JPH08254538A - 医療用分析機の洗浄装置 - Google Patents

医療用分析機の洗浄装置

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JPH08254538A
JPH08254538A JP7057287A JP5728795A JPH08254538A JP H08254538 A JPH08254538 A JP H08254538A JP 7057287 A JP7057287 A JP 7057287A JP 5728795 A JP5728795 A JP 5728795A JP H08254538 A JPH08254538 A JP H08254538A
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horn
nozzle
cleaning
vibration
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Toshihiko Chiba
俊彦 千葉
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1004Cleaning sample transfer devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B3/00Methods or apparatus specially adapted for transmitting mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】肉厚が薄く屈曲振動の振幅が大きい分注ノズル
を、変形することなくホーン先端部に確実に支持し、超
音波振動を分注ノズルに伝達できる医療用分析機の洗浄
装置を提供する。 【構成】交番電圧の印加によって圧電素子1から振動を
発生する超音波振動子5と、超音波振動子5の振動を拡
大するホーン8と、ホーン8の先端部10にて振動方向
に対し垂直に支持した分注ノズル11と、分注ノズル1
1に洗浄水等を供給する往復動ポンプ16と、分注ノズ
ル11の先端を浸漬する洗浄槽18とを具備した医療用
分析機の洗浄装置において、分注ノズル11の内、ホー
ン8の先端部10に支持される部位のみを、厚肉26に
形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波振動により分注
ノズルを洗浄する医療用分析機の洗浄装置に係わり、詳
しくは分注ノズルの支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波振動を直接分注ノズルに与
えて、分注ノズルを洗浄する医療用分析機の洗浄装置と
して、本出願人より提案された特願平6−69148号
に示す技術がある。この技術を図7〜図9により説明す
る。図7は医療用分析機の洗浄装置の斜視図、図8は医
療用分析機の洗浄装置の分注ノズルの支持機構の平面
図、図9は図8の要部拡大図である。
【0003】この医療用分析機の洗浄装置は、図7に示
すように、検体・試薬を分注する分注ノズル111と、
洗浄水を分注ノズル111に供給する往復動ポンプ11
6と、分注ノズル111の吐出口115付近を浸漬する
洗浄槽118と、洗浄槽118に洗浄水を供給する洗浄
水供給装置(図示せず)と、交番電圧の印加によって圧
電素子101からの振動を発生する超音波振動子105
と、該超音波振動子105に設けられた圧電素子101
の振動を振動Cに拡大するホーン先端部110とを具備
している。分注ノズル111は、ホーン先端部110に
て振動Cの方向と垂直な方向へ支持されている。
【0004】分注ノズル111の支持機構を図8および
図9により説明する。ホーン先端部110には、超音波
振動子105の軸方向と垂直に、分注ノズル111が貫
通する貫通孔112が穿設され、ホーン先端部110の
端面から貫通孔112までメネジ部123が螺刻されて
いる。分注ノズル111は、ホーン先端部110の貫通
