JPH08246894A - バランサ装置付きエンジン - Google Patents
バランサ装置付きエンジンInfo
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- JPH08246894A JPH08246894A JP5134095A JP5134095A JPH08246894A JP H08246894 A JPH08246894 A JP H08246894A JP 5134095 A JP5134095 A JP 5134095A JP 5134095 A JP5134095 A JP 5134095A JP H08246894 A JPH08246894 A JP H08246894A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balancer
- case
- oil
- drain port
- oil pan
- Prior art date
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バランサケース内の劣化オイル抜き取りを簡
単化するとともに、潤滑油温度の上昇、動力損失を抑制
する。 【構成】 バランサ装置12のバランサケース13の下
部所定位置にバランサケース13内の潤滑油を抜き取る
バランサケースドレン口24を設け、オイルパン3の下
部所定位置にオイルパン3内の潤滑油を排出するオイル
パンドレン口25を設け、両ドレン口24,25をとも
に塞ぐ一体型ドレンプラグ26を設けている。バランサ
ケースドレン口24が一体型ドレンプラグ26により塞
がれるために、オイルパン3内の潤滑油がバランサケー
ス13内に流入することが防げるとともに、オイルパン
3内の潤滑油を交換するために一体型ドレンプラグ26
をオイルパン3から抜けば、オイルパン3内の潤滑油と
ともにバランサケース13内の潤滑油も排出できる。
単化するとともに、潤滑油温度の上昇、動力損失を抑制
する。 【構成】 バランサ装置12のバランサケース13の下
部所定位置にバランサケース13内の潤滑油を抜き取る
バランサケースドレン口24を設け、オイルパン3の下
部所定位置にオイルパン3内の潤滑油を排出するオイル
パンドレン口25を設け、両ドレン口24,25をとも
に塞ぐ一体型ドレンプラグ26を設けている。バランサ
ケースドレン口24が一体型ドレンプラグ26により塞
がれるために、オイルパン3内の潤滑油がバランサケー
ス13内に流入することが防げるとともに、オイルパン
3内の潤滑油を交換するために一体型ドレンプラグ26
をオイルパン3から抜けば、オイルパン3内の潤滑油と
ともにバランサケース13内の潤滑油も排出できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバランサ装置付きエンジ
ンに関する。
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】バランサ装置付きエンジンとしては、本
出願人の提案によるもので、例えば、特開平6−193
681号に開示されたものが知られている。この種のバ
ランサ装置は図10に示すように構成されている。即
ち、エンジンEのクランクケース1内にクランク軸5の
各ジャーナル5gを枢支する5つのジャーナル軸受4a
〜4eを設け、ジャーナル軸受4c,4dにバランサケ
ース13を組み付けている。
出願人の提案によるもので、例えば、特開平6−193
681号に開示されたものが知られている。この種のバ
ランサ装置は図10に示すように構成されている。即
ち、エンジンEのクランクケース1内にクランク軸5の
各ジャーナル5gを枢支する5つのジャーナル軸受4a
〜4eを設け、ジャーナル軸受4c,4dにバランサケ
ース13を組み付けている。
【0003】バランサケース13内には2本のバランサ
軸15をクランク軸5に対して平行に設けるとともに、
バランサケース13のケース壁で各バランサ軸15を枢
支し、各バランサ軸15をクランク軸5のバランサ駆動
ギア9によって連動可能に連結して、ピストンの往復慣
性力などによって生じるエンジンの2次振動を解消する
ように構成している。また、クランクケース1下部にオ
イルパン3を取り付け、バランサケース13の下部所定
位置にはバランサケースドレン口24を開口しており、
オイル交換時に、オイルパン3内の潤滑油をオイルパン
ドレン口25から抜き取る時にバランサケース13内の
潤滑油も同時に抜き取ることができるようにしている。
軸15をクランク軸5に対して平行に設けるとともに、
バランサケース13のケース壁で各バランサ軸15を枢
支し、各バランサ軸15をクランク軸5のバランサ駆動
ギア9によって連動可能に連結して、ピストンの往復慣
性力などによって生じるエンジンの2次振動を解消する
ように構成している。また、クランクケース1下部にオ
イルパン3を取り付け、バランサケース13の下部所定
