JPH08243244A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH08243244A
JPH08243244A JP7078456A JP7845695A JPH08243244A JP H08243244 A JPH08243244 A JP H08243244A JP 7078456 A JP7078456 A JP 7078456A JP 7845695 A JP7845695 A JP 7845695A JP H08243244 A JPH08243244 A JP H08243244A
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ball
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JP7078456A
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Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技に集中できるとともに、遊技者に対して
直接的な利益度合に関する遊技情報を表示する。 【構成】 遊技媒体貸出スイッチ43を操作して遊技媒
体が貸し出された場合に発信される遊技媒体貸出信号
(N)を検出して計数する遊技媒体貸出信号計数手段
と、遊技者に対して特典を付与する所定条件を発生させ
るための遊技を行なう場合に発信される遊技情報信号
(M)を検出して計数する遊技情報信号計数手段と、前
記遊技媒体貸出信号計数手段または前記遊技情報信号計
数手段における計数値に基づいて、遊技に供した遊技媒
体に対する投入金額を基準とする遊技経過情報を報知す
る遊技経過情報報知手段(情報表示装置50)とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有価価値が記憶された
有価価値媒体により遊技媒体を貸し出し、この遊技媒体
を遊技領域に弾発して遊技を行わせる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機、例えば、パチン
コ機において遊技を行うには、まず、有価価値が記憶さ
れた有価価値媒体である遊技カードを購入する。遊技者
は、この遊技カードを遊技機に併設された遊技球貸出装
置に挿入し、遊技媒体貸出スイッチである玉貸しスイッ
チを操作すると、遊技媒体である遊技球が貸し出された
り、あるいは、当該パチンコ機に設けた遊技媒体貯留手
段である球貯留皿に遊技球が排出される。そして、打球
発射装置により遊技球を遊技領域内へ弾発し、遊技球が
入賞口へ入賞すると、賞球が払い出される等、遊技者に
対して利益が与えられる。
【0003】また、パチンコ機における代表的な遊技で
は、始動口へ打球が入賞すると、可変表示装置における
表示図柄が変動表示を開始する。そして、表示図柄が停
止した場合の図柄の組み合わせが、予め定めた所定の組
み合わせとなった場合には、遊技者にとってさらに大き
な利益を得ることができる特別遊技を行わせる。
【0004】この特別遊技は、いわゆる大当たり遊技と
称されるもので、各遊技機毎に、その発生確率が異なっ
ている。したがって、遊技者は、この大当たり遊技の利
益を最大限に享受することができる遊技機を選択するた
め、各遊技機における所定時間当たりの始動口への入賞
数や、大当たり遊技が発生するまでの入賞数または可変
表示装置の変動表示回数等をメモするなどして、遊技機
の選択を行う際の参考にしている。
【0005】また、近年では、遊技者に対するサービス
の一環として、遊技機から管理装置へ送出される始動口
への入賞を知らせる始動口入賞信号と、可変表示装置に
おける表示図柄の変動表示の停止を知らせる特図回動信
号と、大当たり遊技の発生を知らせる大当たり信号等に
基づいて、遊技店内に配置された遊技情報端末装置に各
遊技機における遊技情報を表示するサービスが行われる
ようになってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の遊技情報端末装置は、遊技を行おうとする遊技機を選
択するには便利であるが、各遊技機において遊技を行い
ながら、現在の細かな遊技状況を確認することができな
いという問題がある。このため、各遊技機における細か
な遊技状況を把握しようとする遊技者は、各遊技機にお
ける始動口への入賞数や、大当たり遊技が発生するまで
の始動口への入賞数を計数し、この計数結果を記憶する
ために、コインやマッチ棒等を並べたり、あるいはメモ
を取ったりしている。
【0007】しかし、このように、始動口への入賞数を
いちいち計数していたのでは、遊技に集中できずに、遊
技の興趣を損ねるという問題がある。
【0008】さらに、各遊技機における遊技状況に関す
る情報は、入賞口への入賞数等の数値を基準にしている
ため、投入金額に対してどの程度の利益が得られるのか
という直接的な利益度合を認識することが困難であると
いう問題もあった。
【0009】そこで、本発明は、上記した従来の技術の
有する問題点に鑑み、遊技に集中できるとともに、遊技
者に対して直接的な利益度合に関する遊技情報を表示す
ることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、遊技媒体貸出スイッチを
操作することにより、有価価値媒体に記憶された有価価
値の範囲内で、遊技機に設けた遊技媒体貯留手段に所定
単位毎に遊技媒体を貸し出し、該遊技媒体を遊技領域に
弾発して遊技を行ない、予め定めた所定条件の成立によ
り遊技者に対して特典を付与する遊技機において、遊技
媒体貸出スイッチを操作して遊技媒体が貸し出された場
合に、当該遊技媒体の貸し出しに基づいて発信される遊
技媒体貸出信号を検出して計数する遊技媒体貸出信号計
数手段と、遊技者に対して特典を付与する所定条件を発
生させるための遊技が開始した場合に発信される遊技情
報信号を検出して計数する遊技情報信号計数手段と、前
記遊技媒体貸出信号計数手段または前記遊技情報信号計
数手段における計数値に基づいて、遊技に供した遊技媒
体に対する投入金額を基準とする遊技経過情報を報知す
る遊技経過情報報知手段と、を備えたことを特徴とする
遊技機である。
【0011】また、請求項2記載の発明は、上記した請
求項1記載の構成に加えて、前記遊技媒体貸出信号計数
手段は、遊技媒体貸出信号に基づく遊技媒体の単位貸出
金額を認識する貸出金額認識手段を備えていることを特
徴とする遊技機である。
【0012】また、請求項3記載の発明は、上記した請
求項1または請求項2記載の構成において、前記遊技経
過情報報知手段が、前記遊技媒体貸出スイッチが操作さ
れた場合に、前回の遊技媒体貸出金額に対する遊技経過
情報を報知する所定金額遊技経過情報報知手段であるこ
とを特徴とする遊技機である。
【0013】また、請求項4記載の発明は、上記した請
求項1または請求項2に記載の構成において、前記遊技
経過情報報知手段が、前回の特典を付与するための遊技
が発生した後から現在までの遊技媒体投入金額を報知す
る遊技媒体投入金額経過情報報知手段であることを特徴
とする遊技機である。
【0014】また、請求項5記載の発明は、上記した請
求項1から請求項4のいずれかに記載の構成に加えて、
前記遊技経過情報報知手段が、前記遊技媒体貸出スイッ
チ近傍に配設されていることを特徴とする。
【0015】また、請求項6記載の発明は、上記した請
求項1から請求項5のいずれかに記載の構成に加えて、
前記所定条件の成立に基づいて遊技者に特典を付与する
遊技が、遊技媒体の入賞に基づいて可変表示装置におけ
る表示図柄の変動表示を開始させ、当該変動表示を停止
させた後の停止図柄が予め定めた所定の態様となった場
合に、遊技者に特典を付与する遊技であることを特徴と
する。
【0016】また、請求項7記載の発明は、上記した請
