JPH08251012A - Cmos論理回路 - Google Patents

Cmos論理回路

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JPH08251012A
JPH08251012A JP7055594A JP5559495A JPH08251012A JP H08251012 A JPH08251012 A JP H08251012A JP 7055594 A JP7055594 A JP 7055594A JP 5559495 A JP5559495 A JP 5559495A JP H08251012 A JPH08251012 A JP H08251012A
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mos transistor
potential
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channel mos
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Shigeki Tomishima
茂樹 冨嶋
Masaki Tsukide
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低電源電圧下で高速動作が可能で、かつ貫通
電流が小さなCMOS論理回路を提供する。 【構成】 入力信号INが「H」レベルとなるスタンバ
イ期間に出力ノードN2を接地レベルGNDに固定する
ためのnチャネルMOSトランジスタ2のボディをその
ソースに接続する。入力信号INが「L」レベルとなる
アクティブ期間に出力ノードN2を電源レベルVccに
プルアップするためのpチャネルMOSトランジスタ2
のボディをそのゲートに接続する。アクティブ期間には
pチャネルMOSトランジスタ1のしきい値を下げて駆
動力を上げ、スタンバイ期間にはpチャネルMOSトラ
ンジスタ1のしきい値を上げて貫通電流をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はCMOS論理回路に関
し、特に、SOI(Silicon On Insulator)基板上に形
成された複数のMOSトランジスタを含むCMOS論理
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はシリコン基板上に形成された従来
のCMOSインバータDの構成を示す回路図である。図
5を参照して、このCMOSインバータDは、入力ノー
ドN31、出力ノードN32、pチャネルMOSトラン
ジスタ31およびnチャネルMOSトランジスタ32を
含む。入力ノードN31には入力信号INが入力され、
出力ノードN32から出力信号OUTが出力される。p
チャネルMOSトランジスタ31のゲートは入力ノード
N31に接続され、そのソースおよびバックゲートは電
源レベルVccのライン(以下Vccラインと称す)7
1に接続され、そのドレインは出力ノードN32に接続
される。nチャネルMOSトランジスタ32のゲートは
入力ノードN31に接続され、そのドレインは出力ノー
ドN32に接続され、そのソースは接地レベルGNDの
ライン(以下GNDラインと称す)72に接続され、そ
のバックゲートは負の基板バイアスVbbのライン(以
下Vbbラインと称す)73に接続される。
【0003】なお、各MOSトランジスタ31,32の
バックゲートがVccライン72またはVbbライン7
3に接続されるのは、トランジスタ動作の安定化のため
である。また、nチャネルMOSトランジスタ32のバ
ックゲートは、Vbbライン73の代わりにGNDライ
ン72に接続されていてもよい。
【0004】図6は図5で示したnチャネルMOSトラ
ンジスタ32のデバイス構造を示す一部破断した断面図
である。図6を参照して、このnチャネルMOSトラン
ジスタ32は、シリコン基板(図示せず)のp型ウェル
層33の表面に形成される。nチャネルMOSトランジ
スタ32の素子領域はLOCOS酸化膜34によって他
の素子領域と分離される。
【0005】素子領域中央部の上方にゲート酸化膜35
を介してゲート電極36が形成される。ゲート電極36
の一方側にn+ 型ソース領域37が形成され、ゲート電
極36の他方側にn+ 型ドレイン領域38が形成され
る。p型ウェル層33はVbbライン73に接続され、
ゲート電極36は入力ノードN31に接続され、n+
ソース領域37はGNDライン72に接続され、n+
ドレイン領域38は出力ノードN32に接続される。p
チャネルMOSトランジスタ31のデバイス構造は、p
型とn型が逆になるだけでnチャネルMOSトランジス
タ32と同様である。
【0006】次に、図5および図6で示したCMOSイ
ンバータDの動作について説明する。入力信号INが
「H」レベル(電源レベルVcc)であるときはpチャ
ネルMOSトランジスタ31がオフ状態となり、nチャ
ネルMOSトランジスタ32がオン状態となって出力信
号OUTは「L」レベル(接地レベルGND)となる。
