JP2004338007A - 回転駆動機構及びテーブル装置及び工具主軸装置及び工作機械 - Google Patents

回転駆動機構及びテーブル装置及び工具主軸装置及び工作機械 Download PDF

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Keiji Mizuta
桂司 水田
Junji Inoue
淳司 井上
Kiten Suzuki
毅典 鈴木
Shin Asano
伸 浅野
Hiroyuki Sonobe
浩之 園部
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Abstract

【課題】歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能なテーブル装置をとする。
【解決手段】ワークを保持するワークテーブル6に遊星ローラ13を円周方向に複数配置し、複数の遊星ローラ13を外輪16と内輪15との間に嵌合し、内輪15を固定すると共に、外輪16を駆動回転する駆動モータ18を設け、外輪16の駆動回転によって複数の遊星ローラ13を公転させてワークテーブル6を回動させ、歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能なテーブル装置2とする
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転駆動機構及びテーブル装置及び工具主軸装置及び工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、互いに直交する3軸の直線送りと2本の回転軸の自由度を有する多軸(5軸)工作機械(例えば、マシニングセンタ)が知られている。5軸のうち回転軸の駆動機構は、一般に歯車を介在させるか、回転軸に電動モータ軸を直接接続させるダイレクトドライブ方式の構造となっている。また、割り出し等を行う回転軸の駆動機構としても、同様に歯車を介在させるか、回転軸に電動モータ軸を直接接続させるダイレクトドライブ方式の構造となっている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
パレットチェンジ対応傾斜NC円テーブルのカタログ(松本機械工業株式会社、MATSUMOTO MACHINE CO.,LTD CATALOGUE,No.50104,33ページ)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
歯車を介する場合は、バックラッシや歯のピッチに対応した位置決め誤差の問題がある。対策としてヘリカルギヤ、やま歯ギヤ、ハイポイドギヤ等が使われる場合があり、これらによりある程度の誤差を抑えることができる。しかし、ヘリカルギヤ、やま歯ギヤ、ハイポイドギヤ等も歯車である以上必ずバックラッシや歯のピッチに対応した位置決め誤差が生じる。
【0005】
モータ軸と回転軸を接続させるダイレクトドライブ方式では、バックラッシや歯のピッチに対応した位置決め誤差の問題はないが、電動モータの特性としてトルクに限界があるのが現状である。このため、大型のワークを高速に位置決めし、かつ、加工反力に対して位置を保持できる実用的な電動モータは存在しないのが現状であった。
【0006】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能な回転駆動機構を提供することを目的とする。
【0007】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能なテーブル装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能な工具主軸装置を提供することを目的とする。
【0009】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能なテーブル装置及び/または工具主軸装置を備えた工作機械を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の回転駆動機構は、
加工のためにワークを工具に対して相対的に連続して回動させる回転駆動機構において、
ワークもしくは工具を保持する回転部材に遊星ローラを接続し、
遊星ローラを公転させる回転駆動手段を備え、
遊星ローラを公転させることで回転部材を回動させる
ことを特徴とする。
【0011】
上記目的を達成するための本発明のテーブル装置は、
ワークを保持するワークテーブルに遊星ローラを円周方向に複数配置し、
