JPH06335878A - ロボット - Google Patents

ロボット

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JPH06335878A
JPH06335878A JP12631893A JP12631893A JPH06335878A JP H06335878 A JPH06335878 A JP H06335878A JP 12631893 A JP12631893 A JP 12631893A JP 12631893 A JP12631893 A JP 12631893A JP H06335878 A JPH06335878 A JP H06335878A
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rotation
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康宏 沢田
Yusaku Azuma
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Abstract

(57)【要約】 【目的】慣性モーメントの増加を招くことなく、ハンド
の移動軌跡が第1のガイド部材の回転中心上を通る様に
したロボットを提供する。 【構成】基台と、基台上に回転可能に支持された第1の
ガイド部材20と、第1のガイド部材20を回転させる
ための第1の回転駆動部12と、第1及び第2の駆動ロ
ーラ38,40と、これらを回転駆動するための第2及
び第3のモータ42,44と、支持部材29と、支持部
材29に支持された4つのアイドルローラと、支持部材
29の表面側に固定された第2のガイド部材28と、第
2のガイド部材28の裏面側に回転自在に支持された2
つのアイドルローラと、第2のガイド部材の裏面側に取
り付けられたスライド部材34と、スライド部材34に
回転自在に支持された1つの従動ローラと、スライド部
材34に両端が固定された連結ベルト72と、スライド
部材34に取り付けられたハンド16とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、産業ロボツ
トのアームの構造に関し、互いに直交する2軸に沿つて
夫々延出する2本のアームを夫々移動させるためのロボ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、互いに直交する2軸に沿つて
夫々延出する2本のアームを夫々移動させるための装置
としては、例えば、特開平3−55137号に記載にさ
れているように、ハンドが取り付けられた水平アーム全
体が水平方向に沿つて進退するように構成されたものが
知られている。この従来例においては、ハンドの水平方
向の移動に伴って一方のアームが他方のアームの後方に
突出するのであるが、この様なアームの後方への突出を
防止した装置としては、本願出願と同一出願人により既
に出願されている特願平3−57258号がある。
【0003】即ち、図13に前記先願に係わる従来の装
置の構成が示されている。この従来構成について説明す
ると、符号100が垂直方向に沿つて延出する第1のガ
イド部材を示している。この第1のガイド部材100
は、基台101内に配置されたモータ103により垂直
軸線回りに回転自在に支持されている。第1のガイド部
材100の上端には、モータ102により回転駆動され
る駆動ローラ104が取り付けられ、また、下端には、
モータ106により回転駆動される駆動ローラ108が
取り付けられている。また、第1のガイド部材100の
表面側にはガイドレール110a,110b及びスライ
ドベアリング112a,112b,114a,114b
を介して、第2のガイド部材116が上下動自在に案内
されている。また、第2のガイド部材116の表面側に
は、スライドレール118及びスライドベアリング12
0を介して、スライドブロック122が、水平方向に沿
つてスライド可能に取り付けられている。
【0004】第2のガイド部材116には、その一端部
の表面に4つのアイドルローラ124,126,12
8,130が回転自在に取り付けられ、また、他端部の
表面に2つのアイドルローラ132,134が取り付け
られている。一方、スライドブロック122の表面側に
は、1つの従動ローラ136が回転自在に取り付けら
れ、またハンド138をこのスライドブロック122に
取り付けるための取り付け部材140が固定されてい
る。そして、スライドブロック122の固定部142に
両端を固着され、上述した駆動ローラ104,108
と、6つのアイドルローラ124,126,128,1
30,132,134とには、図示する様に連結ベルト
144が掛け渡されている。このようにして、3つのモ
ータ103,102,106の回転により、スライドブ
ロック122は、上下方向、水平方向、及び円周方向に
夫々沿つて移動可能となる。なお、ハンド138の上方
には、第4のモータ142が取り付けられており、ハン
