JPH08174451A - ロボット装置の水平移動機構 - Google Patents

ロボット装置の水平移動機構

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JPH08174451A
JPH08174451A JP33871494A JP33871494A JPH08174451A JP H08174451 A JPH08174451 A JP H08174451A JP 33871494 A JP33871494 A JP 33871494A JP 33871494 A JP33871494 A JP 33871494A JP H08174451 A JPH08174451 A JP H08174451A
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fixed
shaft
wheel
arm
sprocket
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JP33871494A
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Shigeru Muramatsu
繁 村松
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OCHIAI NEKUSASU KK
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OCHIAI NEKUSASU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一台の回転駆動源で確実に水平移動し得るロ
ボット装置の水平移動機構を提供する。 【構成】 回転駆動源(電動モータMR)にスプロケッ
トF1を固定する。回転体(減速機MD)に第1のアー
ムA1の一端を固定し、その他端にスプロケットF2を
固定し、これと同軸に回動自在に支持するスプロケット
R1を、第2のアームA2の一端に固定し、その他端に
スプロケットR2を回動自在に支持する。スプロケット
F1(固定車)とスプロケットR1(従動車)をチェー
ンC1を介して連結し、スプロケットF2(固定車)と
スプロケットR2(従動車)をチェーンC2を介して連
結する。第1の軸S1と第2の軸S2との軸間距離と、
第2の軸S2と第3の軸S3との軸間距離を等しくし、
スプロケットF1,R1の回転比を2:1に、スプロケ
ットF2,R2の回転比を1:2に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用ロボット装置に関
し、特に一つの回転駆動源により操作部材の水平直線移
動を可能とするロボット装置の水平移動機構に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボット装置において所望の動作
を行なうには回転駆動源を複数必要とし、使用頻度の高
い前後動作に関しては、回転運動から水平運動に変換す
るために二台以上の回転駆動源を必要とし、装置の小型
化が制限されることとなる。例えば、特公昭35−27
6号公報に記載の装置においては、爪7を水平移動させ
る機構として、駆動用ウォーム16を起動してアーム6
を移動させると共に、駆動用ウォーム15を起動してホ
イル13を回転させ、ウォーム16、ホイル12とウォ
ーム15、ホイル13との歯数比を適当に設定する旨記
載されている。然し乍ら、同公報に記載の装置において
は、先端の爪7を水平移動するには、駆動用ウォーム1
6と駆動用ウォーム15とを、角度あるいは位置によっ
て異なる比率で回動する必要があり、水平移動にはこれ
らのウォーム15,16を別個に駆動するため少くとも
二台の回転駆動モータを必要とするだけでなく、両モー
タ間の回転調整が困難である。
【0003】これに対し、特開平3−142183号公
報には、一台の回転駆動モータで前後動作が可能なロボ
ット装置が開示されている。即ち、同公報に記載のロボ
ット装置は、二組のベベルギアを有する歯車機構を介し
て第1及び第2のリンク機構を連結したもので、第1の
リンク機構を一台の回転駆動モータによってウォーム及
びウォームホイールを回動することにより第1のリンク
機構を回動させれば、第1のリンク機構が支持される上
下動ベースに対し、第2のリンク機構に支持されたブラ
ケットを前後方向に動作させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、特開平3−1
42183号公報に記載のロボット装置によれば、一台
の回転駆動モータだけで水平移動が可能であり、しかも
