JPH08241244A - アドレス管理方式 - Google Patents

アドレス管理方式

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JPH08241244A
JPH08241244A JP8025021A JP2502196A JPH08241244A JP H08241244 A JPH08241244 A JP H08241244A JP 8025021 A JP8025021 A JP 8025021A JP 2502196 A JP2502196 A JP 2502196A JP H08241244 A JPH08241244 A JP H08241244A
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敏彦 小倉
Hiroaki Aotsu
広明 青津
Kiichiro Urabe
喜一郎 占部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ処理に係り、特に任意のデータ長、すな
わちbit処理に好適なアドレス管理方式を提供する。 【解決手段】バイト或いはその任意倍数単位で演算処理
するデータのアドレス管理を、該バイト或いはその任意
倍数単位でアドレス更新する第1のアドレス加算器AD
Wを用いて行う処理装置において、ビット或いはその任
意倍数単位でアドレス更新する第2のアドレス加算器A
DBを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理に係
り、特に任意のデータ長、すなわちbit処理に好適なア
ドレス管理方式に関する。 【0002】 【従来の技術】図1に示す様な画像処理を例に、従来技
術の説明を行う。図1において、M1はCRT(Catnode
Ray Tube)画面と1対1に対応する画像エリア、M2合
成する画像データが格納してある格納エリア、XA,X
Bは画像エリアM1及び格納エリア、M2において実際
に画像処理対象となる処理エリア、WA0〜2,WB0,
1は例えばビット長を16ビット単位に区切るワード境
界、R0〜wはラスター単位を表わし、na,nbは処理エリ
アXA,XBの各ラスタR0〜mにおけるビットずれの
値、A0〜n,B0〜nは処理エリアXA,XBにおける
ワードアドレス、FCはビット開始値na,nbの異なる各
処理エリアXA,XBを内部で位置合せ及び論理演算を
行うためのModify機能である。 【0003】図1に示した様に一般に、画像エリアM1
及び格納エリアM2は、バイト或いはワード境界を意識
した構造をとる。これは、現在のマイクロプロセッサ等
の演算処理単位がバイト或いはワード単位であり、従っ
てそのデータ及びアドレスがバイト或いはワード境界専
用のアクセス方式をとっているためである。しかし、画
像処理を行う場合には、図1に示した処理エリアXA,
XBの様に、ワード境界を無視したデータ配列をとる。
このため、処理エリアXA,XB間の画像処理を行うに
は、Modify機能FCでは特に下記の3つの処理機能が必
要になる。 【0004】(1) ビット開始位置na,nbの異なる処理エ
リアXA,XB間で処理が可能となる様に、すなわち内
部が例えばワードデータを扱うプロセッサ等においては
ワードデータに変換を行う。 【0005】(2) 前述した様に、ワード境界の構造を
とるメモリからのデータアクセスは、ワード単位となる
ため、例えば処理エリアXAのアドレスA0のデータは、
naビットのデータは処理の対象外となる。従って、この
naビットのデータを演算処理から外し、且つ、保存する
(マスク)機能が必要となる。 【0006】(3) また、通常画像処理は画素を表わす
ピクセル単位を基本に処理を行う、一方、このピクセル
単位は、モノクローム表示では1ピクセル1ビットで表
わし、カラー表示では1ピクセル複数ビット(通常は4
ビット)で表わす。従って、演算処理単位を任意のビッ
ト幅で行えること、及び前記(2)の機能が必要となる。
上記した3つの処理機能を持つModify機能FCの動作を
用いて説明する。なお図2は、例えばワード単位でデー
タをアクセスすることを前提にしており、以下の説明で
は全てワード単位を前提とする。同図において、SRC