孔112に挿入され、ホーン先端部110に螺刻された
メネジ部123に、締結部材113のオネジ部124を
ねじ込み、分注ノズル111をホーン先端部110に支
持している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、圧電素子101が発生させる超音波振動を、ホーン
先端部110から分注ノズル111に確実に伝達させる
には、ホーン先端部110と分注ノズル111の締結を
確実に行う必要がある。そのためには、締結部材113
を強くねじ込むことが必要である。また、ホーン先端部
110から伝達される超音波振動の振幅が同じならば、
分注ノズル111の肉厚が薄い方が分注ノズル111自
身の屈折振動Bの振幅は大きい。従って、大きな振幅に
より強力な洗浄効果を得るためには、分注ノズル111
の肉厚を薄くすることが必要である。しかし、分注ノズ
ル111の肉厚を薄くすると、ホーン先端部110に分
注ノズル111を確実に締結するために、締結部材11
3を強くねじ込むと、図10に示すように、分注ノズル
111が変形するという問題があった。
【0006】分注ノズル111が変形すると、分注ノズ
ル111の内径の断面積が縮小し、分注ノズル111内
を流れる検体や試薬への抵抗がおおきくなり、分注精度
への影響を与え、分析精度を悪化させる原因となった。
また、分注ノズル111の変形部に、超音波振動時の応
力が集中し、変形部から分注ノズル111が折れる原因
にもなっていた。そのため、従来は、洗浄効果を犠牲に
して、締結部材113のねじ込み力を弱くしたり、分注
ノズル111の肉厚を厚くするなどの対策を行ってい
た。しかし、上述のような対策を行っても、何度も分注
ノズル111の脱着を繰り返すと、分注ノズル111に
は締結部材113により傷がついたり、僅かな変形が起
きるのを防ぐことはできなかった。
【0007】このような傷や僅かな変形は、上述した分
析精度の悪化や、変形部への応力集中による分注ノズル
111の破損の原因とはならない。しかし、その傷や変
形により、ホーン先端部110から分注ノズル111を
脱着するたびに、分注ノズル111と締結部材113の
接触線121、122の状態が変化し、ホーン先端部1
10と分注ノズル111との締結の強度のバラツキの原
因となった。そのため、締結部材113の締め付けのト
ルクを一定に管理しても、分注ノズル113を脱着する
たびに、ホーン先端部110と分注ノズル111との締
結強度がばらつき、このバラツキがホーン先端部110
から分注ノズル111への超音波振動の伝達状態のバラ
ツキとなった。この超音波振動の伝達状態のバラツキ
は、直接洗浄性能にも影響を与えるものであり、大きな
問題となっていた。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、請求項1、2または3に係る発明の目的
は、肉厚が薄く屈曲振動の振幅が大きい分注ノズルを、
変形することなくホーン先端部に確実に支持し、超音波
振動を分注ノズルに伝達できる医療用分析機の洗浄装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1、2または3に係る発明は、圧電素子に交
番電圧を印加することによって振動を発生する超音波振
動子と、該超音波振動子の振動を拡大するホーンと、該
ホーンの先端部にて振動方向に対し垂直に支持した分注
ノズルと、該分注ノズルに洗浄水等を供給する往復動ポ
ンプと、前記分注ノズルの先端を浸漬する洗浄槽とを具
備した医療用分析機の洗浄装置において、前記分注ノズ
ルの内、前記ホーンの先端部に支持される部位のみを、
厚肉に形成してなることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1、2または3に係る発明の作用では、
分注ノズルの内、ホーンの先端部に支持される部位のみ
を厚肉に形成したので、この部分を強固に締結部材で押
圧しても、変形することなく、ホーンからの超音波振動
を分注ノズルに伝達する。また分注ノズルの他の部分は
薄肉に形成されているので、振動はノズル自体が励振さ
