JPH08254938A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】転写材を、画像形成部位から搬送部位を経て定
着部位に送給するように構成した画像形成装置におい
て、定着部位で発生する水蒸気による画質の劣化を防止
する。 【構成】搬送部位に、定着部位で発生した水蒸気を露光
手段、像担持体などに触れることなく排出する通路を形
成し、さらに水蒸気の逸出を促進する部材を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の目的】

【産業上の利用分野】この発明は静電転写プロセスを利
用する画像形成装置に関するものである。

【０００２】

【従来技術と解決すべき課題】上記のような周知の画像
形成装置において、像担持体、帯電手段、現像手段、ク
リーニング手段等複数の画像形成部材を一体としてカー
トリッジに形成し、これを露光手段、転写手段、定着手
段装着した画像形成装置本体に着脱自在に装着してなる
ものが広く実用されていることはよく知られている通り
である。

【０００３】「図１２」はこのような周知の画像形成装
置の構成を示す概略側断面図であって、これについて略
述する。この装置では、紙面に垂直方向に軸線を有し、
図示矢印方向に回転走行する像担持体１周辺に、該像担
持体表面を一様に帯電させる帯電ローラ２、この帯電面
に画像信号画像信号ａを投射して静電潜像を形成する露
光装置３、この静電潜像に、収納したトナー５を付与し
てトナー像を形成するための現像器３、転写終了後像担
持体に残る残留トナーを除去するクリーナ４を一体のカ
ートリッジに構成して、露光手段１０、転写ローラ７、
定着装置８を配設してなる画像形成装置本体外装部１１
に着脱自在に装着してある。

【０００４】像担持体１上に形成されたトナー像が、像
担持体１の回転走行にともなって、該像担持体１と転写
ローラ７とが当接する転写部位に達すると、このトナー
像にタイミングを合わせて転写材収納部から給紙ローラ
６を経て取り出された転写材Ｐが該転写部位に搬送され
るとともに転写ローラ７に転写バイアスが印加され、よ
って形成される電界の作用で像担持体側のトナー像が転
写材に転移する。

【０００５】その後、トナー像担持する転写材は図示右
行して定着装置８に至り、ここで加圧加熱されてトナー
像が転写材に定着された後、排紙ローラ９を経て機外に
排出される。転写時に転写材に転移せず像担持体に残る
残留トナーは、クリーナ４の位置で除去されるものとす
る。

【０００６】ところで、このような構成の画像形成装置
においては、トナー像定着のために定着装置が相当量の
熱を発生するので、定着時に、加熱される転写材から水
蒸気が発生し、これがカートリッジと定着装置８の間に
存在する空間部ｄに充満して装置内部を高湿化し、さら
にこの状態が順次装置内に進行してゆく。このため、例
えば、比較的外部に近く低温である露光手段１０などに
水滴が生じ易く、これによって露光手段に含まれている
ミラー、レンズなどに水滴が付着して露光不良による画
質の劣化を招来するおそれがあった。また、装置の使用
当初、定着装置のみが高温状態にあって、発生する湿気
がいまだ低温の像担持体に達するとその表面が低抵抗化
して画像流れなどの画像不良を発生するという問題があ
った。

【０００７】本発明はこのような現状に対処すべくなさ
れたものであって、上記のような構成の画像形成装置に
おいて、転写材から発生する水蒸気を速やかに装置内か
ら排出して、装置内各部の高湿化、これによる前述のよ
うな画質の劣化を有効に阻止できるような画像形成装置
を提供することを目的とするものである。

