JP2009143952A - 生酵母細胞誘導体を含有するリップトリートメント - Google Patents

生酵母細胞誘導体を含有するリップトリートメント Download PDF

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Abstract

【課題】唇を迅速に湿潤し、なめらかにし、荒れを治癒し、唇に存在するひび割れた細胞の迅速な剥離をもたらすリップトリートメントの提供。
【解決手段】生酵母細胞誘導体のごときバイオ酵母成分と、適当なキャリヤーとを含有するリップトリートメント。その生酵母細胞誘導体は、特定波長の紫外光線を照射することによって誘起されるような非致死的ストレスに長期間曝した酵母細胞の細胞内容物を溶解し、濃縮することによって生産される。該リップトリートメントで処理された唇は柔軟でふくよかな状態に修復される。
【選択図】なし

Description

本発明は、一般にバイオ酵母誘導体を含有する化粧品組成物に関し、この化粧品組成物は唇に塗るのに適したものである。より詳細には、本発明は、湿潤(moisturizing agent)、治癒(healing)および潤滑(smoothing)剤として作用する生きた酵母細胞誘導体を含むリップステイックまたはポマードに関する。
発明の背景
唇の皮膚は、人体の他のいずれの場所の皮膚とも組織的に相違している。唇は唇以外の皮膚、または典型的な皮膚に比べて、より薄い角質層とより少量の脂質とを有している。このことが、水分が唇を通過し、唇から放散するのを容易にしている。実際のところ、唇を通して失われる水分の量は、典型的皮膚を通して失われる水分の量よりも10倍も多い。このことが唇を非常に乾き易いものにしており、時間の経過と共に唇の荒れはひどくなり易い。
また、唇の角質層は高い代謝回転率を有している。すなわち、角質細胞は常に剥がれ落ちている。この剥がれ落ちの過程の一部として、死んだ細胞のくずが唇の表面上にフレーク状につく。唇が乾燥している時には、これらのフレークが一層目立つ。さらに加えて、唇には典型的皮膚に比較してメラニン産出細胞であるメラノサイトの数が少ない。多数のメラノサイトが存在していないために、唇はメラニンが少なく、紫外線による日焼けの損傷を受け易い。
したがって、消費者は、唇の傷つき易いデリケートな表面に潤いを与え、荒れを治し、なめらかにするのによく効くリップトリートメントを要望している。現在市場に存在するリップトリートメント製品のほとんどは、唇から散逸する水分の量を制限する保湿オイルまたはワックスから構成されている。これらの製品は現状の乾燥状態に対してはまったく対処できず、単にそれ以上の乾燥を防止するだけのものである。いくつかの製品では、さらに湿潤成分と治癒成分とが含有されている。しかし、このような製品の効果はバラツキが大きい。
酵母細胞誘導体は、本発明の当技術分野で一般的な皮膚トリートメントとして公知となっている。Spertiに与えられた米国特許第2320478号明細書には、本発明の1つの好ましい成分である生酵母細胞誘導体が開示されており、またそれをローション、クリームおよびオイルの形で一般的に局所使用することが開示されている。この特許明細書は、生酵母細胞誘導体が皮膚呼吸を促進することを教示している[第2欄、10−18行]。しかしながら、唇組織の呼吸の促進は、水分損失の増加を招くと予想される。したがって、この誘導体は唇組織に有益なものとは思われない。唇は、非常に乾きによって傷み易いので、水分損失速度を増加させるようなものが化粧品に存在するのは唇にとってきわめて有害であり、その製品によってもたらされる他の利益を上回るものである。
