正面図である。遊技盤11に打ち出され
た遊技玉12が、遊技釘に衝突しながら流下し、その内
の幾つかがチャッカー(LEDを用いた光学的な検出手
段)、Vゾーン、クルーン、電動チューリップ、アタッ
カーに入賞することによって遊技が進行され得る。
【0054】遊技機10の正面側の右下端に設けられて
たハンドルを遊技者が操作することによって、遊技機1
0の下方内部に設けられた遊技媒体発射装置(図示せ
ず)から遊技玉12が打ち出され得る。
【0055】役物から取込まれた入賞遊技玉12は、遊
技盤11の裏側シュート部材を整列せた状態で流下す
る。かかる入賞遊技玉12は、遊技媒体計数機によって
カウントされる得る。
【0056】遊技機10の正面側の下半部に設けられた
前皿には、遊技に供す遊技玉12を蓄えることができ
る。下皿には、前皿からオーバーフローした遊技玉12
を受入れることができる。
【0057】本実施例の遊技機10は、遊技プログラム
に従って進行される。遊技プログラムは、マイクロプロ
セッサーとシステムバスを介して接続されたRAM、R
OM、磁気記録媒体、磁気光学記録媒体等の記録媒体に
よって保持可能である。
【0058】遊技プログラムはマイクロプロセッサーが
実行可能なソフトウェアであって、当該記録媒体に保存
されており、マイクロプロセッサーのコマンドによって
読み出されたり、変更されたりできる。
【0059】本実施例の遊技機10のチャッカー(LE
Dを用いた光学的な検出手段)22と可変表示手段(T
FTカラー液晶ディスプレイ)20と可変入賞手段26
(LEDを用いた光学的な検出手段)と保留手段19と
遊技管理手段21と動画遊技管理手段21とにおける制
御は、マイクロプロセッサーをベースとしたコンピュー
タ制御によって実行可能である。
【0060】本実施例における絵柄表示欄20aの表示
および制御データ、外れ絵柄表示欄20a−1の表示お
よび制御データ、上段絵柄表示欄20a−2の表示およ
び制御データ、下段絵柄表示欄20a−3の表示および
制御データ、絵柄21a(則ち、数字の0〜9)の表示
および制御データ、滑り表示動作命令21b、大当り遊
技命令21c、入賞22aの制御データ、等のデータ伝
送は、コンピュータのシステムバスを介して実行され
る。またイーサネットバス、GP−IBバス、RS23
2Cバス、S100バス、VLバス、ISAバス、EI
SAバス、PCIバス、またはセントロニクスバス等の
バス構造を用いたときは、各々に該当する所定の通信プ
ロトコルに準拠してデータの伝送が実行される。
【0061】更に詳しく本実施例の作用について説明す
る。図2は本発明の一実施例に係る遊技機10の正面図
であり、図3は本発明の一実施例に係る可変表示手段
(TFTカラー液晶ディスプレイ)20における滑り表
示動作の動作を示す略解図である。保留手段19は、絵
柄合せ遊技の実行中に新たにチャッカー(LEDを用い
た光学的な検出手段)22への入賞22aが発生したと
き、保留数19aを記憶するとともに表示することがで
きる。
【0062】絵柄合せ遊技の実行中に新たにチャッカー
(LEDを用いた光学的な検出手段)22への入賞22
aが発生したとき、保留手段19が、保留数19aを記
憶するとともに表示する。
【0063】本実施例では、図2に示すように、保留手
段19として4個のLEDによるランプ表示を用いてい
て実現しており、保留数19aが一回発生する毎に、当
該保留数19aを記憶するとともにLEDを一個点灯
(図2では点灯状態を[●]で示している)する。さら
に、まだ実行されていない絵柄合せ遊技の実行権利数で
ある保留数19aに応じて、可変表示手段(TFTカラ
ー液晶ディスプレイ)20が作動して絵柄合せ遊技を実
行する毎に、当該実行数を保留数19aから減算し当該
減算された保留数19aに応じてLEDを点灯(図2で
は点灯状態を[●]で示している)または消灯(図2で
は消灯状態を[○]で示している)させる。4個を越え
て発生した保留数19aに対しては記憶せず、LEDも
点灯させないものとする。図2では、保留数19aが3
個保留されて保留のランプが3つ点灯(図2ではこの点
灯状態を[●●●○]で示している)している様子を示
した。
【0064】チャッカー(LEDを用いた光学的な検出
手段)22は、遊技玉12の入賞12aを検出して絵柄
合せ遊技の進行を促すための入賞22aを生成すること
ができる。
【0065】チャッカー(LEDを用いた光学的な検出
手段)22における入賞の検出の手段は、LEDや光電
管等を用いた光学的な検出方法、ホール素子等を用いた
磁気的な検出方法、マトリックスセンサやタッチセンサ
等を用いた電気抵抗の変化による電気的な検出方法、ま
たはコンデンサを用いた誘電率の変化を検出する検出方
法等を用いて実現できる。本実施例では、外乱ノイズに
