JPH08245335A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH08245335A
JPH08245335A JP9412595A JP9412595A JPH08245335A JP H08245335 A JPH08245335 A JP H08245335A JP 9412595 A JP9412595 A JP 9412595A JP 9412595 A JP9412595 A JP 9412595A JP H08245335 A JPH08245335 A JP H08245335A
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JP
Japan
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acid
astaxanthin
fatty acid
phospholipid
unsaturated fatty
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JP9412595A
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English (en)
Inventor
Taiichiro Iwakura
泰一郎 岩倉
Eiji Yamashita
栄次 山下
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ITANO REITOU KK
Original Assignee
ITANO REITOU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】高度不飽和脂肪酸とリン脂質とアスタキサンの
混合物、高度不飽和脂肪酸結合リン脂質とアスタキサン
チンの混合物、高度不飽和脂肪酸結合リン脂質から選択
される一種又は二種以上の混合物を含有する化粧料 【効果】本発明の化粧料は、高度不飽和脂肪酸とリン脂
質とアスタキサンの混合物、高度不飽和脂肪酸結合リン
脂質とアスタキサンチンの混合物、高度不飽和脂肪酸結
合リン脂質から選択される一種又は二種以上の混合物を
含有することにより酸化されやすく不安定な高度不飽和
脂肪酸を安定に化粧料に配合でき、高度不飽和脂肪酸の
効果が最大限に期待できる化粧料を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は酸化されやすいドコサヘ
キサエン酸、エイコサペンタエン酸、アルファリノレイ
ン酸等の高度不飽和脂肪酸を安定に配合した化粧料に関
する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン
酸、アルファリノレイン酸等の高度不飽和脂肪酸を化粧
料として用いることはすでに公知となっている。例えば
特開平5−279240,特開平5−279241では
ドコサヘキサエン酸,エイコサペンタエン酸等の高度不
飽和脂肪酸を化粧料の有効成分としている。
【0004】しかしこれらの高度不飽和脂肪酸の単体を
化粧料に配合する場合や特開平5−279240,特開
平5−279241にあるようにヒアルロン酸,コラー
ゲン,エラスチン、オウゴン,オウバク、ユリ、トウ
キ、レンゲソウ等との混合処方でも高度不飽和脂肪酸の
化粧料中の安定性は十分とはいえず高度不飽和脂肪酸を
配合した化粧料製剤の着色や悪臭の発生、脂質の酸化は
避けられなかった。
【0005】高度不飽和脂肪酸は、化粧料製剤中で酸化
分解を受けやすく物理的安定性が悪く化粧料の製造工程
や製剤の保存期間中に経時的に分解され有効性を失活し
てしまうばかりか人体に有害な過酸化脂質の発生源とも
なる。これらの化粧料は商品価値をめざましく低下させ
消費者のクレームの対象となる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】高度不飽和脂肪酸を
配合した安定な化粧料を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる事清にかんがみ本
発明者らは製造工程や経時的にも安定な化粧料を開発す
べく鋭意検討を重ねた結果、高度不飽和脂肪酸及を含む
化粧料にリン脂質とアスタキサンチンを同時に配合する
と、高度不飽和脂肪酸とリン脂質との総合作用によりア
スタキサンチンの持つ強力な抗酸化作用を効率よく高度
不飽和脂肪酸に作用させることができうることを見いだ
し化粧料中に配合保存しても安定な形で保たれることが
判明した。
【0008】さらに高度不飽和脂肪酸源として高度不飽