求項1から請求項6のいずれかに記載の構成に加えて、
前記遊技情報信号には、前記可変表示装置における表示
図柄の変動表示を開始させる始動口への入賞を報知する
始動口入賞信号と、前記可変表示装置における表示図柄
の変動表示の停止を報知する特図回動信号と、遊技者に
特典を付与する遊技中であることを報知する大当たり信
号と、を少なくとも含んでいることを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明では、遊技媒体貸出スイッ
チ(例えば、玉貸しスイッチ)を操作することにより、
有価価値媒体(遊技カード)に記憶された有価価値の範
囲内で、遊技機に設けた遊技媒体貯留手段(例えば、賞
球皿)に所定単位毎に遊技媒体(例えば、遊技球)が貸
し出される。
【0018】遊技者は、この遊技媒体(遊技球)を打球
発射装置により遊技領域内に弾発して遊技を行ない、予
め定めた所定条件が成立した場合には、遊技者に対して
特典が付与される。
【0019】このような一連の遊技関連動作において、
遊技媒体貸出スイッチ(玉貸しスイッチ)を操作して遊
技媒体(遊技球)が貸し出された場合に、遊技媒体貸出
信号計数手段が、当該遊技媒体(遊技球)の貸し出しに
基づいて発信される遊技媒体貸出信号を検出して計数す
る。
【0020】また、遊技情報信号計数手段は、遊技者に
対して特典を付与する所定条件を発生させるための遊技
を行なう場合に発信される遊技情報信号を検出して計数
する。
【0021】そして、遊技媒体貸出信号計数手段または
遊技情報信号計数手段における計数値に基づいて、遊技
経過情報報知手段が、遊技に供した遊技媒体(遊技球)
に対応する投入金額を基準とする遊技経過情報を遊技者
に報知する。
【0022】すなわち、遊技経過情報報知手段により報
知される遊技経過情報は、遊技媒体貸出金額を基準にし
た遊技情報である。したがって、遊技者は、入賞口への
入賞数等の遊技状況を自ら計数することなく、遊技に集
中することができるとともに、投入金額に対する直接的
な利益度合を認識することができる。
【0023】また、請求項2記載の発明では、遊技媒体
貸出信号計数手段に設けた貸出金額認識手段により、遊
技媒体貸出信号に基づく遊技媒体(遊技球)の単位貸出
金額を認識させる。したがって、貸出設定額が変更され
た場合、すなわち遊技媒体(遊技球)の単位貸出金額が
変更された場合であっても、当該変更に対応して遊技経
過情報を算出することができるので、常に正確な遊技経
過情報を提供することができる。
【0024】また、請求項3記載の発明では、遊技経過
情報報知手段に設けた所定金額遊技経過情報報知手段に
より、遊技媒体貸出スイッチ(玉貸しスイッチ)が操作
された場合に、前回の遊技媒体貸出金額に対応する遊技
経過情報を報知する。したがって、当該遊技機におい
て、前回の遊技媒体貸出では、始動口に何回入賞した
か、あるいは可変表示装置において何回変動表示が行わ
れたか等のきめ細かな情報を提供することができるの
で、遊技者に対するサービスを向上させることができ
る。
【0025】また、請求項4記載の発明では、遊技経過
情報報知手段に設けた遊技媒体投入金額経過情報報知手
段により、前回の特典を付与するための遊技(例えば、
大当たり遊技)が発生した後から現在までの遊技媒体投
入金額を報知する。したがって、遊技者は、前回の特典
を付与する遊技が発生してから現在までの投入金額を認
識することができるので、当該情報を遊技機の選択に利
用することができ、遊技者に対するサービスを向上させ
ることができる。
【0026】また、請求項5記載の発明では、遊技経過
情報を報知するための遊技経過情報報知手段は、遊技媒
体貸出スイッチの近傍に配設してある。そして、この遊
技媒体貸出スイッチは、遊技者に対する操作性及び視認
性のよさを考慮して、通常、賞球皿カバーの上面等に設
けてある。したがって、遊技経過情報報知手段の視認性
も向上させることができる。
【0027】また、請求項6記載の発明では、所定条件
の成立に基づいて遊技者に特典を付与する遊技が、遊技
媒体の入賞に基づいて可変表示装置における表示図柄の
変動表示を開始させ、当該変動表示を停止させた後の停
止図柄が予め定めた所定の態様となった場合に、大入賞
口を開いて多数の打球が入賞しやすいようにする等の特
典を付与する、いわゆる大当たり遊技である。したがっ
て、遊技経過情報報知手段により報知される遊技情報に
より、どの程度の金額を投入すれば大当たりが発生する
可能性があるのかという具体的な情報を提供することが
でき、遊技者に対するサービスを向上させることができ
る。
【0028】また、請求項7記載の発明では、遊技情報
信号には、可変表示装置における表示図柄の変動表示を
開始させる始動口への入賞を報知する始動口入賞信号
と、可変表示装置における表示図柄の変動表示の停止を
報知する特図回動信号と、遊技者に特典を付与する遊技
中であることを報知する大当たり信号と、を少なくとも
含んでいる。したがって、始動口への入賞回数と、可変
表示装置における表示図柄の変動表示回数と、大当たり
遊技の発生回数との関係に基づき、より具体的な遊技経
過情報を表示することができ、遊技者に対するサービス
をさらに一層向上させることができる。
【0029】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の一実施例を説
明する。図1は代表的な遊技機であるパチンコ機1の斜
視図であり、図2はパチンコ機1の背面図である。
【0030】このパチンコ機1は、外枠2に額縁状の前
面枠3を開閉可能に取り付け、前面枠3に開設した窓部
を後方から塞ぐように遊技盤4を設け、前面枠3の前面
パネル5の表側には遊技に供する遊技媒体である球を貯
留しておく賞球皿6を遊技媒体貯留手段として設け、賞
球皿6の下方には賞球皿6からオーバーフローした球を
貯留する球貯留皿7を設けるとともに、前面枠3の裏側
に設けた打球発射装置8(図9,図10)を作動せしめ
て発射操作を行なう操作ハンドル9を設けてある。
【0031】また、図3に示すように、遊技盤4の表面
にはガイドレール10等の区画部材によりほぼ円形の遊
技部11を区画形成し、該遊技部11内のほぼ中央に可
変表示装置である特別図柄表示装置12を、その下方に
普通図柄表示装置13を有する第1種始動口14を、そ
の左右に普通図柄表示装置13の始動チャッカー15,
15を、遊技部11の下部に変動入賞装置構成の大入賞
口16(アタッカー)を配設し、また一般入賞口17…
等を適宜配設してある。また、普通図柄表示装置13の
左右には第1種始動口14への入賞数を所定数、例えば
4個まで記憶表示する始動口入賞数記憶表示装置18が
設けてある。
【0032】上記した第1種始動口14は、打球の入賞
に基づき、特別図柄表示装置12における表示図柄の変
動表示を開始させるための始動口で、普通図柄表示装置
13における停止表示図柄に基づき、打球を受け入れ難
い第1状態と、打球を受け入れ易い第2状態とに変換可
能であり、常には打球を受け入れ難い第1状態となって
いる。
【0033】したがって、本実施例における遊技は、始
動チャッカー15に入賞すると、普通図柄表示装置13
において、1桁の識別図柄が変動表示を開始し、所定時
間経過後に変動表示が停止し、停止表示された識別図柄
が予め設定してある賞態様、例えば「7」であった場合
に、予め定めた所定時間だけ、第1種始動口14を、打
球を受け入れ難い第1状態から打球を受け入れ易い第2
状態に変換する。
【0034】そして、第1種始動口14に入賞すると、
特別図柄表示装置12によって行なう別遊技の開始条件
が成立し、別遊技が開始されると特別図柄表示装置12
において3桁の識別図柄が変動表示を開始し、所定時間
経過後に変動表示が停止し、停止表示された識別図柄の
組み合せ態様が予め設定してある賞態様、例えば
「7」,「7」,「7」を形成すると「大当たり」とな