【０００８】

【発明の構成】

【課題を解決する技術手段、その作用】上記の目的を達
成するため、本発明は、転写材にトナー像を形成するた
めの画像形成手段と、このトナー像を転写材に定着させ
る加熱手段を含む定着手段とを具備し、トナー像を担持
する転写材を画像形成手段から定着手段に搬送する搬送
部位をそなえた画像形成装置において、該搬送部位に相
当する装置本体外装部に、前記搬送部位が外部に連通す
る開口を形成してなる画像形成装置（１）、または、上
記（１）のもにおいて、搬送部位に、定着手段で発生す
る水蒸気等を、外装部の上側開口に案内するための複数
個の遮蔽板を被搬送転写材上部に形成してなる画像形成
装置（２）、または、上記（２）のものにおいて、定着
手段に近い側の遮蔽板の下端と被搬送転写材上面との間
隔を、これより遠い側の遮蔽板下端と被搬送転写材上面
との間隔よりも大きくしてなる画像形成装置（３）、ま
たは、上記（２）のものにおいて、遮蔽板下端に、定着
手段から発生する水蒸気等を誘導する湾曲部位を形成し
てなる画像形成装置（４）、または、上記（２）のもの
において、遮蔽板が、画像形成手段から定着手段に搬送
される転写材を支持案内するガイド部材となっている画
像形成装置（５）、または、上記（１）乃至（５）のい
ずれかのものにおいて、画像形成手段が画像形成装置本
体に着脱自在のプロセスカートリッジである画像形成装
置（６）、または、画像形成装置本体に着脱自在のプロ
セスカートリッジと、これによって形成されたトナー像
を転写材に定着する定着手段と、前記カーシリッジから
定着手段に転写材を搬送する搬送部位を備えた画像形成
装置において、該搬送部位に相当する画像形成装置本体
外装部に、前記搬送部位が外気に連通する開口を形成し
てなる画像形成装置（７）、または、上記（７）のもの
において、プロセスカートリッジを装置本体に挿脱する
際にこれを把持する取手部が定着部位から発生する水蒸
気等を案内するガイド部材となっている画像形成装置
（８）、または、上記（７）のものにおいて、プロセス
カートリッジの像担持体保護用のシャッタが、定着部位
から発生する水蒸気等を案内するガイド部材となってい
る画像形成装置である。

【０００９】このように構成することによって、定着部
位において、加熱される転写材から発生する水蒸気が露
光装置や像担持体に水滴を生じて画質の劣化を招来する
ことを、特段の冷却手段を設けることなく防止できる。

【００１０】

【実施例の説明】「図１」は本発明の実施例を示す画像
形成装置の概略側断面図であって、前記「図２０」に示
す装置と基本的に同様の構成、作用を備えたものであっ
て、対応する部位には同一の符号を付して示してあり、
それらについての説明は必要ない限り省略する（後述の
実施例においても同様とする）。

【００１１】上記の装置において、図示の場合、定着装
置８とカートリッジとの間の空間部分に相当する部位の
外装部の頂部及び底部に通風用の開口１３が形成してあ
る。このような開口を構成することによって、定着装置
８によって加熱されて転写材に発生した水蒸気はカート
リッジ乃至は露光装置１０に達することなく外部に排出
されるので、特段の冷却用ファン等を用いることなく、
装置内各部に水滴が付着することを好適に防止して画質
の劣化の発生を阻止し得る。

【００１２】「図２」、「図３」は装置外装部１１に設
けるべき開口１３を例示するもので、「図２」に示すよ
うに、「図１」でみて紙面垂直方向に延設したり、或い
は「図３」に示すように多数の小孔を列設するなど適宜
の構成とすることができる。また、外装部頂部と底部の
開口は同形であっても、異形であってもよい。

【００１３】「図４」は、本発明をカートリッジ方式で
はない画像形成装置に適用した第２の実施例を示す要部
の側断面図である。この実施例装置においては、トナー
はクリーナ４のトナー収納部位の頂部から補給されるも
のとし、また、クリーナ部位で像担持体１からかき落と
されたトナーは、クリーナからスクリューコンベア１４
を介して廃トナー容器１５に貯留されるようになってい
る。

【００１４】定着装置８とクリーナ４との間において、
外装部１１の頂部と底部に、前記「図１」乃至「図３」
に示すものと同様の開口１３が形成してある。このよう
に構成することによって、特段の冷却手段を設けること
なく、定着部位で転写材から発生した水蒸気は、矢印ｂ
方向に流れて直ちに機外に排出され、露光装置１０、像
担持体１等に水滴として付着して画像に悪影響を与える
ような事態を確実に抑制できる。