和脂肪酸の誘導体である高度不飽和脂肪酸結合リン脂質
又は高度不飽和脂肪酸結合リン脂質とアスタキサンチン
の混合物を配合することにより、さらに安定な化粧料が
製造できることを見いだし本発明を完成した。即ち本発
明は高度不飽和脂肪酸にリン脂質とアスタキサンチンを
処方により又は誘導体として組み合わせることにより長
期の保存にも耐えられる安定な高度不飽和脂肪酸含有化
粧料を提供するものである。以下、本発明を更に詳細に
説明する。
【0009】本発明の高度不飽和脂肪酸とは具体的には
ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、アルファ
リノレイン酸等の総称でありこれらの脂質は例えば特開
平5−279240,特開平5−279241等におい
て化粧料における有効性が既に公知となっている。
【0010】本発明のリン脂質とはホスファチジルコリ
ン、ホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチ
ジルコリン、スフィンゴエミリン等から選択される一種
又は二種以上のリン脂質からなる
【0011】本発明の高度不飽和脂肪酸結合リン脂質と
は高度不飽和脂肪酸とリン脂質がエステル結合した高度
不飽和脂肪酸もしくはリン脂質の誘導体でM.SODE
RBERG et al,Lipids 26(6)4
21(1991)、矢沢,月刊フードケミカル,(1
2),P62,1990、井上,月刊フードケミカル,
(1),P69,1994、井上,食品と開発,Vo
l.29,No.2,1994等の文献にその記述があ
り既に公知となっており、オキアミ、イカ等の水産動物
やそれらの水産動物を食した鶏等の卵の卵黄中に含有さ
れている。
【0012】また高度不飽和脂肪酸結合リン脂質の高度
不飽和脂肪酸とリン脂質からの化学反応による合成法及
び酵素反応による合成法が特開昭52−89622、特
開昭61−129191、Y.TOTANI et a
l,J.A.O.C.S..,68,848,1991
等の文献により既に公知となっている。
【0013】本発明の高度不飽和脂肪酸結合リン脂質と
はドコサヘキサエン酸等の高度不飽和脂肪酸がホスファ
チジルコリンのようなリン脂質にエステル結合したもの
で有ればよく、その例としては、ドコサヘキサエン酸結
合ホスファチジルコリン、ドコサヘキサエン酸結合ホス
ファチジルエタノールアミン、ドコサヘキサエン酸結合
リゾホスファチジルコリン、ドコサヘキサエン酸結合ス
フィンゴエミリン,エイコサペンタエン酸結合ホスファ
チジルコリン、エイコサペンタエン酸結合ホスファチジ
ルエタノールアミン、エイコサペンタエン酸結合リゾホ
スファチジルコリン、エイコサペンタエン酸結合スフィ
ンゴエミリンの中から選択される一種又は二種以上の混
合物等が有るが特にこれに限定されない
【0014】本発明の高度不飽和脂肪酸結合リン脂質の
構造式の例を以下に示すが特にこれに限定されない
【化1】 (R.Rは脂肪酸又は炭化水素又は水素から選択さ
れるが、R.Rの一方又は両方がドコサヘキサエン
酸、エイコサペンタエン酸、リノレイン酸等の高度不飽
和脂肪酸から選択され必ず分子中に一種以上の高度不飽
和脂肪酸を含有する。Xはコリン、エタノールアミン、
セリン、イノシトール、アミン、炭化水素又は水素より
選択される。)
【0015】本発明に使用できる高度不飽和脂肪酸結合
リン脂質として、市販の特殊鶏卵粉及びその他の天然抽
出物が使用でき、これら天然原料は安全姓が高くまた価
格が合成品に比較し安価なことから本発明の化粧料に添
加する原料として適している。
【0016】市販の高度不飽和脂肪酸結合リン脂質を含
有する天然抽出物の具体例としては有限会社アイテック
社製クジランパウダー、有限会社イナイ食品社製クジラ
ン、イタノ冷凍株式会社製のAstax(アスタック
ス)、オキアミオイル等がある。
【0017】これらの製品には高度不飽和脂肪酸結合リ
ン脂質が高濃度で含有されているばかりかアスタキサン
チンも含有しているため、本発明の化粧料を製造する
際、新たにアスタキサンチンを添加する必要が無く安価
に直接化粧料に配合することができる。
【0018】本発明のアスタキサンチンとは3,3’−
ジヒドロキシーβ,β−カロテン−4,4’−ジオン又
はその立体異性体及びそれらのジエステルから選択され
る一種又は二種以上の混合物である。
【0019】このアスタキサンチンの立体異性体とは、
(3R,3’R)−アスタキサンチン、(3R,3’
S)−アスタキサンチン、及び(3S,3’S)−アス
タキサンチンがあるが本発明にはそのいずれの立体異性
体も使用できる。
【0020】本発明のアスタキサンチンのジエステルと