って特別遊技の権利が発生する。そして、特別遊技が開
始されると、大入賞口16が開いて打球が入賞し易い状
態に変換し、この大入賞口16に次々と打球が入賞する
ことにより遊技者に特別遊技の利益を付与する。
【0035】また、図2に示すように、パチンコ機1の
背面には、上部に賞球タンク19を設け、賞球タンク1
9から賞球皿6に球を流出する球流出路20の途中に、
貸し球や賞球を排出する球排出装置21を設けてある。
また、特別図柄表示装置12の背面側には、特別図柄表
示装置12等における表示を電気的に制御する表示制御
装置22を設け、球流出路20の背面側には球排出装置
21を電気的に制御する排出制御装置23を設け、排出
制御装置23の下方には、パチンコ機1と玉貸し機30
とを電気的に連絡するインターフェイス回路24が設け
てある。
【0036】各パチンコ機1の側方には、図1に示すよ
うに、各パチンコ機1専用の玉貸し機30が設けてあ
る。この玉貸し機30は、表面のほぼ中央に有価価値媒
体である遊技カードを挿入するためのカード挿入口31
を設けてあり、玉貸し機30の内部には、このカード挿
入口31に連通してカードリーダ32が設けてある。ま
た、カード挿入口31の上方には、玉貸し機30の動作
状況、例えば自動玉貸し状態等を表示するための表示L
ED33が設けてある。
【0037】この玉貸し機30における玉貸し操作を行
うための玉貸し操作部34は、図4から図7に示すよう
に、賞球皿6の表面に取り付ける賞球皿カバー40内に
取り付けた操作ユニット41に設けられており、操作ユ
ニット41の上面が賞球皿カバー40の上面に臨んでい
る。
【0038】この操作ユニット41は、上面が前方に向
かって下り傾斜した箱状の部材で、賞球皿カバー40に
開設した表示開口42に上面が臨むようにして、賞球皿
カバー40内に取り付けられている。そして、上面の右
半部には、玉貸し機30に玉貸しを指示するための遊技
媒体貸出スイッチである玉貸しスイッチ43と、遊技カ
ードの返却を指示するためのカード返却スイッチ44
と、賞球皿6内の打球が予め定めた所定数よりも少なく
なったことを、操作ユニット41の背面に取り付けた賞
球皿内玉検出センサ45が検出した場合に、自動的に玉
貸し動作を行わせるための自動玉貸しスイッチ46が左
右に並設してあり、これらのスイッチ43,44,46
の上方には、玉貸し機30において玉貸しが可能なこと
を表示する玉貸し可能LED47が設けてあり、玉貸し
可能LED47の上方には、遊技カードの残高を表示す
る7セグメント表示器等からなるカード残度表示器48
が設けてある。また、上記したように、操作ユニット4
1の背面には、賞球皿6から打球発射装置8へ遊技球を
供給する打球供給路に臨んで、打球供給路内の打球を検
出する賞球皿内玉検出センサ45が取り付けてある。
【0039】この玉貸し機30により遊技媒体である遊
技球を借り出すには、遊技カードをカード挿入口31に
挿入し、玉貸しスイッチ43、あるいは自動玉貸しスイ
ッチ46を操作する。玉貸しスイッチ43等が操作され
ると、パチンコ機1に設けた球排出装置21が作動し、
予め設定した単位金額、例えば200円、500円等に
相当する遊技球が、賞球皿6内に排出される。
【0040】また、賞球皿カバー40の表面の右側に
は、球抜レバー25が設けてあり、この球抜レバー25
を操作することにより、賞球皿6内の球を球貯留皿7内
に抜き落とすことができる。
【0041】また、上記した操作ユニット41には、上
記した玉貸し操作部34の他に、情報表示装置50が一
体に設けてある。この情報表示装置50は、本発明にお
ける遊技経過情報報知手段、所定金額遊技経過情報報知
手段、遊技媒体投入金額経過情報報知手段として機能し
て、当該パチンコ機1における遊技情報を表示するため
の装置で、操作ユニット41の上面の左半部に設けた液
晶表示装置等からなる情報表示部51を備えている。ま
た、情報表示部51の下方には、2個の表示スイッチ5
2,53が左右に並設してあり、操作ユニット41内に
は、情報表示装置50を電気的に制御するための情報表
示制御装置54を設けてある。また、操作ユニット41
内には、情報表示装置50と、玉貸し機30を電気的に
制御する玉貸し制御装置35(図13)とを連絡する信
号加工装置55が設けてある。
【0042】また、図8に示すように、前面パネル5の
裏側には球送り装置60を設け、遊技者が操作ハンドル
9を発射操作すると、打球発射装置8とともに球送り装
置60が作動して、賞球皿6内の打球を導入して発射レ
ール(図示せず)の傾斜下端に形成してある発射部(発
射位置)に送り出すように構成してある。
【0043】次に、打球発射装置8について説明する。
図9、図10に示す打球発射装置8は、電気的駆動源と
してロータリーソレノイド70を使用したものであり、
ロータリーソレノイド70の出力軸71に発射杵72を
固定し、この発射杵72の先端に、ウレタンゴム或はコ
イルバネ等からなる弾発部73を取り付け、ロータリー
ソレノイド70を駆動して発射杵72が回動したとき
に、弾発部73が発射レールの発射部に勢いよく突入す
ることによって球を弾発するように構成してある。ま
た、この打球発射装置8の背面側には、打球発射装置8
を電気的に制御するための発射制御装置74が取り付け
てある。
【0044】図11、図12に示すように、操作ハンド
ル9は、パチンコ遊技を行なうに当って遊技者の操作に
よって打球の発射,停止,飛距離の調整を行なう部材で
あり、前面枠3に固定する後方部材80と、その前方に
設けた前方把持部81と、後方部材80の後方把持部8
2と前方把持部81との間に回動可能に設けた回動ハン
ドル83と、回動ハンドル83の回動によりオン−オフ
する発射操作スイッチ84と、回動ハンドル83の回動
(操作)量を検出して飛距離調整用信号を送出する可変
抵抗器85(ボリューム)と、単発操作部材86とが主
要な構成部材である。そして、前方把持部81の表面に
メッキを施すなどして導電性を持たせ、タッチセンサの
タッチプレートとして機能させるため、タッチ回路のリ
ード線87を導通させてある。
【0045】なお、発射操作スイッチ84は、常閉タイ
プを使用してあり、遊技者が操作ハンドル9から手を離
した状態ではタッチ回路がオフであり、回動ハンドル8
3が初期位置にある状態では発射操作スイッチ84はオ
フとなっている。
【0046】そして、遊技者が操作ハンドル9に手を触
れると、静電容量の変化を感知したタッチ回路がオンに
なり、また、遊技者が回動ハンドル83を回動すると、
発射操作スイッチ84がオンになり、この発射操作スイ
ッチ84からの信号に基づいて発射制御装置74が打球
発射装置8のロータリーソレノイド70に信号を送って
打球の発射を開始し、所定の時間間隔で次々と打球を発
射する。なお、打球発射装置8が作動して打球を発射す
る前に、発射制御装置74からの信号によって球送り装
置60が作動して球を発射部に予め供給する。
【0047】なお、遊技者が回動ハンドル83を回した
ままであっても、遊技者が親指などで単発操作部材86
を操作すれば、打球発射装置8の電気的駆動源が停止し
て、打球の発射を一時的に停止することができ、この単
発操作部材86を適宜に操作すると、球を1個ずつ発射
できる単発打ちが可能である。
【0048】また、回動ハンドル83の回動量を調整す
ると、可変抵抗器85の抵抗値が変化して回動ハンドル
83の回動量を電気的に検出することができ、この可変
抵抗器85からの信号に基づいて発射制御装置74が打
球発射装置8のロータリーソレノイド70の励磁力を調
整し、これにより打球の飛距離調整を行なうことができ
る。したがって、回動ハンドル83の回動量を増加すれ
ば、ロータリーソレノイド70の励磁力が増強されて打
球の飛距離が伸び、一方、回動ハンドル83の回動量を
減少すれば打球の飛距離が短くなり、遊技者は回動ハン
ドル83の回動量を調整することにより打球の距離を適
