JP2007030081A - タレット式旋盤及びそれに使用される回転工具と固定工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い回転速度が要求される小径の刃物による加工を可能にし、生産性を向上することができるタレット式旋盤及びそれに使用される回転工具と固定工具を提供する。
【解決手段】タレット2の工具取付け部2Aに取り付けた回転工具3の刃物X1を回転駆動するための主駆動軸14を備えたタレット式旋盤であり、主駆動軸14の回転により発電する発電手段11を有している。回転工具3は、発電手段11で発電した電力を電源として作動する電気モータ8と、この電気モータ8の作動により回転する刃物把持部9aを有する工具本体9を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】タレット2の工具取付け部2Aに取り付けた回転工具3の刃物X1を回転駆動するための主駆動軸14を備えたタレット式旋盤であり、主駆動軸14の回転により発電する発電手段11を有している。回転工具3は、発電手段11で発電した電力を電源として作動する電気モータ8と、この電気モータ8の作動により回転する刃物把持部9aを有する工具本体9を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、タレット式旋盤及びそれに使用される回転工具と固定工具に関し、さらに詳しくは、高い回転速度が要求される小径の刃物による加工が可能なタレット式旋盤及びそれに使用される回転工具と固定工具に関する。
タレット式旋盤は、タレットの周縁に沿って複数の工具取付け部を有し、この複数の工具取付け部にドリルなどの回転刃物を取り付けるための回転工具や切削用の刃物を固定するための固定工具を取り付けることにより、1台の装置で複数の加工を行えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
通常、上述した回転工具は、駆動源に接続された主駆動軸から、歯車機構を介して回転を得るようにしている。そのため、回転工具で回転させる刃物の回転数にも限度があり、高い回転速度が要求される小径の刃物により加工を行う場合には、ワークを別の高速回転が可能な装置に移動して加工を行う必要があり、それが生産性を低下させる一因になっていた。
特開2002−192408号公報
本発明の目的は、高い回転速度が要求される小径の刃物による加工を可能にし、生産性を向上することができるタレット式旋盤及びそれに使用される回転工具と固定工具を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のタレット式旋盤は、タレットの工具取付け部に取り付けた回転工具の刃物を回転駆動するための主駆動軸を備えたタレット式旋盤において、前記主駆動軸の回転により発電する発電手段を有し、前記回転工具が、前記発電手段で発電した電力を電源として作動する電気モータと、該電気モータの作動により回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備することを特徴とする。
本発明の他のタレット式旋盤は、タレットの工具取付け部に取り付けた回転工具の刃物を回転駆動するための主駆動軸を備えたタレット式旋盤において、前記回転工具が、前記主駆動軸の回転により発電する発電手段と、該発電手段で発電した電力を電源として作動する電気モータと、該電気モータの作動により回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備することを特徴とする。
本発明のタレット式旋盤に使用される回転工具は、タレット式旋盤のタレットの工具取付け部に取り付けられ、刃物を回転可能に装着する回転工具であって、前記タレット式旋盤に設置した発電手段で発電した電力を電源として作動する電気モータと、該電気モータの作動により回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備することを特徴とする。
本発明のタレット式旋盤に使用される他の回転工具は、タレット式旋盤のタレットの工具取付け部に取り付けられ、刃物を回転可能に装着する回転工具であって、タレット式旋盤の主駆動軸の回転により発電する発電手段と、前記主駆動軸の回転を該発電手段に伝達する副駆動軸と、該発電手段に伝達された回転を利用して回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備することを特徴とする。
