JP2003170334A - インデックス装置 - Google Patents
インデックス装置Info
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- JP2003170334A JP2003170334A JP2001368845A JP2001368845A JP2003170334A JP 2003170334 A JP2003170334 A JP 2003170334A JP 2001368845 A JP2001368845 A JP 2001368845A JP 2001368845 A JP2001368845 A JP 2001368845A JP 2003170334 A JP2003170334 A JP 2003170334A
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Abstract
で、必要に応じてテーブルを選択的に割出し回転または
高速回転させることができ、ワークに対して異なった加
工を連続的に能率良く施すことができるインデックス装
置を提供する。 【解決手段】 ワーク21を支持するテーブル19と、
そのテーブル19を割出し回転させるための割出し回転
用モータ23を含む第1駆動機構22と、テーブル19
を高速回転させるための高速回転用モータ40を含む第
2駆動機構39とを設ける。第1駆動機構22または第
2駆動機構39をテーブル19に対して選択的に連結す
るための第1クラッチ35及び第2クラッチ44よりな
る連結機構34を設ける。
Description
て、ワークの割り出しと、連続回転とを可能にするため
のインデックス装置に関するものである。
フレームにワークを支持するためのテーブルと、そのテ
ーブルを割出し回転させるための割出し回転用モータと
が装設されている。そして、テーブル上にワークが支持
された状態で、割出し回転用モータにより複数の歯車等
よりなる伝達機構を介して、テーブルが所定角度ずつ割
出し回転されて、バイト等の工具によりワーク上の所定
の等間隔加工位置に対して切削等の加工が施されるよう
になっている。
デックス装置においては、ワークを支持したテーブルを
所定角度ずつ低速で正確に割出し回転させることはでき
るが、高速で一方向に連続回転させることはできない。
このため、例えばテーブルを割出し回転させながら、ワ
ーク上の所定加工位置に順次切削加工を施した後、その
ワークの上面全体を研削して、切削加工時に発生したバ
リ等を除去する場合、ワークをテーブル上に支持したま
まの状態で研削加工を続行することはできなかった。よ
って、ワークをインデックス装置のテーブル上から高速
回転用テーブルあるいは専用機上に装着し直して、研削
加工を行う必要があって、作業能率が非常に悪いという
問題があった。
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、テーブル上にワークを支持したままの状態で、必要
に応じてテーブルを選択的に割出し回転または高速回転
させることができ、ワークに対して異なった加工を連続
的に能率良く施すことができるインデックス装置を提供
することにある。
めに、請求項1に記載の発明は、ワークを支持するテー
ブルと、そのテーブルを割出し回転させるための第1駆
動手段と、前記テーブルを高速回転させるための第2駆
動手段と、前記第1駆動手段または第2駆動手段をテー
ブルに対して選択的に連結する連結手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
ば、テーブル上にワークを支持したままの状態で、必要
に応じてテーブルを選択的に割出し回転または高速回転
させることができる。よって、ワークに対して切削加工
や研削加工等の異なった加工を連続的に能率良く施すこ
とができる。
の発明において、前記第1駆動手段が割出し回転用モー
タを含むことを特徴とするものである。従って、この請
求項2に記載の発明によれば、第1駆動手段の構成が簡
単であるとともに、ワークを支持したテーブルを所定角
度だけ正確に割出し回転させることができる。
請求項2に記載の発明において、前記第2駆動手段が高
速回転用モータを含むことを特徴とするものである。従
って、この請求項3に記載の発明によれば、第2駆動手
段の構成が簡単であるとともに、ワークを支持したテー
ブルを高速にて安定に回転させることができる。
項3のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記
連結手段が、第1駆動手段とテーブルとの間に設けられ
た第1クラッチと、第2駆動手段とテーブルとの間に設
けられた第2クラッチとからなることを特徴とするもの
である。
ば、連結手段の構成が簡単であるとともに、いずれか一
方の駆動手段をテーブルに対して確実に連結させること
ができる。
〜請求項4うちのいずれか一項に記載の発明において、
割り出し回転させるための軸と、高速回転させるための
軸とが同軸上に設けられていることを特徴としたもので
ある。
ば、両軸が同軸上にあるために、テーブルを指示する軸
