JPH08240504A - 電気的に駆動される送風機ユニットをバランスさせるための装置 - Google Patents
電気的に駆動される送風機ユニットをバランスさせるための装置Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M1/00—Testing static or dynamic balance of machines or structures
- G01M1/30—Compensating imbalance
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/16—Centering rotors within the stator; Balancing rotors
-
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- H02K15/16—Centering rotors within the stator; Balancing rotors
- H02K15/165—Balancing the rotor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気的に駆動される送風機ユニットをバラン
スさせるための装置を改良する。 【解決手段】 バランス装置(2)を設け、バランス装
置にケーシングカバー(100)以外が完全に組み付け
られた送風機ユニット(1)を填め込み可能かつ電気的
に接触接続可能であり、バランス装置が送風機ユニット
のモータ(36)の制御装置と送風機ユニットのモータ
回路(10)を橋絡する装置(9)とを備えており、送
風機ユニットのバランスさせたい部分(20)を駆動す
るために該部分の電気機械的な変換器(5,12)を使
用し、該変換器をバランス装置に備えた制御装置によっ
て前記目的のために制御し、バランス過程を2つの補償
平面で行い、これらの補償平面が軸方向で互いに間隔を
保ち互いに平行であり、ラジアルファン(32)の補償
平面では材料の除去を行い、反対側で外部ロータ構造の
ロータ(5)の端面範囲に位置する補償平面では材料の
装着を行う。
スさせるための装置を改良する。 【解決手段】 バランス装置(2)を設け、バランス装
置にケーシングカバー(100)以外が完全に組み付け
られた送風機ユニット(1)を填め込み可能かつ電気的
に接触接続可能であり、バランス装置が送風機ユニット
のモータ(36)の制御装置と送風機ユニットのモータ
回路(10)を橋絡する装置(9)とを備えており、送
風機ユニットのバランスさせたい部分(20)を駆動す
るために該部分の電気機械的な変換器(5,12)を使
用し、該変換器をバランス装置に備えた制御装置によっ
て前記目的のために制御し、バランス過程を2つの補償
平面で行い、これらの補償平面が軸方向で互いに間隔を
保ち互いに平行であり、ラジアルファン(32)の補償
平面では材料の除去を行い、反対側で外部ロータ構造の
ロータ(5)の端面範囲に位置する補償平面では材料の
装着を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に駆動され
る送風機ユニットをバランスさせるための装置であっ
て、該送風機ユニットが、主に、有利には一段式のラジ
アルファンと、該ラジアルファンを駆動する、外部ロー
タ構造に構成された、電子的に整流された高回転の直流
モータとから成っている形式のものに関する。
る送風機ユニットをバランスさせるための装置であっ
て、該送風機ユニットが、主に、有利には一段式のラジ
アルファンと、該ラジアルファンを駆動する、外部ロー
タ構造に構成された、電子的に整流された高回転の直流
モータとから成っている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第430
7798号明細書から公知の電気的に駆動される送風機
ユニットの場合には、コンビネーション弁が重要となっ
ている。この場合送風機は、特に2次空気送風機ユニッ
トとして付加的な空気を内燃機関の排ガス通路に送り込
むために使用され、直流モータによって駆動される。こ
の直流モータはコミュテータとブラシとを備えている。
この形式の送風機ユニットは、特に2次空気ポンプとし
て使用される場合に非常に高い回転数で作動するので、
ブラシとコミュテータとの磨耗が著しい。故障は著しい
損害を招き、非常にコストがかかる。そのうえ、回避で
きないブラシとコミュテータとの磨耗によって、送風機
の耐用寿命を制限している。
7798号明細書から公知の電気的に駆動される送風機
ユニットの場合には、コンビネーション弁が重要となっ
ている。この場合送風機は、特に2次空気送風機ユニッ
トとして付加的な空気を内燃機関の排ガス通路に送り込
むために使用され、直流モータによって駆動される。こ
の直流モータはコミュテータとブラシとを備えている。
この形式の送風機ユニットは、特に2次空気ポンプとし
て使用される場合に非常に高い回転数で作動するので、
ブラシとコミュテータとの磨耗が著しい。故障は著しい
損害を招き、非常にコストがかかる。そのうえ、回避で
きないブラシとコミュテータとの磨耗によって、送風機
の耐用寿命を制限している。
【0003】公知の送風機における別の問題点は、モー
タと送風機の構造である。この場合、コミュテータを備
えた直流モータのロータは軸に取り付けられている。こ
の軸はロータを大幅に越えて突出している。軸の、この
突出した部分には、ファンホイールが配置されている。
従ってモータと送風機とは互いに並べて配置されてい
て、これに対応する著しく長い構造長さを備えている。