逆に、入力信号INが「L」レベルであるときはpチャ
ネルMOSトランジスタ31がオン状態となりnチャネ
ルMOSトランジスタ32がオフ状態となって出力信号
OUTは「H」レベルとなる。
【0007】図7はSOI基板上に形成された従来のC
MOSインバータEの構成を示す回路図である。図7を
参照して、このCMOSインバータEは、入力ノードN
41、出力ノードN42、pチャネルMOSトランジス
タ41およびnチャネルMOSトランジスタ42を含
む。このCMOSインバータEの回路構成は、各MOS
トランジスタ41,42のボディ(バックゲート)がそ
のソースに接続されていること以外は図5のCMOSイ
ンバータDと同様である。なお、各MOSトランジスタ
41,42のボディがそのソースに接続されているの
は、トランジスタ動作の安定化のためである。
【0008】図8(a)は図7で示したnチャネルMO
Sトランジスタ42のデバイス構造を示す一部破断した
平面図、図8(b)は図8(a)のX−X′線断面図で
ある。図において、このnチャネルMOSトランジスタ
42はSOI基板上に形成される。SOI基板は、シリ
コン基板(図示せず)と、その表面に積層されたSiO
埋込酸化層43およびp型シリコン層44を含む。nチ
ャネルMOSトランジスタ42の素子領域は、p型シリ
コン層44が酸化されたSiO絶縁層45によって他の
素子領域と分離される。
【0009】素子領域中央部の上方にゲート酸化膜46
を介してT字形のゲート電極47が形成される。p型シ
リコン層44のうちのゲート電極47で覆われた部分が
ボディ領域44aとなる。また、ゲート電極47の一方
側にn+ 型ソース領域48が形成され、ゲート電極47
の他方側にn+ 型ドレイン領域49が形成される。素子
領域の残りの部分にp+ 型コンタクト領域50が形成さ
れる。ゲート電極47は入力ノードN41に接続され、
+ 型ソース領域48はコンタクトホールCHを介して
GNDライン72に接続され、n+ 型ドレイン領域49
はコンタクトホールCHを介して出力ノードN42に接
続され、p+ 型コンタクト領域50はコンタクトホール
CHを介してGNDライン72に接続される。p型ボデ
ィ領域44aは、p+ 型コンタクト領域50およびコン
タクトホールCHを介してn+ 型ソース領域48と接続
される。pチャネルMOSトランジスタ41のデバイス
構造は、p型とn型が逆になるだけでnチャネルMOS
トランジスタ42と同様である。
【0010】なお、図7および図8で示したCMOSイ
ンバータEの動作は、図5および図6で示したCMOS
インバータDと同様であるので説明は省略される。
【0011】ところで、このようなCMOS論理回路が
多数使用されるダイナミックランダムアクセスメモリ
(以下DRAMと称す)では、近年、高集積化とともに
低電源電圧化が進められている。したがって、DRAM
のCMOS論理回路は低電源電圧下でも高速動作できる
ように、CMOS論理回路を構成するMOSトランジス
タのしきい値電圧を下げ駆動力を上げる必要がある。し
かし、単純にMOSトランジスタのしきい値を下げ駆動
力を上げただけでは、スタンバイ期間におけるMOSト
ランジスタのチャネル方向に流れるサブスレッショルド
リーク電流が大きくなって、スタンバイ電流が大きくな
り、いわゆるIcc2不良の原因となる。
【0012】そこで、アクティブ期間ではMOSトラン
ジスタのしきい値が下がって駆動力が上がり、スタンバ
イ期間ではMOSトランジスタのしきい値が上がってサ
ブスレッショルドリーク電流が小さくなるようなCMO
SインバータFが提案された。
【0013】図9はそのような機能を有する従来のCM
OSインバータFの構成を示す回路図である。図9を参
照して、このCMOSインバータFは、入力ノードN5
1、出力ノードN52、pチャネルMOSトランジスタ
51およびnチャネルMOSトランジスタ52を含む。
このCMOSインバータFは、図7および図8で示した
CMOSインバータEと同様にSOI基板上に形成され
る。各MOSトランジスタ51,52がSiO埋込酸化
層43およびSiO絶縁層45によって完全に分離され
るというSOI構造の特徴を生かして、各MOSトラン
ジスタ51,52のボディとゲートが接続される。
【0014】なお、CMOSインバータFの他の回路構
成は、図7のCMOSインバータEと同様である。ま
た、電源電圧Vccは1.0V程度に設定される。
【0015】図10は図9で示したCMOSインバータ
FのnチャネルMOSトランジスタ52を含む部分の構
造を示す一部破断した平面図である。図10を参照し
て、SOI基板上に図8のnチャネルMOSトランジス
タ42と同様の構成のnチャネルMOSトランジスタ5
2が形成され、その上方にアルミ配線53,54,55
が形成される。アルミ配線53(入力ノードN51)は
スルーホールTHを介してゲート電極47に接続される
とともに、コンタクトホールCHを介してp+ 型コンタ
クト領域50に接続される。アルミ配線54(GNDラ
イン72)はコンタクトホールCHを介してn+ 型ソー
ス領域48に接続され、アルミ配線55(出力ノードN
52)はコンタクトホールCHを介してn+ 型ドレイン
