JP2005007532A - 回転テーブル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大きな駆動力のモータを必要とすることなく、テーブル本体を高精度に回転させることができるとともに、減速機構中の噛み合い部分の摩耗を低減することができる回転テーブル装置を提供する。
【解決手段】フレーム11上に静圧軸受16を介してテーブル本体14を回転可能に支持する。テーブル本体14とそれを回転させるためのモータ17との間には、テーブル本体14の軸線と平行な駆動側及び被動側の回転軸線を有する減速機構24を介装する。減速機構24として、波動歯車減速機構25及び平歯車減速機構26を装備する。
【選択図】 図1
【解決手段】フレーム11上に静圧軸受16を介してテーブル本体14を回転可能に支持する。テーブル本体14とそれを回転させるためのモータ17との間には、テーブル本体14の軸線と平行な駆動側及び被動側の回転軸線を有する減速機構24を介装する。減速機構24として、波動歯車減速機構25及び平歯車減速機構26を装備する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば工作機械においてワーク等を支持して往復回転される回転テーブル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の回転テーブル装置においては、テーブル本体がモータにより減速機構を介して減速回転されるようになっている。そして、モータの回転に対するテーブル本体の回転の減速比を大きく確保するために、前記減速機構としてウォーム及びウォームホイールよりなるウォーム歯車減速機構が用いられていた。従って、この従来の回転テーブル装置においては、減速機構のウォームとウォームホイールとが直交する軸線上に支持された状態で互いに噛み合いされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、テーブル本体の回転精度を高める必要がある場合には、ウォームとウォームホイールとの間のバックラッシを可能な限り小さくすることが望まれる。また、テーブル本体が大きくて大質量である場合には、テーブル本体の反転にともなう慣性により減速機構等が破損するおそれがあるため、前記と同様に前記バックラッシを小さくすることが望まれる。しかしながら、ウォームとウォームホイールとの構成においては、それらの間のバックラッシを小さくするということは、両者の噛み合いを深くすることになる。従って、ウォームとウォームホイールとの接触圧力が高くなって、摩擦抵抗も大きくなり、モータに大きな駆動力が必要になるばかりでなく、ウォームとウォームホイールとの噛み合い部分に摩耗が生じやすいという問題があった。
【0004】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、大きな駆動力のモータを必要とすることなく、テーブル本体を高精度に回転させることができるとともに、減速機構中の噛み合い部分の摩耗を低減することができる回転テーブル装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、フレーム上に静圧軸受を介して垂直軸線を中心に回転可能に支持されたテーブル本体と、そのテーブル本体を往復回転させるためのモータと、そのモータとテーブル本体との間に介装され、テーブル本体の軸線と平行な駆動側及び被動側の回転軸線を有する減速機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】
従って、この請求項1に記載の発明によれば、駆動側及び被動側の回転軸線が直交しているウォーム歯車減速機構を備えた従来構成とは異なり、バックラッシを小さくしても、噛み合い部の接触圧力をウォームとウォームホイールほどには大きくする必要がない。従って、大きな駆動力のモータを必要とせず、テーブル本体を高精度に回転させることができとともに、減速機構中の噛み合い部分が摩耗するのを抑制することもできる。さらに、摩擦抵抗を少なくできるため、テーブル本体の回転開始時や、回転方向の切り替え時におけるテーブル本体の加速時間を短くできる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記減速機構が波動歯車装置を含むことを特徴とするものである。
従って、この請求項2に記載の発明によれば、簡単かつ小型の装置によりモータの回転に対するテーブル本体の回転の減速比を大きく確保することができて、テーブル本体を高精度に回転制御することができる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記減速機構が平歯車減速機構を含むことを特徴とするものである。
従って、この請求項3に記載の発明によれば、減速機構の構成を簡素化することができる。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記平歯車減速機構が、モータにより回転される駆動平歯車と、テーブル本体に固定された第1被動平歯車と、その第1被動平歯車に同一軸線上でクロスベアリングを介して相対回転可能に支持された第2被動平歯車とよりなることを特徴とするものである。