位置にはバランサケースドレン口24を開口しており、
オイル交換時に、オイルパン3内の潤滑油をオイルパン
ドレン口25から抜き取る時にバランサケース13内の
潤滑油も同時に抜き取ることができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ン運転時にバランサ軸15の回転に伴って、バランサケ
ースドレン口24からオイルパン3内の潤滑油がバラン
サケース3内に流れ込み、その流れ込んだ潤滑油がバラ
ンサウエイト部17と衝突することにより、動力損失、
トルク変動が大きくなる問題がある。また、流れ込んだ
多量の潤滑油をかき回すことにより、油温が上昇すると
ともに、潤滑油の劣化が早くなる問題がある。
ン運転時にバランサ軸15の回転に伴って、バランサケ
ースドレン口24からオイルパン3内の潤滑油がバラン
サケース3内に流れ込み、その流れ込んだ潤滑油がバラ
ンサウエイト部17と衝突することにより、動力損失、
トルク変動が大きくなる問題がある。また、流れ込んだ
多量の潤滑油をかき回すことにより、油温が上昇すると
ともに、潤滑油の劣化が早くなる問題がある。
【0005】バランサケースドレン口24をバランサケ
ース13に設けないことよって動力損失、油温上昇など
の問題を解決することも考えられるが、バランサケース
ドレン口24を設けないと、オイルパン3内のオイル交
換時にオイルパンドレン口25からバランサケース13
内の劣化オイルを抜き取ることができない問題がある。
また、バランサケース13にバランサケースドレン口2
4を設けるとともに、栓部材によってバランサケースド
レン口24を塞いでおき、オイルパン2内のオイル交換
時にオイルパン3をエンジンEから取り外した後、バラ
ンサケースドレン口24の栓部材を取り外すことによ
り、バランサケース13内の劣化オイルを抜き取る方法
も考えられるが、オイル交換毎にオイルパン3をエンジ
ンEから取り外し、バランサケースドレン口24の栓部
材を取り外す作業を行うことは、大変面倒であり現実的
な解決策とはならない。
ース13に設けないことよって動力損失、油温上昇など
の問題を解決することも考えられるが、バランサケース
ドレン口24を設けないと、オイルパン3内のオイル交
換時にオイルパンドレン口25からバランサケース13
内の劣化オイルを抜き取ることができない問題がある。
また、バランサケース13にバランサケースドレン口2
4を設けるとともに、栓部材によってバランサケースド
レン口24を塞いでおき、オイルパン2内のオイル交換
時にオイルパン3をエンジンEから取り外した後、バラ
ンサケースドレン口24の栓部材を取り外すことによ
り、バランサケース13内の劣化オイルを抜き取る方法
も考えられるが、オイル交換毎にオイルパン3をエンジ
ンEから取り外し、バランサケースドレン口24の栓部
材を取り外す作業を行うことは、大変面倒であり現実的
な解決策とはならない。
【0006】
【発明の目的】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、オイル交換の時に簡単にバランサケース内の劣
化オイルを抜き取ることができるとともに、オイルのバ
ランサケース内への流入による動力損失、油温上昇など
の不都合をなくすることができる、バランサ装置付きエ
ンジンを提供することを目的としている。
であり、オイル交換の時に簡単にバランサケース内の劣
化オイルを抜き取ることができるとともに、オイルのバ
ランサケース内への流入による動力損失、油温上昇など
の不都合をなくすることができる、バランサ装置付きエ
ンジンを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1のバランサ装置付きエンジンは、エンジ
ンのクランクケース内にクランク軸の各ジャーナルを枢
支する複数のジャーナル軸受を設け、そのジャーナル軸
受にバランサケースを組み付け、バランスケース内にバ
ランサ軸をクランク軸に対して並設するとともにクラン
ク軸とバランサ軸とを連動するように構成し、エンジン
下部にオイルパンを取り付けたバランサ装置付きエンジ
ンにおいて、バランサケースの下部所定位置にバランサ
ケース内の潤滑油を抜き取るバランサケースドレン口を
設け、オイルパンの下部所定位置にオイルパン内の潤滑
油を排出するオイルパンドレン口を設け、バランサケー
スドレン口およびオイルパンドレン口をともに塞ぐ一体
型栓部材を設けたことを特徴とする。なお、バランサ装
置をエンジンに取り付けるときに使用する、クランク軸
とバランサ軸との回転位相合わせ用開口を前記バランサ
ケースドレン口と兼用させることもできる。
めの、請求項1のバランサ装置付きエンジンは、エンジ
ンのクランクケース内にクランク軸の各ジャーナルを枢
支する複数のジャーナル軸受を設け、そのジャーナル軸
受にバランサケースを組み付け、バランスケース内にバ
ランサ軸をクランク軸に対して並設するとともにクラン
