JP2005297157A - 傾斜円テーブル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な構成で円テーブル及び傾斜テーブルの角度的回転の微少かつ正確な制御を可能にすると共に、傾斜テーブルを角度的に回転させたときの円テーブルの回転を防止する傾斜円テーブル装置を提供する。
【解決手段】傾斜円テーブル装置10は、フレーム12と、第1の軸線の周りに角度的回転可能にフレームに支持された傾斜テーブル14と、傾斜テーブルに角度的回転可能に配置された円テーブル16と、円テーブルを回転させるための入力軸22であって第2の軸線の周りに角度的回転可能に傾斜テーブルに配置された入力軸と、入力軸を回転させる出力軸であって第3の軸線の周りに角度的回転可能な出力軸と第3の軸線の周りに角度的回転可能にフレームに取り付けられた本体部とを有する駆動モータと、本体部を傾斜テーブルに従動させて第2の軸線の周りに回転させる従動駆動手段とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、傾斜円テーブル装置、特に、工作機械のアタッチメントとして用いる傾斜円テーブル装置に関する。
工作機械によって工作物を加工するに際し、工作物の回転割出し作業と傾斜割出し作業とを必要とする場合には、傾斜円テーブル装置が用いられる。工作物は傾斜円テーブル装置の円テーブルに組み付けられる。
この種の傾斜円テーブル装置は、工具に対する工作物の回転割出しを行う際には、円テーブルを回転させつつ、工作物ひいては円テーブルの傾斜角度を保持し、工作物の傾斜割出しを行う際には、円テーブルを傾斜させつつ、工作物ひいては円テーブルの回転角度を保持する機能を有する。換言すると、傾斜テーブル用駆動モータは、円テーブルを傾斜させるだけであって円テーブルを回転させない。また、円テーブル用駆動モータは、円テーブルを回転させるだけであって円テーブルを傾斜させない。
そのような傾斜円テーブル装置の1つに、フレームと、角度的回転可能にフレームに支持された傾斜テーブルと、傾斜テーブルに角度的回転可能に配置された円テーブルと、角度的回転可能に傾斜テーブルに配置されると共に円テーブルを回転させる入力軸と、フレームに配置された本体部を備える円テーブル用駆動モータと、円テーブル用駆動モータの出力軸の回転を入力軸に伝達する回転伝達手段と、フレームに取り付けられていると共に、傾斜テーブルを角度的に回転させる傾斜テーブル用駆動モータとを含む傾斜円テーブル装置が知られている(特許文献1)。
この傾斜円テーブル装置の回転伝達手段は、円テーブル用駆動モータが停止しているとき、傾斜テーブルが傾斜テーブル用駆動モータにより角度的に回転されると、その回転角度だけ入力軸を同期的に同じ方向に回転駆動させるが、傾斜テーブル用駆動モータが停止しているとき、入力軸が円テーブル用駆動モータにより角度的に回転されると、入力軸のみを回転駆動させるように差動特性を設定した差動機構を含む。
この傾斜円テーブル装置は、傾斜テーブル用駆動モータと円テーブル用駆動モータとをフレームに配置するとともに、円テーブルを円テーブル用駆動モータによって適当な差動特性を有する差動機構を介して駆動させることにより、円テーブルを回転させることなく傾斜させ、また、円テーブルを傾斜させることなく回転させる。
しかし、上記従来の傾斜円テーブル装置では、フレーム内の差動機構は所定の歯車比が得られるように円テーブル及び傾斜テーブルの各回転軸及び歯車を組み合わせているから、差動機構内の構造が複雑である。したがって、差動機構が故障したとき、故障した差動機構の修復に多くの労力を必要とし、かつ差動機構のメンテナンスにも多くの労力を要する。
さらに、従来の傾斜円テーブル装置では、差動機構が多くの歯車を有するから、バッククラッシュが咬合するそれらの歯車の間に生じることを避けることができない。これにより、差動機構は円テーブル用駆動モータ又は傾斜テーブル用駆動モータの出力軸の回転方向を一方から他方へ転換した場合、バックラッシュによる回転の不伝達となる範囲が大きくなる。その結果、歯車を多数用いた差動機構を微小かつ正確な円テーブル及び傾斜テーブルの角度制御が要求される工作機械に適用すると、円テーブル及び傾斜テーブルの角度的回転角度の精度を向上させることができない。
特許第2793849号公報
本発明の目的は、比較的簡単な構成で円テーブル及び傾斜テーブルの角度的回転の微少かつ正確な制御を可能にすると共に、傾斜テーブルを角度的に回転させたときの円テーブルの回転を防止することにある。
