JP2003194156A - 工作機械の旋回割り出し装置 - Google Patents

工作機械の旋回割り出し装置

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JP2003194156A
JP2003194156A JP2001397419A JP2001397419A JP2003194156A JP 2003194156 A JP2003194156 A JP 2003194156A JP 2001397419 A JP2001397419 A JP 2001397419A JP 2001397419 A JP2001397419 A JP 2001397419A JP 2003194156 A JP2003194156 A JP 2003194156A
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gear
spur gear
turning
base
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Michio Watanabe
通雄 渡邊
Yoshinobu Okuyama
嘉信 奥山
Satoshi Komatsu
智 小松
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DMG Mori Co Ltd
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Mori Seiki Co Ltd
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    • B23Q16/00Equipment for precise positioning of tool or work into particular locations not otherwise provided for
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    • B23Q16/025Indexing equipment in which only the indexing movement is of importance by converting a continuous movement into a rotary indexing movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19642Directly cooperating gears
    • Y10T74/19688Bevel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯車機構の回転力を伝達する際の滑りを防止
して伝達効率を高めることができるとともに、発熱を抑
制して高速旋回割り出しに対応できる工作機械の旋回割
り出し装置を提供する。 【解決手段】 ワーク又は工具が取付けられる旋回台1
1を固定ベース8に所定の旋回角度位置に旋回割り出し
可能に搭載した工作機械の旋回割り出し装置において、
上記旋回台11の外周部に大平歯車30を設け、該大平
歯車30に噛合する小平歯車31を上記旋回台11の旋
回軸線Aと平行に配置された中間軸32に設け、上記旋
回軸線Aと直角方向に配置された駆動軸35と上記中間
軸32とをハイポイドギヤ45により連結し、上記大,
小平歯車30,31及びハイポイドギヤ45をバックラ
ッシュを小さくする方向に位置調整可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク又は工具が
取付けられる旋回台を固定ベースに所定の旋回角度位置
に旋回割り出し可能に搭載した工作機械の旋回割り出し
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械では、ワーク又は工具が取付け
られる加工テーブルを所定の旋回角度位置に割り出して
クランプし、この状態で加工を行えるようにした旋回割
り出し装置を備える場合がある。このような加工テーブ
ルを旋回駆動する駆動機構として、従来、ウォームギヤ
やサイクロン減速機,あるいは遊星歯車減速機を用いる
のが一般的である(例えば、特開平6−71542号公
報,特許公報第2845970号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記駆動機
構として、上記ウォームギヤを採用する場合には、ウォ