ク軸とバランサ軸とを連動するように構成し、エンジン
下部にオイルパンを取り付けたバランサ装置付きエンジ
ンにおいて、バランサケースの下部所定位置にバランサ
ケース内の潤滑油を抜き取るバランサケースドレン口を
設け、オイルパンの下部所定位置にオイルパン内の潤滑
油を排出するオイルパンドレン口を設け、バランサケー
スドレン口およびオイルパンドレン口をともに塞ぐ一体
型栓部材を設けたことを特徴とする。なお、バランサ装
置をエンジンに取り付けるときに使用する、クランク軸
とバランサ軸との回転位相合わせ用開口を前記バランサ
ケースドレン口と兼用させることもできる。
【0008】
【作用】請求項1のバランサ装置付きエンジンによれ
ば、バランサケースドレン口およびオイルパンドレン口
をともに塞ぐ一体型栓部材を設けたので、オイルパンド
レン口を一体型栓部材で塞ぐことにより、バランサケー
スドレン口も塞ぐことができる。したがってエンジン運
転時にバランサケースドレン口からオイルパン内の潤滑
油が流入して、動力損失、トルク変動などの不都合が発
生することを防止することができる。また、オイル交換
時にオイルパン内の劣化オイルを排出するために一体型
栓部材をオイルパンドレン口から取り外すことによっ
て、バランサケースドレン口も開くことができるのでバ
ランサケース内の劣化オイルも同時に排出することがで
きる。
ば、バランサケースドレン口およびオイルパンドレン口
をともに塞ぐ一体型栓部材を設けたので、オイルパンド
レン口を一体型栓部材で塞ぐことにより、バランサケー
スドレン口も塞ぐことができる。したがってエンジン運
転時にバランサケースドレン口からオイルパン内の潤滑
油が流入して、動力損失、トルク変動などの不都合が発
生することを防止することができる。また、オイル交換
時にオイルパン内の劣化オイルを排出するために一体型
栓部材をオイルパンドレン口から取り外すことによっ
て、バランサケースドレン口も開くことができるのでバ
ランサケース内の劣化オイルも同時に排出することがで
きる。
【0009】また、バランサ装置をエンジンに取り付け
るときに使用する、クランク軸とバランサ軸との回転位
相合わせ用開口を前記バランサケースドレン口と兼用さ
せることにより、バランサケースドレン口の他に回転位
相合わせ用開口を設ける必要がなくなるので、バランサ
ケースに設ける開口が一つで済みバランサケースの構造
が簡単になるとともに、バランサケースドレン口の他に
設けられた回転位相合わせ用開口から潤滑油が流入する
ことを防止するために当該回転位相合わせ用開口をプラ
グなどで塞ぐ必要がなくなる。
るときに使用する、クランク軸とバランサ軸との回転位
相合わせ用開口を前記バランサケースドレン口と兼用さ
せることにより、バランサケースドレン口の他に回転位
相合わせ用開口を設ける必要がなくなるので、バランサ
ケースに設ける開口が一つで済みバランサケースの構造
が簡単になるとともに、バランサケースドレン口の他に
設けられた回転位相合わせ用開口から潤滑油が流入する
ことを防止するために当該回転位相合わせ用開口をプラ
グなどで塞ぐ必要がなくなる。
【0010】
【発明の効果】上記作用において説明したように、請求
項1の発明によれば、バランサケース内にオイルパンの
潤滑油が流入することによる油温上昇、潤滑油の劣化、
動力損失、トルク変動などの不都合の発生を防止するこ
とができるとともに、オイル交換時に一体型栓部材をオ
イルパンドレン口から取り外すことにより、バランサケ
ース内の劣化オイルも排出することができるという特有
の効果を奏する。
項1の発明によれば、バランサケース内にオイルパンの
潤滑油が流入することによる油温上昇、潤滑油の劣化、
動力損失、トルク変動などの不都合の発生を防止するこ
とができるとともに、オイル交換時に一体型栓部材をオ
イルパンドレン口から取り外すことにより、バランサケ
ース内の劣化オイルも排出することができるという特有
の効果を奏する。
【0011】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1は本発明に係るバランサ装置付きエンジ
ンの下部縦断面図、図2はバランサ装置とオイルパン付
近の拡大図、図3はバランサ装置の一部切欠平面図、図
4は図3におけるIV−IV線方向の概略矢視図である。こ
の4気筒エンジンは図1に示すように、クランクケース
1の前部にギアケース2を組み付け、クランクケース1
とギアケース2の下部とにわたり、オイルパン3を組み
付けている。クランクケース1内には5箇所に等しい間
隔でジャーナル軸受4a〜4eを設け、このジャーナル
軸受4a〜4eでクランク軸5の各ジャーナル5gを枢
支している。
説明する。図1は本発明に係るバランサ装置付きエンジ
ンの下部縦断面図、図2はバランサ装置とオイルパン付
近の拡大図、図3はバランサ装置の一部切欠平面図、図
4は図3におけるIV−IV線方向の概略矢視図である。こ
の4気筒エンジンは図1に示すように、クランクケース