【0010】
従って、この請求項4に記載の発明によれば、平歯車減速機構の駆動平歯車と被動平歯車との間のバックラッシを低減することができて、テーブル本体の回転精度を一層高めることができる。しかも、第1被動歯車の支持をクロスベアリングにより行っているため、軸方向及びそれと直交する方向への支持をひとつのベアリングで行うことができ、構成の簡素化及び小型化に有用である。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、両被動平歯車の歯を駆動平歯車の歯に対して反対方向から押圧噛み合いさせるように、両被動平歯車を反対方向に回転付勢して、バックラッシが存在しないようにするための付勢手段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
従って、請求項5に記載の発明においては、バックラッシを除去して、テーブル本体の回転精度を向上できるとともに、歯車破損等を未然に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、この発明の第1実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1に示すように、工作機械のフレーム11上には支持台12が配設され、その支持台12の上面には支持リング13が固定されている。支持リング13上には円板状のテーブル本体14が下面のリング状軸支部15において、静圧軸受16を介して垂直軸線を中心に回転可能に支持されている。軸支部15は、その下面及び外周面において前記静圧軸受16により支持されている。そして、図示しないチャック等により、このテーブル本体14の上面にワークWが着脱可能に取り付けられるようになっている。
【0014】
前記フレーム11にはテーブル本体14を回転させるための往復回転可能なモータ17が配設固定され、そのモータ軸には駆動プーリ18が取り付けられている。図3に示すように、支持台12には回転軸19がブラケット20を介してベアリング21により、テーブル本体14の回転軸線と平行な垂直軸線の周りで回転可能に支持され、その回転軸19の下端には被動プーリ22が取り付けられている。駆動プーリ18と被動プーリ22との間にはタイミングベルト23が掛装され、モータ17の往復回転により、両プーリ18,22及びタイミングベルト23を介して回転軸19が正方向及び逆方向に回転されるようになっている。
【0015】
前記回転軸19とテーブル本体14との間には、テーブル本体14の軸線と平行な回転軸線を有する駆動側及び被動側の減速機構24が介装されている。この減速機構24は、回転軸19側に配設された波動歯車装置よりなる波動歯車減速機構25と、テーブル本体14側に配設された平歯車減速機構26とから構成されている。そして、モータ17による回転軸19の回転に伴い、この波動歯車減速機構25及び平歯車減速機構26を介して、テーブル本体14が所定の減速比で往復回転されるようになっている。
【0016】
次に、前記波動歯車減速機構25の構成について詳細に説明する。図3〜図5に示すように、前記回転軸19の下端部には平面形ほぼ楕円形状のウエブジェネレータ28が固定され、その外周にはボールベアリング29が嵌着されている。前記ボールベアリング29の外周にはフレクスプライン30が嵌着され、その外周面には多数の歯30aが形成されている。前記ボールベアリング29の内外のレース及びフレクスプライン30は可撓性を有していて変形可能である。
【0017】
前記フレクスプライン30の外周上部には第1サーキュラスプライン31が配設され、その内周面にはフレクスプライン30の歯30aに噛み合い可能な多数の歯31aが形成されている。第1サーキュラスプライン31と同一軸線上に位置するように、フレクスプライン30の外周下部には第2サーキュラスプライン32が配設され、その内周面にはフレクスプライン30の歯30aに噛み合い可能な多数の歯32aが形成されている。
【0018】
前記回転軸19と同一軸線上に位置するように、ブラケット20内には伝達軸33がベアリング34を介して回転可能に支持されている。そして、第1サーキュラスプライン31が連結筒35を介して伝達軸33に連結されるとともに、第2サーキュラスプライン32がブラケット20に固定されている。また、第1サーキュラスプライン31の歯31aの数がフレクスプライン30の歯30aの数と相違するとともに、第2サーキュラスプライン32の歯32aの数がフレクスプライン30の歯30aの数と同一となるように設定されている。
【0019】