本発明に係る、傾斜円テーブル装置は、フレームと、第1の軸線の周りに角度的回転可能に前記フレームに支持された傾斜テーブルと、前記傾斜テーブルに角度的回転可能に配置された円テーブルと、前記円テーブルを回転させるための入力軸であって第2の軸線の周りに角度的に回転可能に前記傾斜テーブルに配置された入力軸と、前記入力軸を回転させる出力軸であって第3の軸線の周りに角度的に回転可能な出力軸と前記第3の軸線の周りに角度的回転可能に前記フレームに取り付けられた本体部とを有する駆動モータと、前記本体部を前記傾斜テーブルに従動させて前記第3の軸線の周りに回転させる従動駆動手段とを含む。
前記従動駆動手段は、前記傾斜テーブルの角度的回転に伴う前記入力軸の回転時に、前記入力軸と前記傾斜テーブルとに相対的回転が生じないようにすべく、前記本体部を回転させるようにしてもよい。この場合、本体部の回転によって入力軸が所定の回転角度だけ回転されることになる。ここでいう所定の回転角度とは、出力軸が本体部に相対的回転不能におかれた状態において、傾斜テーブルを回転させた場合における入力軸の回転角度をいう。
前記従動駆動手段は、前記第1の軸線の周りにおける前記傾斜テーブルの角度的回転角度と前記第2の軸線の周りにおける前記入力軸の角度的回転角度とを一致させるように、前記本体部を従動させるようにしてもよい。
前記出力軸は、前記本体部に対する前記出力軸の回転が停止しているとき、前記本体部に対して相対的回転不能にされていてもよい。
前記入力軸は、前記フレームに対する前記第1の軸線の周りにおける前記傾斜テーブルの回転方向及び角度的回転角度と同じ回転方向及び角度的回転角度だけ前記第2の軸線の周りにおいて回転されるようにしてもよい。
傾斜円テーブル装置においては、傾斜テーブルを第1の軸線の周りをフレームに対する回転角度だけ回転させると、従動駆動手段によって駆動モータの本体部がフレームに対して第3の軸線の周りに回転されるから、駆動モータの出力軸もフレームに対して第3の軸線の周りに回転される。
これにより、入力軸は、傾斜テーブルの回転に起因する円テーブルの回転を防止するように、傾斜テーブルの回転に従動して回転される。
特に、入力軸は、これがフレームに対して第2の軸線の周りを傾斜テーブルの回転角度と同一の回転角度だけかつ傾斜テーブルと同一の方向に回転されると、傾斜テーブルの角度的回転に追従してフレームに対し回転される。その結果、入力軸は傾斜テーブルに対して回転しない。
したがって、フレームに対する傾斜テーブルの角度的回転角度とフレームに対する入力軸の回転角度とに差が生じないから、傾斜円テーブル装置は、傾斜テーブルが傾斜しても、円テーブルは傾斜テーブルに対して回転されない。
従動駆動手段は、傾斜テーブルを角度的回転させる装置を含んでおらず、かつ簡素な構成であるから、傾斜円テーブル装置のメンテナンスを容易に行うことができる。
傾斜円テーブル装置は、さらに、前記出力軸の回転を前記入力軸に伝達する回転伝達手段を含むようにしてもよい。
前記回転伝達手段は、前記出力軸に相対的回転不能に取り付けられた第1のプーリーと、前記入力軸に相対的回転不能に取り付けられた第2のプーリーと、前記第1のプーリーの回転を前記第2のプーリーに伝達する第1の無端ベルトとを含むようにしてもよい。又は、前記回転伝達手段は、前記出力軸に相対的回転不能に取り付けられた第1の歯車と、前記入力軸に相対的回転不能に取り付けられた第2の歯車であって前記第1の歯車の回転にしたがって回転される第2の歯車とを含むようにしてもよい。又は、前記回転伝達手段は、前記出力軸に相対的回転不能に取り付けられた第1のクランクと、前記入力軸に相対的回転不能に取り付けられた第2のクランクと、前記第1のクランクの回転を前記第2のクランクに伝達する第1の連結棒とを含むようにしてもよい。
前記従動駆動手段は、前記本体部に相対的回転不能に取り付けられた第3のプーリーと、前記傾斜テーブルに相対的回転不能に取り付けられた第4のプーリーと、前記第3のプーリーの回転を前記第4のプーリーに伝達する第2の無端ベルトとを含むようにしてもよい。又は、前記従動駆動手段は、前記本体部に相対的回転不能に取り付けられた第3の歯車と、前記傾斜テーブルに相対的回転不能に取り付けられた第4の歯車であって前記第3の歯車の回転にしたがって回転される第4の歯車とを含むようにしてもよい。又は、前記従動駆動手段は、前記本体部に相対的回転不能に取り付けられた第3のクランクと、前記傾斜テーブルに相対的回転不能に取り付けられた第4のクランクと、前記第3のクランクの回転を前記第4のクランクに伝達する第2の連結棒とを含むようにしてもよい。