第1及び第2のアーム等によって常に先端のブラケット
が水平に維持されるので、前掲の特公昭35−276号
公報に記載の装置のようなモータ間の回転調整も必要な
くなる。然し乍ら、上記公報に記載のロボット装置にお
いても、複数のリンクを組み合わせた構造であることか
ら、正確に水平移動を行なうことが容易ではなく、先端
部が水平面に対して一定の関係となるように維持するた
めの位相調整が困難である。
【0005】そこで、本発明は、一台の回転駆動源で確
実に水平移動し得るロボット装置の水平移動機構を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のロボット装置の水平移動機構は、第1の軸
を中心に回動自在に支持する回転体を有し、所定の位置
に固定する回転駆動源と、前記第1の軸上に中心軸が位
置するように前記回転駆動源に固定する第1の固定車
と、前記回転体に一端を固定し、前記第1の軸を中心に
回動自在に支持する第1のアームと、該第1のアームの
他端に配置し、当該第1のアームの軸に対して直交する
第2の軸上に中心軸が位置するように固定する第2の固
定車と、前記第2の軸を中心に回動自在に支持する第1
の従動車と、該第1の従動車を一端に固定し前記第2の
軸を中心に回動自在に支持する第2のアームと、該第2
のアームの他端に配置し、当該第2のアームの軸に対し
て直交する第3の軸を中心に回動自在に支持する第2の
従動車と、前記第1の固定車と前記第1の従動車とを連
結する第1の巻掛媒介部材と、前記第2の固定車と前記
第2の従動車とを連結する第2の巻掛媒介部材とを備
え、前記第1の軸と前記第2の軸との軸間距離が、前記
第2の軸と前記第3の軸との軸間距離と等しくなるよう
に設定すると共に、前記第1の固定車と前記第1の従動
車との回転比を2:1に設定し、前記第2の固定車と前
記第2の従動車との回転比を1:2に設定することとし
たものである。
【0007】前記水平移動機構において、請求項2に記
載のように、前記第1及び第2の巻掛媒介部材をチェー
ンで構成すると共に、前記第1及び第2の固定車、並び
に前記第1及び第2の従動車をチェーンスプロケットで
構成し、前記第1の固定車と前記第1の従動車との歯数
比を2:1に設定し、前記第2の固定車と前記第2の従
動車との歯数比を1:2に設定することができる。
【0008】また、請求項2に記載の水平移動機構にお
いて、請求項3に記載のように、前記チェーンを構成す
るリンクのうち隣接するリンクに対し、各々のテーパ面
が外側となるように支持する一対の楔形状のリンク部材
と、該一対のリンク部材の各々のテーパ面に当接するテ
ーパ面を内側面に形成した一対の脚部を有する略コ字状
の支持部材と、該支持部材のテーパ面に前記一対のリン
ク部材を押圧支持する押圧部材と、該押圧部材と前記支
持部材との間隔を調節する調節具を具備するチェーンテ
ンショナを備えたものとするとよい。
【0009】
【作用】上記の構成になるロボット装置の水平移動機構
においては、回転駆動源によって回転体が回転駆動さ
れ、この回転体に一端が固定された第1のアームが、第
1の軸を中心に回転駆動されると、第1の巻掛媒介部材
を介して第1の固定車に連結された第1の従動車が、第
2の軸を中心に回転駆動源の回転方向と反対の方向に回
転駆動される。これに応じ、第1の従動車に一端が固定
された第2のアームが、第2の軸を中心に第1の従動車
と共に回動する。一方、第2の固定車と第2の従動車は
第2の巻掛媒介部材を介して連結されており、第2の固
定車は第2の軸を介して第1のアームの他端に固定され
ているので、第2のアームの他端に回動自在に支持され
た第2の従動車は、水平方向への移動に伴い第3の軸を
中心に回転体の回転方向と同方向に回転駆動される。こ
のとき、第1の軸と第2の軸との軸間距離と、第2の軸
と第3の軸との軸間距離が等しく、第1の固定車と第1
の従動車の回転比が2:1で、第2の固定車と第2の従
動車の回転比が1:2に設定されているので、第2の従
動車は、回転体の回転と同期し水平面に対して一定の関
係を維持しながら第1の軸と第3の軸を結ぶ線上を水平
移動する。
【0010】請求項2に記載の水平移動機構において
は、第1及び第2の巻掛媒介手段としてチェーンが用い
られ、第1及び第2の固定車並びに第1及び第2の従動
車としてチェーンスプロケットが用いられているので、
回転駆動力がチェーンを介して確実に伝達される。
【0011】更に、請求項3に記載のチェーンテンショ
ナを備えた機構にあっては、調節具によって支持部材と
押圧部材との間隔が調節され、チェーンが適切に張設さ