このため、回転軸19によりウエブジェネレータ28が回転されたときには、フレクスプライン30が連動回転されることなく、ウエブジェネレータ28の形状に従って変形運動を行う。これにより、フレクスプライン30の歯30aとサーキュラスプライン31,32の歯31a,32aとの噛み合い箇所が順次移動される。この場合、第2サーキュラスプライン32は、ブラケット20に固定されているため停止状態に維持されている。これに対して、第1サーキュラスプライン31は、その歯31aとフレクスプライン30の歯30aとの数の差に相当する減速比にて減速回転され、その回転が連結筒35を介して伝達軸33に伝達される。
【0020】
次に、前記平歯車減速機構26の構成について詳細に説明する。図2、図3、図6及び図7に示すように、前記伝達軸33の上端部には駆動平歯車37が固定されている。駆動平歯車37に噛み合いするように、テーブル本体14の下面のリング状軸支部15には第1被動平歯車38が固定されている。駆動平歯車37に噛み合いするように、第1被動平歯車38の下面には第2被動平歯車39がクロスベアリング40を介して同一軸線上で相対回転可能に支持されている。このクロスベアリング40は、第2被動平歯車39をその軸線方向及びそれと直交する方向の2方向において支持する。
【0021】
前記第1被動平歯車38の上面には第1係止部材41が固定され、その側面には係止ピン42が突設されている。第1被動平歯車38の透孔43を介して第1係止部材41と対応するように、第2被動平歯車39の上面には第2係止部材44が突出固定され、その側面には係止ピン45が突設されている。両係止部材41,44の係止ピン42,45間には付勢手段としてのバネ部材46が介装され、このバネ部材46により両被動平歯車38,39が互いに反対方向に回転付勢されている。
【0022】
これにより、図7に示すように、常に両被動平歯車38,39の歯38a,39aが駆動平歯車37の歯37aに対して反対方向から押圧噛み合いされた状態に保持されて、バックラッシが介在されないようになっている。そして、この状態で伝達軸33が回転されたとき、駆動平歯車37及び両被動平歯車38,39を介して、それらの歯37a,38a,39aの数の差に相当する減速比にて、テーブル本体14が減速回転されるようになっている。
【0023】
次に、前記のように構成された回転テーブル装置の動作を説明する。
さて、テーブル本体14の上面にワークWが取り付けられた状態で、図示しない制御装置によりモータ17が一方向に回転されると、駆動プーリ18、タイミングベルト23及び被動プーリ22を介して、回転軸19が同方向に回転される。そして、この回転軸19の回転に伴い、波動歯車減速機構25を介して、伝達軸33が減速回転されるとともに、その伝達軸33の回転に伴い、平歯車減速機構26を介して、テーブル本体14が一方向に減速回転される。
【0024】
このように、テーブル本体14が一方向に所定角度、あるいは一定時間だけ回転されると、前記制御装置によりモータ17の回転が逆方向に切り換えられる。
これにより、回転軸19が前記の場合と反対方向に回転され、波動歯車減速機構25及び平歯車減速機構26を介して、テーブル本体14が逆方向に所定角度、あるいは一定時間だけ減速回転される。そして、前記モータ17の回転切換により、テーブル本体14が所定の角度範囲内で往復回転されて、テーブル本体14上のワークWに研磨等の加工が施される。
【0025】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この回転テーブル装置においては、フレーム11上にテーブル本体14が静圧軸受16を介して回転可能に支持されている。テーブル本体14とそれを回転させるためのモータ17との間には、テーブル本体14の軸線と平行な駆動側及び被動側の回転軸線を有する減速機構24が介装されている。
【0026】
このため、駆動側及び被動側の回転軸線が直交しているウォーム歯車減速機構を備えた従来構成とは異なり、バックラッシが小さくなるように歯車を配置しても、噛み合い部分の摩擦抵抗が大きくなることがない。すなわち、ウォームとウォームホイールとの噛み合いにおいて、ウォームが回転すると、そのねじ面がウォームホイールの歯面上を摺動するため、噛み合いを深くすると、両者間の摩擦抵抗が大きくなる。これに対し、軸線と平行な駆動側及び被動側の回転軸線を有する減速機構24はこのようなことを抑制でき、大きな駆動力のモータ17を必要とせず、テーブル本体14を高精度に回転させることができる。
【0027】
(2) また、同様に、摩擦抵抗を減少できるために、減速機構24中の歯車の噛み合い部分が摩耗するのを抑制することもできる。特に、前記実施形態のようにモータ17の往復回転により、テーブル本体14が所定の角度範囲、あるいは所定の時間内で往復回転されて、テーブル本体14の加減速及び反転が繰り返し行われる場合に、それらの効果が顕著に現れる。
【0028】
(3) さらに、前述したように、摩擦抵抗を少なくできるため、テーブル本体14の回転開始時や、回転方向の切り替え時における加速時間を短くできて、サイクルタイムを短縮できるとともに、加工精度向上に好結果をもたらすことができる。
【0029】
