JP2005218562A - 遊技機、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 図柄の変動表示の変動態様への遊技者の期待感を高めるとともに、遊技の内容をバリエーション豊かにする。
【解決手段】 第4テーブル45fには変動時間が40秒の変動態様(ニ)及び通常の変動態様の他に、変動態様(イ)〜(ハ)で構成される変動態様グループA〜Dが割り当てられている。変動態様抽選部で変動態様グループA〜Dのいずれかに決定されると、決定された変動態様グループを構成する変動態様(イ)〜(ハ)による変動表示を連続して行うことによって40秒の変動表示が行われる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機に関するものである。
本明細書中ではパチンコ機を例に挙げて説明しているため、遊技媒体としてパチンコ球を用いて説明するが、遊技媒体としてはメダルなどの他の媒体も含む。また、遊技盤の遊技盤面に設けられた入賞口にパチンコ球が入ることを入賞とする。
パチンコ店などの遊技場で使用される遊技機であるパチンコ機は、パチンコ球に一定の価値が与えられ、遊技を行って獲得したパチンコ球を種々の景品に交換することができる。このため、遊技者はパチンコ球を大量に獲得するということを主な目的とし、短期間のうちに大量のパチンコ球を獲得できる当たりモードでの遊技を行うことが楽しみの一つとなっている。
パチンコ機の一種としてデジパチタイプと呼ばれるパチンコ機が知られている。デジパチタイプのパチンコ機では、始動入賞口にパチンコ球が入賞すると当たりか否かを抽選により決定する当たり決定抽選が行われ、さらに、図柄表示装置で図柄の変動表示及び停止表示が行われて当たり決定抽選の結果が表示される。このようなパチンコ機では、図柄の変動表示中に始動入賞口にパチンコ球が入賞した場合に、予め定められた上限値(例えば4つ)に達するまで始動入賞口への入賞の権利を持ち越すことができるものが殆どであり、持ち越されている始動入賞口への入賞の権利の数は、この権利の数と1対1に対応して権利の数を表示するように設けられたランプやLED、あるいは、液晶パネルや7セグなどを用いて表示される。
ところで、近年、デジパチタイプのパチンコ機では、例えば、最後に停止される図柄の変動表示中で、残りの図柄が停止表示されているときに、変動表示中の図柄が停止表示されると特定図柄の組み合わせもよって当たりが表示される可能性のある状態(以下、リーチ状態と称する)で、最後に停止される図柄の変動表示の速度を変化させたり、あるいは、図柄が変動表示される方向を変化させることによって図柄の変動表示の変動態様を変化させるようにしたものがある。このようなパチンコ機の殆どの機種では、前述したリーチ状態のときに加えて、例えばリーチ状態を発生させることが決定されたときや当たりが決定されたときに、これらを予告するなど、様々な遊技の状況下に応じた変動態様が複数種類設定されており、これにより、遊技者の当たりへの期待感を高めるようにしている。
ところで、図柄の変動表示の変動態様は、それぞれの種類ごとに予め図柄の変動表示を行う時間が設定されているが、例えば図柄の変動表示を行う変動時間が他の変動態様に比べて相対的に長い変動態様が行われると、遊技者に変動態様への冗長さを感じさせてしまうという欠点があった。
また、持ち越された始動入賞口への入賞の権利の数は、機種に関わらず、上限値である4つまでしか表示されず、さらに、持ち越されている権利の数と1対1に対応するようにしか表示されないため、パチンコ機の遊技の内容が機種に関わらず画一化されてしまい、パチンコ機の遊技の内容がバリエーションの乏しいものとなってしまっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、図柄の変動表示の変動態様への遊技者の期待感を高めるとともに、遊技の内容をバリエーション豊かにすることができるようにした遊技機、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技者に遊技上の特典が付与される当たり又はハズレのいずれかを抽選により決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって前記当たり決定手段での抽選の結果を表示する変動表示手段とを備えた遊技機であって、前記変動表示手段により図柄の変動表示が行われる変動時間を、予め設定された複数種類の前記変動時間のうちのいずれにするか抽選により決定する変動時間抽選手段と、前記図柄の変動表示の変動態様を、互いに前記変動時間が異なるように複数種類記憶した変動態様記憶手段と、前記変動時間抽選手段で決定された前記変動時間よりも前記変動時間の短い前記変動態様を前記変動態様記憶手段から読み出すことによって、前記変動時間抽選手段で決定された変動時間を複数回に分割して、前記変動時間の短い前記変動態様によって前記変動表示手段に前記変動表示を複数回行わせる変動表示制御手段とを設けたものである。なお、前記変動表示を複数回に分割した場合は、図柄の停止表示も変動表示と併せて行うことが好ましい。この場合、停止表示とは、変動表示される図柄を停止表示させて当たり決定手段での抽選の結果を表示することに加え、例えば、変動表示手段の図柄の表示領域内で図柄を振動あるいは揺動させるなど、図柄を完全に停止させずに、変動表示手段の図柄の表示領域内で図柄を変動表示させる仮停止表示も含むものとする。
