JPH082463A - 自動二輪車の風防構造 - Google Patents
自動二輪車の風防構造Info
- Publication number
- JPH082463A JPH082463A JP6140307A JP14030794A JPH082463A JP H082463 A JPH082463 A JP H082463A JP 6140307 A JP6140307 A JP 6140307A JP 14030794 A JP14030794 A JP 14030794A JP H082463 A JPH082463 A JP H082463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wires
- cowl
- windshield
- wire
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 22
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 22
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 101100334009 Caenorhabditis elegans rib-2 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J17/00—Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
- B62J17/02—Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J11/00—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps
- B62J11/10—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハーネス類の位置決め固定の容易にし、可及
的に最短の長さでワイヤハーネス類を配置できるように
する。 【構成】 前方から車体前部を覆うように配設された風
防部材20の内側に補強部材22、24を一体に成形
し、前記補強部材にワイヤ類24の挿通穴23、25を
設け、この挿通穴に前記ワイヤ類を通してこれを支持し
ている。
的に最短の長さでワイヤハーネス類を配置できるように
する。 【構成】 前方から車体前部を覆うように配設された風
防部材20の内側に補強部材22、24を一体に成形
し、前記補強部材にワイヤ類24の挿通穴23、25を
設け、この挿通穴に前記ワイヤ類を通してこれを支持し
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カウル、レッグシール
ドなどの自動二輪車の風防部材を補強するリブのような
補強部材にワイヤハーネスやブレーキワイヤを通すよう
にした自動二輪車の風防構造に関する。
ドなどの自動二輪車の風防部材を補強するリブのような
補強部材にワイヤハーネスやブレーキワイヤを通すよう
にした自動二輪車の風防構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車では、電線を所定の長さに断
線したものに、端子を付け、組立ラインで円滑に組み付
けられるように集束したワイヤハーネスを用いて電気配
線を施す他、ブレーキやクラッチに操作力を伝達するブ
レーキワイヤ、クラッチワイヤなど、多種多様なワイヤ
類が取り付けられている。従来、自動二輪車では、電気
系統のワイヤハーネスやブレーキワイヤなどのワイヤ類
はハンドル回りから車体前に引き出してから、フレーム
に沿って後方の各部にまで引き回している。その際、ワ
イヤ類を整理するため、ところどころ必要箇所でフレー
ムにクランプしている。
線したものに、端子を付け、組立ラインで円滑に組み付
けられるように集束したワイヤハーネスを用いて電気配
線を施す他、ブレーキやクラッチに操作力を伝達するブ
レーキワイヤ、クラッチワイヤなど、多種多様なワイヤ
類が取り付けられている。従来、自動二輪車では、電気
系統のワイヤハーネスやブレーキワイヤなどのワイヤ類
はハンドル回りから車体前に引き出してから、フレーム
に沿って後方の各部にまで引き回している。その際、ワ
イヤ類を整理するため、ところどころ必要箇所でフレー
ムにクランプしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、ワ
イヤハーネスをはじめとするワイヤ類を、フレームに沿
って配し、クランプ用の金具を用いてワイヤハーネス類
を結束、固定している。一方、フレームは、エンジンを
抱え込むようにして担持し、その他のクラッチ、トラン
スミッションなどの伝達系、各種補機類などのコンポー
ネントが複雑な配置で組込まれているので、ワイヤ類を
エンジンを迂回して配線しなければならないなど、簡単
には整然とした状態で組み付けることが難しく、また、
配線長さが長くなる。
イヤハーネスをはじめとするワイヤ類を、フレームに沿
って配し、クランプ用の金具を用いてワイヤハーネス類
を結束、固定している。一方、フレームは、エンジンを
抱え込むようにして担持し、その他のクラッチ、トラン
スミッションなどの伝達系、各種補機類などのコンポー
ネントが複雑な配置で組込まれているので、ワイヤ類を
