JPH08253968A - ユニット建物 - Google Patents
ユニット建物Info
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- JPH08253968A JPH08253968A JP8207695A JP8207695A JPH08253968A JP H08253968 A JPH08253968 A JP H08253968A JP 8207695 A JP8207695 A JP 8207695A JP 8207695 A JP8207695 A JP 8207695A JP H08253968 A JPH08253968 A JP H08253968A
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
生産段階で、乗り場用戸ユニットとガイドレールとを取
付けるに際し、設計簡素、且つ施工容易にすること。 【構成】 建物ユニット11のエレベータ室15の異な
る側面部のそれぞれに、第1の取付部材31を介して取
付けられる乗り場用戸ユニット21と、第2の取付部材
32及びガイドレール取付ブラケット52を介して取付
けられるエレベータ昇降用ガイドレール53とを備えて
なり、第1の取付部材31と第2の取付部材32とを略
同一形状にしてなるもの。
Description
ット建物に関する。
5-193864号公報に記載の如く、複数の建物ユニットを組
合わせてなるユニット建物において、建物ユニット内に
エレベータの昇降するエレベータ室を設けるとともに、
このエレベータ室にエレベータかご等を設備したものを
用意し、この建物ユニットを建築現場において上下に接
続してなるものがある。
ットでは、エレベータ室の異なる側面部のそれぞれに、
乗り場用戸ユニットと、エレベータ昇降用ガイドレール
とを取付ける必要がある。これにより、エレベータかご
をガイドレールにスライド自在に支持させ、油圧シリン
ダもしくは吊下げロープによってエレベータかごを昇降
させ、エレベータかごが着床せしめられた階層の乗り場
用戸を開閉することにて、使用者をしてエレベータかご
に乗降可能とするものである。
建物では、建物内におけるエレベータのレイアウト(乗
り場開口部及び戸袋の位置等)により、建物ユニットの
いずれの側面部の左右いずれの位置に乗り場用戸を配置
するかが多様であって、工場生産される各建物毎に固有
の特定位置に乗り場用戸ユニットとガイドレールとを取
付けるものであり、設計複雑である。そして、それらの
乗り場用戸ユニットとガイドレールの取付けに先立ち、
乗り場用戸ユニットのための第1の取付部材を建物ユニ
ットのある側面部に取付け、ガイドレールのための第2
の取付部材を建物ユニットの他の側面部に取付ける必要
があり、複数種類の取付部材のいずれかを各建物毎に固
有の特定位置に選択して取付けなければならず、施工性
も悪い。
ニットの工場生産段階で、乗り場用戸ユニットとガイド
レールとを取付けるに際し、設計簡素、且つ施工容易に
することを目的とする。
は、複数の建物ユニットを組合わせてなるユニット建物
において、建物ユニット内にエレベータの昇降するエレ
ベータ室を設け、建物ユニットのエレベータ室の異なる
側面部のそれぞれに、第1の取付部材を介して取付けら
れる乗り場用戸ユニットと、第2の取付部材及びガイド
レール取付ブラケットを介して取付けられるエレベータ
昇降用ガイドレールとを備えてなり、第1の取付部材と
第2の取付部材とを略同一形状にしてなるものである。
載の本発明において更に、前記エレベータ室を平面視で
略対称図形形状とし、前記第1の取付部材と第2の取付
部材とを構成可能とする複数の取付部材のそれぞれを、
平面視で対称図形を形成するようにエレベータ室の複数
の側面部のそれぞれに、互いに略同一高さに配置してな
るようにしたものである。
2に記載の本発明において更に、前記第1の取付部材と
第2の取付部材を構成可能とする上側の取付部材と下側
の取付部材とを略同一形状にしてなるものである。
のいずれかに記載の本発明において更に、前記第1の取
付部材と第2の取付部材とを構成可能とする取付部材が
エレベータ室の側面部の梁に取付けられるとともに、エ