【００１５】「図５」は本発明の第３の実施例を示す画
像形成装置要部の側断面図である。この実施例装置は前
記「図１」に示す装置と同様、カートリッジ方式である
が、定着装置８とカートリッジの間であって、定着装置
に向かって搬送される転写材Ｐの上部空間に転写材表面
と小許の間隙を存して、適数の遮蔽板１６をほぼ垂直方
向に配設して風路１７を形成してある。さらに、前記風
路１７の上部に相当する外装部１１の部分に開口１３を
形成してある。

【００１６】このように構成してあるから、定着装置部
位で発生した水蒸気は前記風路１７に沿って上方に逸散
して、露光装置１０やカートリッジには達しないので、
冷却手段を特設するまでもなく、これら部位に水滴が発
生して画質に悪影響を及ぼすことを有効に防止できる。
この場合の開口１３としては、前記「図２」、「図３」
に示したようなものを適宜利用できる。

【００１７】なお、前記遮蔽板１６によって仕切られた
風路１７は数が多いほうが水蒸気の排出には好都合であ
るが、さらに、遮蔽板１６の下端は、熱空気、水蒸気の
流通をよくするために、「図５」に示すように、定着装
置８に近い遮蔽板ほど搬送される転写材から離隔するよ
うに構成するのが好ましい。

【００１８】さらにまた、「図６」に示すように、各遮
蔽板１６の下端を定着装置側に適宜湾曲させるように構
成することによって、水蒸気等の流れをより円滑ならし
めることができる。

【００１９】「図７」は本発明の第４の実施例を示す画
像形成装置の側断面図である。この装置にあっては、露
光装置１０が外装部１１の底部に配置してあり、その上
方に、帯電ローラ２、像担持体１、現像器３、クリーナ
４を包含するカートリッジが着脱自在に配設してあり、
さらにその上方、外装部１１側に配設された転写ローラ
７と、前記像担持体１とが圧接して形成する転写部位に
転写材Ｐが供給されるように構成してある。

【００２０】図からわかるように、この装置において
は、カートリッジと転写ローラ７との上下関係配置が前
述の各実施例装置と反対になっており、転写部位を経て
定着部位に至る転写材の、図示下面にトナー像が存在す
る。

【００２１】このような構成の画像形成装置において、
図示のように、定着装置８とカートリッジとの間に複数
の遮蔽板１８を配設し、且つそれら遮蔽板の下端を転写
材の搬送方向下流側に湾曲させるとともに、夫々を転写
材上面に当接させて搬送ガイドとして作用するように構
成してある。また、前記遮蔽板１８の上部に相当する外
装部頂面には開口１３をもうけてある。

【００２２】このように構成することによって、前記
「図６」、「図７」に示す装置と同様、定着部位で発生
する水蒸気は遮蔽板間の風路、開口１３を経て速やかに
外部に排出される。また、この装置にあっては、水蒸気
の存在する空間と、露光装置１０、像担持体１などが存
在する空間とが、転写材Ｐによってほぼ遮断される状態
となっているので、冷却手段を特設することなく水蒸気
による画質への悪影響を好適に回避できる。

【００２３】以上、「図５」、「図６」、「図７」に示
した実施例は、カートリッジ方式の装置に限定去れるも
のではなく、それ以外の画像形成装置にも適用できるこ
とは云う迄もない。

【００２４】「図８」は本発明の第５の実施例を示す画
像形成装置の側断面図である。この装置はカートリッジ
方式であって像担持体その他部材を包含するカートリッ
ジの着脱のために、外装部に開閉自在の蓋体１１ー１が
設けてあり、カートリッジには取手１９が設けてあっ
て、この部分を持ってカートリッジを取り上げ、蓋体１
１ー１を開いて外装部１１内に装着するものとする。