領域49に接続される。p型ボディ領域44aは、p+
型コンタクト領域50、コンタクトホールCH、アルミ
配線53およびスルーホールTHを介してゲート電極4
7に接続される。CMOSインバータEのpチャネルM
OSトランジスタ52を含む部分も同様である。
【0016】次に、図9および図10で示したCMOS
インバータFの動作について説明する。入力信号INが
「L」レベルから「H」レベルに立上がると、他のCM
OSインバータD,Eと同様、pチャネルMOSトラン
ジスタ51がオフ状態となりnチャネルMOSトランジ
スタ52がオン状態となって出力信号OUTが「H」レ
ベルから「L」レベルに立上がる。
【0017】ただし、このときnチャネルMOSトラン
ジスタ52のボディがゲートとともに「L」レベルから
「H」レベルに立上がるので、図11に示すようにn
チャネルMOSトランジスタ52がバイポーラトランジ
スタのように動作し、nチャネルMOSトランジスタ
52のしきい値が下がってnチャネルMOSトランジス
タ52が通常より早くオン状態になり、バックゲート
効果がなくなって駆動電流が増加する。したがって、C
MOSインバータFは他のCMOSインバータD,Eよ
りも大きな駆動力で高速に動作する。なお、このときp
チャネルMOSトランジスタ51のゲートおよびボディ
はともに「H」レベルとなるので、pチャネルMOSト
ランジスタ51は通常のしきい値を持つMOSトランジ
スタとしてオフ状態となる。
【0018】逆に、入力信号INが「H」レベルから
「L」レベルに立下がると、他のCMOSインバータ
D,Eと同様、pチャネルMOSトランジスタ51がオ
ン状態となりnチャネルMOSトランジスタ52がオフ
状態となって出力信号OUTが「L」レベルから「H」
レベルに立上がる。
【0019】ただし、このときpチャネルMOSトラン
ジスタ51のボディがゲートとともに「H」レベルから
「L」レベルに立下がるので、図12に示すようにp
チャネルMOSトランジスタ51がバイポーラトランジ
スタのように動作し、pチャネルMOSトランジスタ
51のしきい値が下がってpチャネルMOSトランジス
タ51が通常より早くオン状態になり、バックゲート
効果がなくなって駆動電流が増加する。したがって、C
MOSインバータFは他のCMOSインバータD,Eよ
りも大きな駆動力で高速に動作する。なお、このときn
チャネルMOSトランジスタ52のゲートおよびボディ
はともに「L」レベルとなるので、nチャネルMOSト
ランジスタ52は通常のしきい値を持つMOSトランジ
スタとしてオフ状態となる。
【0020】なお、図13に示すように、CMOSイン
バータFを複数段(図では3段)接続し、各CMOSイ
ンバータFのMOSトランジスタのサイズを順次大きく
することにより、駆動力が大きなCMOSドライバGを
構成できる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9ないし図
12で示したCMOSインバータFには大きな欠点が存
在する。
【0022】図14(a)は入力信号INが「L」レベ
ルから「H」レベルに立上がった瞬間にnチャネルMO
Sトランジスタ52に流れる電流を模式的に示す図であ
る。このときnチャネルMOSトランジスタ52のゲー
ト電極47とボディ領域44aには電源レベルVccが
与えられ、そのソース領域48は接地レベルGNDに固
定され、そのドレイン領域49には出力ノードN52の
電源レベルVccが与えられている。
【0023】入力信号INが「L」レベルから「H」レ
ベルに立上がる過程において入力信号INのレベルがボ
ディ領域44aおよびソース領域48で構成されるpn
接合のビルトインポテンシャル(たとえば0.6V)だ
け接地レベルGNDよりも高くなると、そのpn接合が
オン状態となり入力ノードN51→ボディ領域44a→
ソース領域48→GNDライン72の経路で電流が流れ
始める。また、同時にボディ領域44aにチャネルが形
成され、出力ノードN52→ドレイン領域49→ボディ
領域44a→ソース領域48→GNDライン72の経路
で電流が流れる。これにより、出力ノードN52のレベ
ルは接地レベルGNDに下降する。
【0024】このとき、図14(b)に示すように、ボ
ディ領域44aおよびソース領域48で構成されるpn
接合とボディ領域44aおよびドレイン領域49で構成
されるpn接合の両方が順方向になり、入力ノードN5
1からGNDライン72および出力ノードN52の両方
に貫通電流が流れる。また、入力ノードN51からの電
流供給能力が低い場合は、入力ノードN51の論理が破
壊されてしまう。
【0025】同様に、図15(a)は入力信号INが
「H」レベルから「L」レベルに立下がった瞬間にpチ
ャネルMOSトランジスタ51に流れる電流を模式的に
示す図である。このときpチャネルMOSトランジスタ
51のゲート電極47′とボディ領域44a′には接地
レベルGNDが与えられ、そのソース領域48′は電源
レベルVccに固定され、そのドレイン領域49′には
出力ノードN52の接地レベルGNDが与えられてい
る。
【0026】入力信号INが「H」レベルから「L」レ