(4) この回転テーブル装置においては、前記減速機構24として、波動歯車減速機構25と平歯車減速機構26とが装備されている。このため、平歯車減速機構26の構成が簡単であるとともに、波動歯車減速機構25において、モータ17の回転に対するテーブル本体14の回転の減速比を大きく確保することができて、テーブル本体14を高精度に回転制御することができる。特に、波動歯車減速機構25は、ウォームホイール等の大きな歯車を必要としないために、小型であり、従って、回転テーブル装置の小型化に寄与できる。
【0030】
(5) この回転テーブル装置においては、前記平歯車減速機構26が、モータ17により回転される駆動平歯車37と、テーブル本体14に固定された第1被動平歯車38と、第1被動平歯車38に同一軸線上でクロスベアリング40を介して相対回転可能に支持された第2被動平歯車39とから構成されている。そして、第1被動平歯車38と第2被動平歯車39との間には、両被動平歯車38,39の歯38a,39aを駆動平歯車37の歯37aに対して反対方向から押圧噛み合いさせるように、両被動平歯車38,39を反対方向に回転付勢するためのバネ部材46が介装されている。このため、平歯車減速機構26の駆動平歯車37と被動平歯車38,39との間のバックラッシを低減することができて、テーブル本体14の回転精度を一層高めることができる。
【0031】
(6) また、バックラッシを低減できるため、テーブル本体14の回転方向を切り替えた際における駆動平歯車37と被動平歯車38,39との間の衝撃を小さくすることができ、歯車やその周辺機構の損傷等を防ぐことができる。
【0032】
(7) さらに、第2被動平歯車39をクロスベアリング40により支持しているため、その第2被動平歯車39の軸方向及びそれとは直交した方向の支持をひとつのベアリングで行うことができ、部品点数を少なくして、構成を簡単にできるとともに、装置小型化に寄与できる。
【0033】
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を図8に基づいて説明する。
前記テーブル本体14の中心部における開口14aの上下には、開閉可能な蓋61,62が設けられている。開口14aの下方に固定配置された筒状体63にはエンコーダ64の固定側64aが支持されている。エンコーダ64の回転側64bは前記蓋62に対して若干の水平位置調節可能に支持されている。この位置調節のための構成としては、回転側を固定するためのねじ(図示しない)を蓋62のねじ挿通孔(図示しない)に対してわずかの間隙を介して挿通させる等の周知の構成が実施される。
【0034】
従って、前記蓋61,62を外して、エンコーダ64の回転側64bを調節すれば、固定側64aに対する回転側の芯出しが可能となる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
【0035】
・ 前記実施形態において、波動歯車減速機構25の代わりに、複数の平歯車を組み合わせた減速機構を用いること。
・ クロスベアリング40の代わりに、静圧軸受を用いること。この場合、この静圧軸受は、被動平歯車39をその軸線方向及びそれと直交する方向で受けるようにする。
【0036】
・ 前記実施形態では、この発明を、通常のワーク支持用回転テーブルを有する装置において具体化したが、インデックステーブルを有する装置において具体化すること。この場合には、テーブル本体の回転、停止が頻繁に行われるため、この発明の優位性が増す。
【0037】
【発明の効果】
以上、実施形態で例示したように、この発明においては、大きな駆動力のモータを必要とせず、テーブル本体を高精度に回転させることができる。また、減速機構中の噛み合い部分の摩耗を低減することもでき、しかも、加工サイクルタイムの短縮化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の回転テーブル装置を示す断面図。
【図2】図1のほぼ2−2線における部分拡大断面図。
【図3】図1の一部を拡大して示す部分断面図。
【図4】図3の4−4線における拡大断面図。
【図5】図4の5−5線における断面図。
【図6】図3の6−6線における部分断面図。
【図7】歯車伝達機構の一部を拡大して示す部分平面図。
【図8】第2実施形態の回転テーブル装置を示す断面図。
【符号の説明】
11…フレーム、12…支持台、14…テーブル本体、15…筒状軸支部、16…静圧軸受、17…モータ、19…回転軸、24…減速機構、25…波動歯車減速機構、26…平歯車減速機構、28…ウエブジェネレータ、30…フレクスプライン、30a…歯、31…第1サーキュラスプライン、31a…歯、32…第2サーキュラスプライン、32a…歯、33…伝達軸、37…駆動平歯車、37a…歯、38…第1被動平歯車、38a…歯、39…第2被動平歯車、39a…歯、40…クロスベアリング、41…第1係止部材、44…第2係止部材、46…付勢手段としてのバネ部材、W…ワーク。