回転伝達手段及び従動駆動手段は、ベルト、歯車、クランク等で構成することができるので、本発明の回転伝達手段及び従動駆動手段の構成は従来技術の駆動機構に対して比較的簡素になる。
前記本体部は、前記第3の軸線が前記第1の軸線に対して平行又は直交するように、前記フレームに角度的回転可能に取り付けられていてもよい。
前記入力軸は、前記第2の軸線が前記第1の軸線に一致するように、前記傾斜テーブルに配置されていてもよい。
前記入力軸は、前記第2の軸線が前記第1の軸線に対して平行になるように、前記傾斜テーブルに配置されていてもよいし、前記第2の軸線が前記第1の軸線に対して垂直になるように、前記傾斜テーブルに配置されていてもよい。
[第1の実施例:無端ベルトタイプ]
図1及び図2を参照するに、傾斜円テーブル装置10は、フレーム12を工作機械(図示せず)に取り外し可能に組み付けて、傾斜テーブル14に対して軸線L0の周りを角度的回転可能に取り付けられた円テーブル16に工作物(図示せず)を取り外し可能に取り付けた状態で使用される。
軸線L1は、円テーブル16の中心を円テーブル16の回転軸線に直角の方向に通り、円テーブル16の工作物を載置する面と平行の面内を伸びている。
図1に示すように、傾斜テーブル14は、傾斜テーブル14に形成された傾斜軸15に挿入されたベアリング18を介してフレーム12に角度的回転可能に支持されている。傾斜テーブル14は、傾斜用駆動装置20に備えられた傾斜テーブル用駆動モータの出力軸の回転にしたがって、軸線L1の周りを角度的に回転される。傾斜用駆動装置20は、フレーム12に配置されている。
入力軸22は、傾斜テーブル14に相対的回転可能に配置されており、またその一端に歯車26を相対的回転不能に組み付けられている。入力軸22によって回転される歯車26は、傾斜テーブル14に配置された歯車28を介して、歯車30を回転させる。
歯車30は、傾斜テーブル14に相対的回転可能に配置されたウオーム歯車32に相対的回転不能に取り付けられている。
ウオーム歯車32は、円テーブル16に相対的回転不能に組み付けられたウオームホイール(図示せず)に咬合している。ウオーム歯車32は、歯車30の回転にともなって回転されて、ウオームホイールを介して円テーブル16を回転させる。
傾斜テーブル14がフレーム12に対して回転しない状態において、入力軸22がフレーム12(換言すると傾斜テーブル14)に対して軸線L1の周りを一方向に角度的回転すると、歯車26,28,30及びウオーム歯車32が傾斜テーブル14に対して軸線L1の周りを一方向に回転される。これにより、円テーブル16は傾斜テーブル14に対して軸線L0の周りを一方向に、フレーム12に対する入力軸22の回転角度に応じた回転角度だけ回転される。
入力軸22がフレーム12に対して回転しない状態において、傾斜テーブル14がフレーム12に対して軸線L1(換言すると入力軸22)の周りを一方向に角度的に回転すると、歯車28,30及びウオーム歯車32は軸線L1(換言すると入力軸22)の周りを一方向に回転される。
このとき、歯車28は歯車26に歯合した状態で歯車26の周りを一方向に回転する。すなわち、歯車28は、一方向に自転しつつ、軸線L1の周りを公転する。これにより、歯車30及びウオーム歯車32も、それぞれ、それらの軸線の周りに他方向に自転しつつ、軸線L1の周りに一方向に公転する。その結果、円テーブル16は傾斜テーブル14に対して一方向に、フレーム12(換言すると入力軸22)に対する傾斜テーブル14の回転角度に応じた回転角度だけ回転される。
したがって、傾斜テーブル14に配置された円テーブル16は、フレーム12に対する傾斜テーブル14の回転角度と同じ角度だけ傾斜テーブル14に対して回転される。
円テーブル16を回転させるための回転力を出力する円テーブル用駆動モータ34は、本体部36と、本体部36に相対的移動不能に組み付けられた駆動モータベース38と、本体部36に相対的回転可能に取り付けられた出力軸40とを有する。円テーブル用駆動モータ34は、本体部36が出力軸40より傾斜用駆動装置20の側になるように配置されている。
円テーブル用駆動モータ34は、これが出力軸40を回転させていないとき、出力軸40と本体部36との相対的回転を不能の状態に維持する。