今回本発明によって、誠に驚くべきことながら、生酵母細胞誘導体をリップトリートメント、リップ香膏、リップスティックまたはポマードなどとしてリップ化粧剤に配合した場合には、唇、特に乾性の唇に対して劇的な湿潤化、治癒および潤滑化の効果を示すことが見いだされた。この生酵母細胞誘導体は、長時間にわたって特定波長の紫外光線に曝すことなどにより非致死的ストレスを加えた酵母細胞の細胞成分を溶解し、濃縮することによって生産される。
本願の譲受人は、1996年2月15日に出願した目下係属中の米国特許願No.8/602004を有する。この係属中の特許願は、目の下の皮膚の変色を処置することを目的とした組成物を対象とするものであり、その組成物はキャリヤー内にマグネシウムアスコルビルホスフェート、トコフェロールアセテート、レチノールパルミテートといった他の活性成分とともに生酵母細胞誘導体を含有している。
発明の要約
上記の背景に鑑み、本発明の第一の目的は、有効量の生酵母細胞誘導体を含有するリップ組成物を提供することである。
本発明のいま1つの目的は、湿潤化、治癒および潤滑化の特性を有するリップ組成物を提供することである。
本発明のさらにいま1つの目的は、ひび割れた唇細胞を迅速に剥落させ、唇にしなやかで柔軟な組織を再生させるリップ組成物を提供することである。
本発明のいま1つの目的は、リップ化粧品キャリヤーと相容性があり、リップスティック、リップ香膏、ポマードなどのリップトリートメントに配合使用するのに適当な生酵母細胞誘導体を提供することである。
上記の目的および利点を達成するため、本発明は、要約すると、唇に塗るのに適した化粧品用キャリヤー内に生酵母細胞誘導体を配合するものである。
本発明はさらに、長時間非致死的外傷を加えた酵母細胞から得られた酵母細胞誘導体を含有する組成物を包含する。このように処理することにより、酵母細胞に独特な治癒の働きのある化合物を産生させ、生じた酵母細胞誘導体中にこの化合物は含有される。本組成物はさらに唇に施用するのに適したキャリヤーを含有する。
好ましい実施形態の説明
本発明の生酵母細胞誘導体は、上記したようにSpertiに与えられた米国特許第2320478号明細書に実質的に記載されている。この特許は本明細書において参照されている。本発明は、唇に施用するのに適したキャリヤー内に、1成分として生酵母細胞誘導体(live yeast cell derivative)(以下、単に“LYCD”とも略記する)を含有する局所用組成物を含んでいる。
LYCDは高溶解性物質である。このLYCDは好ましくは次の方法によって製造される。すなわち、酵母培養物を発酵器に入れる。制御された温度条件下で十分な通気を伴って、適当な栄養培地を使用することによって酵母培養物は生育条件下に置かれる。ついで、その生きている酵母細胞は“損傷”工程に置かれるが、それはたとえば、特定波長(286nm)の紫外光線の照射によって行われる。細胞は種々の防御物質を産生することによって紫外光線の細胞衰弱化作用に対して反応する。
この“損傷”工程は、複雑な生化学的防御機構が完成されるまで(これには数日間かかる)続けられる。発酵はタンパク質分解酵素を使用して不溶性細胞壁物質を破壊することによって停止される。この不溶性細胞壁物質のバルクを遠心分離によって除去すると、細胞の原形質が後に残る。ついで、その原形質誘導体を濃縮し、生物活性を評価する。このLYCD誘導体は、凍結乾燥または噴霧乾燥によって濃縮することができる。市場には吸湿性微粉末あるいは濾過済溶液として提供される。好ましい形態は精製粉末である。
