JPH08246871A - 内燃機関の潤滑システム - Google Patents

内燃機関の潤滑システム

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JPH08246871A
JPH08246871A JP5443995A JP5443995A JPH08246871A JP H08246871 A JPH08246871 A JP H08246871A JP 5443995 A JP5443995 A JP 5443995A JP 5443995 A JP5443995 A JP 5443995A JP H08246871 A JPH08246871 A JP H08246871A
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JP
Japan
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oil
lubricating
lubricating oil
passage
pump
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JP5443995A
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Yutaka Tazaki
豊 田崎
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造の簡素化をはかりつつ、オイルジェット
ノズルから噴射される潤滑油量を適正に調節する内燃機
関の潤滑システムを提供する。 【構成】 オイルポンプ1から吐出される潤滑油をピス
トン冷却用オイルジェットノズル10に供給するピスト
ン冷却通路9と、オイルポンプ1から吐出される潤滑油
を戻す戻し通路13と、オイルポンプ1の吐出圧が上昇
するのにしたがってピストン冷却通路9と戻し通路13
を順に開通させるリリーフバルブ4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の潤滑システ
ムの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関の潤滑システムとして、
例えば図2に示すようなものがある。
【0003】これについて説明すると、オイルポンプ1
は機関により駆動され、オイルパン2からストレーナ3
を介して吸い上げた潤滑油を吐出し、オイルポンプ1か
ら吐出される潤滑油はリリーフバルブ24、オイルフィ
ルタ5を経てメインギャラリ6とオイル冷却通路29お
よびヘッドギャラリ7の3系等に分流する。
【0004】メインギャラリ6に分配された潤滑油は、
図示しないクランクシャフトを支承する各主軸受8に供
給される。
【0005】ヘッドギャラリ7に分配された潤滑油は、
図示しないカムシャフトや吸・排気弁等の摺動部に供給
される。
【0006】機関の高回転時にオイルポンプ1の吐出圧
が所定値を越えると各油量制御バルブ25が開弁し、オ
イルポンプ1から吐出される潤滑油の一部は、オイル冷
却通路29を通って各気筒毎に設けられたオイルジェッ
トノズル10に供給される。オイルジェットノズル10
から噴射される潤滑油は、ピストンの背面に当たり、ピ
ストンの熱を持ち去り、高負荷時等にピストンやシリン
ダ壁等が過熱されることを防止する。
【0007】機関の低回転時にオイルポンプ1の吐出圧
が所定値以下にあると各油量制御バルブ25が閉弁し、
各オイルジェットノズル10への潤滑油の供給が停止さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来システムにあっては、各オイルジェットノズル
10毎に油量制御バルブ25が設けられているため、機
関の部品点数が増えて、コストアップを招く。
【0009】この問題点を解消する潤滑システムとし
て、従来例えば図3に示すようなものがある(実開平5
−21126号公報、参照)。
【0010】これについて説明すると、オイルポンプ1
