JPH08239995A - 建築用造作部材及びその製造方法並びにその施工方法 - Google Patents

建築用造作部材及びその製造方法並びにその施工方法

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JPH08239995A
JPH08239995A JP7068785A JP6878595A JPH08239995A JP H08239995 A JPH08239995 A JP H08239995A JP 7068785 A JP7068785 A JP 7068785A JP 6878595 A JP6878595 A JP 6878595A JP H08239995 A JPH08239995 A JP H08239995A
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JP
Japan
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surface fastener
substrate
fastener
recess
architectural feature
Prior art date
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Pending
Application number
JP7068785A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichirou Kuwamori
一郎 鍬守
Shunichi Harano
俊一 原野
Naotoshi Kira
直敏 吉良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP7068785A priority Critical patent/JPH08239995A/ja
Publication of JPH08239995A publication Critical patent/JPH08239995A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F19/00Other details of constructional parts for finishing work on buildings
    • E04F19/02Borders; Finishing strips, e.g. beadings; Light coves
    • E04F19/04Borders; Finishing strips, e.g. beadings; Light coves for use between floor or ceiling and wall, e.g. skirtings
    • E04F19/0459Borders; Finishing strips, e.g. beadings; Light coves for use between floor or ceiling and wall, e.g. skirtings characterised by the fixing method
    • E04F19/0472Plinths fixed by means of magnets, hook and loop-type or similar fasteners

