JP2005342101A - 遊技機、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 当たりモード中に当たり表示が大当たり表示に変化するようにしても、遊技への緊張感を薄れることを防止し、また、遊技場の従業員が履歴表示を誤認することを防止する。
【解決手段】 当たり決定抽選で大当たりに当選した場合は、大当たり表示が表示されたとき、当たりモード移行される前又は再抽選表示によって当たり表示が大当たり表示に変化したときに、履歴表示を更新する。当たり決定抽選で当たりに当選した場合は、当たりモード終了後に履歴表示を更新する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機に関するものである。
本明細書中ではパチンコ機を例に挙げて説明しているため、遊技媒体としてパチンコ球を用いて説明するが、遊技媒体としてはメダルなどの他の媒体も含む。また、遊技盤の遊技盤面に設けられた入賞口にパチンコ球が入ることを入賞とする。
パチンコ店などの遊技場で使用されるパチンコ機は、パチンコ球に一定の価値が与えられ、遊技を行って獲得したパチンコ球を種々の景品に交換することができる。このため、遊技者はパチンコ球を大量に獲得するということを主な目的とし、短期間のうちに大量のパチンコ球を獲得できる遊技モードでの遊技を行うことが楽しみの一つとなっている。
パチンコ機の一種としてデジパチタイプと呼ばれる種類のパチンコ機が知られている。デジパチタイプのパチンコ機には、通常モード、当たりモード、確率変動モードの3種類の遊技モードが設定されているものがある。
当たりモードでは、アタッカが回動して、通常モードで閉じられている大入賞口が開放される。大入賞口の1回の開放、すなわち1ラウンドは、例えば大入賞口が30秒開放されるか又は大入賞口にパチンコ球が10個入賞したことを検知するまで開放され続ける。当たりモードは、例えば15ラウンド実行されると終了する。当たりモードでは大入賞口が開放されるため、通常モードよりも多くのパチンコ球を獲得することができる。
また、確率変動モードでは、当たりモードに移行する確率が通常モードよりも高くなり、確率変動モードでは再び当たりモードに移行されるまでの遊技の回数が通常モードよりも短くなりやすい。このため、確率変動モードでは、当たりモードに移行するまでのパチンコ球の損失を通常モードよりも小さくすることができる。
上記のような3種類の遊技モードが設けられたパチンコ機では、一般に、通常モードの遊技で始動入賞口にパチンコ球が入賞すると、当たり決定抽選が行われて図柄の変動表示及び停止表示が行われる。当たり決定抽選では、当たりモードに移行する権利及び当たりモード終了後に確率変動モードに移行する権利を付与する大当たり、当たりモードに移行する権利を付与する当たり、いずれの権利も付与しないハズレのいずれかが決定される。そして、停止表示された図柄の種類や図柄の組み合わせによって、当たり決定抽選で大当たりに当選したことを示す大当たり表示、当たり決定抽選で当たりに当選したことを示す当たり表示、当たり決定抽選でハズレであることを示すハズレ表示のいずれかが表示される。
このようなパチンコ機では、当たりよりも大当たりに当選したほうが大量のパチンコ球を獲得できるため、遊技者は大当たりに当選することを期待して遊技を行うのが一般である。このため、大当たり表示を表示するにあたって遊技者の緊張感を高めるように、その表示態様に工夫が凝らされたものが数多く提供されている。大当たり表示を表示する際の表示態様の一つとしては、例えば、大当たり又は当たりに当選した場合に、一旦当たり表示を表示させた後に、当たり表示を大当たり表示に変化させるか否かを抽選により決定することを示す再抽選表示の表示を行い、大当たりに当選している場合は再抽選表示の表示後に当たり表示を大当たり表示に変化させるものがある。再抽選表示は、当たり決定抽選が終了してから当たりモードが終了するまでの間に表示され、この間に複数回表示されるものもある。これにより、当たり表示が表示された場合でも大当たりに当選していることへの遊技者の期待感を持続させることができる。
ところで、遊技場によっては、例えば、当たりに当選した場合は当たりモードが終了した時点で遊技を中止して獲得したパチンコ球を景品に交換すること、大当たりに当選した場合は獲得したパチンコ球で当たりモードに引き続き遊技を行ってもよいこと、あるいは、停止表示された図柄の種類に応じて遊技の中止又は続行が取り決めとして決められている場合がある。これによって、遊技場は、獲得したパチンコ球で遊技を行う割合を減らし、貸与したパチンコ球によって遊技者に遊技を行わせる割合を増やして利益を確保しやすくしている。
このような取り決めをしている遊技場に対応できるように、上記のような3種類の遊技モードが設けられたパチンコ機では、先行して行われた当たり決定抽選の結果が大当たり又は当たりのいずれであった場合、大当たり又は当たりのいずれが決定されたかを示す履歴表示を行っているものがある。履歴表示は、例えば当たりモードへの移行時や当たりモード終了時に更新されるなど、その契機は一定の契機に設定されている。遊技場の従業員は、表示された履歴表示を視認して、遊技を中止することを促したり、あるいは、遊技の続行が可能であることを促す表示札を遊技者が視認可能な位置に取り付け、遊技者に遊技の中止又は続行を促している。