ド138が自身の軸回りに回転できる様になされてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の装置においては、第1のガイド部材100の表面
側に第2のガイド部材116が配置され、更にその表面
側にスライドブロック122が配置されているため、上
記の装置を上方から見た図14に示す様に、ハンド13
8の第2のガイド部材116に沿う移動軌跡(直線Iで
示す)が第1のガイド部材100の回転中心Aに対して
図中δで示す距離だけオフセットしていた。
【0006】通常、ハンド138の第2のガイド部材1
16に沿う移動軌跡Iが第1のガイド部材100の回転
中心A上を通る場合には、ハンド138が第2のガイド
部材116に沿って移動したとしても、ハンド138の
座標は、図15に示す様に、その半径距離がr1 からr
2 に変わるのみで、回転中心Aを中心とするθ座標は変
化しない。そのため、ハンド138の座標をX−Yの直
交座標に変換するときにその計算が容易である。
【0007】これに対し、移動軌跡Iが回転中心Aから
オフセットしている場合には、図14に示す様に、ハン
ド138が第2のガイド部材116に沿って移動する
と、ハンド138の座標は、r座標がr3 からr4 に変
化するだけでなく、θ座標もθ 1 からθ2 に変化するこ
ととなり、直交座標に変換するときの計算が面倒にな
る。また、r座標のデータも、ハンド138の移動軌跡
Iに沿う移動距離l1 ,l 2 をそのまま使用することが
できないため、やはり計算で求める必要が生じてくる。
すなわち、上記の従来例の装置においては、ハンド13
8の移動軌跡Iが、第1のガイド部材100の回転中心
Aからオフセットしているためにハンド138の座標の
計算が面倒であるという問題点があった。
【0008】これを解決するためには、ハンド138の
移動軌跡Iが回転中心A上を通る様にすれば良いのであ
るが、従来の装置の構成のままで、これを実現するには
以下の様な方法が考えられる。 (a)図15に示す様に第1のガイド部材100を基台
101上でオフセットさせる。 (b)図16に示す様に、取り付け部材140を延長し
てハンド138の中心をオフセットさせる。
【0009】しかしながら、上記の(a)の方法では、
第1のガイド部材100がオフセットする分だけ回転中
心A回りの慣性モーメントが増加するため、第1のモー
タ103の負荷が大きくなるという問題点がある。
【0010】また、上記の(b)の方法では、図16を
右方から見た図17に示す様に第2のガイド部材116
と第4のモータ142の干渉を避けるために、取り付け
部材140を長くする必要があり、取り付け部材140
の剛性の低下や、取り付け部材140の重量増加による
回転中心A回りの慣性モーメントの増加を招くこととな
り好ましくない。また取り付け部材140を下方に延ば
すと、作業エリアを確保するために、更にロボットの高
さを高くしなければならない。
【0011】また、更には上記の問題点とは別に、駆動
ローラ104,108が、第1のガイド部材100の表
面から離れた位置にあるため、モータ102,106の
シャフトを長くしなければならず、シャフトの強度を上
げる必要があるという問題点もあった。
【0012】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その主たる目的は、慣性モーメント
の増加を招くことなく、ハンドの移動軌跡が第1のガイ
ド部材の回転中心上を通る様にしたロボットを提供する
ことである。また、本発明の他の目的は、駆動ローラを
回転駆動するモータのシャフトを短くすることができる
ロボットを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる2軸移動装置
は、基台と、該基台上に鉛直方向に沿って延出した状態
で、鉛直方向に沿う回転軸線回りに回転可能に支持され
た第1のガイド部材と、該第1のガイド部材を前記基台
上で前記回転軸線回りに回転させるための第1の回転駆
動手段と、前記第1のガイド部材の表面側の両端部付近
に夫々回転自在に取り付けられた第1及び第2の駆動ロ
ーラと、該第1及び第2の駆動ローラを回転駆動するた
めの第2及び第3の回転駆動手段と、前記第1のガイド
部材の表面側に鉛直方向に沿って移動可能に取り付けら
れた支持部材と、該支持部材に回転自在に支持された4
つのアイドルローラと、前記支持部材の表面側に一端部
を固定され、水平方向に延出する第2のガイド部材と、
該第2のガイド部材の他端部の裏面側に回転自在に支持
された2つのアイドルローラと、前記第2のガイド部材
の裏面側に、水平方向に沿って移動可能に取り付けられ
たスライド部材と、前記スライド部材に回転自在に支持
された1つの従動ローラと、前記スライド部材に両端が
固定され、前記6つの回転自在なアイドルローラと、前
記従動ローラと、前記第1及び第2の駆動ローラとに掛
け渡された連結ベルトと、前記スライド部材に鉛直方向
に沿って取り付けられたハンドとを具備することを特徴
としている。
【0014】また、この発明に係わるロボットにおい
て、前記支持部材に配置された4つのアイドルローラ
