JPH0824799B2 - スチームアイロン - Google Patents

スチームアイロン

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JPH0824799B2
JPH0824799B2 JP63312193A JP31219388A JPH0824799B2 JP H0824799 B2 JPH0824799 B2 JP H0824799B2 JP 63312193 A JP63312193 A JP 63312193A JP 31219388 A JP31219388 A JP 31219388A JP H0824799 B2 JPH0824799 B2 JP H0824799B2
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JP
Japan
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temperature
steam
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setting
Prior art date
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耕司 白川
政雄 清水
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うスチームアイロン
に関するものである。
従来の技術 従来、この種のスチームアイロンは、例えば特開昭62
−142597号公報に示されているように、第3図のような
構造になっていた。
すなわち、タンク1内の水を気化室2へ供給するポン
プ装置3と、把手4の握り部内に配置した温度制御手段
5と、ベース1の温度を任意の温度に設定する設定手段
6と、この温度設定手段6により設定された温度を表示
する表示手段7を備え、上記ベース1の温度とポンプ装
置3の制御は別々に行われるようになっていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、ベース1の温度
とポンプ装置3の制御が別々に行われるため、アイロン
かけ作業を始める際に、温度設定を行った後ベースが設
定された温度に到達したことを確認した上で、ポンプ装
置を動作させるべく、さらに2度目の操作をしなければ
ならなかった。したがって、温度を誤って設定したり、
或は設定された温度に到達する前にポンプ装置を動作さ
せる操作を行うと、水を良好に気化させることができず
アイロンかけする衣類を汚す等、操作が煩わしいだけで
なく、使い勝手も悪いという問題があった。
そこで本発明は、ベース温度の設定を不要にして、ア
イロンかけ作業を始める際の操作を簡略にすることによ
り、使い勝手のよいスチームアイロンを得ることを第1
の目的としている。
第2の目的は、スチーム設定手段を操作したときに設
定されるベース温度を作業者に知らせ、安心して使用で
きるようにすることである。
第3の目的は、ベースが設定された温度に到達する前
の誤操作による水漏れを確実に防止できるスチームアイ
ロンを得ることである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成すべく、本発明はヒータにより加熱さ
れるベースと、このベースに形成した気化室と、この気
化室の上方に配置したタンクと、このタンク内の水を前
記気化室へ供給する電動装置と、スチームの設定を行う
スチーム設定手段と、ベースの温度を設定する温度設定
手段と、前記ベースの温度を制御する制御手段とを備
え、上記スチーム設定手段は、スチームの設定と同時に
前記ベースの温度を前記温度設定手段の設定温度より優
先してスチーム適正温度に設定するとともに、前記ベー
スの温度がスチーム設定手段により設定された温度域に
到達したとき、前記電動装置の駆動を開始するようにし
たものである。
更に上記手段においてスチーム設定手段の操作により
設定された温度を表示する表示装置を設けたものであ
る。
作用 本発明のスチームアイロンは、上記構成により、作業
者はアイロンを使い始める際に、スチーム設定釦を押す
だけで、ベースの温度もスチームを良好に発生させるこ
とができる適切な温度に自動的に設定することができ
る。したがって、1度の操作でスチームアイロンとして
使用できる状態にセットでき、使い勝手を大幅に向上さ
せることができるものである。
また、上記操作と同時にベース温度の設定と表示もで
きることから、作業者が特別に意識をしなくてもベース
温度が誤りなく設定されるとともに、その温度を知るこ
とができて、操作上の不安を解消する。
加えて、ベースが設定された温度に到達する前の誤操
作による水漏れや、到達しているのを気付かずに時間を
消費する無駄も防止することができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図および第2図において、11はヒータ12によ
って加熱されるベースで、蓋体13で覆われた気化室14を
形成している。15は上記ベース11の上面側を覆うカバー
で、その上面側には複数の部材を熱或は超音波溶着等で
結合した導水路16を取り付けている。この導水路16の入
口は上面に開口し、着脱自在なタンク17の底部に開口し
た給水口18と対向してパッキング19によりシール結合し
ている。20はタンク17の底部に設けた給水口18の常閉弁
で、タンク17を装着したとき、導水路16に設けた押し上
げ部21によって常閉弁20を上方へ動作させ、給水口18を
開成してタンク17内の水を導水路16に流入させる。ま
た、導水路16の出口側にはノズル部22を設け、シールパ
ッキング23を介して前記気化室14と結合している。この