1の前部にギアケース2を組み付け、クランクケース1
とギアケース2の下部とにわたり、オイルパン3を組み
付けている。クランクケース1内には5箇所に等しい間
隔でジャーナル軸受4a〜4eを設け、このジャーナル
軸受4a〜4eでクランク軸5の各ジャーナル5gを枢
支している。
【0012】クランク軸5には、その軸先端部5aに冷
却ファン駆動プーリ6を、ギアケース挿通部5bに潤滑
ポンプ7のインナーロータ7aを、伝導軸部にクランク
ギア8をそれぞれ装着している。また、前方より第4番
目のクランクアーム5cにバランサ駆動ギア9を固設
し、軸後端部5dにフライホイル10を装着し、前方よ
り第3番目と第4番目のジャーナル軸受4c,4dに2
軸バランサ装置12のバランサケース13を組み付けて
いる。
却ファン駆動プーリ6を、ギアケース挿通部5bに潤滑
ポンプ7のインナーロータ7aを、伝導軸部にクランク
ギア8をそれぞれ装着している。また、前方より第4番
目のクランクアーム5cにバランサ駆動ギア9を固設
し、軸後端部5dにフライホイル10を装着し、前方よ
り第3番目と第4番目のジャーナル軸受4c,4dに2
軸バランサ装置12のバランサケース13を組み付けて
いる。
【0013】2軸バランサ装置12は、図1および図3
に示すようにバランサケース13内に2本のバランサ軸
(第1バランサ軸14,第2バランサ軸15)をクラン
ク軸5に対して平行に設けるとともに、各バランサ軸1
4,15の中央部にはバランサウエイト部16,17が
取り付けられている。各バランサウエイト部16,17
はそれぞれギアケース2側の前側突出部16a,17a
とフライホイル10側の後側突出部16b,17bを有
している。各バランサ軸14,15が配設されたバラン
サケース13の前後のケース壁には軸受孔18がそれぞ
れ空けられ、メタル軸受19を介して各バランサ軸1
4,15を支持している。各バランサ軸14,15の後
側端部は後側の軸受孔18を挿通して、それぞれ先端に
第1バランサギア21、第2バランサギア22が取り付
けられている。
に示すようにバランサケース13内に2本のバランサ軸
(第1バランサ軸14,第2バランサ軸15)をクラン
ク軸5に対して平行に設けるとともに、各バランサ軸1
4,15の中央部にはバランサウエイト部16,17が
取り付けられている。各バランサウエイト部16,17
はそれぞれギアケース2側の前側突出部16a,17a
とフライホイル10側の後側突出部16b,17bを有
している。各バランサ軸14,15が配設されたバラン
サケース13の前後のケース壁には軸受孔18がそれぞ
れ空けられ、メタル軸受19を介して各バランサ軸1
4,15を支持している。各バランサ軸14,15の後
側端部は後側の軸受孔18を挿通して、それぞれ先端に
第1バランサギア21、第2バランサギア22が取り付
けられている。
【0014】図4に示すように第1バランサ軸14は第
2バランサ軸15よりも高さdだけ高い位置に架設さ
れ、第1バランサギア21がバランサ駆動ギア9に噛み
合い、第1バランサギア21が第2バランサギア22と
噛み合っている。したがってクランク軸5の回転力はバ
ランサ駆動ギア9から第1バランサギア21に伝えら
れ、第1バランサギア21から第2バランサギア22に
伝えられる。また、バランサケース13の、第2バラン
サ軸15の後側突出部17bの下方位置にバランサケー
スドレン口24が開口され、その開口位置の真下にオイ
ルパンドレン口25が設けられている。また、バランサ
ケースドレン口24とオイルパンドレン口25は一体型
ドレンプラグ26により塞がれる。
2バランサ軸15よりも高さdだけ高い位置に架設さ
れ、第1バランサギア21がバランサ駆動ギア9に噛み
合い、第1バランサギア21が第2バランサギア22と
噛み合っている。したがってクランク軸5の回転力はバ
ランサ駆動ギア9から第1バランサギア21に伝えら
れ、第1バランサギア21から第2バランサギア22に
伝えられる。また、バランサケース13の、第2バラン
サ軸15の後側突出部17bの下方位置にバランサケー
スドレン口24が開口され、その開口位置の真下にオイ
ルパンドレン口25が設けられている。また、バランサ
ケースドレン口24とオイルパンドレン口25は一体型
ドレンプラグ26により塞がれる。
【0015】一体型ドレンプラグ26は図2に示すよう
にその基端部を6角ナット部27とし、先端部をその周
囲にOリング28が設けられた密閉部29としており、
6角ナット部27をオイルパンドレン口25に形成され
たネジ穴にパッキン30を挟んで螺合させることにより
オイルパンドレン口25に栓をし、密閉部29のOリン
グ28によってバランサケースドレン口24をシールし
て塞ぐようにしている。上記のように構成されたバラン
サ装置付きエンジンの作用について簡単に説明する。
にその基端部を6角ナット部27とし、先端部をその周
囲にOリング28が設けられた密閉部29としており、
6角ナット部27をオイルパンドレン口25に形成され