しかし、上記のような再抽選表示が表示されるパチンコ機では、当たりモードへの移行時に履歴表示を更新してしまうと、遊技者は大当たり又は当たりのいずれにに当選しているかを識別できてしまうため、再抽選表示を表示する前に遊技者の緊張感が薄れてしまう。このため、当たり表示が表示されたときに履歴表示を更新し、当たり表示が大当たり表示に変化したときに再び履歴表示を更新するなど、大当たり表示又は当たり表示に同期させて表示履歴を更新することが考えられるが、この場合、再抽選表示が表示される前に遊技場の従業員が誤って遊技の中止を促す表示札を取り付けてしまうおそれがある。
さらには、当たりモード終了時に表示履歴を更新してしまうと、遊技場の従業員は、大当たり又は当たりのいずれに当選したのかを当たりモードが終了するまで識別できないため、表示札を取り付けるタイミングが遅くなり、遊技を中止する必要があるにも関わらず、遊技者は遊技を続行してしまうおそれがあり、また、先行して当選した大当たり又は当たりの履歴表示と混同するおそれもある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、当たりモード中に当たり表示が大当たり表示に変化するようにしても、遊技への緊張感を薄れることを防止し、また、遊技場の従業員が履歴表示を誤認することを防止することができるようにした遊技機、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、通常モードと、通常モードで閉じられている大入賞口が開放されて通常モードよりも遊技者が有利になり、前記大入賞口が予め設定された回数開放されると終了する当たりモードと、当たりモードに移行する確率が通常モードよりも高くなる確率変動モードとでの遊技が選択的に行われ、当たりモードに移行する権利及び当たりモード終了後に確率変動モードに移行する権利を付与する大当たり、当たりモードに移行する権利のみを付与する当たり、いずれの権利も付与しないハズレのいずれかを、通常モード又は確率変動モードの遊技で始動入賞口に遊技媒体が入賞した場合に抽選を行って決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって、前記当たり決定手段での抽選の結果が大当たりであることを示す大当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果が当たりであることを示す当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果がハズレであることを示すハズレ表示のいずれかを表示する図柄変動表示手段と、前記当たり決定手段による抽選の結果が大当たり又は当たりのいずれかであった場合、大当たり又は当たりのいずれが決定されたかを示す履歴表示を表示する当選履歴表示手段とを備えた遊技機において、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定された場合に当たり表示を表示し、前記当たり決定手段での抽選が終了してから当たりモードが終了するまでの間に、当たり表示を大当たり表示に変化させるか否かを決定することを示す再抽選表示を前記図柄変動表示手段によって表示させる演出実行手段と、前記当たり決定手段で大当たりが決定された場合には、前記図柄変動表示手段から大当たり表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で当たりが決定された場合には、前記演出実行手段によって前記再抽選表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定されてから前記履歴表示を更新するまでの間は、前記履歴表示とは異なる表示を前記当選履歴表示手段に行わせる履歴表示制御手段とを設けたものである。
用いるプログラムは、通常モードで閉じられている大入賞口が開放されて通常モードよりも遊技者が有利になり、前記大入賞口が予め設定された回数開放されると終了する当たりモードに移行する権利及び、当たりモード終了後に当たりモードに移行する確率が通常モードよりも高くなる確率変動モードに移行する権利を付与する大当たり、当たりモードに移行する権利のみを付与する当たり、いずれの権利も付与しないハズレのいずれかを、通常モード又は確率変動モードの遊技で始動入賞口に遊技媒体が入賞した場合に抽選を行って決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって、前記当たり決定手段での抽選の結果が大当たりであることを示す大当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果が当たりであることを示す当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果がハズレであることを示すハズレ表示のいずれかを表示する図柄変動表示手段と、前記当たり決定手段による抽選の結果が大当たり又は当たりのいずれかであった場合、大当たり又は当たりのいずれが決定されたかを示す履歴表示を表示する当選履歴表示手段と、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定された場合に当たり表示を表示し、前記当たり決定手段での抽選が終了してから当たりモードが終了するまでの間に、当たり表示を大当たり表示に変化させるか否かを決定することを示す再抽選表示を前記図柄変動表示手段によって表示させる演出実行手段と、前記当たり決定手段で大当たりが決定された場合には、前記図柄変動表示手段から大当たり表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で当たりが決定された場合には、前記演出実行手段によって前記再抽選表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定されてから前記履歴表示を更新するまでの間は、前記履歴表示とは異なる表示を前記当選履歴表示手段に行わせる履歴表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるとして遊技機のコンピュータを機能させるものである。