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば工作機械においてワーク等を支持して往復回転される回転テーブル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の回転テーブル装置においては、テーブル本体がモータにより減速機構を介して減速回転されるようになっている。そして、モータの回転に対するテーブル本体の回転の減速比を大きく確保するために、前記減速機構としてウォーム及びウォームホイールよりなるウォーム歯車減速機構が用いられていた。従って、この従来の回転テーブル装置においては、減速機構のウォームとウォームホイールとが直交する軸線上に支持された状態で互いに噛み合いされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、テーブル本体の回転精度を高める必要がある場合には、ウォームとウォームホイールとの間のバックラッシを可能な限り小さくすることが望まれる。また、テーブル本体が大きくて大質量である場合には、テーブル本体の反転にともなう慣性により減速機構等が破損するおそれがあるため、前記と同様に前記バックラッシを小さくすることが望まれる。しかしながら、ウォームとウォームホイールとの構成においては、それらの間のバックラッシを小さくするということは、両者の噛み合いを深くすることになる。従って、ウォームとウォームホイールとの接触圧力が高くなって、摩擦抵抗も大きくなり、モータに大きな駆動力が必要になるばかりでなく、ウォームとウォームホイールとの噛み合い部分に摩耗が生じやすいという問題があった。
【0004】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、大きな駆動力のモータを必要とすることなく、テーブル本体を高精度に回転させることができるとともに、減速機構中の噛み合い部分の摩耗を低減することができる回転テーブル装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、フレーム上に静圧軸受を介して垂直軸線を中心に回転可能に支持されたテーブル本体と、そのテーブル本体を往復回転させるためのモータと、そのモータとテーブル本体との間に介装され、テーブル本体の軸線と平行な駆動側及び被動側の回転軸線を有する減速機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】
従って、この請求項1に記載の発明によれば、駆動側及び被動側の回転軸線が直交しているウォーム歯車減速機構を備えた従来構成とは異なり、バックラッシを小さくしても、噛み合い部の接触圧力をウォームとウォームホイールほどには大きくする必要がない。従って、大きな駆動力のモータを必要とせず、テーブル本体を高精度に回転させることができとともに、減速機構中の噛み合い部分が摩耗するのを抑制することもできる。さらに、摩擦抵抗を少なくできるため、テーブル本体の回転開始時や、回転方向の切り替え時におけるテーブル本体の加速時間を短くできる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記減速機構が波動歯車装置を含むことを特徴とするものである。
従って、この請求項2に記載の発明によれば、簡単かつ小型の装置によりモータの回転に対するテーブル本体の回転の減速比を大きく確保することができて、テーブル本体を高精度に回転制御することができる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記減速機構が平歯車減速機構を含むことを特徴とするものである。
従って、この請求項3に記載の発明によれば、減速機構の構成を簡素化することができる。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記平歯車減速機構が、モータにより回転される駆動平歯車と、テーブル本体に固定された第1被動平歯車と、その第1被動平歯車に同一軸線上でクロスベアリングを介して相対回転可能に支持された第2被動平歯車とよりなることを特徴とするものである。
【0010】
従って、この請求項4に記載の発明によれば、平歯車減速機構の駆動平歯車と被動平歯車との間のバックラッシを低減することができて、テーブル本体の回転精度を一層高めることができる。しかも、第1被動歯車の支持をクロスベアリングにより行っているため、軸方向及びそれと直交する方向への支持をひとつのベアリングで行うことができ、構成の簡素化及び小型化に有用である。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、両被動平歯車の歯を駆動平歯車の歯に対して反対方向から押圧噛み合いさせるように、両被動平歯車を反対方向に回転付勢して、バックラッシが存在しないようにするための付勢手段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
