JP5818556B2 - 穴あけ加工装置 - Google Patents
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Description
(態様1)
切削工具と、
前記切削工具を装着可能なスピンドルと、
前記スピンドルを介して前記切削工具を自転させる自転用モータと、
前記スピンドルを収容可能な内側部材と、
被加工面に対して略垂直に向けられた回転軸と、前記内側部材を移動自在に収容可能なガイド穴と、を有した外側部材と、
前記外側部材を回転させて前記切削工具を公転させる公転用モータと、
を備えた穴あけ加工装置であって、
前記ガイド穴は、前記内側部材の中心軸が前記外側部材の前記回転軸に対して傾斜した状態で前記内側部材を収容し、
前記内側部材を前記ガイド穴に沿って移動させることで、前記切削工具の自転軸を、前記外側部材の前記回転軸に一致した位置と、前記回転軸に対して径方向かつ軸方向に離れた位置と、の間で平行にオフセットでき、
前記径方向の前記オフセット量が前記切削工具の公転半径に相当することを特徴とする穴あけ加工装置。
(態様2)
前記内側部材の傾斜角度が1〜5°の範囲であることを特徴とする態様1記載の穴あけ加工装置。
(態様3)
前記自転用モータの回転数と前記公転用モータの回転数との比が100以上であることを特徴とする態様1又は2に記載の穴あけ加工装置。
(態様4)
前記内側部材は外周上にキーが設けられた円柱を成すとともに、
前記外側部材の前記ガイド穴には、前記キーを案内可能なキー溝が設けられていることを特徴とする態様1〜3のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
(態様5)
前記自転用モータが前記スピンドルに内蔵されていることを特徴とする態様1〜4のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
(態様6)
前記自転用モータと前記スピンドルとは、高速ユニバーサルジョイントによって連結されていることを特徴とする態様1〜4のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
(態様7)
前記穴あけ加工装置はスピンドルユニットケースをさらに備え、かつ、
前記公転用モータはロータマグネットとステータコイルとを備え、かつ、前記スピンドルユニットケースと前記外側部材との間に埋め込まれていることを特徴とする態様1〜6のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
(態様8)
切削工具と、
前記切削工具を装着可能なスピンドルと、
前記スピンドルを介して前記切削工具を自転させる自転用モータと、
前記スピンドルを収容可能な内側部材と、
被加工面に対して略垂直に向けられた回転軸と、前記内側部材を移動自在に収容可能なガイド穴と、を有した外側部材と、
前記外側部材を回転させて前記切削工具を公転させる公転用モータと、
を備えた穴あけ加工装置であって、
前記ガイド穴は、前記内側部材の中心軸が前記外側部材の前記回転軸に対して傾斜した状態で前記内側部材を収容し、
前記内側部材を前記ガイド穴の周方向に沿って移動させることで、前記切削工具の自転軸を、前記外側部材の前記回転軸に一致した姿勢と、前記回転軸に対して傾斜した姿勢と、のいずれかの姿勢に変更でき、
前記傾斜した姿勢における前記切削工具の刃先と前記外側部材の前記回転軸との距離が公転半径に相当し、
前記穴あけ加工装置はスピンドルユニットケースをさらに備え、かつ、
前記公転用モータはロータマグネットとステータコイルとを備え、かつ、前記スピンドルユニットケースと前記外側部材との間に埋め込まれていることを特徴とする穴あけ加工装置。
(態様9)
前記切削工具の傾斜角度が1〜5°の範囲であることを特徴とする態様8記載の穴あけ加工装置。
(態様10)
前記自転用モータの回転数と前記公転用モータの回転数との比が100以上であることを特徴とする態様8又は9に記載の穴あけ加工装置。
(態様11)
前記内側部材は円柱を成すことを特徴とする態様8〜10のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
(態様12)
前記自転用モータが前記スピンドルに内蔵されていることを特徴とする態様8〜11のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
(態様13)
前記自転用モータと前記スピンドルとは、高速ユニバーサルジョイントによって連結されていることを特徴とする態様8〜11のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
図9は、実施例2において、偏心後の工具11先端の位置及び偏心量eを導出するためのモデルを示す。図9(a)は偏心前の状態(自転軸と公転軸とが一致した状態)を示し、図8(a)及び図8(b)に示す状態に対応する。一方、図9(b)は偏心後の状態(自転軸が公転軸に対して傾斜した状態)を示し、図8(c)及び図8(d)に示す状態に対応する。なお、図9の各図では、説明の便宜のため、単純な円筒形をなす内側部材13を示すとともに、図1〜図8に用いた符号と一部表現の異なる符号を用いる。
11 切削工具
12 工具保持スピンドル
13 内側部材
13k キー
14 外側部材
14k キー溝
14g ガイド穴
15 スピンドルユニットケース
16 プーリー
17 プーリー
18a,18b,18c,18d 軸受
19a,19b 軸受
21 公転用モータユニットケース
30 高速ユニバーサルジョイント
41 ロータマグネット
42 ステータコイル
M1 公転用モータ
B1 ベルト
A11 切削工具の回転軸
A12 工具保持スピンドルの軸
A13 内側部材の中心軸
A14 外側部材の回転軸
φ 外側部材の回転軸に対する内側部材の軸の傾斜角度
α 外側部材の回転軸に対する切削工具の自転軸の傾斜角度
Claims (13)
- 切削工具と、
前記切削工具を装着可能なスピンドルと、
前記スピンドルを介して前記切削工具を自転させる自転用モータと、
前記スピンドルを収容可能な内側部材と、
被加工面に対して略垂直に向けられた回転軸と、前記内側部材を移動自在に収容可能なガイド穴と、を有した外側部材と、
