JPH0824463A - ミシンの駆動装置 - Google Patents

ミシンの駆動装置

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JPH0824463A
JPH0824463A JP6161430A JP16143094A JPH0824463A JP H0824463 A JPH0824463 A JP H0824463A JP 6161430 A JP6161430 A JP 6161430A JP 16143094 A JP16143094 A JP 16143094A JP H0824463 A JPH0824463 A JP H0824463A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
double
toothed belt
lower shaft
sewing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP6161430A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kato
藤 豊 加
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/500,201 priority patent/US5555829A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B69/00Driving-gear; Control devices
    • D05B69/10Electrical or electromagnetic drives
    • D05B69/12Electrical or electromagnetic drives using rotary electric motors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストなミシンの駆動装置の提供を目的と
する。 【構成】 ミシン針13を駆動する上軸10及びミシン
釜6を駆動する下軸20の少なくともどちらか一方を駆
動源41に連動させると共に、上軸と下軸とを互いに連
動させる連動装置を有したミシンの駆動装置において、
連動装置は、上軸及び下軸にそれぞれ設けられて上軸及
び下軸と一体的に回転する歯部11、21と、両面に連
続的に歯が形成されて両歯部に噛合する両面歯付きベル
ト30と、両面歯付きベルトの一方の面に形成された歯
を上軸の歯部に且つ他方の面に形成された歯を下軸の歯
部に噛合させるように両面歯付きベルトを保持する保持
手段40、42とを備えたことを特徴とするミシンの駆
動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンの駆動装置に関
し、特にミシンの上軸及び下軸を駆動するための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ミシンの釜は上軸と反対
の方向に回転させなければならないために、実公平2−
17576号公報に開示される技術では、横軸となって
いる上軸及び下軸にそれぞれ一体的に回転する傘歯歯車
を取り付け、これら両傘歯歯車と噛合する傘歯歯車を両
端に有した縦軸により上軸と下軸とを連動させている。
【0003】これによって、駆動源に接続された上軸の
回転を反転させて下軸に伝達することができる。
【0004】しかしながら、上記した構成では、歯車に
よって上軸と下軸とを連動させているために、歯車の噛
み合う音が騒音となったり、歯車を潤滑させるための潤
滑剤が必要であったり、歯車の加工精度や歯車や軸等を
収容するハウジングの加工精度及び組付け精度が要求さ
れ、コスト高となっていた。
【0005】一方、特開昭54−135057号公報に
開示される技術では、上軸の回転を下軸に伝達させるた
め及び駆動源の回転を上軸に伝達させるために歯付きベ
ルトを採用している。これにより、騒音の低減させ、潤
滑剤を不要とし、更に加工や組付けに高い寸法精度を必
要とせず、コストの低減を図ることが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開昭54−
135057号公報に開示される技術では、上軸及び下
軸の回転方向が同一であるために、下軸とボビンとの間
に回転方向を反転させるための複雑な機構が必要とな
り、コスト高となる。更に、駆動源と上軸とも歯付きベ
ルトで連動させているためにベルトが2本必要であっ
て、コスト高となる。
【0007】本発明は、低コストなミシンの駆動装置の
提供を技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため請求項1の発明において講じた技術的手段
は、ミシン針を駆動する上軸及びミシン釜を駆動する下
軸の少なくともどちらか一方を駆動源に連動させると共
に、上軸と下軸とを互いに連動させる連動装置を有した
ミシンの駆動装置において、連動装置は、上軸及び下軸
にそれぞれ設けられて上軸及び下軸と一体的に回転する
歯部と、両面に連続的に歯が形成されて両歯部に噛合す
る両面歯付きベルトと、両面歯付きベルトの一方の面に
形成された歯を上軸の歯部に且つ他方の面に形成された
歯を下軸の歯部に噛合させるように両面歯付きベルトを
保持する保持手段とを備えたことである。
【0009】更に低コスト化を図るために、請求項2の
発明において講じた技術的手段は、駆動源の出力軸と両
面歯付きベルトとを噛合させると共に、駆動源の出力軸
が保持手段を兼ねることである。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、上軸又は下軸が駆
動源に連動されると共に、連動装置により両軸を連動さ
せることによって、上軸と下軸とを回転駆動させるもの
である。一方、連動装置は、上軸及び下軸に設けられた
歯部にそれぞれ噛合する両面歯付きベルトを有してい
て、この両面歯付きベルトは、保持手段によって一方の
面の歯が上軸に、他方の面の歯が下軸に噛合するように
なっている。これによって、異なった面の歯に噛合する
上軸と下軸とは、互いの回転方向を反対としながら回転
駆動させることができる。
【0011】請求項2の発明においては、駆動源の出力
軸が保持手段を兼ねながら両面歯付きベルトに噛合して
いるため、出力軸の回転を両面歯付きベルトを介して上
軸又は下軸に伝達することができる。
【0012】
【実施例】本発明に係る一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は上軸、下軸、及び連動装置の斜視
図、図2は本発明に係るミシン正面の断面図、図3は図
2のA−A断面矢示図を示す。
【0014】図に示されるように、本実施例の連動装置