駆動モータベース38は、フレーム12に取り付けられたベアリング42を介してフレーム12に相対的回転可能に支持されている。ベアリング42の回転軸線と出力軸40の回転軸線とは、軸線L2と一致している。円テーブル用駆動モータ34の出力軸40(換言すると軸線L2)は軸線L1に対して平行に設けられている。
駆動モータベース38は、相対的回転不能の傾斜入力用プーリー(第3のプーリー)44を備えている。出力軸40は相対的回転不能の回転出力用プーリー(第1のプーリー)46を備えている。傾斜入力用プーリー44と回転出力用プーリー46とは、軸線L2の周りを回転する。傾斜入力用プーリー44は、回転出力用プーリー46に対し本体部36の側(矢印Aの側)に配置されている。
傾斜入力用プーリー44は、傾斜伝達用無端ベルト(第2の無端ベルト)48の回転を駆動モータベース38に伝える。傾斜伝達用無端ベルト48は、傾斜入力用プーリー44と、傾斜テーブル14に相対的回転不能に組み付けられた傾斜出力用プーリー(第4のプーリー)50とに、回転を伝達可能に掛けられて、張力を付されている。傾斜出力用プーリー50は、傾斜テーブル14の角度的回転にともなって、軸線L1の周りを角度的に回転される。したがって、傾斜入力用プーリー44と、傾斜出力用プーリー50と、傾斜伝達用無端ベルト48とは、従動駆動手段を構成する。
駆動モータベース38の角度的回転角度が傾斜テーブル14の角度的回転角度と同一になるように、傾斜出力用プーリー50のピッチ円の直径は傾斜入力用プーリー44のピッチ円の直径と同一に設定されている。軸線L1と平行の一方向(例えば矢印Aの方向)から見た駆動モータベース38の回転方向が矢印Aの方向からみた傾斜テーブル14の回転方向と同一となるように、傾斜伝達用無端ベルト48は、オープンベルトの状態に、傾斜出力用プーリー50と傾斜入力用プーリー44とに掛けられている。これにより、駆動モータベース38の角度的回転は、傾斜テーブル14の角度的回転に従動駆動される。
回転出力用プーリー46は、出力軸40の回転を回転伝達用無端ベルト(第1の無端ベルト)52に伝える。回転伝達用無端ベルト52は、回転出力用プーリー46と、入力軸22に相対的回転不能に組み付けた回転入力用プーリー(第2のプーリー)54とに、回転を伝達可能に及び張力を付された状態に掛けられている。回転入力用プーリー54は、出力軸40の回転にともなって軸線L1の周りを回転される。したがって、回転出力用プーリー46と、回転入力用プーリー54と、回転伝達用無端ベルト52とは、回転伝達手段を構成する。
入力軸22の回転角度が出力軸40の回転角度と同一になるように、回転出力用プーリー46のピッチ円の直径は回転入力用プーリー54のピッチ円の直径と同一に設定されている。矢印Aの方向から見た出力軸40の回転方向は、矢印Aの方向からみた入力軸22の回転方向と同一となるように、回転伝達用無端ベルト52は、オープンベルトの状態に、回転出力用プーリー46と回転入力用プーリー54とに掛けられている。これにより、入力軸22の回転は、出力軸40の回転に従動駆動される。
従動駆動手段は、傾斜テーブル14の角度的回転角度を傾斜テーブル14の傾斜軸15、傾斜出力用プーリー50、傾斜伝達用無端ベルト48、傾斜入力用プーリー44及び駆動モータベース38を介して、本体部36に回転方向及び回転角度を伝達する。
作業者が回転伝達手段(回転出力用プーリー46、回転入力用プーリー54、回転伝達用無端ベルト52)、従動駆動手段(傾斜入力用プーリー44、傾斜出力用プーリー50、傾斜伝達用無端ベルト48)及び円テーブル用駆動モータ34に直接接触することを防止するために、カバー56が回転伝達手段、従動駆動手段及び円テーブル用駆動モータ34を覆うようにフレーム12に取り外し可能に取り付けられている。
傾斜円テーブル装置10は、以下のように動作する。
傾斜テーブル14を傾斜させるとき、換言すると、円テーブル16をフレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て時計方向に軸線L1の周りを回転させるときは、円テーブル用駆動モータ34の出力軸40を本体部36に対して相対的回転不能にした状態で、傾斜用駆動装置20がその傾斜用駆動モータの出力軸を時計方向に回転させる。