本発明のタレット式旋盤に使用される更に他の回転工具は、タレット式旋盤のタレットの工具取付け部に取り付けられ、刃物を回転可能に装着する回転工具であって、タレット式旋盤の主駆動軸の回転により発電する発電手段と、該発電手段で発電した電力を電源として作動する電気モータと、該電気モータの作動により回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備することを特徴とする。
本発明のタレット式旋盤に使用される固定工具は、タレット式旋盤のタレットの工具取付け部に取り付けられ、刃物を固定して装着する固定工具であって、タレット式旋盤の主駆動軸の回転により発電する発電手段と、前記主駆動軸の回転を該発電手段に伝達する副駆動軸とを具備することを特徴とする。
上述した本発明のタレット式旋盤によれば、回転工具に取り付けた刃物を電気モータにより回転させることができるので、刃物を従来の機械的機構を採用したものより高い回転速度で回転させることができる。それにより、高い回転速度が要求される小径の刃物による加工が可能になり、従来のタレット式旋盤でできなかった高速回転による加工を含む複数の加工ができるようになるため、小径の刃物による加工を行う際に別の装置に移動する時間を短縮することができる。従って、加工時間が短縮でき、生産性の向上が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のタレット式旋盤の一実施形態を示し、1は加工するワークWを取り付ける回転可能な主軸、2は孔明け用や溝加工用の刃物X1を回転可能に装着する回転工具3や切削用の刃物X2を固定して装着する固定工具4を取り付けるタレット(刃物台)、5は旋盤の作動を制御する制御部である。制御部5の制御に基づいて、主軸1に固定したワークWをタレット2に取り付けた回転工具3や固定工具4に装着した刃物で加工するようになっている。
タレット2は、図示する例では、12箇所の工具取付け部2Aを有する正十二角形のものが使用されているが、それに代えて、6箇所の工具取付け部を有する正六角形のものや、20箇所の工具取付け部を有する正二十角形のものなど、複数の工具取付け部を有するタレットであれば、いずれも使用することができる。
タレット2は、主軸1と平行に配設された支持軸6の回転により所定の角度毎(図1では30°毎)回転し、回転工具3や固定工具4に装着した刃物X1,X2を所定の加工位置に位置決めできるようになっている。
回転工具3は、図2に示すように、ベース部7と、このベース部7に固定した電気モータ8と、この電気モータ8に取り付けた工具本体9を備え、不図示のボルトによりベース部7をタレット2の工具取付け部2Aに固定することにより、タレット2に取り付けられるようにしている。また、電気モータ8の作動により、刃物X1を把持する工具本体9の刃物把持部9aが回転し、その刃物把持部9aの回転により刃物把持部9aに装着された刃物X1が回転する。刃物把持部9aは、刃物X1の他に、砥石も把持できるようになっている。
固定工具4は、図3に示すように、ベース部10と、このベース部10に固定した発電手段(発電機)11とを有し、発電手段11のハウジング11Aに刃物X2が着脱自在に固定されるようになっている。不図示のボルトによりベース部10をタレット2の工具取付け部2Aに固定することにより、タレット2に取り付けられるようになっている。図1では、固定工具4が回転工具3に対して、複数の工具取付け部2Aを隔てて配置されているが、両者を隣接する工具取付け部2Aに取り付けるようにしてもよい。
ベース部10には、後述する主駆動軸14の回転を発電手段11に伝達し、発電手段11を発電させるための駆動軸(副駆動軸)12が回転自在に挿通され、その一端(内側端)に傘歯車13が固定されている。駆動軸12の他端(外側端)は発電手段11に連結され、この駆動軸12の回転により発電手段11が発電するようになっている。発電手段11は、電気モータ8に不図示の配線により接続され、電気モータ8が発電手段11で発電した電力を電源として作動する。
支持軸6及びタレット2内には、タレット2の工具取付け部2Aに取り付けた回転工具3の刃物X1を回転駆動するための主駆動軸14が設けられている。主駆動軸14の先端に傘歯車13と噛合する傘歯車15が固設されている。不図示の駆動源に連結された主駆動軸14が回転すると、その回転が傘歯車15,13を介して駆動軸12に伝達される。
発電手段11と電気モータ8の組み合わせとしては、例えば、三相同期発電機と三相誘導電動機を好ましく挙げることができる。三相同期発電機の極数をPg、発生する三相交流の周波数(Hz)をf、駆動軸12の回転速度(min-1)をVx とすると、三相交流の周波数fはf=Pg×Vx/120で表され、この周波数fの三相交流電力が三相誘導電動機に供給される。
