JPH1148112A - バリ取り方法およびその装置 - Google Patents
バリ取り方法およびその装置Info
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- JPH1148112A JPH1148112A JP20611497A JP20611497A JPH1148112A JP H1148112 A JPH1148112 A JP H1148112A JP 20611497 A JP20611497 A JP 20611497A JP 20611497 A JP20611497 A JP 20611497A JP H1148112 A JPH1148112 A JP H1148112A
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
ても、上記バリを迅速かつ適正に除去する。 【解決手段】 両端部に一対のバリ取りブラシ17,1
8が設けられたブラシ軸16をワーク3のバリ取り面A
と平行に設置し、駆動手段により駆動される旋回駆動軸
10の駆動力に応じ、上記ブラシ軸16の中央部を支点
にしてブラシ軸16を旋回させつつ、駆動手段によって
駆動される回転駆動軸14の駆動力に応じてブラシ軸1
6を回転させることにより、上記バリ取りブラシ17,
18の先端部をワーク3のバリ取り面Aに当接させてバ
リを除去するバリ取り方法およびその装置。
Description
たバリをバリ取りブラシによって除去するバリ取り方法
およびその装置に関するものである。
公報に示されるように、駆動源により回転駆動される主
軸を設置し、この主軸にその回転中心と直交する回転軸
を回転可能に支承するとともに、固定側と相接して上記
主軸の回転により上記回転軸を回転させる作動機構を設
け、かつ上記回転軸と平行にホイール軸を設置するとと
もに、このホイール軸にブラシホイールを設け、上記回
転軸の回転に応じてブラシホイールを旋回させるととも
に回転駆動させることにより、パイプ材からなるワーク
の端面に形成されたバリを除去するバリ取り装置が知ら
れている。
バリ取り装置では、ホイール軸に設けられたブラシホイ
ールの旋回中心をパイプ材からなるワークの軸心に位置
させた状態で、上記ブラシホイールを旋回および回転駆
動することにより、パイプ材の端面に形成されたバリを
効率よく除去することができるが、種々の方向に突出す
るバリが生成された自動車の自動変速機に用いられるバ
ルブボディ等からなるワークに形成されたバリを効率よ
く除去することができないという問題がある。
油路が複雑に入り組んで形成され、この油路に沿って種
々の方向に突出するようにバリが形成されるため、この
バリを、上記ホイール軸に設けられた単一のブラシホイ
ールによって全て除去するためには、バルブボディから
なるワークのバリ取り面に沿って上記ブラシを複数回往
復動させて上記ブラシホイールを種々の方向に作動させ
る必要があり、バリ取り作業に要する時間が長くなるこ
とが避けられないという問題がある。
種々の方向に突出している場合においても、このバリを
迅速かつ適正に除去することができるバリ取り方法およ
びその装置を提供するものである。
バリ取りブラシによってバリを除去するバリ取り方法に
おいて、両端部に一対のバリ取りブラシが設けられたブ
ラシ軸をワークのバリ取り面と平行に設置し、上記ブラ
シ軸の中央部を支点にしてブラシ軸を旋回させつつ、こ
のブラシ軸を回転させることにより、上記バリ取りブラ
シの先端部をワークのバリ取り面に当接させてバリを除
去するものである。
沿って上記ブラシ軸を相対移動させるとともに、このブ
ラシ軸の中央部を支点にしてブラシ軸を旋回させつつ、
このブラシ軸を回転させて上記バリ取りブラシの先端部
をワークのバリ取り面に当接させることにより、ワーク
のバリ取り面に生成されたバリに対して上記両バリ取り
ブラシの先端部が種々の方向から当接してワークのバリ
が効果的に除去されることになる。
のバリ取り方法おいて、自動車の自動変速機に用いられ
るバルブボディからなるワークに形成されたバリをバリ
取りブラシによって除去するものである。
り面に沿って上記ブラシ軸を相対移動させるとともに、
このブラシ軸の中央部を支点にしてブラシ軸を旋回させ
つつ、このブラシ軸を回転させて上記バリ取りブラシの