次に、LYCDの粉末または溶液は、唇に施用するのに適したキャリヤー内に配合される。LYCDは、好ましくはリップスティックまたは他の組成物の全重量の約0.01乃至15.00重量%の量で配合される。15%よりも高濃度とするとLYCDのコストが許容限度を超える。1つの好まし実施形態においては基剤が組成物の全重量の約70.00乃至90.00重量%を占め、LYCDが約0.01乃至15.00重量%、着色剤が約15.00重量%まで、香料が約3.00重量%まで、およびたとえば皮膚保護剤などの他の成分が約0.01乃至10.0重量%配合される。皮膚保護剤には約0.50乃至2.0重量%の量でアラントインが含まれるべきである。
本発明によるいま1つの好ましいリップ組成物は、生酵母細胞誘導体と適当なキャリヤーまたは基剤を含有し、その生酵母細胞誘導体は、サッカロマイセス細胞溶解物誘導体である。この好ましい実施形態のリップ組成物は生酵母細胞誘導体を約0.01乃至15%含有するのが好ましい。キャリヤーまたは基剤は、そのリップ組成物の全重量の好ましくは約60乃至90重量%、最も好ましくは76重量%を占める。そしてキャリヤーの一部または大部分を構成する湿潤化剤はほぼ同じ量含有される。
好ましい湿潤化剤の例をあげれば、ラノリン、植物油、ひまし油、イソプロピルパルミテート、鉱油、ペトロラタム、アボカド油、大豆油、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、ジイソプロピルダイマーエート、メチコーンまたはこれらの組み合わせである。
本発明の好ましいリップ組成物は、さらに治癒剤を約0.60%含有する。好ましい治癒剤の例あげれば、ビタミンE、アラントイン、カンデリラワックス、アロエベラ、ペトロラタム、カラミン、ジメチコン、ココアバター、サメ肝油、グリセリン、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、カオリン、酢酸亜鉛、炭酸亜鉛またはこれらの組み合わせである。
好ましいリップ組成物はさらに保湿ワックス類を約15.0%含有する。好ましいワックスの例あげれば、カンデリラワックス、セレシンワックス、オゾケライト、ラノリンワックス、密蝋、パラフィン、微結晶ワックス、動物性ワックス、植物性ワックス、合成ワックス、鉱物性ワックス、日本蝋、鯨蝋、ひまわりワックス、オレンジワックス、シェラックワックス、ライスワックス、ジョジョバワックス、バラ蝋、ジャスミン蝋またはこれらの組み合わせである。
さらに、特定の好ましいリップ組成物は、着色剤または付加的活性成分を含有しうる。好ましい活性成分の例としては、アラントイン、アロエベラ、エラスチン、コラーゲン、ビタミンEとその誘導体、ビタミンAとその誘導体、リポゾーム、ヒアルロン酸ナトリウム、水、植物抽出物、リン脂質、シルク粉、マツヨイグサ油、コレステリルブログルタミン酸エステル、ヒアルロン酸、バラ実油、ラウロイルリシンまたはこれらの組み合わせである。
本発明による最も好ましいリップ組成物は、ヒドロキシル化ラノリンとポリブテンを含む基剤を約70乃至90重量%および生酵母細胞誘導体を約0.01乃至15重量%含有する。最適には、LYCDは約0.5重量%の量で存在する。
最も好ましくは、本組成物はさらに約2.0乃至9.0重量%の着色剤と約76重量%の基剤を含有する。
以下の実施例は、本発明を説明するための好ましい例示的実施例である。すべてのパーセント値は、組成物全重量に対する当該成分の重量割合である(これは実施例2乃至7についても同様である)。
実施例1
トリートメントリップスティック
重量%
LYCD 0.50