従って、請求項5に記載の発明においては、バックラッシを除去して、テーブル本体の回転精度を向上できるとともに、歯車破損等を未然に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、この発明の第1実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1に示すように、工作機械のフレーム11上には支持台12が配設され、その支持台12の上面には支持リング13が固定されている。支持リング13上には円板状のテーブル本体14が下面のリング状軸支部15において、静圧軸受16を介して垂直軸線を中心に回転可能に支持されている。軸支部15は、その下面及び外周面において前記静圧軸受16により支持されている。そして、図示しないチャック等により、このテーブル本体14の上面にワークWが着脱可能に取り付けられるようになっている。
【0014】
前記フレーム11にはテーブル本体14を回転させるための往復回転可能なモータ17が配設固定され、そのモータ軸には駆動プーリ18が取り付けられている。図3に示すように、支持台12には回転軸19がブラケット20を介してベアリング21により、テーブル本体14の回転軸線と平行な垂直軸線の周りで回転可能に支持され、その回転軸19の下端には被動プーリ22が取り付けられている。駆動プーリ18と被動プーリ22との間にはタイミングベルト23が掛装され、モータ17の往復回転により、両プーリ18,22及びタイミングベルト23を介して回転軸19が正方向及び逆方向に回転されるようになっている。
【0015】
前記回転軸19とテーブル本体14との間には、テーブル本体14の軸線と平行な回転軸線を有する駆動側及び被動側の減速機構24が介装されている。この減速機構24は、回転軸19側に配設された波動歯車装置よりなる波動歯車減速機構25と、テーブル本体14側に配設された平歯車減速機構26とから構成されている。そして、モータ17による回転軸19の回転に伴い、この波動歯車減速機構25及び平歯車減速機構26を介して、テーブル本体14が所定の減速比で往復回転されるようになっている。
【0016】
次に、前記波動歯車減速機構25の構成について詳細に説明する。図3〜図5に示すように、前記回転軸19の下端部には平面形ほぼ楕円形状のウエブジェネレータ28が固定され、その外周にはボールベアリング29が嵌着されている。前記ボールベアリング29の外周にはフレクスプライン30が嵌着され、その外周面には多数の歯30aが形成されている。前記ボールベアリング29の内外のレース及びフレクスプライン30は可撓性を有していて変形可能である。
【0017】
前記フレクスプライン30の外周上部には第1サーキュラスプライン31が配設され、その内周面にはフレクスプライン30の歯30aに噛み合い可能な多数の歯31aが形成されている。第1サーキュラスプライン31と同一軸線上に位置するように、フレクスプライン30の外周下部には第2サーキュラスプライン32が配設され、その内周面にはフレクスプライン30の歯30aに噛み合い可能な多数の歯32aが形成されている。
【0018】
前記回転軸19と同一軸線上に位置するように、ブラケット20内には伝達軸33がベアリング34を介して回転可能に支持されている。そして、第1サーキュラスプライン31が連結筒35を介して伝達軸33に連結されるとともに、第2サーキュラスプライン32がブラケット20に固定されている。また、第1サーキュラスプライン31の歯31aの数がフレクスプライン30の歯30aの数と相違するとともに、第2サーキュラスプライン32の歯32aの数がフレクスプライン30の歯30aの数と同一となるように設定されている。
【0019】
このため、回転軸19によりウエブジェネレータ28が回転されたときには、フレクスプライン30が連動回転されることなく、ウエブジェネレータ28の形状に従って変形運動を行う。これにより、フレクスプライン30の歯30aとサーキュラスプライン31,32の歯31a,32aとの噛み合い箇所が順次移動される。この場合、第2サーキュラスプライン32は、ブラケット20に固定されているため停止状態に維持されている。これに対して、第1サーキュラスプライン31は、その歯31aとフレクスプライン30の歯30aとの数の差に相当する減速比にて減速回転され、その回転が連結筒35を介して伝達軸33に伝達される。
【0020】
次に、前記平歯車減速機構26の構成について詳細に説明する。図2、図3、図6及び図7に示すように、前記伝達軸33の上端部には駆動平歯車37が固定されている。駆動平歯車37に噛み合いするように、テーブル本体14の下面のリング状軸支部15には第1被動平歯車38が固定されている。駆動平歯車37に噛み合いするように、第1被動平歯車38の下面には第2被動平歯車39がクロスベアリング40を介して同一軸線上で相対回転可能に支持されている。このクロスベアリング40は、第2被動平歯車39をその軸線方向及びそれと直交する方向の2方向において支持する。
【0021】
前記第1被動平歯車38の上面には第1係止部材41が固定され、その側面には係止ピン42が突設されている。第1被動平歯車38の透孔43を介して第1係止部材41と対応するように、第2被動平歯車39の上面には第2係止部材44が突出固定され、その側面には係止ピン45が突設されている。両係止部材41,44の係止ピン42,45間には付勢手段としてのバネ部材46が介装され、このバネ部材46により両被動平歯車38,39が互いに反対方向に回転付勢されている。