また、用いる記録媒体は、通常モードで閉じられている大入賞口が開放されて通常モードよりも遊技者が有利になり、前記大入賞口が予め設定された回数開放されると終了する当たりモードに移行する権利及び、当たりモード終了後に当たりモードに移行する確率が通常モードよりも高くなる確率変動モードに移行する権利を付与する大当たり、当たりモードに移行する権利のみを付与する当たり、いずれの権利も付与しないハズレのいずれかを、通常モード又は確率変動モードの遊技で始動入賞口に遊技媒体が入賞した場合に抽選を行って決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって、前記当たり決定手段での抽選の結果が大当たりであることを示す大当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果が当たりであることを示す当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果がハズレであることを示すハズレ表示のいずれかを表示する図柄変動表示手段と、前記当たり決定手段による抽選の結果が大当たり又は当たりのいずれかであった場合、大当たり又は当たりのいずれが決定されたかを示す履歴表示を表示する当選履歴表示手段と、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定された場合に当たり表示を表示し、前記当たり決定手段での抽選が終了してから当たりモードが終了するまでの間に、当たり表示を大当たり表示に変化させるか否かを決定することを示す再抽選表示を前記図柄変動表示手段によって表示させる演出実行手段と、前記当たり決定手段で大当たりが決定された場合には、前記図柄変動表示手段から大当たり表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で当たりが決定された場合には、前記演出実行手段によって前記再抽選表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定されてから前記履歴表示を更新するまでの間は、前記履歴表示とは異なる表示を前記当選履歴表示手段に行わせる履歴表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
本発明によれば、大当たりに当選した場合には、大当たり表示が表示されたことを契機に履歴表示を更新し、当たりに当選した場合には、再抽選表示が表示されたことを契機に履歴表示を更新し、大当たり又は当たりに当選してから履歴表示を更新するまでの間は、履歴表示とは異なる表示を行うので、当たりモード中に当たり表示が大当たり表示に変化するようにしても、再抽選表示が表示される前に遊技者が大当たり又は当たりのいずれに当選しているかを識別してしまうことを防止することが可能になり、遊技への緊張感を薄れることを防止できる。また、再抽選表示が表示される前後で履歴表示が変化することがなくなるので、遊技場の従業員が履歴表示を誤認することを防止することができる。
図1にパチンコ機10の外観を示し、先ず、パチンコ機10の遊技の流れの概略を説明する。パチンコ機10では、通常モード、当たりモード、確率変動モードの3つの遊技モードが設けられている。後述する始動入賞口13にパチンコ球が入賞すると、当たりモードに移行する権利及び当たりモード終了後に確率変動モードに移行する権利を付与する大当たり、当たりモードに移行する権利のみを付与する当たり、いずれの権利も付与しないハズレのいずれかを抽選により決定する当たり決定抽選が行われる。当たり決定抽選で大当たり又は当たりに当選すると通常モードから当たりモードに移行される。当たりモードでは、通常モードで閉じられた状態となっている大入賞口17が開放される。1回の当たりモードでは大入賞口17を開放する回数は15回となっており、大入賞口17は1回の開放につき例えば30秒経過するまで又はパチンコ球が10個入賞するまで開放される。なお、本実施形態では、大入賞口17が開放される期間を「ラウンド」と称し、1回目の大入賞口17の開放期間を「1ラウンド」、2回目の大入賞口17の開放期間を「2ラウンド」・・15回目の大入賞口17の開放期間を「15ラウンド」と称する。このため、当たりモードは15ラウンドで終了すると言い換えることができる。確率変動モードは、当たり決定抽選で大当たりに当選すると移行される。確率変動モードは、当たりモードに移行する確率が通常モードよりも高くなる。大当たりに当選すると当たりモードに引き続き確率変動モードに移行される。
次に、パチンコ機10の構成を説明する。パチンコ機10の遊技盤11の遊技盤面11aには図柄表示装置12が組み込まれている。また、遊技盤面11aには、始動入賞口13、通常入賞口14、通過入賞口14a、アタッカ15、アウト口16が設けられ、さらに図示は省略してあるが、障害釘や風車などが設けられている。