エンジンを迂回して配線しなければならないなど、簡単
には整然とした状態で組み付けることが難しく、また、
配線長さが長くなる。
【0004】また、ブレーキワイヤ、クラッチワイヤで
は、ハンドルを操作したときにいっしょにワイヤ類も動
くように、完全には固定できないので、ワイヤの位置決
めが不十分になる。
は、ハンドルを操作したときにいっしょにワイヤ類も動
くように、完全には固定できないので、ワイヤの位置決
めが不十分になる。
【0005】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、ワイヤ類の位置決め固定を容易
にし、可及的に短い長さでワイヤ類の取付を可能とする
自動二輪車の風防構造を提供することにある。
有する問題点を解消し、ワイヤ類の位置決め固定を容易
にし、可及的に短い長さでワイヤ類の取付を可能とする
自動二輪車の風防構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、車体前部を覆うように配設された風防
部材の内側に補強部材を一体に成形し、前記補強部材に
ワイヤ類の挿通穴を設け、この挿通穴に前記ワイヤ類を
通してこれを支持したことを特徴とするものである。
めに、本発明は、車体前部を覆うように配設された風防
部材の内側に補強部材を一体に成形し、前記補強部材に
ワイヤ類の挿通穴を設け、この挿通穴に前記ワイヤ類を
通してこれを支持したことを特徴とするものである。
【0007】前記風防部材としては、カウル、フロント
カウル、その他、スクータ型車両のレッグシールドなど
を利用することができる。
カウル、その他、スクータ型車両のレッグシールドなど
を利用することができる。
【0008】
【作用】本発明によれば、ワイヤ類は、ハンドルから前
に出して風防部材の内側に引き込んだ後で、補強部材の
挿通穴を通して後方に引き出される。ワイヤ類は挿通穴
を有する補強部材によって位置がずれないように支持さ
れ、また、ワイヤ類を挿通穴に通すことで、ワイヤ類は
挿通穴をすべってある程度の動きが許容されているの
で、ハンドルのステアリング操作を阻害することなく、
ハーネス類をクランプ金具を用いて収束固定する従来の
ものに較べて、ハーネス類の位置決めが容易であり、ま
た、風防部材の形状に沿わせることによって可及的に短
い長さで配線することが可能となる。
に出して風防部材の内側に引き込んだ後で、補強部材の
挿通穴を通して後方に引き出される。ワイヤ類は挿通穴
を有する補強部材によって位置がずれないように支持さ
れ、また、ワイヤ類を挿通穴に通すことで、ワイヤ類は
挿通穴をすべってある程度の動きが許容されているの
で、ハンドルのステアリング操作を阻害することなく、
ハーネス類をクランプ金具を用いて収束固定する従来の
ものに較べて、ハーネス類の位置決めが容易であり、ま
た、風防部材の形状に沿わせることによって可及的に短
い長さで配線することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による自動二輪車の風防構造の
一実施例について添付の図面を参照して説明する。図1
は、本発明による風防構造を適用したカウル付きの自動
二輪車の概略図である。
一実施例について添付の図面を参照して説明する。図1
は、本発明による風防構造を適用したカウル付きの自動
二輪車の概略図である。
【0010】1はエンジン、2はフレームを示し、エン
ジン1はダウンチューブ5によって担持されている。前
輪3はショックユニット11を介してフロントフォーク
8によって支持され、ハンドル10のステアリング操作
による操舵力が伝達される。後輪4はスイングアーム1
2によってリアショックユニット13を介して支持され
ている。
ジン1はダウンチューブ5によって担持されている。前
輪3はショックユニット11を介してフロントフォーク
8によって支持され、ハンドル10のステアリング操作
による操舵力が伝達される。後輪4はスイングアーム1
2によってリアショックユニット13を介して支持され
ている。
【0011】フレーム2の上側には、燃料タンク6が取
付られ、また、フレーム2から後方にフレームカバー9
が延在し、このフレームカバー9にシート7が載設され
ている。
付られ、また、フレーム2から後方にフレームカバー9
が延在し、このフレームカバー9にシート7が載設され
ている。
【0012】次に、符合20は、風防部材としてのカウ
ルの全体を示す。このカウル20は、視野を広くとるた
めに前面上側にスクリーン21を取り付けて構成したも
ので、スクリーン21の下は、ハンドル10の斜下前方
から前輪3の上を越えて後方に延び、エンジン1の側方
およびライダーの足下まで広く覆うように取り付けられ
ている。
ルの全体を示す。このカウル20は、視野を広くとるた
めに前面上側にスクリーン21を取り付けて構成したも
ので、スクリーン21の下は、ハンドル10の斜下前方
から前輪3の上を越えて後方に延び、エンジン1の側方
およびライダーの足下まで広く覆うように取り付けられ
ている。
【0013】図2(a)は、カウル20の側面図、図2
(b)は図2(a)のA−A断面図、図2(c)はB−
B断面図である。
(b)は図2(a)のA−A断面図、図2(c)はB−
B断面図である。
【0014】この実施例では、カウル20は、前面およ
び左右側面を一体に後方が開放された形状の樹脂製の風