部分の投影面積が大きくなることがなく、全体の小型化
に寄与できる。
明の第1実施形態を、図面に基づいて説明する。
ム12が立設固定され、そのフレーム12内には外側回
転軸13が静圧軸受14を介して回転可能に支持されて
いる。外側回転軸13の中心には内側回転軸15が静圧
軸受16を介して相対回転可能に支持され、その内側回
転軸15の上端には回転板17が複数のボルト18によ
り固定されている。従って、内側回転軸15は、外側回
転軸13の軸線上に位置し、両軸13,15は同軸上に
位置する。回転板17の上面中央にはテーブル19が複
数のボルト20により固定され、そのテーブル19上に
はワーク21が着脱可能に支持されるようになってい
る。
及びフレーム12には第1駆動手段としての第1駆動機
構22が装設され、この第1駆動機構22によりテーブ
ル19が割出し回転されるようになっている。すなわ
ち、基台11上には割出し回転用モータ23が配設され
ている。フレーム12には第1伝達軸24が回転可能に
支持され、割出し回転用モータ23により、プーリ2
5,26及びベルト27を介して回転されるようになっ
ている。フレーム12には第2伝達軸28が第1伝達軸
24の回転軸線と直交する軸線上で回転可能に支持さ
れ、第1伝達軸24の回転に伴って、傘歯車29,30
を介して回転されるようになっている。
1,32がそれぞれ設けられている。外側回転軸13に
はウォームホイール33が嵌着され、その外周にはウォ
ーム31,32が噛合されている。そして、両伝達軸2
4,28の回転がウォーム31,32及びウォームホイ
ール33を介して外側回転軸13に対し、負荷を分散さ
せた状態で伝達されるようになっている。
は、連結手段としての連結機構34を構成する第1クラ
ッチ35が配設されている。この第1クラッチ35は、
外側回転軸13の上端面に所定間隔おきで配設された複
数のソレノイド36と、各ソレノイド36に出没可能に
設けられた係合ピン37と、各係合ピン37に係合可能
に対応するように回転板17の下端面に形成された複数
の係合孔38とから構成されている。
とにより、係合ピン37が係合孔38に係合されて、外
側回転軸13と回転板17とが連結される。この連結に
より、割出し回転用モータ23を含む第1駆動機構22
がテーブル19に作動連結されて、割出し回転用モータ
23の回転に伴い、ワーク21を支持したテーブル19
が所定角度ずつ割出し回転されるようになっている。
上には第2駆動手段としての第2駆動機構39が装設さ
れ、この第2駆動機構39によりテーブル19が高速回
転されるようになっている。すなわち、基台11上には
高速回転用モータ40が配設され、この高速回転用モー
タ40により、プーリ41,42及びベルト43を介し
て回転板17が回転されるようになっている。
ーリ41との間には、前記連結機構34を構成する第2
クラッチ44が設けられている。この第2クラッチ44
は電磁クラッチからなり、その励磁により高速回転用モ
ータ40を含む第2駆動機構39がテーブル19に作動
連結されて、高速回転用モータ40の回転に伴い、ワー
ク21を支持したテーブル19が高速で連続回転される
ようになっている。
下端には電磁ブレーキ45が装設されている。そして、
第1クラッチ35が開放されるとともに、第2クラッチ
44が連結された状態で、高速回転用モータ40により
テーブル19が高速にて回転されたとき、この電磁ブレ
ーキ45が励磁されて、外側回転軸13に制動が掛けら
れるようになっている。すなわち、テーブル19が高速
で回転されるときには、外側回転軸13が停止状態を維
持するようになっている。
ス装置の動作を説明する。さて、このインデックス装置
を備えた加工機械において、例えば図4に示すような円
板状のワーク21の上面に切削加工及び研削加工を施す
場合には、そのワーク21をテーブル19上に装着支持
する。この状態で、第1クラッチ35が連結状態になっ
て、割出し回転用モータ23を含む第1駆動機構22が
テーブル19に作動連結される。それとともに、第2ク
ラッチ44が開放されて、高速回転用モータ40を含む
第2駆動機構39とテーブル19との連結が開放され
る。
れると、第1伝達軸24、第2伝達軸28、外側回転軸
13、第1クラッチ35、回転板17等を介して、テー
ブル19が所定角度ずつ低速にて割出し回転される。そ
して、テーブル19が割出し回転されるごとに、図示し
ないバイトにより、ワーク21の上面に図4及び図5に
示すような溝部21aが等間隔に切削形成される。
部21aの切削加工が終了すると、第1クラッチ35が
開放されて、割出し回転用モータ23を含む第1駆動機
構22とテーブル19との連結が開放される。それとと
もに、第2クラッチ44が連結状態になって、高速回転
用モータ40を含む第2駆動機構39がテーブル19に
作動連結される。
され、プーリ41,42、ベルト43及び回転板17を
介して、テーブル19が高速にて一方向に連続回転され
る。そして、図示しない回転砥石により、ワーク21の
上面部分21bの全体に亘って研削加工が施されて、前
記溝部21aの開口縁に付着しているバリ等が除去され