は、前記第1のガイド部材の表面と前記第2のガイド部
材の裏面との間に配設されており、前記連結ベルトは、
前記第1のガイド部材の表面と前記第2のガイド部材の
裏面との間に位置した状態で、前記6つのアイドルロー
ラと前記従動ローラと前記第1及び第2の駆動ローラと
に掛け渡されていることを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わるロボットにおい
て、前記第2及び第3の回転駆動機構は、夫々、モータ
と、該モータの回転を減速する減速機構と、前記モータ
の回転を検出するエンコーダとから構成されていること
を特徴としている。
【0016】また、この発明に係わるロボットにおい
て、前記第2のガイド部材に配置された2つのアイドル
ローラは、前記第2のガイド部材の延出方向に位置調整
可能にされていることを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わるロボットにおい
て、前記第1及び第2の駆動ローラと、前記支持部材に
配置された4つのアイドルローラと、前記第2のガイド
部材に配置された2つのアイドルローラとは、夫々歯付
きローラで構成され、前記連結ベルトは、両面に歯が形
成されたタイミングベルトから構成されていることを特
徴としている。
【0018】また、この発明に係わるロボットにおい
て、前記第1及び第2の駆動ローラを夫々回転駆動する
第3及び第4回転駆動手段は、夫々ブレーキ機構を備え
ている事を特徴としている。
【0019】また、この発明に係わるロボットにおい
て、前記スライド部材に回転自在に支持された従動ロー
ラは、その回転を係止するように作動するブレーキ機構
が取付けられている事を特徴としている。
【0020】また、この発明に係わるロボットにおい
て、前記各ブレーキ機構は、これへの通電に伴いブレー
キ力を解除し、通電停止によりブレーキ力を発揮する様
に構成されている事を特徴としている。
【0021】
【作用】以上の様に構成されるこの発明に係わるロボッ
トによれば、第1のガイド部材の表面側に支持部材を介
して第2のガイド部材を配置し、更にこの第2のガイド
部材の裏面側にスライドブロックを配置しているので、
支持部材と第2のガイド部材の厚さ分だけ第1のガイド
部材の回転中心からオフセットした距離を、第2のガイ
ド部材の裏面側にスライドブロックとハンドとを取り付
けることによってキャンセルすることができ、ハンドの
移動軌跡が、第1のガイド部材の回転中心を通る様にす
ることができる。
【0022】また、支持部材に配置されている4つのア
イドルローラが、第1のガイド部材の表面と第2のガイ
ド部材の裏面の間に配置されているので、これら4つの
アイドルローラの位置は、第1のガイド部材の表面から
あまり離れていない。そのため、第1及び第2の駆動ロ
ーラも第1のガイド部材の表面からあまり離れない位置
に配置することが可能となり、第2及び第3の回転駆動
手段の回転シャフトが長くならず、これらのシャフトの
強度を上げる必要がなくなる。
【0023】
【実施例】以下に、この発明に係わるロボットの一実施
例について、添付図面を参照して、詳細に説明する。
【0024】図1乃至図3はこの発明のロボットの構造
を示す図であり、これらの図に示すように、ロボット1
0は円筒形ロボツトである。この円筒形ロボツト10
は、エンコーダ付サーボモータと減速機とにより構成さ
れた回転駆動部12と、この回転駆動部12により垂直
軸線回りに回転駆動される直交2軸移動装置14と、こ
の直交2軸移動装置14により上下方向、水平方向に夫
々沿つて移動可能に支持され、図示しない部品の所定の
クランプ動作を実行するハンド16と、このハンド16
を垂直軸線回りに回転駆動するためのエンコーダ付きサ
ーボモータと減速機とにより構成される回転駆動機構1
8とを概略備えている。尚、上述した回転駆動部12
は、直交2軸移動装置14全体を回転駆動し、任意の位
置で停止可能に構成されている。
【0025】ここで、直交2軸移動装置14の構成を説
明する。
【0026】この一実施例のロボットに使用される直交
2軸移動装置14は、回転駆動部12に直接連結され、
垂直軸線回りに回動駆動される第1のガイド部材20を
備えている。この第1のガイド部材20は、上下方向に
沿つて延出した略長板状部材から構成されている。この
第1のガイド部材20の表面には、一対のガイドレール
22a,22bが上下方向に沿つて延出した状態で、互
いに平行に取り付けられている。これらガイドレール2
2a,22bには、2対のスライドベアリング24a,
24b,26a,26bを夫々介して、支持部材29が
上下動自在に支持されている。この支持部材29の表面
には、第2のガイド部材28が固定されている。この第
2のガイド部材28は、水平方向に沿つて延出した略長
板状部材から構成されている。そして、上述した2つの
スライドベアリング24,26は、支持部材29の裏面
に取り付けられている。
【0027】この第2のガイド部材28の裏面、すなわ
ち第1のガイド部材20の表面と対向する面には、1対
のスライドレール30a,30bが、水平方向に沿つて