ベルに立下がる過程において、入力信号INのレベルが
ソース領域48′およびボディ領域44a′で構成され
るpn接合のビルトインポテンシャルだけ電源レベルV
ccよりも低くなるとそのpn接合がオン状態となり、
Vccライン72→ソース領域48′→ボディ領域44
a′→入力ノードN51の経路で電流が流れ始める。ま
た、同時にボディ領域44a′にチャネルが形成され、
Vccライン71→ソース領域48′→ボディ領域44
a′→ドレイン領域49′→出力ノードN52の経路で
電流が流れる。これにより、出力ノードN52のレベル
は電源レベルVccに上昇する。
【0027】このとき、図15(b)に示すように、ソ
ース領域48′およびボディ領域44a′で構成される
pn接合とドレイン領域49′およびボディ領域44
a′で構成されるpn接合の両方が順方向になり、Vc
cライン71および出力ノードN52の両方から入力ノ
ードN51に貫通電流が流れ続ける。また、入力ノード
N51からの電流排出能力が低い場合は、入力ノードN
51の論理が破壊されてしまう。
【0028】つまり、従来のCMOSインバータFに
は、スタンバイ期間およびアクティブ期間の両方で貫通
電流が流れ続けるという欠点があった。
【0029】16MビットクラスのDRAMでは、アク
ティブ期間の動作電流は数百mAであるのでそのような
貫通電流は無視できる範囲にあるが、スタンバイ期間の
電流Icc2は数十〜数百μA程度であるのでそのよう
な貫通電流は無視できる範囲を超えてしまう。
【0030】それゆえに、この発明の主たる目的は、低
い電源電圧で高速動作が可能で、かつ貫通電流が小さな
CMOS論理回路を提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】この発明の第1のCMO
S論理回路は、SOI基板上に形成され、各々が、ソー
ス領域と、ドレイン領域と、そのソース領域およびドレ
イン領域間に位置するボディ領域と、そのボディ領域の
上方に位置するゲート電極とを有する複数のMOSトラ
ンジスタを含むCMOS論理回路において、前記複数の
MOSトランジスタのうちのアクティブ期間に充放電動
作をするMOSトランジスタのボディ領域がそのゲート
電極に接続され、それ以外のMOSトランジスタのボデ
ィ領域がそのソース領域に接続されることを特徴として
いる。
【0032】また、前記アクティブ期間に充放電操作を
するMOSトランジスタのゲート電極には前記アクティ
ブ期間のうちの初期の所定の期間のみ活性化電位が与え
られ、該MOSトランジスタは該所定の期間のみ充放電
動作をすることとしてもよい。
【0033】また、前記CMOS論理回路を駆動するた
めの電源電圧は前記MOSトランジスタに含まれるpn
接合のビルトインポテンシャル以下であることとしても
よい。
【0034】また、この発明の第2のCMOS論理回路
は、SOI基板上に形成され、入力端子および出力端子
と、各々が、ソース領域と、ドレイン領域と、そのソー
ス領域およびドレイン領域間に位置するボディ領域と、
そのボディ領域の上方に位置するゲート電極とを有する
複数のMOSトランジスタとを含むCMOS論理回路に
おいて、そのゲート電極とそのボディ領域がともに前記
入力端子に接続され、そのソース領域が第1の電位のラ
インに接続され、そのドレイン領域が前記出力端子に接
続される第1の導電形式の第1のMOSトランジスタ
と、そのゲート電極が前記入力端子に接続され、そのソ
ース領域とそのボディ領域がともに第2の電位のライン
に接続され、そのドレイン領域が前記出力端子に接続さ
れる第2の導電形式の第2のMOSトランジスタとを含
み、スタンバイ期間には前記入力端子に第1の電位が与
えられ、アクティブ期間には前記入力端子に第2の電位
が与えられることを特徴としている。
【0035】また、さらに、そのソース領域とそのボデ
ィ領域がともに第1の電位のラインに接続され、そのド
レイン領域が前記出力端子に接続される第1の導電形式
の第3のMOSトランジスタと、そのゲート電極とその
ボディ領域がともに前記第3のMOSトランジスタのゲ
ート電極に接続され、そのソース領域が第2の電位のラ
インに接続され、そのドレイン領域が前記出力端子に接
続される第2の導電形式の第4のMOSトランジスタと
を含み、前記第1および第2のMOSトランジスタのド
レイン領域はともに前記第3のMOSトランジスタのゲ
ート電極に接続されることとしてもよい。
【0036】また、前記入力端子には、前記アクティブ
期間のうちの初期の所定の期間のみ第2の電位が与えら
れ、その後は第1の電位が与えられることとしてもよ
い。
【0037】また、第1の電位と第2の電位との電位差
が前記MOSトランジスタに含まれるpn接合のビルト
インポテンシャル以下であることとしてもよい。
【0038】
【作用】この発明の第1のCMOS論理回路にあって
は、アクティブ期間に充放電動作するMOSトランジス
タのボディのみがそのゲートに接続され、それ以外のM
OSトランジスタのボディはそのソースに接続される。
したがって、アクティブ期間以外のスタンバイ期間に貫
通電流が流れることを防止することができ、全期間で貫