はオイルパン2から潤滑油を吸い上げ、オイルポンプ1
から吐出される潤滑油はリリーフバルブ34、オイルク
ーラ33、オイルフィルタ5を経てメインギャラリ32
からクランクシャフトを支承する各主軸受8、動弁機構
35〜37に供給される。
【0011】オイルポンプ1から吐出される潤滑油をピ
ストン冷却用オイルジェットノズル10に供給するピス
トン冷却通路38が配設され、ピストン冷却通路38の
途中にリリーフバルブ34が介装される。
【0012】機関の高回転時にオイルポンプ1の吐出圧
が所定値を越えるとリリーフバルブ34が開弁し、オイ
ルポンプ1から吐出される潤滑油の一部は、ピストン冷
却通路38を通って各気筒毎に設けられたオイルジェッ
トノズル10に供給される。オイルジェットノズル10
から噴射される潤滑油は、ピストンの背面に当たり、ピ
ストンの熱を持ち去り、高負荷時等にピストンやシリン
ダ壁等が過熱されることを防止する。
【0013】機関の低回転時にオイルポンプ1の吐出圧
が所定値以下にあるとリリーフバルブ34が閉弁し、各
オイルジェットノズル10への潤滑油の供給が停止され
る。
【0014】しかしながら、このような従来システムに
あっては、リリーフバルブ34を介して戻される潤滑油
の全量が各オイルジェットノズル10に導かれる構成と
なっているため、オイルジェットノズル10から潤滑油
が噴射されている状態では、機関の回転数が上昇するの
に伴ってオイルジェットノズル10から噴射される潤滑
油量が増加し、高回転域でオイルジェットノズル10か
ら噴射される潤滑油量が過大になる可能性がある。
【0015】このため、高回転域で、クランク室に飛散
するオイルミストが増えて、ピストン等のフリクション
を増大させたり、ブローバイガスと一緒に機関の外部に
持ち出される潤滑油消費量を増大させる可能性がある。
【0016】本発明は上記の問題点に着目し、構造の簡
素化をはかりつつ、オイルジェットノズルから噴射され
る潤滑油量を適正に調節する内燃機関の潤滑システムを
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の内燃機
関の潤滑システムは、潤滑油を貯溜するオイルパンと、
機関により駆動され、オイルパンの潤滑油を吸い上げる
オイルポンプと、オイルポンプから吐出される潤滑油を
機関の潤滑部に供給する潤滑通路と、オイルポンプから
吐出される潤滑油をピストン冷却用オイルジェットノズ
ルに供給するピストン冷却通路と、オイルポンプから吐
出される潤滑油をオイルポンプの吸込側またはオイルパ
ンに戻す戻し通路と、オイルポンプの吐出圧が上昇する
のにしたがってピストン冷却通路と戻し通路を順に開通
させるリリーフバルブと、を備える。
【0018】請求項2に記載の内燃機関の潤滑システム
は、請求項1に記載の発明において、 リリーフバルブ
として、オイルポンプの吐出圧Pが導かれる油圧室と、
油圧室を仕切る弁体を閉方向に付勢するリターンスプリ
ングと、ポンプ吐出圧Pが所定値P1を越えると弁体に
よって開かれ、潤滑油をピストン冷却通路に導く第一リ
リーフ孔と、オイルポンプの吐出圧PがP1より高い所
定値P2を越えると弁体によって開かれ、潤滑油を戻し
通路に導く第二リリーフ孔と、を備える。
【0019】請求項3に記載の内燃機関の潤滑システム
は、請求項1または2に記載の発明において、潤滑通路
の途中に潤滑油を濾過するオイルフィルタを介装し、潤
滑通路のオイルフィルタより上流側にリリーフバルブを
接続する。
【0020】
【作用】請求項1に記載の内燃機関の潤滑システムにお
いて、リリーフバルブは閉弁した機関の低回転時、オイ
ルポンプから吐出される潤滑油はその全量が潤滑通路か
ら機関の潤滑部に供給される。
【0021】ピストン冷却通路が開かれる機関の高回転
時、オイルポンプから吐出される潤滑油の一部は、ピス
トン冷却通路を通って各気筒毎に設けられたオイルジェ
ットノズルに供給される。各オイルジェットノズルから
噴射される潤滑油は、ピストンの背面に当たり、ピスト
ンの熱を持ち去り、高負荷時等にピストンやシリンダ壁
等が過熱されることを防止する。