タと送風機の構造である。この場合、コミュテータを備
えた直流モータのロータは軸に取り付けられている。こ
の軸はロータを大幅に越えて突出している。軸の、この
突出した部分には、ファンホイールが配置されている。
従ってモータと送風機とは互いに並べて配置されてい
て、これに対応する著しく長い構造長さを備えている。
【0004】ここでは、理解し易くするために、2次空
気送風機ユニットの概念について簡単に説明する。調整
された触媒の作用を高めるためには2つの方法が知られ
ている。即ち排ガス戻し案内(EGR)と2次空気供給
である。これらの方法は、窒素酸化物の生成を最小にす
るか、若しくは排ガスが触媒に達する前に一酸化炭素及
び炭化水素の含量を削減する。2次空気供給の場合に
は、燃焼過程で生じた炭化水素化合物と一酸化炭素とを
除去するために、排ガス通路に、モータ即ち内燃機関の
直後で新鮮な空気が供給される。これにより、排ガスの
後燃焼が600℃以上の温度で行われる。触媒には更
に、付加的な燃焼過程において熱が供給される。このこ
とは冷態始動の場合に特別な意味がある。冷態始動の場
合には比較的濃厚な混合が行われる。これにより、自動
的にCO成分及びHC成分が極めて大きな値に高められ
る。熱い排ガス内への2次空気供給によって実際に後燃
焼が開始する。この過程で、モータ内で燃焼されなかっ
た一酸化炭素と炭化水素とが後酸化若しくは後燃焼され
る。2次空気供給はもう1つの効果をもたらす。調整さ
れた触媒は規定の運転温度になって初めて最適に作動す
る。この暖機運転段階は、自動車が数キロメートル進む
間中、長時間にわたって続く。2次空気供給システムに
よる後燃焼は特にこの暖機運転段階で排ガス温度を高め
る。高い温度は調整された触媒を迅速に反応させるの
で、触媒は、有害物質を除去する作用をより早く始め
る。
気送風機ユニットの概念について簡単に説明する。調整
された触媒の作用を高めるためには2つの方法が知られ
ている。即ち排ガス戻し案内(EGR)と2次空気供給
である。これらの方法は、窒素酸化物の生成を最小にす
るか、若しくは排ガスが触媒に達する前に一酸化炭素及
び炭化水素の含量を削減する。2次空気供給の場合に
は、燃焼過程で生じた炭化水素化合物と一酸化炭素とを
除去するために、排ガス通路に、モータ即ち内燃機関の
直後で新鮮な空気が供給される。これにより、排ガスの
後燃焼が600℃以上の温度で行われる。触媒には更
に、付加的な燃焼過程において熱が供給される。このこ
とは冷態始動の場合に特別な意味がある。冷態始動の場
合には比較的濃厚な混合が行われる。これにより、自動
的にCO成分及びHC成分が極めて大きな値に高められ
る。熱い排ガス内への2次空気供給によって実際に後燃
焼が開始する。この過程で、モータ内で燃焼されなかっ
た一酸化炭素と炭化水素とが後酸化若しくは後燃焼され
る。2次空気供給はもう1つの効果をもたらす。調整さ
れた触媒は規定の運転温度になって初めて最適に作動す
る。この暖機運転段階は、自動車が数キロメートル進む
間中、長時間にわたって続く。2次空気供給システムに
よる後燃焼は特にこの暖機運転段階で排ガス温度を高め
る。高い温度は調整された触媒を迅速に反応させるの
で、触媒は、有害物質を除去する作用をより早く始め
る。
【0005】従ってここで述べた電気的に操作される公
知の送風機ユニットは磨耗し易く、比較的かさばる構造
形式となる。これは、一方では高いコストを必要とし、
他方では別の大きなスペースが必要となることを意味す
る。
知の送風機ユニットは磨耗し易く、比較的かさばる構造
形式となる。これは、一方では高いコストを必要とし、
他方では別の大きなスペースが必要となることを意味す
る。
【0006】これに関する問題は、ドイツ連邦共和国特
許出願第4440495号明細書に記載の装置により解
決された。この解決策の要点は、高回転のECモータが
ラジアルファンと一緒に使用されていることにある。こ
の出願の内容は、本発明をよりよく理解するために役立
つ。
許出願第4440495号明細書に記載の装置により解
決された。この解決策の要点は、高回転のECモータが
ラジアルファンと一緒に使用されていることにある。こ
の出願の内容は、本発明をよりよく理解するために役立
つ。
【0007】約30000r.p.mになる高い定格回
転数に基づき、ロータには、バランス精度の点で極めて
高い要求が課せられる。一般的には、既存の2次空気送
風機では、ファンホイールのカバー薄板の材料を除去す
ることによってファンホイールをバランスさせることが
知られている。他方では、バランスさせるときに重量補
償のために球体を溝に圧入することが、カール・シェン
ク社(Carl Schenck AG,D−6429
3 Darmstadt)により知られている。バラン
スさせる場合の問題点は、ロータが、アンバランスを引
き起こす範囲内で種々異なって形成されていることであ
る。これは、一方ではファンホイールであり、他方では
直流モータの電気機械的な変換器の回転する部分であ
る。更に、モータとファンホイールとに取り付けられた
軸の長さが短いことに基づき、ロータを別個に外部駆動
によってバランスさせることは困難若しくはほとんど不
可能である。
転数に基づき、ロータには、バランス精度の点で極めて
高い要求が課せられる。一般的には、既存の2次空気送
風機では、ファンホイールのカバー薄板の材料を除去す
ることによってファンホイールをバランスさせることが
知られている。他方では、バランスさせるときに重量補
償のために球体を溝に圧入することが、カール・シェン
ク社(Carl Schenck AG,D−6429
3 Darmstadt)により知られている。バラン