また、パチンコ機10には発射ハンドル10aが設けられており、発射ハンドル10aが操作されると、パチンコ球は発射制御装置によって一個ずつ遊技盤面11a上の遊技領域に打ち出され、始動入賞口13又は通常入賞口14又は通過入賞口14aのいずれかに入賞するか、あるいは、ハズレ扱いとなるアウト口16に入る。
アタッカ15の奥には大入賞口17が設けられており、アタッカ15は大入賞口17を開放する開放位置と大入賞口17を閉じる閉じ位置との間で回動自在に取り付けられている。通常モードでは、アタッカ15は閉じ位置に位置しており、当たりモードに移行されると、アタッカ15が開放位置に回動して大入賞口17が開放される。
図2に示すように、図柄表示装置12には液晶パネル(図柄変動表示手段及び当選履歴表示手段)18が組み込まれている。液晶パネル18の画像表示領域は、図柄表示領域18aと履歴表示領域18bとに区画されている。図柄表示領域18aには3個の図柄19が並列に並べて表示される。図柄19は、数字の「0」〜「9」を示す10種類の図柄からなり、始動入賞口13にパチンコ球が入賞すると各列の図柄19の変動表示が開始される。そして、変動表示されている図柄19が停止表示されたときの図柄19の組み合わせによって、当たり決定抽選の結果が大当たりであることを示す大当たり表示、当たり決定抽選の抽選の結果が当たりであることを示す当たり表示、当たり決定抽選の抽選の結果がハズレであることを示すハズレ表示のいずれかが表示される。
図柄19が停止表示されたときに、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」のうちから同一の数字を示す図柄19が3個揃った場合、すなわち奇数図柄が3個揃った場合(大当たり表示)は、当たりモード及び確率変動モードに移行される。
また、図3に示すように、図柄19が停止表示されたときに、「0」、「2」、「4」、「6」、「8」のうちから同一の数字を示す図柄19が3個揃った場合、すなわち偶数図柄が3個揃った場合(当たり表示)は当たりモードに移行される。なお、変動表示を行う図柄19の数、図柄19の種類は適宜に設定してよい。
図4に示すように、図柄19が停止表示されたときに、「1」〜「9」のうちから同一の数字を示す図柄19が3個揃わなかった場合(ハズレ表示)は、引き続き通常モードでの遊技が行われる。
図5に示すように、偶数図柄が3個揃った場合は各図柄19が3個揃った状態で変動表示され、最終的に確定する図柄の組み合わせとして、再び偶数図柄が3個揃った状態で停止されるか又は奇数図柄が3個揃った状態で停止表示される(再抽選表示)。これにより、当たり表示を大当たり表示に変化させるか否かが決定される。再抽選表示は、当たりモードに移行される前にのみ表示される場合と、当たりモードに移行される前の再抽選表示で大当たり表示が表示されなかった場合に再度当たりモード中に表示される場合とがある。また、図柄19の変動表示及び停止表示によって大当たり表示が表示された場合には、再抽選表示の表示は行われず、引き続き当たりモードに移行される。
履歴表示領域18bからは、当たり決定抽選の結果が大当たり又は当たりのいずれかであった場合、大当たり又は当たりのいずれが決定されたかを示す履歴表示20が表示される。履歴表示20は数字の「0」〜「9」を示す10種類の図柄からなり、各数字の表示によって、いずれの数字が3個揃って大当たり表示又は当たり表示が表示されたかが示される。
履歴表示20は、大当たりに当選している場合には、大当たり表示が表示されたときに更新される。また、当たりに当選している場合には、当たりモード終了後に更新される。なお、図柄19の変動表示及び停止表示によって当たり表示が表示された場合には、再抽選表示によって大当たり表示が表示されるまで、又は、当たりモードが終了するまでの間は、大当たり又は当たりが決定されていないことを示す記号の「?」を示す不確定表示(履歴表示とは異なる表示)21が表示される。
また、図1に示すように、図柄表示装置12の上方には保留球表示部22が設けられている。液晶パネル18での図柄の変動表示中にパチンコ球が始動入賞口13に入賞すると、始動入賞口13へ入賞したパチンコ球が保留球として記憶され、始動入賞口13への入賞の権利が持ち越される。保留球は、所定個数(例えば4個)を限度に記憶される。
保留球表示部22は、4つの表示窓とそれぞれの表示窓の奥に組み込まれたランプとから構成されている。保留球表示部22では、保留球が記憶されるたびにランプが1個づつ点灯し、記憶された保留球の個数が表示される。変動表示されている図柄19が停止表示されたときに、保留球表示部22のランプが点灯している場合には、このランプが1つ消灯されるとともに再び図柄19の変動表示が開始される。
始動入賞口13、通常入賞口14、大入賞口17にパチンコ球が入賞すると、入賞した入賞口ごとに割り当てられた個数のパチンコ球が払い出し口23から受け皿24に払い出される。
図6に示すように、パチンコ機10は主制御部30と副制御部31とから構成されている。主制御部30には主制御装置32が設けられている。パチンコ機10は主制御装置32に設けられたCPU33によって管制される。
主制御装置32には、CPU33の他、メモリ34、当たり決定部(当たり決定手段)35、停止図柄決定部36が設けられている。CPU33はメモリ34のROM領域に格納されたプログラムにしたがってパチンコ機10の動作を制御して遊技を実行させる。
