JPH08250161A - 基板用接続端子 - Google Patents

基板用接続端子

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Publication number
JPH08250161A
JPH08250161A JP5284895A JP5284895A JPH08250161A JP H08250161 A JPH08250161 A JP H08250161A JP 5284895 A JP5284895 A JP 5284895A JP 5284895 A JP5284895 A JP 5284895A JP H08250161 A JPH08250161 A JP H08250161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
terminal
solder
board
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP5284895A
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English (en)
Inventor
Yoshiichi Kitajima
芳一 北嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoshin Kogyo KK
Original Assignee
Kyoshin Kogyo KK
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Publication date
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板に実装された接続端子に電線をハンダ付
けする際に溶けたハンダが基板に流れ落ちることを防止
する。 【構成】 基板1に立設され、上部10bに電線7の端
末7aがハンダ付けにより接続される基板用接続端子1
0に、電線7の端末7aがハンダ付けされる下方位置
に、流れ落ちるハンダを受けるハンダ受け部10jを設
けた構造としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板用接続端子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、電気カーペットのコントローラ
におけるヒータ線や信号線の端末は、図3に示すように
コントローラの基板1に実装された電線受け端子2に固
定され、信号線接続端子3、ヒータ線接続端子4に接続
される。即ち、電線5の絶縁被覆6の端末近傍を電線受
端子2に固定し、信号線接続端子3に信号線7の端末7
aを複数回巻回してハンダ付けにより固定し、ヒータ線
接続端子4に絶縁被覆8を剥いだヒータ線9の端末9a
を載置してハンダ付けにより接続固定するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電線の端末処理においては、基板1に実装した信号
線接続端子3に電線5の信号線7をハンダ付けにより接
続する場合、溶けたハンダが基板1上に流れ落ちて基板
を損傷したり、或いは他の実装された電気部品を損傷し
たりする虞れがある。また、基板1から接続端子3と信
号線7とのハンダ付けの位置までの間隔が短いために、
ハンダ付けの際の熱が基板1や、他の電気部品に伝達さ
れて加熱する虞があるという問題がある。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、基板に実装された接続端子と線とのハンダ付けの際
にハンダが基板に流れ落ちることを防止するようにした
基板用接続端子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、基板に立設され、上部に電線の端末
がハンダ付けにより接続される基板用接続端子におい
て、前記電線の端末がハンダ付けされる下方位置に流れ
落ちるハンダを受けるハンダ受け部を一体に形成した構
造としたものである。
【0006】請求項2では、ハンダ受け部は、電線がハ
ンダ付けされる下方位置に切り起こし成形により形成し
た構造としたものである。
【0007】
【作用】基板用接続端子は、基板に立設して実装され、
脚部が当該基板に形成された導体パターンに半田付けさ
れて固定される。基板に配設された電線の端末は、基板
用接続端子のハンダ受け部の上方において当該接続端子
にハンダ付けにより接続される。接続端子と電線とのハ
ンダ付けの際に流れ落ちたハンダは、ハンダ受け部によ
り受けとめられる。これによりハンダ付けの際に溶けた
ハンダが基板に流れ落ちることが防止される。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1は、本発明に係る基板用接続端子(以下
単に「接続端子」という)を示し、接続端子10は、下
部10aが略矩形状をなし、上部10bの略中央部10
cがくびれた形状(以下「くびれ部10c」という)と
されている。下部10aの下端両側には脚部10d、1
0eが垂下して設けられており、これらの脚部10d、
10eの各下端には、夫々略楔状の突起10f、10g
が下端に向かって細くなるように設けられている。そし
て、これらの突起10f、10gは、下部10aの下端
から実装すべき基板1の板厚よりも僅かに下方位置に設
けられている。
【0009】下部10aには脚部10d、10eの間に
倒れ防止用の支持部10h、10iが互いに反対側に臨
んで膨出し、且つ下端に開口して端面視略S字状をなし
て形成されている。また、上部10bのくびれ部10c
は、下部10aの下端即ち、支持部10h、10iの下
端から高さhの位置に設けられており、接続端子10が
基板に実装されたときに当該基板から離れて位置するよ
うになっている。
【0010】更に、上部10bにはくびれ部10cの僅
かに下方位置にハンダ受け部10jが形成されている。
このハンダ受け部10jは、切り起こし成形によりくび
れ部10cの僅か下方に略直角に切り起こされて側方に
L形に張り出して形成されている。この接続端子10
は、脚部10d、10eが突起10f、10gから更に
下方に延出されて2点鎖線で示すように保持部10kに
連設されている。かかる形状の接続端子10は、プレス
加工により端子用板材から一体に形成される。この接続
端子10は、保持部10kが帯状の台紙11に粘着テー
プ12により貼着されてテーピングされる。そして、テ
ーピングされた接続端子10は、自動挿入機に供給さ