スさせる場合の問題点は、ロータが、アンバランスを引
き起こす範囲内で種々異なって形成されていることであ
る。これは、一方ではファンホイールであり、他方では
直流モータの電気機械的な変換器の回転する部分であ
る。更に、モータとファンホイールとに取り付けられた
軸の長さが短いことに基づき、ロータを別個に外部駆動
によってバランスさせることは困難若しくはほとんど不
可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
欠点を回避することにある。
欠点を回避することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
記載の手段により解決された。
記載の手段により解決された。
【0010】
【発明の効果】請求項第1項に記載の特徴を備えた、本
発明による電気的に駆動される送風機ユニットをバラン
スさせるための装置は、送風機ユニットの完全なバラン
ス取りが、組み立てられた状態で2つのバランス過程の
有利な組み合わせで行われるという利点を有している。
この場合完全なバランス取りは、まだバランスされてい
ない送風機ユニットに損傷を生ぜしめないような回転数
で行われる。送風機ユニットの駆動モータは、有利には
バランス駆動装置として使用される。
発明による電気的に駆動される送風機ユニットをバラン
スさせるための装置は、送風機ユニットの完全なバラン
ス取りが、組み立てられた状態で2つのバランス過程の
有利な組み合わせで行われるという利点を有している。
この場合完全なバランス取りは、まだバランスされてい
ない送風機ユニットに損傷を生ぜしめないような回転数
で行われる。送風機ユニットの駆動モータは、有利には
バランス駆動装置として使用される。
【0011】本発明によれば、このことは、バランス装
置が設けられていることによって達成される。このバラ
ンス装置には、ケーシング以外が完全に組み立てられた
送風機ユニットが填め込み可能で、かつ電気的に接触接
続可能である。バランス装置は、送風機ユニットのモー
タのための制御装置と、送風機ユニットのモータ回路を
橋絡するための装置とを備えている。送風機ユニットの
バランスさせたい部分を駆動するためには、この部分の
電気機械的な変換器が使用される。この変換器は、バラ
ンス装置に備えられた制御装置によって前記目的のため
に制御される。バランス過程は主に2つの補償平面で行
われる。これらの補償平面は軸方向で互いに間隔を保っ
ていて、かつ互いに平行である。バランス過程は、ラジ
アルファンの補償平面では、材料の除去によって行わ
れ、反対側では、外部ロータ構造のロータの端面範囲
(輪形磁石の端面側)に位置する補償平面では、材料の
装着によって行われる。
置が設けられていることによって達成される。このバラ
ンス装置には、ケーシング以外が完全に組み立てられた
送風機ユニットが填め込み可能で、かつ電気的に接触接
続可能である。バランス装置は、送風機ユニットのモー
タのための制御装置と、送風機ユニットのモータ回路を
橋絡するための装置とを備えている。送風機ユニットの
バランスさせたい部分を駆動するためには、この部分の
電気機械的な変換器が使用される。この変換器は、バラ
ンス装置に備えられた制御装置によって前記目的のため
に制御される。バランス過程は主に2つの補償平面で行
われる。これらの補償平面は軸方向で互いに間隔を保っ
ていて、かつ互いに平行である。バランス過程は、ラジ
アルファンの補償平面では、材料の除去によって行わ
れ、反対側では、外部ロータ構造のロータの端面範囲
(輪形磁石の端面側)に位置する補償平面では、材料の
装着によって行われる。
【0012】請求項2以下に記載の手段により、請求項
1に記載の、電気的に駆動される送風機ユニットをバラ
ンスさせるための装置の更に有利な構成が得られる。
1に記載の、電気的に駆動される送風機ユニットをバラ
ンスさせるための装置の更に有利な構成が得られる。
【0013】本発明の有利な構成では、バランス過程
は、送風機ユニットのECモータの定格回転数よりも低
い回転数の場合に行われる。特に有利な構成によれば、
外部ロータ構造に構成されたECモータは、約3000
0r.p.m.の定格回転数で回転する。
は、送風機ユニットのECモータの定格回転数よりも低
い回転数の場合に行われる。特に有利な構成によれば、
外部ロータ構造に構成されたECモータは、約3000
0r.p.m.の定格回転数で回転する。
【0014】本発明の別の有利な構成によれば、ECモ
ータのロータは、ラジアルファンのファンホイールと共
に分離不能の構成グループにまとめられている。この構
成グループは、ロータ軸の一方の端部に固定されてい
る。これらはこのようにして共に送風機ユニットのバラ
ンスさせたいロータの有利な構造体を形成している。
ータのロータは、ラジアルファンのファンホイールと共
に分離不能の構成グループにまとめられている。この構
成グループは、ロータ軸の一方の端部に固定されてい
る。これらはこのようにして共に送風機ユニットのバラ
ンスさせたいロータの有利な構造体を形成している。
【0015】本発明の別の有利な構成では、ブシュが設
けられており、このブシュがECモータのロータのポー
ルケーシングをファンホイールと共に分離不能な構成グ
ループとしてロータ軸に結合している。このブシュは端
面側に湾曲部を備えており、この湾曲部は、均質で損失
の少ない流れ案内がファンホイールの空気入口において
得られるように、丸く面取りされて形成されている。
けられており、このブシュがECモータのロータのポー
ルケーシングをファンホイールと共に分離不能な構成グ
ループとしてロータ軸に結合している。このブシュは端