複数の遊星ローラを外輪と内輪との間に嵌合し、
外輪もしくは内輪の一方を固定すると共に、
外輪もしくは内輪の他方を駆動回転する回転駆動手段を設け、
外輪もしくは内輪の駆動回転によって複数の遊星ローラを公転させてワークテーブルを回動させる
ことを特徴とする。
【0012】
上記目的を達成するための本発明の工具主軸装置は、
工具を保持してワークテーブルに対して位置決めされる工具ヘッドを備え、
工具ヘッドに遊星ローラを円周方向に複数配置し、
複数の遊星ローラを外輪と内輪との間に嵌合し、
外輪もしくは内輪の一方を固定すると共に、
外輪もしくは内輪の他方を駆動回転する回転駆動手段を設け、
外輪もしくは内輪の駆動回転によって複数の遊星ローラを公転させて工具ヘッドを傾動させる
ことを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するための本発明の工作機械は、
請求項2に記載されたテーブル装置を工具主軸に対して任意の平面内の任意の位置に相対的に移動自在に備え、
工具主軸を前記任意の平面に直交する方向に移動自在に備えた
ことを特徴とする。
【0014】
そして、請求項4に記載の工作機械において、
遊星ローラの公転によるワークテーブルの回動中心軸に交差する軸回りで回転自在なテーブルをワークテーブルに備えた
ことを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するための本発明の工作機械は、
テーブル装置を請求項3に記載された工具主軸に対して任意の面内の任意の位置に相対的に移動自在に備え、
工具主軸を前記任意の位置に直交する方向に移動自在に備えた
ことを特徴とする。
【0016】
また、請求項6に記載の工作機械において、
工具主軸の移動方向に沿って平行に延びる中心軸回りで回転自在なテーブルをテーブル装置に備えた
ことを特徴とする。
【0017】
上記目的を達成するための本発明の工作機械は、
請求項2に記載されたテーブル装置を、請求項3に記載された工具主軸に対して任意の平面内の任意の位置に相対的に移動自在に備え、
工具主軸を前記任意の平面に直交する方向に移動自在に備えた
ことを特徴とする。
【0018】
また、請求項8に記載の工作機械において、
遊星ローラの公転によるワークテーブルの回動中心軸に交差する軸回りで回転自在なテーブルをワークテーブルに備えた
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1には本発明の一実施形態例に係るテーブル装置を備えた工作機械の全体構成を表す斜視、図2にはテーブル装置の断面、図3には図2中のIII−III線矢視を示してある。
【0020】
図示の工作機械は、互いに直交する3軸の直線送り(X軸、Y軸、Z軸)と2本の回転軸(A軸、C軸)の自由度を有する5軸のマシニングセンタを例に挙げて説明してある。そして、ワークテーブルがX軸方向に沿った軸であるA軸回りに往復回動(連続的に回転)するものであり、A軸回りの駆動機構が本願発明の回転駆動機構となっている。
【0021】
図1に基づいてマシニングセンタの全体構成を説明する。
【0022】
図1に示すように、ベッド1にはテーブル装置2が平面内の一方向であるY軸方向に往復移動自在に支持されている。コラム3にはサドル4が平面内でY軸に直交する一方向であるX軸方向に往復移動自在に支持されている。サドル4のテーブル装置2側の面には主軸ヘッド5が鉛直方向であるZ軸方向に往復移動自在に支持され、主軸ヘッド5には図示しない工具が駆動回転自在に設けられている。
【0023】
テーブル装置2のY軸方向への移動、サドル4のX軸方向への移動、及び、主軸ヘッド5のZ軸方向への移動が複合されて、テーブル装置2に支持されたワークと主軸ヘッド5の工具とが所望の位置関係となるように位置決めされる。
【0024】
テーブル装置2にはワークテーブル6が備えられ、ワークテーブル6はX軸方向に沿った軸であるA軸回りに往復回動(チルト動)自在に支持されている。ワークテーブル6にはワークを載置支持するテーブル7が備えられ、テーブル7はA軸に直交するC軸回り(ワークテーブル6の回動中心に交差する軸回り)に回転自在となっている。
【0025】
図2、図3に基づいてワークテーブル6の回動機構について説明する。
【0026】
図2、図3に示すようにワークテーブル6の両側部にはテーブルフレーム(フレーム)11が一体に設けられ、フレーム11にはローラ軸12が円周方向に複数(図示例では8本)固定されている。それぞれのローラ軸12には遊星ローラ13が回転自在に支持されている。