当たり決定部35は乱数発生器、乱数サンプリング回路、当たりか否かを決定するための当たり決定テーブルを備えており、後述する始動入賞口入賞球検出センサ40がパチンコ球の入賞を検出するたびに乱数値をサンプリングする。サンプリングされた乱数値は当たり決定テーブルと照合され、当たりモードに移行させるか否かが抽選により決定される。
当たり決定テーブルでは、乱数値のサンプリングを行う際に発生する全乱数値のうち、当たりとする乱数値が割り当てられている。そして、サンプリングされた乱数値が当たり決定テーブルに割り当てられた乱数値と一致するか否かを判定することによって、大当たり、当たり、ハズレのいずれかが決定される。なお、大当たり、当たり、ハズレは、例えば乱数値のサンプリングを行う際に発生する全乱数値を予め3つの数値範囲に区切って、当たり決定テーブルでは、それぞれの数値範囲にハズレ及び当たりを割り当てておき、サンプリングされた乱数値がいずれの数値範囲に属する値であるかによって当たり又はハズレを決定するなど、適宜の方法により決定してよい。
停止図柄決定部36では、液晶パネル18から停止表示させる図柄19の組み合わせが決定される。停止図柄決定部36は、乱数発生器、乱数サンプリング回路、停止図柄テーブルを備えており、当たり決定部35での抽選が行われた後に作動される。停止図柄テーブルは、ハズレ用のテーブル、当たり用のテーブル、大当たり用のテーブルの3種類のテーブルから構成されている。いずれのテーブルを用いて抽選を行うかは当たり決定部35での抽選結果に基づいて選択される。そして、乱数サンプリング回路によってサンプリングされた乱数値が選択されたテーブルと照合されると、入賞有効ライン上に停止させる図柄19の組み合わせが決定される。停止図柄決定部36での抽選が終了し、液晶パネル18から停止表示させる図柄19の組み合わせが決定されると、決定された図柄19の組み合わせを示す信号をCPU33から後述する図柄表示制御装置44に入力される。
CPU33には、始動入賞口入賞球検出センサ40、大入賞口入賞球検出センサ41、通常入賞口入賞球検出センサ42、払出口払出球検出センサ43、副制御部31の図柄表示制御装置44、ランプ制御装置45、音声制御装置46、主制御部30の払出制御装置47、可動物制御装置48が接続されている。また、主制御部30内には発射制御装置49が設けられている。
始動入賞口入賞球検出センサ40は始動入賞口13、大入賞口入賞球検出センサ41は大入賞口17、通常入賞口入賞球検出センサ42では通常入賞口14にパチンコ球が入賞したか否かが検出される。払出口払出球検出センサ43では払い出し口23からパチンコ球が払い出されたか否かが検出される。
図柄表示制御装置44には、CPU44a、メモリ44b、演出実行部(演出実行手段)44c、履歴表示制御部(履歴表示制御手段)44dが設けられている。CPU44aは、CPU33から遊技の状態に応じて入力された信号に応答して、メモリ44bに格納されたプログラムを読み出して図柄表示制御装置44及び液晶パネル18の動作を管制する。メモリ44bに格納されているプログラムには、図柄19の変動表示を行うためのものや再抽選表示を表示するためのものなどが含まれている。
CPU44aはメモリ44bのプログラムを読み出すことによって液晶パネル18に図柄19の変動表示及び停止表示を行わせる。そして、CPU44aは、液晶パネル18で表示される図柄19ごとに割り当てられた先頭アドレスを監視することにより、どの図柄19が液晶パネル18から表示されているかを識別し、図柄19の変動表示を行うとともに、停止図柄決定部36で決定された種類の図柄19が表示されるように図柄19の停止表示を行う。
演出実行部44cは、当たり決定部35で大当たり又は当たりが決定された場合に作動される。大当たりに当選した場合には、演出実行部44cは再抽選表示を表示するか否かを抽選により決定し、さらに、再抽選表示を表示する場合は、当たりモードに移行する前のみ表示又は当たりモード中との両方で表示のいずれにするかを決定する。また、当たりに当選した場合は、演出実行部44cは再抽選表示を当たりモードに移行される前のみ表示又は当たりモードに移行される前と当たりモードに移行する前と当たりモード中との両方で表示のいずれにするかを決定する。そして、抽選の結果にしたがって、演出実行部44cはメモリ44bから再抽選表示を表示するためのプログラムを読み出し、液晶パネル18の表示制御を行い、図柄表示領域18aから再抽選表示を表示させる。
履歴表示制御部44dは、大当たりに当選している場合には、大当たり表示が表示されたときにCPU44aによって作動される。また、当たりに当選している場合には、当たりモード終了後にCPU44aによって作動される。履歴表示制御部44dには、停止図柄決定部36で決定された図柄19の種類がCPU44aから入力される。これに応答して、履歴表示制御部44dは液晶パネル18の表示制御を行い、入力された図柄19の種類に履歴表示20を更新する。また、履歴表示制御部44dは、図柄19の変動表示及び停止表示によって当たり表示が表示された場合には、再抽選表示によって大当たり表示が表示されて履歴表示20を更新するまで、又は、当たりモードが終了して履歴表示20を更新するまでの間は、「?」を示す図柄を表示させる。
ランプ制御装置45では、遊技盤面上のランプやパチンコ機10の枠に設けられたランプ、保留球表示部22の奥に組み込まれたランプなど、パチンコ機10に設けられた各種ランプの点灯制御が行われる。
音声制御装置46はサウンドメモリを備えており、図柄19の変動表示を行っているときや当たりモードへ移行したときなどに、音楽や音声をプログラム化したサウンドプログラムをサウンドメモリから読み出し、サウンドプロセッサを介してスピーカーから音楽や音声などを出力させる。