面側に湾曲部を備えており、この湾曲部は、均質で損失
の少ない流れ案内がファンホイールの空気入口において
得られるように、丸く面取りされて形成されている。
【0016】本発明の別の有利な構成によれば、第1の
補償平面において、前記材料除去が、ファンホイールの
2つのカバー薄板のうちの一方又は両方で行われる。更
に有利な構成によれば、第2の補償平面において、外部
ロータ構造のロータの端壁、有利にはこの端壁に設けら
れた溝に材料が装着される。
補償平面において、前記材料除去が、ファンホイールの
2つのカバー薄板のうちの一方又は両方で行われる。更
に有利な構成によれば、第2の補償平面において、外部
ロータ構造のロータの端壁、有利にはこの端壁に設けら
れた溝に材料が装着される。
【0017】本発明の特に有利な構成によれば、例えば
球形の補償ウェイトが装着されている。この補償ウェイ
トが特に外部ロータ構造のロータの端壁の前記溝に圧入
されるか、又は接着、ホットスタンピング又は超音波に
よるスタンピングのような別の技術によって、十分な質
量で適当な形状の補償ウェイトが、外部ロータ構造のロ
ータの端面範囲に装着される。別の有利な構成では、加
圧変形結合剤(Wuchtkitt)が設けられる。
球形の補償ウェイトが装着されている。この補償ウェイ
トが特に外部ロータ構造のロータの端壁の前記溝に圧入
されるか、又は接着、ホットスタンピング又は超音波に
よるスタンピングのような別の技術によって、十分な質
量で適当な形状の補償ウェイトが、外部ロータ構造のロ
ータの端面範囲に装着される。別の有利な構成では、加
圧変形結合剤(Wuchtkitt)が設けられる。
【0018】本発明による装置は、特に有利には、特に
付加的な空気を内燃機関の排ガス通路のような装置に送
り込むために使用される、ブラシレス式の電子的に整流
された高回転の直流モータいわゆるECモータとラジア
ルファンとを備えた、2次空気送風機ユニットのような
電気的に駆動される送風機ユニットをバランスさせるた
めに使用可能である。
付加的な空気を内燃機関の排ガス通路のような装置に送
り込むために使用される、ブラシレス式の電子的に整流
された高回転の直流モータいわゆるECモータとラジア
ルファンとを備えた、2次空気送風機ユニットのような
電気的に駆動される送風機ユニットをバランスさせるた
めに使用可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【0020】図1には、バランスさせたい送風機ユニッ
ト1と、本発明によるバランス装置2とが示されてい
る。送風機ユニット1は、有利な実施例によればブラシ
レス式で高回転の電子的に整流された直流モータ、いわ
ゆるECモータを有している。図1に一点鎖線で示した
送風機ユニット1の内部には、 ECモータの構成部分
として、2つのステータ巻線3,4と、永久磁石を備え
たロータ5と、モータ制御装置10とが示されている。
モータ制御装置10は接続端子6,7を介して供給電圧
Ubattの正極及び負極に接続される。接続端子8、
即ち制御入力側では、送風機ユニット1をオンオフ切り
替えするための制御信号が外部からモータ制御装置10
に送られる。モータ制御装置10は、所望の運転のため
に必要な、ステータ巻線3,4への電流インパルスの供
給を行う。送風機ユニット1をバランス装置2に接続す
る場合には、バランス過程のために正極の接続端子6が
短絡条片9によって接続端子8に直接に接続される。こ
のことは、特別に形成されたコネクタによって行うこと
ができる。
ト1と、本発明によるバランス装置2とが示されてい
る。送風機ユニット1は、有利な実施例によればブラシ
レス式で高回転の電子的に整流された直流モータ、いわ
ゆるECモータを有している。図1に一点鎖線で示した
送風機ユニット1の内部には、 ECモータの構成部分
として、2つのステータ巻線3,4と、永久磁石を備え
たロータ5と、モータ制御装置10とが示されている。
モータ制御装置10は接続端子6,7を介して供給電圧
Ubattの正極及び負極に接続される。接続端子8、
即ち制御入力側では、送風機ユニット1をオンオフ切り
替えするための制御信号が外部からモータ制御装置10
に送られる。モータ制御装置10は、所望の運転のため
に必要な、ステータ巻線3,4への電流インパルスの供
給を行う。送風機ユニット1をバランス装置2に接続す
る場合には、バランス過程のために正極の接続端子6が
短絡条片9によって接続端子8に直接に接続される。こ
のことは、特別に形成されたコネクタによって行うこと
ができる。
【0021】バランス装置2は対応する適当な接点10
1,102,103を備えた3つの接続接点若しくはチ
ェック接点201,202,203を介して、モータ制
御装置10の、ステータ巻線3,4に通じる出力導線に
接続可能である。更に、バランス装置2は制御装置(図
示せず)を備えている。この制御装置によってバランス
過程時にステータ巻線3,4に電流インパルスが供給さ
れ、ひいてはロータ5が矢印Wの方向に回転することが
できる。即ちバランス過程の間には、ECモータの電気
機械的な変換器が、バランスさせたい部分の駆動のため
に使用される。バランス装置2は更にロータ5の角度位
置のための角度センサ25を有している。この角度セン
サ25はアンバランスの角度規定のために働く。
1,102,103を備えた3つの接続接点若しくはチ
ェック接点201,202,203を介して、モータ制
御装置10の、ステータ巻線3,4に通じる出力導線に
接続可能である。更に、バランス装置2は制御装置(図
示せず)を備えている。この制御装置によってバランス
過程時にステータ巻線3,4に電流インパルスが供給さ