通電流が流れていた従来に比べ貫通電流の低減化を図る
ことができる。
【0039】また、アクティブ期間に充放電動作をする
MOSトランジスタのゲート電極にはアクティブ期間の
うちの初期の所定の期間のみ活性化電位が与えられるこ
ととすれば、その所定の期間以外の期間に貫通電流が流
れることを防止することができ、貫通電流をさらに低減
化することができる。
【0040】また、電源電圧がMOSトランジスタに含
まれるpn接合のビルトインポテンシャル以下であるこ
ととすれば、pn接合がオン状態になることを防止する
ことができ貫通電流を完全になくすことができる。
【0041】また、この発明の第2のCMOS論理回路
にあっては、アクティブ期間に充放電動作をする第1の
MOSトランジスタのボディがそのゲートに接続され、
スタンバイ期間に充放電動作をする第2のMOSトラン
ジスタのボディはそのソースに接続される。したがっ
て、スタンバイ期間に貫通電流が流れることを防止する
ことができ、アクティブ期間とスタンバイ期間の両方で
貫通電流が流れていた従来に比べ貫通電流の低減化を図
ることができる。
【0042】また、第2のCMOS論理回路を複数段接
続しても同様である。また、入力端子には、アクティブ
期間のうちの初期の所定の期間のみ第2の電位が与えら
れ、その後第1の電位が与えられることとすれば、その
所定の期間以外の期間に貫通電流が流れることを防止す
ることができ、貫通電流をさらに低減化することができ
る。
【0043】また、第1の電位と第2の電位との電位差
がMOSトランジスタに含まれるpn接合のビルトイン
ポテンシャル以下であることとすれば、pn接合がオン
状態になることを防止することができ、貫通電流を完全
になくすことができる。
【0044】
【実施例】
[実施例1]図1は、この発明の実施例1によるSOI
構造を持つCMOSインバータAの構成を示す回路図で
ある。図1を参照して、このCMOSインバータAは、
入力ノードN1、出力ノードN2、pチャネルMOSト
ランジスタ1およびnチャネルMOSトランジスタ2を
含む。pチャネルMOSトランジスタ1のゲートおよび
ボディはともに入力ノードN1に接続され、そのソース
はVccライン71に接続され、そのドレインは出力ノ
ードN2に接続される。nチャネルMOSトランジスタ
2のゲートは入力ノードN1に接続され、そのソースお
よびボディはGNDライン72に接続され、そのドレイ
ンは出力ノードN2に接続される。スタンバイ期間では
入力信号INが「H」レベルに設定され、アクティブ期
間では入力信号INは「L」レベルに設定される。
【0045】このCMOSインバータAが従来のCMO
SインバータFと異なる点は、スタンバイ期間および
アクティブ期間における入力信号INがそれぞれ「H」
レベルおよび「L」レベルに決定されている点と、ス
タンバイ期間に出力ノードN2を接地レベルGNDに固
定するためのnチャネルMOSトランジスタ2のボディ
が通常のnチャネルMOSトランジスタと同様にそのソ
ースに接続されている点である。アクティブ期間に出力
ノードN2を電源レベルVccにプルアップするための
pチャネルMOSトランジスタ1のボディはそのゲート
に接続され、駆動力の増幅が図られている。
【0046】この実施例においては、アクティブ期間に
なって入力信号INが「L」レベルに変化すると、その
ゲートおよびボディがともに「L」レベルとなり駆動力
が大きくなったpチャネルMOSトランジスタ1が出力
ノードN2を電源レベルVccにプルアップするため、
反転動作の高速化および駆動力の向上が図られる。
【0047】また、スタンバイ期間になって入力信号I
Nが「H」レベルに変化すると、pチャネルMOSトラ
ンジスタ1のボディが電源レベルVccに固定されpチ
ャネルMOSトランジスタ1は通常のpチャネルMOS
トランジスタとして動作する。また、nチャネルMOS
トランジスタ2は、元々そのボディが接地レベルGND
に固定された通常のnチャネルMOSトランジスタであ
る。したがって、スタンバイ期間においては、MOSト
ランジスタ1,2に含まれるpn接合がオン状態になっ
て貫通電流が流れることはない。
【0048】[実施例2]図2は、この発明の実施例2
によるSOI構造を持つCMOSドライバBの構成を示
す回路図である。図2を参照して、このCMOSドライ
バBは、入力ノードN3、接続ノードN4,N5、出力
ノードN6、pチャネルMOSトランジスタ3,5,7
およびnチャネルMOSトランジスタ4,6,8を含
む。MOSトランジスタ3と4、5と6、7と8は、そ
れぞれVccライン71とGNDライン72の間に直列
接続される。MOSトランジスタ3と4のゲート、MO
Sトランジスタ5と6のゲート、MOSトランジスタ7
と8のゲート、MOSトランジスタ7と8のドレイン
は、それぞれノードN3,N4,N5,N6に接続され
る。MOSトランジスタ3,6,7のボディは各々のソ
ースに接続される。MOSトランジスタ4,5,8のボ
ディは各々のゲートに接続される。スタンバイ期間では
入力信号INは「L」レベルに設定され、アクティブ期
間では入力信号INは「H」レベルに設定される。