延出した状態で互いに平行に取り付けられている(図
4,図5参照)。このスライドレール30には、2対の
スライドベアリング32a,32b,33a,33b
(図4,図5参照)を介してスライドブロツク34が水
平方向に沿つてスライド自在に支持されている。そし
て、このスライドブロツク34には、前述した回転駆動
機構18が固定されており、この回転駆動機構18の下
端部にはハンド16が着脱自在に取り付けられている。
そして、ハンド16は、回転駆動機構18により垂直軸
線回りに回転駆動される様になされている。尚、このス
ライドレール30は、第2のガイド部材28の延出範囲
内で終端する様に構成されている。このような構成によ
り、ハンド16は、上下方向、水平方向、回転駆動部1
2の回動軸線回りの回転、及び自身の中心軸線回りの回
転の4つの自由度の組合せで、3次元空間内の任意の位
置へ移動することが可能となる。
【0028】また、第1のガイド部材20の上下両端の
表面には、互いに同径になされた第1及び第2の駆動ロ
ーラ38,40が回動自在に軸支されている。そして、
第1のガイド部材20の上下両端の表面には、これら第
1及び第2の駆動ローラ38,40を夫々回転駆動する
ための第1及び第2のサーボモータ42,44が取り付
けられている。そして、第1及び第2の駆動ローラ3
8,40は大小一組のプーリとタイミングベルトで構成
された第1及び第2の減速機構50,51を夫々介し
て、第1及び第2のサーボモータ42,44に連結され
ている。これら第1及び第2のサーボモータ42,44
の夫々の出力軸には、夫々の駆動ローラ38,40の回
転駆動量を検出するために、ロータリエンコーダ46,
48が接続されている。これらロータリエンコーダ4
6,48は、図6に示すように、制御ユニツト54に接
続されており、公知のフィードバツク制御により、第1
及び第2のサーボモータ42,44の各々速度及び回転
角の制御が実行される。
【0029】一方、上下の左右の側面が開放された箱状
に形成された支持部材29の内部には、図3に示す様に
第1及び第2の駆動ローラ38,40と上下方向に関し
て整合した状態で、上下に第1の距離d1だけ離間した
第1及び第2のアイドルローラ56,58と、これら第
1及び第2のアイドルローラ56,58よりも、図中右
方に第2の距離d2だけ偏倚すると共に、第1のアイド
ルローラ56よりも上方に、また第2のアイドルローラ
58よりも下方に夫々偏倚し、上述した第1の距離d1
よりも長い第3の距離d3だけ上下に離間した第3及び
第4のアイドルローラ60,62とが回転自在に軸支さ
れている。即ち、支持部材29の内部には、合計4本の
アイドルローラ56,58,60,62が回転自在に軸
支されている。
【0030】また、第2のガイド部材28の支持部材に
固定されている側とは反対側の端部の表面には、上下に
第4の距離d4だけ離間した状態で、第5及び第6のア
イドルローラ64,66が回転自在に軸支されている。
そして、上述したスライドブロツク34の表面には、従
動ローラ68が回動自在に軸支されている。この従動ロ
ーラ68の中心位置の高さは、第1及び第2のアイドル
ローラ56,58の中間位置の高さと同じになる様に設
定されている。
【0031】ここで、この一実施例においては、第1及
び第2の駆動ローラ38,40と、第1乃至第6のアイ
ドルローラ56,58,60,62,64,66と、従
動ローラ68とは、同径に形成されているが、別段、同
径である事に限定されるものではない。そして、上述し
た第1の距離d1は、従動ローラ68の直径と丁度同じ
長さに設定されている。また、上述した第2の距離d2
は、第1または第2の駆動ローラ38,40の直径と丁
度同じ長さに設定されている。
【0032】また、第1及び第2の駆動ローラ38,4
0の図中左側で上下方向に沿つて延出する接線と外周が
接する様に第1及び第2のアイドルローラ56,58が
夫々位置決めされており、また、第1及び第2の駆動ロ
ーラ38,40の図中右側で上下方向に沿つて延出する
接線と外周が接する様に第3及び第4のアイドルローラ
60,62が夫々位置決めされている。更に、第3のア
イドルローラ60の下側で水平方向に沿つて延出する接
線と外周が接する様に第5のアイドルローラ64が位置
決めされ、また、第4のアイドルローラ62の上側で水
平方向に沿つて延出する接線と外周が接する様に第6の
アイドルローラ66が位置決めされている。
【0033】更に、スライドブロツク34の表面上に
は、第5のアイドルローラ64の下側で水平方向に沿つ
て延出する接線が接する面を上端面として備え、第6の
アイドルローラ66の上側で水平方向に沿つて延出する
接線が接する面を下端面として備えたタイミングベルト
固定部70が固着されている。
【0034】ここで、上述した駆動ローラ38,40
と、第1乃至第6のアイドルローラ56,58,60,
62,64,66と、従動ローラ68とには、以下に説
明する様にして1本のタイミングベルト72が掛け渡さ
れている。即ち、このタイミングベルト72の一端は、
固定部70の上端面に固定され、第5のアイドルローラ