また、前記変動時間抽選手段で決定される前記変動時間に対応し、前記変動時間抽選手段で決定された変動時間中に前記変動表示を行う前記変動態様で構成される変動態様グループが複数種類割り当てられ、少なくとも1種類の前記変動態様グループが、前記変動時間抽選手段で決定された前記変動時間よりも前記変動時間の短い複数種類の前記変動態様で構成された変動時間分割テーブルと、前記変動時間分割テーブルと対応づけられた前記変動時間が前記変動時間抽選手段で決定された場合に、前記変動時間分割テーブルを用いて抽選を行って複数種類の前記変動態様グループのいずれかを抽選により決定する分割回数抽選手段とを設けることが好ましい。
なお、前記分割する分割回数を表示する分割回数表示手段を設けることが好ましい。
なお、前記変動表示制御手段は、遊技盤の遊技領域に設けられた始動入賞口に遊技媒体が入賞したことを契機に前記変動表示手段に前記変動表示を開始させ、前記分割回数表示手段は、前記始動入賞口に遊技媒体が入賞したこと契機に前記分割回数を表示することによって前記始動入賞口に遊技媒体が入賞したことの表示も兼ねることが好ましい。
用いるプログラムは、遊技者に遊技上の特典が付与される当たり又はハズレのいずれかを抽選により決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって前記当たり決定手段での抽選の結果を表示する変動表示手段と、前記変動表示手段により図柄の変動表示が行われる変動時間を、予め設定された複数種類の前記変動時間のうちのいずれにするか抽選により決定する変動時間抽選手段と、前記図柄の変動表示の変動態様を、互いに前記変動時間が異なるように複数種類記憶した変動態様記憶手段と、前記変動時間抽選手段で決定された前記変動時間よりも前記変動時間の短い前記変動態様を前記変動態様記憶手段から読み出すことによって、前記変動時間抽選手段で決定された変動時間を複数回に分割して、前記変動時間の短い前記変動態様によって前記変動表示手段に前記変動表示を行わせる変動表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるとして遊技機のコンピュータを機能させるものである。
また、用いる記録媒体は、遊技者に遊技上の特典が付与される当たり又はハズレのいずれかを抽選により決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって前記当たり決定手段での抽選の結果を表示する変動表示手段と、前記変動表示手段により図柄の変動表示が行われる変動時間を、予め設定された複数種類の前記変動時間のうちのいずれにするか抽選により決定する変動時間抽選手段と、前記図柄の変動表示の変動態様を、互いに前記変動時間が異なるように複数種類記憶した変動態様記憶手段と、前記変動時間抽選手段で決定された前記変動時間よりも前記変動時間の短い前記変動態様を前記変動態様記憶手段から読み出すことによって、前記変動時間抽選手段で決定された変動時間を複数回に分割して、前記変動時間の短い前記変動態様によって前記変動表示手段に前記変動表示を行わせる変動表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
本発明によれば、変動時間抽選手段で決定された変動時間よりも変動時間の短い変動態様を変動態様記憶手段から読み出すことによって、変動時間抽選手段で決定された変動時間を複数回に分割して、変動時間の短い変動態様によって変動表示手段に変動表示を複数回行わせるので、例えばリーチ状態を表示することが決定された場合に、リーチ状態による変動態様を複数回連続して表示する(例えば、変動時間抽選手段で40秒の変動時間が決定された場合に、変動時間が10秒の変動態様で図柄の変動表示を4回連続して行う)など、遊技者の期待感を高める変動態様を連続して表示することが可能になり、図柄の変動表示の変動態様への遊技者の期待感を高めることができる。
また、変動時間抽選手段で決定される変動時間に対応し、変動時間抽選手段で決定された変動時間中に変動表示を行う変動態様で構成される変動態様グループが複数種類割り当てられ、少なくとも1種類の変動態様グループが、変動時間抽選手段で決定された変動時間よりも変動時間の短い複数種類の変動態様で構成された変動時間分割テーブルと、変動時間分割テーブルと対応づけられた変動時間が変動時間抽選手段で決定された場合に、変動時間分割テーブルを用いて抽選を行って複数種類の変動態様グループのいずれかを抽選により決定する分割回数抽選手段とを設けたので、遊技者は図柄の変動表示が行われる回数を予測できなくなり、遊技に意外性を持たせることができる。
また、前記分割する分割回数を表示するので、遊技者に図柄の変動表示が行われる回数を明確に報知することが可能になり、遊技を公平なものにすることができる。
また、変動表示制御手段は、遊技盤の遊技領域に設けられた始動入賞口に遊技媒体が入賞したことを契機に変動表示手段に変動表示を開始させ、分割回数表示手段は、始動入賞口に遊技媒体が入賞したこと契機に分割回数を表示することによって始動入賞口に遊技媒体が入賞したことの表示も兼ねるので、始動入賞口への入賞の権利を持ち越すことが可能な上限値を設定しながらも、持ち越されている権利の数を1対1に対応するように表示しなくてもよくなり、前記上限値以上の表示をすることができる。これにより、遊技の内容をバリエーション豊かにすることができる。また、遊技者に1回の入賞で図柄の変動表示が複数回行われるような印象を与えることが可能になり、遊技者に始動入賞口への入賞の期待感を高め、遊技者の遊技への興趣を高めることができる。
図1にパチンコ機10の外観を示し、先ず、パチンコ機10の遊技の流れの概略を説明する。パチンコ機10では、通常モード及び当たりモードの2つの遊技モードが設けられている。後述する始動入賞口13にパチンコ球が入賞すると、当たり又はハズレのいずれかを抽選により決定する当たり決定抽選が行われ、当たり決定抽選で当たりに当選すると通常モードから当たりモードに移行される。当たりモードでは、通常モードで閉じられた状態となっている後述する大入賞口17が開放される(遊技上の特典)。1回の当たりモードでは大入賞口を開放する回数は15回、大入賞口の1回の開放につき例えば30秒経過するまで又はパチンコ球が10個入賞するまで開放され続けるように設定されている。