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工が容易で、しかも取り外しも容易な建築
用造作部材及びその製造方法並びにその施工方法を提供
する。 【構成】 表面に化粧シート14が貼着された基板11
の裏面両側に、折り曲げて縁部を形成する1又は2以上
のV字溝15〜18を設け、基板11の裏面に接着剤を
塗布し、両側を折り曲げて縁部19、20を形成すると
共に、縁部19、20に囲まれた基板11裏面に面ファ
スナーAを貼着する建築用造作部材10及びその製造方
法、並びに壁面22の所定位置に面ファスナーBを固着
した後、面ファスナーAを備えた建築用造作部材10を
固定する建築用造作部材の施工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面等に取り付けられ
る幅木、廻り縁等の建築用造作部材、その製造方法及び
施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】壁面には、床面又は天井面と隅部を体裁
よく納めるために、合板や木質繊維板を細長く形成し、
表面側に釘打ち凹部を加工すると共に、表面に化粧シー
トを貼着した造作部材(幅木、廻り縁)が用いれるのは
周知である。そして、施工にあってはこの造作部材を壁
面に当接して、釘打ち凹部から釘を打ち込んで壁面に取
り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記造
作部材の施工は、その施工位置が壁面の隅部となって無
理な姿勢での釘打ち作業を余儀なくされるので、非常に
施工が困難で面倒であるという問題がある。また、造作
部材を釘で打ち込んで固定してしまうので、取り付けた
造作部材の取り外しが困難で、リフォームを行う場合に
は手間を要するという問題があった。本発明はかかる事
情に鑑みてなされたもので、施工が容易で、しかも取り
外しも容易な建築用造作部材及びその製造方法並びにそ
の施工方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の建築用造作部材は、基板の裏面に凹部が形成さ
れ、該凹部に面ファスナーAが設けられている。また、
請求項2記載の建築用造作部材の製造方法は、表面に化
粧シートが貼着された基板の裏面両側に、折り曲げて縁
部を形成する1又は2以上のV字溝を設けた後、前記基
板の裏面に接着剤を塗布し、両側を折り曲げて前記縁部
を形成すると共に、該縁部に囲まれた基板裏面に面ファ
スナーAを貼着している。そして、請求項3記載の建築
用造作部材の施工方法は、壁面の所定位置に面ファスナ
ーBを固着した後、板状基板の裏面に凹部が形成され、
この凹部に前記面ファスナーBに掛合する面ファスナー
Aが設けられた建築用造作部材を当接し、前記面ファス
ナーBに該面ファスナーAを掛合させて固定している。
以上において、面ファスナーA及び面ファスナーBは、
一方がループを有する面ファスナーの場合は、他方はフ
ックを有する面ファスナーをいう。この場合にループを
有する面ファスナーにはループ型繊維シートを含むもの
である。また、請求項1記載の建築用造作部材の基板に
は、木質板、合成樹脂板、金属板、無機質板など用途に
応じてあらゆるものがあり、請求項2記載の建築用造作
部材の製造方法における基板には、繊維板、合板、木片
成型板等がある。そして、化粧シートは、所望の模様が
印刷された印刷紙、所望の凹凸模様が形成された樹脂シ
ート等がある。
【0005】
【作用】請求項1〜3記載の建築用造作部材及びその製
造方法並びにその施工方法においては、基板の裏面凹部
に面ファスナーAを設けているので、壁面に掛合する面
ファスナーBを予め取り付けておけば、建築用造作部材
をその凹部に前記面ファスナーBを入れ込むようにして
壁面に押圧することによって、簡単に該建築用造作部材
を取り付けることができる。そして、リフォーム等をす
る場合には、前記建築用造作部材は面ファスナーBに掛
止して固定されているので、簡単に取り外しすることが
できる。特に、請求項2記載の建築用造作部材の製造方
法においては、1又は2以上の所定のV字溝を形成した
基板裏面に接着剤を塗布し、周囲を折り曲げて縁部を形
成すると共に、該縁部に取り囲まれた裏面側に面ファス
ナーAを貼着するので、極めて製造が容易である。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る建築用造作
部材の説明図、図2は同製造工程の説明図である。
【0007】図1には、建築用造作部材の一例である幅
木10を示すが、図に示すように、基板11の裏面側に
凹部12が形成され、この部分に面ファスナーAの一例
であるループ型繊維シート13が貼着されている。前記
幅木10の製造方法について説明すると、合板、木質繊
維板又は木質成型板を基板11として用い、図2(A)
に示すように表面側(即ち、下面)に化粧シート14を
貼着しておく。この化粧シート14としては、所望の模
様が印刷された印刷紙、所望の模様状に凹凸が成型され
た樹脂シート等を用いる。
【0008】前記化粧シート14を残して、図2(B)
に示すように基板11の両側にV字溝15〜18を形成
する。このV字溝の角度は図2(C)の右側に示すよう
に、基板11の端部を90度方向に向ける場合には、一
方側に形成された1又は2以上のV字溝18の溝角度の
和が90度に、図2(C)の左側に示すように、基板1
1の端部を180度方向に向ける場合には、2以上のV
字溝15〜17の合計溝角度が180度になるようにし
ておく。なお、これによって形成される凹部12の両側
の縁部19、20の高さが同一になるように、V字溝1
5〜18の位置を決めておく。
【0009】次に、図2(B)に示す状態で、接着剤を
塗布する。この接着剤としては通常の酢酸ビニル樹脂エ
マルジョン系、ユリア樹脂系の接着剤が使用される。前
記凹部12には所定幅に切断されたループ型繊維シート
13が載置され、V字溝15〜18を基準にして両側を
折り曲げて同一高さの縁部19、20を形成すると共
に、ループ型繊維シート13を貼着する。なお、接着剤
としてユリア樹脂系のように、熱硬化性樹脂を使用する
場合には、熱圧締をするのが好ましく、これによって接
合強度が向上する。前記ループ型繊維シート13の高さ
は、凹部12の高さhより1〜3mm程度低くして、ル
ープ型繊維シート13に掛合する面ファスナーBの一例
であるフック型面ファスナー21が略完全に嵌入するよ
うにするのが好ましい。
【0010】そして、このようにして製造された幅木1
0を、壁面22に取り付ける場合には、予め、凹部12
の幅wより狭い、フック型面ファスナー21を壁面22
に貼着しておく。そして、フック型面ファスナー21が
凹部12に嵌入するようにして幅木10を押し当て、ル
ープ型繊維シート13とフック型面ファスナー21を掛
合させる。幅木10の交換にあっては、幅木10は釘等
で固定されているわけではないので、引き剥がすことに
よって容易に取り外すことができ、更に別の幅木と交換
することも容易となる。
【0011】前記実施例では、凹部に配置する面ファス
ナーとして、ループ型繊維シートを用いたが、マジック
テープ(登録商標)として販売されている通常のループ
型面ファスナーを用いることも可能であり、更にはフッ
ク型面ファスナーを取り付け、これに掛合するループ型
面ファスナーを壁面に取り付けることも可能である。ま
た、前記実施例においては、基板として木質系のものを
使用したが、V字溝を形成して周囲を折り曲げる構造の
ものでない場合には、金属、プラスチック、陶器などあ
らゆる物が使用できる。
【0012】
【発明の効果】請求項1〜3記載の建築用造作部材及び
その製造方法並びにその施工方法は、以上の説明からも
明らかなように、造作部材をテープ感覚で極めて簡単に
施工することができる。そして、取り付け取り外しも容
易であるので、リフォームにも十分対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る建築用造作部材の説明
図である。
【図2】同製造方法の説明図である。
【符号の説明】
10 幅木(建築用造作部材) 11 基板 12 凹部 13 ループ型繊維シート(面ファスナーA) 14 化粧シート 15 V字溝 16 V字溝 17 V字溝 18 V字溝 19 縁部 20 縁部 21 フック型面ファスナー(面ファスナーB) 22 壁面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の裏面に凹部が形成され、該凹部に
    面ファスナーAが設けられていることを特徴とする建築
    用造作部材。
  2. 【請求項2】 表面に化粧シートが貼着された基板の裏
    面両側に、折り曲げて縁部を形成する1又は2以上のV
    字溝を設けた後、前記基板の裏面に接着剤を塗布し、両
    側を折り曲げて前記縁部を形成すると共に、該縁部に囲
    まれた基板裏面に面ファスナーAを貼着することを特徴
    とする建築用造作部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 壁面の所定位置に面ファスナーBを固着
    した後、板状基板の裏面に凹部が形成され、この凹部に
    前記面ファスナーBに掛合する面ファスナーAが設けら
    れた建築用造作部材を当接し、前記面ファスナーBに該
    面ファスナーAを掛合させて固定することを特徴とする
    建築用造作部材の施工方法。
JP7068785A 1995-03-01 1995-03-01 建築用造作部材及びその製造方法並びにその施工方法 Pending JPH08239995A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2776003A1 (fr) * 1999-04-30 1999-09-17 Atelier Sedap Perfectionnement aux procedes de pose de produits pesants sur un support tel qu'une paroi, un mur et/ou plafond, fixes au moyens d'une colle appropriee
JP2015045225A (ja) * 2009-10-22 2015-03-12 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 付着性が改善された直接装着型の光起電力装置、及びその方法。

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2776003A1 (fr) * 1999-04-30 1999-09-17 Atelier Sedap Perfectionnement aux procedes de pose de produits pesants sur un support tel qu'une paroi, un mur et/ou plafond, fixes au moyens d'une colle appropriee
JP2015045225A (ja) * 2009-10-22 2015-03-12 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 付着性が改善された直接装着型の光起電力装置、及びその方法。

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