れ、洗浄効果が増幅される。請求項2に係る発明の作用
では、上記作用に加え、厚肉の部位を薄肉の分注ノズル
に補助部材を嵌着して形成したので、工作が容易であ
る。請求項3に係る発明の作用では、上記作用に加え、
厚肉の部位にオネジを螺刻し、この部位をホーン先端部
に螺着したので、繰り返し着脱してもホーン先端部と分
注ノズルとの締結状態が変化することはない。
【0011】
【実施例1】図1〜図2は実施例1を示し、図1は医療
用分析機の洗浄装置の斜視図、図2は医療用分析機の洗
浄装置の分注ノズルの支持機構の平面図、図3は分注ノ
ズルの一部を破載した正面図である。
【0012】図1において、ドーナツ状をし、厚み方向
に分極された2枚の圧電素子1は、両端面に銀蒸着が処
理され、分極方向が図1の矢印M方向で対向するように
配設されている。各圧電素子1の端面には略同形状の薄
板のリン青銅製電極板2がそれぞれ付設され、圧電素子
1に正弦波電圧を供給する。一方の圧電素子1の端面に
付設されて、共振器3と接触する電極板4には、超音波
振動子5を支持するための突出部4aが2カ所形成さ
れ、分注ノズル搬送部6に螺着されている。
【0013】このような振動発生部7を両側から共振器
3と共振器8とで挟み、中心を振動子圧着部材9によっ
て締結し、ランジュバン型の超音波振動子5を構成す
る。共振器3の形状は圧電素子1と同外形の略円筒状を
なしている、共振器3の中心には、振動子圧着部材9の
頭部を収納する段差を有し、かつ貫通する孔が形成され
ている。共振器8は、二段の略円筒形状をなし、中心に
は振動子圧着部材9の先端に螺刻されたオネジと螺合す
るためのメネジが螺刻されている。二段の略円筒形状を
した共振器8は、ホーン効果を有するようにそれぞれの
円筒長さが、駆動周波数の1/4波長と略一致してい
る。
【0014】図2に示すように、共振器8のホーン先端
部10には、超音波振動子5の軸方向と垂直に分注ノズ
ル11が貫通する貫通孔12が穿設され、ホーン先端部
10の端面から貫通孔12まで締結部材13を締結する
メネジ部23が螺刻されている。分注ノズル11は、超
音波振動子5のホーン先端部10に所定長さの位置で、
締結部材13のオネジ部24によって押圧固定されてい
る。
【0015】図1に示すように、分注ノズル11の先端
14はテーパ形状に絞り加工されて吐出口15が形成さ
れている。また、もう一方の分注ノズル11の端部に
は、可逆する往復動ポンプ16からの接続パイプ17が
接続している。なお、接続パイプ17の内部および往復
動ポンプ16の内部には、生理食塩水または水が入って
おり、往復動ポンプ16によって、検体または試薬を吸
引吐出したり、洗浄水としての整理食塩水または水を吐
出する。
【0016】図3に示すように、分注ノズル11は、ス
テンレス製のパイプの一端をテーパ形状に絞り加工した
ノズル25と、ノズル25の外径と嵌合する内径をもつ
円筒部材26とから構成されている。円筒部材26に
は、ホーン先端部10に支持される際の位置決めのた
め、鍔部27が形成されている。ノズル25と円筒部材
26とを、ロー付けにて固着することにより、分注ノズ
ル11のホーン先端部10に支持される部位に、厚肉部
を形成している。
【0017】図1に示すように、分注ノズル11の下方
には、洗浄水が満たされた洗浄槽18が配設されてい
る。洗浄槽18の底部には、洗浄水供給装置(図示せ
ず)より洗浄水を供給する供給口19と、水面付近に
は、オーバーフローにより洗浄水を排出する排出口20
が形成されている。
【0018】以下に各構成部材の試薬吸引吐出および洗
浄動作の一例を簡単に説明する。分注ノズル搬送部材6
が、試薬ケース(図示せず)の上方に回転して下降す
る。分注ノズル先端14が液面に僅かに接したところで
下降を停止し、往復動ポンプ16によって分注ノズル1
1内部に試薬を吸引する。その後、分注ノズル搬送部材
6が上昇し、分注ノズル11が試薬ケース上方に再び配
置される。そして、分注ノズル搬送部材6が検体の入っ
た反応セル(図示せず)上方に回転移動し、反応セル内
に試薬を所定量吐出する。