次に、パチンコ機10の構成を説明する。パチンコ機10の遊技盤11の遊技盤面11aには図柄表示装置12が組み込まれている。また、遊技盤面11aには、始動入賞口13、通常入賞口14、通過入賞口14a、アタッカ15、アウト口16が設けられ、さらに図示は省略してあるが、障害釘や風車などが設けられている。
また、パチンコ機10には発射ハンドル10aが設けられており、発射ハンドル10aが操作されると、パチンコ球は発射制御装置によって一個ずつ遊技盤面11a上の遊技領域に打ち出され、始動入賞口13又は通常入賞口14又は通過入賞口14aのいずれかに入賞するか、あるいは、ハズレ扱いとなるアウト口16に入る。
アタッカ15の奥には大入賞口17が設けられており、アタッカ15は大入賞口17を開放する開放位置と大入賞口17を閉じる閉じ位置との間で回動自在に取り付けられている。通常モードでは、アタッカ15は閉じ位置に位置しており、当たりモードに移行されると、アタッカ15が開放位置に回動して大入賞口17が開放される。
図柄表示装置12には液晶パネル(変動表示手段)18が組み込まれている。液晶パネル18には3個の図柄が表示されている。始動入賞口13にパチンコ球が入賞すると液晶パネル18に表示されている各図柄が変動表示される。液晶パネル18上では、3個の図柄を組み合わせた入賞有効ラインが設定されており、変動表示されている図柄が停止表示されたときの入賞有効ライン上の図柄の組み合わせによって当たり決定抽選の結果が表示される。入賞有効ライン上に特定図柄が揃うと当たりとなって通常モードから当たりモードに移行される。なお、変動表示を行う図柄の数、図柄の種類は適宜数にしてよい。
図柄表示装置12の上方には保留ランプ(分割回数表示手段)19が設けられている。保留ランプ19は、8つの表示窓とそれぞれの表示窓の奥に組み込まれたランプとから構成されている。液晶パネル18での図柄の変動表示(以下、「変動表示」と略す)中にパチンコ球が始動入賞口13に入賞すると、始動入賞口13へ入賞したパチンコ球が、始動入賞口13への入賞の権利を示す保留球として記憶されて持ち越される。保留球は、所定個数(本実施形態では「4個」を例に挙げて説明する)を限度に記憶される。保留ランプ19は、保留球が記憶された場合に点灯して保留球が記憶されていることを表示する。また、保留ランプ19は、詳しくは後述するように、始動入賞口13で発生した1回の入賞に対して行われる変動表示が複数回に分割して行われる場合に点灯して、その分割される分割回数を表示する。変動表示されている図柄が停止表示又は仮停止表示(例えば図柄を液晶パネル18の表示領域内で振動あるいは揺動させるなど、液晶パネル18の表示領域内で図柄が変動表示されている状態)されたときに、保留ランプ19のランプが点灯している場合には、このランプが1つ消灯されるとともに再び変動表示が開始される。
始動入賞口13、通常入賞口14、大入賞口17にパチンコ球が入賞すると、入賞した入賞口ごとに割り当てられた個数のパチンコ球が払い出し口20から受け皿21に払い出される。
図2に示すように、パチンコ機10は主制御部30と副制御部31とから構成されている。主制御部30には主制御装置32が設けられている。パチンコ機10は主制御装置32に設けられたCPU33によって管制される。
主制御装置32には、CPU33の他、メモリ34、当たり決定部(当たり決定手段)35、停止図柄決定部36、変動時間抽選部(変動時間抽選手段)37が設けられている。CPU33はメモリ34のROM領域に格納されたプログラムにしたがってパチンコ機10の動作を制御して遊技を実行させる。
当たり決定部35は乱数発生器、乱数サンプリング回路、当たりか否かを決定するための当たり決定テーブルを備えており、後述する始動入賞口入賞球検出センサ40がパチンコ球の入賞を検出するたびに乱数値をサンプリングする。サンプリングされた乱数値は当たり決定テーブルと照合され、当たりモードに移行させるか否かが抽選により決定される。
当たり決定テーブルでは、乱数値のサンプリングを行う際に発生する全乱数値のうち、当たりとする乱数値が割り当てられている。そして、サンプリングされた乱数値が当たり決定テーブルに割り当てられた乱数値と一致するか否かを判定することによって、ハズレ及び当たりのいずれかにするかが決定される。なお、本実施形態では、当たりの種類を1種類としているが、例えば当たりを本実施形態と同様に当たりモードにのみ移行される通常当たりと、当たりモード終了後に通常モードよりも当たりに当選する確率が高くなる確率変動モードに移行される確変当たりとの2種類で構成するなど、当たりの種類は適宜に設定してよい。また、当たり又はハズレは、例えば乱数値のサンプリングを行う際に発生する全乱数値を予め2つの数値範囲に区切って、当たり決定テーブルでは、それぞれの数値範囲にハズレ及び当たりを割り当てておき、サンプリングされた乱数値がいずれの数値範囲に属する値であるかによって当たり又はハズレを決定するなど、適宜の方法により決定してよい。