は、上軸10と下軸20とに取り付けられ一体的に回転
駆動される歯部11、21と、両歯部11と21とに噛
合する両面歯付きベルト30と、両面歯付きベルト30
の一方の面に形成されている歯31を上軸10の歯部1
1に、又他方の面に形成されている歯32を下軸20の
歯部21に噛合させる保持手段であるアイドラプーリ4
0と、保持手段であるモータ41の出力軸42とから構
成されている。
【0015】上軸10は、アルミ押し出し成形されたミ
シン1のアーム2中に軸受け3を介して回動自在に支持
されていて、図2中左端部には偏心部12が設けられて
ミシン針13を上下動させるようになっている。一方、
図2中右端部には、手動でミシン針13を駆動できるよ
うにするためのハンドホイール14が取り付けられ、更
に右端近傍には、歯部11が上軸10と一体的に回転可
能に取り付けられている。尚、アーム2は、台座4に固
定されてアルミ押し出し成形により成形された筒部7の
側面にボルトで固定されている。
【0016】下軸20は、ミシン1の台座4内に軸受け
5を介して回動自在に支持されていて、図2中下軸20
の左端部はミシン釜6に接続されミシン釜6を回転駆動
するようになっている。一方、下軸20の右端部には、
歯部21が下軸20と一体的に回転可能に取り付けられ
ている。
【0017】上軸10及び下軸20に固定されて一体的
に回転する歯部11、21には、ゴム等のやわらかい材
質でできたエンドレスの両面歯付きベルト30が噛合さ
れている。両面歯付きベルト30は、歯部11及び21
の他、アイドラプーリ40とモータ41の出力軸42と
にも噛合することによって、両面歯付きベルト30の歯
31を上軸10の歯部11に噛合させ、歯32を下軸2
0の歯部21に噛合させている。
【0018】保持手段であるアイドラプーリ40とモー
タ41の出力軸42とは、台座4にボルト固定された取
り付け部材43、44にそれぞれ取り付けられている。
更に、取り付け部材43には、上下方向に長い長孔43
aが設けられていて、アイドラプーリ40の取り付け位
置を上下方向に可変とすることにより、両面歯付きベル
ト30の張り具合を可変とすることができる構成となっ
ている。
【0019】次に、本実施例の作動について説明する。
【0020】モータ41が駆動されると、その出力軸4
2が回転駆動され両面歯付きベルト30を介して上軸1
0及びアイドラプーリ40が右回転、下軸20が逆に左
回転で回転駆動される。
【0021】本実施例においては、両面歯付きベルト3
0がアイドラプーリ40及びモータ41の出力軸42と
によって一方の面の歯31が上軸10の歯部11に、他
方の面の歯32が下軸20の歯部21に噛合するように
なっているために、異なった面の歯に噛合する上軸10
と下軸20とは、互いの回転方向を反対としながら回転
駆動させることができる。このため、下軸20と釜6と
の間に回転方向を反転させるための複雑な機構が不要と
なり、コスト低減できる。
【0022】又、本実施例いおいては、モータ41の出
力軸42が保持手段を兼ねながら両面歯付きベルト30
に噛合しているため、出力軸42の回転を両面歯付きベ
ルト30を介して上軸10及び下軸20に伝達すること
ができて、モータ41と上軸10、又はモータ41と下
軸20を連動させるための装置が不要となりコスト低減
に繋がる。
【0023】又、本実施例においては、両面歯付きベル
ト30の一方の面の歯31と他方の面の歯32との歯数
を変化させることにより、上軸10と下軸20との回転
数比を自由に変更することができる。
【0024】又、本実施例においては、上軸10と下軸
20とをベルト30によって連動させているために、歯
車によって上軸と下軸とを連動させるものと比べて、騒
音が小さく、潤滑させるための潤滑剤が不要であり、高
い加工精度やアーム2や筒部7等の組付け精度も要求さ
れないために、低コストである。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明においては、連動装置
が、上軸及び下軸に設けられた歯部にそれぞれ噛合する
両面歯付きベルトを有していて、この両面歯付きベルト
は、保持手段によって一方の面の歯が上軸に、他方の面
の歯が下軸に噛合するようになっているために、異なっ
た面の歯に噛合する上軸と下軸とは、互いの回転方向を
反対としながら回転駆動させることができる。このた
め、下軸と釜との間に回転方向を反転させるための複雑
な機構が不要となり、コスト低減できる。
【0026】請求項2の発明においては、駆動源の出力
軸が保持手段を兼ねながら両面歯付きベルトに噛合して
いるため、出力軸の回転を両面歯付きベルトを介して上
軸又は下軸に伝達することができて、駆動源と上軸、又
は駆動源と下軸を連動させるための装置が不要となりコ
スト低減に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る上軸、下軸、及び連動装置の斜視
図を示す。
【図2】本発明に係るミシン正面の断面図を示す。
【図3】図2のA−A断面矢示図を示す。
【符号の説明】
6・・・ミシン釜 10・・・上軸 11・・・歯部 13・・・ミシン針 20・・・下軸 21・・・歯部 30・・・両面歯付きベルト 31、32・・・歯 40・・・アイドラプーリ(保持手段) 41・・・モータ(駆動源) 42・・・モータの出力軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン針を駆動する上軸及びミシン釜を
    駆動する下軸の少なくともどちらか一方を駆動源に連動
    させると共に、前記上軸と前記下軸とを互いに連動させ
    る連動装置を有したミシンの駆動装置において、 前記連動装置は、前記上軸及び前記下軸に夫々設けられ
    て前記上軸及び前記下軸と一体的に回転される歯部と、
    両面に連続的に歯が形成されて前記両歯部に噛合する両
    面歯付きベルトと、該両面歯付きベルトの一方の面に形
    成された前記歯を前記上軸の前記歯部に且つ他方の面に
    形成された前記歯を前記下軸の前記歯部に噛合させるよ
    うに前記両面歯付きベルトを保持する保持手段とを備え
    たことを特徴とするミシンの駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動源の出力軸と前記両面歯付きベ
    ルトとを噛合させると共に、前記駆動源の出力軸が前記
    保持手段を兼ねることを特徴とする請求項1記載のミシ
    ンの駆動装置。
JP6161430A 1994-07-13 1994-07-13 ミシンの駆動装置 Pending JPH0824463A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040727