る。
うな効果を得ることができる。 (1) このインデックス装置においては、ワーク21
を支持するテーブル19と、そのテーブル19を割出し
回転させるための第1駆動機構22と、テーブル19を
高速回転させるための第2駆動機構39と、第1駆動機
構22または第2駆動機構39をテーブル19に対して
選択的に連結する連結機構34とが設けられている。
支持したままの状態で、必要に応じてテーブル19を選
択的に割出し回転または高速回転させることができる。
よって、ワーク21に対して割り出しをともなう切削加
工や研削加工等と、割り出しをともなわない連続加工と
をワーク21の移し替え等を行うことなく連続的に能率
良く施すことができる。
は、前記第1駆動機構22が割出し回転用モータ23を
含む構成となっている。このため、第1駆動機構22の
構成が簡単であるとともに、ワーク21を支持したテー
ブル19を所定角度だけ正確に割出し回転させることが
でき、割り出し加工を何ら問題なく実行することができ
る。
は、前記第2駆動機構39が高速回転用モータ40を含
む構成となっている。このため、第2駆動機構39の構
成が簡単であるとともに、ワーク21を支持したテーブ
ル19を高速にて安定に回転させることができ、通常の
連続加工を円滑に実行できる。
は、前記連結機構34が、第1駆動機構22とテーブル
19との間に設けられた第1クラッチ35と、第2駆動
機構39とテーブル19との間に設けられた第2クラッ
チ44とから構成されている。このため、連結機構34
の構成が簡単であるとともに、いずれか一方の駆動機構
をテーブル19に対して確実に連結させることができ
る。
割り出し回転させるための軸13と、高速回転させるた
めの軸15とが同軸上に設けられている。このため、テ
ーブル19を指示する軸部分の投影面積が大きくなるこ
とがなく、装置全体の小型化に寄与できる。
施形態を前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明す
る。
回転板17との間には、連結手段としての連結機構を構
成するクラッチ35が配設されている。そして、ソレノ
イド(図示しない)が励磁されることにより、外側回転
軸13と回転板17とが連結される。この連結により、
割出し回転用モータ23を含む第1駆動機構22がテー
ブル19に作動連結されて、割出し回転用モータ23の
回転に伴い、ワーク21を支持したテーブル19が所定
角度ずつ割出し回転されるようになっている。
第2駆動機構39が装設され、この第2駆動機構39に
よりテーブル19が高速回転されるようになっている。
すなわち、基台11上には高速回転用モータ40が配設
され、この高速回転用モータ40により、回転板17が
回転されるようになっている。
工機械において、クラッチ35が連結状態になって、割
出し回転用モータ23を含む第1駆動機構22がテーブ
ル19に作動連結される。従って、割出し回転用モータ
23が回転されると、第1伝達軸24、第2伝達軸2
8、外側回転軸13、第1クラッチ35、回転板17等
を介して、テーブル19が所定角度ずつ低速にて割出し
回転される。一方、クラッチ35が開放されて、割出し
回転用モータ23を含む第1駆動機構22とテーブル1
9との連結が開放される。この状態で、高速回転用モー
タ40が回転され、テーブル19が高速にて一方向に連
続回転される。
記第1実施形態と同様な効果を発揮する。(変更例)な
お、この実施形態は、次のように変更して具体化するこ
とも可能である。
速回転させるためにモータ40をフレーム12外に配置
した。これに対し、前記モータとして内側回転軸15の
周囲に内装されるタイプのビルトインモータにするこ
と。このようにすれば、いっそうの小型化が可能にな
る。
び内側回転軸15をそれぞれ静圧軸受により支持した。
これに対し、両軸13,15を通常の滑り軸受あるいは
転がり軸受に変更すること。このようにすれば、装置の
製造が簡単になるとともに、構成も簡略化することがで
きる。
発明においては、テーブル上にワークを支持したままの
状態で、必要に応じてテーブルを選択的に割出し回転ま
たは高速回転させることができ、ワークに対して異なっ
た加工を連続的に能率良く施すことができる効果を発揮
する。
図。
うワークを例示する平面図。
図。
…内側回転軸、17…回転板、19…テーブル、21…
ワーク、22…第1駆動手段としての第1駆動機構、2
3…割出し回転用モータ、24…第1伝達軸、28…第
2伝達軸、34連結手段としての連結機構、35…第1
クラッチ、39…第2駆動手段としての第2駆動機構、
40…高速回転用モータ、44…第2クラッチ。
Claims (5)
- 【請求項1】 ワークを支持するテーブルと、 そのテーブルを割出し回転させるための第1駆動手段
と、 前記テーブルを高速回転させるための第2駆動手段と、 前記第1駆動手段または第2駆動手段をテーブルに対し
て選択的に連結する連結手段とを備えたことを特徴とす
るインデックス装置。 - 【請求項2】 前記第1駆動手段は割出し回転用モータ
を含むことを特徴とする請求項1に記載のインデックス
装置。 - 【請求項3】 前記第2駆動手段は高速回転用モータを