は、ジエステル構造を取り得る物質であれば特に限定さ
れないが、その具体例としては以下の構造式からなるも
のがある。
【化2】
【0021】A、Bは、−OR(Rは炭素数1以上50
以下の炭化水素)、クリシン、アラニン等のアミノ酸エ
ステル、酢酸エステル、クエン酸エステル等のカルボン
酸エステル及びその塩類、又はリン酸エステル、硫酸エ
ステル等の無機酸エステル及びその塩類、グルコシド等
の糖エステル(配糖体)、又は高度不飽和脂肪酸、不飽
和脂肪酸又は飽和脂肪酸から選択される脂肪酸エステ
ル、糖脂肪酸エステル、グリセロ糖脂肪酸エステル、ス
フィンゴ糖脂肪酸エステル、グリセロ脂肪酸エステル、
グリセロリン酸エステル等から選択される同種又は異種
のジエステルより構成される。
【0022】本発明のアスタキサンチンのグリセロリン
酸のジエステルとは以下の構造式を有する。
【化3】 (A,Bはオレイン酸エステル、パルミチン酸エステ
ル、ステアリン酸エステル等の脂肪酸エステル又は以下
の構造式を有するグリセロリン酸エステルより選択され
る。)
【0023】
【化4】 (Rは水素又はドコサヘキサエン酸、エイコカペンタエ
ン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸等の高度
不飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸又は飽和脂肪酸から選択さ
れる脂肪酸から選択される。Xは水素又はコリン、エタ
ノールアミン、セリン、イノシトールより選択され
る。)
【0024】これらのアスタキサンチンのジエステルの
内、安定性が良好でかつ価格が安価で比較的容易に入手
可能で有り本発明に特に適しているアスタキサンチンの
ジエステルとしては、アスタキサンチンの脂肪酸エステ
ルおよびアスタキサンチンのグリセロリン酸のジエステ
ルがある。
【0025】アスタキサンチンの脂肪酸ジエステルのう
ち特に化粧料として有効なものの例としては、アスタキ
サンチンジラウリン酸エステル、アスタキサンチンジミ
リスチン酸エステル、アスタキサンチンジペンタデカン
酸エステル、アスタキサンチンジパルミチン酸エステ
ル、アスタキサンチンジパルミトオレイン酸エステル、
アスタキサンチンジヘプタデカン酸エステル、アスタキ
サンチンジエライジン酸エステル、アスタキサンチンジ
リシノール酸エステル、アスタキサンチンペトロセリン
酸エステル、アスタキサンチンバクセン酸エステル、ア
スタキサンチンエレオステアリン酸エステル、アスタキ
サンチンプニシン酸エステル、アスタキサンチンリカン
酸エステル、アスタキサンチンパリナリン酸エステル、
アスタキサンチンガドール酸エステル、アスタキサンチ
ン5−エイコセン酸エステル、アスタキサンチン5−ド
コセン酸エステル、アスタキサンチンセトール酸エステ
ル、アスタキサンチンエルシン酸エステル、アスタキサ
ンチン5,13−ドコサジエン酸エステル、アスタキサ
ンチンセラコール酸エステル、アスタキサンチンデセン
酸エステル、アスタキサンチンステリング酸エステル、
アスタキサンチンドデセン酸エステル、アスタキサンチ
ンジオレイン酸エステル、アスタキサンチンジステアリ
ン酸エステル、アスタキサンチンジエイコサペンタエン
酸エステル、アスタキサンチンジドコサヘキサエン酸エ
ステル、アスタキサンチンジリノール酸エステル、アス
タキサンチンジリノレン酸エステル、アスタキサンチン
ジアラキドン酸エステル等のアスタキサンチン脂肪酸エ
ステルがある。
【0026】アスタキサンチンジグリセロリン酸エステ
ルの例としてはアスタキサンチンジクリセロリン酸エス
テル、アスタキサンチングリセロリン酸パルミチン酸、
アスタキサンチングリセロフォスファチジルコリンパル
ミチン酸、アスタキサンチングリセロフォスファチジル
コリンドコサヘキサエン酸、アスタキサンチングリセロ
フォスファチジルイノシトールパルミチン酸、アスタキ
サンチングリセロフォスファチジルイノシトールドコサ
ヘキサエン酸、アスタキサンチングリセロフォスファチ
ジルイノシトールリノール酸、アスタキサンチングリセ
ロフォスファチジルコリンリノール酸等がある
【0027】本発明のアスタキサンチンはアスタキサン
チンを持つ生物由来の天然のアスタキサンチン含有物を
使用することもできる。これら天然由来のアスタキサン
チン含有物の例としては、例えばファフィア等の酵母、
ヘマトコッカス等の藻類、フクジュソウ等の種子植物、
サンゴ等の空腸動物、アスタキサンチン含有物を食した
鶏等の鶏卵、オキアミ、エビ、カニ等の甲殻類等から抽
出されたアスタキサンチンがあるが価格が安価で臭いが
少なく薬理活註効果のすぐれているアスタキサンチン含