防カバーである。カウル20の内側には、両側壁から水
平に補強部材としての上側リブ22、22、下側リブ2
4、24が一体成形され、カウル20の全体の剛性を高
めている。この場合、上側リブ22にワイヤハーネス
や、ブレーキワイヤなどのワイヤ類を通す挿通穴23が
所要数形成され、下側リブ24、24にも同様の挿通穴
25が所要数形成されている。これらの上側リブ22、
下側リブ24は補強機能とともに、走行時には走行風
は、カウル20の内面にそって形成されている上側リブ
22、下側リブ24に導かれ挿通穴23、25からエン
ジン側に導入され、エンジン1の加熱防止の機能を有す
る構造となっている。
び左右側面を一体に後方が開放された形状の樹脂製の風
防カバーである。カウル20の内側には、両側壁から水
平に補強部材としての上側リブ22、22、下側リブ2
4、24が一体成形され、カウル20の全体の剛性を高
めている。この場合、上側リブ22にワイヤハーネス
や、ブレーキワイヤなどのワイヤ類を通す挿通穴23が
所要数形成され、下側リブ24、24にも同様の挿通穴
25が所要数形成されている。これらの上側リブ22、
下側リブ24は補強機能とともに、走行時には走行風
は、カウル20の内面にそって形成されている上側リブ
22、下側リブ24に導かれ挿通穴23、25からエン
ジン側に導入され、エンジン1の加熱防止の機能を有す
る構造となっている。
【0015】図3は、このカウル20にワイヤ類を引回
しした状況を示す図で、ハーネス類26、27は、ハン
ドル10から前にカウル20の内側に引き込んだ後で、
上側リブ22の挿通穴23を通し、さらに、下側リブ2
4の挿通穴25を通して後方に引き出されるようになっ
ている。
しした状況を示す図で、ハーネス類26、27は、ハン
ドル10から前にカウル20の内側に引き込んだ後で、
上側リブ22の挿通穴23を通し、さらに、下側リブ2
4の挿通穴25を通して後方に引き出されるようになっ
ている。
【0016】このように、ワイヤ類26、27は上側リ
ブ22、下側リブ24によって位置がずれないように支
持されるので、従来のようなクランプ用の部品を不要と
する。また、ワイヤ類26、27を挿通穴23、25に
遊びをとって通しているので、ワイヤ類26、27は挿
通穴23、25を滑ってある程度の動きが許容されてい
る。従って、ワイヤ類をクランプ金具を用いて収束固定
する従来のものに較べて、ハンドルのステアリング操作
を阻害することなく、ワイヤ類の位置決めが容易であ
る。また、ワイヤ類26、27をカウル20の曲面形状
に沿わせることによって可及的に短い長さで配線するこ
とが可能となる。
ブ22、下側リブ24によって位置がずれないように支
持されるので、従来のようなクランプ用の部品を不要と
する。また、ワイヤ類26、27を挿通穴23、25に
遊びをとって通しているので、ワイヤ類26、27は挿
通穴23、25を滑ってある程度の動きが許容されてい
る。従って、ワイヤ類をクランプ金具を用いて収束固定
する従来のものに較べて、ハンドルのステアリング操作
を阻害することなく、ワイヤ類の位置決めが容易であ
る。また、ワイヤ類26、27をカウル20の曲面形状
に沿わせることによって可及的に短い長さで配線するこ
とが可能となる。
【0017】次に、本発明をスクータ型車輌の風防構造
に適用した他の実施例について、添付の図4乃至図6を
参照して説明する。図4は、実施例のスクータ型車輌の
側面図であり、1aは、エンジン、2aはフレーム、3
aは前輪、4aは後輪、6aは燃料タンク、7aはシー
ト、8aはフロントフォーク、30はフロントフェンダ
である。
に適用した他の実施例について、添付の図4乃至図6を
参照して説明する。図4は、実施例のスクータ型車輌の
側面図であり、1aは、エンジン、2aはフレーム、3
aは前輪、4aは後輪、6aは燃料タンク、7aはシー
ト、8aはフロントフォーク、30はフロントフェンダ
である。
【0018】レッグシールド32は、半円筒状の装着部
33とその両側の板部31を一体成形した樹脂製の風防
部材で、装着部33をフレーム2aに沿わせてマウント
するようにして固定されている。図5は、レッグシール
ド32を表側から表した図で、図6はレッグシールド3
2の内側、すなわち、前輪側から表した図である。レッ
グシールド32の剛性を高めるための補強部材として、
装着部33の内側の上端縁とその下方には、それぞれリ
ブ34、34が一体成形されている。
33とその両側の板部31を一体成形した樹脂製の風防
部材で、装着部33をフレーム2aに沿わせてマウント
するようにして固定されている。図5は、レッグシール
ド32を表側から表した図で、図6はレッグシールド3
2の内側、すなわち、前輪側から表した図である。レッ
グシールド32の剛性を高めるための補強部材として、
装着部33の内側の上端縁とその下方には、それぞれリ
ブ34、34が一体成形されている。
【0019】このリブ34、34は、馬蹄形を呈し、そ
の内側の湾曲はフレームの断面形状に対応するようにな
っている。また、リブ34、34には、ワイヤ類36、
37を通すための挿通穴35が形成され、この挿通穴3
5にハンドル10aから引き出されたワイヤ類36、3
7を通している。この実施例によれば、リブ34の挿通
穴36にワイヤ類36、37を通して支持と位置決めを
し、レッグシールド32の形状に沿って後方に向けて引