【0049】このCMOSドライバBが従来のCMOS
ドライバGと異なる点は、スタンバイ期間およびアク
ティブ期間における入力信号INがそれぞれ「L」レベ
ルおよび「H」レベルに決定されている点と、スタン
バイ期間にノードN4,N6を電源レベルVccに固定
するためのpチャネルMOSトランジスタ3,7のボデ
ィがそのソースに接続され、かつ、ノードN4を接地レ
ベルGNDに固定するためのnチャネルMOSトランジ
スタのボディがそのソースに接続されている点である。
アクティブ期間にノードN4,N6を接地レベルGND
にプルダウンするためのnチャネルMOSトランジスタ
4,8のボディと、ノードN5を電源レベルVccにプ
ルアップするためのpチャネルMOSトランジスタ5の
ボディは各々のゲートに接続され、駆動力の増加が図ら
れている。
【0050】この実施例においては、アクティブ期間に
なって入力信号INが「H」レベルに変化すると、次段
のノードN4,N5,N6をプルダウンまたはプルアッ
プするためのMOSトランジスタ4,5,8のボディの
レベルがゲートとともに変化する。このためMOSトラ
ンジスタ4,5,8のしきい値が下がりMOSトランジ
スタ4,5,8がバイポーラ的な動作をすることとな
り、反転動作の高速化および駆動力の向上が図られる。
【0051】また、スタンバイ期間になって入力信号I
Nが「L」レベルに変化すると、nチャネルMOSトラ
ンジスタ4,8のボディは接地レベルGNDに固定され
pチャネルMOSトランジスタ5のボディは電源レベル
Vccに固定され、MOSトランジスタ4,5,8は通
常のMOSトランジスタとして動作する。また、pチャ
ネルMOSトランジスタ3,7およびnチャネルMOS
トランジスタ6は、元々そのボディが電源レベルVcc
または接地レベルGNDに固定された通常のMOSトラ
ンジスタである。したがって、スタンバイ期間において
は、MOSトランジスタ3〜8に含まれるpn接合がオ
ン状態になって貫通電流が流れることがない。
【0052】[実施例3]図3は、この発明の実施例3
によるSOI構造を持つCMOSドライバCの構成を示
す回路図、図4はその動作を示すタイムチャートであ
る。図3を参照して、このCMOSドライバCは、入力
ノードN7、反転入力ノードN8、制御ノードN9、出
力ノードN10、NANDゲート9、pチャネルMOS
トランジスタ10およびnチャネルMOSトランジスタ
11を含む。入力ノードN7には入力信号INが入力さ
れ、反転入力ノードN8には入力信号INの反転信号/
INが入力され、制御ノードN9にはドライバ活性化信
号φが入力される。出力ノードN10から出力信号OU
Tが出力される。
【0053】NANDゲート9は入力信号INとドライ
バ活性化信号φを受ける。pチャネルMOSトランジス
タ10のゲートおよびボディはNANDゲート9の出力
を受け、そのソースはVccライン71に接続され、そ
のドレインは出力ノードN10に接続される。nチャネ
ルMOSトランジスタ11のゲートは入力信号INの反
転信号/INを受け、そのソースはGNDライン72に
接続され、そのドレインは出力ノードN10に接続され
る。出力ノードN10には容量性負荷CLが接続され
る。
【0054】スタンバイ期間では入力信号INが「L」
レベルに設定され、アクティブ期間では入力信号INは
「H」レベルに設定される。ドライバ活性化信号φは、
スタンバイ期間からアクティブ期間に切換わるときの前
後の所定の期間のみ「H」レベルとなり、他の期間では
「L」レベルとなる。
【0055】この実施例においては、アクティブ期間に
なって入力信号INが「H」レベルに変化し、かつドラ
イバ活性化信号φが「H」レベルに変化すると、NAN
Dゲート9が「L」レベルを出力する。NANDゲート
9の出力が「L」レベルになると、pチャネルMOSト
ランジスタ10がオン状態となり、出力ノードN10を
「H」レベルにプルアップする。このときpチャネルM
OSトランジスタ10のボディがゲートとともに「L」
レベルとなるので、pチャネルMOSトランジスタ10
のしきい値が下がりpチャネルMOSトランジスタ10
がバイポーラ的に動作する。これにより、反転動作の高
速化および駆動力の向上が図られる。
【0056】しかし、pチャネルMOSトランジスタ1
0のゲートを接地レベルGNDにした状態では、図15
で説明したように、Vccライン71→ソース→ボディ
→ゲートの経路で貫通電流が流れ続ける。
【0057】そこで、この実施例では、アクティブ期間
になってから所定の期間が経過した後にドライバ活性化
信号φを非活性化レベルである「L」レベルに立下げ
て、pチャネルMOSトランジスタ10とnチャネルM
OSトランジスタ11の両方をオフ状態にし、出力ノー
ドN10をフローティング状態の「H」レベルに保つ。
【0058】この状態では、MOSトランジスタ10,
11のボディは電源レベルVccまたは接地レベルGN
Dに固定され、MOSトランジスタ10,11は通常の
MOSトランジスタとして動作する。したがって、MO
Sトランジスタ10,11に含まれるpn接合が順方向
になって貫通電流が流れることがない。