宜に調整することができる。
【0049】次に、図13、図14に基づき、上記した
パチンコ機1を電的に制御する各制御装置等について説
明する。パチンコ機1には、球排出装置(排出装置)2
1を電気的に制御する排出制御装置23と、特別図柄表
示装置12等の役物を電気的に制御する役物制御装置9
0と、打球発射装置8を電気的に制御する発射制御装置
74等の制御装置が設けてあり、また、パチンコ機1及
びパチンコ機1に並設したカードサンド内に設置した玉
貸し機30の玉貸し制御装置35に駆動電力を供給する
電源が設けてある。
【0050】排出制御装置23は、発射制御装置74
と、役物制御装置90と、球排出装置21(排出装置)
と、インターフェイス回路92と電気的に連絡してい
る。そして、役物制御装置90から送信されてくる賞球
排出信号を受信して、球排出装置21における賞球排出
動作を電気的に制御している。
【0051】また、排出制御装置23は、インターフェ
イス回路92を介して、カードサンド内に設置した玉貸
し機30を電気的に制御するための玉貸し制御装置35
と電気的に連絡している。インターフェイス回路92内
には、フォトカプラー93…を備えており、このフォト
カプラー93…により各種信号を中継している。玉貸し
制御装置35から排出制御装置23に対して送信される
信号は、玉貸し要求信号(B)と、玉貸し可能信号
(C)と、接続確認信号(D)であり、排出制御装置2
3から玉貸し制御装置35に対して送信される信号は、
玉貸し完了信号(E)と、台設置確認信号(F)であ
る。また、排出制御装置23からカードサンドに対し
て、インターフェイス回路92を介して玉貸し制御装置
35の駆動電源91(A)が供給されている。
【0052】役物制御装置90は、排出制御装置23
と、発射制御装置74と、情報表示装置50と電気的に
連絡している。そして、上記したように、排出制御装置
23に対して賞球排出信号を送信する。また、発射制御
装置74に対しては、第1種始動口14への入賞記憶が
予め定めた所定数、例えば4個に達した場合に、記憶満
杯信号(O)を送信するとともに、特別図柄表示装置1
2で変動表示している識別図柄の停止過程において、大
当たりの停止図柄を構成する可能性がある識別図柄が揃
った、いわゆるリーチ状態となった場合に、リーチ信号
(P)を送信する。また、情報表示装置50に対して
は、第1種始動口14へ入賞した場合に、遊技情報信号
の一種である始動口入賞信号(K)を送信し、特別図柄
表示装置12における変動表示が停止した場合に、遊技
情報信号の一種である特図回動信号(L)を送信し、特
別図柄表示装置12における停止表示図柄が大当たりの
停止表示図柄となった場合に、遊技情報信号の一種であ
る大当たり信号(M)を送信する。
【0053】発射制御装置74は、役物制御装置90と
電気的に連絡するとともに、外部端子基板94と電気的
に連絡している。そして、上記したように役物制御装置
90から記憶満杯信号(O)とリーチ信号(P)とを受
信するとともに、外部端子基板94に対して、単発打ち
や、いわゆる止め打ち等の正常でない発射操作を行った
場合に、異常発射信号(Q)を送信する。
【0054】また、パチンコ機1の操作ユニット41内
には、信号加工装置55が設けてあり、この信号加工装
置55には、操作ユニット41に設けた自動玉貸しスイ
ッチ46、賞球皿内玉検出センサ45、自動玉貸し状態
表示LED(表示LED33)、玉貸しスイッチ43、
玉貸し可能LED47、カード残度表示48、カード返
却スイッチ44が電気的に連絡している。さらに、この
信号加工装置55は、インターフェイス回路92を介し
てカードサンド内に設けた玉貸し機30の玉貸し制御装
置35と電気的に連絡している。そして、上記した玉貸
しスイッチ43、玉貸し可能LED47、カード残度表
示48、カード返却スイッチ44、及び自動玉貸しスイ
ッチ46、賞球皿内玉検出センサ45、自動玉貸し状態
表示LEDと、玉貸し制御装置35との間で、信号の送
受信を行って、玉貸し制御装置35により、これらのス
イッチ、センサ、LED、表示器等を電気的に制御して
いる。
【0055】尚、自動玉貸しスイッチ46及び賞球皿内
玉検出センサ45からの信号は、信号加工装置55にお
いて、玉貸しスイッチ43からの信号との論理和として
送信され、自動玉貸し状態表示LEDへの信号は、信号
加工装置55において、玉貸し可能LED47への信号
との論理和として取り出される。また、その他の信号
は、信号加工装置55及びインターフェイス回路92を
通過する。したがって、賞球皿内玉検出センサ45が玉
不足を検出すると、玉貸しスイッチ43を操作した場合
と同じ動作を行ない、球排出装置が作動して賞球皿内に
遊技球が自動的に排出される。
【0056】信号加工装置55とインターフェイス回路
92を介して、各スイッチから玉貸し制御装置35に対
して送信される信号は、玉貸しスイッチ43からの玉貸
しスイッチ信号(g,G)と、カード返却スイッチ44
からのカード返却スイッチ信号(j,J)であり、玉貸
し制御装置35から信号加工装置55とインターフェイ
ス回路92を介して送信されてくる信号は、玉貸し可能
表示LED47に対する玉貸し可能表示信号(H,h)
と、カード残度表示48に対するセグメント表示信号で
ある。
【0057】情報表示装置50は、上記したように役物
制御装置90と電気的に連絡しており、役物制御装置9
0から、遊技情報信号である始動口入賞信号(K)と、
特図回動信号(L)と、大当たり信号(M)とが送信さ
れてくる。また、情報表示装置50は、信号加工装置5
5と電気的に連絡しており、信号加工装置55から玉貸
し信号(N)が送信されてくる。さらに、情報表示装置
50には、第1表示スイッチ52及び第2表示スイッチ
53が電気的に連絡しており、これらのスイッチから、
表示すべき遊技情報を選択して指示するための信号が送
信されてくる。
【0058】また、カードサンド内に設けた玉貸し機3
0には、遊技カードに記憶した有価価値情報やセキュリ
ティ情報を、読み込んだりあるいは書き換えたりするた
めのカードリーダ32が設けてあり、このカードリーダ
32は、玉貸し制御装置35と電気的に連絡して、玉貸
し制御装置35の制御を受けている。
【0059】次に、図15に基づき、情報表示装置50
を電気的に制御する情報表示制御装置54の概略構成に
ついて説明する。この情報表示制御装置54は、操作ユ
ニット41内に設けられており、演算処理を行うマイク
ロプロセッサ100を備えている。そして、このマイク
ロプロセッサ100には、動作クロックを供給するクロ
ック発生器(クロック)101と、プログラムやデータ
を記憶するためのメモリ102とが、電気的に接続して
ある。また、上記したメモリ102内には、プログラム
を記憶するプログラムメモリ領域103と、データを記
憶するデータ記憶領域104が設けてある。また、この
マイクロプロセッサ100には、I/Oインターフェイ
ス105を介して、液晶表示装置からなる情報表示部5
1(表示装置)と、外部との間で信号の送受信を行う端
子である外部出力端子106と、玉貸し信号(N)を送
信してくる信号加工装置55と、始動口入賞信号
(K)、特図回動信号(L)、大当たり信号(M)を送
信してくる役物制御装置90と、玉貸し信号(N)の1
パルスに対していくら分の金額に相当する遊技球を貸し
出すかを設定するディップスイッチ等からなる設定器1
07と、第1表示スイッチ52と、第2表示スイッチ5
3とが、電気的に連絡している。
【0060】尚、この情報表示制御装置54により、本
発明における遊技媒体貸出信号計数手段と、遊技情報信
号計数手段と、貸出金額認識手段とを構成する。
【0061】図16、図17に基づき、情報表示制御装
置54による情報表示装置50の制御手順を説明する。
情報表示制御装置54において処理が開始すると、ま