前記外側部材を回転させて前記切削工具を公転させる公転用モータと、
を備えた穴あけ加工装置であって、
前記ガイド穴は、前記内側部材の中心軸が前記外側部材の前記回転軸に対して傾斜した状態で前記内側部材を収容し、
前記内側部材を前記ガイド穴に沿って移動させることで、前記切削工具の自転軸を、前記外側部材の前記回転軸に一致した位置と、前記回転軸に対して径方向かつ軸方向に離れた位置と、の間で平行にオフセットでき、
前記径方向の前記オフセット量が前記切削工具の公転半径に相当することを特徴とする穴あけ加工装置。 - 前記内側部材の傾斜角度が1〜5°の範囲であることを特徴とする請求項1記載の穴あけ加工装置。
- 前記自転用モータの回転数と前記公転用モータの回転数との比が100以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の穴あけ加工装置。
- 前記内側部材は外周上にキーが設けられた円柱を成すとともに、
前記外側部材の前記ガイド穴には、前記キーを案内可能なキー溝が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の穴あけ加工装置。 - 前記自転用モータが前記スピンドルに内蔵されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
- 前記自転用モータと前記スピンドルとは、高速ユニバーサルジョイントによって連結されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
- 前記穴あけ加工装置はスピンドルユニットケースをさらに備え、かつ、
前記公転用モータはロータマグネットとステータコイルとを備え、かつ、前記スピンドルユニットケースと前記外側部材との間に埋め込まれていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の穴あけ加工装置。 - 切削工具と、
前記切削工具を装着可能なスピンドルと、
前記スピンドルを介して前記切削工具を自転させる自転用モータと、
前記スピンドルを収容可能な内側部材と、
被加工面に対して略垂直に向けられた回転軸と、前記内側部材を移動自在に収容可能なガイド穴と、を有した外側部材と、
前記外側部材を回転させて前記切削工具を公転させる公転用モータと、
を備えた穴あけ加工装置であって、
前記ガイド穴は、前記内側部材の中心軸が前記外側部材の前記回転軸に対して傾斜した状態で前記内側部材を収容し、
前記内側部材を前記ガイド穴の周方向に沿って移動させることで、前記切削工具の自転軸を、前記外側部材の前記回転軸に一致した姿勢と、前記回転軸に対して傾斜した姿勢と、のいずれかの姿勢に変更でき、
前記傾斜した姿勢における前記切削工具の刃先と前記外側部材の前記回転軸との距離が公転半径に相当し、
前記穴あけ加工装置はスピンドルユニットケースをさらに備え、かつ、
前記公転用モータはロータマグネットとステータコイルとを備え、かつ、前記スピンドルユニットケースと前記外側部材との間に埋め込まれていることを特徴とする穴あけ加工装置。 - 前記切削工具の傾斜角度が1〜5°の範囲であることを特徴とする請求項8記載の穴あけ加工装置。
- 前記自転用モータの回転数と前記公転用モータの回転数との比が100以上であることを特徴とする請求項8又は9に記載の穴あけ加工装置。
- 前記内側部材は円柱を成すことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
- 前記自転用モータが前記スピンドルに内蔵されていることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
- 前記自転用モータと前記スピンドルとは、高速ユニバーサルジョイントによって連結されていることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の穴あけ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011164309A JP5818556B2 (ja) | 2011-07-27 | 2011-07-27 | 穴あけ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011164309A JP5818556B2 (ja) | 2011-07-27 | 2011-07-27 | 穴あけ加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013027943A JP2013027943A (ja) | 2013-02-07 |
JP5818556B2 true JP5818556B2 (ja) | 2015-11-18 |
Family
ID=47785515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011164309A Active JP5818556B2 (ja) | 2011-07-27 | 2011-07-27 | 穴あけ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5818556B2 (ja) |
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JPH03161209A (ja) * | 1989-11-17 | 1991-07-11 | Fujitsu Ltd | テーパ孔加工方法およびその加工装置 |
JPH07227709A (ja) * | 1994-02-16 | 1995-08-29 | Toyota Motor Corp | 切削加工装置 |
JP4016426B2 (ja) * | 2001-07-11 | 2007-12-05 | ノバトール アーベー | 被加工物に円錐形又は所定形状の穴を穿孔するための方法及び装置 |
-
2011
- 2011-07-27 JP JP2011164309A patent/JP5818556B2/ja active Active
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