払出制御装置47は、始動入賞口入賞球検出センサ40、大入賞口入賞球検出センサ41、通常入賞口入賞球検出センサ42のいずれかのセンサによってパチンコ球が入賞したことが検出されると作動される。払出制御装置47はメモリを備えており、このメモリは各入賞口ごとのパチンコ球1個の入賞に対する配当球の個数を記憶している。いずれかの入賞口で入賞が発生すると払出制御装置47は払い出し用のパチンコ球が貯留されている貯留装置を駆動し、入賞口の種類に応じた個数のパチンコ球の払い出しを行わせる。
可動物制御装置48はアタッカ15に連結されており、CPU33によって作動されると、アタッカ15を大入賞口17を開放する位置と大入賞口17を閉じる位置との間で回動させる。また、可動物制御装置48は、遊技盤11の遊技盤面11a上に設けられた可動物の可動を制御する。
発射制御装置49は発射ハンドル10aに連結されており、発射ハンドル10aが操作されると、発射ハンドル10aで調節されたパチンコ球の打ち出しの強さに応じて、パチンコ球を一定時間ごとに発射する。
次に、上記のように構成されたパチンコ機の作用について図7のフローチャートを用いて説明する。パチンコ機10では先ず通常モードでの遊技が行われる。遊技者が発射ハンドル10aを操作し、遊技盤11の遊技盤面11a上にパチンコ球が打ち出されると、打ち出されたパチンコ球は、始動入賞口13又は通常入賞口14又は通過入賞口14aのいずれかに入賞するか、アウト口16に入る。
始動入賞口13にパチンコ球が入賞すると、始動入賞口入賞球検出センサ40でパチンコ球が検出されたことを示す信号がCPU33に入力され、これに応答してCPU33は当たり決定部35を作動する。当たり決定部35は、当たり決定抽選を行って当たりか否かを決定する。
当たり決定抽選が行われると、CPU33は停止図柄決定部36を作動する。停止図柄決定部36は、入賞有効ライン上に停止表示させる図柄19の組み合わせを抽選により決定する。停止図柄決定部36は、当たり決定部35で大当たりが決定された場合は大当たり用のテーブル、当たりが決定された場合は当たり用のテーブル、ハズレが決定された場合はハズレ用のテーブルを用いて液晶パネル18から停止表示させる図柄19の組み合わせを決定する。停止図柄決定部36での抽選が終了すると、CPU33は停止表示させる図柄19の組み合わせを示す信号を図柄表示制御装置44のCPU44aに入力する。これに応答して、CPU44aは液晶パネル18を作動し、図柄19の変動表示を開始させる。
当たり決定抽選でハズレだった場合、CPU44aは停止図柄決定部36で決定された組み合わせの図柄19によるハズレ表示が表示されるように図柄19の停止表示を行わせる。
当たり決定抽選で大当たり又は当たりに当選した場合、CPU44aは演出実行部44cを作動する。大当たりに当選した場合は、演出実行部44cでは、再抽選表示を表示させるか否かを決定する抽選が行われる。当たりに当選した場合は、演出実行部44cでは、再抽選表示を当たりモードに移行される前のみ表示又は当たりモードに移行される前と当たりモードに移行する前と当たりモード中との両方で表示のいずれにするかを決定する抽選が行われる。
当たり決定抽選で大当たりに当選して演出実行部44cの抽選に当選しなかった場合は、CPU44aは停止図柄決定部36で決定された図柄19の組み合わせによって大当たり表示が表示されるように図柄19の停止表示を行わせる。また、CPU44aは履歴表示制御部44dを作動する。履歴表示制御部44dは履歴表示20を更新し、大当たり表示で表示された図柄19の種類を表示する。
当たり決定抽選で大当たりに当選して演出実行部44cの抽選に当選した場合は、CPU44aは同一の偶数図柄が3個揃って当たり表示が表示されるように図柄19の停止表示を行わせる。演出実行部44cは、メモリ44bから再抽選表示を表示させるためのプログラムを読み出し、液晶パネル18から再抽選表示の表示を行わせる。これにより、液晶パネル18からは、同一の数字を示す図柄19が3個揃った状態で変動表示される。
再抽選表示の表示によって当たり表示が大当たり表示に変化した場合、すなわち、演出実行部44cでの抽選で再抽選表示を当たりモードに移行する前にのみ表示することが決定された場合には、CPU44aは履歴表示制御部44dを作動する。履歴表示制御部44dは履歴表示20を更新し、大当たり表示で表示された図柄19の種類を表示する。
また、再抽選表示によって当たりが大当たり表示に変化しなかった場合、すなわち、演出実行部44cでの抽選で再抽選表示を当たりモード中にも表示することが決定された場合には、履歴表示制御部44dは履歴表示領域18bに「?」を表示させる。
この後、CPU33は通常モードから当たりモードに移行させる。そして、CPU44aは当たりモード中に演出実行部44cを作動する。演出実行部44は、液晶パネル18から再抽選表示を表示させる。これにより、当たり表示が大当たり表示に変化する。履歴表示制御部44dは履歴表示20を更新し、大当たり表示で表示された図柄19の種類を表示する。15ラウンドでの遊技が行われると、CPU33は当たりモードを終了させて確率変動モードに移行させる。
当たり決定抽選で当たりに当選して演出実行部44cでの抽選で再抽選表示を当たりモードに移行する前にのみ表示することが決定された場合には、CPU44aは同一の偶数図柄が3個揃って当たり表示が表示されるように図柄19の停止表示を行わせる。そして、演出実行部44cは、液晶パネル18から再抽選表示の表示を行わせる。この場合、再抽選表示が表示された後も当たり表示は大当たり表示に変化せず、履歴表示制御部44dは履歴表示20として「?」を表示させる。