先端部をバルブボディのバリ取り面に当接させることに
より、バルブボディのバリ取り面に生成されたバリに対
して上記両バリ取りブラシの先端部が種々の方向から当
接してバルブボディのバリが効果的に除去されることに
なる。
よってバリを除去するバリ取り装置であって、ワークの
バリ取り面と直交する方向に伸びる旋回駆動軸と、この
旋回駆動軸と直交する方向に伸びるブラシ軸と、上記ブ
ラシ軸を回転駆動する駆動手段とを備え、上記旋回駆動
軸によってブラシ軸の中央部を支点にしてブラシ軸を旋
回させつつ、上記駆動手段によってブラシ軸を回転させ
てバリ取り面のバリを除去するように構成したものであ
る。
シ軸の中央部を支点にしてブラシ軸を旋回させつつ、こ
のブラシ軸を回転駆動軸により回転させて上記バリ取り
ブラシの先端部をワークのバリ取り面に当接させること
により、ワークのバリ取り面に生成されたバリに対して
上記両バリ取りブラシの先端部が種々の方向から当接し
て上記バリが効果的に除去されることになる。
のバリ取り装置において、ブラシ軸を回転自在に支持す
るブラシ支持部を旋回駆動軸の先端部に設置し、この旋
回駆動軸によって上記ブラシ支持部とブラシ軸とを一体
に旋回駆動するように構成したものである。
ラシ支持部およびブラシ軸が旋回駆動されることによ
り、このブラシ軸の両端部に設けられたバリ取りブラシ
が上記旋回駆動軸の軸心を支点にして旋回駆動されつ
つ、ワークのバリ取り面に生成されたバリに対して上記
両バリ取りブラシの先端部が種々の方向から当接して上
記バリが効果的に除去されることになる。
は4記載のバリ取り装置において、ブラシ軸を回転駆動
する回転駆動軸と、ブラシ軸を旋回駆動する旋回駆動軸
とを同軸上に設置するとともに、回転駆動軸の回転をブ
ラシ軸に伝達する動力伝達部を設け、上記回転駆動軸と
旋回駆動軸とを同方向に回転させるように構成したもの
である。
りブラシを旋回駆動する旋回駆動軸と、上記回転駆動軸
とが同方向に回転しつつ、この回転駆動軸の駆動力が動
力伝達部を介して上記ブラシ軸に伝達されてこのブラシ
軸およびバリ取りブラシが回転駆動されることになる。
は4記載のバリ取り装置において、ブラシ軸を回転駆動
する回転駆動軸と、ブラシ軸を旋回駆動する旋回駆動軸
とを同軸上に設置するとともに、回転駆動軸の回転をブ
ラシ軸に伝達する動力伝達部を設け、上記回転駆動軸と
旋回駆動軸とを逆方向に回転させるように構成したもの
である。
りブラシを旋回駆動する旋回駆動軸と、上記回転駆動軸
とが逆方向に回転しつつ、この回転駆動軸の駆動力が動
力伝達部を介して上記ブラシ軸に伝達されてこのブラシ
軸およびバリ取りブラシが回転駆動されることになる。
のいずれかに記載のバリ取り装置において、ワークの加
工面をフライス加工するフライス加工装置のベースプレ
ート上にバリ取り装置を設置したものである。
送手段によって上記バリ取り装置がワークに対して接離
される方向およびワークの加工方向等にそれぞれ搬送さ
れることになる。
のいずれかに記載のバリ取り装置において、ブラシ軸を
回転駆動する回転駆動軸と、上記ブラシ軸を旋回駆動す
る旋回駆動軸とをケーシング内に設置してバリ取り装置
を一体にユニット化したものである。
ユニット化された状態で、フライス加工装置のベースプ
レート上等に設置されることになる。
のいずれかに記載のバリ取り装置において、自動車の自
動変速機に用いられるバルブボディからなるワークに形
成されたバリをバリ取りブラシによって除去するように
構成したものである。
り面に沿って上記ブラシ軸を相対移動させるとともに、
このブラシ軸の中央部を支点にしてブラシ軸を旋回駆動
軸によって旋回させつつ、上記ブラシ軸を回転駆動軸に
より回転させて上記バリ取りブラシの先端部をバルブボ
ディのバリ取り面に当接させることにより、バルブボデ
ィのバリ取り面に生成されたバリに対して上記両バリ取
りブラシの先端部が種々の方向から当接して上記バリが
効果的に除去されることになる。
取り装置の実施形態を示している。このバリ取り装置1
は、ワーク保持装置2に保持された一対のワーク3,3
を切削加工するフライス加工装置4のベースプレート5
上に、フライス6と並列に設置されている。上記フライ
ス加工装置4には、フライス6によるワーク3,3の加
工方向に沿ってベースプレート5をねじ送りする等によ