レベータ室の内側に突出する水平板部を備え、取付部材
の水平板部の高さと、梁の水平板部の高さとが、乗り場
用戸ユニットを取付けるエレベータ室の開口側で略同一
高さに設定され、乗り場用戸ユニットは下側の取付部材
の水平板部に載置されてなるものである。
がある。 乗り場用戸ユニットのための第1の取付部材と、ガイ
ドレールのための第2の取付部材とを略同一形状にし
た。従って、第1の取付部材と第2の取付部材とを共通
部品化するものとなり、施工容易である。
作用がある。 建物ユニット内に設けるエレベータ室を略対称図形形
状とし、且つ第1の取付部材と第2の取付部材とを構成
可能とする複数の取付部材のそれぞれを、平面視で対称
図形を形成するようにエレベータ室の複数の側面部のそ
れぞれに、互いに略同一高さに配置した。従って、建物
内におけるエレベータの多様なレイアウト(乗り場開口
部及び戸袋の位置等)に応じて、各建物毎に固有の特定
位置に乗り場用戸ユニットとガイドレールとを取付ける
に際し、建物ユニットの複数の側面部に設けた略同一形
状で複数の取付部材のいずれかを乗り場用戸ユニットも
しくはガイドレールのための取付部材として採用でき
る。即ち、建物ユニットの複数の側面部のそれぞれに略
同一形状の取付部材を取付けておくだけの簡素な設計に
より、エレベータの多様なレイアウトによく対応でき
る。
作用がある。 第1の取付部材と第2の取付部材を構成可能とする上
側の取付部材と下側の取付部材とを略同一形状にした。
従って、第1の取付部材と第2の取付部材を上下方向で
も共通部品化するものとなる。
作用がある。 乗り場用戸ユニットを下側の取付部材の水平板部に載
置するので、取付け易い。また、乗り場用戸ユニットの
取付位置及び内装の端部が、乗り場開口部に向かって取
付方向で異なる設計にできる。例えば、建物ユニットの
大梁に対する間仕切りの位置と小梁に対する間仕切りの
位置とがモジュールシステムの考えにより異なる場合で
あっても、大梁側に設置される乗り場用戸ユニットと小
梁側に設置される乗り場用戸ユニットを共通の設計のも
のにできる(内装の端部の高さが異なっても、乗り場用
戸ユニットを修正することなく、高さの変更ができる。
取付けが楽である)。
図、図2は図1の側面図、図3は図1の1階平面図、図
4は図1の2階平面図、図5は図1の3階平面図、図6
は建物ユニットの間仕切り構造を示す断面図、図7は工
場生産ままの建物ユニットの積層状態を示す正面図、図
8は図7の側面図、図9は建物ユニットの床フレームを
示す模式図、図10は建物ユニットの天井フレームを示
す模式図、図11は建物ユニット内におけるエレベータ
のレイアウトを示す模式図、図12は乗り場正面図、図
13は乗り場用戸ユニットの取付工程を示す模式図、図
14はガイドレールと油圧ジャッキの取付工程を示す模
式図、図15はガイドレールとかご保持縦枠の取付工程
を示す模式図、図16はプラットホームを示す模式図、
図17はかごの組立状態を示す模式図、図18はレール
ブラケットの取付工程を示す模式図である。
された建物ユニット11を建築現場に輸送し、複数の建
物ユニット11を左右上下に組合わせて多層階(例えば
3階)の建物として構築される。建物ユニット11は、
床フレーム12を形成する床大梁12A、柱13、天井
フレーム14を形成する天井大梁14Aを箱形に接合し
た骨組構造体であり、必要に応じて、床、壁、天井、住
宅備品等を予め工場で組込んである。
構成する部分には、建物ユニット11内にエレベータ室
15を設けたものが上下に積層される。そして、建物ユ
ニット11のエレベータ室15には、エレベータの構成
部材が予め工場で取付けられている。エレベータの構成
部材としては、乗り場用戸ユニット21、ガイドレール
ユニット22、エレベータかご23、かご保持縦枠2
4、プラットホーム25、油圧ジャッキ26、油圧ユニ
ット27、かご用戸ユニット28等がある。これらのエ
レベータの構成部材は、各階別の建物ユニット11に工
場で本固定もしくは仮保持される。
0(図3〜図5)に示す如く、乗り場用戸ユニット21
が取付けられる第1の取付部材31と、ガイドレールユ
ニット22が取付けられる第2の取付部材32とをエレ
ベータ室15の異なる側面部のそれぞれに備えている。
そして、第1の取付部材31と第2の取付部材32と