三相誘導電動機の極数をPm、同期速度(min-1)をVmとすると、同期速度VmはVm=120×f/Pm、従ってVm=Vx×Pg/Pmで表され、三相同期発電機の極数Pgと三相誘導電動機の極数Pmとの比を大きくすることにより、駆動軸12の回転速度Vxに対する三相誘導電動機の回転速度、即ち刃物X1の回転速度を高くすることができる。例えば、駆動軸12の回転速度(min-1)を2500min-1、Pg/Pmを10とすると、刃物X1の回転速度を25000min-1と高速にすることができる。
このように三相同期発電機と三相誘導電動機を使用することにより、駆動軸12の回転速度に応じた周波数の三相交流電力を三相同期発電機が三相誘導電動機に供給し、駆動軸12の回転速度Vxと刃物X1の回転速度の変速比は、三相同期発電機の極数Pgと三相誘導電動機の極数Pmに基づいて容易に決定することができる。
当然のことながら、発電手段11と電気モータ8の組み合わせとして、他の組み合わせ、例えば直流発電機と直流電動機との組合せによって駆動軸12の回転速度を変速する構成を採用してもよい。
なお、図1は、タレット2の2箇所の工具取付け部2Aに本発明の特徴を有する回転工具3と固定工具4を取り付けた図を示している。通常、各工具取付け部には回転工具や固定工具が取り付けられ、上記2箇所以外の他の工具取付け部2Aには、例えば図4に示す従来の回転工具3’や、例えば図2のベース部7に刃物X2を固定する固定部を設けた従来の固定工具が取り付けられるが、必要に応じて上述した回転工具3と固定工具4を適宜取り付けことができる。
図4において、21は駆動軸(副駆動軸)、22は工具本体、23,24,25は傘歯車であり、主駆動軸14の回転が、傘歯車15,23を介して駆動軸21に伝達され、更に傘歯車24,25を介して工具本体22の回転軸26に伝達され、それより回転軸26の先端の刃物把持部27に取り付けた刃物X1を回転させるようになっている。
上述した本発明によれば、回転工具3が、発電手段11で発電した電力を電源として作動する電気モータ8と、この電気モータ8の作動により回転する工具本体9とを具備する構成にしたので、工具本体9の刃物把持部9aに取り付けた刃物X1を従来の機械的機構を採用したものより高い回転速度で回転させることが可能になる。そのため、高い回転速度が要求される小径の刃物による加工ができ、従来1台の装置でできなかった高速回転加工を含む複数の加工が可能になる。その結果、小径の刃物による加工を行う際に別の装置に移動する時間を省くことができるので、加工時間を短縮し、生産性を高めることができる。
また、回転工具3が高速回転できるので、刃物X1に代えて砥石を装着することにより研磨加工も可能になるため、研磨が必要なワークを研磨機まで移動する必要がなくなり、その移動時間を省くことができるので、研磨が必要なワークにおいて、加工時間を短縮し、生産性の向上が可能になる。
上述した実施形態において、固定工具4に発電手段11を組み込むようにするのが、タレット2の各工具取付け部2Aに刃物を取り付けることができるので好ましいが、固定工具4に組み込まずに発電手段11を工具取付け部2Aに設置し、ベース部10に内設した駆動軸12を連結して発電手段11を発電させるようにしてもよい。
また、発電手段11は、固定工具4に組み込むなどして工具取付け部2Aに取り付けるのが、既存のタレットを使用することができるので好ましいが、タレット2内に設置するなど、電気モータ8に電力を供給できればいずれの位置に設置するようにしてもよい。
複数の回転工具3を工具取付け部2Aに取り付ける場合には、複数の回転工具3の電気モータ8を1台の発電手段11で作動させるようにすることができる。その際、1台の発電手段11に各回転工具3の電気モータ8を切換え可能に接続し、加工位置で加工する回転工具3の電気モータ8にのみ電力を供給するようにするのが、発電手段11の発電能力を最小限にとどめて、発電手段のコストを低く抑えることができるので好ましい。
また、発電手段11を従来の回転工具に組み込むようにしてもよい。その回転工具(第2の回転工具)50の一例を図5に示す。この回転工具50は、ベース部51と、このベース部51に固定した発電手段11と、この発電手段11に連結した工具本体52を有している。
ベース部51には、主駆動軸14の回転を発電手段11に伝達し、発電手段11を発電させるための駆動軸(副駆動軸)53が回転自在に挿通され、その一端(内側端)に傘歯車54が固定されている。駆動軸53の他端(外側端)は発電手段11に連結され、この駆動軸53の回転により発電手段11が発電するようになっている