り搬送する第1搬送手段7と、フライス6をワークに対
して接離させる方向にベースプレート5をねじ送りする
等により搬送する第2搬送手段8と、上記バリ取り装置
1をベースプレート5に沿ってねじ送りする等によりワ
ーク3に接離させる方向に搬送する第3搬送手段9とが
設けられている。
り面と直交する方向に伸びる円筒体からなる旋回駆動軸
10と、この旋回駆動軸10を回転自在に支持するベア
リング11が設けられたケーシング12と、上記旋回駆
動軸10内に配設されるとともに、この旋回駆動軸10
と同軸上に設置されてベアリング13により回転自在に
支持された回転駆動軸14と、上記旋回駆動軸10の先
端部に固定されたギアボックス15と、このギアボック
ス15によって回転自在に支持されるとともに、上記旋
回駆動軸10と直交する方向に伸びるブラシ軸16と、
このブラシ軸16の両端部に設けられた第1,第2バリ
取りブラシ17,18とを有している。そして、上記旋
回駆動軸10および回転駆動軸14が上記ケーシング1
2内に収容されることにより、両駆動軸10,14、上
記ギアボックス15、ブラシ軸16および一対のバリ取
りブラシ17,18が一体にユニット化されている。
ータ19の駆動力がVベルト20を介して増速されて伝
達される第1プーリ21が取り付けられとともに、回転
駆動軸14の先端部には、駆動側ベベルギア22が固定
され、この駆動側ベベルギア22が、上記ギアボックス
15内に配設されてブラシ軸16に固定された従動側ベ
ベルギア23に噛合している。そして、上記回転駆動軸
14が駆動モータ19によって回転駆動されるのに応
じ、この駆動力が上記両ベベルギア22,23からなる
動力伝達部を介してブラシ軸16に伝達され、このブラ
シ軸16および上記第1,第2バリ取りブラシ17,1
8が所定の回転速度で回転駆動されるようになってい
る。
駆動モータ19の駆動力がVベルト24を介して減速さ
れて伝達される第2プーリ25が取り付けられている。
そして、上記旋回駆動軸10が駆動モータ19によって
回転駆動されるのに応じ、旋回駆動軸10の先端部に設
置されたギアボックス15からなるブラシ支持部が、上
記旋回駆動軸10の軸心を支点にして旋回駆動されるこ
とにより、これと一体に上記ブラシ軸16がその中央部
を支点にして所定の速度で旋回駆動されるように構成さ
れている。
フライス6をワーク3に接近させる方向にベースプレー
ト5をねじ送りして、上記フライス6を加工位置に移動
させた後、このフライス6を回転駆動しつつ、第1搬送
手段7によりフライス6をワーク3の設置部側に移動さ
せるようにベースプレート5をねじ送りして、ワーク3
の加工面をフライス加工する。このフライス加工が終了
した時点で、上記第2搬送手段8によりフライス6をワ
ーク3から離間させる方向にベースプレート5をねじ送
りするとともに、上記第3搬送手段9によりバリ取り装
置1をワーク3に接近させる方向にねじ送りしてバリ取
りブラシ17,18をバリ取り位置に移動させる。
り装置1をワーク3の設置部側に移動させるとともに、
駆動モータ19の駆動力に応じて回転駆動される上記旋
回駆動軸10の駆動力に応じ、ブラシ軸16の中央部を
支点にしてブラシ軸16を旋回させるとともに、上記回
転駆動軸14の駆動力に応じてブラシ軸16を回転駆動
しつつ、上記第1,第2バリ取りブラシ17,18の先
端部をワーク3のバリ取り面Aに当接させてバリを除去
する。
ラシ17,18がそれぞれ設けられたブラシ軸16をワ
ーク3のバリ取り面Aと平行に設置し、上記ブラシ軸1
6の中央部を支点にしてブラシ軸16を旋回させつつ、
このブラシ軸16を回転させることにより、上記両バリ
取りブラシ17,18の先端部をワーク3のバリ取り面
Aに当接させるように構成したため、ワーク3のバリ取
り面Aに種々の方向に突出するバリが生成されている場
合においても、このバリを効率よく除去することができ
る。
ラシ軸16の中央部を支点にブラシ軸16を旋回させつ
つ、上記回転駆動軸14によってブラシ軸16を回転さ
せるように構成したため、最初に図4の(a)に示すよ
うに、ワーク3の上方部に位置していた第1バリ取りブ
ラシ17は、上記ブラシ軸16が90°だけ旋回するの
に応じ、図4の(b)に示すように、ワーク3の左側方
部に移動し、さらに上記ブラシ軸16が90°だけ旋回
するのに応じ、図4の(c)に示すように、ワーク3の