これにより、傾斜テーブル14がフレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て時計方向に軸線L1の周りを角度的に回転されるから、円テーブル16は、フレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て時計方向に軸線L1の周りを所定の角度だけ角度的に回転される。
さらに、傾斜テーブル14が回転されると、駆動モータベース38が、傾斜テーブル14の傾斜軸15、傾斜出力用プーリー50、傾斜伝達用無端ベルト48及び傾斜入力用プーリー44をこの順に介して、フレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て時計方向に角度的回転される。
駆動モータベース38がフレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て時計方向に軸線L2の周りを回転されると、本体部36が軸線L2の周りに回転される。このとき、本体部36と出力軸40とが相対的回転不能の状態におかれているから、出力軸40は、フレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て時計方向に回転される。出力軸40の回転は、回転出力用プーリー46、回転伝達用無端ベルト52及び回転入力用プーリー54を介して、入力軸22をフレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て時計方向に傾斜テーブル14の回転角度と同じ角度だけ回転させる。
すなわち、従動駆動手段は、出力軸40が本体部36に相対的回転不能におかれている状態において、入力軸22と傾斜テーブル14とに相対的回転が生じないようにすべく、本体部36を積極的に回転させる。
上記のように、入力軸22が傾斜テーブル14の軸線L1と同じ軸線の周りに傾斜テーブル14を同一方向に同一角度だけ回転される。歯車28,30及びウオーム歯車32は、軸線L1の周りに傾斜テーブル14と同一方向に同一角度だけ公転されるが、それぞれの軸線の周りに自転しない。このため、この第1の実施例のように、傾斜テーブル14の軸線L1と入力軸22の軸線とが一致する場合、円テーブル16は、入力軸22と傾斜テーブル14とがフレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て同一方向に同一の角度だけ回転されることにより、軸線L0の周りを回転しない。
円テーブル16を回転させるとき、換言すると、円テーブル16を傾斜テーブル14に対してすなわち円テーブル16の工作物載置面を見て軸線L0の周りに時計方向に回転させるときは、傾斜用駆動装置20の傾斜用駆動モータの出力軸を回転不能にした状態で、円テーブル用駆動モータ34がその出力軸40を本体部36に対してすなわち矢印Aに見て時計方向に回転させる。
このとき、傾斜テーブル14はフレーム12に対する軸線L1の周りの回転をしないから、傾斜テーブル14の傾斜軸15、傾斜出力用プーリー50、傾斜伝達用無端ベルト48、傾斜入力用プーリー44、駆動モータベース38及び本体部36は、フレーム12に対して回転しない。
出力軸40が本体部36すなわちフレーム12に対して回転されるから、出力軸40は、回転出力用プーリー46、回転伝達用無端ベルト52、回転入力用プーリー54及び入力軸22をフレーム12に対してすなわち矢印Aに見て時計方向に回転させる。
傾斜テーブル14がフレーム12に対して角度的回転しない状態において、入力軸22がフレーム12に対して軸線L1の周りに回転されるから、上述のように、円テーブル16は、円テーブル用駆動モータ34の出力軸40の回転によって、傾斜テーブル14に対して軸線L0の周りに回転される。
したがって、傾斜円テーブル装置10は、比較的簡素な構成でかつ円テーブル16の回転角度及び傾斜テーブル14の回転角度を微小かつ正確に制御することができ、傾斜テーブル14を角度的回転させても円テーブル16が回転しない。
[第2の実施例:無端ベルトタイプ]
図3を参照するに、傾斜円テーブル装置70は、図1に示す傾斜円テーブル装置10の円テーブル用駆動モータ34の向きを変えている。
円テーブル用駆動モータ34は、出力軸40が本体部36より傾斜用駆動装置20の側になるように配置されている。
傾斜テーブル14の角度的回転を駆動モータベース38に伝達するための中間伝達機構72の回転軸74がフレーム12に対して相対的回転可能に支持されている。