を、略同一形状の取付部材30にて構成している。ま
た、エレベータ室15の側面部における上側と下側の第
1の取付部材31を略同一形状の取付部材30とし、上
側と下側の第2の取付部材32を同じく略同一形状の取
付部材30としている。
に示す如く、床フレーム12に床小梁12Bを設けると
ともに、天井フレーム14に天井小梁14Bを設けるこ
とにて、エレベータ室15を平面視で略正方形状(略対
称図形形状)とし、前記第1の取付部材31と第2の取
付部材32とを構成可能とする複数の取付部材30のそ
れぞれを、平面視で対称図形を形成するようにエレベー
タ室15の4個の側面部のそれぞれ(床フレーム12の
床大梁12A、床小梁12B、天井フレーム14の天井
大梁14A、天井小梁14B)に、互いに略同一高さに
配置している。尚、エレベータ室15の各側面部のそれ
ぞれに、左右2個の取付部材30を取付けている。
5の側面部に上述の如くの取付部材30を設けたこと
は、(a) 第1の取付部材31と第2の取付部材32の共
通部品化、(b) 第1の取付部材31と第2の取付部材3
2それぞれの上下方向での共通部品化、(c) エレベータ
の多様なレイアウトへの対応化を果たす。尚、エレベー
タのレイアウトとは、建物内における乗り場開口部及び
戸袋の位置等のレイアウトであり、例えばエレベータ室
15の4個の側面部のうちのいずれの側面部に乗り場開
口部を配置するか、或いは略同一側面部の左右いずれ側
に乗り場開口部を配置するか(図11(A)の左タイプ
もしくは(B)の右タイプ)等がある。
建物ユニット11に対する、エレベータの構成部材の取
付構造及び手順について説明する。 (A) 1階の建物ユニット11(図12〜図14) (1) まず、乗り場用戸ユニット21を取付ける(図1
2、図13)。乗り場用戸ユニット21は、図12に示
す如く、戸枠41に戸42を開閉自在に組込んだもので
ある。
ける乗り場開口部の側面部には、図13に示す如く、乗
り場用戸ユニット21のための第1の取付部材31を構
成する上下の取付部材30が取付けられている。下部の
取付部材30は、エレベータ室15の内側に沿って水平
板部30Aを突出し、乗り場用戸ユニット21の戸枠4
1をこの水平板部30Aの上面に載置させてボルト締結
可能とする。上部の取付部材30と乗り場用戸ユニット
21の戸枠41との間には、接続部材43が介在され
る。接続部材43は、上部の取付部材30の水平板部3
0Aの下面にボルト締結され、下部の取付部材30の水
平板部30Aの上面と平行でない鉛直接続面材43Aを
備える。これにより、作業者は、乗り場用戸ユニット2
1を下部の取付部材30の水平板部30Aに載せた後、
乗り場用戸ユニット21を上部の取付部材30側の接続
部材43の鉛直接続面材43Aに立て掛けるようにし、
乗り場用戸ユニット21の戸枠41を下部の取付部材3
0の水平板部30Aにボルト締結し、戸枠41を接続部
材43の鉛直接続面材43Aにボルト締結することに
て、乗り場用戸ユニット21を取付け完了とすることが
できる。尚、乗り場用戸ユニット21の以上の取付作業
は、エレベータ室15の内外いずれの側から行なうこと
もできるが、乗り場側間仕切りを取付ける前であれば、
床のある側(エレベータ室15の外から)から作業でき
て好適である。
ニット21が取付けられるエレベータ室15の乗り場開
口部の側で、取付部材30の水平板部30Aの高さと、
床大梁12A、床小梁12Bの水平板部(形鋼の上ウエ
ブもしくは角鋼管の上辺)の高さ、もしくは天井大梁1
4A、天井小梁14Bの水平板部(形鋼の下ウエブ)の
高さとを、略同一高さに設定している(図12(B)、
(C))。これは、乗り場用戸ユニット21の取付位
置、及び内装間仕切り44の端部を、エレベータ室15
の乗り場開口部に向かって前後方向で異なる設計にでき
るようにするものである。
圧ジャッキ26を取付ける(図14)。ガイドレールユ
ニット22に油圧ジャッキ26を仮保持し、1階レール
セット51を形成する。
上下のガイドレール取付ブラケット52に一対のガイド
レール53を鉛直姿勢で相対するように保持金具54に
より仮保持される。保持金具54は、取付ブラケット5
2の取付材52Aにボルト締結され、ボルトを緩めるこ