ず、遊技店の開店時等における電源投入であるかどうか
を判断し(S1)、電源投入であると判断した場合に
は、情報表示制御装置54における初期化処理として、
メモリ102をクリアし(S2)、設定器107により
設定された玉貸し信号(N)の1パルスに対していくら
分の金額に相当する遊技球を貸し出すかという設定値を
読み込む(S3)。
【0062】一方、電源投入でないと判断した場合に
は、信号加工装置55を介して玉貸し信号(N)が送信
されてきたかどうかを判断する(S4)。ここで、玉貸
し信号(N)を受信した場合には、累計カウンタである
第1玉貸しカウンタにより、玉貸し信号(N)の累計計
数を行い(S5)、前回の大当たり発生から次回の大当
たり発生までの玉貸し信号(N)を計数する第2玉貸し
カウンタにより、玉貸し信号(N)の計数を行い(S
6)、前回の玉貸しから今回の玉貸しまでの遊技におけ
る第1種始動口14への入賞個数を計数する第2始動カ
ウンタの計数値と、前回の玉貸しから今回の玉貸しまで
の遊技における特別図柄表示装置12における変動表示
の作動回数を計数する第2特図カウンタの計数値とを表
示記憶領域へ記憶し(S7)、その後に第2始動カウン
タをクリアし(S8)、第2特図カウンタをクリアする
(S9)。一方、玉貸し信号受信判断処理(S4)にお
いて、玉貸し信号(N)を受信していないと判断した場
合には、上記した各ステップ(S5〜S9)はスキップ
する。
【0063】そして、表示記憶領域に記憶した遊技情報
を取得して、情報表示部51に表示する(S10)。情
報表示部51に表示される遊技情報は、例えば、上記し
た玉貸し始号(N)を受信した場合には、前回の玉貸し
から今回の玉貸しまでの遊技における、第1種始動口1
4への入賞個数及び特別図柄表示装置12における変動
表示回数である。この場合、玉貸し計数値をそのまま表
示するのではなく、設定器107における設定値に基づ
き、玉貸し計数値を玉貸し金額に変換して表示する。具
体的には、玉貸しスイッチ43を操作すると、例えば
「500円で始動入賞10回」「500円で特図回動8
回」というように情報表示部51に表示する。
【0064】次に、役物制御装置90から始動口入賞信
号(K)が送信されてきたかどうかを判断し(S1
1)、始動口入賞信号(K)を受信した場合には、累計
カウンタである第1始動カウンタにより、第1種始動口
14への入賞個数を計数するとともに(S12)、第2
始動カウンタにより、前回の玉貸しから次回の玉貸しま
での遊技における第1種始動口14への入賞個数を計数
する(S13)。
【0065】次に、役物制御装置90から特図回動信号
(L)が送信されてきたかどうかを判断し(S14)、
特図回動信号(L)を受信した場合には、累計カウンタ
である第1特図カウンタにより、特別図柄表示装置12
における変動表示回数を計数するとともに(S14)、
第2特図カウンタにより、前回の玉貸しから次回の玉貸
しまでの遊技における特別図柄表示装置12における変
動表示回数を計数する(S16)。
【0066】次に、役物制御装置90から大当たり信号
(M)が送信されてきたかどうかを判断し(S17)、
大当たり信号(M)を受信した場合には、前回の大当た
り発生から次回の大当たり発生までの玉貸し信号(N)
を計数する第2玉貸しカウンタをクリアし(S18)、
大当たりカウンタにより、大当たりの発生回数を計数す
る(S19)。
【0067】次に、第1表示スイッチ52が操作され
て、第1表示スイッチ52がオンとなったかどうかを判
断し(S20)、第1表示スイッチ52がオンとなった
場合には、前回の大当たり発生から次回の大当たり発生
までの玉貸し信号(N)を計数している第2玉貸しカウ
ンタの計数値を、表示記憶領域へ記憶する(S21)。
尚、表示記憶領域へ記憶された第2玉貸しカウンタの計
数値は、遊技情報表示処理(S10)において、情報表
示部51に表示される。
【0068】すなわち、第1表示スイッチ52が操作さ
れた場合には、前回の大当たり発生から第1表示スイッ
チ52が操作された現時点までの玉貸し計数値が、情報
表示部51に表示される。この場合、玉貸し計数値をそ
のまま表示するのではなく、設定器107における設定
値に基づき、玉貸し計数値を玉貸し金額に変換して表示
すれば、遊技者が直接的に利益度合を認識することがで
きる。例えば、「前回の大当たりから10000円使用
しています。」と情報表示部51に表示する。
【0069】次に、第2表示スイッチ53が操作され
て、第2表示スイッチ53がオンとなったがどうかを判
断し(S22)、第2表示スイッチ53がオンとなった
場合には、第1始動カウンタ値を第1玉貸しカウンタ値
で除して、玉貸し計数値に対する第1種始動口14への
入賞回数の値(X)を求め(S23)、第1特図カウン
タ値を第1玉貸しカウンタ値で除して、玉貸し計数値に
対する特別図柄表示装置12における変動表示回数の値
(Y)を求め(S24)、大当たりカウンタ値を第1玉
貸しカウンタ値で除して、玉貸し計数値に対する大当た
り発生回数の値(P)を求め(S25)、求めた値
(X,Y,P)を表示記憶領域へ記憶し(S26)、電
源投入判断処理(S1)へ戻る。尚、表示記憶領域へ記
憶された各値(X,Y,P)は、遊技情報表示処理(S
10)において、情報表示部51に表示される。
【0070】すなわち、第2表示スイッチ53が操作さ
れた場合には、当該パチンコ機1における、玉貸し回数
と第1種始動口14への入賞回数との関係と、玉貸し回
数と特別図柄表示装置12での変動表示回数との関係
と、玉貸し回数と大当たり発生回数との関係が、情報表
示部51に表示される。この場合も、各値(X,Y,
P)をそのまま表示するのではなく、設定器107にお
ける設定値に基づき、玉貸し計数値を玉貸し金額に変換
して、玉貸し金額に対する、第1種始動口14への入賞
回数の関係と、特別図柄表示装置12での変動表示回数
との関係と、大当たり発生回数との関係を表示すれば、
遊技者が直接的に利益度合を認識することができる。例
えば、「100円で始動入賞2回」「100円で特図回
動1.5回」「大当たり発生20000円平均」という
ように情報表示部51に表示する。
【0071】尚、上記した各判断処理(S14,S1
7,S20,S22)において、それぞれ否定判断がな
された場合には、上記した各処理(S15,S16)
(S18,S19)(S23〜S26)はスキップす
る。
【0072】次に、図18に基づき、役物制御装置90
の概略構成について説明する。この役物制御装置90
は、パチンコ機1の背面側に設けられており、演算処理
を行うマイクロプロセッサ110を備えている。そし
て、このマイクロプロセッサ110には、動作クロック
を供給するクロック発生器(クロック)111と、マイ
クロプロセッサ110にリセット(例えば、2msec
毎)をかけるために使用するクロックの分周回路112
と、プログラムやデータを記憶するためのメモリ113
とが、電気的に接続してある。また、上記したメモリ1
13内には、プログラムを記憶するプログラムメモリ領
域114と、データを記憶するデータ記憶領域115が
設けてある。
【0073】また、このマイクロプロセッサ110は、
I/Oインターフェイス116を介して、入賞した全て
の球を検出する入賞球検出スイッチ117と、大入賞口
16内に設けた継続入賞口への入賞球を検出する継続ス
イッチ118と、大入賞口16への入賞球を検出するカ
ウントスイッチ119と、普通図柄表示装置13の始動
チャッカー15の通過球を検出する普図始動スイッチ1
20と、第1種始動口14への入賞球を検出する第1種
始動スイッチ121が、電気的に連絡しており、これら
のスイッチからの検出信号が入力されている。また、マ
イクロプロセッサ110には、I/Oインターフェイス
116を介して、大入賞口16を開閉させる大入賞口ソ
レノイド122と、第1種始動口14を開閉させる始動
口ソレノイド123と、第1種始動口14への入賞記憶