中間伝達機構72は、軸線L1と平行に伸びる回転軸74の一端にプーリー76、他端にプーリー78を相対的回転不能に組み付けている。
プーリー76に掛けられた第1の傾斜伝達用無端ベルト80は傾斜出力用プーリー50に掛けられ、プーリー78に掛けられた第2の傾斜伝達用無端ベルト82は傾斜入力用プーリー44に掛けられている。このため、軸線L1の周りにおける傾斜テーブル14の回転は、中間伝達機構72を介して軸線L2の周りに角度的回転すべく駆動モータベース38に伝達される。
本実施例における従動駆動手段は、傾斜出力用プーリー50、第1の傾斜伝達用無端ベルト80、中間伝達機構72、第2の傾斜伝達用無端ベルト82、傾斜入力用プーリー44を含む。
傾斜円テーブル装置70においては、中間伝達機構72が傾斜テーブル14の傾斜にともなう回転を伝達する従動駆動手段を構成する傾斜出力用プーリー50と傾斜入力用プーリー44との間に配置されているから、傾斜入力用プーリー44と、回転出力用プーリー46とは、矢印Aの方向において、この順番に軸線L2に配置している。
駆動モータベース38の回転角度が傾斜テーブル14の角度的回転角度と同一になるように、傾斜出力用プーリー50のピッチ円の直径は傾斜入力用プーリー44のピッチ円の直径と同一に設定されており、かつプーリー76のピッチ円の直径はプーリー78のピッチ円の直径と同一に設定されている。矢印Aの方向から見た駆動モータベース38の回転方向が矢印Aの方向から見た傾斜テーブル14の回転方向と同一となるように、第1の傾斜伝達用無端ベルト80及び第2の傾斜伝達用無端ベルト82は、それぞれ、オープンベルトとなるように、傾斜出力用プーリー50とプーリー76及び78と傾斜入力用プーリー44とに掛けられている。これにより、駆動モータベース38の角度的回転は、傾斜テーブル14の角度的回転に従動駆動される。
回転伝達手段、従動駆動手段及び円テーブル用駆動モータ34は、カバー56により覆われている。
傾斜円テーブル装置70は、上記傾斜円テーブル装置10と同様に動作する。
[第3の実施例:歯車タイプ]
図4に示すように、傾斜円テーブル装置100は、軸線L2が軸線L1に直交するように、円テーブル用駆動モータ34を配置している。
斜歯歯車102は、傾斜軸15の一端に相対的回転不能及び同軸に組み付けられている。
回転可能な斜歯歯車104は、駆動モータベース38に相対的回転不能に及び同軸に組み付けられている。
従動駆動手段は、斜歯歯車102、104を含む。斜歯歯車102,104は互いに噛み合っている。このため、従動駆動手段は、軸線L1の周りにおける斜歯歯車102の回転を、軸線L2の周りを回転する斜歯歯車104を介して駆動モータベース38に伝達する。
斜歯歯車106は、出力軸40に相対的回転不能に組み付けられて、入力軸22に相対的回転不能に組み付けられた斜歯歯車108に噛み合っている。
回転伝達手段は、斜歯歯車106,108を含む。斜歯歯車106,108は互いに噛み合っている。このため、回転伝達手段は、軸線L2の周りにおける斜歯歯車104の回転を、軸線L1の周りを回転する斜歯歯車108を介して入力軸22に伝達する。
回転伝達手段、従動駆動手段及び円テーブル用駆動モータ34は、カバー56により覆われている。
傾斜円テーブル装置100は、以下のように動作する。
傾斜テーブル14を傾斜させるとき、換言すると、円テーブル16をフレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て時計方向に軸線L1の周りに回転させるときは、円テーブル用駆動モータ34の出力軸40を本体部36に対して相対的回転不能においた状態で、傾斜用駆動装置20の傾斜用駆動モータがその出力軸を時計方向に回転させる。
これにより、傾斜用駆動モータは、傾斜テーブル14の傾斜軸15、斜歯歯車102及び斜歯歯車104をこの順に介して、駆動モータベース38をフレーム12に対してすなわち矢印Bの方向から見て反時計方向に角度的に回転させる。
駆動モータベース38がフレーム12に対してすなわち矢印Bの方向から見て反時計方向に軸線L2の周りに角度的回転されると、本体部36が同方向に同一角度だけ回転される。
このとき、本体部36と出力軸40とが相対的回転不能の状態におかれているから、出力軸40は、フレーム12に対してすなわち矢印Bの方向から見て反時計方向に回転される。出力軸40の回転は、斜歯歯車106及び斜歯歯車108を介して入力軸22をフレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て時計方向に傾斜テーブル14の回転角度と同じ角度だけ回転させる。