【0027】
テーブル装置2の固定側の固定フレーム14には内輪15が設けられ、遊星ローラ13は内輪15と外輪16との間に所定のしめ代によって嵌合している。外輪16は遊星ローラ13を介在させて内輪15に対して回転可能となっている。固定フレーム14の外周部位には外輪16の外周側に配される外フレーム17が設けられ、外フレーム17と外輪16との間には回転駆動手段としての駆動モータ18が設けられている。
【0028】
駆動モータ18は、外輪16の外周に固定されるロータ21と、外フレーム17の内周に固定されるステータ22とで構成されている。駆動モータ18が駆動すると、ステータ22に対してロータ21が回転し、内輪15に対して外輪16が回転する。
【0029】
外輪16の回転により遊星ローラ13は自転しながら外輪16との面圧によって生じる摩擦力により回転トルクが伝達されて公転する。遊星ローラ13が公転することにより、ローラ軸12を介してフレーム11が回動してワークテーブル6が回動する。
【0030】
つまり、外輪16が駆動モータ18で駆動されると、内輪15の外径と外輪16の内径との比、及び、駆動輪である外輪16に依存する一定の減速比で遊星ローラ13群が公転し、ワークテーブル6がチルト動作される。
【0031】
このとき、回転トルクは、滑らかな遊星ローラ13と内輪15、外輪16のトラクションで伝達されるため、バックラッシュも歯車のピッチ誤差も生じない。また、ワークテーブル6の回転軸のトルクは、減速比に応じて駆動モータ18のトルクを拡大して伝達されるため、重いワークであっても高い加速度で駆動できる。
【0032】
従って、歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材であるワークテーブル6の位置の保持が可能なテーブル装置2を備えたマシニングセンタとすることが可能になる。
【0033】
尚、図2では、ワークテーブル6の一方側の回動機構だけを示してあるが、両側に同じ構成の駆動機構を設けることも可能であり、一方側にだけ設けることも可能である。
【0034】
上記実施形態例では、A軸に直交するC軸回りに回転自在なテーブル7を備えたマシニングセンタを例に挙げて説明したが、ワークテーブル6に対しテーブル7が固定された構成とすることも可能である。
【0035】
図4、図5に基づいてワークテーブル6の回動機構の他の実施形態例を説明する。
【0036】
図4には他の実施形態例に係るテーブル装置の断面、図5には図4中のV−V線矢視を示してある。尚、図2、図3に示した部材と同一部材には同一符号を付してある。
【0037】
図4、図5に示すようにワークテーブル6の両側部にはテーブルフレーム(フレーム)11が一体に設けられ、フレーム11にはローラ軸12が円周方向に複数(図示例では8本)固定されている。それぞれのローラ軸12には遊星ローラ13が回転自在に支持されている。
【0038】
テーブル装置2の固定側の固定フレーム25には駆動モータ26が設けられ、駆動モータ26の出力軸27には内輪28が固定されている。固定フレーム25の外周部位は内輪28に対向する外輪29が形成されている。遊星ローラ13は内輪28と外輪29との間に所定のしめ代によって嵌合しており、内輪28は遊星ローラ13を介在させて外輪29に対して回転可能となっている。
【0039】
駆動モータ26の駆動により、出力軸27を介して内輪28が回転し、内輪28の回転により遊星ローラ13は自転しながら内輪28との面圧によって生じる摩擦力により回転トルクが伝達されて公転する。遊星ローラ13が公転することにより、ローラ軸12を介して固定フレーム25が回動してワークテーブル6が回動する。
【0040】
つまり、内輪28が駆動モータ26で駆動されると、内輪28の外径と外輪29の内径との比、及び、駆動輪である内輪28に依存する一定の減速比で遊星ローラ13群が公転し、ワークテーブル6がチルト動作される。
【0041】
このとき、回転トルクは、滑らかな遊星ローラ13と内輪28、外輪29のトラクションで伝達されるため、バックラッシュも歯車のピッチ誤差も生じない。また、ワークテーブル6の回転軸のトルクは、減速比に応じて駆動モータ26のトルクを拡大して伝達されるため、重いワークであっても高い加速度で駆動できる。
【0042】
従って、歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材であるワークテーブル6の位置の保持が可能なテーブル装置2を備えたマシニングセンタとすることが可能になる。
【0043】