有鶏卵の卵黄及びオキアミ由来のアスタキサンチンが特
に有用である。
【0028】本発明のアスタキサンチンを含有するオキ
アミとは軟甲亜綱に属するオキアミ目の甲殻類またはそ
の抽出物であればよい。オキアミの例としては、通称、
オキアミ、南極オキアミ、またはクリル(Krill)
と呼ばれるエウファシアセアスペルバ(またはエウファ
シア スペルバ)やエウファシアセア ニクチファネ
ス、エウファシアセア ネマトスセリス、エウファシア
セア パシフィカ等があるが、中でも南極オキアミは、
安価に大量に捕獲できることから本発明に利用するオキ
アミとして特に適している
【0029】本発明のアスタキサンチンはオキアミの凍
結物、煮物、蒸物、乾燥物、粉砕物等の抽出物も利用で
きる。
【0030】本発明に利用できうるアスタキサンチンの
製造法は特に限定されず特開平3−48884及び特開
平2−49091に記述されている遊離型のアスタキサ
ンチン等の天然カロテノイドの抽出法を利用することも
でき、また従来の天然物からの油溶成分の抽出法も利用
できる。
【0031】例えば、アスタキサンチンが油溶性物質で
あることから、必要に応じそれらの天然物をアセトン、
アルコール、酢酸エチル、ベンゼン、クロロホルム等の
油溶性有機溶媒でアスタキサンチン含有成分を抽出し有
害な有機溶媒を常法により除去してジエステル型のアス
タキサンチン濃縮物が得られるが、その抽出方法は特に
限定されない。またこれらを第十二改正日本薬局法(廣
川書店、1991)及び第六版食品添加物公定書解説書
(廣川書店、1992)に掲載された既存の乳化剤で乳
化させて使用することもできる。
【0032】本発明に利用できうる高度不飽和脂肪酸結
合リン脂質の天然物からの製造法、抽出法は特に限定さ
れ無い。
【0033】高度不飽和脂肪酸結合リン脂質を含有する
鶏卵等の天然物そのものを使用することができるほか、
その凍結乾燥物や、高度不飽和脂肪酸結合リン脂質を含
有する油溶成分の抽出物も利用できる。
【0034】例えば、高度不飽和脂肪酸結合リン脂質が
油溶性物質であることから、必要に応じそれらの天然物
をアセトン、アルコール、酢酸エチル、ベンゼン、クロ
ロホルム等の油溶性有機溶媒で高度不飽和脂肪酸結合リ
ン脂質含有成分を抽出し有害な有機溶媒を常法により除
去して高度不飽和脂肪酸結合リン脂質濃縮物が得られる
が、その抽出方法は特に限定されない。またこれらを第
十二改正日本薬局法(廣川書店、1991)及び第六版
食品添加物公定書解説書(廣川書店、1992)に掲載
された既存の乳化剤で乳化させて使用することもでき
る。
【0035】本発明の化粧料に配合する高度不飽和脂肪
酸とリン脂質とアスタキサンチンの混合物の化粧料への
配合量は、化粧料に添加する高度不飽和脂肪酸の添加重
量1(純分換算)に対して、リン脂質を0.001から
10及びアスタキサンチンを0.0001から10の重
量比で添加すればよい。
【0036】本発明の高度不飽和脂肪酸結合リン脂質と
アスタキサンチンの混合物の化粧料への添加量は高度不
飽和脂肪酸結合リン脂質の重量1(純分換算)に対して
アスタキサンチンを0.0001から10の重量比で添
加すればよい。
【0037】本発明の高度不飽和脂肪酸及び高度不飽和
脂肪酸結合リン脂質の化粧料への配合量は特に限定され
ないが通常その効果を期待する場合はそれらの合計濃度
で0.0001mol以上を添加する。
【0038】本発明の化粧料の剤形はクリーム、エッセ
ンス、化粧水、乳液、マニュキュア、リップクリーム、
パック歯磨き、うがい薬、トローチ、浴用剤、シャンプ
ー、リンス、ヘアトニック、ヘアクリーム、養毛剤、育
毛剤、頭皮用剤等の化粧料へ添加可能なすべての剤形を
とることができる。
【0039】本発明の化粧料に既存の抗炎症成分または
消炎成分を併用又は混用するとアスタキサンチンの持つ
抗炎症作用との相乗効果が発揮できるのでこれら既存の
抗炎症成分または消炎成分を本発明の化粧料に配合する
こともできる。これは既存の化粧料と高度不飽和脂肪酸
とともに配合したアスタキサンチンの抗炎症作用が異な
る生理機構により作用し相乗効果を発揮する理由による
ものと考えられる。
【0040】本発明の化粧料に添加できる消炎成分とし
てはアニリン誘導体型消炎剤、サリチル酸誘導体型消炎
剤、ピラゾロン誘導体型消炎剤、インドメタシン系消炎
剤、メフェナム酸系消炎剤、抗痛風剤、鎮けい剤、鎮咳
剤、去たん剤、気管支拡張剤、呼吸機能改善剤、抗ヒス
タミン剤、抗アレルギー剤、好炎酵素剤等があり特に限
定されない。
【0041】本発明の化粧料に添加できうる安定剤とし
て抗酸化能を持つ物質を添加することもでき、例えばビ
タミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、ユビ
キノン及びこれらのビタミン誘導体、アスタキサンチン
以外のカロチノイド、システイン、グルタチオン、グル
タチオンペルオキシターゼ、SOD、クエン酸類、リン
酸類、ポリフェノール類、核酸、漢方薬、海草類、無機
物等、抗酸化作用を保持する既存の抗酸化物質より選択
される一種又は二種以上の混合物を併用して添加するこ
ともできる。
【0042】本発明の化粧料に添加できうる添加物とし
て化粧品原料基準第二版(1984)薬事日報社、化粧
品原料基準外成分規格(1993)薬事日報社、日本薬
局法及び食品添加物公定書解説書第6版(1992)廣
川書店に掲載された既存の添加物より選択される一種又
は二種以上の混合物を併用して添加することもできる。
【0043】本発明の化粧料に配合する高度不飽和脂肪
酸及び高度不飽和脂肪酸結合リン脂質として、高度不飽
和脂肪酸及び高度不飽和脂肪酸結合リン脂質高度不飽和
脂肪酸の蛋白質結合体を使用することもできる。
【0045】本発明の化粧料に配合する高度不飽和脂肪
酸及び高度不飽和脂肪酸結合リン脂質高度不飽和脂肪酸
の蛋白質結合体とは高度不飽和脂肪酸及び高度不飽和脂
肪酸結合リン脂質にプロテインが結合したものであれば
よく特に限定されない。
【0046】本発明のアスタキサンチン及びそのジエス
テル体又はそれらの混合物には必要に応じてゼラチン、
油脂類、等の被膜剤で被膜したものを使用することもで
きる。
【0047】
【作用】本発明の化粧料に配合する高度不飽和脂肪酸と
リン脂質とアスタキサンチンの配合化粧料及び高度不飽
和脂肪酸結合リン脂質とアスタキサンチンの配合化粧料
は、高度不飽和脂肪酸の単体を配合した化粧料よりも物
理的安定性の点ですぐれている。これは高度不飽和脂肪
酸とリン脂質との総合作用によりアスタキサンチンの持
つ強力な抗酸化作用を効率よく高度不飽和脂肪酸に作用
させることができうるためと推定せれる。
【0048】さらに高度不飽和脂肪酸源として高度不飽
和脂肪酸結合リン脂質とアスタキサンチンを同時に配合
すると高度不飽和脂肪酸がリン脂質とのエステル結合に
より安定化され、さらにアスタキサンチンの抗酸化作用
により空気酸化に対して保護されているためであると考
えられるが、高度不飽和脂肪酸結合リン脂質は生体中で
は酵素によりエステル結合が加水分解され高度不飽和脂
肪酸に変換されるため高度不飽和脂肪酸の薬理効果には
なんら影響しない。
【0049】また同時にアスタキサンチンの薬理効果も
期待でき、アスタキサンチンの分子内に持つ2つのケト
基と水酸基の存在により生体組織中で極めて高いラジカ
ルスカベンジング作用を示し脂質ヒドロペルオキシド生
成を抑制し過酸化脂質の生成を防止することにより生体
細胞の炎症の回復、遅延、防止、及び薬品の副作用軽減
に優れた作用を安定して示すものと考えられる。
【0050】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例により詳細に
説明するが本発明はこれらに限定されるものではない。
【0051】以下の実施例には、本発明の高度不飽和脂
肪酸結合リン脂質とアスタキサンチンを含有した市販組
成物(以下クジランパウダーという)を化粧料に配合し
たが、このクジランパウダーの成分組成を実施例1に示
す。ただし本発明に使用できる高度不飽和脂肪酸結合リ
ン脂質とアスタキサンチンの組成物の配合例はこれに限
定されるものではない
【0052】
【実施例1】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】
【表5】
【0057】実施例2 次の処方に従い常法により化粧水を製造した。 エチルアルコール 39.6 1,3ブチレングリコール 9.5 ヒマシ油 4.9 クジランパウダー 3.0 メチルパラベン 0.2 精製水 残分
【0058】実施例3 次の処方に従い常法により乳液を製造した。 アボガド油 11.0 ベヘニルアルコール 0.6 ステアリン酸 0.4 グリセリン脂肪酸エステル 0.9 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 1.1 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 0.4 クジランパウダー 3.0 1,3ブチレングリコール 10.1 メチルパラベン 0.2 香料 0.4 精製水 残分