64の外周にその内側面が係合した状態で掛け渡された
後、第3のアイドルローラ60の外周にその外側面が係
合した状態で掛け渡され、その後、第1の駆動ローラ3
8の外周にその内側面が係合した状態で掛け渡され、そ
の後、第1のアイドルローラ56の外周にその内側面が
係合した状態で掛け渡され、その後、従動ローラ68の
外周にその外側面が係合した状態で掛け渡され、その
後、第2のアイドルローラ58の外周にその内側面が係
合した状態で掛け渡され、その後、第2の駆動ローラ4
0の外周にその内側面が係合した状態で掛け渡され、そ
の後、第4のアイドルローラ62の外周にその外側面が
係合した状態で掛け渡され、その後、第6のアイドルロ
ーラ66の外周にその内側面が係合した状態で掛け渡さ
れ、最後に、固定部70の下端面に、その他端が固定さ
れている。
【0035】尚、このタイミングベルト72は、その両
側面に多数の歯が形成されている。そして、このタイミ
ングベルト72の歯面が係合する第1及び第2の駆動ロ
ーラ38,40と、第1及び第2のアイドルローラ5
6,58と、第3及び第4のアイドルローラ60,62
と、第5及び第6のアイドルローラ64,66と、従動
ローラ68とは、これの歯と噛合する歯を外周に有する
歯付ローラから構成されている。
【0036】次に、タイミングベルト72に張力を与え
る機構について説明する。第5及び第6のアイドルロー
ラ64,66を第2のガイド部材28に固定するための
固定ブロック52は、図2、及び図3のA−A断面図で
ある図4に示される様に第2のガイド部材28の延出方
向に位置調整可能な様にボルト53で固定されており、
このボルトを回転させて固定ブロック52の位置を調整
することにより、タイミングベルト72に張力を与える
様になされている。
【0037】また、ベルト固定部70は、図6に示す様
にタイミングベルト72を、これのピッチと同一の片歯
面のタイミングベルト73a,73bによって挟み込
み、更に固定板71をボルトにより締め込むことにより
固定されている。
【0038】ここで、図7に示す様に、制御ユニツト5
4には、テイーチングされたハンド16の移動手順を記
憶しておくテイーチング手順記憶部74と、ハンド16
の移動手順を例えばキーボード等を介してテイーチング
させるためのキーボード入力部76と、ハンド16の移
動手順を入力部76を介してテイーチングするキーボー
ド入力モードかハンド16を直接手動により移動させて
移動手順をダイレクト入力するダイレクト入力モードか
を切り換える入力モード切り換えスイツチ78とが接続
されている。即ち、この記憶部74には、切り換えスイ
ツチ78によりキーボード入力モードが設定されると、
キーボード入力部76を介して設定された移動手順が、
テイーチング手順記憶部74に記憶され、ダイレクト入
力モードが設定されると、手動により移動されたハンド
16の位置が、第1及び第2のロータリエンコーダ4
6,48からの出力情報が変換された状態で、直接にテ
イーチング手順記憶部74に記憶されることとなる。
【0039】次に、図8乃至図11を参照して、上述し
た構成の直交2軸移動装置14におけるハンド16の移
動動作について説明する。
【0040】先ず、図8に示す様に、第1のサーボモー
タ42により第1の駆動ローラ38を反時計方向に回転
させると同時に、これと同期して同じ量だけ第2のサー
ボモータ44により第2の駆動ローラ40を時計方向に
回転させる。この結果、第1のアイドルローラ56と従
動ローラ68との間に位置するタイミングベルト72の
部分、及び、第2のアイドルローラ58と従動ローラ6
8との間に位置するタイミングベルト72の部分が、共
に、その長さを同じ量だけ長くする様に変化し、且つ、
第5のアイドルローラ64と固定部70との間に位置す
るタイミングベルト72の部分、及び、第6のアイドル
ローラ66と固定部70との間に位置するタイミングベ
ルト72の部分が、共にその長さを同じ量だけ短くする
様に変化する事となる。従つて、第2のガイド部材28
は、上下方向に沿つて何ら移動することなく、スライド
ブロツク34のみが、水平方向に沿つて、図中右方に向
けて送り出される事となる。
【0041】次に、図9に示す様に、第1のサーボモー
タ42により第1の駆動ローラ38を時計方向に回転さ
せると同時に、これと同期して同じ量だけ第2のサーボ
モータ44により第2の駆動ローラ40を反時計方向に
回転させる。この結果、第1のアイドルローラ56と従
動ローラ68との間に位置するタイミングベルト72の
部分、及び、第2のアイドルローラ58と従動ローラ6
8との間に位置するタイミングベルト72の部分が、共
に、その長さを同じ量だけ短くする様に変化し、且つ、
第5のアイドルローラ64と固定部70との間に位置す
るタイミングベルト72の部分、及び、第6のアイドル
ローラ66と固定部70との間に位置するタイミングベ
ルト72の部分が、共にその長さを同じ量だけ長くする
様に変化する事となる。従つて、第2のガイド部材28
は、上下方向に沿つて何ら移動することなく、スライド
ブロツク34のみが、水平方向に沿つて、図中左方に向