たネジ穴にパッキン30を挟んで螺合させることにより
オイルパンドレン口25に栓をし、密閉部29のOリン
グ28によってバランサケースドレン口24をシールし
て塞ぐようにしている。上記のように構成されたバラン
サ装置付きエンジンの作用について簡単に説明する。
【0016】まず、エンジンを運転するときは、オイル
パンドレン口25を一体型ドレンプラグ26で塞ぐこと
により、バランサケースドレン口24も塞がれるので、
バランサケースドレン口24からオイルパン3内の潤滑
油が流入して、潤滑油がかき回されることにより油温上
昇、動力損失などの不都合が発生することを防止するこ
とができる。また、オイル交換時に一体型ドレンプラグ
26をオイルパンドレン口25から取り外すことによ
り、オイルパン3内の劣化オイルを排出することができ
るとともに、バランサケース13内の劣化オイルも同時
に排出することができる。
パンドレン口25を一体型ドレンプラグ26で塞ぐこと
により、バランサケースドレン口24も塞がれるので、
バランサケースドレン口24からオイルパン3内の潤滑
油が流入して、潤滑油がかき回されることにより油温上
昇、動力損失などの不都合が発生することを防止するこ
とができる。また、オイル交換時に一体型ドレンプラグ
26をオイルパンドレン口25から取り外すことによ
り、オイルパン3内の劣化オイルを排出することができ
るとともに、バランサケース13内の劣化オイルも同時
に排出することができる。
【0017】次に、バランサケースドレン口24を、ク
ランク軸5とバランサ軸14,15との回転位相合わせ
用開口と兼用させる構成について説明する。この構成で
は、図2において第2バランサ軸15に取り付けられた
バランサウエイト部17の後側突出部17bの所定位置
に係止凹部32を設けておき、ジャーナル軸受4c,4
dにバランサ装置13を組み付けるときに、図4に示す
バランサ軸回転抑止部材33をバランサケースドレン口
24を介して、係止凹部32に挿入することにより、バ
ランサ軸14,15が回転しないように固定するように
している。
ランク軸5とバランサ軸14,15との回転位相合わせ
用開口と兼用させる構成について説明する。この構成で
は、図2において第2バランサ軸15に取り付けられた
バランサウエイト部17の後側突出部17bの所定位置
に係止凹部32を設けておき、ジャーナル軸受4c,4
dにバランサ装置13を組み付けるときに、図4に示す
バランサ軸回転抑止部材33をバランサケースドレン口
24を介して、係止凹部32に挿入することにより、バ
ランサ軸14,15が回転しないように固定するように
している。
【0018】即ち、ジャーナル軸受4c,4dにバラン
サ装置13を組み付けるときに、クランク軸5の位相と
の関係において、エンジンの2次振動を解消するように
バランサウエイト部16,17の位相を設定することが
必要である。この実施例では、図4に示すように、予め
各バランサギア21,22と各バランサウエイト部1
6,17の位相をそれぞれ所定位置に設定して固定した
後、第1バランサギア21と第2バランサギア22の噛
合位置を噛合マーク34により合わせる。
サ装置13を組み付けるときに、クランク軸5の位相と
の関係において、エンジンの2次振動を解消するように
バランサウエイト部16,17の位相を設定することが
必要である。この実施例では、図4に示すように、予め
各バランサギア21,22と各バランサウエイト部1
6,17の位相をそれぞれ所定位置に設定して固定した
後、第1バランサギア21と第2バランサギア22の噛
合位置を噛合マーク34により合わせる。
【0019】そしてクランク軸9を所定設定位相に回転
停止させた後、バランサ軸回転抑止部材33によりバラ
ンサ軸14,15を固定した後、第1バランサギア21
の噛合マーク35とバランサ駆動ギア9の噛合マーク3
6とを合わせた状態で、ジャーナル軸受4c,4dにバ
ランサ装置13を組み付ける。そしてバランサ駆動ギア
9と第1バランサギア21の噛合が正確に行われた後
で、バランサ回転抑止部材33をバランサケースドレン
口24から取り外した状態でオイルパン3を組み付け、
一体型ドレンプラグ26で両ドレン口24,25を塞ぐ
ようにしている。この構成では、バランサケース13の
下部位置に設ける開口は一つで済むことになる。
停止させた後、バランサ軸回転抑止部材33によりバラ
ンサ軸14,15を固定した後、第1バランサギア21
の噛合マーク35とバランサ駆動ギア9の噛合マーク3
6とを合わせた状態で、ジャーナル軸受4c,4dにバ
ランサ装置13を組み付ける。そしてバランサ駆動ギア
9と第1バランサギア21の噛合が正確に行われた後
で、バランサ回転抑止部材33をバランサケースドレン
口24から取り外した状態でオイルパン3を組み付け、
一体型ドレンプラグ26で両ドレン口24,25を塞ぐ
ようにしている。この構成では、バランサケース13の
下部位置に設ける開口は一つで済むことになる。