【0059】実施例4 次の処方に従い常法によりクリームを製造した。 スクワラン 11.1 ステアリン酸 7.8 ステアリルアルコール 6.0 ミツロウ 1.9 プロピレングリコールモノステアレート 3.1 ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.1 クジランパウダー 3.0 1,3ブチレングリコール 11.9 メチルパラベン 0.2 香料 0.4 精製水 残分
【0060】実施例5 次の処方に従い常法によりパックを製造した。 ポリビニルアルコール 14.5 カルボキシメチルセルロースナトリウム 4.8 1,3ブチレングリコール 2.9 クジランパウダー 3.0 エチルアルコール 10.0 メチルパラベン 0.1 精製水 残分
【0061】実施例6 次の処方に従い常法により口紅を製造した。 ヒマシ油 45.3 ヘキサデシルアルコール 25.2 ラノリン 3.9 ミツロウ 4.8 オゾケライト 3.4 キャンデリラロウ 6.2 カルナウバロウ 2.1 メチルパラベン 0.1 クジランパウダー 3.0 酸化チタン 2.1 赤色色素 4.8 香料 0.1 水分 残分
【0062】実施例7 次の処方に従い常法によりファンデーションを製造し
た。 流動パラフィン 23.5 パルミチン酸イソプロピル 14.3 ラノリンアルコール 1.8 酢酸ラノリン 2.9 マイクロクリスタリンワックス 6.5 オゾケライト 7.7 キャンデリラロウ 0.4 メチルパラベン 0.1 クジランパウダー 3.0 酸化チタン 14.5 カオリン 13.9 タルク 5.7 着色顔料 3.9 香料 0.5 水分
【0063】実施例8 次の処方に従い常法により練り歯磨きを製造した。 第二リン酸カルシウム二水和物 45.5% カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.5% カラギーナン 0.5% グリセリン 9.8% ソルビトール 9.7% サツカリンナトリウム 0.1% ラウリル硫酸ナトリウム 2.3% 塩化ナトリウム 2.1% α−トコフェロール 0.4% クジランパウダー 1.0% 防腐剤 0.1% 香料 0.5% 精製水 残分
【0064】実施例9 次の処方に従い常法によりうがい液を製造した エチルアルコール 34.6% グリセリン 14.5% α−トコフェロール 0.4% クジランパウダー 1.0% 香料 0.1% 精製水 残分
【0065】実施例10 以下の処方に従い常法により養毛剤を製造した。 エチルアルコール 63.0% ヒマシ油 4.3 レゾルシン 0.7 メチルパラベン 0.1% トウガラシチンキ 0.4% α−トコフェロール 0.5% クジランパウダー 0.5% 精製水 残分
【0066】実施例11 次の処方に従い、常法によりシャンプーを製造した。 ラウリル硫酸トリエタノールアミン塩 15.0% ラウリン酸ジエタノールアミド 3.3% ポリアクリル酸トリエタノールアミン塩 0.3% ジンクピリジニウム−1−チオール−N−オキサイド 1.1% クジランパウダー 0.5% 色素 微量 香料 0.5% 精製水 残分
【0067】実施例12 次の処方に従い常法によりリンスを製造した。 塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム 1.4% ステアリルアルコール 0.6% グリセリルモノステアレート 1.5% 塩化ナトリウム 0.2% クジランパウダー 1.0% 精製水 残分
【0068】実施例13 次の処方に従い常法により浴用剤を製造した。 炭酸水素ナトリウム 35.5 % クエン酸 37.1% ポリエチレングリコール 2.1% 酸化マグネシウム 1.1% α−トコフェロール 0.5% クジランパウダー 25.0% 色素 微量 香料 2.0%
【0069】以下の実施例には、本発明の高度不飽和脂
肪酸とリン脂質とアスタキサンチンを含有した組成物
(以下Astax−PLという)を化粧料に配合した
が、このAstax−PLの成分組成を実施例14に示
す。ただし本発明に使用できる高度不飽和脂肪酸とリン
脂質とアスタキサンチンの組成物の配合例はこれに限定
されるものではない。
【0070】実施例14
【表6】
【0071】
【表7】
【0072】実施例15 次の処方に従い常法により化粧水を製造した。 エチルアルコール 39.6 1,3ブチレングリコール 9.5 ヒマシ油 4.9 Astax−PL 3.0 メチルパラベン 0.2 精製水 残分
【0073】実施例16 次の処方に従い常法により乳液を製造した。 アボガド油 11.0 ベヘニルアルコール 0.6 ステアリン酸 0.4 グリセリン脂肪酸エステル 0.9 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 1.1 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 0.4 Astax−PL 3.0 1,3ブチレングリコール 10.1 メチルパラベン 0.2 香料 0.4 精製水 残分