個数(例えば、4個を上限として記憶する)を表示する
普図記憶表示器(始動口入賞数記憶表示装置)18と、
普通図柄表示装置13において図柄を可変表示する普通
図柄表示器124と、遊技盤4内等に設けたランプ及び
LED125と、発射制御装置74と、情報表示装置5
0と、特別図柄表示装置12を電気的に制御する表示制
御装置22と、効果音等を生成生するサウンドジャネレ
ータ126が、電気的に接続しており、これらの機器に
対して制御信号を送出している。
【0074】また、サウンドジェネレータ126は、ア
ンプ127を介してスピーカ128と電気的に接続して
おり、生成した効果音は、アンプ127で増幅されて、
スピーカ128から発生される。
【0075】さらに、マイクロプロセッサ110には、
I/Oインターフェイス116を介してパチンコ機1を
電気的に管理する管理装置129と、球排出装置21に
おける賞球の排出及び貸し球の排出を電気的に制御する
排出制御装置23が、電気的に連絡しており、これらの
装置との間で信号の授受を行っている。
【0076】図19から図22に基づき、役物表示制御
装置22における制御手順を説明する。役物制御装置9
0において処理が開始すると、まず、遊技店の開店時等
における電源投入であるかどうかを判断し(S30)、
電源投入であると判断した場合には、初期化処理を行う
(S31)。
【0077】一方、電源投入ではないと判断した場合に
は、確率設定を行うかどうかを判断し(S32)、確率
設定を行うと判断した場合には、確率設定処理を行う
(S33)。具体的には、確率設定器(図示せず)をオ
ンとして電源を投入すると、確率設定状態となり、確率
設定器を操作して、大当たりが発生する確率を、例え
ば、1/200、1/210、1/220のように設定
することができる。
【0078】そして、電源投入でも確率設定でもないと
判断した場合には、排出制御装置23において、入賞信
号に対して何個の賞球を排出するか等の賞球データを設
定する賞球制御処理を行い(S34)、大当たりの判定
に使用するための乱数を生成する乱数生成処理を行い
(S35)、第1種始動口14への入賞に伴うスィッチ
入力処理を行い(S36)、処理ナンバーによる分岐判
断を行う(S37)。
【0079】そして、処理ナンバー分岐判断処理(S3
7)における判断に基づき、それぞれ通常処理(S3
8)、図柄変動処理(S39)、大当たり処理(S4
0)、外れ処理(S41)を行う。
【0080】次に、普通図柄表示装置13における図柄
の変動処理、当り判定処理、第1種始動口14の開閉処
理等を行う普図普電処理を行い(S42)、発射制御装
置74に対して出力する記憶満杯始号(O)、リーチ信
号(P)や、情報表示装置50に対して出力する始動口
入賞信号(K)、特図回動信号(L)、大当たり信号
(M)等に関する情報を処理するための外部情報処理を
行い(S43)、特別図柄表示装置12に変動表示する
図柄等のデータを転送するデータ転送処理を行い(S4
4)、上記した外部情報処理(S43)で処理した信号
や、排出制御装置23に対する制御信号等を出力する出
力処理(S45)を行い、役物制御装置90に対するリ
セットを待つ(S46)。
【0081】この役物制御装置90に対するリセット
は、役物制御装置90に設けたマイクロプロセッサ11
0が、遊技球に帯電した静電気等の影響により、いわゆ
る暴走という異常動作を行った場合に、この暴走をいち
はやく修正して正常な動作を行わせるため、予め定めた
所定時間毎に、マイクロプロセッサ110にリセットを
かけ、プログラムの初期番地から動作を行わせるための
ものである。マイクロプロセッサ110に対するリセッ
トは、上記したように、クロック発生器111(クロッ
ク)で発生するクロックを分周回路112により分周し
たタイミングで行われ、本実施例では、2msec毎に
リセットをかけている。
【0082】図20に基づき、上記したスイッチ入力処
理(S36)をさらに詳しく説明する。スイッチ入力処
理(S36)では、第1種始動口14への入賞があった
かどうか、すなわち第1種始動スイッチ121からの入
賞球検出信号を受信したかどうかを判断し(S36
a)、第1種始動口14への入賞があった場合には、始
動口信号情報フラグセットし(36b)し、始動記憶が
記憶値の上限である「4」に達したかどうかを判断する
(S36c)。なお、始動口信号情報フラグセットは前
記外部情報処理(S43)で監視されており、フラグが
立つと始動口信号(K)を出力してからフラグをクリヤ
する。
【0083】そして、記憶値が「4」未満である場合に
は、発射制御装置74に対して送信する記憶満杯信号
(O)がオフである旨の情報を設定し(36d)、始動
記憶に「1」を加算し(S36e)、特別図柄表示装置
12における停止表示図柄を決定するために、特図取込
乱数記憶領域から乱数を抽出し(S36f)、取り出し
た乱数値を、特図判定用記憶領域に格納し(S36
g)、処理を復帰する。
【0084】一方、始動記憶が「4」となっている場合
には、それ以上の始動記憶は行わないので、発射制御装
置74に対して送信する記憶満杯信号(O)がオンであ
る旨の情報を設定するとともに(36h)、上記した各
処理(S36d〜S36g)をスキップし、処理を復帰
する。
【0085】図21に基づき、上記した通常処理(S3
8)をさらに詳しく説明する。通常処理(S38)にお
いては、まず、始動記憶があるかどうかを判断し(S3
8a)、始動記憶がある場合には、始動記憶から「1」
を減算し(S38b)、特図乱数判定用記憶領域に格納
した乱数を取得する(S38c)。
【0086】そして、大当たりが発生する確率が、通常
確率に比較して高確率となる確率変動中であるかどうか
を判断する(S38d)。ここで、確率変動中であると
判断した場合には、確率アップ中の乱数判定値を選択し
(S38e)、一方、確率変動中でないと判断した場合
には、通常確率中の乱数判定値を選択する(S38
f)。具体的には、確率を高確率に変動させる場合、例
えば、通常確率と比較して大当たりが発生する確率を5
倍上昇させる場合には、通常確率時には、乱数判定値
「1」を選択し、確率変動中には、乱数判定値「1」
「2」「3」「4」「5」を選択する。この選択した乱
数判定値が大当たりの乱数値となる。
【0087】次に、特図乱数判定用記憶領域から取得し
た乱数値と、判定値とを比較し(S38g)、乱数値が
当たり値であるかどうかを判断する(S38h)。ここ
で、取得した乱数値が当たり値と一致した場合には、所
定のタイミングで更新され、メモリに記憶されている大
当たり停止図柄を決定して抽出し(S38i)、一方、
取得した乱数値が当り値と一致しない場合には、所定の
タイミングで更新され、メモリに記憶されている外れ停
止図柄を決定して抽出する(S38j)。そして、処理
を図柄変動処理(S39)に変更して(S38k)、処
理を復帰する。
【0088】この図柄変動処理(S39)を、図22に
基づきさらに詳しく説明する。図柄変動処理(S39)
では、まず、特別図柄表示装置12において変動表示さ
れる3桁の識別図柄のうち、最終桁(例えば、左右に3
桁並列した桁のうち、右側の桁)を停止させるための変
動停止タイミングであるかどうかを判断する(S39
a)。
【0089】ここで、変動停止タイミングであると判断
した場合には、発射制御装置74に対して送信するリー
チ信号(O)をオフにする旨の情報を設定し(S39
b)、特図回動信号情報フラグセットし(S39c)、
特別図柄表示装置12における変動表示を、上記した図
柄決定処理(S38i,S38j)で決定した大当たり
停止図柄または外れ停止図柄で停止させる(S39
c)。なお、特図回動信号情報フラグセットは前記外部
情報処理(S43)で監視されており、フラグが立つと
特図回動停止信号を出力してからフラグをクリヤする。
【0090】そして、特別図柄表示装置12における停