【0059】また、スタンバイ期間になって入力信号I
Nが「L」レベルに変化すると、nチャネルMOSトラ
ンジスタ11がオン状態となり出力ノードN10を
「L」レベルにプルダウンする。nチャネルMOSトラ
ンジスタ11は、元々そのボディが接地レベルGNDに
固定された通常のnチャネルMOSトランジスタであ
る。また、このときpチャネルMOSトランジスタ10
は、そのボディが電源レベルVccに固定され通常のp
チャネルMOSトランジスタとして動作する。したがっ
て、スタンバイ期間においては、MOSトランジスタ1
0,11に含まれるpn接合がオン状態となって貫通電
流が流れることがない。
【0060】[実施例4]この実施例のSOI構造を持
つCMOS論理回路では、電源電圧VccがCMOS論
理回路を構成するMOSトランジスタに含まれるpn接
合のビルトインポテンシャルVbi以下に設定される。
pn接合のビルトインポテンシャルVbiは、不純物の
濃度によって異なるが、通常は0.6〜0.8V程度で
ある。たとえばpn接合のビルトインポテンシャルVb
iが0.6Vのときは電源電圧Vccが0.5Vに設定
される。
【0061】この実施例においては、電源電圧Vccが
MOSトランジスタに含まれるpn接合のビルトインポ
テンシャルVbi以下に設定されるので、pn接合がオ
ン状態になって貫通電流が流れることがない。
【0062】
【発明の効果】以上のように、この発明の第1のCMO
S論理回路にあっては、アクティブ期間に充放電動作を
するMOSトランジスタのボディのみがそのゲートに接
続され、それ以外のMOSトランジスタのボディはその
ソースに接続される。したがって、アクティブ期間以外
のスタンバイ期間に貫通電流が流れることを防止するこ
とができ、全期間で貫通電流が流れていた従来に比べ貫
通電流の低減化を図ることができる。
【0063】また、アクティブ期間に充放電動作をする
MOSトランジスタのゲート電極にはアクティブ期間の
うちの初期の所定の期間のみ活性化電位が与えられるこ
ととすれば、その所定の期間以外の期間に貫通電流が流
れることを防止することができ、貫通電流をさらに低減
化することができる。
【0064】また、電源電圧がMOSトランジスタに含
まれるpn接合のビルトインポテンシャル以下であるこ
ととすれば、pn接合がオン状態になることを防止する
ことができ貫通電流を完全になくすことができる。
【0065】また、この発明の第2のCMOS論理回路
にあっては、アクティブ期間に充放電動作をする第1の
MOSトランジスタのボディがそのゲートに接続され、
スタンバイ期間に充放電動作をする第2のMOSトラン
ジスタのボディはそのソースに接続される。したがっ
て、スタンバイ期間に貫通電流が流れることを防止する
ことができ、アクティブ期間とスタンバイ期間の両方で
貫通電流が流れていた従来に比べ貫通電流の低減化を図
ることができる。
【0066】また、第2のCMOS論理回路を複数段接
続しても同様の効果が得られる。また、入力端子にはア
クティブ期間のうちの初期の所定の期間のみ第2の電位
が与えられ、その後第1の電位が与えられることとすれ
ば、その所定の期間以外の期間に貫通電流が流れること
を防止することができ、貫通電流をさらに低減化するこ
とができる。
【0067】また、第1の電位と第2の電位との電位差
がMOSトランジスタに含まれるpn接合のビルトイン
ポテンシャル以下であることとすれば、pn接合がオン
状態になることを防止することができ、貫通電流を完全
になくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるSOI構造を持つ
CMOSインバータAの構成を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施例2によるSOI構造を持つ
CMOSドライバBの構成を示す回路図である。
【図3】 この発明の実施例3によるSOI構造を持つ
CMOSドライバCの構成を示す回路図である。
【図4】 図3に示したSOI構造を持つCMOSドラ
イバCの動作を示すタイムチャートである。
【図5】 通常のシリコン基板上に形成された従来のC
MOSインバータDの構成を示す回路図である。
【図6】 図5に示したCMOSインバータDのnチャ
ネルMOSトランジスタのデバイス構造を示す一部破断
した断面図である。
【図7】 SOI基板上に形成された従来のCMOSイ
ンバータEの構成を示す回路図である。
【図8】 (a)は図7に示したCMOSインバータE
のnチャネルMOSトランジスタのデバイス構造を示す
一部破断した平面図、(b)は(a)のX−X′線断面
図である。
【図9】 SOI基板上に形成された従来の他のCMO
SインバータFの構成を示す回路図である。
【図10】 図9に示したCMOSインバータFのnチ
ャネルMOSトランジスタを含む部分の構造を示す一部
破断した平面図である。
【図11】 図9に示したCMOSインバータFの動作
を説明するための回路図である。
【図12】 図9に示したCMOSインバータFの他の
動作を示すための回路図である。
【図13】 SOI基板上に形成された従来のCMOS