【0074】実施例17 次の処方に従い常法によりクリームを製造した。 スクワラン 11.1 ステアリン酸 7.8 ステアリルアルコール 6.0 ミツロウ 1.9 プロピレングリコールモノステアレート 3.1 ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.1 Astax−PL 3.0 1,3ブチレングリコール 11.9 メチルパラベン 0.2 香料 0.4 精製水 残分
【0075】実施例18 次の処方に従い常法によりパックを製造した。 ポリビニルアルコール 14.5 カルボキシメチルセルロースナトリウム 4.8 1,3ブチレングリコール 2.9 Astax−PL 3.0 エチルアルコール 10.0 メチルパラベン 0.1 精製水 残分
【0076】実施例19 次の処方に従い常法により口紅を製造した。 ヒマシ油 45.3 ヘキサデシルアルコール 25.2 ラノリン 3.9 ミツロウ 4.8 オソケライト 3.4 キャンデリラロウ 6.2 カルナウバロウ 2.1 メチルパラベン 0.1 Astax−PL 3.0 酸化チタン 2.1 赤色色素 4.8 香料 0.1 水分 残分
【0077】実施例20 次の処方に従い常法によりファンデーションを製造し
た。 流動パラフィン 23.5 パルミチン酸イソプロピル 14.3 ラノリンアルコール 1.8 酢酸ラノリン 2.9 マイクロクリスタリンワックス 6.5 オゾケライト 7.7 キャンデリラロウ 0.4 メチルパラベン 0.1 Astax−PL 3.0 酸化チタン 14.5 カオリン 13.9 タルク 5.7 着色顔料 3.9 香料 0.5 水分
【0078】実施例21 次の処方に従い常法により練り歯磨きを製造した。 第二リン酸カルシウム二水和物 45.5% カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.5% カラギーナン 0.5% グリセリン 9.8% ソルビトール 9.7% サツカリンナトリウム 0.1% ラウリル硫酸ナトリウム 2.3% 塩化ナトリウム 2.1% α−トコフェロール 0.4% Astax−PL 1.0% 防腐剤 0.1% 香料 0.5% 精製水 残分
【0079】実施例22 次の処方に従い常法によりうがい液を製造した。 エチルアルコール 34.6% グリセリン 14.5% α−トコフェロール 0.4% Astax−PL 1.0% 香料 0.1% 精製水 残分
【0080】実施例23 以下の処方に従い常法により養毛剤を製造した。 エチルアルコール 63.0% ヒマシ油 4.3 レゾルシン 0.7 メチルパラベン 0.1% トウガラシチンキ 0.4% α−トコフェロール 0.5% Astax−PL 0.5% 精製水 残分
【0081】実施例24 次の処方に従い、常法によりシャンプーを製造した。 ラウリル硫酸トリエタノールアミン塩 15.0% ラウリン酸ジエタノールアミド 3.3% ポリアクリル酸トリエタノールアミン塩 0.3% ジンクピリジニウム−1−チオール−N−オキサイド 1.1% Astax−PL 0.5% 色素 微量 香料 0.5% 精製水 残分
【0082】実施例25 次の処方に従い常法によりリンスを製造した。 塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム 1.4% ステアリルアルコール 0.6% グリセリルモノステアレート 1.5% 塩化ナトリウム 0.2% Astax−PL 1.0% 精製水 残分
【0083】実施例26 次の処方に従い常法により浴用剤を製造した。 炭酸水素ナトリウム 35.5 % クエン酸 37.1% ポリエチレングリコール 2.1% 酸化マグネシウム 1.1% α−トコフェロール 0.5% Astax−PL 25.0% 色素 微量 香料 2.0%
【0084】比較例1 以下の比較例により本発明の効果を確認した。試験区に
は本発明の前記実施例2から14のクジランパウダー
0.5から25.0%配合化粧料を、コントロール区に
はクジランパウダーの代わりにドコサヘキサエン酸を
1.82%とエイコサペンタエン酸を4.27%含有す
る天然油脂を配合した化粧料を製造し各々を温度40℃
に保ち、6ヵ月後化粧料の臭覚テストを実施した。臭覚
テストは臭覚の優れた成人20人がそれぞれの化粧料の
臭いをテストし次の基準により評価した。即ち甚だしく