き回すことで、ワイヤ類36、37をすっきりとした状
態に整理でき、また、その長さも可及的に短くすること
ができる。
の内側の湾曲はフレームの断面形状に対応するようにな
っている。また、リブ34、34には、ワイヤ類36、
37を通すための挿通穴35が形成され、この挿通穴3
5にハンドル10aから引き出されたワイヤ類36、3
7を通している。この実施例によれば、リブ34の挿通
穴36にワイヤ類36、37を通して支持と位置決めを
し、レッグシールド32の形状に沿って後方に向けて引
き回すことで、ワイヤ類36、37をすっきりとした状
態に整理でき、また、その長さも可及的に短くすること
ができる。
【0020】さらに、他の実施例について、図7乃至図
9を参照して説明する。なお、図1と図7とで、自動二
輪車の共通する構成要素には、同一の符号を付してその
詳細な説明は省略する。この実施例は、風防構造として
ハンドル10の前方のみを覆うフロントカウル40に適
用した実施例である。フロントカウル40は、ハンドル
10とともに動くようにフロントフォーク8にボルト4
6を介して固定されている。図8は、フロントカウルを
前方から表し、図9は後方から表した図である。このフ
ロントカウル40は、前面に開口42を有する樹脂製の
一体成形品で、上側にはスクリーン41が取り付けられ
ている。
9を参照して説明する。なお、図1と図7とで、自動二
輪車の共通する構成要素には、同一の符号を付してその
詳細な説明は省略する。この実施例は、風防構造として
ハンドル10の前方のみを覆うフロントカウル40に適
用した実施例である。フロントカウル40は、ハンドル
10とともに動くようにフロントフォーク8にボルト4
6を介して固定されている。図8は、フロントカウルを
前方から表し、図9は後方から表した図である。このフ
ロントカウル40は、前面に開口42を有する樹脂製の
一体成形品で、上側にはスクリーン41が取り付けられ
ている。
【0021】図9に示すように、フロントカウル40の
内側には、補強部材としてのリブ43が一体成形され、
このリブ43には、幅方向に長い長穴44が成形されて
いる。この長穴44を通してハーネス類45、ワイヤ4
7を支持、位置決めするとともに、後方に引き出すよう
になっている。この実施例によれば、リブ43の長穴4
4にハーネス類45、ワイヤ47を通して整理するとと
もに位置決めできる他、この長穴44はハンドル10の
幅方向の長く開口するようになっているので、ハンドル
操作も容易にできる。
内側には、補強部材としてのリブ43が一体成形され、
このリブ43には、幅方向に長い長穴44が成形されて
いる。この長穴44を通してハーネス類45、ワイヤ4
7を支持、位置決めするとともに、後方に引き出すよう
になっている。この実施例によれば、リブ43の長穴4
4にハーネス類45、ワイヤ47を通して整理するとと
もに位置決めできる他、この長穴44はハンドル10の
幅方向の長く開口するようになっているので、ハンドル
操作も容易にできる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、車体全部を覆うように配設された風防部材の
内側に補強部材を一体に成形し、前記補強部材にワイヤ
類の挿通穴を設け、この挿通穴に前記ワイヤ類を通して
これを支持するようにしたので、風防部材に沿ってワイ
ヤ類を可及的に短い長さで配線でき、また、挿通穴に通
すことにより、ハンドル操作を許容しながらも容易にワ
イヤ類を支持、位置決めすることができ、また、クラン
プ用の部品を必要としないので、部品点数を削減するこ
とができる
によれば、車体全部を覆うように配設された風防部材の
内側に補強部材を一体に成形し、前記補強部材にワイヤ
類の挿通穴を設け、この挿通穴に前記ワイヤ類を通して
これを支持するようにしたので、風防部材に沿ってワイ
ヤ類を可及的に短い長さで配線でき、また、挿通穴に通
すことにより、ハンドル操作を許容しながらも容易にワ
イヤ類を支持、位置決めすることができ、また、クラン
プ用の部品を必要としないので、部品点数を削減するこ
とができる
【図1】風防構造としてカウルを備えた自動二輪車の概
略側面図。
略側面図。
【図2】実施例による風防構造のカウルの三面図。
【図3】図2の実施例による風防構造の斜視図。
【図4】風防構造としてレッグシールドを有するスクー
タ型車両の概略側面図。
タ型車両の概略側面図。
【図5】実施例による風防構造のレッグシールドの斜視
図。
図。
【図6】図5のレッグシールドにワイヤ類を組み付けた
状況を示す斜視図。
状況を示す斜視図。
【図7】風防構造としてフロントカウルを有する自動二
輪車の概略側面図。
輪車の概略側面図。
【図8】フロントカウルを前面側から表わした斜視図。
【図9】フロントカウルを内側から表わした斜視図。
1 エンジン 2 フレーム 12 スイングアーム 20 カウル 21 スクリーン 22 上側リブ 23 挿通穴 24 下側リブ 25 挿通穴 26 ワイヤ類 27 ワイヤ類 32 レッグシールド 34 リブ 36 ワイヤ類 40 フロントカウル
Claims (2)
- 【請求項1】車体前部を覆うように配設された風防部材
の内側に補強部材を一体に成形し、前記補強部材にワイ
ヤ類の挿通穴を設け、この挿通穴に前記ワイヤ類を通し
てこれを支持したことを特徴とする自動二輪車の風防構
造。 - 【請求項2】前記風防部材は、スクータ型車輌における