とによってガイドレール53を上下にスライドできる。
このとき、横架材55の上にガイドレール53を立てた
状態で、このガイドレール53を保持金具54により取
付ブラケット52に取付ける。そして、下側の取付ブラ
ケット52と横架材55とをボルト締結する。尚、取付
ブラケット52は、左右の取付材52Aと、継なぎ材5
2Bとの接合体である。
る一対のガイドレール53、53の中間部分には中間枠
56が接合され、この中間枠56にジャッキ振れ止め部
材57を取付ける。このジャッキ振れ止め部材57には
Uボルト58が取付けてある。一方、油圧ジャッキ26
には上下の吊り具59が取付けられており、この吊り具
59にクレーンの吊りワイヤを引っ掛けてクレーンで吊
り下げながら、油圧ジャッキ26の下端部を横架材55
の上に起立させる。また、油圧ジャッキ26の上端部は
ジャッキ支持部材60により上側の取付ブラケット52
の継なぎ材52Bに支持される。この油圧ジャッキ26
をUボルト58によりジャッキ振れ止め部材57に仮保
持させる。これにより、1階レールセット51が形成さ
れる。
いる油圧ジャッキ26の吊り具59にクレーンの吊りワ
イヤを引っ掛けて、1階レールセット51をクレーンで
吊り下げながら、上下の取付ブラケット52を第2の取
付部材32を構成する上下の取付部材30の水平板部3
0Aの上面に同時に載置してボルト締結する。
17) (1) まず、ガイドレールユニット22とかご保持縦枠2
4を取付ける(図15)。ガイドレールユニット22に
かご保持縦枠24を仮保持し、2階レールセット61を
形成する。
前述の1階レールセット51のガイドレールユニット2
2と同様である。そして、かご保持縦枠24の両側面の
上下にガイドシュー62をボルト締結し(図14
(B))、このガイドシュー62をガイドレールユニッ
ト22の一対のガイドレール53に嵌合する。更に、一
対のガイドレール53のそれぞれにガイドシュー62を
ボルト等にて仮保持する。これにより、2階レールセッ
ト61が形成される。
いるガイドレールユニット22のガイドレール53に吊
りボルト63を取付け、この吊りボルト63にクレーン
の吊りワイヤを引っ掛けて、2階レールセット61をク
レーンで吊り下げながら、上下の取付ブラケット52を
第2の取付部材32を構成する上下の取付部材30の水
平板部30Aの上面に同時に載置してボルト締結する。
(図16)。上記(1) で建物ユニット11に取付けられ
た2階レールセット61を構成している下側の左右のガ
イドシュー62の上面に、プラットホーム25の一側に
設けてある左右の連結部25Aを載置して位置合わせし
た状態で、連結部25Aをかご保持縦枠24にボルト締
結する。また、プラットホーム25の他側に設けてある
左右の連結部25Bを床フレーム12の床小梁12Bに
設けた取付部材30の上面に載せボルト締結する。
タかご23を載せる(図17)。エレベータかご23を
上記(2) のプラットホーム25の上に載置し、エレベー
タ室15の奥側へずらしておく。
ユニット28を取付ける(図17)。かご用戸ユニット
28を上記(3) のエレベータかご23の上部の取付アン
グル65にボルト締結する。
ける(図13)。建物ユニット11のエレベータ室15
における乗り場開口部に、乗り場用戸ユニット21を取
付ける。乗り場用戸ユニット21の取付構造及び手順
は、前述(A)(1)の1階の建物ユニット11における乗り
場用戸ユニット21の取付構造及び手順と同じである。
ーム25にエレベータかご23を固定する(図17)。
エレベータかご23をプラットホーム25上の所定の固
定位置に設定し、かご23をかご保持縦枠24とプラッ
トホーム25からなるかご枠29にボルト締結する。
3)。建物ユニット11のエレベータ室15における乗
り場開口部に、乗り場用戸ユニット21を取付ける。乗
り場用戸ユニット21の取付構造及び手順は、前述(A)
(1)の1階の建物ユニット11における乗り場用戸ユニ
ット21の取付構造及び手順と同じである。
2を取付ける(図18)。このとき、取付ブラケット5
2は、前述の1階レールセット51の取付ブラケット5
2と同様である。そして、下側のガイドレール取付ブラ
ケット52を、第2の取付部材32を構成する取付部材