強く、小形で消費電力の少ないLEDを用いた光学的な
検出方法を用いている。本実施例では、LEDを用いた
光学的な検出方法によって検出を行っている。
【0066】本実施例のチャッカー(LEDを用いた光
学的な検出手段)22における遊技玉12の検出の手段
は、マイクロプロセッサーをベースとしたコンピュータ
処理を行っている。また、マイクロプロセッサーは、シ
ステムバスを介してデータの授受を行う。
【0067】また、チャッカー(LEDを用いた光学的
な検出手段)22に接続された本実施例の音発生部は、
入賞したとき、各々に合った音楽・音声を発して、スピ
ーカーを介して遊技者に聞かせることができる。
【0068】パチンコ遊技が開始され、チャッカー(L
EDを用いた光学的な検出手段)22が入賞22aを検
出すると、遊技管理手段21が、入賞22aに応じて絵
柄合せ遊技を絵柄表示欄20a上で回動表示させる制御
を実行する。
【0069】絵柄表示欄20a上に回動表示される絵柄
21aとしては、数字の0〜9、トランプ絵柄(例え
ば、ハート絵柄、スペード絵柄、ダイヤ絵柄、クラブ絵
柄等)、果物絵柄、アニメキャラクタ絵柄等が使用でき
る。本実施例では、数字の0〜9を用い、数字の3,
5,7,9をリーチ絵柄として用いている。
【0070】絵柄合せ遊技の結果、絵柄表示欄20a上
に回動表示された絵柄21a(則ち、数字の0〜9)の
組合せがリーチ絵柄の組合せ(則ち、([3],
[3],[3]),([5],[5],[5]),
([7],[7],[7]),([9],[9],
[9])の少なくとも一つ)で表示停止されるとともに
外れ絵柄表示欄20a−1の上段絵柄表示欄20a−2
または下段絵柄表示欄20a−3に当該リーチ絵柄が存
在していたときにまたは絵柄表示欄20a上に回動表示
された絵柄21aの組合せがリーチ絵柄21aの組合せ
で表示停止されるとともに保留数19aが所定保留数に
達していたときに、遊技管理手段21が、滑り表示動作
の実行を促す滑り表示動作命令21bを生成する。
【0071】滑り表示動作命令21bを受けたときに、
滑り表示動作制御手段24が、滑り表示動作を実行す
る。
【0072】以下、可変表示手段(TFTカラー液晶デ
ィスプレイ)20における9個の絵柄表示欄20aの識
別のために、図3に示すような行列表現を用いることに
する。
【0073】図3(a)は、絵柄表示欄20a上に回動
表示された絵柄21a(則ち、数字の0〜9)の組合せ
がリーチ絵柄の組合せ(つまり、右斜めに([7],
[4],[7])、および最下段の絵柄表示欄20aの
([7],[7],[6])で表示停止された状態を示
している。リーチ絵柄の組合せ([7],[4],
[7])に対する、外れ絵柄表示欄20a−1(第二行
第二列の絵柄表示欄20a、[4])の上段絵柄表示欄
20a−2(第二行第二列の絵柄表示欄20a)または
下段絵柄表示欄20a−3(第三行第二列の絵柄表示欄
20a)に当該リーチ絵柄(第三行第二列の絵柄表示欄
20aの[7])が存在しているので、滑り表示動作が
実行され、図3(b)に示すように、下段絵柄表示欄2
0a−3(第三行第二列の絵柄表示欄20aの[7])
が外れ絵柄表示欄20a−1(第二行第二列の絵柄表示
欄20a)に移動する(これを、滑り表示動作と呼んで
いる。)。これにより、([7],[7],[7])権
利が発生する。
【0074】また、リーチ絵柄の組合せ([7],
[7],[6])に対する、外れ絵柄表示欄20a−1
(第三行第三列の絵柄表示欄20aの[6])の上段絵
柄表示欄20a−2(第二行第三列の絵柄表示欄20
a)または下段絵柄表示欄20a−3(第一行第三列の
絵柄表示欄20a)に当該リーチ絵柄(第一行第三列の
絵柄表示欄20aの[7])が存在しているので、滑り
表示動作が実行され、図3(c)に示すように、上段絵
柄表示欄20a−2(第一行第三列の絵柄表示欄20a
の[7])が外れ絵柄表示欄20a−1(第三行第三列
の絵柄表示欄20a)に移動する。これにより、
([7],[7],[7])権利が発生する。
【0075】以上に説明した以外の、滑り表示動作の実
行の様子を図3(d)、図3(e)、図3(f)に示し
た。→は滑り表示動作における移動方向を示している。
【0076】なお、滑り表示動作における移動方向は上
方向(↑)または下方向(↓)のいづれでもよいし、適
宜移動方向を切換えてもよい。滑り表示動作における移
動は、絵柄表示欄20a一欄分に限定されることなく、
複数欄分行ってもよい。また滑り表示動作が実行される
条件は、絵柄合せ遊技の結果絵柄表示欄20a上に回動
表示された絵柄21a(則ち、数字の0〜9)の組合せ
がリーチ絵柄の組合せ(([3],[3],[3]),
([5],[5],[5]),([7],[7],