基 剤 約76.45
基剤は下記の成分を含有しうる:
オゾケライト170−D 5.50
ポリエチレン−線状PL 3.00
微結晶ワックスホワイト 5.00
ラノリン−微香性 12.00
ジグリセリルジイソステアレート 11.50
スクロースアセテートイソブチラート 10.00
イソプロピルイソステアレート 5.00
シリカビードS−700−日本 2.00
プロピルパラベン 0.20
ジイソプロピルダイマーレート 22.25

全着色剤 約13.00
着色剤は下記の成分を含有しうる:
顔料 4.00乃至12.00
硫酸バリウム 0.00乃至 3.50
パール 0.00乃至 7.00
雲母微粉 1.00乃至 4.00

その他の成分 約9.925
その他の成分は下記成分を含有しうる:
アラントイン 0.60
その他の皮膚保護剤 9.325

芳 香 剤 約0.125
上記の基剤成分は、トリートメントリップスティックの基剤成分として当業者が含めると考えられるもののうちの代表的1例を単に例示したものにすぎない。
実施例1のリップスティックをその効能について何も知らせないで消費者に評価してもらい、本発明の当該実施形態の全体的満足度、審美性、認知された性能を調べた。すなわち、2週間、消費者の家庭で試用してもらった。56人のテスト参加者に対して、試用7日目および14日目に調査を行った。テスト参加者はすべて女性であり、年齢は25才から55才までであった。そして、自分自身は唇が乾きやすいかまたは荒れ性であるが、ひび割れたり、出血したりすることはないとしていた。次の表は調査の結果をまとめたものである。結果は設問に解答した者のパーセントで表されている。空所で残されている箇所は、解答者がその日まで当該項目に関してテストを行わなかったものである。
テスト項目 7日目 14日目
丁度よい量の色が唇につく 74%
非常に/かなり均等な色である 95
べたつき過ぎない/まったくべたつかない 91
満足できる 100
塗った時に非常に/かなり魅力的に見える 73
非常によく/かなり目立つ製品 90
好きな味でも嫌いな味でもない 73
非常に/かなり上品 90 93
非常に/普通に効果的な湿潤化剤である 80 75
予想よりもはるかに/いくらか永もちする 66 62
非常に/かなりつけやすい 76 79
あなたの唇は治りましたか? はい 78 77
唇がより豊かに見えますか? はい 62 64
唇はより自然な形の組織に戻りましたか? はい 56 55
唇は柔らかな感じになりましたか? はい 79 84
唇は若く見えるようになりましたか? はい 53 58
唇の線/皺は少なくなりましたか? はい 60 64
唇は滑らかに見えるようになりましたか? はい 75 80
きわめてクリーミーですか? はい 90 89
すべりは良いですか? はい 100 96
唇が乾燥するのが防止されましたか? はい 84
唇の皮がむけるのが防止されましたか? はい 74 76
格別に豊かな色を与えましたか? はい 74 73
唇の本来の形がはっきりしましたか? はい 64 64
唇は以前よりふっくらと見えますか? はい 52 64
唇は以前より豊潤な感じがしますか? はい 78 82
けばだちはありませんか? はい 55 71
全範囲をカバーできましたか はい 93 91
塗った後長くついていましたか? はい 83 82
唇の外観は向上しましたか? はい 79 82
これらのデータは、試用者が使用7日目および14日目のいずれの調査においても自分の唇の外観の著しい改善を認識したとの結論を支持するものである。連続使用によって、実施例1の製品は、それまでこれらの回答者を悩ませていた唇のはがれ、ひび割れた乾燥状態を効果的に治癒することができた。
さらに唇に塗った場合に水分を増加させ得るか、また、水分の損失を防止させ得るかについての実施例1の好ましい実施形態の性能を調べるため、追加のテストを実施した。
前記したように、実施例1の製品はLYCD、保湿ワックスおよびコレステリルブログルタメエートやアロエベラゲルのような湿潤成分を含有しているものである。
1時間後 2時間後
水分含有量 +432% +305%
水分損失の減少 31% 28%
