JPH08257087A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

Info

Publication number
JPH08257087A
JPH08257087A JP7070232A JP7023295A JPH08257087A JP H08257087 A JPH08257087 A JP H08257087A JP 7070232 A JP7070232 A JP 7070232A JP 7023295 A JP7023295 A JP 7023295A JP H08257087 A JPH08257087 A JP H08257087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotation
speed
control
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7070232A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3564787B2 (ja
Inventor
Kazumi Okawa
和己 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP07023295A priority Critical patent/JP3564787B2/ja
Publication of JPH08257087A publication Critical patent/JPH08257087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3564787B2 publication Critical patent/JP3564787B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 施療子に所要の動作をさせるためのモータの
不等速回転を簡単な制御で実現することができる。 【構成】 モータ2による施療子5の駆動に際してモー
タ2に不等速回転を行わせるマッサージ機である。上記
モータ2として負荷変動によって回転数が変動するモー
タを用いる。またモータ2の回転制御を行う制御回路
は、不等速回転の最大回転数と最小回転数との間に相当
する制御範囲aを逸脱する回転についてこの制御範囲a
内に収まるように制御するとともに、所定時間T内のモ
ータの平均回転数r2を上記制御範囲a以下である所定
範囲b内に収める制御を行う。施療子5によるマッサー
ジ動作に伴う周期的負荷変動を利用してモータ2に周期
的不等速回転を行わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は施療子を駆動させること
でマッサージ動作を行うにあたり、駆動用モータに不等
速回転を行わせているマッサージ機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】人によってなされるマッサージ、殊に指
圧動作を観察すると、ゆっくりと押し込み、急速に離す
という動作がなされている。これをモータ駆動によるマ
ッサージ機で模すにあたり、従来はモータから施療子に
至るまでの動力伝達系に楕円ギアを介在させたり、モー
タ自体を不等速回転するように制御していたりしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、楕円ギアを介
在させたものでは、使用している楕円ギアで決定される
一種類の不等速運動を施療子に行わせることができるだ
けとなる。また、組み立てに際して、施療子との間の位
置関係を正確に定めて楕円ギアの組み込みを行わねばな
らず、組み立てに手間がかかるものとなる。
【0004】一方、モータ自体が不等速回転するように
制御する場合は、楕円ギアを用いる場合のような問題は
ないが、従来の回転制御は、所要の不等速回転となるよ
うに強制制御するものであり、応答性などの点もあって
制御回路が複雑になりすぎるとともに高価なものとなる
という問題を有している。本発明はこのような点に鑑み
為されたものであり、その目的とするところは施療子に
所要の動作をさせるためのモータの不等速回転を簡単な
制御で実現することができるマッサージ機を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、モー
タによる施療子の駆動に際してモータに不等速回転を行
わせるマッサージ機において、上記モータとして負荷変
動によって回転数が変動するモータを用いるとともに、
モータの回転制御を行う制御回路は、不等速回転の最大
回転数と最小回転数との間に相当する制御範囲を逸脱す
る回転についてこの制御範囲内に収まるように制御する
とともに、所定時間内のモータの平均回転数を上記制御
範囲以下である所定範囲内に収める制御を行うものであ
ることに特徴を有している。
【0006】
【作用】本発明の特徴とするところによれば、施療子に
よるマッサージ動作に伴う周期的負荷変動を利用してモ
ータに周期的不等速回転を行わせることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図4及び図5は椅子の背もたれやベッド内に組み
込まれてマッサージ動作を実行するマッサージ機構を示
している。このマッサージ機構は、上記背もたれやベッ
ド内に配されたレールに沿って走行自在となるガイドこ
ろ11,11と、レールと平行に配されたラックと噛合
するピニオン12とを有して、ピニオン12の回転で自
走するもので、一側のもみ用モータ2を有するブロック
と、他側の上下用モータ3を有するブロックとが駆動軸
4と連結棒13とで連結されており、駆動軸4にはこの