【0022】
これにより、図7に示すように、常に両被動平歯車38,39の歯38a,39aが駆動平歯車37の歯37aに対して反対方向から押圧噛み合いされた状態に保持されて、バックラッシが介在されないようになっている。そして、この状態で伝達軸33が回転されたとき、駆動平歯車37及び両被動平歯車38,39を介して、それらの歯37a,38a,39aの数の差に相当する減速比にて、テーブル本体14が減速回転されるようになっている。
【0023】
次に、前記のように構成された回転テーブル装置の動作を説明する。
さて、テーブル本体14の上面にワークWが取り付けられた状態で、図示しない制御装置によりモータ17が一方向に回転されると、駆動プーリ18、タイミングベルト23及び被動プーリ22を介して、回転軸19が同方向に回転される。そして、この回転軸19の回転に伴い、波動歯車減速機構25を介して、伝達軸33が減速回転されるとともに、その伝達軸33の回転に伴い、平歯車減速機構26を介して、テーブル本体14が一方向に減速回転される。
【0024】
このように、テーブル本体14が一方向に所定角度、あるいは一定時間だけ回転されると、前記制御装置によりモータ17の回転が逆方向に切り換えられる。
これにより、回転軸19が前記の場合と反対方向に回転され、波動歯車減速機構25及び平歯車減速機構26を介して、テーブル本体14が逆方向に所定角度、あるいは一定時間だけ減速回転される。そして、前記モータ17の回転切換により、テーブル本体14が所定の角度範囲内で往復回転されて、テーブル本体14上のワークWに研磨等の加工が施される。
【0025】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この回転テーブル装置においては、フレーム11上にテーブル本体14が静圧軸受16を介して回転可能に支持されている。テーブル本体14とそれを回転させるためのモータ17との間には、テーブル本体14の軸線と平行な駆動側及び被動側の回転軸線を有する減速機構24が介装されている。
【0026】
このため、駆動側及び被動側の回転軸線が直交しているウォーム歯車減速機構を備えた従来構成とは異なり、バックラッシが小さくなるように歯車を配置しても、噛み合い部分の摩擦抵抗が大きくなることがない。すなわち、ウォームとウォームホイールとの噛み合いにおいて、ウォームが回転すると、そのねじ面がウォームホイールの歯面上を摺動するため、噛み合いを深くすると、両者間の摩擦抵抗が大きくなる。これに対し、軸線と平行な駆動側及び被動側の回転軸線を有する減速機構24はこのようなことを抑制でき、大きな駆動力のモータ17を必要とせず、テーブル本体14を高精度に回転させることができる。
【0027】
(2) また、同様に、摩擦抵抗を減少できるために、減速機構24中の歯車の噛み合い部分が摩耗するのを抑制することもできる。特に、前記実施形態のようにモータ17の往復回転により、テーブル本体14が所定の角度範囲、あるいは所定の時間内で往復回転されて、テーブル本体14の加減速及び反転が繰り返し行われる場合に、それらの効果が顕著に現れる。
【0028】
(3) さらに、前述したように、摩擦抵抗を少なくできるため、テーブル本体14の回転開始時や、回転方向の切り替え時における加速時間を短くできて、サイクルタイムを短縮できるとともに、加工精度向上に好結果をもたらすことができる。
【0029】
(4) この回転テーブル装置においては、前記減速機構24として、波動歯車減速機構25と平歯車減速機構26とが装備されている。このため、平歯車減速機構26の構成が簡単であるとともに、波動歯車減速機構25において、モータ17の回転に対するテーブル本体14の回転の減速比を大きく確保することができて、テーブル本体14を高精度に回転制御することができる。特に、波動歯車減速機構25は、ウォームホイール等の大きな歯車を必要としないために、小型であり、従って、回転テーブル装置の小型化に寄与できる。
【0030】
(5) この回転テーブル装置においては、前記平歯車減速機構26が、モータ17により回転される駆動平歯車37と、テーブル本体14に固定された第1被動平歯車38と、第1被動平歯車38に同一軸線上でクロスベアリング40を介して相対回転可能に支持された第2被動平歯車39とから構成されている。そして、第1被動平歯車38と第2被動平歯車39との間には、両被動平歯車38,39の歯38a,39aを駆動平歯車37の歯37aに対して反対方向から押圧噛み合いさせるように、両被動平歯車38,39を反対方向に回転付勢するためのバネ部材46が介装されている。このため、平歯車減速機構26の駆動平歯車37と被動平歯車38,39との間のバックラッシを低減することができて、テーブル本体14の回転精度を一層高めることができる。
【0031】
(6) また、バックラッシを低減できるため、テーブル本体14の回転方向を切り替えた際における駆動平歯車37と被動平歯車38,39との間の衝撃を小さくすることができ、歯車やその周辺機構の損傷等を防ぐことができる。