尚、図4では、ワークテーブル6の一方側の回動機構だけを示してあるが、両側に同じ構成の駆動機構を設けることも可能であり、一方側にだけ設けることも可能である。
【0044】
図6、図7に基づいて工作機械であるマシニングセンタの他の実施形態例を説明する。図6、図7には他の実施形態例に係るマシニングセンタの概略斜視を示してある。
【0045】
図6に示すように、ベッド31にはワークテーブル32が平面内の一方向であるY軸方向に往復移動自在に支持されている。コラム33にはサドル34が平面内でY軸に直交する一方向であるX軸方向に往復移動自在に支持されている。サドル34のワークテーブル32側の面には工具主軸装置である主軸ヘッド装置35が鉛直方向であるZ軸方向に往復移動自在に支持されている。
【0046】
主軸ヘッド装置35にはX軸方向に沿った軸であるA軸回りに往復回動(チルト動)自在な主軸ヘッド36が備えられ、主軸ヘッド36には図示しない工具が駆動回転自在に設けられている。主軸ヘッド36は回動駆動機構37を介して主軸ヘッド装置35に支持されている。回動駆動機構37は、図2乃至図5に示した遊星ローラ13を備えた機構となっている。
【0047】
ワークテーブル32のY軸方向への移動、サドル34のX軸方向への移動、主軸ヘッド装置35のZ軸方向への移動及び、主軸ヘッド装置35のチルト動作が複合されて、ワークテーブル32に支持されたワークと主軸ヘッド36の工具とが所望の位置関係で所望の姿勢となるように位置決めされる。
【0048】
従って、歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材である主軸ヘッド36の位置の保持が可能な主軸ヘッド装置35を備えたマシニングセンタとすることが可能になる。
【0049】
図7に示したマシニングセンタは、ワークテーブル32にワークを載置支持するテーブル38が備えられ、テーブル38はA軸に直交するC軸回り(ワークテーブル32の回動中心に交差する軸回り)に回転自在となっている。
【0050】
図7に示したマシニングセンタも図6に示したものと同様に、歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材である主軸ヘッド36の位置の保持が可能な主軸ヘッド装置35を備えたマシニングセンタとすることが可能になる。
【0051】
【発明の効果】
本発明の回転駆動機構は、
加工のためにワークを工具に対して相対的に連続して回動させる回転駆動機構において、
ワークもしくは工具を保持する回転部材に遊星ローラを接続し、
遊星ローラを公転させる回転駆動手段を備え、
遊星ローラを公転させることで回転部材を回動させるようにしたので、
歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能な回転駆動機構とすることが可能になる。
【0052】
本発明のテーブル装置は、
ワークを保持するワークテーブルに遊星ローラを円周方向に複数配置し、
複数の遊星ローラを外輪と内輪との間に嵌合し、
外輪もしくは内輪の一方を固定すると共に、
外輪もしくは内輪の他方を駆動回転する回転駆動手段を設け、
外輪もしくは内輪の駆動回転によって複数の遊星ローラを公転させてワークテーブルを回動させるようにしたので、
歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能なテーブル装置をとすることが可能になる。
【0053】
本発明の工具主軸装置は、
工具を保持してワークテーブルに対して位置決めされる工具ヘッドを備え、
工具ヘッドに遊星ローラを円周方向に複数配置し、
複数の遊星ローラを外輪と内輪との間に嵌合し、
外輪もしくは内輪の一方を固定すると共に、
外輪もしくは内輪の他方を駆動回転する回転駆動手段を設け、
外輪もしくは内輪の駆動回転によって複数の遊星ローラを公転させて工具ヘッドを傾動させるようにしたので、
歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能な工具主軸装置とすることが可能になる。
【0054】
本発明の工作機械は、
請求項2に記載されたテーブル装置を工具主軸に対して任意の平面内の任意の位置に相対的に移動自在に備え、
工具主軸を前記任意の平面に直交する方向に移動自在に備えたので、
歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能なテーブル装置を備えた工作機械とすることが可能になる。
【0055】
本発明の工作機械は、
テーブル装置を請求項3に記載されたに対して任意の面内の任意の位置に相対的に移動自在に備え、