停止図柄決定部36では、入賞有効ライン上に停止させる図柄の組み合わせが決定される。停止図柄決定部36は、乱数発生器、乱数サンプリング回路、停止図柄テーブルを備えており、当たり決定部35での抽選が行われた後に作動される。停止図柄テーブルは、ハズレ用のテーブルと当たり用のテーブルとの2種類のテーブルから構成されている。いずれのテーブルを用いて抽選を行うかは当たり決定部35での抽選結果に基づいて選択される。そして、乱数サンプリング回路によってサンプリングされた乱数値が選択されたテーブルと照合されると、入賞有効ライン上に停止させる図柄の組み合わせが決定される。停止図柄決定部36での抽選が終了し、入賞有効ライン上に停止させる図柄の組み合わせが決定されると、CPU33から決定された図柄の組み合わせを示す信号を後述する図柄表示制御装置44に入力される。
変動時間抽選部37は、始動入賞口13で入賞が発生した場合に作動される。変動時間抽選部37では、図柄表示装置12により図柄の変動表示が行われる変動時間を、予め設定された複数種類の変動時間(本実施形態では、「10秒」、「20秒」、「30秒」、「40秒」を例に挙げて説明する。)のうちのいずれにするかが抽選により決定される。変動時間抽選部37での抽選の結果はCPU33に入力される。
CPU33には、始動入賞口入賞球検出センサ40、大入賞口入賞球検出センサ41、通常入賞口入賞球検出センサ42、払出口払出球検出センサ43、副制御部31の図柄表示制御装置44、ランプ制御装置46、音声制御装置47、主制御部30の払出制御装置48、可動物制御装置49が接続されている。また、主制御部30内には発射制御装置50が設けられている。
始動入賞口入賞球検出センサ40は始動入賞口13、大入賞口入賞球検出センサ41は大入賞口17、通常入賞口入賞球検出センサ42では通常入賞口14にパチンコ球が入賞したか否かが検出される。払出口払出球検出センサ43では払い出し口20からパチンコ球が払い出されたか否かが検出される。
図柄表示制御装置44は表示制御CPU(変動表示制御手段)44a、表示データメモリ(変動態様記憶手段)44b、変動態様抽選部(分割回数抽選手段)45を備えており、表示制御CPU44aによって図柄表示装置12の駆動が制御される。
図3に示すように、変動態様抽選部45は変動時間抽選部37での抽選が行われた後に作動される。変動態様抽選部45では、複数種類の変動態様のうちのいずれの変動態様で液晶パネル18に変動表示を行わせるかが抽選により決定される。変動態様抽選部45は、乱数発生器45a、乱数サンプリング回路45b、第1テーブル45c、第2テーブル45d、第3テーブル45e、第4テーブル(変動時間分割テーブル)45fから構成されている。
乱数発生器45aが作動されると乱数発生器45aは乱数を発生させる。そして、乱数発生器45aで発生した乱数値のうちの1つの値が乱数サンプリング回路45bによってサンプリングされる。乱数サンプリング回路45bはサンプリングした乱数値を第1〜第4テーブル45c〜45fと照合する。
第1〜第4テーブル45c〜45fでは、乱数発生器45aで発生する全乱数値が複数の数値範囲に区切られ、それぞれの数値範囲に液晶パネル18に変動表示を行わせる際の変動態様が割り当てられている。
第1テーブル45cは変動時間が10秒に決定された場合に用いられる。第1テーブル45cには、図柄の変動時間が10秒で、いわゆるリーチ状態を示す変動態様(イ)及び通常の変動態様(変動表示されている図柄を単に停止表示する態様)が割り当てられている。
第2テーブル45dは変動時間が20秒に決定された場合に用いられる。第2テーブル45dには変動時間が20秒で、変動態様(イ)と同じくリーチ状態を示す変動態様(ロ)及び通常の変動態様が割り当てられている。
第3テーブル45eは変動時間が30秒に決定された場合に用いられる。第3テーブル45eには変動時間が30秒で、変動態様(イ)と同じくリーチ状態を示す変動態様(ハ)及び通常の変動態様が割り当てられている。
次に、第4テーブル45fについて乱数発生器45aで発生する全乱数値が1〜1000である場合を例に図4(A)を例に用いて説明する。第4テーブル45fは変動時間が40秒に決定された場合に用いられる。第4テーブル45fには変動時間が40秒で、変動態様(イ)と同じくリーチ状態を示す変動態様(ニ)及び通常の変動態様の他に、変動態様(イ)〜(ハ)で構成される変動態様グループA〜Dが割り当てられている。乱数サンプリング回路45bが乱数値を照合した結果、変動態様グループA〜Dのいずれかに決定されると、決定された変動態様グループを構成する変動態様(イ)〜(ハ)による変動表示を連続して行うことによって40秒の変動表示が行われる。
第4テーブル45fでは、乱数発生器45aで発生する全乱数値のうちの「1〜50」の範囲には、変動時間が40秒の変動態様(ニ)、「51〜150」の範囲には変動態様グループA、「151〜250」の範囲には変動態様グループB、「251〜500」の範囲には変動態様グループC、「501〜1000」の範囲には変動態様グループDが割り当てられている。
変動態様グループAは、変動態様(イ)及び変動態様(ハ)(図中「(イ)+(ハ)」)から構成されている。このため、変動態様グループAに決定されると変動時間40秒を10秒+30秒に2分割して、変動態様(イ)と変動態様(ハ)とによって変動表示が行われる。
変動態様グループBは、変動態様(ロ)の2回連続(図中「(ロ)×2」)から構成されている。このため、変動態様グループBに決定されると変動時間40秒を20秒+20秒に2分割して、変動態様(ロ)による変動表示が2回連続して行われる。
変動態様グループCは、変動態様(イ)の2回連続と変動態様(ロ)(図中「(イ)×2+(ロ)」)から構成されている。このため、変動態様グループCに決定されると変動時間40秒を10秒+10秒+20秒に3分割して、変動態様(イ)による変動表示が2回連続して行われ、さらに、変動態様(ロ)による変動表示が行われる。