ームからウォームホイールに回転力を伝達する際に滑り
が発生し易く、伝達効率が低いという問題があり、また
発熱し易いことから高速旋回割り出しには向かないとい
う問題もある。
【0004】上記従来のサイクロン減速機や遊星歯車減
速機を採用する場合には、構造が複雑で大型化し易く、
しかもノンバックラッシュ構造とするにはコストが高く
なるという問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、回転力を伝達する際の滑りを防止して伝達効
率を高めることができるとともに、発熱を抑制して高速
旋回割り出しに対応でき、さらには簡単な構造でバック
ラッシュをなくすことができる工作機械の旋回割り出し
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ワー
ク又は工具が取付けられる旋回台を固定ベースに所定の
旋回角度位置に旋回割り出し可能に搭載した工作機械の
旋回割り出し装置において、上記旋回台と駆動モータと
を歯車機構を含む動力伝達機構により連結し、上記歯車
機構の各歯車間のバックラッシュを小さくする方向に各
歯車を位置調整可能としたことを特徴としている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、上
記旋回台の外周部に大平歯車を設け、該大平歯車に噛合
する小平歯車を上記旋回台の旋回軸線と平行に配置され
た中間軸に設け、上記旋回軸線と直角方向に配置された
駆動軸と上記中間軸とをハイポイドギヤにより連結し、
上記大平歯車と小平歯車,及びハイポイドギヤはそれぞ
れバックラッシュを小さくする方向に位置調整可能に配
設されていることを特徴としている。
【0008】請求項3の発明は、請求項2において、上
記大平歯車は上記固定ベースに支持され、上記中間軸及
び駆動軸は上記固定ベースに対して上記大平歯車と小平
歯車とのバックラッシュを小さくする方向に位置調整可
能に取り付けられた駆動ケース内に配置され、かつ上記
中間軸及び駆動軸は上記ハイポイドギヤのバックラッシ
ュを小さくする方向に位置調整可能に上記駆動ケースに
支持されていることを特徴としている。
【0009】
【発明の作用効果】請求項1の発明に係る旋回割り出し
装置によれば、歯車機構の互いに噛合する各歯車同士を
バックラッシュを小さくする方向に調整可能としたの
で、簡単な構造でかつ低コストでバックラッシュに起因
する問題を解消できる。
【0010】また請求項2の発明によれば、旋回台に設
けた大平歯車に中間軸に設けた小平歯車を噛合させ、該
中間軸と駆動軸とをハイポイドギヤにより連結し、駆動
軸をハイポイドギヤのバックラッシュをなくす方向に調
整可能とするとともに、中間軸を小平歯車と大平歯車と
のバックラッシュをなくす方向に調整可能としたので、
簡単な構造でバックラッシュをなくすことができ、滑り
を防止して回転力の伝達効率を高めることができ、また
噛合部の発熱を抑制でき、ひいては旋回割り出しの高速
化に対応できる。
【0011】請求項3の発明によれば、ハイポイドギヤ
を駆動ケース内に両歯車のバックラッシュを小さくする
方向に調整可能に配置し、上記駆動ケースを大,小平歯
車のバックラッシュを小さくする方向に調整可能に固定
ベースに取り付けたので、簡単な構造により上記ハイポ
イドギヤ及び上記大,小平歯車のバックラッシュをなく
す構造を実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0013】図1ないし図5は、本発明の一実施形態に
よる横型マシニングセンタ(工作機械)の旋回割り出し
装置を説明するための図であり、図1,図2,図3,図
4はそれぞれ旋回割り出し装置の平面図,断面正面図,
右側面図,背面図、図5は旋回割り出し装置を備えた横
型マシニングセンタの斜視図である。なお、各図中、前
後,左右,上下とは、機械正面から見た場合を意味す
る。
【0014】図5において、1は横型マニングセンタを
示しており、これの固定ベッド2の後部2aにはコラム
3がX軸方向(左右方向)に移動可能に配設され、該コ
ラム3内にはサドル4がY軸方向(上下方向)に移動可
能に配設されており、該サドル4には軸線を水平に向け
て搭載された主軸頭5がZ軸方向(前後方向)に移動可
能に配設されている。さらに該主軸頭5には主軸6が回
転自在に挿入配置されており、該主軸6には工具(不図
示)が着脱可能に装着されている。この主軸6を主軸モ
ータ(不図示)により回転駆動しつつ、X軸,Y軸,Z
軸方向に相対移動させることにより所定のワーク加工が
行われる。
【0015】上記ベッド2の前部2bには固定台7が配