【0022】このようにオイルジェットノズルから潤滑
油が噴射されている状態で、さらに機関の回転数が上昇
して、戻し通路が開かれると、オイルポンプから吐出さ
れる潤滑油の一部が戻し通路を通して戻されることによ
り、ポンプ吐出圧がそれそ以上に上昇することが抑えら
れる。
【0023】この結果、高回転時にオイルジェットノズ
ルから噴射される潤滑油量が過大になって、大量のオイ
ルミストがクランク室に飛散することを防止し、ピスト
ン等のフリクションを小さくすることができる。また、
クランク室に飛散するオイルミストが増えて、ブローバ
イガスと一緒に機関の外部に持ち出されることを防止で
き、機関の潤滑油消費量を低減することができる。
【0024】請求項2に記載の内燃機関の潤滑システム
において、オイルポンプの吐出圧Pが所定値P1より低
い機関の低回転時、リリーフバルブが第一リリーフ孔と
第二リリーフ孔を共に閉弁し、オイルポンプから吐出さ
れる潤滑油はその全量が潤滑通路から機関の潤滑部に供
給される。
【0025】機関の高回転時にオイルポンプの吐出圧P
が所定値P1を越えて上昇すると、弁体がリターンスプ
リングを圧縮しながら移動して第一リリーフ孔が開かれ
る。これにより、オイルポンプから吐出される潤滑油の
一部は、ピストン冷却通路を通って各気筒毎に設けられ
たオイルジェットノズルに供給される。各オイルジェッ
トノズルから噴射される潤滑油は、ピストンの背面に当
たり、ピストンの熱を持ち去り、高負荷時等にピストン
やシリンダ壁等が過熱されることを防止する。
【0026】このようにオイルジェットノズルから潤滑
油が噴射されている状態で、さらに機関の回転数が上昇
して、ポンプ吐出圧Pが所定値P2を越えて上昇すると
第二リリーフ孔が開かれる。これにより、オイルポンプ
から吐出される潤滑油の一部は、戻し通路を通して戻さ
れて、ポンプ吐出圧Pが所定値P2を大きく越えて上昇
することが抑えられる。
【0027】この結果、高回転時にオイルジェットノズ
ルから噴射される潤滑油量が過大になって、大量のオイ
ルミストがクランク室に飛散することを防止し、ピスト
ン等のフリクションを小さくすることができる。また、
クランク室に飛散するオイルミストが増えて、ブローバ
イガスと一緒に機関の外部に持ち出されることを防止で
き、機関の潤滑油消費量を低減することができる。
【0028】請求項3に記載の内燃機関の潤滑システム
において、リリーフバルブを介してオイルジェットノズ
ルに供給される潤滑油は、オイルフィルタを迂回して導
かれることにより、高回転時にオイルフィルタを通過す
る潤滑油量が低減されて、オイルフィルタの圧力損失が
小さく抑えられ、オイルポンプの駆動損失を低減するこ
とができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0030】図1に示すように、機関により駆動される
定容量型オイルポンプ1は、オイルパン2に貯溜された
潤滑油をストレーナ3および吸込通路11を介して吸い
上げる。
【0031】オイルポンプ1から吐出される潤滑油は、
潤滑通路12を経てメインギャラリ6とヘッドギャラリ
7の2系等に分流する。
【0032】メインギャラリ6に分配された潤滑油は、
図示しないクランクシャフトを支承する各主軸受8に供
給される。
【0033】ヘッドギャラリ7に分配された潤滑油は、
図示しないカムシャフトや吸・排気弁等の動弁機構に供
給される。
【0034】図において、10は4気筒機関の各気筒毎
に各ピストンの背面に向けて配設される4つのオイルジ
ェットノズルである。オイルジェットノズル10から噴
射される潤滑油はピストンの背面に当たり、ピストンお
よびシリンダ壁の熱を持ち去る。
【0035】機関の高回転時にオイルポンプ1の吐出圧
Pが所定値を越えて上昇すると油圧制御バルブ15が開
弁し、オイルポンプ1から吐出される潤滑油の一部は、
オイル冷却通路9を通って各気筒毎に設けられたオイル
ジェットノズル10に供給される。オイルジェットノズ
ル10から噴射される潤滑油は、ピストンの背面に当た
り、ピストンの熱を持ち去り、高負荷時等にピストンや