当たり決定抽選で当たりに当選して演出実行部44cでの抽選で再抽選表示を当たりモードに移行される前と当たりモード中との両方で表示することが決定された場合には、CPU44aは当たりモード中にも演出実行部44cを作動する。演出実行部44cは、液晶パネル18から再抽選表示を表示させる。この場合、再抽選表示が表示された後も当たり表示は大当たり表示に変化せず、履歴表示制御部44dは履歴表示20として「?」を表示させる。
そして、当たり決定抽選で当たりに当選した場合は、履歴表示制御部44dは当たりモードの終了時に履歴表示20を更新し、当たり表示で表示された図柄19の種類を表示する。この場合には、15ラウンドでの遊技が行われると、CPU33は当たりモードを終了させて通常モードに移行させる。
図8は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)70をパチンコ機10にインストールする例を示しており、記録媒体70には図7のフローチャートで示すような手段を、CPU33とメモリ34とを含むコンピュータ71で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えば通常モードで閉じられている大入賞口が開放されて通常モードよりも遊技者が有利になり、前記大入賞口が予め設定された回数開放されると終了する当たりモードに移行する権利及び、当たりモード終了後に当たりモードに移行する確率が通常モードよりも高くなる確率変動モードに移行する権利を付与する大当たり、当たりモードに移行する権利のみを付与する当たり、いずれの権利も付与しないハズレのいずれかを、通常モード又は確率変動モードの遊技で始動入賞口に遊技媒体が入賞した場合に抽選を行って決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって、前記当たり決定手段での抽選の結果が大当たりであることを示す大当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果が当たりであることを示す当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果がハズレであることを示すハズレ表示のいずれかを表示する図柄変動表示手段と、前記当たり決定手段による抽選の結果が大当たり又は当たりのいずれかであった場合、大当たり又は当たりのいずれが決定されたかを示す履歴表示を表示する当選履歴表示手段と、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定された場合に当たり表示を表示し、前記当たり決定手段での抽選が終了してから当たりモードが終了するまでの間に、当たり表示を大当たり表示に変化させるか否かを決定することを示す再抽選表示を前記図柄変動表示手段によって表示させる演出実行手段と、前記当たり決定手段で大当たりが決定された場合には、前記図柄変動表示手段から大当たり表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で当たりが決定された場合には、前記演出実行手段によって前記再抽選表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定されてから前記履歴表示を更新するまでの間は、前記履歴表示とは異なる表示を前記当選履歴表示手段に行わせる履歴表示制御手段としてコンピュータ71を機能させるためのプログラムを記録媒体70に記録する。そして、この記録媒体70を読み取り装置72に装填して、プログラムをパチンコ機10にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体70を介してインストールする代わりにインターネットを利用してパチンコ機10に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は記録媒体70から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上で遊技を行うことも可能である。
上記実施形態では、再抽選表示の表示を当たりモードに移行される前と当たりモード中との2回行ったが、再抽選表示を表示する契機及びその回数は適宜に設定してよい。
上記実施形態では、履歴表示20を数字を示す「0」〜「9」の図柄、履歴表示20と異なる画像として記号を示す「?」を表示したが、これらの表示の態様は適宜の態様にしてよい。
本発明は、パチンコ機に限らず、例えばパソコンなどのモニタ上で行うパチンコ機やスロットマシンなどの他の遊技機にも適用できる。
本発明のパチンコ機の斜視図である。 大当たり表示が表示された状態を示す説明図である。 当たり表示が表示された状態を示す説明図である。 ハズレ表示が表示された状態を示す説明図である。 再抽選表示が表示された状態を示す説明図である。 パチンコ機の電気的構成の要部を示す機能ブロック図である。 遊技の流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記録媒体を、パチンコ機にインストールする場合の説明図である。
符号の説明
10 パチンコ機
12 図柄表示装置
18 液晶パネル(図柄変動表示手段及び当選履歴表示手段)
35 当たり決定部(当たり決定手段)