上記に示したように、入力軸22と傾斜テーブル14とがフレーム12に対してすなわち矢印Aの方向から見て同一方向に同一角度だけ回転されるから、円テーブル16は軸線L0の周りを回転しない。
円テーブル16を回転させるとき、換言すると、円テーブル16を傾斜テーブル14に対してすなわち円テーブル16の工作物載置面を見て軸線L0の周りに時計方向に回転させるときは、傾斜用駆動装置20の傾斜用駆動モータの出力軸を回転不能にした状態で、円テーブル用駆動モータ34がその出力軸40を本体部36に対してすなわち矢印Bに対して時計方向に相対的回転させる。
このとき、傾斜テーブル14がフレーム12に対する軸線L1の周りの角度的回転をしない状態におかれており、しかも、斜歯歯車102が傾斜軸15に相対的回転不能状態に結合されているから、斜歯歯車102、斜歯歯車104、駆動モータベース38及び本体部36は、フレーム12に対して回転しない。
出力軸40が本体部36すなわちフレーム12に対して相対的回転されることになるから、出力軸40の回転は、フレーム12に対してすなわち矢印Bの方向から見て時計方向に回転され、斜歯歯車106及び斜歯歯車108を介して入力軸22をフレーム12に対してすなわち矢印Aから見て反時計方向に回転させる。
傾斜円テーブル装置100においても、傾斜テーブル14がフレーム12に対して回転することなく、入力軸22がフレーム12に対する軸線L1の周りに回転するから、上述のように、円テーブル16は、円テーブル用駆動モータ34の出力軸40の回転によって、傾斜テーブル14に対して軸線L0の周りに回転される。
したがって、傾斜円テーブル装置100は、比較的簡素な構成でかつ円テーブル16及び傾斜テーブル14の角度的な回転を微小かつ正確に角度制御することができ、傾斜テーブル14を角度的回転させても円テーブル16が回転しない。
[その他の実施例]
上記の第1、第2及び第3の実施例において、傾斜テーブル14が軸線L1の周りを角度的回転して、回転伝達手段及び従動駆動手段による回転の伝達が常時維持することが前提であり、維持することができれば、入力軸22をこれの軸線が軸線L1に直角の面内において軸線L1から離間して、軸線L1と平行に伸びるように、設けてもよいし、入力軸22を軸線L1に対して垂直に設けてもよい。同様に維持できれば円テーブル用駆動モータ34の向き、配置も問わない。
第1の実施例において、回転伝達手段は、円テーブル用駆動モータ34の出力軸40に相対的回転不能に取り付けられた第1のクランクと、入力軸22に相対的回転不能に取り付けられた第2のクランクと、第1のクランクの回転を第2のクランクに伝達する第1の連結棒とを含むようにしてもよい。また、従動駆動手段にクランクを適用してもよい。
上記の各実施例において、従動駆動手段は、本体部36を傾斜テーブル14の角度的回転と同期させて回転させるようにしてもよいし、円テーブル16上の工作物を加工する場合に加工を開始するまでに、傾斜テーブル14及び円テーブル14の回転を完了するようにしてもよい。
したがって、例えば、従動駆動手段は、傾斜テーブル14を回転させる直前又は直後に、円テーブル16が傾斜テーブル14に対し相対的回転をしないようにすべく、本体部36を傾斜テーブル14の角度的回転と独立して回転させるようにしてもよい。
また、上記の各実施例においては、傾斜テーブル14と入力軸22との角度的回転角度を一致させるように本体部36を従動させている。しかし、入力軸22の軸線が軸線L1と一致していない場合や、回転伝達手段の各プーリー46,54のピッチ円直径比、歯車106,108のギア比等による入力軸22と出力軸40との回転角度比の違いによって、傾斜テーブル14の角度的回転に伴う本体部36の回転角度は種々の値となり、傾斜テーブル14の角度的回転と本体部36の回転角度とは一致しない場合がある。そこで、従動駆動手段は、傾斜テーブル14の角度的回転に伴う入力軸22の回転時に、入力軸22と傾斜テーブル14とに相対的回転が生じさせないようにすべく、本体部36を積極的に回転させる。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
本発明に係る傾斜円テーブル装置の第1の実施例を示す概略図である。 図1に示す傾斜円テーブル装置の側面の概略図である。 本発明に係る傾斜円テーブル装置の第2の実施例を示す概略図である。 本発明に係る傾斜円テーブル装置の第3の実施例を示す概略図である。