【0020】
【実施例2】図5〜図9はこの発明の第2実施例を説明
するための図であり、図5は図4相当図、図6は図5の
VI−VI線縦断面図、図7はバランサケースの模式底面
図、図8は横方向充填部に形成される横方向連通溝を説
明するための概略斜視図、図9は軸方向連通溝を説明す
るための概略斜視図である。この第2実施例が前記第1
実施例と異なる点は、バランサウエイト部16,17と
バランサケース13内周壁との余分な隙間を少なくして
潤滑油のかき回しを抑制するようにしている点である。
具体的には図5に示すようにバランサケース底内壁13
aと、バランサウエイト部16の前側突出部16aとバ
ランサウエイト部17の前側突出部17aとの間の空
間、およびバランサウエイト部16の後側突出部16b
とバランサウエイト部17の後側突出部17bとの間の
空間にそれぞれ略三角凸条の横方向充填部38を内側に
突設して、横方向におけるバランサウエイト部16とバ
ランサウエイト部17の回転による潤滑油のかき回しを
抑制するようにしている。
するための図であり、図5は図4相当図、図6は図5の
VI−VI線縦断面図、図7はバランサケースの模式底面
図、図8は横方向充填部に形成される横方向連通溝を説
明するための概略斜視図、図9は軸方向連通溝を説明す
るための概略斜視図である。この第2実施例が前記第1
実施例と異なる点は、バランサウエイト部16,17と
バランサケース13内周壁との余分な隙間を少なくして
潤滑油のかき回しを抑制するようにしている点である。
具体的には図5に示すようにバランサケース底内壁13
aと、バランサウエイト部16の前側突出部16aとバ
ランサウエイト部17の前側突出部17aとの間の空
間、およびバランサウエイト部16の後側突出部16b
とバランサウエイト部17の後側突出部17bとの間の
空間にそれぞれ略三角凸条の横方向充填部38を内側に
突設して、横方向におけるバランサウエイト部16とバ
ランサウエイト部17の回転による潤滑油のかき回しを
抑制するようにしている。
【0021】また、図6に示すようにバランサケース底
内壁、側面内壁と、バランサウエイト部16,17の前
側突出部16aと後側突出部16bの間の空間、前側突
出部17aと後側突出部17bの間の空間にも略矩形凸
条の軸方向充填部39を突設して、軸方向における潤滑
油のかき回しを抑制するようにしている。
内壁、側面内壁と、バランサウエイト部16,17の前
側突出部16aと後側突出部16bの間の空間、前側突
出部17aと後側突出部17bの間の空間にも略矩形凸
条の軸方向充填部39を突設して、軸方向における潤滑
油のかき回しを抑制するようにしている。
【0022】なお、横方向充填部38,軸方向充填部3
9を設けることにより、図6および図7に示すように各
バランサウエイト部16,17の前側突出部16a,後
側突出部16b,前側突出部17a,後側突出部17b
をそれぞれ収容するバランサケース13が4つの島部4
0に分離されることになるので、島部40の一つにバラ
ンサケースドレン口24を設けるだけでは、他の3つの
島部40内の潤滑油を排出することができなくなる。
9を設けることにより、図6および図7に示すように各
バランサウエイト部16,17の前側突出部16a,後
側突出部16b,前側突出部17a,後側突出部17b
をそれぞれ収容するバランサケース13が4つの島部4
0に分離されることになるので、島部40の一つにバラ
ンサケースドレン口24を設けるだけでは、他の3つの
島部40内の潤滑油を排出することができなくなる。
【0023】この潤滑油の排出の問題を解決するために
は、図7〜図9に示すように各島部40に溜まる潤滑油
をバランサケースドレン口24に流れるように横方向連
通溝41、軸方向連通溝42を形成すればよい。なお、
図8において横方向連通溝41は横方向充填部38の稜
線43と略直交する方向に設けられ、図9において軸方
向連通溝41は軸方向充填部39の最下部位置に設けら
れている。また、横方向連通溝41、軸方向連通溝42
はバランサケースドレン口24に向かって各島部40の
潤滑油が流れるような緩やかな傾斜を持たせてもよい。
さらに、図8,図9において横方向充填部38,軸方向
充填部39にそれぞれ形成される横方向連通溝41,軸
方向連通溝42は1本である場合を示しているが、複数
本でもかまわない。
は、図7〜図9に示すように各島部40に溜まる潤滑油
をバランサケースドレン口24に流れるように横方向連
通溝41、軸方向連通溝42を形成すればよい。なお、
図8において横方向連通溝41は横方向充填部38の稜
線43と略直交する方向に設けられ、図9において軸方
向連通溝41は軸方向充填部39の最下部位置に設けら
れている。また、横方向連通溝41、軸方向連通溝42
はバランサケースドレン口24に向かって各島部40の
潤滑油が流れるような緩やかな傾斜を持たせてもよい。
さらに、図8,図9において横方向充填部38,軸方向
充填部39にそれぞれ形成される横方向連通溝41,軸