駆動軸4に対して偏心且つ傾斜した一対の施療子5,5
が装着されている。
【0008】そして上記モータ2は、減速機構20及び
ウオーム機構21を介して上記駆動軸4に連結されてお
り、上記モータ3は減速機構30及びウオーム機構31
を介して中空の駆動軸4内に挿通されているとともに前
記ピニオン12が固着されている走行用軸15に連結さ
れている。モータ3によるピニオン12の回転駆動で、
このマッサージ機構や椅子の背もたれやベッド内におい
て椅子に座っている人やベッド上に寝ている人に対して
人体の上下方向に走行するものであり、モータ2による
駆動軸4の回転で駆動軸4に装着された施療子5,5が
回転する。ここにおける対の施療子5,5は、駆動軸4
の回転で人体側に向けた突出量を周期的に変化させるも
み動作(駆動軸4の回転方向に応じてもみ上げ動作とも
み下げ動作との2種)を行い、上記走行に伴い、背筋伸
ばしの動作を行う。
【0009】また、このマッサージ機構には、マッサー
ジ機構が人体を基準とする上下位置のどの位置にあるか
を出力する上下位置センサー61と、その回転によって
人体側に向けての突出量が変化する施療子5,5の回転
位置を回転位置センサー62、両モータ2,3の回転数
を検出する回転数センサー63,64などが設けられて
いる。そして、上記モータ2,3やこれらセンサー61
〜64は、マイクロコンピュータからなる制御回路1に
接続されており、この制御回路1は、操作入力に基づい
て、各センサー61〜64の出力を参照しながらモータ
駆動回路8を通じてモータ2,3の駆動制御を行って、
操作入力に対応するマッサージ動作をマッサージ機構に
行わせる。なお、以下に述べるモータ2の制御は、制御
回路1にプログラムとして組み込まれている。
【0010】そして、このマッサージ機においては、モ
ータ2に不等速回転を行わせることで、偏心傾斜した施
療子5の回転によるもみ動作が、ゆっくりと押し込み、
急速に力を抜くという動作となるようにしているのであ
るが、このモータ2として、負荷変動によってその回転
数が変化してしまう直流モータを用いるとともに、モー
タ2の駆動制御は、図3のフローチャートに示すアルゴ
リズムで制御することによって行っている。すなわち、
不等速回転に際しての最大回転数と最小回転数との間を
制御範囲をaとし、所定時間T内の平均回転数について
の許容範囲をbとする時、回転数センサー63によって
検出される瞬時回転数r1が上記制御範囲a内にある時
には、駆動電流制御等を行わず、制御範囲aを越えた時
にはこの制御範囲a内に短時間t内に戻るように制御す
るとともに、平均回転数r2が上記範囲bを逸脱した時
には、平均回転数r2が範囲b内に入るように制御して
いる。なお、a≧b、T≧tである。
【0011】このアルゴリズムに基づく制御は、具体的
に言うならば、瞬時回転数制御範囲aが±30%、範囲
bが±5%である時、基本的には負荷の変動に応じてモ
ータ2の回転数が変化してしまうことを±30%の範囲
内であれば許して、回転数制御を行わないことで、モー
タ2に不等速回転を行わせようというものであって、瞬
時回転数が±30%を越えた時には±30%の値になる
ようにモータ2の制御を行い、±5%を連続して所定秒
数以上越えている時には、±5%となるように制御する
のである。言い換えれば、所定秒数以内の負荷による変
化は、±30%まで許し、所定秒数を越える変化は±5
%内になるように制御する。
【0012】このように制御した場合、図1に示すよう
に、偏心且つ傾斜した施療子5が回転しながら人体を押
圧する際の周期的負荷変動に伴い、モータ2はその回転
数を制御範囲a内において周期的に変化させることにな
る。なお、図1中における平均回転数r2が範囲bを逸
脱した時の復帰は、負荷変動によってなされており、上
記平均回転数r2に対する制御はこの図1では現れてい
ない。
【0013】いずれにしても、モータ2に周期的な不等
速回転を行わせるにあたり、モータ2を細かく制御する
必要がなく、比較的簡単な構成で不等速回転を行わせる
ことができるものである。もちろん応答性については上
記t,Tの値によって変化するために、これらに好まし
い値を用いればよい。なお、モータ2の回転速度を制御
することで不等速運動を行わせるにあたっても、上記ア
ルゴリズムを併用することは妨げない。この場合、上位
制御範囲aの値として、範囲bと同じ値を用いる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、施療子に
よるマッサージ動作に伴う周期的負荷変動を利用してモ
ータに周期的不等速回転を行わせることができるもので
あり、モータの回転を細かく制御する必要がなく、制御
回路も比較的簡単なものですむものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の動作説明図である。
【図2】同上のブロック回路図である。
【図3】同上の動作のフローチャートである。
【図4】同上のマッサージ機構の破断正面図である。
【図5】同上のマッサージ機構の破断平面図である。
【符号の説明】
2 モータ 5 施療子 63 回転数センサー r1 瞬時回転数 r2 平均回転数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによる施療子の駆動に際してモー
    タに不等速回転を行わせるマッサージ機において、上記
    モータとして負荷変動によって回転数が変動するモータ
    を用いるとともに、モータの回転制御を行う制御回路
    は、不等速回転の最大回転数と最小回転数との間に相当
    する制御範囲を逸脱する回転についてこの制御範囲内に
    収まるように制御するとともに、所定時間内のモータの
    平均回転数を上記制御範囲以下である所定範囲内に収め