【0019】吐出後、分注ノズル搬送部材6が洗浄槽1
8上方に回転移動し、その後下降して洗浄槽18内にノ
ズル先端14を所定長さ浸漬すると、往復動ポンプ16
より分注ノズル11内部に洗浄水として整理食塩水また
は水が流される。さらに、超音波振動子5に正弦波電圧
が印加され、圧電素子1から軸方向に縦振動が発生す
る。この振動は、共振器3、8のホーン効果によって、
ホーン先端部10で縦振動Cに拡大される。この振動
は、ホーン先端部10の貫通孔12に挿入された分注ノ
ズル11に締結部材13を介して伝達される。
【0020】分注ノズル11は超音波振動子5の振動方
向と垂直に支持されているため、ホーン先端部10の振
動によって、分注ノズル11が径方向に高速に振られ、
高次の屈曲振動Bを励振する。分注ノズル11に付着し
た検体および試薬残りの汚れは、強力な屈曲振動の加速
度によって、分注ノズル11の表面から引き剥がされ、
洗浄水の流れにより外部に放出される。また、分注ノズ
ル11自身が振動するため、分注ノズル11内側の表面
から超音波振動が内部の洗浄水に放射され、強力なキャ
ビテーションを起こし、分注ノズル11の屈曲振動の節
位置においても、良好な洗浄効果を得ることができる。
このため、洗浄不良が原因で発生する試薬間のコンタミ
ネーションおよび検体のキャリーオーバ−の発生がなく
なり、信頼性の高い分析が可能となる。また、洗浄水だ
けの洗浄に比べ、洗浄時間が短縮され、高速分析が可能
となる。さらに、特殊な洗剤を必要とせず、洗浄水量も
節約でき、廃棄物にかかる廃棄処理費用の低減が可能と
なる。
【0021】以上の動作で洗浄が行われ、分注ノズル1
1の汚れは吐出口20より外部に排出される。洗浄が終
了すると、洗浄水の供給と超音波振動が停止される。そ
の後、分注ノズル搬送部材6が上昇し、分注ノズル11
が洗浄槽18より引き上げられる。
【0022】本実施例によれば、ホーン先端部10へ締
結部材13により固定される分注ノズル11の部位は、
円筒部材26により厚肉に形成されているので、締結部
材13を強くねじ込んでも、分注ノズル11が変形する
ことなく、分注ノズル11とホーン先端部10とを、強
固に固定することができる。従って、ホーン先端部10
から、分注ノズル11へ、超音波振動を確実に伝達する
ことが可能となる。さらに、分注ノズル11の大部分は
薄肉のノズル25であるので、ホーン先端部10から伝
達された超音波振動により、大きな振幅で屈曲振動する
ため、高い洗浄効果を得ることができる。また、分注ノ
ズル11の固定部分が変形することもないので、超音波
振動時の応力集中により、分注ノズル11が破損するこ
ともない。さらには、分注ノズル11が変形することに
よって発生する分注精度の変化による分析精度への悪影
響もない。
【0023】本実施例では、ノズル25と円筒部材26
とをロー付けにて固着するようにしたが、これに限るも
のではなく、接着剤による固着手段でもよい。また、ノ
ズル25と円筒部材26とを組付けた状態で、円筒部材
26をスウェージング加工により絞り込み、両部材を密
着固定する方法で固着してもよく、特に固着手段を制限
するものではない。また、分注ノズル11に、厚肉の固
定部を形成するために、一本の厚肉パイプから、切削加
工または引抜き加工により薄肉部を形成する方法でも構
わない。
【0024】
【実施例2】図4〜図6は実施例2を示し、図4は医療
用分析機の洗浄装置の斜視図、図5は分注ノズルを支持
するホーン先端部の平面図、図6は分注ノズルの正面図
である。本実施例は、ホーン先端部10へ分注ノズル1
1を支持する構造に特徴があり、他の部分の構成は実施
例1と同一のため、同一の部材には同一の符号を付して
説明を省略する。
【0025】図5に示すように、共振器8のホーン先端
部10には、超音波振動子5の軸方向と垂直に貫通した
メネジ孔28が穿設されている。
【0026】図6に示すように、分注ノズル29は、ス
テンレス製のパイプの一端をテーパ形状に絞り加工した
ノズル30と、ノズル30の外径と嵌合する内径をもつ
円筒部材31とから構成されている。円筒部材31に