含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
インデックス装置。 - 【請求項4】 前記連結手段は、第1駆動手段とテーブ
ルとの間に設けられた第1クラッチと、第2駆動手段と
テーブルとの間に設けられた第2クラッチとからなるこ
とを特徴とする請求項1〜請求項3のうちのいずれか一
項に記載のインデックス装置。 - 【請求項5】 割り出し回転させるための軸と、高速回
転させるための軸とが同軸上に設けられていることを特
徴とした請求項1〜請求項4うちのいずれか一項に記載
のインデックス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001368845A JP4014860B2 (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | インデックス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001368845A JP4014860B2 (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | インデックス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003170334A true JP2003170334A (ja) | 2003-06-17 |
JP4014860B2 JP4014860B2 (ja) | 2007-11-28 |
Family
ID=19178357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001368845A Expired - Fee Related JP4014860B2 (ja) | 2001-12-03 | 2001-12-03 | インデックス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4014860B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009095954A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Tsudakoma Corp | インデックステーブル |
JP2015174187A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 株式会社北川鉄工所 | 減速比を変更可能な回転テーブル |
WO2016035885A1 (ja) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | ヤマザキマザック株式会社 | 工作機械 |
CN107283221A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-10-24 | 衢州职业技术学院 | 一种加工用分度定位装置 |
CN107470935A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-12-15 | 常州信息职业技术学院 | 多点夹紧的夹具 |
-
2001
- 2001-12-03 JP JP2001368845A patent/JP4014860B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016035885A1 (ja) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | ヤマザキマザック株式会社 | 工作機械 |
JP5966100B1 (ja) * | 2014-09-05 | 2016-08-10 | ヤマザキマザック株式会社 | 工作機械 |
US10035234B2 (en) | 2014-09-05 | 2018-07-31 | Yamazaki Mazak Corporation | Machine tool |
CN107283221A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-10-24 | 衢州职业技术学院 | 一种加工用分度定位装置 |
CN107470935A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-12-15 | 常州信息职业技术学院 | 多点夹紧的夹具 |
CN107470935B (zh) * | 2017-07-31 | 2019-04-05 | 常州信息职业技术学院 | 多点夹紧的夹具 |
Also Published As
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---|---|
JP4014860B2 (ja) | 2007-11-28 |
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