[7]),([9],[9],[9]))で表示停止さ
れるとともに外れ絵柄表示欄20a−1の上段絵柄表示
欄20a−2または下段絵柄表示欄20a−3に当該リ
ーチ絵柄が存在していたとき、または絵柄表示欄20a
上に回動表示された絵柄21aの組合せがリーチ絵柄2
1aの組合せで表示停止されるとともに保留数19aが
所定保留数に達していたときに特に限定されるものでは
なく、この条件に加えてさらに所定の入賞条件を満足し
たとき(例えば、左の電動チューリップに入賞した後10
秒以内に右の電動チューリップに入賞した後チャッカー
(LEDを用いた光学的な検出手段)に入賞したとき、
チャッカー(LEDを用いた光学的な検出手段)に10秒
以内ごとに続けて三回入賞したとき、など)、等を用い
てもよい。
【0077】滑り表示動作の表示停止後の絵柄21aの
組合せに対する賞出判定の結果、絵柄21aの組合せが
所定の入賞絵柄の組合せと一致したときに、遊技管理手
段21が、大当り遊技命令21cを生成する。本実施例
では、([3],[3],[3]),([5],
[5],[5]),([7],[7],[7]),
([9],[9],[9])を所定の入賞絵柄の組合せ
としているが、特にこれに限定されるものではなく、所
定のトランプ絵柄の組合せ、果物絵柄の組合せ、アニメ
キャラクタ絵柄の組合せ、等を用いてもよい。
【0078】大当り遊技命令21cを受けたときに、遊
技盤面11上に設けられた可変入賞手段26(LEDを
用いた光学的な検出手段)が、所定時間だけ開閉動作を
繰り返す。
【0079】本実施例の可変入賞手段26(LEDを用
いた光学的な検出手段)における遊技玉12の検出は、
マイクロプロセッサーをベースとしたコンピュータ制御
によって実現している。また、マイクロプロセッサー
は、検出情報をシステムバスに出力する。
【0080】本実施例の可変入賞手段26(LEDを用
いた光学的な検出手段)では、大当り遊技命令21cを
受けたときに付与価値としてフィーバー遊技を実行でき
るようにしている。フィーバー遊技としては、例えば、
所定時間の開閉動作を15回繰り返すようにしている。
【0081】また、可変入賞手段26(LEDを用いた
光学的な検出手段)の音発生部は、入賞したとき、各々
に合った音楽・音声を発して、スピーカーを介して遊技
者に聞かせることができる。
【0082】なお、本実施例では、大当り遊技命令21
cを受けたときに付与価値としてフィーバー遊技を実行
できるようにしているが、特にこれに限定されるもので
はなく、電動チューリップ等への入賞状況に応じて、小
当り遊技、中当り遊技、大当り遊技、ハズレ遊技、等の
複数の付与価値を使い分けてもよい。具体的には、小当
り遊技においては所定時間の開閉動作を1回だけ行い、
中当り遊技においては所定時間の開閉動作を5回行い、
ハズレ遊技においては1回も開閉動作を実行せず、大当
り遊技においては所定時間の開閉動作を15回繰り返す
ようにしている。
【0083】以上説明したように本実施例によれば、外
れ絵柄表示欄20a−1の上段絵柄表示欄20a−2ま
たは下段絵柄表示欄20a−3に当該リーチ絵柄が存在
していたときにまたは絵柄表示欄20a上に回動表示さ
れた絵柄21aの組合せがリーチ絵柄21aの組合せで
表示停止されるとともに保留数19aが所定保留数に達
していたときに、当該上段絵柄表示欄20a−2または
下段絵柄表示欄20a−3の当該リーチ絵柄を当該外れ
絵柄表示欄20a−1上で入賞絵柄の組合せと一致する
方向へ移動表示させる滑り表示動作を実行することによ
り、遊技性が高く、また迫力および面白みがある遊技機
を実現できる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、外れ絵柄表示欄の上段
絵柄表示欄または下段絵柄表示欄にリーチ絵柄が存在し
ていたときにまたは絵柄表示欄上に回動表示された絵柄
の組合せがリーチ絵柄の組合せで表示停止されるととも
に保留数が所定保留数に達していたときに、上段絵柄表
示欄または下段絵柄表示欄のリーチ絵柄を外れ絵柄表示
欄上で入賞絵柄の組合せと一致する方向へ移動表示させ
る滑り表示動作を実行することにより、遊技性が高く、
また迫力および面白みがある遊技機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る遊技機の機能ブロック
図である。
【図2】本発明の一実施例に係る遊技機の正面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例に係る可変表示手段における