シリンダ壁等が過熱されることを防止する。
【0036】オイルポンプ1から吐出される潤滑油を各
オイルジェットノズル10に供給するピストン冷却通路
9が配設される。
【0037】オイルポンプ1から吐出される潤滑油を潤
滑通路12を迂回して吸込通路11に戻す戻し通路13
が配設される。
【0038】オイルポンプ1の吐出圧Pに応動してピス
トン冷却通路9と戻し通路13を順に開通させるリリー
フバルブ4が設けられる。
【0039】リリーフバルブ4は、その弁体16を閉位
置に付勢するリターンスプリング17と、オイルポンプ
1の吐出圧Pを導いて弁体16をリターンスプリング1
7に抗して開弁させる油圧室18とを備える。油圧室1
8はオイルポンプ1の吐出側に連通している。
【0040】リリーフバルブ4は、弁体16の外周面に
より開閉される第一リリーフ孔21および第二リリーフ
孔22を備える。第一リリーフ孔21にピストン冷却通
路9が接続され、第二リリーフ孔22に戻し通路13が
接続される。
【0041】ポンプ吐出圧Pが所定値P1を越えて上昇
すると、図1に示すように弁体16がリターンスプリン
グ7を圧縮して移動することにより第一リリーフ孔21
が開かれ、ポンプ吐出圧PがP1より高い所定値P2を越
えると第二リリーフ孔22が開かれるようになってい
る。
【0042】潤滑通路12のリリーフバルブ4の接続部
より下流側にオイルフィルタ5が設けられる。オイルフ
ィルタ5はメインギャラリ6およびヘッドギャラリ7に
導かれる潤滑油を濾過する。
【0043】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0044】オイルポンプ1の吐出圧Pが所定値P1
り低い機関の低回転時、リリーフバルブ4は閉弁してお
り、オイルポンプ1から吐出される潤滑油は、その全量
がオイルフィルタ5を通過して濾過された後、その一部
がメインギャラリ6から各主軸受8に供給され、残りが
ヘッドギャラリ7から動弁機構に供給される。
【0045】機関の高回転時にオイルポンプ1の吐出圧
Pが所定値P1を越えて上昇すると、弁体16がリター
ンスプリング7を圧縮しながら移動して第一リリーフ孔
21が開かれる。これにより、オイルポンプ1から吐出
される潤滑油の一部は、ピストン冷却通路9を通って各
気筒毎に設けられたオイルジェットノズル10に供給さ
れる。各オイルジェットノズル10から噴射される潤滑
油は、ピストンの背面に当たり、ピストンの熱を持ち去
り、高負荷時等にピストンやシリンダ壁等が過熱される
ことを防止する。
【0046】このように各オイルジェットノズル10か
ら潤滑油が噴射されている状態で、さらに機関の回転数
が上昇して、ポンプ吐出圧Pが所定値P2を越えて上昇
すると第二リリーフ孔22が開かれる。これにより、オ
イルポンプ1から吐出される潤滑油の一部は、戻し通路
13を通ってオイルポンプ1の吸込み通路11に戻され
て、ポンプ吐出圧Pが所定値P2を大きく越えて上昇す
ることが抑えられる。
【0047】この結果、高回転時に各オイルジェットノ
ズル10から噴射される潤滑油量が過大になって、大量
のオイルミストがクランク室に飛散することを防止し、
ピストン等のフリクションを小さくすることができる。
また、クランク室に飛散するオイルミストが増えて、ブ
ローバイガスと一緒に機関の外部に持ち出されることを
防止でき、機関の潤滑油消費量を低減することができ
る。
【0048】リリーフバルブ4を介して各オイルジェッ
トノズル10に供給される潤滑油は、オイルフィルタ5
を迂回して導かれることにより、高回転時にオイルフィ
ルタ5を通過する潤滑油量が低減されて、オイルフィル
タ5の圧力損失が小さく抑えられ、オイルポンプ1の駆
動損失を低減することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の内
燃機関の潤滑システムは、潤滑油を貯溜するオイルパン
と、機関により駆動され、オイルパンの潤滑油を吸い上
げるオイルポンプと、オイルポンプから吐出される潤滑
油を機関の潤滑部に供給する潤滑通路と、オイルポンプ
から吐出される潤滑油をピストン冷却用オイルジェット