    る制御を行うものであることを特徴とするマッサージ
    機。
JP07023295A 1995-03-28 1995-03-28 マッサージ機 Expired - Fee Related JP3564787B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07023295A JP3564787B2 (ja) 1995-03-28 1995-03-28 マッサージ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07023295A JP3564787B2 (ja) 1995-03-28 1995-03-28 マッサージ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08257087A true JPH08257087A (ja) 1996-10-08
JP3564787B2 JP3564787B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=13425620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07023295A Expired - Fee Related JP3564787B2 (ja) 1995-03-28 1995-03-28 マッサージ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3564787B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100650616B1 (ko) * 2000-01-31 2006-11-27 산요덴키가부시키가이샤 마사지기 및 마사지기의 시료력 제어방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04138159A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
JPH04138161A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
JPH0698916A (ja) * 1992-09-22 1994-04-12 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
JPH06213173A (ja) * 1993-01-20 1994-08-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スクロール型圧縮機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04138159A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
JPH04138161A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
JPH0698916A (ja) * 1992-09-22 1994-04-12 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
JPH06213173A (ja) * 1993-01-20 1994-08-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スクロール型圧縮機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100650616B1 (ko) * 2000-01-31 2006-11-27 산요덴키가부시키가이샤 마사지기 및 마사지기의 시료력 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3564787B2 (ja) 2004-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2539989B2 (ja) ベッド装置
JP2008532714A (ja) 持ち運び可能なボディーマッサージ器
KR20040048974A (ko) 시트 내에서 지지 장치를 사이클 방식으로 조정하기 위한장치 및 방법
JP2019072252A (ja) マッサージ機
JP2009240688A (ja) マッサージ機
JP2002253630A (ja) マッサージ機
JPH0531147A (ja) 椅子式マツサージ機
JP3543334B2 (ja) マッサージ機
JPH08257087A (ja) マッサージ機
JPH07289600A (ja) マッサージ機
JP2006263033A (ja) マッサージユニット
JP2776869B2 (ja) マッサージ機
JP2000157595A (ja) 電動マッサージ機
KR100355573B1 (ko) 마사지기
JP4124028B2 (ja) マッサージ機
JP2001252319A (ja) 電動マッサージ機
CN113677244A (zh) 摇动式引导睡眠床
WO2019003731A1 (ja) マッサージ機
RU2224493C1 (ru) Кровать медицинская
JP2520413Y2 (ja) マッサージ機
JP3953019B2 (ja) マッサージ機
JPH05237154A (ja) マッサージ機
JP3924353B2 (ja) マッサージ機
JPH0698916A (ja) マッサージ機
JPH0214057B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees