JPH0941617A - 化粧パネル - Google Patents

化粧パネル

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Publication number
JPH0941617A
JPH0941617A JP19132795A JP19132795A JPH0941617A JP H0941617 A JPH0941617 A JP H0941617A JP 19132795 A JP19132795 A JP 19132795A JP 19132795 A JP19132795 A JP 19132795A JP H0941617 A JPH0941617 A JP H0941617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
decorative
decorative panel
curved
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP19132795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Fukuya
正志 福家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okura Industrial Co Ltd filed Critical Okura Industrial Co Ltd
Priority to JP19132795A priority Critical patent/JPH0941617A/ja
Publication of JPH0941617A publication Critical patent/JPH0941617A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の実継ぎ施工と同様な施工性を有し、しか
も各種曲線模様の発現が可能な意匠性に優れた化粧パネ
ルを提供すること。 【構成】曲線状の辺21を1個以上有する表面化粧板2
の裏面に裏打ち板3を貼り合わせて、曲線状の辺21と
裏打ち板3の当該辺とからなる辺に実継ぎ可能な曲線状
の凸部41及び曲線状の凹部42を形成することを特徴
とする化粧パネル1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は施工性と意匠性に優れ
た、とりわけ薄物の人工大理石板からなる化粧パネルに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数枚の化粧パネルを継ぎ合わせて大面
積の化粧面を形成する方法として、化粧パネルの継ぎ合
わせ部に実加工を施すことが良く行われている。しかし
ながら、従来の実加工を施した化粧パネルは長方形、正
方形、正三角形、正六角形等の特定の形状に限られてい
たため、得られる化粧面の意匠性を向上させることには
限界があった。
【0003】また、曲線模様が要求される壁面や床面を
得るためには、表面化粧板を曲線模様に合った形状に切
断加工してそれらを継ぎ合わせて1枚の化粧板に加工し
てから施工する必要があり、極めて高価なものとなって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述したよう
な現状に鑑み、従来の実継ぎ施工と同様な施工性を有
し、しかも各種曲線模様の発現が可能な意匠性に優れた
化粧パネルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、曲線状
の辺21を1個以上有する表面化粧板2の裏面に裏打ち
板3を貼り合わせて、曲線状の辺21と裏打ち板3の当
該辺とからなる辺に実継ぎ可能な曲線状の凸部41及び
曲線状の凹部42を形成することを特徴とする化粧パネ
ル1が提供され、更に、1辺当たりの凸部41及び凹部
42が2個以上有することを特徴とする前記化粧パネル
1が提供され、更に、表面化粧板2の厚みが8mm以下
であることを特徴とする前記化粧パネル1が提供され、
更に、裏打ち板3が木質系板材からなることを特徴とす
る前記化粧パネル1が提供され、更に、曲線状の辺21
の隅部の勾配が滑らかになるように形成されていること
を特徴とする前記化粧パネルが提供され、更にまた、表
面化粧板が人工大理石板であることを特徴とする前記化
粧パネルが提供される。
【0006】すなわち、表面化粧板の辺を曲線として、
その辺と裏打ち板とで形成される凹凸部をそのまま実継
ぎ部として利用すれば、意匠性と施工性に優れた化粧パ
ネルが得られることを見いだし本発明に到ったのであ
る。
【0007】本発明に使用する表面化粧板2としてはア
クリル系、不飽和ポリエステル樹脂系の人工大理石板や
アクリル板、塩化ビニル板などの合成樹脂製化粧板、金
属板などが特に制限無く使用できるが、特に表面化粧板
の厚みが薄く継ぎ合わせ部の加工が困難な厚みが8mm
以下、好ましくは5mm以下のものを使用することが好
ましい。とりわけ、本発明の方法を採用した場合には切
断に伴うロスが少なくて済むので高価な薄物の人工大理
石板に適用することが好ましい。
【0008】裏打ち板3としては通常木質系の板材が好
適に使用され、特に加工性、強度、釘打ち特性などを考
慮すると合板を使用するのが最も好ましい。
【0009】本発明の化粧パネル1は上述した化粧板を
NCルータ、レーザ切断機などを用いて少なくとも1辺