悪臭を発し化粧料として使用できないものを0点、中程
度の悪臭を発し実用に使用困難なものを1点、多少の悪
臭を発するものの実用に耐ええるものを2点、殆ど異臭
を発しないものを3点、全く悪臭の無いものを4点とし
て評価し20人の合計を求めその単純平均値を下表に示
した。本比較試験の結果、下表に示す通り本発明のクジ
ランパウダーを含有する化粧料はコントロールに比較し
悪臭の発生が目覚ましく抑制され長期間保存しても悪臭
の発生しないドコサヘキサエン酸,エイコサペンタエン
酸配合の化粧料を製造しうることが確認された。
【0085】
【表8】
【0086】比較例2 (安定性試験)下記のドコサヘキサエン酸及び本発明の
ドコサヘキサエン酸結合体等の40℃における30日間
の室温放置における安定注を比較した。安定注の指標と
して増加する過酸化物価を比色法により測定した。
【0087】
【表9】
【0088】
【発明の効果】本発明の化粧料は、高度不飽和脂肪酸と
リン脂質とアスタキサンの混合物、高度不飽和脂肪酸結
合リン脂質とアスタキサンチンの混合物、高度不飽和脂
肪酸結合リン脂質から選択される一種又は二種以上の混
合物を含有することにより酸化されやすく不安定な高度
不飽和脂肪酸を安定に化粧料に配合でき、高度不飽和脂
肪酸の効果が最大限に期待できる化粧料を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/027 A61K 7/027 7/06 7/06 7/075 7/075 7/08 7/08 7/16 7/16 7/50 7/50

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高度不飽和脂肪酸とリン脂質とアスタキサ
    ンチンを含有する化粧料
  2. 【請求項2】高度不飽和脂肪酸結合リン脂質とアスタキ
    サンチンを含有する化粧料
  3. 【請求項3】高度不飽和脂肪酸結合リン脂質を含有する
    化粧料
  4. 【請求項4】高度不飽和脂肪酸とリン脂質とアスタキサ
    ンの混合物、高度不飽和脂肪酸結合リン脂質とアスタキ
    サンチンの混合物、高度不飽和脂肪酸結合リン脂質から
    選択される二種以上の混合物を含有する化粧料
  5. 【請求項5】高度不飽和脂肪酸がドコサヘキサエン酸、
    エイコサペンタエン酸、アルファリノレイン酸の中から
    選択される一種又は二種以上の混合物である請求項1か
    ら4の化粧料
  6. 【請求項6】請求項1と4記載のリン脂質及び請求項2
    から4記載の高度不飽和脂肪酸結合リン脂質を構成する
    リン脂質がホスファチジルコリン、ホスファチジルエタ
    ノールアミン、リゾホスファチジルコリン、スフィンゴ
    エミリンから選択される一種又は二種以上のリン脂質で
    ある請求項1から5の化粧料
  7. 【請求項7】高度不飽和脂肪酸結合リン脂質がオキアミ
    及びイカから抽出されたドコサヘキサエン酸結合ホスフ
    ァチジルコリン、ドコサヘキサエン酸結合ホスファチジ
    ルエタノールアミン、ドコサヘキサエン酸結合リゾホス
    ファチジルコリン ドコサヘキサエン酸結合スフィンゴ
    エミリン,エイコサペンタエン酸結合ホスファチジルコ
    リン、エイコサペンタエン酸結合ホスファチジルエタノ
    ールアミン エイコサペンタエン酸結合リゾホスファチ
    ジルコリン、エイコサペンタエン酸結合スフィンゴエミ
    リンの中から選択される一種又は二種以上の混合物とア
    スタキサンチンを含有する化粧料
  8. 【請求項8】高度不飽和脂肪酸結合リン脂質が鶏卵から
    抽出されたドコサヘキサエン酸結合ホスファチジルコリ
    ン、ドコサヘキサエン酸結合ホスファチジルエタノール
    アミン、ドコサヘキサエン酸結合リゾホスファチジルコ
    リン、ドコサヘキサエン酸結合スフィンゴエミリン,エ
    イコサペンタエン酸結合ホスファチジルコリン、エイコ
    サペンタエン酸結合ホスファチジルエタノールアミン、
    エイコサペンタエン酸結合リゾホスファチジルコリン、
    エイコサペンタエン酸結合スフィンゴエミリンの中から
    選択される一種又は二種以上の混合物とアスタキサンチ
    ンを含有する化粧料
  9. 【請求項9】高度不飽和脂肪酸とリン脂質とアスタキサ
    ンチンの混合物又は高度不飽和脂肪酸結合リン脂質とア
    スタキサンチンの混合物を含有する鶏卵又は鶏卵粉又は
    それらの抽出物を含有する化粧料
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