下方部に移動する。
の(c)に示す状態とでは、ワーク3の上方部に位置す
る第1バリ取りブラシ17の回転方向と、第2バリ取り
ブラシ18の回転方向とが逆になるため、種々の方向に
突出したバリを確実に除去することができる。例えば、
図5に示すように、反時計方向に回転する第1バリ取り
ブラシ18の回転方向に沿ってバリBが突出している場
合には、このバリBを上記第1バリ取りブラシ17によ
って除去することが困難であるが、ブラシ軸16が18
0°だけ旋回するのに応じ、図6に示すように、時計方
向に回転する第2バリ取りブラシ18が上記バリBの設
置部に移動することにより、上記バリBの突出方向と直
交する方向に第2バリ取りブラシ18が回転するため、
この第2バリ取りブラシ18により上記バリBを確実に
破断して除去することができる。
向に伸びる複数の油路Cが形成され、この油路Cに沿っ
て種々の方向にバリが突出する可能性が高い自動車の自
動変速機に用いられるバルブボディ等からなるワーク3
のバリを除去する場合においても、上記のように種々の
方向に突出したバリを迅速かつ適正に破断して除去する
ことができる。
回転自在に支持するギアボックス15からなるブラシ支
持部を旋回駆動軸10の先端部に設置し、この旋回駆動
軸10によって上記ブラシ支持部とブラシ軸16とを一
体に旋回駆動するように構成したため、簡単かつコンパ
クトな構成で、上記ブラシ軸16を旋回駆動するととも
に、このブラシ軸16を回転駆動して上記第1,第2バ
リ取りブラシ17,18によってワーク3のバリを迅速
かつ適正に除去することができる。
軸16を回転駆動する回転駆動軸14と、ブラシ軸16
を旋回駆動する旋回駆動軸10とを同軸上に設置すると
ともに、上記回転駆動軸14の回転をブラシ軸16に伝
達する一対のベベルギア22,23等からなる動力伝達
部を設け、上記回転駆動軸16と旋回駆動軸10とを同
方向に回転させるように構成した場合には、単一の駆動
モータ19からなる駆動手段により、簡単な構成で上記
回転駆動軸16および旋回駆動軸10の両方を駆動する
ことができるため、装置の構成を効果的にコンパクト化
できるという利点がある。
よってワーク3のバリを効率よく除去するためには、上
記実施形態に示すように、駆動モータ19の駆動力を増
速して上記回転駆動軸14に伝達するとともに、駆動モ
ータの駆動力を減速して上記旋回駆動軸10に伝達する
ことにより、上記回転駆動軸14の回転速度を旋回駆動
軸10の旋回速度よりも速く設定し、上記両バリ取りブ
ラシ17,18を高速で回転させることが望ましいこと
が実験により確認されている。
4と、旋回駆動軸10とを個別に駆動する2つの駆動モ
ータを設置し、あるいは駆動モータの回転方向を逆転し
て上記回転駆動軸14および旋回駆動軸10の一方に伝
達するギア機構を設ける等により、同軸上に設置された
上記回転駆動軸14と旋回駆動軸10とを逆方向に回転
させるとともに、べギア機構等からなる動力伝達部によ
り上記回転駆動軸14の回転をブラシ軸16に伝達する
ように構成してもよい。
動軸10とを逆方向に回転させるようにした構成による
と、上記回転駆動軸14と旋回駆動軸10とを同一の回
転速度で駆動した場合においても、旋回駆動軸10の先
端部に設置されたギヤボックス15が回転駆動軸14の
回転方向と逆方向に駆動されるため、差動装置の原理に
より上記ブラシ軸16の回転速度を増速してバリ取りブ
ラシ17,18を高速で回転駆動することができる。
3の加工面をフライス加工するフライス加工装置4のベ
ースプレート5上にバリ取り装置1を設置した場合に
は、このベースプレート5をねじ送りする等の手段で移
動させる上記第1,第2搬送手段7,8により、上記フ
ライス加工装置4およびバリ取り装置1の両方をそれぞ
れ搬送することができるため、両装置4,1の搬送手段
を個別に設けた場合に比べて装置の構成を簡略化するこ
とができる。
シ軸16を回転駆動する回転駆動軸14と、上記ブラシ
軸16を旋回駆動する旋回駆動軸10とをケーシング1
2内に設置し、両端部にバリ取りブラシ17,18が設
けられたブラシ軸16と、このブラシ軸16を回転自在
に支持するギヤユニット15と、ブラシ軸16を回転駆
動する回転駆動軸14と、上記ブラシ軸16を旋回駆動
する旋回駆動軸10等を一体にユニット化した構成によ