変動態様グループDは、変動態様(イ)の4回連続(図中「(イ)×4」)から構成されている。このため、変動態様グループDに決定されると501〜1000の場合には変動時間40秒を10秒+10秒+10秒+10秒に4分割して、変動態様(イ)による変動表示が4回連続して行われる。
なお、詳しくは図示しないが、第1〜第4テーブル45c〜45fは当たり決定部38で当たりが決定された場合に用いられるテーブルとハズレが決定された場合のテーブルとで構成されている。いずれのテーブルも同一の変動態様が割り当てられているが、互いに変動態様が選択される確率が異なるように、変動態様が割り当てられる乱数値の数値範囲が異なっている。これにより、図4(B)に示すように、変動態様の種類によって当たりが表示される可能性の度合い(図中の「信頼度」)を設定して遊技者に報知している。変動態様抽選部45での抽選の結果は表示制御CPU44aに入力される。
表示データメモリ44bには、図柄表示装置12で図柄を表示するための表示データが格納されている。表示制御CPU44aが表示データメモリ44bから表示データを読み出し、読み出した表示データを液晶パネル18から表示させることによって変動表示及び停止表示が行われる。
表示データメモリ44bに格納されている表示データには、変動態様(イ)〜(ニ)で変動表示を行うものも含まれている。表示制御CPU44aには、CPU33から停止図柄決定部36及び変動態様抽選部45での抽選の結果が入力される。表示制御CPU44aは、液晶パネル18で表示される図柄ごとに割り当てられた先頭アドレスを監視することにより、どの図柄が液晶パネル18から表示されているかを識別し、変動態様抽選部45で決定された変動態様及び停止図柄決定部36で決定された停止図柄を表示データメモリ38から読み出して図柄の変動表示及び停止表示を行う。
ランプ制御装置46では、遊技盤面上のランプやパチンコ機10の枠に設けられたランプ、保留ランプ19など、パチンコ機10に設けられた各種ランプの点灯制御が行われる。
図柄の変動表示中に始動入賞口13で入賞が発生し、変動時間抽選部37で図柄の変動時間が10秒、20秒、30秒に決定された場合及び変動時間が40秒で変動態様抽選部45で変動態様(ニ)が決定された場合には、表示制御CPU44aは、保留ランプ19を1つ点灯させることを示すランプ点灯信号をランプ制御装置46に入力する。これに応答してランプ制御装置46は保留ランプ19を点灯させる。
また、変動時間抽選部37で変動時間が40秒に決定されて変動態様抽選部45で変動態様グループA〜Dが決定された場合には、決定された変動態様グループの種類が表示制御CPU44aからランプ制御装置46に入力される。この場合、ランプ制御装置46は、図柄の変動表示中には40秒の変動時間を分割する回数分に対応する個数の保留ランプ19を点灯させ、図柄の変動表示中でない場合は、40秒の変動時間を分割する回数よりも1回少ない回数分保留ランプ19を点灯させる。
音声制御装置47はサウンドメモリを備えており、図柄の変動表示を行っているときや当たりモードへ移行したときなどに、音楽や音声をプログラム化したサウンドプログラムをサウンドメモリから読み出し、サウンドプロセッサを介してスピーカーから音楽や音声などを出力させる。
払出制御装置48は、始動入賞口入賞球検出センサ40、大入賞口入賞球検出センサ41、通常入賞口入賞球検出センサ42のいずれかのセンサによってパチンコ球が入賞したことが検出されると作動される。払出制御装置48はメモリを備えており、このメモリは各入賞口ごとのパチンコ球1個の入賞に対する配当球の個数を記憶している。いずれかの入賞口で入賞が発生すると払出制御装置48は払い出し用のパチンコ球が貯留されている貯留装置を駆動し、入賞口の種類に応じた個数のパチンコ球の払い出しを行わせる。
可動物制御装置49はアタッカ15に連結されており、CPU33によって作動されると、アタッカ15を大入賞口17を開放する位置と大入賞口17を閉じる位置との間で回動させる。また、可動物制御装置49は、遊技盤11の遊技盤面11a上に設けられた可動物の可動を制御する。
発射制御装置50は発射ハンドル10aに連結されており、発射ハンドル10aが操作されると、発射ハンドル10aで調節されたパチンコ球の打ち出しの強さに応じて、パチンコ球を一定時間ごとに発射する。
次に、上記のように構成されたパチンコ機の作用について図5及び図6のフローチャートを用いて説明する。パチンコ機10では先ず通常モードでの遊技が行われる。遊技者が発射ハンドル10aを操作し、遊技盤11の遊技盤面11a上にパチンコ球が打ち出されると、打ち出されたパチンコ球は、始動入賞口13又は通常入賞口14又は通過入賞口14aのいずれかに入賞するか、アウト口16に入る。
始動入賞口13にパチンコ球が入賞すると、始動入賞口入賞球検出センサ40でパチンコ球が検出されたことを示す信号がCPU33に入力され、これに応答してCPU33は当たり決定部35を作動する。当たり決定部35は、当たり決定抽選を行って当たりか否かを決定する。
当たり決定部35で抽選が行われると、CPU33は停止図柄決定部36を作動する。停止図柄決定部36は、入賞有効ライン上に停止表示させる図柄の組み合わせを抽選により決定する。停止図柄決定部36は、当たり決定部35で当たりが決定された場合は当たり用のテーブル、当たり決定部35でハズレが決定された場合はハズレ用のテーブルを用いて入賞有効ライン上に停止させる図柄の組み合わせを決定する。停止図柄決定部36での抽選が終了すると、CPU33は入賞有効ライン上に停止させる図柄の組み合わせを示す信号を図柄表示制御装置44の表示制御CPU44aに入力する。
また、始動入賞口13にパチンコ球が入賞すると、停止図柄決定部36での抽選に加えて、CPU33は変動時間抽選部37を作動する。変動時間抽選部37は変動時間を10秒、20秒、30秒、40秒のいずれにするか抽選により決定する。変動時間抽選部37での抽選が終了すると、CPU33は決定された変動時間を示す信号を図柄表示制御装置44の表示制御CPU44aに入力する。