止表示図柄が、大当たり停止図柄であるかどうかを確認
的に判断する(S39e)。ここで、大当たり停止図柄
であると判断した場合には、処理を大当たり処理(S4
0)に変更し(S39f)、大当たり信号情報フラグセ
ットし(S39g)、大当たりが発生する確率を通常確
率に設定し(S39h)、処理を復帰する。なお、大当
たり信号情報フラグセットは前記外部情報処理(S4
3)で監視されており、フラグが立つと大当たり信号
(M)を出力してからフラグをクリヤする。一方、大当
たり停止図柄でないと判断した場合には、処理を外れ処
理(S41)に変更し(S39i)、処理を復帰する。
【0091】また、上記した変動停止タイミング判断処
理(S39a)において、変動停止タイミングではない
と判断した場合には、特別図柄表示装置12における変
動表示が、変動の前半であるかどうかを判断する(S3
9j)。ここで、変動の前半であると判断した場合に
は、特別図柄表示装置12において高速で識別図柄を変
動表示する高速変動処理を行い(S39k)、処理を復
帰する。
【0092】一方、変動の前半ではないと判断した場合
には、特別図柄表示装置12において低速で識別図柄を
変動表示する低速変動処理を行い(S39l)、特別図
柄表示装置12における表示態様が、いわゆるリーチ状
態になっているかどうかを判断する(S39m)。ここ
で、リーチ状態となっていると判断した場合には、発射
制御装置74に送信するリーチ信号(P)をオンにする
旨の情報を設定し(S39n)、遊技者に対してリーチ
状態となったことを報知するためのリーチ変動処理を行
い(S39o)、処理を復帰する。
【0093】一方、リーチ判断処理(S39m)におい
て、リーチ状態ではないと判断した場合には、上記した
リーチに関する処理(S39n,S39o)をスキップ
して処理を復帰する。
【0094】尚、上記した実施例では、代表的な遊技機
として一般的なパチンコ機1を例にとって説明したが、
本発明は、このパチンコ機1に限られず、他の遊技機、
例えば、封入球式のパチンコ機や、アレンジボール遊技
機に対しても応用することができる。封入球式パチンコ
機の場合、遊技球がパチンコ機の内部を循環して使用さ
れるので、遊技媒体貸し出しスイッチを操作すると、有
価価値情報が遊技媒体である封入遊技球に変換され、そ
の変換数の範囲内で所定数の封入遊技球が、遊技媒体貯
留手段であるパチンコ機内の発射球待機流路に貸し出さ
れ(流下し)、発射ハンドルを操作すると発射装置が作
動して上記発射球待機流路内の封入遊技球が一個ずつ遊
技領域内に発射されて遊技を行なう。要するに、封入球
式パチンコ機では、有価価値情報の範囲内で封入球技球
が発射可能な状態、即ち貸し出されて、この封入遊技球
を発射することにより遊技を行なうのである。そして、
遊技情報を遊技者に可視表示する情報表示部51は封入
球式パチンコ機の前面の適宜位置に配設されており、こ
の情報表示部51に、前記実施例と同様に遊技情報が表
示される。なお、この遊技情報を表示するための構成
は、前記実施例と同様である。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は上記した
構成からなるので、以下に説明するような効果を奏する
ことができる。請求項1記載の発明では、遊技媒体貸出
信号計数手段により、遊技媒体貸出スイッチを操作して
遊技媒体が貸し出された場合に、当該遊技媒体の貸し出
しに基づいて発信される遊技媒体貸出信号を検出して計
数する。また、遊技情報信号計数手段により、遊技者に
対して特典を付与する所定条件を発生させるための遊技
を行なう場合に発信される遊技情報信号を検出して計数
する。そして、遊技経過情報報知手段により、遊技媒体
貸出信号計数手段または遊技情報信号計数手段における
計数値に基づいて、遊技に供した遊技媒体に対する投入
金額を基準とする遊技経過情報を報知する。
【0096】したがって、遊技機における遊技情報を知
りたい遊技者は、入賞口への入賞数等の遊技状況を自ら
計数することなく、遊技経過情報報知手段により報知さ
れる遊技経過情報を確認すればよい。このため、遊技に
集中することができ、遊技の興趣を損ねることがない。
【0097】また、遊技経過情報報知手段により報知さ
れる遊技経過情報は、投入金額に対する直接的な利益度
合であるため、より具体的な遊技経過情報を認識するこ
とができる。
【0098】また、請求項2記載の発明では、遊技媒体
貸出信号計数手段に設けた貸出金額認識手段により、遊
技媒体貸出信号に基づく遊技媒体の単位貸出金額を認識
させている。
【0099】したがって、貸出設定額が変更された場
合、すなわち遊技媒体の単位貸出金額が変更された場合
であっても、当該変更に対応して遊技経過情報を算出す
ることができる。このため、遊技媒体の貸出状況に対応
して、常に正確な遊技経過情報を提供することができ
る。
【0100】また、請求項3記載の発明では、遊技経過
情報報知手段に設けた所定金額遊技経過情報報知手段に
より、遊技媒体貸出スイッチが操作された場合に、前回
の遊技媒体貸出金額に対する遊技経過情報を報知してい
る。
【0101】したがって、当該遊技機において、前回の
遊技媒体貸出では、始動口に何回入賞したか、あるいは
可変表示装置において何回変動表示が行われたか等の遊
技者が最も知りたいきめ細かな遊技情報を提供すること
ができるので、遊技者に対するサービスを向上させるこ
とができる。このため、遊技者はこの遊技情報に基づ
き、より有利な遊技機を選択することができ、遊技の興
趣を高めることができる。
【0102】また、請求項4記載の発明では、遊技経過
情報報知手段に設けた遊技媒体投入金額経過情報報知手
段により、前回の特典を付与するための遊技が発生した
後、現在までに使用した遊技媒体の金額を報知してい
る。
【0103】したがって、遊技者は、前回の特典を付与
する遊技が発生してから、現在までの投入金額を認識す
ることができるので、当該情報を遊技機の選択に利用す
ることができ、遊技者に対するサービスをさらに向上さ
せることができる。そして、当該遊技機を選択して遊技
を開始した遊技者は、先の遊技者が得た特典から現時点
までの投入金額を認識できるので、当該遊技機での遊技
を継続するか否かの判断を的確に下すことができる。
【0104】また、請求項5記載の発明では、遊技経過
情報を報知するための遊技経過情報報知手段は、遊技媒
体貸出スイッチの近傍に配設してある。
【0105】したがって、遊技経過情報報知手段の視認
性を向上させることができる。
【0106】また、請求項6記載の発明では、所定条件
の成立に基づいて遊技者に特典を付与する遊技が、遊技
媒体の入賞に基づいて可変表示装置における識別図柄を
変動表示を開始させ、当該変動表示を停止させた後の停
止図柄が予め定めた所定の態様となった場合に、遊技者
に特典を付与する遊技である。
【0107】したがって、この様な遊技では遊技者に大
当たりなどの大きな特典を付与することができ、遊技経
過情報報知手段による報知される遊技情報を確認するこ
とにより、どの程度の金額を投入すれば大当たりが発生
する可能性があるのかという具体的な情報を提供するこ
とができる。このため、遊技者に対するサービスをさら
に向上させることができる。
【0108】また、請求項7記載の発明では、遊技情報
信号には、可変表示装置における識別図柄の変動表示を
開始させる始動口への入賞を報知する始動口入賞信号
と、可変表示装置における識別図柄の変動表示の停止を
報知する特図回動信号と、遊技者に特典を付与する遊技
中であることを報知する大当たり信号と、を少なくとも
含んでいる。
【0109】したがって、始動口への入賞回数と、可変
表示装置における識別図柄の変動表示回数と、大当たり
遊技の発生回数との関係に基づき、より具体的な遊技経
過情報を表示することができ、遊技者に対するサービス