けて送り出される事となる。
【0042】また、図10に示す様に、第1及び第2の
サーボモータ42,44により第1及び第2の駆動ロー
ラ38,40を共に同期した状態で同じ量だけ反時計方
向に回転させる。この結果、第2のアイドルローラ58
と第2の駆動ローラ40との間に位置するタイミングベ
ルト72の部分、及び、第4のアイドルローラ62と第
2の駆動ローラ40との間に位置するタイミングベルト
72の部分が、共に、その長さを同じ量だけ長くする様
に変化し、且つ、第1のアイドルローラ56と第1の駆
動ローラ38との間に位置するタイミングベルト72の
部分、及び、第3のアイドルローラ60と第1の駆動ロ
ーラ38との間に位置するタイミングベルト72の部分
が、共にその長さを同じ量だけ短くする様に変化する事
となる。従つて、スライドブロツク34は、左右方向に
沿つて何ら移動することなく、第2のガイド部材28の
みが、図中上方に向けて送り出される事となる。
【0043】そして、図11に示す様に、第1及び第2
のサーボモータ42,44により第1及び第2の駆動ロ
ーラ38,40を共に同期した状態で同じ量だけ時計方
向に回転させる。この結果、第1のアイドルローラ56
と第1の駆動ローラ38との間に位置するタイミングベ
ルト72の部分、及び、第3のアイドルローラ60と第
1の駆動ローラ38との間に位置するタイミングベルト
72の部分が、共に、その長さを同じ量だけ短くする様
に変化し、且つ、第2のアイドルローラ58と第2の駆
動ローラ40との間に位置するタイミングベルト72の
部分、及び、第4のアイドルローラ62と第2の駆動ロ
ーラ40との間に位置するタイミングベルト72の部分
が、共にその長さを同じ量だけ長くする様に変化する事
となる。従つて、スライドブロツク34は、左右方向に
沿つて何ら移動することなく、第2のガイド部材28の
みが、図中下方に向けて送り出される事となる。
【0044】以上説明したように、この一実施例の直交
2軸移動装置14は、2つのサーボモータ42,44を
互いに同期させて同じ回転方向に回転させると、第2の
ガイド部材28が2つのサーボモータ42,44のトル
クを合体させた状態で上下方向に沿つて移動させられる
事となる。また、2つのサーボモータ42,44を互い
に同期させて互いに異なる回転方向に回転させると、第
2のガイド部材28自身は上下方向にも左右方向にも停
止した状態で、これの表面上において、スライドブロツ
ク34のみが2つのサーボモータ42,44のトルクを
合体させた状態で左右方向に沿つて移動させられる事と
なる。
【0045】ここで、この一実施例においては、上述し
た従動ローラ68には、これの回転を係止するためのブ
レーキ機構80が連結されている。このブレーキ機構8
0の連結状態は、図4に示されるようになされている。
即ち、この従動ローラ68は、スライドブロツク34に
形成された透孔を貫通し、一対のベアリング82a,8
2bにより回転自在に支持された支軸68aと、この支
軸68aの先端に同軸に固定され、タイミングベルト7
2が掛け渡される歯付きのローラ本体68bとから構成
されている。この支軸68aの後端、即ち、スライドブ
ロツク34の裏面側に突出した端部に、このブレーキ機
構80が連結されている。このブレーキ機構80は、こ
れへの通電停止に伴いブレーキが作動し、従動ローラ6
8を回転不能にすると共に、これへの通電に伴いブレー
キを解除する様に構成されており、図7に示す様に、そ
の動作状態を制御ユニツト54により制御される様に制
御ユニツト54に接続されている。
【0046】このように、ブレーキ機構80を介して従
動ローラ68のみをロツクすることにより、スライドブ
ロツク34は外力により水平方向に沿つて移動可能とな
るが、第2のガイド部材28は上下方向に沿つて移動不
可能となる。従つて、図1に示す様に、円筒ロボツト1
0に直交2軸移動装置14を適用した状態において、例
えば、停電やその日の作業が終了して、ブレーキ機構8
0への通電が遮断された場合でも、重力に対しての移動
方向である第2のガイド部材28は落下せず、通電停止
に対する安全性が担保される事となる。
【0047】一方、上述した切り換えスイツチ78によ
りダイレクトテイーチングモードが設定された状態にお
いて、第1及び第2のサーボモータ42,44への電源
を落とし、ロータリエンコーダ46,48への電源を落
とさず、ブレーキ機構80への通電と停止して従動ロー
ラ68の回転を不能にすることで、スライドブロツク3
4を、従つて、これに取り付けられたハンド16を手動
により水平方向に沿つて移動することができる事とな
る。このようにして、ダイレクトテイーチング動作でハ
ンド16を水平方向に沿つて移動させる事が、非常に簡
単に実行され得る事となる。尚、ダイレクトテイーチン
グ動作において、ハンド16を上下方向に沿つて移動さ
せなければならない場合には、ブレーキ機構80への通
電を再開させれば良い事は言うまでも無い。
【0048】以上説明した様に、一実施例のロボットに
おいては、第1のガイド部材20の表面に支持部材29
を介して第2のガイド部材28を上下動自在に取り付