44 図柄表示制御装置
44c 演出実行部(演出実行手段)
44d 履歴表示制御部(履歴表示制御手段)
70 記録媒体
71 コンピュータ
72 読み取り装置

Claims (3)

  1. 通常モードと、通常モードで閉じられている大入賞口が開放されて通常モードよりも遊技者が有利になり、前記大入賞口が予め設定された回数開放されると終了する当たりモードと、当たりモードに移行する確率が通常モードよりも高くなる確率変動モードとでの遊技が選択的に行われ、
    当たりモードに移行する権利及び当たりモード終了後に確率変動モードに移行する権利を付与する大当たり、当たりモードに移行する権利のみを付与する当たり、いずれの権利も付与しないハズレのいずれかを、通常モード又は確率変動モードの遊技で始動入賞口に遊技媒体が入賞した場合に抽選を行って決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって、前記当たり決定手段での抽選の結果が大当たりであることを示す大当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果が当たりであることを示す当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果がハズレであることを示すハズレ表示のいずれかを表示する図柄変動表示手段と、前記当たり決定手段による抽選の結果が大当たり又は当たりのいずれかであった場合、大当たり又は当たりのいずれが決定されたかを示す履歴表示を表示する当選履歴表示手段とを備えた遊技機において、
    前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定された場合に当たり表示を表示し、前記当たり決定手段での抽選が終了してから当たりモードが終了するまでの間に、当たり表示を大当たり表示に変化させるか否かを決定することを示す再抽選表示を前記図柄変動表示手段によって表示させる演出実行手段と、
    前記当たり決定手段で大当たりが決定された場合には、前記図柄変動表示手段から大当たり表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で当たりが決定された場合には、前記演出実行手段によって前記再抽選表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定されてから前記履歴表示を更新するまでの間は、前記履歴表示とは異なる表示を前記当選履歴表示手段に行わせる履歴表示制御手段とを設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 通常モードで閉じられている大入賞口が開放されて通常モードよりも遊技者が有利になり、前記大入賞口が予め設定された回数開放されると終了する当たりモードに移行する権利及び、当たりモード終了後に当たりモードに移行する確率が通常モードよりも高くなる確率変動モードに移行する権利を付与する大当たり、当たりモードに移行する権利のみを付与する当たり、いずれの権利も付与しないハズレのいずれかを、通常モード又は確率変動モードの遊技で始動入賞口に遊技媒体が入賞した場合に抽選を行って決定する当たり決定手段と、図柄の変動表示及び停止表示を行うことによって、前記当たり決定手段での抽選の結果が大当たりであることを示す大当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果が当たりであることを示す当たり表示、前記当たり決定手段での抽選の結果がハズレであることを示すハズレ表示のいずれかを表示する図柄変動表示手段と、前記当たり決定手段による抽選の結果が大当たり又は当たりのいずれかであった場合、大当たり又は当たりのいずれが決定されたかを示す履歴表示を表示する当選履歴表示手段と、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定された場合に当たり表示を表示し、前記当たり決定手段での抽選が終了してから当たりモードが終了するまでの間に、当たり表示を大当たり表示に変化させるか否かを決定することを示す再抽選表示を前記図柄変動表示手段によって表示させる演出実行手段と、前記当たり決定手段で大当たりが決定された場合には、前記図柄変動表示手段から大当たり表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で当たりが決定された場合には、前記演出実行手段によって前記再抽選表示が表示されたことを契機に前記履歴表示を更新し、前記当たり決定手段で大当たり又は当たりが決定されてから前記履歴表示を更新するまでの間は、前記履歴表示とは異なる表示を前記当選履歴表示手段に行わせる履歴表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラム。
  3. 請求項2記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008136621A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Heiwa Corp 遊技機
JP2013111235A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Sophia Co Ltd 遊技機

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