ドライバGの構成を示す回路図である。
【図14】 図9に示したCMOSインバータFの問題
点を説明するための図であって、nチャネルMOSトラ
ンジスタに流れる電流を模式的に示す図である。
【図15】 図9に示したCMOSインバータFの問題
点を説明するための図であって、pチャネルMOSトラ
ンジスタに流れる電流を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1,3,5,7,10,31,41,51 pチャネル
MOSトランジスタ、2,4,6,8,11,32,4
2,52 nチャネルMOSトランジスタ、9NAND
ゲート、33 ウェル層、34 LOCOS酸化膜、3
5 ゲート酸化膜、36,47 ゲート電極、37,4
8 ソース領域、38,49 ドレイン領域、43 埋
込酸化層、44 シリコン層、44a ボディ領域、4
5 絶縁層、50 コンタクト領域、53〜55 アル
ミ配線、71 Vccライン、72 GNDライン、7
3 Vbbライン、N1,N3,N7,N31,N4
1,N51 入力ノード、N2,N6,N10,N3
2,N42,N52 出力ノード。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0175

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SOI基板上に形成され、各々が、ソー
    ス領域と、ドレイン領域と、そのソース領域およびドレ
    イン領域間に位置するボディ領域と、そのボディ領域の
    上方に位置するゲート電極とを有する複数のMOSトラ
    ンジスタを含むCMOS論理回路において、 前記複数のMOSトランジスタのうちのアクティブ期間
    に充放電動作をするMOSトランジスタのボディ領域が
    そのゲート電極に接続され、それ以外のMOSトランジ
    スタのボディ領域がそのソース領域に接続されることを
    特徴とする、CMOS論理回路。
  2. 【請求項2】 前記アクティブ期間に充放電操作をする
    MOSトランジスタのゲート電極には前記アクティブ期
    間のうちの初期の所定の期間のみ活性化電位が与えら
    れ、該MOSトランジスタは該所定の期間のみ充放電動
    作をすることを特徴とする、請求項1に記載のCMOS
    論理回路。
  3. 【請求項3】 前記CMOS論理回路を駆動するための
    電源電圧は前記MOSトランジスタに含まれるpn接合
    のビルトインポテンシャル以下であることを特徴とす
    る、請求項1または2に記載のCMOS論理回路。
  4. 【請求項4】 SOI基板上に形成され、入力端子およ
    び出力端子と、各々が、ソース領域と、ドレイン領域
    と、そのソース領域およびドレイン領域間に位置するボ
    ディ領域と、そのボディ領域の上方に位置するゲート電
    極とを有する複数のMOSトランジスタとを含むCMO
    S論理回路において、 そのゲート電極とそのボディ領域がともに前記入力端子
    に接続され、そのソース領域が第1の電位のラインに接
    続され、そのドレイン領域が前記出力端子に接続される
    第1の導電形式の第1のMOSトランジスタと、 そのゲート電極が前記入力端子に接続され、そのソース
    領域とそのボディ領域がともに第2の電位のラインに接
    続され、そのドレイン領域が前記出力端子に接続される
    第2の導電形式の第2のMOSトランジスタとを含み、 スタンバイ期間には前記入力端子に第1の電位が与えら
    れ、アクティブ期間には前記入力端子に第2の電位が与
    えられることを特徴とする、CMOS論理回路。
  5. 【請求項5】 さらに、そのソース領域とそのボディ領
    域がともに第1の電位のラインに接続され、そのドレイ
    ン領域が前記出力端子に接続される第1の導電形式の第
    3のMOSトランジスタと、 そのゲート電極とそのボディ領域がともに前記第3のM
    OSトランジスタのゲート電極に接続され、そのソース
    領域が第2の電位のラインに接続され、そのドレイン領
    域が前記出力端子に接続される第2の導電形式の第4の
    MOSトランジスタとを含み、 前記第1および第2のMOSトランジスタのドレイン領
    域はともに前記第3のMOSトランジスタのゲート電極
    に接続されることを特徴とする、請求項4に記載のCM
    OS論理回路。
  6. 【請求項6】 前記入力端子には、前記アクティブ期間
    のうちの初期の所定の期間のみ第2の電位が与えられ、
    その後は第1の電位が与えられることを特徴とする、請
    求項4または5に記載のCMOS論理回路。
  7. 【請求項7】 第1の電位と第2の電位との電位差が前
    記MOSトランジスタに含まれるpn接合のビルトイン
    ポテンシャル以下であることを特徴とする、請求項4な
    いし6のいずれかに記載のCMOS論理回路。
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