れ、ひいてはロータ5が矢印Wの方向に回転することが
できる。即ちバランス過程の間には、ECモータの電気
機械的な変換器が、バランスさせたい部分の駆動のため
に使用される。バランス装置2は更にロータ5の角度位
置のための角度センサ25を有している。この角度セン
サ25はアンバランスの角度規定のために働く。
【0022】図2及び図3には、有利な特別な実施例が
平面図若しくは線23に沿った断面図で示されている。
この場合、ケーシング100は一点鎖線で示されてい
る。
平面図若しくは線23に沿った断面図で示されている。
この場合、ケーシング100は一点鎖線で示されてい
る。
【0023】コンパクトに形成された送風機ユニット1
は吸込み管片31を介して空気を吸い込み、この空気を
一段式のラジアルファン内でファンホイール32によっ
て圧縮する。この送風機ユニット1は、ブラシレス式
の、電子的に整流された高回転の直流モータ36によっ
て駆動されて、圧縮された空気を螺旋状通路33を介し
て、符号34で示した圧送管片に送る。送風機ユニット
1は基体35を有している。この基体35は金属から成
っていて、有利にはアルミニウム又はマグネシウムから
成るダイカスト材として製造されている。この基体35
には直流モータ36と導電プレート37とが配置されて
いる。この導電プレート37はモータ制御装置10を有
している。更に基体35はフランジ状に形成された3つ
の固定アイ38を有している。これらの固定アイ38を
用いて、送風機ユニット1は、場合によっては適当な遮
断エレメントを介して、例えば自動車の車体に固定する
ことができる。送風機ユニット1はケーシング100に
よって取り囲まれている。このケーシング100は同様
に基体35に固定若しくはねじ締結することができる。
は吸込み管片31を介して空気を吸い込み、この空気を
一段式のラジアルファン内でファンホイール32によっ
て圧縮する。この送風機ユニット1は、ブラシレス式
の、電子的に整流された高回転の直流モータ36によっ
て駆動されて、圧縮された空気を螺旋状通路33を介し
て、符号34で示した圧送管片に送る。送風機ユニット
1は基体35を有している。この基体35は金属から成
っていて、有利にはアルミニウム又はマグネシウムから
成るダイカスト材として製造されている。この基体35
には直流モータ36と導電プレート37とが配置されて
いる。この導電プレート37はモータ制御装置10を有
している。更に基体35はフランジ状に形成された3つ
の固定アイ38を有している。これらの固定アイ38を
用いて、送風機ユニット1は、場合によっては適当な遮
断エレメントを介して、例えば自動車の車体に固定する
ことができる。送風機ユニット1はケーシング100に
よって取り囲まれている。このケーシング100は同様
に基体35に固定若しくはねじ締結することができる。
【0024】導電プレート37は、ECモータ36を制
御するため及び空気出力を回転数によって制御するため
に、モータ制御装置10の電子制御・出力回路(図示せ
ず)を有している。電子的に整流された直流モータ36
は外部ロータ構造に構成されている。この直流モータ3
6の、積層されたステータパッケージ12は、基体35
の適当な収容部に押し填められて固定される。軸受け3
9には軸29が回転可能に支承されている。軸29の端
部にはボス若しくはブシュ28が固定されている。この
ブシュ28には、一段式のラジアルファンのファンホイ
ール32とロータ5とが固定されている。
御するため及び空気出力を回転数によって制御するため
に、モータ制御装置10の電子制御・出力回路(図示せ
ず)を有している。電子的に整流された直流モータ36
は外部ロータ構造に構成されている。この直流モータ3
6の、積層されたステータパッケージ12は、基体35
の適当な収容部に押し填められて固定される。軸受け3
9には軸29が回転可能に支承されている。軸29の端
部にはボス若しくはブシュ28が固定されている。この
ブシュ28には、一段式のラジアルファンのファンホイ
ール32とロータ5とが固定されている。
【0025】外部ロータ構造に構成されたECモータ3
5のロータ5は、有利な実施例によれば、ドイツ連邦共
和国特許出願第4440125号明細書に記載されてい
るように、ポールケーシング17とその中に設けられた
輪形磁石18とから成っている。輪形磁石18はポール
ケーシング17内でばね部材19によって固定されてい
る。輪形磁石18は、有利な構造では合成樹脂で結合さ
れた永久磁石材料から成っている。ポールケーシング1
7はカップ状又は鐘状の形状を有していて、有利には深
絞り成形されている。ポールケーシング17とファンホ
イール32とはブシュ28によって、分離不能の1つの
構成部材として互いに結合されていて、かつ一緒に軸2
9の一方の端部に固定されている。ブシュ28は、端面
側、即ちファンホイール32の空気吸い込み側に、円半
径に対応する湾曲部を有している。軸29に対して対称
的なこの湾曲部によって、吸込み管片31からファンホ
イール32への移行部において、均質な、ひいては損失
の少ない流れ案内が、ファンホイール32への空気の流
入部に生ぜしめられる。
5のロータ5は、有利な実施例によれば、ドイツ連邦共
和国特許出願第4440125号明細書に記載されてい
るように、ポールケーシング17とその中に設けられた
輪形磁石18とから成っている。輪形磁石18はポール
ケーシング17内でばね部材19によって固定されてい
る。輪形磁石18は、有利な構造では合成樹脂で結合さ
れた永久磁石材料から成っている。ポールケーシング1
7はカップ状又は鐘状の形状を有していて、有利には深
絞り成形されている。ポールケーシング17とファンホ