表示制御CPU44aは、変動時間抽選部37での抽選の結果が入力されると、変動態様抽選部45を作動する。変動時間が10秒に決定された場合は、乱数サンプリング回路45bは、乱数発生器45aからサンプリングした乱数値を第1テーブル45cと照合する。これにより、変動態様(イ)又は通常の変動態様のいずれによって変動表示を行うか否かが決定される。
変動時間が20秒に決定された場合は、乱数サンプリング回路45bは、乱数発生器45aからサンプリングした乱数値を第2テーブル45dと照合する。これにより、変動態様(ロ)又は通常の変動態様のいずれによって変動表示を行うか否かが決定される。
変動時間が30秒に決定された場合は、乱数サンプリング回路45bは、乱数発生器45aからサンプリングした乱数値を第3テーブル45dと照合する。これにより、変動態様(ハ)又は通常の変動態様のいずれによって変動表示を行うか否かが決定される。
変動時間が40秒に決定された場合は、乱数サンプリング回路45bは、乱数発生器45aからサンプリングした乱数値を第4テーブル45fと照合する。これにより、変動態様(ニ)又は変動態様グループA〜Dに割り当てられた変動態様のいずれによって図柄の変動表示を行うかが決定される。
そして、変動時間抽選部37で変動時間が10秒、20秒、30秒のいずれかに決定されるか、又は、変動時間が40秒で変動態様(ニ)によって変動表示を行うことが決定されるいずれかの場合で、さらに変動表示中である場合には、表示制御CPU44aは、ランプ制御装置46に保留球ランプ19を1個点灯することを示すランプ点灯信号を入力する。このとき、図柄の変動表示中でない場合には、表示制御CPU44aは、ランプ制御装置46にランプ点灯信号を入力せずに、液晶パネル18に図柄の変動表示を開始させる。
また、変動時間抽選部37で変動時間が40秒に決定され、変動態様抽選部45で変動態様グループAを構成する変動態様で変動表示を行うことが決定された場合で、さらに、変動表示中である場合には、表示制御CPU44aは、ランプ制御装置46に保留球ランプ19を2個点灯することを示すランプ点灯信号を入力する。このとき、変動表示中でない場合には、表示制御CPU44aは、ランプ制御装置46に保留球ランプ19を1個点灯することを示すランプ点灯信号を入力し、表示データメモリ44bから図柄の表示データを読み出して液晶パネル18に図柄の変動表示を開始させる。
変動態様抽選部45で変動態様グループAが決定された場合には、表示制御CPU44aは変動態様(イ)と変動態様(ハ)とで変動表示を行う表示データを順次に読み出して2つの変動表示を連続して行わせ、40秒の変動表示とする。この場合、表示制御CPU44aは、変動態様(イ)で行われた変動表示では仮停止表示を行い、変動態様(ハ)で行われた変動表示では停止表示を行って遊技者に当たり決定部35での抽選の結果を表示する。
変動時間抽選部37で変動時間が40秒に決定され、変動態様抽選部45で変動態様グループBを構成する変動態様で変動表示を行うことが決定された場合で、さらに、変動表示中である場合には、表示制御CPU44aは、ランプ制御装置46に保留球ランプ19を2個点灯することを示すランプ点灯信号を入力する。このとき、変動表示中でない場合には、表示制御CPU44aは、ランプ制御装置46に保留球ランプ19を1個点灯することを示すランプ点灯信号を入力し、表示データメモリ44bから図柄の表示データを読み出して液晶パネル18に図柄の変動表示を行わせる。
変動態様抽選部45で変動態様グループBが決定された場合には、表示制御CPU44aは変動態様(ロ)の表示データを2回連続して読み出して変動態様(ロ)による変動表示を2回繰り返し行わせ、40秒の変動表示とする。この場合、表示制御CPU44aは、1回目の変動態様(ロ)で行われた変動表示では図柄の仮停止表示を行い、2回目の変動態様(ロ)で行われた変動表示では図柄の停止表示を行って遊技者に当たり決定部35での抽選の結果を表示する。
変動時間抽選部37で変動時間が40秒に決定され、変動態様抽選部45で変動態様グループCを構成する変動態様で変動表示を行うことが決定された場合で、さらに、変動表示中である場合には、表示制御CPU44aは、ランプ制御装置46に保留球ランプ19を3個点灯することを示すランプ点灯信号を入力する。このとき、変動表示中でない場合には、表示制御CPU44aは、ランプ制御装置46に保留球ランプ19を2個点灯することを示すランプ点灯信号を入力し、表示データメモリ44bから図柄の表示データを読み出して液晶パネル18に図柄の変動表示を行わせる。
変動態様抽選部45で変動態様グループCが決定された場合には、表示制御CPU44aは変動態様(イ)の表示データを2回連続して読み出して、さらに、変動態様(ロ)の表示データを読み出して変動態様(イ)による変動表示を2回連続して行わせ、さらに、変動態様(ロ)による変動表示を行わせて40秒の変動表示とする。この場合、表示制御CPU44aは、変動態様(イ)で行われた変動表示では2回とも図柄の仮停止表示を行い、変動態様(ロ)で行われた変動表示では図柄の停止表示を行って遊技者に当たり決定部35での抽選の結果を表示する。
変動時間抽選部37で変動時間が40秒に決定され、変動態様抽選部45で変動態様グループDを構成する変動態様で変動表示を行うことが決定された場合で、さらに、図柄の変動表示中である場合には、表示制御CPU44aは、ランプ制御装置46に保留球ランプ19を4個点灯することを示すランプ点灯信号を入力する。このとき、図柄の変動表示中でない場合には、表示制御CPU44aは、ランプ制御装置46に保留球ランプ19を3個点灯することを示すランプ点灯信号を入力し、表示データメモリ44bから図柄の表示データを読み出して液晶パネル18に図柄の変動表示を行わせる。