工具本体52は、発電手段(発電機)11の回転軸(不図示)に連結され、駆動軸53の回転により回転する回転軸の回転により、刃物X1を把持する工具本体52の刃物把持部52aが回転し、発電手段11に伝達された回転を利用して刃物X1を把持する刃物把持部52aを回転するようにしている。回転工具50も、不図示のボルトによりベース部51をタレット2の工具取付け部2Aに固定することにより、タレット2に取り付けられる。
工具本体52は、発電手段(発電機)11の回転軸(不図示)に連結され、駆動軸53の回転により回転する回転軸の回転により、刃物X1を把持する工具本体52の刃物把持部52aが回転し、発電手段11に伝達された回転を利用して刃物X1を把持する刃物把持部52aを回転するようにしている。回転工具50も、不図示のボルトによりベース部51をタレット2の工具取付け部2Aに固定することにより、タレット2に取り付けられる。
図6は、本発明のタレット式旋盤の他の実施形態における要部を示す。このタレット式旋盤では、上記発電手段11を回転工具3に組み込むようにしたものであり、発電手段11を電気モータ8の後側に配置し、ベース部7に固定したものである。
ベース部7には、発電手段11を発電させるための駆動軸(副駆動軸)31が回転自在に挿通され、その一端(内側端)に主駆動軸14の傘歯車15と噛合する傘歯車32が固定されている。駆動軸31の他端(外側端)が発電手段11に連結され、この駆動軸31の回転により発電手段11が発電するようになっている。発電手段11は、電気モータ8に不図示の配線により接続されている。
このように回転工具3を、主駆動軸14の回転により発電する発電手段11と、この発電手段11で発電した電力を電源として作動する電気モータ8と、この電気モータ8の作動により回転する工具本体9とを具備する構成にしても、工具本体9の把持部9aに取り付けた刃物X1を従来の機械的機構を採用したものより高い回転速度で回転させることが可能になり、上記と同様の効果を得ることができる。
本発明において、上述した各実施形態では、回転工具3,50及び固定工具4が刃物X1,X2の延在する方向を主駆動軸14と平行になる構造のものを示したが、図7,8に示すように、刃物X1,X2の延在する方向を主駆動軸14と直交する向きにした回転工具3,50及び固定工具4であってもよく、またこれらを組み合わせた構造のタレット式旋盤であってもよい。
なお、図7において、40は回転工具3の電気モータ8と発電機11を接続する配線であり、図7では、2台の回転工具3と、各1台の固定工具4及び回転工具50をタレット2に取り付け、それぞれの電気モータ8と発電機11とを配線40により接続しているが、上述したと同様に、1台の発電機11と2台の電気モータ8を点線で示すように切り換えスイッチ41を介して接続するようにしてもよい。その場合、発電機11を使用しない工具は、従来の固定工具や回転工具を使用することができる。
また、刃物X1の延在する方向を主駆動軸14と直交する向きにした図8の回転工具3は、好ましくは、図9に示すように構成するのがよい。図9に示す回転工具3は、電気モータ8と工具本体9を備えた第1工具部3Aと、発電手段11を備えた第2工具部3Bを備えている。第1工具部3Aに隣接して第2工具部3Bが並設され、主駆動軸14と直交する方向の回転工具3の長さを図8に示すものより短くしている(図10参照)。
一端が傘歯車(不図示)を介して主駆動軸14に連結された駆動軸(副駆動軸)31が第1工具部3Aまで延在し、その他端に傘歯車(歯車機構)33が固定されている。発電手段(発電機)11の回転軸11aにも傘歯車(歯車機構)34が固定され、この傘歯車34が傘歯車33と噛合している。主駆動軸14の回転が駆動軸31、傘歯車33,34を介して発電手段11の回転軸11aに伝達可能になっている。電気モータ8と発電手段11とは配線35により接続されている。図9の回転工具3は、図10に示すように、第2工具部3Bがタレット2の隣の工具取付け部2A’に位置するようにして、タレット2の工具取付け部2Aに取り付けられる。
図9に示す構成の採用により、主駆動軸14と直交する方向の回転工具3の長さを短くできるので、上述した効果に加えて、長さ制限のあるタレット式旋盤にも容易に適応させることができる利点がある。
発電手段11を有する第2工具部3Bは、好ましくは、図9,10に示すように、刃物X2を着脱自在に固定できる構成にし、固定工具として機能させるようにするのがよい。あるいは、図5に示す回転工具50の構成を具備するようにし、第2の回転工具として機能させるようにしてもよい。
1 主軸
2 タレット
3 回転工具
3A 第1工具部
3B 第2工具部
4 固定工具
8 電気モータ
9 工具本体
9a 刃物把持部
11 発電手段