【0032】
(7) さらに、第2被動平歯車39をクロスベアリング40により支持しているため、その第2被動平歯車39の軸方向及びそれとは直交した方向の支持をひとつのベアリングで行うことができ、部品点数を少なくして、構成を簡単にできるとともに、装置小型化に寄与できる。
【0033】
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を図8に基づいて説明する。
前記テーブル本体14の中心部における開口14aの上下には、開閉可能な蓋61,62が設けられている。開口14aの下方に固定配置された筒状体63にはエンコーダ64の固定側64aが支持されている。エンコーダ64の回転側64bは前記蓋62に対して若干の水平位置調節可能に支持されている。この位置調節のための構成としては、回転側を固定するためのねじ(図示しない)を蓋62のねじ挿通孔(図示しない)に対してわずかの間隙を介して挿通させる等の周知の構成が実施される。
【0034】
従って、前記蓋61,62を外して、エンコーダ64の回転側64bを調節すれば、固定側64aに対する回転側の芯出しが可能となる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
【0035】
・ 前記実施形態において、波動歯車減速機構25の代わりに、複数の平歯車を組み合わせた減速機構を用いること。
・ クロスベアリング40の代わりに、静圧軸受を用いること。この場合、この静圧軸受は、被動平歯車39をその軸線方向及びそれと直交する方向で受けるようにする。
【0036】
・ 前記実施形態では、この発明を、通常のワーク支持用回転テーブルを有する装置において具体化したが、インデックステーブルを有する装置において具体化すること。この場合には、テーブル本体の回転、停止が頻繁に行われるため、この発明の優位性が増す。
【0037】
【発明の効果】
以上、実施形態で例示したように、この発明においては、大きな駆動力のモータを必要とせず、テーブル本体を高精度に回転させることができる。また、減速機構中の噛み合い部分の摩耗を低減することもでき、しかも、加工サイクルタイムの短縮化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の回転テーブル装置を示す断面図。
【図2】図1のほぼ2−2線における部分拡大断面図。
【図3】図1の一部を拡大して示す部分断面図。
【図4】図3の4−4線における拡大断面図。
【図5】図4の5−5線における断面図。
【図6】図3の6−6線における部分断面図。
【図7】歯車伝達機構の一部を拡大して示す部分平面図。
【図8】第2実施形態の回転テーブル装置を示す断面図。
【符号の説明】
11…フレーム、12…支持台、14…テーブル本体、15…筒状軸支部、16…静圧軸受、17…モータ、19…回転軸、24…減速機構、25…波動歯車減速機構、26…平歯車減速機構、28…ウエブジェネレータ、30…フレクスプライン、30a…歯、31…第1サーキュラスプライン、31a…歯、32…第2サーキュラスプライン、32a…歯、33…伝達軸、37…駆動平歯車、37a…歯、38…第1被動平歯車、38a…歯、39…第2被動平歯車、39a…歯、40…クロスベアリング、41…第1係止部材、44…第2係止部材、46…付勢手段としてのバネ部材、W…ワーク。
Claims (5)
- フレーム上に静圧軸受を介して垂直軸線を中心に回転可能に支持されたテーブル本体と、そのテーブル本体を往復回転させるためのモータと、そのモータとテーブル本体との間に介装され、テーブル本体の軸線と平行な駆動側及び被動側の回転軸線を有する減速機構とを備えたことを特徴とする回転テーブル装置。
- 前記減速機構が波動歯車装置を含むことを特徴とする請求項1に記載の回転テーブル装置。
- 前記減速機構が平歯車減速機構を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転テーブル装置。
- 前記平歯車減速機構が、モータにより回転される駆動平歯車と、テーブル本体に固定された第1被動平歯車と、その第1被動平歯車に同一軸線上でクロスベアリングを介して相対回転可能に支持された第2被動平歯車とよりなることを特徴とした請求項3に記載の回転テーブル装置。
- 両被動平歯車の歯を駆動平歯車の歯に対して反対方向から押圧噛み合いさせるように、両被動平歯車を反対方向に回転付勢して、バックラッシが存在しないようにするための付勢手段を設けたことを特徴とする請求項4に記載の回転テーブル装置。
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2003
- 2003-06-19 JP JP2003175444A patent/JP2005007532A/ja active Pending
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