(A),(B)は処理エリアXBからリードしたソースデータを
格納するレジスタ、DST(A),(B)は処理エリアXAから
リードしたデストネーションデータを格納するレジス
タ、MRG(A),(B)は処理エリアXA,XB間の演算処理
結果、すなわち、レジスタSRC(A),(B)とレジスタD
ST(A),(B)との演算処理結果を格納するレジス
タである。なお、上記したレジスタSRC(A),(B)及び
DST(A),(B)は、それぞれ2ワード分のデータ長を持
つ。このうち、レジスタSRC(A),(B)は、処理エリア
XA,XBの各ビットアドレスを表わすSN(=nb)、D
N(=na)を用いて下記の動作を行う。 【0007】(a) SN>DNのとき、SN−DNの値
だけ左にローテイトする。 【0008】(b) SN<DNのとき、DN−SNの値
だけ右にローテイトする。 【0009】(c) SN=DNのとき、ローテイト動作
なし。 【0010】この様に、各ビットアドレスnb(SN)、
na(DN)を用いて演算開始ビット位置を合せ、この時
その演算処理対象ビット幅は予め設定されたWNの幅だ
け演算処理を行い、その他の処理対象外のデータは保存
する。ここで、図2ではレジスタDST(A),(B)とレジ
スタMRG(A),(B)は別ハードウェア構造をとっている
が、同一のレジスタとしても動作への影響は全く無い。
なお、ローテイトしたレジスタSRC(A),(B)の内容は
演算処理終了後、自動的に再度演算処理前のビット位置
まで復元する。 【0011】次に、図3,4,5,6を用いて、上述し
たModify機能FCによる処理エリアXA,XB間の画像処
理を例えば4ビット幅単位に行う場合の処理手順を詳細
に説明する。図3において、S1は処理エリアXAの開
始ワードアドレスA0を設定する処理ステップ、S2は
開始ビット位置(アドレス)naSNに設定する処理ステ
ップ、S3は処理エリアXBの開始ワードアドレスB0を
設定する処理ステップ、S4は開始ビット位置(アドレ
ス)nbをSNに設定する処理ステップ、S5は前述し
たModify機能を有するModify機能FCにおける処理ステ
ップ、S6〜S9は処理エリアXBにおける処理ステッ
プで、S6は次のビットアドレスを求める処理ステッ
プ、S7は次のSNを設定するための処理ステップ、S
8はワード単位でアドレスを更新する処理ステップ、S
9は次のワードデータをリードアクセスする処理ステッ
プ、S10〜S14は処理エリアXAにおける処理ステップ
で、S10は次のビットアドレスを求める処理ステップ、
S11は次のDNを設定する処理ステップ、S12は演算結
果が格納されているレジスタMRG(A)の内容をライト
アクセスする処理ステップ、S13はワード単位でアドレ
スを更新する処理ステップ、S14は次のワードデータを
リードアクセスする処理ステップである。SB1,2は
判定処理ステップであり、下記の如く判定処理を行う。 【0012】(I) 処理ステップSB1の判定処理 処理ステップS6,7で求める次のビットアドレスの値
により分岐の有無を判定する。処理ステップS6,7で
の処理((1)式)と判定方法((2)式)を次に示す。 【0013】SN=SN+WN …(1) SN≧(10)Hex …(2) のとき分岐処理すなわち、次の演算処理で現在のワード
境界を越えるか越えないか(次のワードデータのリード
アクセスが必要か不必要か)を判定している。 【0014】(II) 処理ステップSB2の判定処理 処理ステップSB2では、上記(I)と同様に、DNにつ
いて処理ステッフS10,11において更新し判定を行って
いる。なお、ここで(I)と異なるのは DN≧(10)Hex …(3) のときにライトアクセス(S12)を行うことである。
すなわち、(3)式が成立したことは、現在のワード境界
における演算処理が終了したことを示しているため、レ
ジスタMRG(A)のデータを処理エリアXAにライトアク
セスを行う。 【0015】これまで述べた動作を実際に、例えば処理
エリアXAのビット開始位置na(DN)=(A)Hex,処理エ
リアXBのビット開始位置nb(SN)=(5)Hexとした場合
を図4〜図6に示す。なお、これら一連の図はラスタR
0のみを表わしたものである。 【0016】以上述べた様に従来においては下記の欠点
がある。 【0017】(1) ワード単位デアドレス管理している
従来のマイクロプロセッサでビット単位の演算処理を行
うため、その管理/制御が非常に複雑になる。 【0018】(2) 処理エリアXAと処理エリアXBのデ
ータアクセスタイミングが異なるため、その管理を行お
うとすると処理が複雑となる。 【0019】(3) 対象となる画像エリアM1及び格納エ
リアM2のデータ量は、通常100K〜数MByteと大容量
となる。このため図3で示した一連の処理フローは、演
算ビツト幅WNをByte単位(8ビット)で行ったとして
も10の6乗のオーダの処理を行うことになり、処理ス
テップ数は1ステップでも減らす必要がある。 【0020】なお、この種の処理を行う装置として関連
あるものとしては、ADVANCED MICRO D
EVICES社のMicro Processor Am29116
等が挙げられる。 【0021】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
の問題点を無くしたアドレス管理方式を提供するにあ
る。 【0022】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記の特徴を持つ。 【0023】(1) 内部の演算処理の管理は基本的に全
てビックアドレスで管理される。 【0024】(2) このため、従来の例えばワードアド
レス加算器に加えて、ビットアドレスを管理するための
例えば4bitのビットアドレス加算器を新たに付加して
いる。 【0025】(3) 上記ビットアドレス加算器では、現
在のビットアドレスと演算対象ビット幅の加算を行う。 【0026】(4) 上記ビットアドレス加算器と従来か
らのワードアドレス加算器とのインターフェイスは、ビ
ットアドレス加算器の桁上げ信号で行う。 【0027】(5) 上記桁上げ信号は、内部の処理管理
面から捉えると、現在のビット管理が次のサイクルで現
在のワード管理を越えるという予告信号であると見るこ
とができる。すなわち、ビットアドレス加算器からの桁
上げ信号は、次のワード境界におけるビット演算に必要
となるデータをメモリからリードアクセスするための起
動信号となる。 【0028】(6) 一方、上述した様に、ビットアドレ
ス加算器とワードアドレス加算器は、ハードウエア的に
は一体であるが論理的に分割(桁上げ信号によるインタ
ーフェイス)されている。 【0029】(7) 上記の如く論理的に分割されている
ために、ビットアドレス加算器のみに注目すれば、ワー
ド単位でサイクリックに動作する。従って、ビットアド
レス加算器の出力は、常にビットアドレス、すなわち、
ワード境界内におけるビットアドレスを自動的に表わし
ていることになる。 【0030】(8) なお、これまで述べた桁上げ信号の
取出し位置を変えることにより、任意の2のn乗境界で
のビット管理を作り出すことができる。 【0031】(9) また、ビットアドレス加算器では、
演算対象ビット幅を独立に加算するため、任意のビット
幅演算がどの時点においても容易に変更可能となる。 【0032】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて詳細に説明する。 【0033】図7において、ADWは例えばワードアド
レス加算器、MIFはメモリインターフェイス部であ
り、前述した画像エリアMI及び格納エリアM2と、例
えばワードデータのリード或いはライトアクセスを行
い、FCは前述と基本的に同等で3つの機能(1)〜
(3)及び前述した処理エリアXA,XBのビットアド
レスを表わす値SN,DNによりローテイト動作(a)
〜(b)を行うModify機能、ADBは例えば4ビ
ット構成のビットアドレス加算器、WNRは演算ビット
幅を表わすWNの値を格納するレジスタ、SNRは処理
エリアXBにおける演算開始ビット位置SNを格納する
レジスタ、DNRは処理エリアXAにおける演算開始ビ
ット位置DNを格納するレジスタ、BRは上記3つの4
ビットで構成するレジスタWNR,SNR,DNRで構
成されるビットレジスタ部、ACはビットアドレス加算
器ADBからの桁上げ信号、MAはワードアドレス加算
器ADWから得られる例えばワード単位のアドレスバ
ス、Dは例えばワード単位のデータバスである。なお、
このアドレスバスMA及びデータバスDは画像エリアM
1及び格納エリアM2をアクセスするためのバス、BM
はビットレジスタ部BR及びビットアドレス加算器から
成るビット管理部である。なお、ビットレジスタ部BR
の内容(WN,SN,DN)はModify機能FCに
おいて使用される。 【0034】先ず、本発明のポイントとなるビット管理
部BMの動作の概略を下記する。 【0035】(イ) 演算開始ビット位置SN或いはD
Nを格納するレジスタSNR或いはDNRの何れか一方
と、(ロ) 演算ビット幅WNを格納するレジスタWN
Rを、(ハ) ビットアドレス加算器ADBで加算し
て、次で行う演算処理のための演算開始ビット位置SN
或いはDNを求め、(ニ) 再び、該当するレジスタS
NR或いはDNRに格納する。 【0036】この様に、ビット管理部BMでは、演算ビ
ット幅WNと演算開始ビット位置SN或いはDNとの加
算を行って、先行的に次の演算開始ビット位置をハード
ウエアで求めている。 【0037】なお、通常画像の合成処理は、2つの異な
るエリアにある画像データ間の合成処理を行う。従っ
て、各エリアにおける演算開始ビット位置はそれぞれ異
なる。このため、演算開始ビット位置を格納するレジス
タは個別(SNR及びDNR)に持つ必要がある。ここ
では、レジスタSNRを処理エリアXBの演算開始ビッ
ト位置の専用レジスタに、またレジスタDNRは処理エ
リアXAの演算開始ビット位置専用のレジスタを持つ。
従って、処理エリアXAにおける次の演算開始ビット位
置DNを求めた場合には、その加算結果DNはレジスタ
DNRへ格納され、処理エリアXBの次の演算開始ビッ
ト位置SNを求めた場合にはレジスタSNRへその値S
Nが格納される。 【0038】一方、レジスタWNRは、処理エリアX
A,XBが異ってはいても演算ビット幅WNは同一の値
をとるため、共通レジスタとしている。このレジスタW
NRは一連の処理が終了するまで、或いは故意に書き換
えるまでは同一の値を保持し続ける。 【0039】また、ビットアドレス加算器ADBは前述
の如く4ビット構成をとるため、その表現し得る値の範
囲は、(0)HEX〜(F)HEXとなる。すなわち、ビッ
トアドレス加算器ADBの出力は、常にワード境界の範
囲内におけるビット位置を表わしている。しかし、Mo
dify機能FCが必要とする演算ビット幅WNの情報
としては、実際のビット幅情報として(1)HEX〜(F)
HEX、及びビット位置で言えばワード境界を越える値
(10)HEXを含む範囲を必要とする。このため、Mo
dify機能FCは、演算ビット幅WNを図8の如く理
解して機能する。 【0040】この様にビット管理部BMでは、ワード境
界(4ビット構成)内におけるビット位置(アドレス)
の計算をサイクリックに行い、常にビットアドレスのみ
を表現する。 【0041】一方、従来からあるワード単位にアドレス
を更新するワードアドレス加算器ADWは、ビット管理
部BMから、何らかの手段でワードアドレスの更新通知
を必要とする。 【0042】以下では、ワードアドレス加算器ADWと
ビットアドレス加算器ADB間におけるワードアドレス
更新のためのインターフェイス方法について述べる。ワ
ードアドレス加算器ADWは、前述した様にワード単位
でアドレス更新を行うため、インターフェイス方法とし
て、ビット管理部BMのビットアドレス加算器ADBが
ワード境界を越えたことを通知する方法をとる。すなわ
ち、ビットアドレス加算器ADBからの桁上り信号AC
を用いた。しかし、前述した様に4ビット構成のビット
アドレス加算器ADBが表現し得る値、及び同じ4ビッ
ト構成のレジスタWNR,SNR,DNRが表現し得る
値は全て(0)HEX〜(F)HEXである。このため、前
述した様に、演算ビット幅WNと演算開始ビット位置S
N或いはDNとの加算では、必ずしも桁上り信号ACを
得ることができない。例えばWN=(F)HEXSN=
(0)HEXのとき、本来ならば1ワード分の演算(図8
の如く、16ビットの演算ビット幅を指定している)を
行うため、次の処理では現在のワード境界を越えること
になるが、(4)式の如くワード境界を越えることを示
す桁上り信号ACが出力されない。 【0043】 WN+SN=(F)HEX+(0)HEX=(F)HEX …(4) このため、ビットアドレス加算器ADBでは、加算処理
を行う場合には、(4)式の如く必ず“1”を加算しな
ければならない。 【0044】 (WN+1)+SN=(F)HEX+(1)HEX+(0)HEX =(10)HEX …(4) この様に、“1”を加算することで必要な桁上り信号A
Cを出力できる。従ってこの“1”を加算することは必
要不可欠なこととなる。 【0045】上述した桁上り信号ACは、次の演算サイ
クルにおいて、そのビット位置が現在のワード境界を越
えるか越えないかという判断信号として用いることがで
きる。すなわち、ビットアドレス加算器ADBからの桁
上り信号ACは、 (1) 新しいデータが必要になるという予告信号と見
ることができる。 【0046】(2) 且つ、この信号ACを用いてワー
ドアドレス加算器ADWを更新することで、上記(1)
のデータをアクセスするためのアドレスを同時に生成で
きることになる。すなわち、ビットアドレス加算器AD
Bからの桁上げ信号ACは、図9に示す様に処理エリア
XA,及びXBに対するメモリインターフェイス部MI
Fのアクセスタイミングとして用いることができる。ま
た、演算開始ビット位置SN及びDNを格納するレジス
タSNR及びDNRが個別に存在するため、上記
(1),(2)はそれぞれの処理エリアXA及びXB単
位に機能することができる。 【0047】これまで述べた本発明の実施例を、図1で
示した画像処理に適用した場合の処理フローを図10に
示す。 【0048】図10において、P1は演算開始ビット位
置nbまで含めた処理エリアXBのアドレスBO及びn
bを設定(nbはSNRに設定される:SN=nb)す
る処理ステップ、P2は演算開始ビット位置naまで含
めた処理エリアXAのアドレスAO及びnaを設定(n
aはDNRに設定される:DN=na)する処理ステッ
プ、P3は前述したModify機能を有するModi
fy機能FCにおける処理ステップ、P4はビットアド
レス加算器ADB及びワードアドレス加算器ADWを用
いて、処理エリアXBにおける次の演算開始ビット位置
SNを求める処理ステップ、P5は上記P4と同様に処
理エリアXAにおける次の演算開始ビット位置SNを求
める処理ステップ、XP1は処理エリアXBからワード
データをリードアクセスする処理ステップ、XP2は処
理エリアXAに対して演算結果をリードでライトアクセ
スする処理ステップ、XP3は処理エリアXAからワー
ドデータをリードアクセスする処理ステップ、PB1は
ラスタ−R0〜m単位に一連の処理の終了を判定する処
理ステップ、XB1及びXB2は桁上り信号ACの有無
により、前記処理ステップXP1,XP2,XP3の実
行を判定する処理ステップである。 【0049】上記した処理ステップXB1,XB2で
は、下記の判定処理を行う。 【0050】(1) 次の演算処理の対象範囲が、現在
のワード境界内或いは境界外かを判定する。 【0051】(2) 処理ステップXB1では、現在の
ワード境界内(図9Case1)であれば処理ステップ
XP1は実行せず、ワード境界外(図9Case2)で
あれば処理エリアXBから次の演算処理に必要となるワ
ードデータをリードアクセスする処理ステップXP1を
実行する。 【0052】(3) 処理ステップXB2では、ワード
境界外(図9Case3)であれば処理ステップXP
2,XP3は実行しない。しかし、ワード境界外(図9
Case4)のときには、処理エリアXAから上述した
様に次のワードデータをリードアクセスする処理ステッ
プXP3を実行する。 【0053】(4) 更に、このcase4では以下の
理由から処理エリアXAに対するライトアクセスする処
理ステップXP2を実行する。すなわち、処理エリアX
Aは前述(図1)の如くCRT画面と1対1に対応する
画像エリアM1に含まれ、これは演算処理したデータ
(結果)のライトアクセス対象エリアであることを示
す。一方、レジスタDNRにある処理エリアXAの演算
開始ビット位置を管理するDNを用いて次の開始位置を
求めた結果、例えば現在のワード境界を越えたことは1
ワード分の演算処理が終了したことを示す。 【0054】なお、以上の処理ステップXB1及びXB
2における判定は、前述した様にビットアドレス加算器
ADBからの桁上り信号ACの有無によって行われる。
更に、この桁上り信号ACがどのレジスタDNR或いは
SNRを用いた時の信号であるかで図9に示した4つの
caseは容易に区別できる。従って、第11図に示す
様に上記4caseの判断を例えばメモリインターフェ
イス部MIFで行うことにより、図10に示した処理ス
テップXB1及びXP1で構成される処理ステップ群X
1と処理ステップXB2,XP2及びXP3で構成され
る処理ステップ群X2は削除できる。なお、図11にお
いて、P1〜5 ,PB1は図10に示した各処理ステ
ップと同様の処理を行う処理ステップである。 【0055】これまで述べた本発明の動作を図12〜図
14に示す。これらの図に示した初期値は、処理エリア
XBにおける演算開始ビット位置SN=(5)HEX ,
ワードアドレスをBO、処理エリアXAにおける演算開
始ビット位置DN=(A)HEX ,ワードアドレスをA
O、また演算ビット幅WN=(3)HEXの場合を示して
いる。図12は、図9におけるcase1及びcase
3を示し、図13はcase4を、また図14はcas
e2を示した図である。 【0056】 【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を達成でき
る。 【0057】(1) 従来のワードアドレス加算器AD
Wに新しくビットアドレス加算器ADBを付加したこと
で、それぞれ演算開始ビット位置SN或いはDNが異な
るデータ間の演算処理の管理及びその制御が単純化され
る。 【0058】(2) また、ビットアドレス加算器AD
Bの桁上げ信号ACをワードアドレス加算器ADWの更
新信号とし、更に2つの個別のレジスタSNR及びDN
Rを設けることで、ビット管理される内部演算処理に対
してワード管理される処理エリアXA或いはXBへのデ
ータアクセスタイミングが個別に且つ容易に行える。 【0059】(3) ビット及びワードアドレスの管
理、更に外部データのアクセス管理をハードウエア化す
ることで、処理フローが単純化され、その処理ステップ
が従来と比較(図3及び図11参照)して1/3以下と
なり、処理の高速化が図れる。 【0060】以上述べた本発明の効果は、前述した様に
下記のハードウエアにより容易に実現できる。 【0061】(1) ビットアドレス加算器ADB (2) 2つのレジスタSNR及びDNR 上記ハードウエアは、例えば外部データとのアクセス単
位がワードであれば4ビット構成、或いはアクセス単位
がバイトであれば3ビット構成となり、極めて付加する
ハードウエアの増加は少ないものですむ。しかし、これ
に対するソフトウエア、すなわち処理性への効果は前述
の通り非常に大きな効果となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明が対象とする画像データ処理を示す図で
ある。 【図2】従来技術の説明図である。 【図3】従来技術の説明図である。 【図4】従来技術の説明図である。 【図5】従来技術の説明図である。 【図6】従来技術の説明図である。 【図7】本発明の一実施例の説明図である。 【図8】本発明の一実施例の説明図である。 【図9】本発明の一実施例の説明図である。 【図10】本発明の一実施例の説明図である。 【図11】本発明の一実施例の説明図である。 【図12】本発明の一実施例の説明図である。 【図13】本発明の一実施例の説明図である。 【図14】本発明の一実施例の説明図である。 【符号の説明】 ADB…ビットアドレス加算器 WNR…演算ビット幅WNを格納するレジスタ SNR…演算開始ビット位置SNを格納するレジスタ DNR…演算開始ビット位置DNを格納するレジスタ AC…桁上げ信号
フロントページの続き (72)発明者 青津 広明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 占部 喜一郎 神奈川県秦野市堀山下1番地株式会社日立 製作所神奈川工場内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バイト或いはその任意倍数単位で演算処理するデー
    タのアドレス管理を、該バイト或いはその任意倍数単位
    でアドレス更新する第1のアドレス加算器を用いて行う
    処理装置において、ビット或いはその任意倍数単位でア
    ドレス更新する第2のアドレス加算器を設けたことを特
    徴とするアドレス管理方式。 2.特許請求の範囲第1項において、バイト或いはその
    任意数単位で演算処理されるデータ長境界の範囲内で任
    意に表わされる演算ビット幅の範囲内で任意に表わされ
    る演算ビッグ幅の値と、前記第2アドレス加算器が表現
    する現在の演算開始ビット位置の値を該第2のアドレス
    加算器を用いて加算を行い、次の演算処理における演算
    開始ビット位置を生成することを特徴とするアドレス管
    理方式。 3.特許請求の範囲第1項において、演算処理データの
    ビットアドレスを表わす演算処理開始ビット位置の値を
    格納する第1のレジスタと、被演算処理データのビット
    アドレスを表わす演算処理開始ビット位置の値を格納す
    る第2のレジスタを設け、該演算処理データのビットア
    ドレスと該被演算処理データのビットアドレスの管理が
    独立に行えることを特徴とするアドレス管理方式。 4.特許請求の範囲第1項において、前記第1のアドレ
    ス加算器で行うバイト或いはその任意倍数単位のアドレ
    ス更新は、前記第2のアドレス加算器の桁上がり信号に
    よって行うことを特徴とするアドレス管理方式。 5.特許請求の範囲第1項において、外部メモリ等のデ
    ータアクセスのたのアドレス管理は前記第1のアドレス
    加算器を用い、内部の演算処理データのアドレス管理は
    前記第2のアドレス加算器を用いて管理することを特徴
    とするアドレス管理方式。 6.特許請求の範囲第4項において、前記第2のアドレ
    ス加算器からの桁上がり信号が出力された時に、外部メ
    モリアクセスを行うことを特徴とするアドレス管理方
    式。 7.特許請求の範囲第2項または第3項において、前記
    第2のアドレス加算器が前記演算処理開始ビット位置を
    格納する第1のレジスタの内容を用いて加算した場合に
    は、該第2のアドレス加算器から得られる更新されたビ
    ット位置を格納し、該第2のアドレス加算器が前記演算
    処理開始ビット位置を格納する第2のレジスタの内容を
    用いて加算した場合には該第2のアドレス加算器から得
    られる更新されたビット位置を該第2のレジスタに格納
    することを特徴とするアドレス管理方式。 8.特許請求の範囲第3項または第6項において、前記
    演算処理開始ビット位置を格納する第1のレジスタの内
    容を用いて前記第2のアドレス加算器より前記桁上り信
    号が出力された場合には、前記だい1のアドレス加算器
    で更新された次のアドレスにより外部メモリからデータ
    をリードし、前記被演算処理開始ビット位置を格納する
    第2のレジスタの内容を用いて前期第2のアドレス加算
    器より桁上り信号が出力された場合には、前記第1のア
    ドレス加算器で更新された次のアドレスにより外部メモ
    リからデータをリードし、更に前記第1のアドレス加算
    器で更新される前のアドレスを用いて現在完了している
    演算処理結果のデータを外部メモリにライトすることを
    特徴とするアドレス管理方式。 9.特許請求の範囲第2項または第4項において、前記
    演算ビット幅の値と前記演算処理データの演算開始ビッ
    ト位置の値と前期被演算処理データの演算開始ビット位
    置の値は全て前記第2のアドレス加算器が表現可能な範
    囲と同一にし、前記第2のアドレス加算器を用いる場合
    には必ず“1”を加算することを特徴とするアドレス管
    理方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60172085A (ja) * 1984-02-17 1985-09-05 株式会社日立製作所 図形処理装置
JPS619725A (ja) * 1984-06-26 1986-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロプログラム制御回路

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