ると、上記各部品が故障した場合にその補修を容易に行
うことができるとともに、上記バリ取り装置1の保守、
点検等を容易に行うことができるという利点がある。
りブラシによってバリを除去するバリ取り方法およびそ
の装置において、両端部に一対のバリ取りブラシが設け
られたブラシ軸をワークのバリ取り面と平行に設置し、
このワークのバリ取り面に沿って上記ブラシ軸を相対移
動させるとともに、このブラシ軸の中央部を支点にして
ブラシ軸を旋回させつつ、このブラシ軸を回転させるこ
とにより、上記バリ取りブラシの先端部をワークのバリ
取り面に当接させてバリを除去するように構成したた
め、バリの突出方向が複雑に入り組んだ自動車の自動変
速機に用いられるバルブボディ等からなるワークに形成
されたバリを、簡単な構成で効率よく除去することがで
きる。
加工機の全体構成を示す平面図である。
加工機の全体構成を示す側面図である。
断面図である。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 バリ取りブラシによってバリを除去する
バリ取り方法において、両端部に一対のバリ取りブラシ
が設けられたブラシ軸をワークのバリ取り面と平行に設
置し、上記ブラシ軸の中央部を支点にしてブラシ軸を旋
回させつつ、このブラシ軸を回転させることにより、上
記バリ取りブラシの先端部をワークのバリ取り面に当接
させてバリを除去することを特徴とするバリ取り方法。 - 【請求項2】 自動車の自動変速機に用いられるバルブ
ボディからなるワークに形成されたバリをバリ取りブラ
シによって除去することを特徴とする請求項1記載のバ
リ取り方法。 - 【請求項3】 バリ取りブラシによってバリを除去する
バリ取り装置であって、ワークのバリ取り面と直交する
方向に伸びる旋回駆動軸と、この旋回駆動軸と直交する
方向に伸びるブラシ軸と、このブラシ軸の両端部に設け
られた一対のバリ取りブラシと、上記ブラシ軸を回転駆
動する駆動手段とを備え、上記旋回駆動軸によってブラ
シ軸の中央部を支点にしてブラシ軸を旋回させつつ、上
記駆動手段によってブラシ軸を回転させてバリ取り面の
バリを除去するように構成したことを特徴とするバリ取
り装置。 - 【請求項4】 ブラシ軸を回転自在に支持するブラシ支
持部を旋回駆動軸の先端部に設置し、この旋回駆動軸に
よって上記ブラシ支持部とブラシ軸とを一体に旋回駆動
するように構成したことを特徴とする請求項3記載のバ
リ取り装置。 - 【請求項5】 ブラシ軸を回転駆動する回転駆動軸と、
ブラシ軸を旋回駆動する旋回駆動軸とを同軸上に設置す
るとともに、回転駆動軸の回転をブラシ軸に伝達する動
力伝達部を設け、上記回転駆動軸と旋回駆動軸とを同方
向に回転させるように構成したことを特徴とする請求項
3または4記載のバリ取り装置。 - 【請求項6】 ブラシ軸を回転駆動する回転駆動軸と、
ブラシ軸を旋回駆動する旋回駆動軸とを同軸上に設置す
るとともに、回転駆動軸の回転をブラシ軸に伝達する動
力伝達部を設け、上記回転駆動軸と旋回駆動軸とを逆方
向に回転させるように構成したことを特徴とする請求項
3または4記載のバリ取り装置。 - 【請求項7】 ワークの加工面をフライス加工するフラ
イス加工装置のベースプレート上にバリ取り装置を設置
したことを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の
バリ取り装置。 - 【請求項8】 ブラシ軸を回転駆動する回転駆動軸と、
上記ブラシ軸を旋回駆動する旋回駆動軸とをケーシング
内に設置してバリ取り装置を一体にユニット化したこと
を特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載のバリ取り
装置。 - 【請求項9】 自動車の自動変速機に用いられるバルブ
ボディからなるワークに形成されたバリをバリ取りブラ
シによって除去するように構成したことを特徴とする請