30の水平板部30Aの上面に載置してボルト締結す
る。また、上側のガイドレール取付ブラケット52は、
第2の取付部材32を構成する取付部材30の水平板部
30Aの下面に設けたレールブラケット66の下面にボ
ルト締結される。
レール53を工場取付けせず、ガイドレール53を現地
にて上述の取付ブラケット52に取付ける。
輸送し、それらの建物ユニット11を予め構築されてい
る基礎上にて接合しユニット建物10を形成する。この
とき、ユニット建物10のエレベータ部分では、前述
(A) 〜(C) にて生産された各階の建物ユニット11を上
下に積層し、上下に連続するエレベータ室15を形成す
るとともに、各階にはそれぞれ各階の乗り場用戸ユニッ
ト21が配置されることになる。尚、ユニット建物10
のエレベータ部分の下部には、エレベータ用基礎71が
設けられ、この基礎71の上にスタンド72が設けられ
る。
は、横架材55を取外し、ガイドレール53を取付ブラ
ケット52に仮保持している保持金具54を緩め、ガイ
ドレール53をスライドさせた適宜位置にて、該ガイド
レール53を保持金具54により取付ブラケット52に
本固定する。そして、このガイドレール53と基礎71
との間には、ガイドレール53に連結される継なぎレー
ル53Aを設置する。このとき、横架材55を取外す
と、油圧ジャッキ26の下方の支持が解除されるので、
クレーンの吊りワイヤにより油圧ジャッキ26を吊り下
げた状態でUボルト58を緩め、ジャッキ支持部材60
を取外し、油圧ジャッキ26を下降させ、油圧ジャッキ
26の下端部を基礎71に嵌合させる。そして、Uボル
ト58を再び締結し、油圧ジャッキ26を本固定する。
も、ガイドレール53を取付ブラケット52に仮保持し
ている保持金具54を緩め、ガイドレール53の下端を
1階の建物ユニット11の側のガイドレール53の上端
に突き合わせるように該ガイドレール53をスライドさ
せた後、該ガイドレール53を保持金具54により取付
ブラケット52に本固定する。このとき、かご枠29の
かご保持縦枠24又はプラットホーム25をクレーンで
吊り下げた状態で、かご保持縦枠24に設けてあるガイ
ドシュー62をガイドレール53に対する仮保持から解
除するとともに、プラットホーム25に設けてある連結
部25Bによる床フレーム12の床小梁12Bとのボル
ト締結を外す。そして、かご枠29をそのガイドシュー
62がガイドレール53に嵌合した状態で下降させ、油
圧ジャッキ26の上端部にかご保持縦枠24を連結す
る。
4の連結は、油圧ジャッキ26を上に伸ばし、その伸ば
された上端部にかご保持縦枠24を連結することによる
ものであっても良い。
は、2階の建物ユニット11の側のガイドレール53の
上端に突き合わされるガイドレール53を、ガイドレー
ル取付ブラケット52に固定する。
ット11にあっては、乗り場用戸ユニット21の周囲に
間仕切り壁が形成される。この間仕切り壁は、予め工場
で取付けても良く、或いは現地で取付けても良い。
タ昇降用のガイドレールと、エレベータかごのかご保持
部と、エレベータかごを予め一体に固定しておき、この
一体に組み立てられたガイドレール、かご保持部、及び
エレベータかごを建物ユニットのエレベータ室に搬入し
て固定するものであっても良い。
と、ガイドレール53のための第2の取付部材32とを
略同一形状にした。従って、第1の取付部材31と第2
の取付部材32とを共通部品化するものとなり、施工容
易である。
室15を略対称図形形状とし、且つ第1の取付部材31
と第2の取付部材32とを構成可能とする複数の取付部
材30のそれぞれを、平面視で対称図形を形成するよう
にエレベータ室15の複数の側面部のそれぞれに、互い
に略同一高さに配置した。従って、建物10内における
エレベータの多様なレイアウト(乗り場開口部及び戸袋
の位置等)に応じて、各建物毎に固有の特定位置に乗り
場用戸ユニット21とガイドレール53とを取付けるに
際し、建物ユニット11の複数の側面部に設けた略同一
形状で複数の取付部材30のいずれかを乗り場用戸ユニ
ット21もしくはガイドレール53のための取付部材3
1、32として採用できる。即ち、建物ユニット11の
複数の側面部のそれぞれに略同一形状の取付部材30を
取付けておくだけの簡素な設計により、エレベータの多