が曲線状になるようにカットして表面化粧板とする。曲
線状の辺21の形状については特に制限はないが、後述
する裏打ち板3を貼り合わせた時に形成される凸部41
及び凹部42が1辺当たり2個以上になるように形成す
るのが化粧パネル1を固定するための釘打ち、ネジ止め
などの作業性が良くなるので好ましい。また、表面化粧
板2の隅部付近における曲線を滑らかにするのが継ぎ目
における模様ズレを防止する上で好ましい。このような
表面化粧板2を色調あるいは模様の異なった化粧板から
複数枚作成することにより、曲線状の辺を境として曲線
模様を有する化粧パネルを得ることができるのである。
なお、切断の際の残った曲線状の辺もそのまま別の表面
化粧板2として使用できるのでロスの発生を最小限にす
ることができるのである。
【0010】また、裏打ち板3は鋸盤その他を用いて、
例えば、合板、パーティクルボード、MDF等から作成
される。裏打ち板3の形状については、得られる化粧パ
ネル1を複数枚組み合わせた時に裏打ち板3同士が重な
らないような形状で有れば特に制限はなく、例えば、通
常の実加工を施した化粧板の裏打ち板と同様に形成すれ
ば良い。このような裏打ち板3を、上記表面化粧板2の
裏面に裏打ち板3を貼り合わせて本発明の化粧パネル1
が得られる。
【0011】
【実施例】以下に本発明を図面に基づいて説明する。図
1(A)の平面図で示される化粧パネル1は本発明の第
1実施例であり、図1(B)は色調の異なる図1(A)
の化粧パネル1を複数枚継ぎ合わせて施工した場合の外
観図である。この化粧パネル1の施工方法は従来の実継
ぎ施工と同様に、まず最初の化粧パネル1を位置決めし
て、表面化粧板2の凹部42に当たる裏打ち板3に釘打
ちあるいはネジ止めし、次いで、凹部42には凸部4
1、凸部41には凹部42が来るように色調の異なる化
粧パネル1を実継ぎすることを繰り返すことによって大
面積の化粧面が形成される。
【0012】それに対して図2(A)は従来の実加工さ
れた正方形の化粧パネル1’を示し。図2(B)はそれ
を複数枚継ぎ合わせて施工した場合の外観図である。図
2からも従来の実加工方法では曲線模様は形成できない
ことが明らかである。
【0013】図3(A)の平面図で示される化粧パネル
1は本発明の第2実施例であり、この場合隅部22付近
の曲線が滑らかに形成されているので多少加工精度が悪
い場合でも模様ズレが生じにくいという特徴を有してい
る。
【0014】
【効果】本発明によって、曲線模様を有する大面積の壁
面や床面を比較的小さな化粧パネル1を用いて簡単な施
工方法で形成することが可能となった。しかも、本発明
の化粧パネル1を製造する際に発生するロスも少なくて
済むので高価な薄物の人工大理石板を用いたパネルであ
っても比較的安価に提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧パネルの一例を示す平面図(A)
及びそれを施工した場合の外観図(B)である。
【図2】従来の正方形状の化粧パネルの平面図(A)及
びそれを施工した場合の外観図(B)である。
【図3】本発明の化粧パネルの他の一例を示す平面図
(A)及びそれを施工した場合の外観図(B)である。
【符号の説明】
1 本発明の化粧パネル 1’ 従来の化粧パネル 2 表面化粧板 21 曲線状の辺 3 裏打ち板 41 凸部 42 凹部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲線状の辺21を1個以上有する表面化粧
    板2の裏面に裏打ち板3を貼り合わせて、曲線状の辺2
    1と裏打ち板3の当該辺とからなる辺に実継ぎ可能な曲
    線状の凸部41及び曲線状の凹部42を形成することを
    特徴とする化粧パネル1。
  2. 【請求項2】1辺当たりの凸部41及び凹部42が2個
    以上有することを特徴とする請求項1記載の化粧パネル
    1。
  3. 【請求項3】表面化粧板2の厚みが8mm以下であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の化粧パネル1。
  4. 【請求項4】裏打ち板3が木質系板材からなることを特
    徴とする請求項1記載の化粧パネル1。
  5. 【請求項5】曲線状の辺21の隅部の勾配が滑らかにな
    るように形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の化粧パネル。
  6. 【請求項6】表面化粧板が人工大理石板であることを特
    徴とする請求項1記載の化粧パネル。
JP19132795A 1995-07-27 1995-07-27 化粧パネル Pending JPH0941617A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101806137A (zh) * 2010-04-02 2010-08-18 吴永志 波纹组合式地板
CN103073929A (zh) * 2012-12-31 2013-05-01 天津众智科技有限公司 二氧化钛和高岭土形成的包囊材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101806137A (zh) * 2010-04-02 2010-08-18 吴永志 波纹组合式地板
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