レッグシールドからなることを特徴とする請求項1に記
載の自動二輪車の風防構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6140307A JPH082463A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 自動二輪車の風防構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6140307A JPH082463A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 自動二輪車の風防構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082463A true JPH082463A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15265751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6140307A Pending JPH082463A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 自動二輪車の風防構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082463A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009179279A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Honda Motor Co Ltd | スクータ型車両のフロア構造 |
JP2011093354A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
JP2020169001A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP6140307A patent/JPH082463A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009179279A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Honda Motor Co Ltd | スクータ型車両のフロア構造 |
JP2011093354A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
JP2020169001A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4097279B2 (ja) | 自動二輪車 | |
DE102019209622A1 (de) | Betätigungseinheitsstruktur eines fahrzeugs vom grätschsitz-typ und fahrzeug vom grätschsitz-typ | |
US7581784B2 (en) | Front structure for vehicle | |
JP5323602B2 (ja) | 車両の伝達部材配索構造 | |
JP2009234424A (ja) | 鞍乗り型車両のハーネス保持構造 | |
JP3153044B2 (ja) | 自動2輪車のヘッドライト取付構造 | |
JP4327555B2 (ja) | 小型車両のワイヤ用クランプ | |
JP6192913B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JPH082463A (ja) | 自動二輪車の風防構造 | |
EP3192729B1 (en) | Straddled vehicle | |
JP5806483B2 (ja) | カウル付き車両 | |
CN104507788A (zh) | 跨乘式车辆 | |
JP6071595B2 (ja) | 鞍乗型車両のメータ支持構造 | |
US10442491B2 (en) | Straddle-type vehicle | |
US20210155311A1 (en) | Saddle riding vehicle | |
JP2011073655A (ja) | 自動二輪車の配線装置 | |
JP5951671B2 (ja) | 車両 | |
JP6564129B2 (ja) | 灯火器装置及び鞍乗型車両 | |
JPWO2004078575A1 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2005329921A (ja) | 線状部材保持構造 | |
JP3695198B2 (ja) | フロントエンドモジュールのハーネス配索構造 | |
TWI837561B (zh) | 跨坐型車輛 | |
JP7346514B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6708688B2 (ja) | 鞍乗り型車両のハーネスガイド構造 | |
JP3558105B2 (ja) | 自動2輪車等の車両におけるワイヤ類の配線構造 |