様なレイアウトによく対応できる。
2を構成可能とする上側の取付部材30と下側の取付部
材30とを略同一形状にした。従って、第1の取付部材
31と第2の取付部材32を上下方向でも共通部品化す
るものとなる。
材30の水平板部に載置するので、取付け易い。また、
乗り場用戸ユニット21の取付位置及び内装の端部が、
乗り場開口部に向かって取付方向で異なる設計にでき
る。例えば、建物ユニット11の大梁12A、14Aに
対する間仕切り44の位置と小梁12B、14Bに対す
る間仕切り44の位置とがモジュールシステムの考えに
より異なる場合であっても、大梁12A、14A側に設
置される乗り場用戸ユニット21と小梁12B、14B
側に設置される乗り場用戸ユニット21を共通の設計の
ものにできる(内装の端部の高さが異なっても、乗り場
用戸ユニット21を修正することなく、高さの変更がで
きる。取付けが楽である)。
付部材30は、電気ケーブル等を保持できる。これによ
り、エレベータかごの昇降時における電気ケーブル等の
損傷を防止できる。
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明の実
施において、エレベータかごは油圧ジャッキによらず、
ワイヤにより昇降せしめられるものであっても良い。
タ室を構成する建物ユニットの工場生産段階で、乗り場
用戸ユニットとガイドレールとを取付けるに際し、設計
簡素、且つ施工容易にすることができる。
である。
図である。
を示す正面図である。
である。
模式図である。
のレイアウトを示す模式図である。
す模式図である。
工程を示す模式図である。
工程を示す模式図である。
る。
る。
模式図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の建物ユニットを組合わせてなるユ
ニット建物において、 建物ユニット内にエレベータの昇降するエレベータ室を
設け、 建物ユニットのエレベータ室の異なる側面部のそれぞれ
に、第1の取付部材を介して取付けられる乗り場用戸ユ
ニットと、第2の取付部材及びガイドレール取付ブラケ
ットを介して取付けられるエレベータ昇降用ガイドレー
ルとを備えてなり、 第1の取付部材と第2の取付部材とを略同一形状にして
なることを特徴とするユニット建物。 - 【請求項2】 前記エレベータ室を平面視で略対称図形
形状とし、 前記第1の取付部材と第2の取付部材とを構成可能とす
る複数の取付部材のそれぞれを、平面視で対称図形を形
成するようにエレベータ室の複数の側面部のそれぞれ
に、互いに略同一高さに配置してなる請求項1記載のユ
ニット建物。 - 【請求項3】 前記第1の取付部材と第2の取付部材を
構成可能とする上側の取付部材と下側の取付部材とを略
同一形状にしてなる請求項1又は2に記載のユニット建
物。 - 【請求項4】 前記第1の取付部材と第2の取付部材と
を構成可能とする取付部材がエレベータ室の側面部の梁
に取付けられるとともに、エレベータ室の内側に突出す
る水平板部を備え、 取付部材の水平板部の高さと、梁の水平板部の高さと
が、乗り場用戸ユニットを取付けるエレベータ室の開口
側で略同一高さに設定され、 乗り場用戸ユニットは下側の取付部材の水平板部に載置
されてなる請求項1〜3のいずれかに記載のユニット建
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08207695A JP3211049B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ユニット建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08207695A JP3211049B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | ユニット建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08253968A true JPH08253968A (ja) | 1996-10-01 |
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