置固定されている。この固定台7には旋回割り出し装置
10の固定ベース8が固定されており、該旋回割り出し
装置10上に加工テーブル9が搭載されている。この加
工テーブル9にワークが取付けられる。
【0016】上記旋回割り出し装置10は、図1〜図4
に示すように、上記固定ベース8内に旋回可能に配設さ
れた旋回台11を所定の旋回割り出し位置に旋回駆動す
る旋回駆動機構12と、上記旋回台11を上記割り出し
位置にクランプするクランプ機構13とを備えており、
上記旋回台11上に上記加工テーブル9が取付け固定さ
れている。
【0017】上記固定ベース8は、上記固定台7上に固
定されたベース部8a上の中心部に円筒体からなる内筒
状部8bをボルト締め固定するとともに、外周部に内筒
状部8bと同軸をなすように円筒状の外筒状部8cを形
成した概略構造のものである。
【0018】また上記旋回部11は、上記内筒状部8b
内に円筒状の旋回部11aを旋回可能に挿入するととも
に、該旋回部11aの上端面にテーブル取付け部11c
をボルト締め固定し、該テーブル取付け部11cの外周
部下面に上記外筒状部8cの内周面に摺接する外輪部1
1dをボルト締め固定した概略構造のものである。
【0019】上記クランプ機構13は、上記内筒状部8
bの外側に配置され、上記ベース部8aの上面にボルト
締め固定された平面視環状の固定側カップリング15
と、該固定側カップリング15の外側に同軸をなすよう
に配置され、上記外輪部11dの下面にボルト締め固定
された平面視環状の旋回側カップリング16と、該両カ
ップリング15,16の上方にこれらと対向するように
配置された平面視環状の結合カップリング17とを備え
ている。
【0020】上記結合カップリング17は上記固定ベー
ス8により旋回軸線A方向に摺動自在に支持されてい
る。また上記固定側カップリング15の外周面と旋回側
カップリング16の内周面との間には多数の円柱状のロ
ーラ19,19が上下2列をなすように配設されてい
る。これにより上記旋回側カップリング16ひいては旋
回台11は上記旋回軸線A回りに旋回可能となってい
る。
【0021】上記固定側,旋回側カップリング15,1
6の上面にはそれぞれ周方向に所定の角度ピッチでもっ
て噛合歯15a,16aが形成されている。また上記結
合カップリング17の下面には上記両噛合歯15a,1
6aに噛合可能に対向するよう周方向に所定の角度ピッ
チでもって結合歯17aが形成されている。この結合カ
ップリング17は、上記固定側,旋回側カップリング1
5,16に噛合するクランプ位置と、該噛合を解除する
アンクランプ位置との間で昇降可能となっている。
【0022】上記結合カップリング17の上側には平面
視環状のシリンダ部材20が配置されており、該シリン
ダ部材20は固定ベース8の内筒状部8bの上端にボル
ト締め固定されている。このシリンダ部材20,内筒状
部8b及び上記結合カップリング17で囲まれた空間が
油圧室21となっている。
【0023】そして上記油圧室21に油圧が供給される
と結合カップリング17が下降し、これの結合歯17a
が上記固定側,旋回側カップリング15,16の噛合歯
15a,16aに噛合する。この噛合により旋回側カッ
プリング16は固定側カップリング15に固定され、加
工テーブル9は噛合歯15a,16aのピッチにより設
定された所定の旋回角度位置にクランプされる。
【0024】また上記固定側カップリング15と結合カ
ップリング17との間には該結合カップリング17をア
ンクランプ方向に押圧付勢するばね22が配設されてい
る。上記油圧室21への油圧が開放されると、上記ばね
22のばね力によって結合カップリング17が上昇し、
これによりクランプが解除され、旋回台11が旋回可能
となる。
【0025】上記旋回駆動機構12は、上記固定ベース
8の右側壁に取付け固定された駆動ケース25内に収容
されており、詳細には以下の構造となっている。
【0026】上記駆動ケース25は、上記固定ベース8
の右側壁,取付ボス部26bが固定ボルト50によって
締め固定されたケース本体26の背面側に蓋部材27を
ボルト締め固定した構造のものであり、前後方向に延び
るギヤ室25aと、該ギヤ室25aの後部に形成された
モータ室25bとを有している。
【0027】上記旋回台11の外輪部11dの外周面に
は上記割り出しピッチに対応したピッチを有する大平歯
車30が一体形成されている。この大平歯車30には上
記ギヤ室25a内に配設された小平歯車31が噛合して
いる。この小平歯車31が形成された中間軸32は上記
旋回軸線Aと平行に配設されている。この中間軸32は