【００２５】このような装置において、前記取手１９に
は、外装部の内側巾方向（紙面に垂直方向）ほぼいっぱ
いに遮蔽用板体１９ａが配設してある。このような構成
のカートリッジを外装部１１内所定位置に装着すると
き、前記板体１９ａが定着装置８とカートリッジとの間
の空間部のカーシリッジ側に位置するように前記取手１
９、板体１９ａを予め設定しておくことによって、定着
装置８との間に風路１７が形成される。

【００２６】このため定着装置８において転写材から発
生した水蒸気は、露光装置１０、像担持体１等に達する
ことなく、速やかに風路１７を上昇して外部に逸散する
から、冷却手段を設けなくとも水蒸気による画質の劣化
を好適に回避できる。

【００２７】「図９」本発明の第６の実施例を示す、カ
ートリッジ方式の画像形成装置である。良く知られてい
るように、この種のカートリッジにおいては、これを外
部に取り出している場合には、像担持体の、外部に露出
している部分を覆ってこれを保護するためのシャツタが
配設してあり、カートリッジを装置本体に装着すると
き、これに連動して該シャッタが移動して像担持体が露
出して、転写ローラ等の転写部材に対向するように構成
してある。

【００２８】「図９」に示す装置は、このようなシャッ
タを具備するカートリッジを備えた画像形成装置で有
る。シャツタ２０は、カートリッジが単独であるときに
は、「図１０」に示すように像担持体が外部に露出する
部位にあってこれを保護するようになっいる。

【００２９】このカートリッジを外装部１１頂部の蓋体
１１ー１を解放して所定位置に装着する際、外装部側に
設けた手段との係合によってカートリッジのシャツタ２
０が「図１０」に符号Ｃで示すように回動し、装置内の
定位置では、「図９」に示すように、シャッタ２０は定
着装置８に対向して風路１７を形成するような位置をと
る。

【００３０】このように構成してあるから、カートリッ
ジを外装部１１内に装着したとき、像担持体保護用のシ
ャッタ２０が定着装置８に対向する位置を取って両者間
に風路１７が形成されるので、定着部位で発生する水蒸
気等は該風路１７をとおって開口１３から速やかに逸出
して、特段の冷却手段を設けなくとも露光装置１０、像
担持体等に水滴が付着するのを有効に防止できる。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように、像担持体上に形成
したトナー像を転写材に転写した後、該転写材を、加熱
手段を含む定着装置に搬送してトナー像を転写材に定着
固定する画像形成装置において、本発明によれば、像担
持体を含む画像形成部位と定着部位との間に外気に連通
する風路を形成したから、定着部位において発生した水
蒸気を直ちに外部に排出でき、冷却手段を特設すること
なく、画像形成部位側に配置された露光手段、像担持体
等に水滴が発生するのを防止することが可能となる。

【００３２】また、他の発明によれば、上記の風路に、
定着部位で発生する水蒸気をガイドする複数の遮蔽板を
形成し、さらに、これら遮蔽板の下端部を定着装置に近
い側ほど被搬送転写材から離隔して配置し、または、遮
蔽板下端部に該水蒸気の流れを誘導し得るように湾曲部
を形成したから、より効率的に水蒸気の排出を促進でき
る。

【００３３】さらにまた、他の発明によれば、前記風路
に設けた遮蔽板が被搬送転写材のガイド部材として作用
するように構成することにより、定着部位において発生
する水蒸気を露光装置、像担持体からより有効に遮断で
きるとともに、省スペース、省資財化を可能とした。

【００３４】またさらに、他の発明によれば、画像形成
装置に着脱自在に装着去れたプロセスカートリッジを、
画像形成装置に着脱する際に利用する取手部乃至は、プ
ロセスカートリッジの像担持体保護用シャッタを、該カ
ートリッドを装着した場合に定着部位から発生する水蒸
気を遮断し、所定方向に誘導するガイドとして利用する
ことによって、該水蒸気を効率的に機外に排出するとと
もに、省スペース、省資材化に寄与する。

