JPH0824790B2 - 洗濯機用防水パン - Google Patents

洗濯機用防水パン

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JPH0824790B2
JPH0824790B2 JP63034227A JP3422788A JPH0824790B2 JP H0824790 B2 JPH0824790 B2 JP H0824790B2 JP 63034227 A JP63034227 A JP 63034227A JP 3422788 A JP3422788 A JP 3422788A JP H0824790 B2 JPH0824790 B2 JP H0824790B2
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JP
Japan
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main body
washing machine
waterproof pan
sound
washing
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Application number
JP63034227A
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English (en)
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JPH01209098A (ja
Inventor
章 片岡
幸延 大道
信市 中島
徹 広瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は使用時における騒音低下を図る洗濯機用防水
パンに関するものである。
従来の技術 従来の洗濯機について第5図,第6図をもとに説明す
る。図において、1は床面で、上面に防水パン2を取付
けている。この防水パン2の外周には周壁2′を設けて
いて、これにより、設置された洗濯機の本体3等より溢
れた水等が床面1に流れないようにしている。4は本体
3底部の開口部である。5は本体3の底部4隅に設けた
足で、各足5の間には本体3底部と防水パン2の設置面
との間に隙間6が存在している。7は洗濯受槽、8は洗
濯受槽7内の洗濯兼脱水槽、9は撹拌翼である。
発明が解決しようとする課題 上記の構成からあきらかなとおり、従来の洗濯機は低
騒音化について全く配慮がなされていない。なぜなら
ば、発明者らが検討した結果、洗濯機の脱水や洗濯工程
中に発生する騒音の伝達経路としては、本体底部の開口
部4から隙間6を通して本体内部で発生するモータ音等
が矢印aのようにもれて出て来る経路が一番騒音への影
響が大きいことがわかったが、従来のものはそのことを
考慮しておらず、洗濯機を低騒音化することができなか
った。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、洗濯およ
び脱水時等の騒音レベルを低下させることができる洗濯
機用防水パンを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の洗濯機用防水パン
は、洗濯機の本体を設置する防水パンの設置面には、本
体と設置面との隙間高さより高くかつ本体底部の開口部
を閉じる状態で伸縮自在な遮音部材を設け、この遮音部
材の上端を洗濯機の本体底部に当接させるとともに、遮
音部材の一部には洗濯機の本体底部に取り付けた足を挿
入する挿入部を形成したものである。
作用 この構成では、洗濯機の本体底部の開口部を防水パン
の設置面に設けた遮音部材で塞ぐので、洗濯機や脱水時
などにモータ等の駆動部品から発生する音等が洗濯機内
部から洗濯機外に漏れるのを防止して、洗濯機内部より
直接空気伝播される音を遮音する。よって、騒音レベル
を大きく低下させることができる。また、遮音部材には
洗濯機の足を挿入する挿入部を形成しているので、遮音
部材が洗濯機本体を防水パンに設置する際の位置決めの
役割を果たすことができ、遮音部材で洗濯機の本体底部
の開口部を確実に塞ぐことができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の第一の実施例における洗濯機の断面
図、第2図は同要部斜視図を示すものである。図におい
て、1は床面、2は防水パン、2′は防水パンの周壁、
3は洗濯機の本体、4は本体底部の開口部、5は洗濯機
の本体の足、6は隙間、7は洗濯受槽、8は洗濯兼脱水
槽、9は撹拌翼で、以上は従来例の部材と同一であるの
で詳細な説明を省略する。10は柔軟性材料(例えば発泡
ウレタン等)からなる伸縮自在な遮音部材で、防水パン
2の設置面上に接合されており、遮音部材10の上端を本
体底部のフランジ面11と設置時に当接するようになって
いる。すなわち、遮音部材10は、本体3と設置面との隙
間高さより高く、本体設置時に本体底部の開口部4を閉
じる状態となるようにその形状を配慮している。また、
第1図に示すように、遮音部材9の4隅を切り欠いて、
洗濯機の本体3に設けた足5を挿入する挿入部を形成し
ている。
以上のように構成された防水パンについて、以下その
動作について説明する。