れるので、確実に回転駆動力が伝達される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を図面を参照
して説明する。図1及び図2は本発明のロボット装置の
水平移動機構の一実施例を示すもので、回転駆動源とし
て電動モータMRが用いられ、例えば支持ベース(図示
せず)の所定の位置に固定されている。電動モータMR
には減速機MDが連結されており、これを回転体として
第1のアームA1のハウジング11がボルト固定されて
いる。第1のアームA1は、図1に示すように筒体の腕
部10の両端にハウジング11,12が固着されて成
る。電動モータMRの支持部には、図3に拡大して示す
ように第1の固定車としてスプロケットF1が固定され
ており、その中心軸が電動モータMRの回転軸(第1の
軸として、図中S1で表す)上に位置するように固定さ
れている。而して、第1のアームA1は、その一端が回
転体たる減速機MDにハウジング11を介して固定され
ている。
【0013】図4に拡大して示すように、ハウジング1
2は有底筒体形状で、その底部にシャフト40の一端が
クランプ部材41によって固定され、第1のアームA1
の軸に対して直交する方向に延出するように支持されて
いる。シャフト40の他端には第2の固定車たるスプロ
ケットF2が固定されている。そして、このスプロケッ
トF2を底部で支持する有底筒体のハウジング21の開
口端部と、第1のアームA1のハウジング12の開口端
部が、ベアリング24を介して相対的に回動自在に連結
されており、従ってシャフト40の中心軸が本発明にい
う第2の軸(図中S2で表す)に相当している。
【0014】ハウジング21の先端部にはスプロケット
R1が固定されており、スプロケットR1は、ハウジン
グ21のハウジング12に対する相対的な回転に応じて
シャフト40の軸を中心に回動するように支持されてい
る。ハウジング21は筒体の腕部20の一端に固定さ
れ、その他端には筒体のハウジング22が固着されてお
り、これらによって、第2のアームA2が構成されてい
る。図5に拡大して示すように、ハウジング22の一方
の開口端には、ベアリング25を介してプレート23が
回動自在に支持されており、プレート23は腕部20の
軸に直交する軸(第3の軸に相当し、図中S3で表す)
を中心に回動し得る。プレート23には第2の従動車と
してスプロケットR2が固定されており、スプロケット
R2がプレート23と一体となってハウジング22に対
して相対的に回動するように構成されている。
【0015】スプロケットF1とスプロケットR1との
間には、第1の巻掛媒介部材としてチェーンC1が張設
されており、スプロケットF2とスプロケットR2との
間には、第2の巻掛媒介部材としてチェーンC2が張設
されている。チェーンC1,C2には夫々チェーンテン
ショナ50が設けられているが、これについては後述す
る。スプロケットF1の歯数とスプロケットR1の歯数
の比は2:1に設定され、スプロケットF2の歯数とス
プロケットR2の歯数の比は1:2に設定されている。
【0016】また、スプロケットF1の中心軸(即ち、
電動モータMRの回転軸で、第1の軸S1に相当)とス
プロケットR1及びスプロケットF2の中心軸(即ち、
シャフト40の軸で、第2の軸S2に相当)との軸間距
離(L)が、第2の軸S2とスプロケットR2の中心軸
(第3の軸S3に相当)との軸間距離と等しくなるよう
に設定されている。従って、図1に二点鎖線で示すよう
に第1及び第2のアームA1,A2がシャフト40(第
2の軸S2)を中心に相対的に回動して重合すると、ス
プロケットF1及びスプロケットR2の軸が一致するこ
ととなる。この間、スプロケットR2は、チェーンC
1,C2を介して電動モータMR(直接的には減速機M
D)による回転に同期して、ハウジング22に対して相
対的に回動しながら第1の軸S1と第3の軸S3を結ぶ
線上を水平移動する。従って、スプロケットR2は水平
面に対して一定の位置関係を維持しつつ水平移動するこ
とができる。
【0017】以上の関係をスケルトンで表すと図6及び
図7で示すとおりとなり、スプロケットF1の回転に応
じてスプロケットR2の中心は図6に示すP1点からP
2点までの間(距離4L;Lは軸間距離)を水平に直線
運動することとなる。即ち、電動モータMRが駆動され
減速機MDを介してハウジング11に回転力が伝達され
ると、第1のアームA1が電動モータMRの回転軸(即
ち、第1の軸S1)を中心に回転する。このとき、スプ
ロケットF1は電動モータMRに固定されているので回
動せず、これにチェーンC1を介して連結されたスプロ
ケットR1が、第1のアームA1の回転駆動に応じてシ
ャフト40(第2の軸S2)を中心に回転駆動される。