【００３５】これわ要するに、本発明によるときは、定
着装置において転写材から発生する水蒸気を迅速に装置
本体内から排出でき、特段の冷却手段を配設することな
く、装置内の露光装置、像担持体などに発生する水滴に
起因する画質の劣化を好適に防止できるので、良質の画
像を得るのに顕著な効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の第一の実施例を示す画像形成装置の
概略側断面図

【図２】 同上外装部に形成する開口の構成を示す平面
図

【図３】 同上外装部に形成する開口の他の構成を示す
平面図

【図４】 本発明の第２の実施例を示す画像形成装置の
概略側断面図

【図５】 本発明の第３の実施例を示す画像形成装置の
概略側断面図

【図６】 同上の他の実施態様を示す画像形成装置の概
略側断面図

【図７】 本発明の第４の実施例を示す画像形成装置の
概略側断面図

【図８】 本発明の第５の実施例を示す画像形成装置の
概略側断面図

【図９】 本発明の第６の実施例を示す画像形成装置の
概略側断面図

【図１０】 同上カートリッジの作動を示す側断面図

【図１１】 公知の画像形成装置の構成、作動を説明す
る概略側断面図

【符号の説明】

１ 像担持体 ２ 帯電ローラ ３ 現像器 ４ クリーナ ７ 転写ローラ ８ 定着装置 １０ 露光装置 １１ 外装部 １３ 開口 １４ スクリューコンベア １５ 廃トナー容器 １６ 遮蔽板 １７ 風路 １９ 取手 ２０ シャッタ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐 藤 浩 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 足 立 裕 行 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】転写材にトナー像を形成するための画像形
   成手段と、このトナー像を転写材に定着させる加熱手段
   を含む定着手段とを具備し、トナー像を担持する転写材
   を画像形成手段から定着手段に搬送する搬送部位をそな
   えた画像形成装置において、 該搬送部位に相当する装置本体外装部に、前記搬送部位
   が外部に連通する開口を形成してなる画像形成装置。
2. 【請求項２】搬送部位に、定着手段で発生する水蒸気等
   を、外装部の上側開口に案内するための複数個の遮蔽板
   を被搬送転写材上部に形成してなる「請求項１」記載の
   画像形成装置。
3. 【請求項３】定着手段に近い側の遮蔽板の下端と被搬送
   転写材上面との間隔を、これより遠い側の遮蔽板下端と
   被搬送転写材上面との間隔よりも大きくしてなる「請求
   項２］記載の画像形成装置。
4. 【請求項４】遮蔽板下端に、定着手段から発生する水蒸
   気等を誘導する湾曲部位を形成してなる「請求項２」記
   載の画像形成装置。
5. 【請求項５】遮蔽板が、画像形成手段から定着手段に搬
   送される転写材を支持案内するガイド部材となっている
   「請求項２」記載の画像形成装置。
6. 【請求項６】画像形成手段が画像形成装置本体に着脱自
   在のプロセスカートリッジである「請求項１」乃至「請
   求項５」のいずれか記載の画像形成装置。
7. 【請求項７】画像形成装置本体に着脱自在のプロセスカ
   ートリッジと、これによって形成されたトナー像を転写
   材に定着する定着手段と、前記カーシリッジから定着手
   段に転写材を搬送する搬送部位を備えた画像形成装置に
   おいて、 該搬送部位に相当する画像形成装置本体外装部に、前記
   搬送部位が外気に連通する開口を形成してなる画像形成
   装置。
8. 【請求項８】プロセスカートリッジを装置本体に挿脱す
   る際にこれを把持する取手部が定着部位から発生する水
   蒸気等を案内するガイド部材となっている「請求項７」
   記載の画像形成装置。
9. 【請求項９】プロセスカートリッジの像担持体保護用の
   シャッタが、定着部位から発生する水蒸気等を案内する
   ガイド部材となっている「請求項７」記載の画像形成装
   置。