まず、防水パン本来の目的である床面1への防水とい
うことは従来と同様である。次に、低騒音化について説
明する。洗濯中や脱水中に発生するモータ音等の内部音
が矢印のように本体底部の開口部4を通り、外にもれ出
ようとするが、遮音部材10が本体3のフランジ面10を圧
接することで、本体3と設置面との隙間6がなくなり、
上記内部音は遮音されることになる。このことにより著
しく低騒音化されることになる。
このように防水パン2側に遮音部材10を設けることに
より、低騒音化を実現するとともに、本体3自身は設計
変更をする必要がなく、しかも、構成上、防水パン2と
洗濯機の本体3との嵌合には若干のクリアランスを持た
すことができ、量産性および実用性が非常に高いもので
ある。
第3図は本発明の第二の実施例における洗濯機の断面
図、第4図は同要部斜視図を示すものである。図におい
て、1〜5および第1図,第2図に示した第一の実施例
の部材と同一であるのでその説明を省略する。12は騒音
部材で、例えばポリプロピレンなどの樹脂材等でジャバ
ラ状に成形されでいて伸縮自在となっており、一端は防
水パン2に接合されており、もう一端には防水パン側フ
ランジ面13が設けられていて、防水パン2上への本体3
の設置時に本体底部のフランジ面11に当接する。この遮
音部材12も先の実施例の遮音部材7と同様、隙間高さよ
り高くかつ開口部4を閉じるような形状および構成とな
っている。また、第3図に示すように、防水パン側フラ
ンジ面13の4隅を切り欠いて、洗濯機の本体3に設けた
足5を挿入する挿入部を形成している。
以上のような構成をすることで、第一の実施例と同様
な効果が得られる上に素材が柔軟性のあまりない材料で
あっても遮音部材12に伸縮性を加味することができ、防
水パン側フランジ面13が本体3のフランジ面8に当接
し、洗濯中や脱水中に発生するモータ音等の内部音が矢
印cのように伝播しようとするのを遮音部材12にて遮音
することができる。
なお、本実施例においては遮音部材12の先端に防水パ
ン側フランジ面13を設けたが、本体3のフランジ面8に
圧接できれば良く、例えば、第一の実施例のように四角
形にジャバラ状の突起を成形すればフランジ面13は無く
ても良い。また、両実施例にいえることであるが、遮音
部材7,12は、全周つながってなくても良い。即ち一部に
隙間があれば、その分、低騒音化が悪くなるが、遮音部
材がないものに比べれば効果は十分期待できるものであ
る。
発明の効果 以上のように本発明は、洗濯機の本体と防水パンの設
置面との隙間高さより高くかつ本体底部の開口部を閉じ
る状態で伸縮自在な遮音部材を設け、この遮音部材の上
端を洗濯機の本体底部に当接させることにより、洗濯時
や脱水時等にモータ等の駆動部品から発生する本体内部
の音を遮音するため、遮音レベルを著しく低下すること
ができる。また、防水パンに遮音部材を設けるだけであ
り構成に要する部品も少なく、取扱い上、また量産性も
よく、その実用的効果は大なるものがある。また、遮音
を行う遮音部材を利用して洗濯機の位置決めを行うこと
ができ、確実に遮音材を本体底部に当接させて、遮音を
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例における洗濯機の本体と
防水パンの要部の斜視図、第2図は同全体の断面図、第
3図は本発明の第二の実施例における洗濯機の本体と防
水パンの要部の斜視図、第4図は同要部断面図、第5図
は従来の洗濯機の本体と防水パンの部分斜視図、第6図
は同全体の断面図である。 2……防水パン、3……本体、4……開口部、7,12……
遮音部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−148695(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機の本体を設置する防水パンの設置面
    には、本体と設置面との隙間高さより高くかつ本体底部
    の開口部を閉じる状態で伸縮自在な遮音部材を設け、こ
    の遮音部材の上端を洗濯機の本体底部に当接させるとと
    もに、遮音部材の一部には洗濯機の本体底部に取り付け
    た足を挿入する挿入部を形成した洗濯機用防水パン。
JP63034227A 1988-02-17 1988-02-17 洗濯機用防水パン Expired - Lifetime JPH0824790B2 (ja)

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JP63034227A JPH0824790B2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17 洗濯機用防水パン

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JPH01209098A JPH01209098A (ja) 1989-08-22
JPH0824790B2 true JPH0824790B2 (ja) 1996-03-13

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ID=12408261

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