け、更にこの第2のガイド部材28の裏面にスライドブ
ロック34を介してハンド16を取り付けているので、
図1を上方から見た図である図12に示す様に、ハンド
16の中心Cの移動軌跡を示す直線Iが第1のガイド部
材20の回転中心Aを通る様にすることができる。これ
により、ハンド16が第2のガイド部材29に沿って移
動した場合(ハンド16が直線Iに沿って移動した場
合)でも、ハンド16の座標を簡単な計算で、直交座標
系に変換することができる。また、第1のガイド部材2
8を回転中心Aに対してほとんどシフトさせる必要がな
いので、回転中心A回りの慣性モーメントが増加するこ
とがない。 (他の実施例)この発明は、上述した一実施例の構成に
限定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形可能である事は言うまでもない。
【0049】例えば、上述した一実施例においては、こ
の従動ローラ68には、ブレーキ機構80が接続されて
いる様に説明したが、この発明はこのような構成に限定
されることなく、このブレーキ機構80に替えて、また
は、このブレーキ機構に付加した状態で、第1及び第2
のサーボモータ42,44に夫々の出力軸をロツクする
ためのブレーキ機構を夫々備える様に構成しても良い。
ここで、各ブレーキ機構は、これに電力が供給された際
に、ブレーキ力を解除し、電力の供給が遮断された際
に、ブレーキ力が作用する様に構成されている。このよ
うに第1及び第2のサーボモータ42,44が夫々のブ
レーキ機構により、夫々の出力軸をロツクされる事によ
り、第2のガイド部材28は上下方向の移動を禁止され
ると共に、スライドブロツク28の水平方向の移動をも
禁止される事となる。このように夫々のサーボモータ4
2,44にブレーキ機構を取り付ける事により、通電停
止時における第2のガイド部材28の落下が防止され、
上述した一実施例においてブレーキ機構80を設けた場
合と同様に、停電時等の通電停止時の安全性が担保され
る事になる。
【0050】また、上述した一実施例においては、直交
2軸移動装置14を円筒形ロボツト10に用いた例を説
明したが、この発明はこのような適用に限定されること
なく、例えば、第1のガイド部材20を固定し、スライ
ドブロツク34上にハンド16を支持した状態で、2軸
の直交ロボツトとしても用いることができる。
【0051】また、上述した一実施例においては、駆動
力の伝達を歯付のタイミングベルト72を介して行う様
に説明したが、この発明はこのような構成に限定される
ことなく歯の付いていないタイミングベルトを利用して
も良いし、また、片歯のタイミングベルトでも良いし、
その他チェーン、ワイヤー等で駆動力を伝達させる様に
しても、なんら問題はない。
【0052】
【発明の効果】以上説明した様にこの発明に係わるロボ
ットによれば、第1のガイド部材の表面側に支持部材を
介して第2のガイド部材を配置し、更にこの第2のガイ
ド部材の裏面側にスライドブロックを配置しているの
で、支持部材と第2のガイド部材の厚さ分だけ第1のガ
イド部材の回転中心からオフセットした距離を、第2の
ガイド部材の裏面側にスライドブロックとハンドとを取
り付けることによってキャンセルすることができ、ハン
ドの移動軌跡が、第1のガイド部材の回転中心を通る様
にすることができる。
【0053】また、支持部材に配置されている4つのア
イドルローラが、第1のガイド部材の表面と第2のガイ
ド部材の裏面の間に配置されているので、これら4つの
アイドルローラの位置は、第1のガイド部材の表面から
あまり離れていない。そのため、第1及び第2の駆動ロ
ーラも第1のガイド部材の表面からあまり離れない位置
に配置することが可能となり、第2及び第3の回転駆動
手段の回転シャフトが長くならず、これらのシャフトの
強度を上げる必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるロボットの一実施例の構成を
正面側から示す斜視図である。
【図2】この発明に係わるロボットの一実施例の構成を
裏面側から示す斜視図である。
【図3】この発明に係わるロボットの一実施例の構成を
示す正面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】連結ベルトの固定状態を示す図である。
【図7】図1に示す円筒状ロボツトにおける制御系の構
成を概略的に示すブロツク図である。
【図8】スライドブロツクのみを図中右方に移動させる
状態を示す正面図である。
【図9】スライドブロツクのみを図中左方に移動させる
状態を示す正面図である。
【図10】第2のガイド部材のみを図中下方に移動させ
る状態を示す正面図である。
【図11】第2のガイド部材のみを図中上方に移動させ
る状態を示す正面図である。
【図12】円筒状ロボットを上方から見た図である。
【図13】従来の円筒状ロボットの構成を示す斜視図で
ある。
【図14】ハンドの移動軌跡が第1のガイド部材の回転
中心からずれている状態を示した図である。
【図15】ハンドの移動軌跡が第1のガイド部材の回転