方向連通溝42は1本である場合を示しているが、複数
本でもかまわない。
【0024】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、この発明の要旨を変更しない範囲内において種
々の設計変更を施すことが可能である。以下、そのよう
な実施例を説明する。 (1)前記実施例では、係止凹部32をバランサウエイ
ト部17の後側突出部17bに設けた構成を示したが、
前側突出部17aと後側突出部17bの間の軸部44
(図2参照)に係止凹部32を設けることも可能であ
り、この場合は、軸部443に設けた係止凹部32の真
下位置にバランサケースドレン口24、オイルパンドレ
ン口25を設ければよい。また、係止凹部32を係止凸
部とすることもできる。
はなく、この発明の要旨を変更しない範囲内において種
々の設計変更を施すことが可能である。以下、そのよう
な実施例を説明する。 (1)前記実施例では、係止凹部32をバランサウエイ
ト部17の後側突出部17bに設けた構成を示したが、
前側突出部17aと後側突出部17bの間の軸部44
(図2参照)に係止凹部32を設けることも可能であ
り、この場合は、軸部443に設けた係止凹部32の真
下位置にバランサケースドレン口24、オイルパンドレ
ン口25を設ければよい。また、係止凹部32を係止凸
部とすることもできる。
【0025】(2)前記実施例では、バランサケースド
レン口24およびオイルパンドレン口25をともに塞ぐ
一体型栓部材をプラグ26により構成したが、プラグ以
外の栓部材で構成することも可能である。
レン口24およびオイルパンドレン口25をともに塞ぐ
一体型栓部材をプラグ26により構成したが、プラグ以
外の栓部材で構成することも可能である。
【図1】本発明に係る、バランサ装置付きエンジンの下
部の縦断面図である。
部の縦断面図である。
【図2】バランサ装置とオイルパン付近の拡大図であ
る。
る。
【図3】バランサ装置の一部切欠平面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線方向の概略矢視図であ
る。
る。
【図5】本発明の第2実施例における図4相当図であ
る。
る。
【図6】図5のVI−VI線縦断面図である。
【図7】第2実施例におけるバランサケースの模式底面
図である。
図である。
【図8】第2実施例における、横方向充填部に形成され
る横方向連通溝を説明するための概略斜視図である。
る横方向連通溝を説明するための概略斜視図である。
【図9】軸方向充填部に形成された軸方向連通溝を説明
するための概略斜視図である。
するための概略斜視図である。
【図10】従来のエンジンのバランサ装置を示す縦断面
図である。
図である。
1…クランクケース、3…オイルパン、4a〜4e…ジ
ャーナル軸受、5…クランク軸、5g…クランクジャー
ナル、13…バランサケース、14…第1バランサ軸、
15…第2バランサ軸、24…バランサケースドレン
口、25…オイルパンドレン口、26…一体型ドレンプ
ラグ、E…エンジン。
ャーナル軸受、5…クランク軸、5g…クランクジャー
ナル、13…バランサケース、14…第1バランサ軸、
15…第2バランサ軸、24…バランサケースドレン
口、25…オイルパンドレン口、26…一体型ドレンプ
ラグ、E…エンジン。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン(E)のクランクケース(1)
内にクランク軸(5)の各ジャーナル(5g)を枢支す
る複数のジャーナル軸受(4a)〜(4e)を設け、そ
のジャーナル軸受(4a)〜(4e)にバランサケース
(13)を組み付け、バランスケース(13)内にバラ
ンサ軸(14)(15)をクランク軸(5)に対して並
設するとともにクランク軸(5)とバランサ軸(14)
(15)とを連動するように構成し、エンジン下部にオ
イルパン(3)を取り付けたバランサ装置付きエンジン
において、 バランサケース(13)の下部所定位置にバランサケー
ス(13)内の潤滑油を抜き取るバランサケースドレン
口(24)を設け、オイルパン(3)の下部所定位置に
オイルパン(3)内の潤滑油を排出するオイルパンドレ
ン口(25)を設け、バランサケースドレン口(24)
およびオイルパンドレン口(25)をともに塞ぐ一体型
栓部材(26)を設けたことを特徴とするバランサ装置
付きエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5134095A JPH08246894A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | バランサ装置付きエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5134095A JPH08246894A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | バランサ装置付きエンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08246894A true JPH08246894A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12884206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5134095A Pending JPH08246894A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | バランサ装置付きエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08246894A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004060054A1 (de) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Zf Friedrichshafen Ag | Vorrichtung zum Ablassen des in einem oder mehreren Bauteilen des Antriebsstrangs eines Kraftfahrzeugs enthaltenen Öls |
JP2007078080A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | エンジンのバランサ装置 |
JP2008175137A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Honda Motor Co Ltd | エンジンのバランサー装置 |
KR101040337B1 (ko) * | 2008-12-01 | 2011-06-10 | 기아자동차주식회사 | 발란스 샤프트 장착 시스템 |
JP2014077455A (ja) * | 2012-10-09 | 2014-05-01 | Toyota Motor Corp | バランサ装置 |
KR20160146073A (ko) * | 2015-06-11 | 2016-12-21 | (주)동보 | 밸런스 샤프트 모듈 |
JP2017096387A (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関のバランサ装置 |
DE102022112878B3 (de) | 2022-05-23 | 2023-07-20 | Voith Patent Gmbh | Getriebeaufbau eines Automatgetriebes |
DE102022211324A1 (de) | 2022-10-26 | 2024-05-02 | Zf Friedrichshafen Ag | Getriebevorrichtung |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP5134095A patent/JPH08246894A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102004060054A1 (de) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Zf Friedrichshafen Ag | Vorrichtung zum Ablassen des in einem oder mehreren Bauteilen des Antriebsstrangs eines Kraftfahrzeugs enthaltenen Öls |
DE102004060054B4 (de) * | 2004-12-14 | 2016-03-17 | Zf Friedrichshafen Ag | Vorrichtung zum Ablassen des in einem oder mehreren Bauteilen des Antriebsstrangs eines Kraftfahrzeugs enthaltenen Öls |
JP2007078080A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | エンジンのバランサ装置 |
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DE102022211324A1 (de) | 2022-10-26 | 2024-05-02 | Zf Friedrichshafen Ag | Getriebevorrichtung |
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