ノズルに供給するピストン冷却通路と、オイルポンプか
ら吐出される潤滑油をオイルポンプの吸込側またはオイ
ルパンに戻す戻し通路と、オイルポンプの吐出圧が上昇
するのにしたがってピストン冷却通路と戻し通路を順に
開通させるリリーフバルブとを備えたため、構造の簡素
化をはかりつつ、オイルジェットノズルから噴射される
潤滑油量を適正に調節し、機関のフリクションを低減す
るとともに、潤滑油消費量を低減することができる。
【0050】請求項2に記載の内燃機関の潤滑システム
は、請求項1に記載の発明において、リリーフバルブと
して、オイルポンプの吐出圧Pが導かれる油圧室と、油
圧室を仕切る弁体を閉方向に付勢するリターンスプリン
グと、ポンプ吐出圧Pが所定値P1を越えると弁体によ
って開かれ、潤滑油をピストン冷却通路に導く第一リリ
ーフ孔と、オイルポンプの吐出圧PがP1より高い所定
値P2を越えると弁体によって開かれ、潤滑油を戻し通
路に導く第二リリーフ孔とを備えたため、ポンプ吐出圧
Pが所定値P2を大きく越えて上昇することが抑えら
れ、オイルジェットノズルから噴射される潤滑油量を適
正に調節し、機関のフリクションを低減するとともに、
潤滑油消費量を低減することができる。
【0051】請求項3に記載の内燃機関の潤滑システム
は、請求項1または2に記載の発明において、潤滑通路
の途中に潤滑油を濾過するオイルフィルタを介装し、潤
滑通路のオイルフィルタより上流側にリリーフバルブを
接続したため、オイルジェットノズルから潤滑油が噴射
される運転時に、オイルフィルタの圧力損失が小さく抑
えられ、オイルポンプの駆動損失を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すシステム図。
【図2】従来例を示すシステム図。
【図3】他の従来例を示すシステム図。
【符号の説明】
1 オイルポンプ 2 オイルパン 4 リリーフバルブ 5 オイルフィルタ 6 メインギャラリ 7 ヘッドギャラリ 9 ピストン冷却通路 10 オイルジェットノズル 11 吸込通路 12 潤滑通路 13 戻し通路 16 弁体 17 リターンスプリング 18 油圧室 21 第一リリーフ孔 22 第二リリーフ孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潤滑油を貯溜するオイルパンと、 機関により駆動され、オイルパンの潤滑油を吸い上げる
    オイルポンプと、 オイルポンプから吐出される潤滑油を機関の潤滑部に供
    給する潤滑通路と、 オイルポンプから吐出される潤滑油をピストン冷却用オ
    イルジェットノズルに供給するピストン冷却通路と、 オイルポンプから吐出される潤滑油をオイルポンプの吸
    込側またはオイルパンに戻す戻し通路と、 オイルポンプの吐出圧が上昇するのにしたがってピスト
    ン冷却通路と戻し通路を順に開通させるリリーフバルブ
    と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の潤滑システム。
  2. 【請求項2】リリーフバルブとして、 オイルポンプの吐出圧Pが導かれる油圧室と、 油圧室を仕切る弁体を閉方向に付勢するリターンスプリ
    ングと、 ポンプ吐出圧Pが所定値P1を越えると弁体によって開
    かれ、潤滑油をピストン冷却通路に導く第一リリーフ孔
    と、 オイルポンプの吐出圧PがP1より高い所定値P2を越え
    ると弁体によって開かれ、潤滑油を戻し通路に導く第二
    リリーフ孔と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の
    潤滑システム。
  3. 【請求項3】潤滑通路の途中に潤滑油を濾過するオイル
    フィルタを介装し、 潤滑通路のオイルフィルタより上流側にリリーフバルブ
    を接続したことを特徴とする請求項1または2に記載の
    内燃機関の潤滑システム。
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