中心を通る様に第1のガイド部材をオフセットさせた状
態を示した図である。
【図16】ハンドの移動軌跡が第1のガイド部材の回転
中心を通る様に取り付け部材を延ばした状態を示した図
である。
【図17】図16を右側から見た図である。
【符号の説明】
10 円筒型ロボツト 12 回転駆動部 14 直交2軸移動装置 16 ハンド 20 第1のガイド部材 22a;22b ガイドレール 24;26 スライドベアリング 28 第2のガイド部材 30 スライドレール 32 スライドベアリング 34 スライドブロツク 34a 透孔 36 取り付けブラケツト 38 第1の駆動ローラ 40 第2の駆動ローラ 42 第1のサーボモータ 44 第2のサーボモータ 46 第1のロータリエンコーダ 48 第2のロータリエンコーダ 54 制御ユニツト 56 第1のアイドルローラ 58 第2のアイドルローラ 60 第3のアイドルローラ 62 第4のアイドルローラ 64 第5のアイドルローラ 66 第6のアイドルローラ 68 従動ローラ 70 固定部 72 タイミングベルト 74 テイーチング手順記憶部 76 キーボード入力部 78 切り換えスイツチ 80 ブレーキ機構 82a;82b ベアリング

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 該基台上に鉛直方向に沿って延出した状態で、鉛直方向
    に沿う回転軸線回りに回転可能に支持された第1のガイ
    ド部材と、 該第1のガイド部材を前記基台上で前記回転軸線回りに
    回転させるための第1の回転駆動手段と、 前記第1のガイド部材の表面側の両端部付近に夫々回転
    自在に取り付けられた第1及び第2の駆動ローラと、 該第1及び第2の駆動ローラを回転駆動するための第2
    及び第3の回転駆動手段と、 前記第1のガイド部材の表面側に鉛直方向に沿って移動
    可能に取り付けられた支持部材と、 該支持部材に回転自在に支持された4つのアイドルロー
    ラと、 前記支持部材の表面側に一端部を固定され、水平方向に
    延出する第2のガイド部材と、 該第2のガイド部材の他端部の裏面側に回転自在に支持
    された2つのアイドルローラと、 前記第2のガイド部材の裏面側に、水平方向に沿って移
    動可能に取り付けられたスライド部材と、 前記スライド部材に回転自在に支持された1つの従動ロ
    ーラと、 前記スライド部材に両端が固定され、前記6つの回転自
    在なアイドルローラと、前記従動ローラと、前記第1及
    び第2の駆動ローラとに掛け渡された連結ベルトと、 前記スライド部材に鉛直方向に沿って取り付けられたハ
    ンドとを具備することを特徴とするロボット。
  2. 【請求項2】 前記支持部材に配置された4つのアイド
    ルローラは、前記第1のガイド部材の表面と前記第2の
    ガイド部材の裏面との間に配設されており、前記連結ベ
    ルトは、前記第1のガイド部材の表面と前記第2のガイ
    ド部材の裏面との間に位置した状態で、前記6つのアイ
    ドルローラと前記従動ローラと前記第1及び第2の駆動
    ローラとに掛け渡されていることを特徴とする請求項1
    に記載のロボット。
  3. 【請求項3】 前記第2及び第3の回転駆動機構は、夫
    々、モータと、該モータの回転を減速する減速機構と、
    前記モータの回転を検出するエンコーダとから構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  4. 【請求項4】 前記第2のガイド部材に配置された2つ
    のアイドルローラは、前記第2のガイド部材の延出方向
    に位置調整可能にされていることを特徴とする請求項1
    に記載のロボット。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の駆動ローラと、前記
    支持部材に配置された4つのアイドルローラと、前記第
    2のガイド部材に配置された2つのアイドルローラと
    は、夫々歯付きローラで構成され、前記連結ベルトは、
    両面に歯が形成されたタイミングベルトから構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の駆動ローラを夫々回
    転駆動する第3及び第4回転駆動手段は、夫々ブレーキ
    機構を備えている事を特徴とする請求項1に記載のロボ
    ット。
  7. 【請求項7】 前記スライド部材に回転自在に支持され
    た従動ローラは、その回転を係止するように作動するブ
    レーキ機構が取付けられている事を特徴とする請求項1
    に記載のロボット。
  8. 【請求項8】 前記各ブレーキ機構は、これへの通電に
    伴いブレーキ力を解除し、通電停止によりブレーキ力を
    発揮する様に構成されている事を特徴とする請求項6ま
    たは7に記載のロボット。
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