工具主軸を前記任意の位置に直交する方向に移動自在に備えたので、
歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能な工具主軸装置を備えた工作機械とすることが可能になる。
【0056】
また、請求項2に記載されたテーブル装置を、請求項3に記載された工具主軸に対して任意の平面内の任意の位置に相対的に移動自在に備え、
工具主軸を前記任意の平面に直交する方向に移動自在に備えたので、
歯車による位置決め誤差が生じることがなく、しかも、高い剛性で回転部材の位置の保持が可能なテーブル装置及び工具主軸装置を備えた工作機械とすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係るテーブル装置を備えた工作機械の全体構成を表す斜視図。
【図2】テーブル装置の断面図。
【図3】図2中のIII−III線矢視図。
【図4】他の実施形態例に係るテーブル装置の断面図。
【図5】図4中のV−V線矢視図。
【図6】他の実施形態例に係るマシニングセンタの概略斜視図。
【図7】他の実施形態例に係るマシニングセンタの概略斜視図。
【符号の説明】
1 ベッド
2 テーブル装置
3 コラム
4 サドル
5 主軸ヘッド
6 ワークテーブル
7 テーブル
11 テーブルフレーム(フレーム)
12 ローラ軸
13 遊星ローラ
14 固定フレーム
15 内輪
16 外輪
17 外フレーム
18 駆動モータ
21 ロータ
22 ステータ
25 固定フレーム
26 駆動モータ
27 出力軸
28 内輪
29 外輪
31 ベッド
32 ワークテーブル
33 コラム
34 サドル
35 主軸ヘッド装置
36 主軸ヘッド
37 回転駆動機構

Claims (9)

  1. 加工のためにワークを工具に対して相対的に連続して回動させる回転駆動機構において、
    ワークもしくは工具を保持する回転部材に遊星ローラを接続し、
    遊星ローラを公転させる回転駆動手段を備え、
    遊星ローラを公転させることで回転部材を回動させること
    を特徴とする回転駆動機構。
  2. ワークを保持するワークテーブルに遊星ローラを円周方向に複数配置し、
    複数の遊星ローラを外輪と内輪との間に嵌合し、
    外輪もしくは内輪の一方を固定すると共に、
    外輪もしくは内輪の他方を駆動回転する回転駆動手段を設け、
    外輪もしくは内輪の駆動回転によって複数の遊星ローラを公転させてワークテーブルを回動させる
    ことを特徴とするテーブル装置。
  3. 工具を保持してワークテーブルに対して位置決めされる工具ヘッドを備え、
    工具ヘッドに遊星ローラを円周方向に複数配置し、
    複数の遊星ローラを外輪と内輪との間に嵌合し、
    外輪もしくは内輪の一方を固定すると共に、
    外輪もしくは内輪の他方を駆動回転する回転駆動手段を設け、
    外輪もしくは内輪の駆動回転によって複数の遊星ローラを公転させて工具ヘッドを傾動させる
    ことを特徴とする工具主軸装置。
  4. 請求項2に記載されたテーブル装置を工具主軸に対して任意の平面内の任意の位置に相対的に移動自在に備え、
    工具主軸を前記任意の平面に直交する方向に移動自在に備えた
    ことを特徴とする工作機械。
  5. 請求項4に記載の工作機械において、
    遊星ローラの公転によるワークテーブルの回動中心軸に交差する軸回りで回転自在なテーブルをワークテーブルに備えた
    ことを特徴とする工作機械。
  6. テーブル装置を請求項3に記載された工具主軸に対して任意の面内の任意の位置に相対的に移動自在に備え、
    工具主軸を前記任意の位置に直交する方向に移動自在に備えた
    ことを特徴とする工作機械。
  7. 請求項6に記載の工作機械において、
    工具主軸の移動方向に沿って平行に延びる中心軸回りで回転自在なテーブルをテーブル装置に備えた
    ことを特徴とする工作機械。
  8. 請求項2に記載されたテーブル装置を、請求項3に記載された工具主軸に対して任意の平面内の任意の位置に相対的に移動自在に備え、
    工具主軸を前記任意の平面に直交する方向に移動自在に備えた
    ことを特徴とする工作機械。
  9. 請求項8に記載の工作機械において、
    遊星ローラの公転によるワークテーブルの回動中心軸に交差する軸回りで回転自在なテーブルをワークテーブルに備えた
    ことを特徴とする工作機械。
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