この場合、例えば電動モータMRが図1及び図6の反時
計方向に回転し第1のアームA1が同方向に回転する
と、スプロケットR1は時計方向に回転することとな
る。
【0018】スプロケットR1の時計方向の回転に応
じ、これが固定された第2のアームA2が第2の軸S2
を中心に時計方向に回転する。このとき、スプロケット
F2は第1のアームA1に固定されているので、第1の
アームA1に対して相対的に回転することはなく、代わ
って、チェーンC2を介して連結されたスプロケットR
2がプレート23と共にハウジング22に対して相対的
に反時計方向に回転する。前述のように、スプロケット
F2とスプロケットR2の歯数比(1:2)は、スプロ
ケットF1とスプロケットR1の歯数比(2:1)の逆
比となっているので、電動モータMRに固定されたスプ
ロケットF1に対して、スプロケットR2(及びプレー
ト23)の相対的な回転が生ずることはなく、従ってプ
レート23は固定部材(電動モータMR等)に対して相
対的に回転することなく図6のP1,P2点間を水平移
動することとなる。即ち、プレート23が水平面に対し
て一定の位置関係を維持するように同期をとりながら水
平移動する。
【0019】図8乃至図10は図1及び図2のチェーン
テンショナ50を拡大して示すもので、支持部材51と
押圧部材52との間に一対の楔形のリンク部材53,5
3が挾持され、支持部材51と押圧部材52が調節具た
るボルト54によって結合されて成り、チェーンC1,
C2を構成するリンクLk間に介装される。各リンク部
材53にはテーパ面53aが形成されており、各テーパ
面53aが相互に外側となるように配置され、隣接する
各リンクLkにピン結合される。支持部材51は図10
に示すように、一対の脚部55,56が本体部57に一
体的に接合され略コ字状に形成されている。一対の脚部
55,56の相互に対向する内面側はテーパ面55a,
56aとされ、これらに各リンク部材53のテーパ面5
3aが当接するように配置される。
【0020】そして、図8に示すようにプレート状の押
圧部材52が一対のリンク部材53,53を介して支持
部材51と対向するように配設され、これらがボルト5
4によって結合されている。而して、ボルト54の締付
力を調節し両者間の間隔を調節することができ、ひいて
は一対のリンク部材53,53間の距離を調節し、チェ
ーンC1,C2の張設具合を適切に調整することができ
る。特に、ボルト54の頭部側が図1の腕部10,20
の外側に位置するようにチェーンテンショナ50が装着
されておれば、チェーンC1,C2が各スプロケットに
張設された状態のままで、容易に張設具合を調整するこ
とができる。
【0021】尚、上記実施例においては第1及び第2の
巻掛媒介手段としてチェーンC1,C2が用いられ、固
定車及び従動車としてスプロケットF1,F2,R1,
R2が用いられているが、これらに替え、種々の断面形
状のベルト及びベルト車、ロープ及びロープ車を用いる
ことも可能である。但、これらは摩擦によって回転駆動
力が伝達されるものであるので、滑りを極力抑えること
が肝要である。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載する効果を奏する。即ち、請求項1に係
る本発明のロボット装置の水平移動機構においては、第
1の巻掛媒介部材を介して第1の固定車に連結された第
1の従動車が、回転駆動源によって第2の軸を中心に回
転駆動されると共に、第2の固定車は第2の軸を介して
第1のアームの他端に固定されており、第2の巻掛媒介
部材を介して第2の固定車に連結された第2の従動車
は、第3の軸を中心に回転駆動され、しかも、第1の軸
と第2の軸との軸間距離と、第2の軸と第3の軸との軸
間距離が等しく、第1の固定車と第1の従動車の回転比
が2:1で、第2の固定車と第2の従動車の回転比が
1:2となるように設定されているので、第2の従動車
は確実に第1の軸と第3の軸を結ぶ線上を水平移動する
ことができる。しかも、第2のアームの他端に設けられ
た第2の従動車を、回転体の回転と同期し水平面に対し
て一定の位置関係に維持しつつ水平移動させることがで
きる。
【0023】請求項2に記載のように前記第1及び第2
の巻掛媒介手段としてチェーンを用い、第1及び第2の
固定車並びに第1及び第2の従動車としてチェーンスプ
ロケットを用いたものにあっては、歯数比を前述の所定
の関係に設定することにより、滑り等を生ずることなく
確実に水平移動を行なうことができる。
【0024】請求項3に記載のように前記チェーンテン
ショナを具備した機構にあっては、第1及び第2の巻掛
媒介手段たるチェーンを各チェーンスプロケット間に適
切に張設することができるので、張設具合の調整が容易