変動態様抽選部45で変動態様グループDが決定された場合には、表示制御CPU44aは変動態様(イ)の表示データを4回連続して読み出して変動態様(イ)による変動表示を4回連続して行わせて40秒の変動表示とする。この場合、表示制御CPU44aは、1〜3回目の変動態様(イ)で行われた変動表示では図柄の仮停止表示を行い、4回目の変動態様(イ)で行われた変動表示では図柄の停止表示を行って遊技者に当たり決定部35での抽選の結果を表示する。
なお、変動態様グループA〜Dが決定された場合に、表示データを読み出す変動態様の順番は適宜の順番にしてよいが、信頼度の低い変動態様から順に読み出すことが好ましい。これにより、遊技者の期待感を段階的に高めることができる。
当たり決定部35で当たりが決定された場合、特定図柄が入賞有効ライン上に揃うように図柄の停止表示が行われて当たりが表示され、通常モードから当たりモードに移行される。当たりモードでは、CPU33は可動物制御装置49を作動する。可動物制御装置49は、アタッカ15を閉じ位置と開放位置との間で可動する。アタッカ15が開放位置に位置するときは、大入賞口17が開放されるので、大入賞口17にパチンコ球を入賞させることが可能になる。当たりモードでは大入賞口17が15回開放される。大入賞口17は、30秒開放されるか又は大入賞口17にパチンコ球が10個入賞されると1回の開放が終了する。大入賞口17を15回開放させた後、CPU33は当たりモードを終了させ、当たりモードから通常モードに移行させる。
図5は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)70をパチンコ機10にインストールする例を示しており、記録媒体70には図5及び図6のフローチャートで示すような手段を、CPU33とメモリ34とを含むコンピュータ71で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えば遊技者に遊技上の特典が付与される当たり又はハズレのいずれかを抽選により決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって前記当たり決定手段での抽選の結果を表示する変動表示手段と、前記変動表示手段により図柄の変動表示が行われる変動時間を、予め設定された複数種類の前記変動時間のうちのいずれにするか抽選により決定する変動時間抽選手段と、前記図柄の変動表示の変動態様を、互いに前記変動時間が異なるように複数種類記憶した変動態様記憶手段と、前記変動時間抽選手段で決定された前記変動時間よりも前記変動時間の短い前記変動態様を前記変動態様記憶手段から読み出すことによって、前記変動時間抽選手段で決定された変動時間を複数回に分割して、前記変動時間の短い前記変動態様によって前記変動表示手段に前記変動表示を行わせる変動表示制御手段としてコンピュータ71を機能させるためのプログラムを記録媒体70に記録する。そして、この記録媒体70を読み取り装置72に装填して、プログラムをパチンコ機10にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体70を介してインストールする代わりにインターネットを利用してパチンコ機10に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は記録媒体70から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上で遊技を行うことも可能である。
上記実施形態では、変動時間を4種類設定したが、変動時間の長さ及びその種類は適宜に設定してよい。また、分割される変動時間、分割される回数も適宜に設定してよい。
例えば、30秒の変動時間を上記実施形態で説明した変動態様(イ)〜(ニ)によって分割する場合は、30秒の変動時間を10秒+20秒に2分割して変動態様(イ)と変動態様(ロ)とによって変動表示が行う、あるいは、30秒の変動時間を10秒+10秒+10秒に3分割して変動態様(イ)による変動表示を3回連続して行えばよい。また、同様に20秒の変動時間を分割する場合は、20秒の変動時間を10秒+10秒に2分割して変動態様(イ)による変動表示を2回連続して行えばよい。
上記実施形態では、リーチ状態を示す変動態様(イ)〜(ニ)を設定したが、例えば図柄が停止表示されたときに当たりが表示されることを停止表示の前に表示する、いわゆる当たり予告を示す変動態様や、リーチ状態が表示されることをリーチ状態が表示される前に表示する、いわゆるリーチ予告を示す変動態様を設定するなど、設定する変動態様の種類、変動態様グループを構成する変動態様、変動態様ごとの信頼度も適宜に設定してよい。例えば、変動態様(イ)〜(ハ)に加えて、当たり予告の変動態様を設定する場合は、当たり予告の変動態様+通常の変動態様で10秒の変動時間を分割するなど、変動態様の種類によって分割される変動時間が異なるようにしてもよい。
上記実施形態では、保留ランプ19を8個設けたが保留ランプの個数は適宜個数設けてよい。また、保留ランプに限らず、液晶パネル18上や7セグなどの適宜の表示装置によって保留球の個数及び変動時間の分割回数を表示してもよい。さらに、分割回数の表示を表示する表示装置を保留球を表示する表示装置と別個に設けてもよい。