軸受部材33により軸支されており、該軸受部材33は
ケース本体26にボルト締め固定されている。
【0028】上記駆動ケース25のギヤ室25a内には
上記中間軸32の下方にて上記旋回軸線Aと直角方向に
延びる駆動軸35が配設されている。この駆動軸35は
円筒状の支持部材36内に軸受37,37を介して回転
自在に挿入支持されており、該支持部材36はケース本
体26にボルト締め固定されている。
【0029】上記駆動軸35の後端部には、上記モータ
室25b内に配設された従動プーリ40が装着固定され
ている。また上記モータ室25b内の従動プーリ40の
下方には駆動モータ41が収容されており、該駆動モー
タ41の出力軸41aには駆動プーリ42が装着固定さ
れている。この駆動プーリ42と従動プーリ40とはタ
イミングベルト43により連結されている。
【0030】上記駆動軸35と中間軸32とはハイポイ
ドギヤ45により連結されている。このハイポイドギヤ
45は上記駆動軸35の前端部に一体形成された駆動歯
車46を、上記中間軸32の下端部に装着固定された平
面視環状の従動歯車47に噛合させた構造のものであ
る。この駆動軸35は中間軸32の軸線より外側に偏心
し、かつ両軸線は直角をなしている。
【0031】上記駆動モータ41の回転がタイミングベ
ルト43を介して駆動軸35に伝達され、該駆動軸35
からハイポイドギヤ45,中間軸32を介して小平歯車
31,大平歯車30から旋回台11に伝達される。この
ようにして加工テーブル9が所定の旋回角度位置に割り
出しされる。
【0032】ここで、本実施形態において、上記駆動モ
ータ41の動力を上記旋回台11に伝達する機構のうち
歯車機構部分については、互いに噛合している各歯車間
のバックラッシュが小さくなるよう各歯車の位置を調整
可能となっている。
【0033】具体的には上記支持部材36はハイポイド
ギヤ45のバックラッシュを小さくする方向に調整可能
となっている。即ち、上記支持部材36は、ハイポイド
ギヤ45の駆動歯車46を被駆動歯車47に対して矢印
B方向(回転力伝達方向)に押しつけた状態でケース本
体26にそのフランジ36a部分がボルト49により締
め付け固定されている。このとき、上記フランジ36a
とケース本体26の座面26aとの間に介在されたワッ
シャ49aを厚さの異なるものと適宜交換することによ
り駆動歯車46と従動歯車47とのバックラッシュは略
ゼロに調整されている。
【0034】また上記小平歯車31と大平歯車30とは
両者のバックラッシュを小さくする方向に調整可能とな
っている。即ち、上記ケース本体26ひいては駆動ケー
ス25全体は、小平歯車31を大平歯車30に矢印B方
向(回転力伝達方向)に押しつけた状態で固定ベース8
に固定ボルト50により締め付け固定されている。具体
的には、上記固定ボルト50はケース本体26の取付ボ
ス部26bに形成された長孔26cから固定ベース8に
螺挿されており、該固定ボルト50を緩めた状体でケー
ス本体26の座面26aから固定ベース8に螺挿された
調整ボルト51を締め込み、これにより小平歯車31と
大平歯車30とのバックラッシュが略ゼロとなったとこ
ろで上記固定ボルト50を締め込むことでバックラッシ
ュの調整が行なわれている。
【0035】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。
【0036】加工テーブル9のクランプ状態では、油圧
室21に油圧が供給され、結合カップリング17が固定
側,旋回側カップリング15,16の両方に噛合してい
る。上記クランプ状態からワークを所定の角度位置に割
り出す場合には、上記油圧室21の油圧を開放する。す
ると結合カップリング17がばね22により上昇し、固
定側,旋回側カップリング15,16の噛合が解除され
てアンクランプ状態となる。
【0037】このアンクランプ状態で駆動モータ41が
回転し、この回転が駆動軸35,ハイポイドギヤ45,
中間軸32,小,大平歯車31,30を介して旋回台1
1に伝達され、もって加工テーブル9が所定の旋回角度
位置に割り出される。このようにして旋回側カップリン
グ16が所定の角度位置に割り出されると、油圧室21
に油圧が供給され、これにより結合カップリング17が
下降して旋回側カップリング16を固定側カップリング
15に固定する。このようにして加工テーブル9が固定
され、この状態で所定のワーク加工が行われる。
【0038】本実施形態の旋回割り出し装置10によれ
ば、旋回台11の外輪部11dに一体形成した大平歯車
30に中間軸32に形成された小平歯車31を噛合さ
せ、該中間軸32と駆動軸35とをハイポイドギヤ45