試験は25才から45才までの15人の女性被験者に対して実施された。これら被験者は、試験時間中くり返し唇を濡らすよう指示された。30分間の慣らし時間後に、無意識に唇を濡らさないように、各被験者の口の中に物理的抑えとして木製の舌抑えを横に挿入した。5分後、ベースライン値を測定した。ベースライン測定値を取り終わった後、被験者に普通のやり方で実施例1の製品を塗ってもらった。1時間後と2時間後に各被験者の下唇から測定値を取った。
唇の水分はSkicon-200 Conductanceメーターを使用して測定した。この測定器は水分含有量を反映する皮膚の伝導度を計るものである。測定はベースライン(慣らし後で、リップスティックを塗る前)の時点に行われた。参加者は唇についておよそ50のSkicon値を有していた。測定はまたリップスティックを塗った1時間後と2時間後に行われた。各測定ごとに1つの測定箇所について5回の測定を行い、得られた測定値の平均を計算した。この値が高いほど唇の含水レベルおよび湿り度が増加したことを示す。得られた測定平均値は以下のとおりであった。
ベースライン 58.4 1時間後 310.5 2時間後 236.5上記したように、この試験結果は1時間後に湿り度について432%の増加があり、2時間後には305%の増加があったことを示している。
水の損失すなわち唇のバリヤー機能はServomed Evaporimeterを使用して測定された。表皮を通じて起こる水の損失(TEWL:transepidermal water loss)は、唇の角質層のバリヤー機能を反映したものである。このバリヤーに欠陥があると水の損失値は高くなる。保湿剤を含む製品は水分損失を減らし、1つのバリヤーを提供する。したがって、リップスティックを塗った後にTEWL値が下がったことは、その製品の保湿性能により水の損失が防止されたことを意味する。
実施例1の製品の臨床的効果、およびひび割れて傷んだ唇を修復する性能を調べるために第3の試験を実施した。試験は18乃至55才の15人の女性について行われた。これらの女性はすべて乾性の唇を持つ人達であって、カナダのWinnipegの乾燥した寒冷な環境では常に唇用香膏を使用している女性である。これらの試験参加者に、試験の開始前3日間はいかなるリップトリートメント製品も使用しないよう指示した。その後、実施例1の製品をいつも自分達が使っていたリップスティックを使うのと同じやり方で2週間試用してもらった。各参加者には、1本の着色リップスティックと1本の透明リップスティックが渡された。被験者は、着色リップスティックか透明リップスティックかいずれかを選んで、少なくとも2時間ごとならびに各食事後にリップスティックをつけた。被験者はまた、試験期間中に他のいかなるリップスティック製品も使用しないよう指示された。そして唇の評価の日には、唇の検査の便宜上、目視評価の2時間またはそれ以上前には透明なリップスティックだけをつけるように指示された。また、その目視評価前の期間には、唇に水が接触するのを避けるよう指示された。これら被験者の唇を、トリートメントの0日目、3日目、7日目、10日目、14日目にそれぞれ専門の評点者が目で見て評価した。
試験の全体を通じて、参加者の唇を評価記録するために高品位写真が使用された。その写真は、トリートメント期間中に明らかに乾きと鱗片が減少したことを示した。トリートメント7日後および14日後には唇は湿って潤いがあり、なめらがで、ふっくらとしてふくよかに見えた。鱗片の明らかな減少に加えて、ごく細かい線の交差模様あるいは湿って潤いのある時に現れるキルティング模様が増加したように見えた。キルティング模様の出現は、唇の組織が正常な健康状態まで戻ったことを示す。
日数 被験者のパーセント 改善度パーセント
3 93 33
7 100 37
10 100 34
14 93 54
すなわち、トリートメント開始後3日目で、本組成物は被験者の93%の乾燥を改善した。改善は14日間続き、14日目には乾きの減少は最大レベルに達した(ベースラインから54%改善)。
LYCD成分は、たとえば、ポットグロス、ワンドリップグロス、リップ香膏またはポマード、リップコンディショナーまたは他のリップスティックといったあらゆる許容されるリップ製品キャリヤーに、着色剤の濃度を変えながら配合することができる。ポットグロスに配合されるLYCD成分の量は、組成物の全重量の好ましくは、約0.50乃至15.0重量%である。基剤の量は、好ましくは、約40乃至90重量%の範囲とすることができる。以下に各種のリップ製品組成とLYCDを含有しうるキャリヤーの例を記載する。
実施例2
ポットグロス
重量%
LYCD 1.00