であり、安定した状態で確実に水平移動を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る水平移動機構を示す一
部断面正面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る水平移動機構を示す一
部断面平面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る水平移動機構の第1の
軸部分を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る水平移動機構の第2の
軸部分を拡大して示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る水平移動機構の第3の
軸部分を拡大して示す断面図である。
【図6】本発明の水平移動機構の構成を正面視のスケル
トンで示した図である。
【図7】本発明の水平移動機構の構成を平面視のスケル
トンで示した図である。
【図8】本発明の一実施例に供するチェーンテンショナ
の一部断面正面図である。
【図9】本発明の一実施例に供するチェーンテンショナ
を示す平面図である。
【図10】本発明の一実施例に供するチェーンテンショ
ナの支持部材を示す正面図である。
【符号の説明】
MR 電動モータ(回転駆動源) MD 減速機 A1 第1のアーム A2 第2のアーム F1 スプロケット(第1の固定車) F2 スプロケット(第2の固定車) R1 スプロケット(第1の従動車) R2 スプロケット(第2の従動車) C1,C2 チェーン S1 第1の軸 S2 第2の軸 S3 第3の軸 10,20 腕部 11,12,21,22 ハウジング 23 プレート 24,25 ベアリング 40 シャフト 50 チェーンテンショナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸を中心に回動自在に支持する回
    転体を有し、所定の位置に固定する回転駆動源と、前記
    第1の軸上に中心軸が位置するように前記回転駆動源に
    固定する第1の固定車と、前記回転体に一端を固定し、
    前記第1の軸を中心に回動自在に支持する第1のアーム
    と、該第1のアームの他端に配置し、当該第1のアーム
    の軸に対して直交する第2の軸上に中心軸が位置するよ
    うに固定する第2の固定車と、前記第2の軸を中心に回
    動自在に支持する第1の従動車と、該第1の従動車を一
    端に固定し前記第2の軸を中心に回動自在に支持する第
    2のアームと、該第2のアームの他端に配置し、当該第
    2のアームの軸に対して直交する第3の軸を中心に回動
    自在に支持する第2の従動車と、前記第1の固定車と前
    記第1の従動車とを連結する第1の巻掛媒介部材と、前
    記第2の固定車と前記第2の従動車とを連結する第2の
    巻掛媒介部材とを備え、前記第1の軸と前記第2の軸と
    の軸間距離が、前記第2の軸と前記第3の軸との軸間距
    離と等しくなるように設定すると共に、前記第1の固定
    車と前記第1の従動車との回転比を2:1に設定し、前
    記第2の固定車と前記第2の従動車との回転比を1:2
    に設定したことを特徴とするロボット装置の水平移動機
    構。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の巻掛媒介部材をチェ
    ーンで構成すると共に、前記第1及び第2の固定車、並
    びに前記第1及び第2の従動車をチェーンスプロケット
    で構成し、前記第1の固定車と前記第1の従動車との歯
    数比を2:1に設定し、前記第2の固定車と前記第2の
    従動車との歯数比を1:2に設定したことを特徴とする
    請求項1記載のロボット装置の水平移動機構。
  3. 【請求項3】 前記チェーンを構成するリンクのうち隣
    接するリンクに対し、各々のテーパ面が外側となるよう
    に支持する一対の楔形状のリンク部材と、該一対のリン
    ク部材の各々のテーパ面に当接するテーパ面を内側面に
    形成した一対の脚部を有する略コ字状の支持部材と、該
    支持部材のテーパ面に前記一対のリンク部材を押圧支持
    する押圧部材と、該押圧部材と前記支持部材との間隔を
    調節する調節具を具備するチェーンテンショナを備えた
    ことを特徴とする請求項2記載のロボット装置の水平移
    動機構。
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