符号の説明
L0,L1,L2 軸線
10,70,100 傾斜円テーブル装置
12 フレーム
14 傾斜テーブル
15 傾斜テーブルの傾斜軸
16 円テーブル
18 ベアリング
20 傾斜用駆動装置
22 入力軸
24,26,28,30 歯車
32 ウオーム歯車
34 円テーブル用駆動モータ
36 円テーブル用駆動モータの本体部
38 駆動モータベース
40 円テーブル用駆動モータの出力軸
42 ベアリング
44 傾斜入力用プーリー(第3のプーリー)
46 回転出力用プーリー(第1のプーリー)
48 傾斜伝達用無端ベルト(第2の無端ベルト)
50 傾斜出力用プーリー(第4のプーリー)
52 回転伝達用無端ベルト(第1の無端ベルト)
54 回転入力用プーリー(第2のプーリー)
56 カバー
72 中間伝達機構
74 中間伝達機構の回転軸
76,78 中間伝達機構のプーリー
80,82 中間伝達機構の傾斜伝達用無端ベルト
102 斜歯歯車(第4の歯車)
104 斜歯歯車(第3の歯車)
106 斜歯歯車(第1の歯車)
108 斜歯歯車(第2の歯車)

Claims (10)

  1. フレームと、
    第1の軸線の周りに角度的回転可能に前記フレームに支持された傾斜テーブルと、
    前記傾斜テーブルに角度的回転可能に配置された円テーブルと、
    前記円テーブルを回転させるための入力軸であって第2の軸線の周りに角度的回転可能に前記傾斜テーブルに配置された入力軸と、
    前記入力軸を回転させる出力軸であって第3の軸線の周りに角度的回転可能な出力軸と前記第3の軸線の周りに角度的回転可能に前記フレームに取り付けられた本体部とを有する駆動モータと、
    前記本体部を前記傾斜テーブルに従動させて前記第3の軸線の周りに回転させる従動駆動手段とを含む、傾斜円テーブル装置。
  2. 前記従動駆動手段は、前記傾斜テーブルの角度的回転に伴う前記入力軸の回転時に、前記入力軸と前記傾斜テーブルとに相対的回転が生じないようにすべく、前記本体部を回転させる、請求項1に記載の傾斜円テーブル装置。
  3. 前記従動駆動手段は、前記第1の軸線の周りにおける前記傾斜テーブルの角度的回転角度と前記第2の軸線の周りにおける前記入力軸の角度的回転角度を一致させるように、前記本体部を従動させる、請求項1又は2に記載の傾斜円テーブル装置。
  4. 前記出力軸は、前記本体部に対する前記出力軸の回転が停止しているとき、前記本体部に対して相対的回転不能とされる、請求項1から3のいずれか1項に記載の傾斜円テーブル装置。
  5. 前記入力軸は、前記フレームに対する前記第1の軸線の周りにおける前記傾斜テーブルの回転方向及び角度的回転角度と同じ回転方向及び角度的回転角度だけ前記第2の軸線の周りにおいて回転される、請求項1から4のいずれか1項に記載の傾斜円テーブル装置。
  6. さらに、前記出力軸の回転を前記入力軸に伝達する回転伝達手段を含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の傾斜円テーブル装置。
  7. 前記回転伝達手段は、前記出力軸に相対的回転不能に取り付けられた第1のプーリーと、前記入力軸に相対的回転不能に取り付けられた第2のプーリーと、前記第1のプーリーの回転を前記第2のプーリーに伝達する第1の無端ベルトとを含む、請求項6に記載の傾斜円テーブル装置。
  8. 前記従動駆動手段は、前記本体部に相対的回転不能に取り付けられた第3のプーリーと、前記傾斜テーブルに相対的回転不能に取り付けられた第4のプーリーと、前記第3のプーリーの回転を前記第4のプーリーに伝達する第2の無端ベルトとを含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の傾斜円テーブル装置。
  9. 前記本体部は、前記第3の軸線が前記第1の軸線に対して平行又は直交するように、前記フレームに角度的回転可能に取り付けられている、請求項1から8のいずれか1項に記載の傾斜円テーブル装置。
  10. 前記入力軸は、前記第2の軸線が前記第1の軸線に一致するように、前記傾斜テーブルに配置されている、請求項1から9のいずれか1項に記載の傾斜円テーブル装置。
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