基 剤
基剤は下記の成分を含有しうる:
カンデリラワックス 2.0
セレシンワックス1670 2.0
ヒドロキシル化ラノリン 12.0乃至27.0
オゾケライト 3.0
安息香酸 0.2
PPG−5ラノリンワックス 8.0
大豆油−マレエート化(UNF) 2.0
プロピレングリコールリシノレート 2.7
ポリブテン 25.0
カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 13.3
アンモニウムグリシルリジナート 0.35
ひまし油 100.0となるまでの量
レシチン 1.3
この組成物は下記の好適な量で下記の付加的成分を好ましくは含有させることができる:約0.10乃至10.0%の着色剤、約10乃至30%の他の非基剤成分、当該非基剤成分はたとえば粉末、ビタミン、香料、フレーバー、オイル、ワックス、エステル、保存剤および水などである。
着色剤の例は、顔料および硫酸バリウム(約1.2乃至5.0%)並びにパール(約7.0%まで)などである。その他成分の例は、エチルヘキシル−メトキシケイ皮酸エステル、ベンゾフェノン又は他の日焼け止め(約1.00%またはそれ以上)である。ビタミンの例は、ビタミンE(約0.05%)、ビタミンC、ベータカロチンおよびビタミンAパルミチン酸塩1.65×10(約0.01%)である。約0.1%の芳香剤または香料を含有させることができる。各実施例において、痕跡量の他の成分をさらに含有させるとができる。
実施例3と4
リップポマード
リップポマードには、LYCDは組成物の全量の好ましくは0.30乃至1.50重量%、より好ましくは1.00重量%配合される。基剤は好ましくは約60.0乃至95.0%を占め、下記成分を含有することができる:
重量%
実施例3 実施例4
ひまし油−保存したもの 39.310乃至 44.780乃至
42.960 44.960
脱蝋ラノリン 4.400 4.400
イソプロピルパルミテート 14.300 14.300
蜜蝋 10.400 10.400
オゾケライト170−D 2.700 2.700
脂肪酸トリグリセリド 9.600 9.600
カンデリナワックス 7.200 7.200
セチルアルコール 3.300 3.300
ブチル化ヒドロキシアニソール
またはブチル化ヒドロキシトルエン 0.010 0.010
アンモニウムグリシルリジナート 0.350乃至 0.150乃至
1.000 0.350
安息香酸 0.200 0.200
メタノール−無臭性−日本 −−− 0.500
この組成物は、下記の好ましい範囲でさらに下記の成分を含有することができる:顔料などの着色剤(約0.05乃至15.0%);エチルヘキシル−メトキシケイ皮酸エステルなどのその他成分(約3.00%)またはベンゾフェノンなどの他の日焼け止め;および芳香剤/香料(約1.50乃至3.00%)。
実施例5
揮発性基剤リップスティック
揮発性基剤リップスティックには、LYCDは好ましくはその揮発性基剤リップスティック組成物の約0.30乃至5.00%の量で配合され、基剤は好ましくはその組成物の約60乃至90%を占める。
重量%
LYCD 1.00
基 剤
基剤は下記の成分を含有しうる:
ポリエチレン 7.00
オゾケライト 4.25乃至6.25
ジイソステアリルマレエート 8.50
スクロースアセテートイソブチラート 13.00
微結晶ワックス 1.00
ステアリルアルコール 0.001
エチルヘキシルパルミテート 2.00
アラントイン 0.20
ビタミンE 0.05
シクロメチコン−テトラマー 35.00
ナイロン粉末−球形 3.00
ジイソプロピルダイマーレート 6.9969乃至8.9969
LYCDの量は約0.50乃至2.0重量%の範囲とすることができる。約16%の量の着色剤は、たとえば、D&Cレッド#21(0.30%)、顔料/パール(16.70%)、および体質顔料(0.00乃至乃至0.0001%)を含有することができる。
実施例6
リップコンディショナー
リップコンディショナーには、LYCDは好ましくはそのリップコンディショナー組成物の約0.10乃至2.00%の量で配合され、基剤は好ましくはこのリップコンディショナー組成物の約70乃至95%を占める。
重量%
LYCD 1.00
基 剤
基剤は下記の成分を含有しうる:
脱イオン水 58.94
四ナトリウムEDTA 0.10
グリセリン 5.00
キサンタンガム 0.10
ぶどう油 5.00
ひまわり油 5.00
植物油トリグリセリド 3.00
スクアラン 2.00
大豆ステロール 1.00
POE(40M)ステアレート 2.00
ミリスチルミリステート 2.00
セチルアルコール 2.00
グリセリルモノステアレート 2.50
ヨードプロピニルブチルカルバメート 0.30
シクロメチコン 3.00
エチルヘキシル−メトキシケイ皮酸エステル 4.50
リポゾームビタミンA/C/E/ベータカロチン 0.02
ベンジルアルコール 1.00
ベンゾフェノン3 1.00
アロエベラゲル粉末 0.01
野生カミツレ 0.03
2−フェノキシエタノール 0.50
実施例7
強力リップ香膏
強力リップ香膏では、基剤は下記の強力リップ香膏組成物の好ましくは約75乃至95%を占め、そしてLYCDは好ましくは約0.10乃至10.00%の量で配合される。芳香剤の量は、好ましくは本組成物の約5.00%までである。
重量% LYCD 0.50