により連結するとともに、ハイポイドギヤ45のバック
ラッシュをなくす方向に調整可能とし、さらに小平歯車
31と大平歯車30とのバックラッシュをなくす方向に
調整可能としたので、回転力を伝達する際の滑りを防止
して回転力伝達効率を高めることができ、また噛合部の
発熱を抑制でき、ひいては旋回割り出しの高速化に対応
できる。
【0039】本実施形態では、支持部材36をハイポイ
ドギヤ45の駆動歯車46と従動歯車47との噛合方向
に押しつけてケース本体26に取付けるとともに、この
ケース本体26を小,大平歯車31,30の噛合方向に
押しつけて固定ベース8に取付けるようにしたので、ハ
イポイドギヤ45のバックラッシュ及び小平歯車31と
大平歯車30とのバックラッシュを簡単な構造で、かつ
低コストでなくすことができる。
【0040】なお、上記実施形態では、歯車機構が大,
小平歯車とハイポイドギヤとからなる場合を説明した
が、本発明の歯車機構はこのような組み合せに限定され
るものではなく、その他の歯車の組み合せであっても構
わない。要は、互いに噛合する歯車同士をバックラッシ
ュが小さくなるよう位置調整可能に配設すれば良い。
【0041】また上記実施形態では、旋回割り出し装置
を横型マシニングセンタに組み込んだ場合を例にとって
説明したが、本発明の旋回割り出し装置は単体として採
用する場合も含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による横型マシニングセン
タの旋回割り出し装置の平面図である。
【図2】上記旋回割り出し装置の断面正面図である。
【図3】上記旋回割り出し装置の右側面図である。
【図4】上記旋回割り出し装置の背面図である。
【図5】上記横型マシニングセンタの斜視図である。
【符号の説明】
1 横型マシニングセンタ(工作機械) 8 固定ベース 10 旋回割り出し装置 11 旋回台 25 駆動ケース 30 大平歯車 31 小平歯車 32 中間軸 35 駆動軸 41 駆動モータ 45 ハイポイドギヤ 46 駆動歯車 47 従動歯車 A 旋回軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 智 奈良県大和郡山市北郡山町106番地 株式 会社森精機製作所内 Fターム(参考) 3C028 DD00 3J009 DA07 EA04 EA05 EA06 EA11 EA18 EA25 EA32 FA25 3J063 AA25 AB04 BA04 BA05 BB48 XA08 XB08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク又は工具が取付けられる旋回台を
    固定ベースに所定の旋回角度位置に旋回割り出し可能に
    搭載した工作機械の旋回割り出し装置において、上記旋
    回台と駆動モータとを歯車機構を含む動力伝達機構によ
    り連結し、上記歯車機構の各歯車間のバックラッシュを
    小さくする方向に各歯車を位置調整可能としたことを特
    徴とする工作機械の旋回割り出し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記旋回台の外周部
    に大平歯車を設け、該大平歯車に噛合する小平歯車を上
    記旋回台の旋回軸線と平行に配置された中間軸に設け、
    上記旋回軸線と直角方向に配置された駆動軸と上記中間
    軸とをハイポイドギヤにより連結し、上記大平歯車と小
    平歯車,及びハイポイドギヤはそれぞれバックラッシュ
    を小さくする方向に位置調整可能に配設されていること
    を特徴とする工作機械の旋回割り出し装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記大平歯車は上記
    固定ベースに支持され、上記中間軸及び駆動軸は上記固
    定ベースに対して上記大平歯車と小平歯車とのバックラ
    ッシュを小さくする方向に位置調整可能に取り付けられ
    た駆動ケース内に配置され、かつ上記中間軸及び駆動軸
    は上記ハイポイドギヤのバックラッシュを小さくする方
    向に位置調整可能に上記駆動ケースに支持されているこ
    とを特徴とする工作機械の旋回割り出し装置。
JP2001397419A 2001-12-27 2001-12-27 工作機械の旋回割り出し装置 Withdrawn JP2003194156A (ja)

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