ように、タンク17内の水は導水路16を介して気化室14に
供給される。24は導水路16の入口と出口の間に位置した
ポンプ装置25のシリンダで、導水路16に連設している。
26は上記シリンダ24の上方に配置した電磁ソレノイド等
よりなる電動装置で、電気的に制御され、電流が流れる
と前記ポンプ装置25を上方へ引き上げ、電流を遮断する
とポンプ装置25を下方へ付勢するスプリング27によっ
て、ポンプ装置25を下方へ押し下げる。28は上記ポンプ
装置25の下端に対向して導水路16内に遊動自在に配置し
たボールで、前記ポンプ装置25の上下動によりこのボー
ル28を介して導水路16を開閉することができる。29は上
記電動装置25等を包囲してカバー15上に取り付けた把手
で、その上面前部には「スチーム」と「ドライ」の切替
えを行うべく、スチーム設定手段としてのスイッチ30を
備えている。31は前記ベース11に取り付けたサーミスタ
よりなる温度検知手段で、この温度検知手段31の温度情
報に基づいてベース11の温度を制御する制御手段(図示
せず)を前記把手29の握り部内に配置している。32は前
記把手29の上面前部に設けた温度設定用のスイッチで、
ベース11の温度を「切」および「低」〜「高」の温度に
任意に設定することができる。33は上記スイッチ32によ
り設定された温度を表示する表示手段で、スイッチ32を
押す操作によりベース11温度の切り替えと、表示の切替
えができる。なお、前記スイッチ30は「スチーム」の設
定と同時にベース11の温度制御手段により、「スチー
ム」適正温度に設定されるとともに、その温度を表示手
段33に表示することができる。
次に、この一実施例の構成における作用について説明
する。スチームアイロンとしての使用を開始するとき
は、「スチーム」の設定を行うべくスイッチ30を押すだ
けでよい。すなわち、スイッチ30を押すことにより、ベ
ース11はスチームの発生に適した温度に自動的に設定が
行われるとともに、設定された温度が表示手段33によっ
て点灯もしくは点滅により表示される。
一方、電動装置26はベース11が設定温度に到達してい
ない状態では、スプリング27により下方へ押し下げられ
ボール28によって導水路16は閉じられている。そして、
水を入れたタンク17をアイロンに装着すると、水は給水
口18から導水路16内に流入するが、ボール28によって導
水路16が閉じられているため気化室14へは供給されず
「ドライ」の状態である。ベース11が加熱され水が気化
し得る設定された温度域になると、電動装置26に通電さ
れソレノイドが励磁されるため、ポンプ装置25をスプリ
ング27に打ち勝って引き上げ、ポンプ装置25の下端にあ
るボール28の押し下げを解除する。したがって、タンク
17内の水は導水路16を通り、ノズル部22で制限されて気
化室14に供給され、スチームを噴出させることができ
る。
そして、「ドライ」に切り替えるときは、前記スイッ
チ30の操作により電動装置26への通電を遮断し、ソレノ
イドの励磁を解除するとスプリング27の作用によりポン
プ装置25が下降して、その下端にあるボール28を押し下
げ導水路16を閉じ、気化室14への水の流入を止めて「ド
ライ」にすることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、タンク内の水を前記気化室へ
供給する電動装置の制御手段を駆動するスチーム設定手
段の操作により、ベースをスチーム適正温度に設定する
ことにより、スイッチを軽く押すだけの頗る簡単な操作
で行うことができるとともに、作業者はアイロンを使い
始める際に、スチーム設定釦を押すだけで、ベースの温
度もスチームを良好に発生させることができる適切な温
度に自動的に設定することができる。したがって、1度
の操作で使用が開始できる状態にセットでき、使い勝手
を大幅に向上させることができるものである。
また、同時に設定温度も表示できることから、作業者
が意識をしなくてもベース温度を知ることが可能にな
り、操作上の不安を解消する。
加えて、ベースが設定された温度に到達する前の誤操
作による水漏れや、到達しているのを気付かずに時間を
消費する無駄も防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示したスチームアイロンの
要部断面図、第2図は同要部の斜視図、第3図は従来の
スチームアイロン要部断面図である。 11……ベース、14……気化室、17……タンク、26……電
動装置、30……スイッチ(スチーム設定手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータにより加熱されるベースと、このベ
    ースに形成した気化室と、この気化室の上方に配置した
    タンクと、このタンク内の水を前記気化室へ供給する電
    動装置と、スチームの設定を行うスチーム設定手段と、
    ベースの温度を設定する温度設定手段と、前記ベースの
    温度を制御する制御手段とを備え、上記スチーム設定手
    段は、スチームの設定と同時に前記ベースの温度を前記
    温度設定手段の設定温度より優先してスチーム適正温度
    に設定するとともに、前記ベースの温度がスチーム設定
    手段により設定された温度域に到達したとき、前記電動
    装置の駆動を開始するようにしたスチームアイロン。
  2. 【請求項2】スチーム設定手段の操作により設定された
    温度を表示する表示装置を設けた請求項1記載のスチー
    ムアイロン。
JP63312193A 1988-12-09 1988-12-09 スチームアイロン Expired - Fee Related JPH0824799B2 (ja)

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