基 剤
ペトロラタム、薄味 84.95
ベンジルアルコール 0.50
エチルヘキシル−メトキシケイ皮酸エステル 7.50
ベンゾフェノン3 3.00
パラフィンワックス 1.00
ブチル化ヒドロキシトルエン
またはブチル化ヒドロキシアニソール 0.50
植物油トリグリセリド 2.00

芳 香 剤 0.50
以上、本発明をその好ましい実施形熊を特に参照して説明したが、添付の請求の範囲に記載された本発明の精神と範囲から逸脱することなく、これら実施形態には各種の変更がなし得ることは明らかであろう。

Claims (20)

  1. 生酵母細胞誘導体と適当なキャリヤーとを含有するリップ組成物。
  2. 生酵母細胞誘導体がサッカロマイセス細胞溶解物誘導体である請求項1記載のリップ組成物。
  3. 約0.01%から約15%までの量で生酵母細胞誘導体を含有している請求項1記載のリップ組成物。
  4. 生酵母細胞誘導体と適当なキャリヤーとを含有し、それを人の唇につけた後に治癒、潤滑化および湿潤化の性質を与えるリップ組成物。
  5. リップ組成物の全重量の約76重量%のキャリヤーと約0.01重量%から約15重量%までの生酵母細胞誘導体とを含有するリップ組成物。
  6. さらに約75%の湿潤化剤を含有する請求項5記載のリップ組成物。
  7. 該湿潤化剤が、ラノリン、植物油、ひまし油、イソプロピルパルミテート、鉱油、ペトロラタム、アボカド油、大豆油、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、ジイソプロピルダイマーエート、メチコーンおよびこれらの組み合わせからなる群から選択されてなる請求項6記載のリップ組成物。
  8. さらに治癒剤を約0.60%含有している請求項5記載のリップ組成物。
  9. 治癒剤が、ビタミンE、アラントイン、カンデリラワックス、アロエベラ、ペトロラタム、カラミン、ジメチコン、ココアバター、サメ肝油、グリセリン、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、カオリン、酢酸亜鉛、炭酸亜鉛およびこれらの組み合わせからなる群から選択されてなる請求項8記載のリップ組成物。
  10. さらに保湿ワックスを約15.0%含有している請求項5記載のリップ組成物。
  11. 保湿ワックスが、カンデリラワックス、セレシンワックス、オゾケライト、ラノリンワックス、密蝋、パラフィン、微結晶ワックス、動物性ワックス、植物性ワックス、合成ワックス、鉱物性ワックス、日本蝋、鯨蝋、ひまわりワックス、オレンジワックス、シェラックワックス、ライスワックス、ジョジョバワックス、バラ蝋、ジャスミン蝋およびこれらの組み合わせからなる群から選択されてなる請求項10記載のリップ組成物。
  12. さらに着色剤を含有している請求項5記載のリップ組成物。
  13. さらにアラントイン、アロエベラ、エラスチン、コラーゲン、ビタミンEとその誘導体、ビタミンAとその誘導体、ビタミンCとその誘導体、リポゾーム、ヒアルロン酸ナトリウム、水、植物抽出物、リン脂質、シルク粉、マツヨイグサ油、コレステリルブログルタミン酸エステル、ヒアルロン酸、バラ実油、ラウロイルリシンおよびこれらの組み合わせからなる群から選択された付加的活性成分を含有している請求項5記載のリップ組成物。
  14. 前記組成物を唇に施用した1時間後に唇の湿り度が約4倍増加する請求項5記載のリップ組成物。
  15. 前記組成物を一旦唇に施用すると、その唇に存在するひび割れた細胞の迅速な剥離をもたらす請求項5記載のリップ組成物。
  16. ヒドロキシル化ラノリンとポリブテンを含有する基剤をそのリップ組成物の全量の約70重量%から約90重量%まで並びに生酵母細胞誘導体をそのリップ組成物の約0.01重量%から約15.0重量%まで含有しているリップ組成物。
  17. さらに着色剤を約2.0重量%から約9.0重量%まで含有している請求項16記載のリップ組成物。
  18. 基剤の含有量が約76重量%である請求項16記載のリップ組成物。
  19. 生酵母細胞誘導体の含有量が約0.5重量%である請求項16記載のリップ組成物。
  20. 生酵母細胞誘導体と適当なキャリヤーとを含有する組成物を唇に施用することを包含する唇の処置方法。
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