12 駆動軸(副駆動軸)
14 主駆動軸
31 駆動軸(副駆動軸)
33,34 傘歯車(歯車機構)
50 回転工具(第2の回転工具)
52 工具本体
52a 刃物把持部
53 駆動軸(副駆動軸)
X1,X2 刃物
2 タレット
3 回転工具
3A 第1工具部
3B 第2工具部
4 固定工具
8 電気モータ
9 工具本体
9a 刃物把持部
11 発電手段
12 駆動軸(副駆動軸)
14 主駆動軸
31 駆動軸(副駆動軸)
33,34 傘歯車(歯車機構)
50 回転工具(第2の回転工具)
52 工具本体
52a 刃物把持部
53 駆動軸(副駆動軸)
X1,X2 刃物
Claims (11)
- タレットの工具取付け部に取り付けた回転工具の刃物を回転駆動するための主駆動軸を備えたタレット式旋盤において、前記主駆動軸の回転により発電する発電手段を有し、前記回転工具が、前記発電手段で発電した電力を電源として作動する電気モータと、該電気モータの作動により回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備するタレット式旋盤。
- タレットの工具取付け部に取り付けられ、刃物を固定して装着する固定工具を有し、該固定工具が前記発電手段と前記主駆動軸の回転を該発電手段に伝達する副駆動軸とを具備する請求項1に記載のタレット式旋盤。
- タレットの工具取付け部に取り付けられ、刃物を回転可能に装着する第2の回転工具を有し、該第2の回転工具が、前記発電手段と、前記主駆動軸の回転を該発電手段に伝達する副駆動軸と、該発電手段に伝達された回転を利用して回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備する請求項1に記載のタレット式旋盤。
- 前記発電手段が1台、前記回転工具が複数あり、前記1台の発電手段に各回転工具の電気モータを切換え可能に接続した請求項1に記載のタレット式旋盤。
- タレットの工具取付け部に取り付けた回転工具の刃物を回転駆動するための主駆動軸を備えたタレット式旋盤において、前記回転工具が、前記主駆動軸の回転により発電する発電手段と、該発電手段で発電した電力を電源として作動する電気モータと、該電気モータの作動により回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備するタレット式旋盤。
- 前記回転工具が、前記電気モータと工具本体を備えた第1工具部と、該第1工具部に隣接して並設され、前記発電手段を備えた第2工具部と、前記主駆動軸に一端が連結され、前記第1工具部まで延在する副駆動軸とを具備し、かつ前記副駆動軸の他端に歯車機構を介して前記第2工具部の発電手段に主駆動軸の回転を伝達可能に構成してなる請求項5に記載のタレット式旋盤。
- タレット式旋盤のタレットの工具取付け部に取り付けられ、刃物を回転可能に装着する回転工具であって、前記タレット式旋盤に設置した発電手段で発電した電力を電源として作動する電気モータと、該電気モータの作動により回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備する回転工具。
- タレット式旋盤のタレットの工具取付け部に取り付けられ、刃物を回転可能に装着する回転工具であって、タレット式旋盤の主駆動軸の回転により発電する発電手段と、前記主駆動軸の回転を該発電手段に伝達する副駆動軸と、該発電手段に伝達された回転を利用して回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備する回転工具。
- タレット式旋盤のタレットの工具取付け部に取り付けられ、刃物を回転可能に装着する回転工具であって、タレット式旋盤の主駆動軸の回転により発電する発電手段と、該発電手段で発電した電力を電源として作動する電気モータと、該電気モータの作動により回転する刃物把持部を有する工具本体とを具備する回転工具。
- 前記回転工具が、前記電気モータと工具本体を備えた第1工具部と、該第1工具部に隣接して並設され、前記発電手段を備えた第2工具部と、前記主駆動軸に一端が連結され、前記第1工具部まで延在する副駆動軸とを具備し、かつ前記副駆動軸の他端に歯車機構を介して前記第2工具部の発電手段に主駆動軸の回転を伝達可能に構成してなる請求項9に記載の回転工具。
- タレット式旋盤のタレットの工具取付け部に取り付けられ、刃物を固定して装着する固定工具であって、タレット式旋盤の主駆動軸の回転により発電する発電手段と、前記主駆動軸の回転を該発電手段に伝達する副駆動軸とを具備する固定工具。
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