上記実施形態では、主制御部30の主制御装置32に停止図柄決定部36及び変動時間抽選部37を設けたが、停止図柄決定部36及び変動時間抽選部37を副制御部31の図柄表示制御装置44に設けてもよい。この場合、始動入賞口13で入賞が発生した場合には、CPU33は始動入賞口13で入賞が発生したことを示す信号及び当たり決定部35での抽選の結果を表示制御CPU44aに入力し、表示制御CPU44aは停止図柄決定部36、変動時間抽選部37、変動態様抽選部45を作動させて停止表示する図柄、変動時間、変動態様、変動時間の分割回数を決定すればよい。
本発明は、パチンコ機に限らず、例えばパソコンやゲーム機などのモニタ上で遊技を行うパチンコ機やスロットマシンなどの他の遊技機にも適用できる。
本発明のパチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の電気的構成の要部を示す機能ブロック図である。 変動態様抽選部の電気的構成の要部を示す機能ブロック図である。 (A)は第4テーブルの構成の一例を示す説明図であり、(B)は変動態様と信頼度及び変動時間との関係の一例を示す説明図である。 遊技の流れを示すフローチャートである。 遊技の流れを示すフローチャートである。 遊技の流れを示すフローチャートである。 遊技の流れを示すフローチャートである。 遊技の流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記録媒体を、パチンコ機にインストールする場合の説明図である。
符号の説明
10 パチンコ機
12 図柄表示装置
19 保留ランプ(分割回数表示手段)
33 CPU
34 メモリ
35 当たり決定部(当たり決定手段)
37 変動時間抽選部(変動時間抽選手段)
44a 表示制御CPU(変動表示制御手段)
44b 表示データメモリ(変動態様記憶手段)
45 変動態様抽選部(分割回数抽選手段)
45f 第4テーブル(変動時間分割テーブル)
70 記録媒体
71 コンピュータ
72 読み取り装置

Claims (6)

  1. 遊技者に遊技上の特典が付与される当たり又はハズレのいずれかを抽選により決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって前記当たり決定手段での抽選の結果を表示する変動表示手段とを備えた遊技機であって、
    前記変動表示手段により図柄の変動表示が行われる変動時間を、予め設定された複数種類の前記変動時間のうちのいずれにするか抽選により決定する変動時間抽選手段と、
    前記図柄の変動表示の変動態様を、互いに前記変動時間が異なるように複数種類記憶した変動態様記憶手段と、
    前記変動時間抽選手段で決定された前記変動時間よりも前記変動時間の短い前記変動態様を前記変動態様記憶手段から読み出すことによって、前記変動時間抽選手段で決定された変動時間を複数回に分割して、前記変動時間の短い前記変動態様によって前記変動表示手段に前記変動表示を複数回行わせる変動表示制御手段とを設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記変動時間抽選手段で決定される前記変動時間に対応し、前記変動時間抽選手段で決定された変動時間中に前記変動表示を行う前記変動態様で構成される変動態様グループが複数種類割り当てられ、少なくとも1種類の前記変動態様グループが、前記変動時間抽選手段で決定された前記変動時間よりも前記変動時間の短い複数種類の前記変動態様で構成された変動時間分割テーブルと、
    前記変動時間分割テーブルと対応づけられた前記変動時間が前記変動時間抽選手段で決定された場合に、前記変動時間分割テーブルを用いて抽選を行って複数種類の前記変動態様グループのいずれかを抽選により決定する分割回数抽選手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記分割する分割回数を表示する分割回数表示手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記変動表示制御手段は、遊技盤の遊技領域に設けられた始動入賞口に遊技媒体が入賞したことを契機に前記変動表示手段に前記変動表示を開始させ、前記分割回数表示手段は、前記始動入賞口に遊技媒体が入賞したこと契機に前記分割回数を表示することによって前記始動入賞口に遊技媒体が入賞したことの表示も兼ねることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 遊技者に遊技上の特典が付与される当たり又はハズレのいずれかを抽選により決定する当たり決定手段と、
    図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって前記当たり決定手段での抽選の結果を表示する変動表示手段と、
    前記変動表示手段により図柄の変動表示が行われる変動時間を、予め設定された複数種類の前記変動時間のうちのいずれにするか抽選により決定する変動時間抽選手段と、
    前記図柄の変動表示の変動態様を、互いに前記変動時間が異なるように複数種類記憶した変動態様記憶手段と、
    前記変動時間抽選手段で決定された前記変動時間よりも前記変動時間の短い前記変動態様を前記変動態様記憶手段から読み出すことによって、前記変動時間抽選手段で決定された変動時間を複数回に分割して、前記変動時間の短い前記変動態様によって前記変動表示手段に前記変動表示を行わせる変動表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラム。
  6. 請求項5記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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