イール32とはブシュ28によって、分離不能の1つの
構成部材として互いに結合されていて、かつ一緒に軸2
9の一方の端部に固定されている。ブシュ28は、端面
側、即ちファンホイール32の空気吸い込み側に、円半
径に対応する湾曲部を有している。軸29に対して対称
的なこの湾曲部によって、吸込み管片31からファンホ
イール32への移行部において、均質な、ひいては損失
の少ない流れ案内が、ファンホイール32への空気の流
入部に生ぜしめられる。
【0026】本発明による装置の場合には、バランスさ
せたいロータ20(直流モータ36の回転部分とファン
ホイール32とから成っており、この回転部分とファン
ホイール32とは、ブシュ28によって1つの共通の構
成部分として固く結合されている。図3参照)は、2つ
の平面、即ち補償平面21,22でバランスされる。一
方の補償平面21はこの場合ラジアルファンのファンホ
イール32の範囲に位置している。この補償平面21で
は、確認されたアンバランスの排除は、材料を除去する
ことによって行われる。この材料はこの場合、ファンホ
イール32のカバー薄板321;322のうちの一方又
は両方から除去される。他方の補償平面22は前記補償
平面21に対して平行にかつ軸方向に間隔を保ってEC
モータ36のロータ5の端面の範囲に位置していてい
る。補償平面22では、材料の装着によるアンバランス
補償が行われる。図2及び図3に示したロータ5の実施
例の場合には、環状の永久磁石、即ち輪形磁石18の端
面に、環状の溝180が設けられている。この溝180
には、補償ウェイトとしての例えば球体181が収容さ
れている。
せたいロータ20(直流モータ36の回転部分とファン
ホイール32とから成っており、この回転部分とファン
ホイール32とは、ブシュ28によって1つの共通の構
成部分として固く結合されている。図3参照)は、2つ
の平面、即ち補償平面21,22でバランスされる。一
方の補償平面21はこの場合ラジアルファンのファンホ
イール32の範囲に位置している。この補償平面21で
は、確認されたアンバランスの排除は、材料を除去する
ことによって行われる。この材料はこの場合、ファンホ
イール32のカバー薄板321;322のうちの一方又
は両方から除去される。他方の補償平面22は前記補償
平面21に対して平行にかつ軸方向に間隔を保ってEC
モータ36のロータ5の端面の範囲に位置していてい
る。補償平面22では、材料の装着によるアンバランス
補償が行われる。図2及び図3に示したロータ5の実施
例の場合には、環状の永久磁石、即ち輪形磁石18の端
面に、環状の溝180が設けられている。この溝180
には、補償ウェイトとしての例えば球体181が収容さ
れている。
【0027】適当な形状及び質量の、別の構成のバラン
スエレメントを補償ウェイトとして補償平面22に設け
ることができることは明らかである。
スエレメントを補償ウェイトとして補償平面22に設け
ることができることは明らかである。
【0028】この場合補償質量を固定するために用いら
れる技術は多種多様であり、例えば接着、圧刻又は圧
入、ホットスタンピング又はホットプレス、又は超音波
によるスタンピングが挙げられる。アンバランスを、補
償平面22で材料を装着することによって排除するため
に、加圧変形結合剤を使用することも可能である。
れる技術は多種多様であり、例えば接着、圧刻又は圧
入、ホットスタンピング又はホットプレス、又は超音波
によるスタンピングが挙げられる。アンバランスを、補
償平面22で材料を装着することによって排除するため
に、加圧変形結合剤を使用することも可能である。
【0029】バランスさせるためには、ケーシング10
0以外が完全に組み付けられた送風機ユニット1がバラ
ンス装置2に固定アイ38で填め込まれて固定される。
制御入力側の接続端子8と正の供給電圧側の接続端子6
とは、短絡条片9によって橋絡される。例えば導電スト
リップから形成された接点101,102,103(図
1,2,3参照)には、バランス装置2のチェック接点
201,202,203が接触する。これにより、 E
Cモータのステータ巻線3,4は、バランス装置2内の
制御装置に接続される。この制御装置はECモータを、
例えば短時間で3000〜5000r.p.m.のバラ
ンス回転数で運転させる。この場合バランス装置は角度
センサ25と3つの固定アイ38に生ぜしめられる力と
を用いて、両補償平面21,22のために必要な、材料
の除去及び装着のための値と場所とを検出する。これに
よりバランス回転数は、例えば30000r.p.m.
の定格回転数よりも著しく低く設定することができる。
この場合送風機ユニット1の電気機械的な変換器自体
は、バランスさせたいロータ20を駆動するために利用
される。低めのバランス回転数は、不必要な害を回避す
る。
0以外が完全に組み付けられた送風機ユニット1がバラ
ンス装置2に固定アイ38で填め込まれて固定される。
制御入力側の接続端子8と正の供給電圧側の接続端子6
とは、短絡条片9によって橋絡される。例えば導電スト
リップから形成された接点101,102,103(図
1,2,3参照)には、バランス装置2のチェック接点
201,202,203が接触する。これにより、 E
Cモータのステータ巻線3,4は、バランス装置2内の
制御装置に接続される。この制御装置はECモータを、
例えば短時間で3000〜5000r.p.m.のバラ
ンス回転数で運転させる。この場合バランス装置は角度
センサ25と3つの固定アイ38に生ぜしめられる力と
を用いて、両補償平面21,22のために必要な、材料
の除去及び装着のための値と場所とを検出する。これに
よりバランス回転数は、例えば30000r.p.m.
の定格回転数よりも著しく低く設定することができる。
この場合送風機ユニット1の電気機械的な変換器自体
は、バランスさせたいロータ20を駆動するために利用
される。低めのバランス回転数は、不必要な害を回避す
る。
【0030】従って本発明により、組み立てられた状態
のラジアルファンの完全なバランス取りを、送風機に適
した電気機械的な変換器を使用して有利な形式で簡単か
つ確実に行うことができる。この場合、バランス過程は
2つの補償平面で実施することができる。送風機ユニッ
トの定格回転数に相当するバランス回転数よりも著しく
低いバランス回転数を使用することができるので、送風
機ユニットはバランス過程時に過度に高いバランス回転
数によって害を受けない。
のラジアルファンの完全なバランス取りを、送風機に適
した電気機械的な変換器を使用して有利な形式で簡単か
つ確実に行うことができる。この場合、バランス過程は
2つの補償平面で実施することができる。送風機ユニッ
トの定格回転数に相当するバランス回転数よりも著しく
低いバランス回転数を使用することができるので、送風
機ユニットはバランス過程時に過度に高いバランス回転
数によって害を受けない。
【図1】本発明による、電気的に駆動される送風機ユニ
ットをバランスさせるための装置の回路図である。
ットをバランスさせるための装置の回路図である。
【図2】バランスさせたい送風機ユニットの平面図であ
る。
る。
【図3】バランスさせたい送風機ユニットの、図2の2
3−23線に沿った断面図である。
3−23線に沿った断面図である。
1 送風機ユニット、 2 バランス装置、 3,4
ステータ巻線、 5ロータ、 6,7,8 接続端子、
9 短絡条片、 10 モータ制御装置、12 ステ
ータパッケージ、 17 ポールケーシング、 18
輪形磁石、19 ばね部材、 20 ロータ、 21,
22 バランス平面、 23 線、 25 角度セン
サ、 28 ブシュ、 29 軸、 31 吸込み管
片、32 ファンホイール、 33 螺旋状通路、 3
4 圧送管片、 35 基体、 36 直流モータ、
37 導電プレート、 38 固定アイ、 100ケー
シング、 101,102,103 接点、 180
溝、 181 補償ウェイト、 201,202,20
3 チェック接点、 321,322 カバー薄板
ステータ巻線、 5ロータ、 6,7,8 接続端子、
9 短絡条片、 10 モータ制御装置、12 ステ
ータパッケージ、 17 ポールケーシング、 18
輪形磁石、19 ばね部材、 20 ロータ、 21,
22 バランス平面、 23 線、 25 角度セン
サ、 28 ブシュ、 29 軸、 31 吸込み管
片、32 ファンホイール、 33 螺旋状通路、 3
4 圧送管片、 35 基体、 36 直流モータ、
37 導電プレート、 38 固定アイ、 100ケー
シング、 101,102,103 接点、 180
溝、 181 補償ウェイト、 201,202,20
3 チェック接点、 321,322 カバー薄板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウディウス ムッシェルクナウツ ドイツ連邦共和国 ラウフ アスピヒシュ トラーセ 15 (72)発明者 ヨハン ボーネルト ドイツ連邦共和国 ザースバッハ ゼンテ ィシュトラーセ 35 (72)発明者 ギュンター バウアー ドイツ連邦共和国 ビュール リートボッ シュヴェーク 27 (72)発明者 ユルゲン ヘルプ ドイツ連邦共和国 ビュール グライスレ シュトラーセ 34 (72)発明者 カイ クレーガー ドイツ連邦共和国 オッタースヴァイアー フリーダーシュトラーセ 17 (72)発明者 ヨーゼフ ヴェーべルク ドイツ連邦共和国 ハノーヴァー リック リンガー シュタットヴェーク 120 (72)発明者 ゲルト クネープフェル ドイツ連邦共和国 ビュール カール−フ ァンツシュトラーセ 72 (72)発明者 ヨッヒェン ゲーレ ドイツ連邦共和国 カールスルーエ ゾイ ベルトシュトラーセ 13 (72)発明者 ヘニング シュレーダー ドイツ連邦共和国 バーデン−バーデン ホーホシュトラーセ 7 (72)発明者 ハンス コプシェツキー ドイツ連邦共和国 レンヒェン ライエル スバッハー シュトラーセ 78
Claims (10)
- 【請求項1】 電気的に駆動される送風機ユニット
(1)をバランスさせるための装置であって、該送風機
ユニット(1)が、主に、有利には一段式のラジアルフ
ァン(32)と、該ラジアルファンを駆動する、外部ロ
ータ構造に構成された、電子的に整流された高回転の直
流モータ(36)、いわゆるECモータとから成ってい
る形式のものにおいて、バランス装置(2)が設けられ
ており、該バランス装置(2)に、ケーシングカバー
(100)以外が完全に組み付けられた送風機ユニット
(1)を填め込み可能かつ電気的に接触接続可能(10
1,102,103;201,202,203)であ
り、バランス装置(2)が、送風機ユニット(1)のモ
ータ(36)のための制御装置と、送風機ユニット
(1)のモータ回路(10)を橋絡するための装置
(9)とを備えており、送風機ユニット(1)のバラン
スさせたい部分(20)を駆動するために該部分(2
0)の電気機械的な変換器(5,12)が使用され、該
変換器(5,12)が、バランス装置(2)に備えられ
た前記制御装置によって前記目的のために制御され、バ
ランス過程が、主に2つの補償平面(21,22)で行
われ、これらの補償平面(21,22)が、軸方向で互
いに間隔を保っていてかつ互いに平行であり、ラジアル
ファン(32)の補償平面(21)では材料の除去が行
われ、反対側で外部ロータ構造のロータ(5)の端面範
囲に位置する補償平面(22)では材料の装着が行われ
ることを特徴とする、電気的に駆動される送風機ユニッ
ト(1)をバランスさせるための装置。 - 【請求項2】 前記バランス過程が、送風機ユニット
(1)の直流モータ(36)の定格回転数未満の回転数
の場合に行われる、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 外部ロータ構造に構成された直流モータ
(36)が、約30000r.p.m.の定格回転数で
駆動可能である、請求項1又は2記載の装置。 - 【請求項4】 直流モータ(36)のロータ(5)が、
ラジアルファンのファンホイール(32)と共に分離不
能の構成グループにまとめられており、この構成グルー
プがロータ軸(29)の一方の端部に固定されている、
請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項5】 ブシュ(28)が設けられており、該ブ
シュ(28)が直流モータ(36)のロータ(5)のポ
ールケーシング(17)をファンホイール(32)と共
に分離できない構成グループとしてロータ軸(29)に
結合し、前記ブシュ(28)が、端面側に湾曲部を備え
ており、この湾曲部が、均質で損失の少ない流れ案内が
ファンホイールの空気入口において得られるように、丸
く面取りされて形成されている、請求項1から4までの
いずれか1項記載の装置。 - 【請求項6】 第1の補償平面(21)において、前記
材料除去が、ファンホイール(32)の2つのカバー薄
板(321,322)のうちの一方又は両方で行われ
る、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項7】 第2の補償平面(22)において、外部
ロータ構造のロータ(5)の端壁、有利には該端壁に設
けられた溝(180)に材料が装着される、請求項1か
ら6までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項8】 例えば球形の補償ウェイト(181)が
装着されており、該補償ウェイト(181)が特に前記
溝(180)に圧入されるか、又は接着、ホットスタン
ピング又は超音波を用いたスタンピングのような別の技
術によって、十分な質量で適当な形状の補償ウェイト
が、外部ロータ構造のロータ(5)の端面範囲に装着さ
れている、請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 加圧変形結合剤が設けられている、請求
項7又は8位記載の装置。 - 【請求項10】 特に付加的な空気を内燃機関の排ガス
通路のような装置に送り込むために使用される、ブラシ
レス式の電子的に整流された高回転の直流モータいわゆ
るECモータとラジアルファンとを備えた、2次空気送
風機ユニットのような電気的に駆動される送風機ユニッ
トをバランスさせるために使用可能である、請求項1か
ら9までのいずれか1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19501959A DE19501959C2 (de) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | Verfahren zum Auswuchten einer elektrisch angetriebenen Luftgebläseeinheit |
DE19501959.8 | 1995-01-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240504A true JPH08240504A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=7752117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8009146A Abandoned JPH08240504A (ja) | 1995-01-24 | 1996-01-23 | 電気的に駆動される送風機ユニットをバランスさせるための装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5738503A (ja) |
JP (1) | JPH08240504A (ja) |
KR (1) | KR960029776A (ja) |
DE (1) | DE19501959C2 (ja) |
FR (1) | FR2729801B1 (ja) |
IT (1) | IT1281694B1 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITTO980490A1 (it) * | 1998-06-05 | 1999-12-05 | Magneti Marelli Climat Srl | Procedimento per l'assemblaggio di un elettroventilatore. |
US6264635B1 (en) | 1998-12-03 | 2001-07-24 | Kriton Medical, Inc. | Active magnetic bearing system for blood pump |
DE19859664A1 (de) * | 1998-12-23 | 2000-06-29 | Schenck Vibro Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Auswuchten eines Rotors |
US6234772B1 (en) | 1999-04-28 | 2001-05-22 | Kriton Medical, Inc. | Rotary blood pump |
JP3752594B2 (ja) * | 2000-04-25 | 2006-03-08 | 愛三工業株式会社 | 磁気結合ポンプ |
EP1314241A1 (de) * | 2000-08-30 | 2003-05-28 | Papst-Motoren GmbH & Co. KG | Gleichstrommaschine mit einer steuerbaren strombegrenzungsanordnung |
US6967459B2 (en) * | 2000-08-30 | 2005-11-22 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Method for controlling or regulating the current in a direct current machine for a fan |
CA2420903C (en) * | 2000-08-30 | 2010-06-22 | Papst-Motoren Gmbh & Co. Kg | Fan arrangement |
DE10259179A1 (de) * | 2002-12-18 | 2004-07-08 | Robert Bosch Gmbh | Elektrisch angetriebene Luftpumpe und Verfahren zur Herstellung einer elektrisch angetriebenen Luftpumpe |
FR2865584B1 (fr) * | 2004-01-26 | 2006-07-28 | Siemens Vdo Automotive | Procede d'equilibrage de rotor de machine tournante et moteur comportant un rotor correspondant |
JP2007523581A (ja) * | 2004-01-29 | 2007-08-16 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 通気機及び電動モータを有する吸気ユニットの釣合わせ方法 |
DE102004044070B3 (de) * | 2004-09-11 | 2006-01-19 | Pierburg Gmbh | Unwuchtausgleichselement, Pumpe und Verfahren zum Auswuchten einer Pumpe |
EP1901877B1 (de) * | 2005-07-11 | 2017-10-04 | ebm-papst St. Georgen GmbH & Co. KG | Verfahren und anordung zur auswuchtung eines lüfters |
DE102007008065B4 (de) | 2007-02-15 | 2022-01-13 | Valeo Klimasysteme Gmbh | Verfahren zum Ermitteln der Vibrationen von Fahrzeuggebläsen und Prüfstation hierfür |
EP2236838B1 (de) * | 2009-03-25 | 2016-09-21 | ebm-papst Mulfingen GmbH & Co. KG | Radialgebläse |
US20100263386A1 (en) * | 2009-04-16 | 2010-10-21 | General Electric Company | Turbine engine having a liner |
DE102009033382B4 (de) | 2009-07-16 | 2023-11-09 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Ventildeckel mit einer daran befestigten Sekundärluftpumpenkonsole |
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