は、オネジ部32と、ネジの頭部に相当する鍔部33が
形成されている。鍔部33は、オネジ部32より一回り
大きな外径をもち、スパナなどを掛けられるように四角
形に形成されている。ノズル30と円筒部材31とは、
ロー付けにより固着されている。
【0027】図4に示すように、ホーン先端部10のメ
ネジ孔28に、分注ノズル29の円筒部材31のオネジ
部32を、鍔部33が突き当たるまでねじ込むことによ
り、分注ノズル29とホーン先端部10とが結合固定さ
れる。
【0028】本実施例によれば、実施例1の効果に加
え、ホーン先端部10のメネジ孔28に分注ノズル29
の円筒部材31のオネジ部32をねじ込むことで、両者
を結合固定するため、分注ノズル29に結合固定のため
の傷や変形は全く発生しない。それ故、繰り返し分注ノ
ズルを脱着しても、ホーン先端部10との結合状態に変
化はなく、ホーン先端部10から分注ノズル29に安定
して超音波振動を伝達することができる。
【0029】本実施例においても、実施例1で説明した
変形例は同様に適用することができ、同様の効果を得ら
れる。
【0030】
【発明の効果】請求項1、2または3に係る発明によれ
ば、肉厚が薄く屈曲振動の振幅が大きい分注ノズルを、
変形することなくホーン先端部に確実に支持し、超音波
振動を分注ノズルに伝達することができる。請求項2に
係る発明によれば、上記効果に加え、工作が容易なた
め、医療用分析機の洗浄装置を安価にすることができ
る。請求項3に係る発明によれば、繰り返し着脱しても
ホーン先端部と分注ノズルとの締結状態が変化すること
はないので、安定して超音波振動を伝達する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の医療用分析機の洗浄装置の斜視図で
ある。
【図2】実施例1の医療用分析機の洗浄装置の分注ノズ
ルの支持機構の平面図である。
【図3】実施例1の分注ノズルの一部を破載した正面図
である。
【図4】実施例2の医療用分析機の洗浄装置の斜視図で
ある。
【図5】実施例2の分注ノズルを支持するホーン先端部
の平面図である。
【図6】実施例2の分注ノズルの正面図である。
【図7】従来技術の医療用分析機の洗浄装置の斜視図で
ある。
【図8】従来技術の医療用分析機の洗浄装置の分注ノズ
ルの支持機構の平面図である。
【図9】従来技術の図8の要部拡大図である。
【図10】従来技術の問題点を示す平面図である。
【符号の説明】
1 圧電素子 5 超音波振動子 8 共振器 10 ホーン先端部 11 分注ノズル 16 往復動ポンプ 18 洗浄槽 26 円筒部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電素子に交番電圧を印加することによっ
    て振動を発生する超音波振動子と、該超音波振動子の振
    動を拡大するホーンと、該ホーンの先端部にて振動方向
    に対し垂直に支持した分注ノズルと、該分注ノズルに洗
    浄水等を供給する往復動ポンプと、前記分注ノズルの先
    端を浸漬する洗浄槽とを具備した医療用分析機の洗浄装
    置において、 前記分注ノズルの内、前記ホーンの先端部に支持される
    部位のみを、厚肉に形成してなることを特徴とする医療
    用分析機の洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記分注ノズルの厚肉に形成した部位は、
    該分注ノズルに嵌着した補助部材からなることを特徴と
    する請求項1記載の医療用分析機の洗浄装置。
  3. 【請求項3】前記分注ノズルの厚肉に形成した部位にオ
    ネジを螺刻し、この部位を前記ホーンの先端部に螺着し
    てなることを特徴とする請求項1記載の医療用分析機の
    洗浄装置。
JP7057287A 1995-03-16 1995-03-16 医療用分析機の洗浄装置 Withdrawn JPH08254538A (ja)

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