求項3〜8のいずれかに記載のバリ取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20611497A JP3509481B2 (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | バリ取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20611497A JP3509481B2 (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | バリ取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1148112A true JPH1148112A (ja) | 1999-02-23 |
JP3509481B2 JP3509481B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=16518039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20611497A Expired - Fee Related JP3509481B2 (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | バリ取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3509481B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101289382B1 (ko) * | 2012-11-16 | 2013-07-29 | 주식회사 윈텍오토메이션 | 초경합금용 청소툴 |
JP2015528751A (ja) * | 2012-07-27 | 2015-10-01 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | フライス切削と後続のブラッシングとによって原材料を加工する方法 |
JP2015174183A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-05 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ブローチ研削盤 |
CN114888707A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-08-12 | 江西樟树市福铃内燃机配件有限公司 | 一种差速器壳体圆孔抛光装置 |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP20611497A patent/JP3509481B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015528751A (ja) * | 2012-07-27 | 2015-10-01 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | フライス切削と後続のブラッシングとによって原材料を加工する方法 |
US9919404B2 (en) | 2012-07-27 | 2018-03-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for machining materials by milling and subsequent brushing |
KR101289382B1 (ko) * | 2012-11-16 | 2013-07-29 | 주식회사 윈텍오토메이션 | 초경합금용 청소툴 |
JP2015174183A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-05 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ブローチ研削盤 |
CN114888707A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-08-12 | 江西樟树市福铃内燃机配件有限公司 | 一种差速器壳体圆孔抛光装置 |
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JP3509481B2 (ja) | 2004-03-22 |
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