をさらに一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機及び玉貸し機の斜視図である。
【図2】パチンコ機及び玉貸し機の背面図である。
【図3】遊技部の正面図である。
【図4】賞球皿の斜視図である。
【図5】賞球皿の分解斜視図である。
【図6】操作ユニットの斜視図である。
【図7】操作ユニットを背面から見た状態の斜視図であ
る。
【図8】パチンコ機の背面側から見た蓋を外した状態の
球送り装置の正面図である。
【図9】パチンコ機の前面側から見た打球発射装置の斜
視図である。
【図10】パチンコ機の背面側から見た打球発射装置の
斜視図である。
【図11】発射操作ハンドルの斜視図である。
【図12】発射操作ハンドルの分解斜視図である。
【図13】パチンコ機及び玉貸し機を制御する各制御装
置の概略ブロック図である。
【図14】パチンコ機及び玉貸し機を制御する各制御装
置の概略ブロック図であり、特に各制御装置間で送受信
する信号を説明したものである。
【図15】情報表示制御装置の概略ブロック図である。
【図16】情報表示装置における処理の手順を示したフ
ローチャートである。
【図17】情報表示装置における処理の手順を示したフ
ローチャートである。
【図18】役物制御装置の概略ブロック図である。
【図19】役物制御装置における処理のメインルーチン
を示したフローチャートである。
【図20】図19に示したスイッチ処理の手順を示した
フローチャートである。
【図21】図19に示した通常処理の手順を示したフロ
ーチャートである。
【図22】図19に示した図柄変動処理の手順を示した
フローチャートである。
【符号の説明】 1 パチンコ機 2 外枠 3 前面枠 4 遊技盤 5 前面パネル 6 賞球皿 7 球貯留皿 8 打球発射装置 9 操作ハンドル 10 ガイドレール 11 遊技部 12 特別図柄表示装置 13 普通図柄表示装置 14 第1種始動口 15 始動チャッカー 16 大入賞口 17 一般入賞口 18 始動口入賞数記憶表示装置 19 賞球タンク 20 球流出路 21 球排出装置 22 表示制御装置 23 排出制御装置 24 インターフェイス回路 25 球抜レバー 30 玉貸し機 31 カード挿入口 32 カードリーダ 33 表示LED 34 玉貸し操作部 35 玉貸し制御装置 40 賞球皿カバー 41 操作ユニット 42 表示開口 43 玉貸しスイッチ 44 カード返却スイッチ 45 賞球皿内玉検出センサ 46 自動玉貸しスイッチ 47 玉貸し可能LED 48 カード残度表示器 50 情報表示装置 51 情報表示部 52 第1表示スイッチ 53 第2表示スイッチ 54 情報表示制御装置 55 信号加工装置 60 球送り装置 70 ロータリーソレノイド 71 出力軸 72 発射杵 73 弾発部 74 発射制御装置 80 後方部材 81 前方把持部 82 後方把持部 83 回動ハンドル 84 発射操作スイッチ 85 可変抵抗器 86 単発操作部材 87 リード線 90 役物制御装置 91 電源 92 インターフェイス回路 93 ホトカプラー 94 外部端子基板 100 マイクロプロセッサ 101 クロック発生器 102 メモリ 103 プログラムメモリ領域 104 データメモリ領域 105 I/Oインターフェイス 106 外部出力端子 110 マイクロプロセッサ 111 クロック発生器 112 分周回路 113 メモリ 114 プログラムメモリ領域 115 データメモリ領域 116 I/Oインターフェイス 117 入賞球検出スイッチ 118 継続スイッチ 119 カウントスイッチ 120 普図始動スイッチ 121 第1種始動スイッチ 122 大入賞口ソレノイド 123 始動口ソレノイド 124 普通図柄表示器 125 ランプ・LED 126 サウンドジェネレータ 127 アンプ 128 スピーカ 129 管理装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体貸出スイッチを操作することに
    より、有価価値媒体に記憶された有価価値の範囲内で、
    遊技機に設けた遊技媒体貯留手段に所定単位毎に遊技媒
    体を貸し出し、該遊技媒体を遊技領域に弾発して遊技を
    行ない、予め定めた所定条件の成立により遊技者に対し
    て特典を付与する遊技機において、 遊技媒体貸出スイッチを操作して遊技媒体が貸し出され
    た場合に、当該遊技媒体の貸し出しに基づいて発信され
    る遊技媒体貸出信号を検出して計数する遊技媒体貸出信
    号計数手段と、 遊技者に対して特典を付与する所定条件を発生させるた
    めの遊技を行なう場合に発信される遊技情報信号を検出
    して計数する遊技情報信号計数手段と、 前記遊技媒体貸出信号計数手段または前記遊技情報信号
    計数手段における計数値に基づいて、遊技に供した遊技
    媒体に対応する投入金額を基準とする遊技経過情報を報
    知する遊技経過情報報知手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技媒体貸出信号計数手段は、 遊技媒体貸出信号に基づく遊技媒体の単位貸出金額を認
    識する貸出金額認識手段を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技経過情報報知手段が、 前記遊技媒体貸出スイッチが操作された場合に、前回の
    遊技媒体貸出金額に対応する遊技経過情報を報知する所
    定金額遊技経過情報報知手段であることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記遊技経過情報報知手段が、 前回の特典を付与するための遊技が発生した後から現在
    までの遊技媒体投入金額を報知する遊技媒体投入金額経
    過情報報知手段であることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技経過情報報知手段は、 前記遊技媒体貸出スイッチ近傍に配設されていることを
    特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊
    技機。
  6. 【請求項6】 前記所定条件の成立に基づいて遊技者に
    特典を付与する遊技は、 遊技媒体の入賞に基づいて可変表示装置における表示図
    柄の変動表示を開始させ、当該変動表示を停止させた後
    の停止図柄が予め定めた所定の態様となった場合に、遊
    技者に特典を付与する遊技であることを特徴とする請求
    項1から請求項5のいずれかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記遊技情報信号には、 前記可変表示装置における表示図柄の変動表示を開始さ
    せる始動口への入賞を報知する始動口入賞信号と、 前記可変表示装置における表示図柄の変動表示の停止を
    報知する特図回動信号と、 遊技者に特典を付与する遊技中であることを報知する大
    当たり信号と、 を少なくとも含んでいることを特徴とする請求項1から
    請求項6のいずれかに記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008136500A (ja) * 2006-11-29 2008-06-19 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機

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JPH06246051A (ja) * 1993-02-22 1994-09-06 Sophia Co Ltd 遊技情報報知装置

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