れ、各脚部10d、10eの突起10f、10gの直ぐ
下部から実線のように切断されてプリント基板に挿入さ
れる。
【0011】以下に接続端子への電線の接続について説
明する。尚、図3と同一部材には同一符号を付してあ
る。接続端子10は、脚部10d、10eが図2に示す
ように例えば、電気カーペットのコントローラの基板1
の所定箇所に穿設された対応する孔に夫々挿入されて実
装される。この状態において下部10aの両側に膨出し
た各支持部10h、10iの各下端が基板1の上面に当
接して当該接続端子10を基板1に対して略垂直に支持
する。脚部10d、10eは、各突起10f、10g
(図1)が、基板1の下面に(裏面)形成された導体パ
ターンに開口する前記各孔から僅かに突出し、前記導体
パターンにハンダ付けされる。これにより接続端子10
が基板1に垂直に固定される。
【0012】電線5は、絶縁被覆6、8の各端末が夫々
所定の長さに剥ぎ取られ、絶縁被覆6の端末近傍が基板
1に実装固定されている電線受端子2により固定されて
おり、信号線7の端末7aが絶縁被覆6から裸出されて
いる。絶縁被覆8が剥がされたヒータ線9の端末9a
は、基板1に実装固定されているヒータ線接続端子4に
ハンダ付けにより接続固定される。
【0013】信号線7は、その端末7aが接続端子10
の上部10bのくびれ部10cに数回巻回され、ハンダ
受け部10jの上方において、これらの信号線7と接続
端子10とがハンダ鏝15によりハンダ付けされる。こ
のハンダ鏝15によりハンダ付けされる際に溶けたハン
ダが接続部から流れ落ちた場合、この流れ落ちたハンダ
は、ハンダ受け部10jにより受けとめられて下方即
ち、基板1上に滴下することが防止される。これにより
基板1、或いは当該基板1に実装されている電気部品等
への溶けたハンダの滴下が防止され、ハンダによる損傷
が防止される。
【0014】また、接続端子10は、くびれ部10cが
基板1から高い位置hに位置しており、当該くびれ部1
0cにおいて信号線7とハンダ付けされる。従って、く
びれ部10cと信号線7とのハンダ付けの際における基
板側への熱の伝達経路が長くなり、基板1への熱の伝達
が抑えられ、基板1や、当該基板1に実装されている他
の電気部品への伝熱が抑えられる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板に立設され、上部に電線の端末がハンダ付けにより接
続される基板用接続端子の、前記電線の端末がハンダ付
けされる下方位置に、ハンダ受け部を設けたことによ
り、ハンダ付けの際に溶けたハンダが基板上に流れ落ち
ることが防止され、当該基板や、実装されている電気部
品等の損傷が防止される。
【0016】請求項2では、ハンダ受け部を電線がハン
ダ付けされる下方位置に切り起こし成形により形成する
ことにより、簡単に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板用接続端子の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1の基板用接続端子の使用状態を示す斜視図
である。
【図3】従来の基板用接続端子に電線を接続する場合の
斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 5 電線 6、8 絶縁被覆 7 信号線 9 ヒータ線 10 基板用接続端子 10a 下部 10b 上部 10c くびれ部 10d、10e 脚部 10f、10g 突起 10h、10i 支持部 10j ハンダ受け部 10k 保持部 11 台紙 12 粘着テープ 11 ハンダ鏝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に立設され、上部に電線の端末がハ
    ンダ付けにより接続される基板用接続端子において、 前記電線の端末がハンダ付けされる下方位置に流れ落ち
    るハンダを受けるハンダ受け部を設けたことを特徴とす
    る基板用接続端子。
  2. 【請求項2】 前記ハンダ受け部は、前記電線がハンダ
    付けされる下方位置に切り起こし成形により形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板用接続端子。
JP5284895A 1995-03-13 1995-03-13 基板用接続端子 Pending JPH08250161A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5284895A JPH08250161A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 基板用接続端子

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JP5284895A JPH08250161A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 基板用接続端子

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JPH08250161A true JPH08250161A (ja) 1996-09-27

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ID=12926276

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JP5284895A Pending JPH08250161A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 基板用接続端子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108155477A (zh) * 2017-12-29 2018-06-12 京信通信系统(中国)有限公司 辐射单元及天线

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108155477A (zh) * 2017-12-29 2018-06-12 京信通信系统(中国)有限公司 辐射单元及天线
CN108155477B (zh) * 2017-12-29 2023-10-27 京信通信技术(广州)有限公司 辐射单元及天线

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