滑り表示動作の動作を示す略解図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…遊技盤面 12…遊技玉 19…保留手段 20…可変表示手段 20a…絵柄表示欄 20a−1…外れ絵柄表示欄 20a−2…上段絵柄表示欄 20a−3…下段絵柄表示欄 21…遊技管理手段 21a…絵柄 21b…滑り表示動作命令 21c…大当り遊技命令 22…チャッカー 22a…入賞 24…滑り表示動作制御手段 26…可変入賞手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面上のチャッカーへの入賞に応じ
    て、絵柄合せ遊技を絵柄表示欄上で回動表示させるとと
    もに、表示停止後の当該絵柄の組合せが所定の入賞絵柄
    の組合せと一致するか否かの賞出判定を実行することに
    よってパチンコ遊技を進行させる遊技機において、 前記絵柄表示欄上に回動表示された前記絵柄の組合せが
    リーチ絵柄の組合せで表示停止されるとともに外れ絵柄
    表示欄の上段絵柄表示欄または下段絵柄表示欄に当該リ
    ーチ絵柄が存在していたときに、当該上段絵柄表示欄ま
    たは下段絵柄表示欄の当該リーチ絵柄を当該外れ絵柄表
    示欄上で前記入賞絵柄の組合せと一致する方向へ移動表
    示させる滑り表示動作を実行する、 ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】遊技盤面上のチャッカーへの入賞に応じ
    て、絵柄合せ遊技を絵柄表示欄上で回動表示させるとと
    もに、表示停止後の当該絵柄の組合せが所定の入賞絵柄
    の組合せと一致するか否かの賞出判定を実行することに
    よってパチンコ遊技を進行させる遊技機において、 前記絵柄表示欄上に回動表示された前記絵柄の組合せが
    リーチ絵柄の組合せで表示停止されるとともに保留数が
    所定保留数に達していたときに、当該上段絵柄表示欄ま
    たは下段絵柄表示欄の当該リーチ絵柄を当該外れ絵柄表
    示欄上で前記入賞絵柄の組合せと一致する方向へ移動表
    示させる滑り表示動作を実行する、 ことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】前記遊技盤面に設けられ、前記絵柄合せ遊
    技の絵柄を回動表示させるための絵柄表示欄が所定の構
    造に組み合わされて成る可変表示手段と、 前記チャッカーへの入賞に応じて前記絵柄合せ遊技を前
    記絵柄表示欄上で回動表示させる制御を実行し、当該絵
    柄表示欄上に回動表示された前記絵柄の組合せが前記リ
    ーチ絵柄の組合せで表示停止されるとともに前記外れ絵
    柄表示欄の上段絵柄表示欄または下段絵柄表示欄に当該
    リーチ絵柄が存在していたときに前記滑り表示動作の実
    行を促す滑り表示動作命令を生成し、前記表示停止後の
    絵柄の組合せに対する前記賞出判定の結果に基づいて大
    当り遊技命令を生成することによってパチンコ遊技を進
    行させる遊技管理手段と、 前記滑り表示動作命令を受けたときに、前記滑り表示動
    作を実行する滑り表示動作制御手段と、 遊技盤面上に設けられ、前記大当り遊技命令に応じて所
    定時間だけ開閉動作を繰り返す可変入賞手段と、 を備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】前記遊技盤面に設けられ、前記絵柄合せ遊
    技の絵柄を回動表示させるための絵柄表示欄が所定の構
    造に組み合わされて成る可変表示手段と、 前記チャッカーへの入賞に応じて前記絵柄合せ遊技を前
    記絵柄表示欄上で回動表示させる制御を実行し、当該絵
    柄表示欄上に回動表示された前記絵柄の組合せがリーチ
    絵柄の組合せで表示停止されるとともに保留数が所定保
    留数に達していたときに前記滑り表示動作の実行を促す
    滑り表示動作命令を生成し、前記表示停止後の絵柄の組
    合せに対する前記賞出判定の結果に基づいて大当り遊技
    命令を生成することによってパチンコ遊技を進行させる
    遊技管理手段と、 前記滑り表示動作命令を受けたときに、前記滑り表示動
    作を実行する滑り表示動作制御手段と、 遊技盤面上に設けられ、前記大当り遊技命令に応じて所
    定時間だけ開閉動作を繰り返す可変入賞手段と、 を備えて成ることを特徴とする請求項2に記載の遊技
    機。
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JP2003265710A (ja) * 2002-03-12 2003-09-24 Sankyo Kk 遊技機

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