JPH08238079A - プルーン葉茶とその飲料及び抽出液乾固物 - Google Patents
プルーン葉茶とその飲料及び抽出液乾固物Info
- Publication number
- JPH08238079A JPH08238079A JP7043774A JP4377495A JPH08238079A JP H08238079 A JPH08238079 A JP H08238079A JP 7043774 A JP7043774 A JP 7043774A JP 4377495 A JP4377495 A JP 4377495A JP H08238079 A JPH08238079 A JP H08238079A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prune
- leaf tea
- dried
- tea
- sod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プルーン生葉の有効利用を達成し、抗酸化
剤、および活性酸素消去の作用を有するプルーン葉茶と
プルーン葉茶飲料の提供するとともに、プルーン生葉及
びプルーン葉茶から簡単に得られる抽出液濃縮乾固物
を、抗酸化物質、および活性酸素消去の作用を示すとこ
ろのSODの代用物質(SOD様活性物質)として安価
に提供することを目的とする。 【構成】 プルーン生葉を原料とし、これに乾燥、蒸煮
して乾燥、乾燥して焙煎するいずれかの処理又はプルー
ン生葉を原料とし、これに凍結、解凍、発酵、蒸気通し
乾燥、本乾燥の処理を加えたプルーン葉茶と、該プルー
ン葉茶に直接又は粉砕して沸騰水を加えて得られるプル
ーン葉茶飲料と、プルーン生葉及びプルーン葉茶の熱水
又は親水性有機溶媒により抽出した抽出液濃縮乾固物。
剤、および活性酸素消去の作用を有するプルーン葉茶と
プルーン葉茶飲料の提供するとともに、プルーン生葉及
びプルーン葉茶から簡単に得られる抽出液濃縮乾固物
を、抗酸化物質、および活性酸素消去の作用を示すとこ
ろのSODの代用物質(SOD様活性物質)として安価
に提供することを目的とする。 【構成】 プルーン生葉を原料とし、これに乾燥、蒸煮
して乾燥、乾燥して焙煎するいずれかの処理又はプルー
ン生葉を原料とし、これに凍結、解凍、発酵、蒸気通し
乾燥、本乾燥の処理を加えたプルーン葉茶と、該プルー
ン葉茶に直接又は粉砕して沸騰水を加えて得られるプル
ーン葉茶飲料と、プルーン生葉及びプルーン葉茶の熱水
又は親水性有機溶媒により抽出した抽出液濃縮乾固物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料として或は食品、
食品添加物、化粧品、医薬等の分野に於いて利用可能な
天然の抗酸化活性および活性酸素消去作用を有するプル
ーン葉茶とその飲料及び抽出液乾固物に関するものであ
る。
食品添加物、化粧品、医薬等の分野に於いて利用可能な
天然の抗酸化活性および活性酸素消去作用を有するプル
ーン葉茶とその飲料及び抽出液乾固物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に酸素は、生命体にとって必須のも
のであるが、反面、生体に害を及ぼす要因となるス−パ
−オキサイドと呼ばれる活性酸素を生成する。
のであるが、反面、生体に害を及ぼす要因となるス−パ
−オキサイドと呼ばれる活性酸素を生成する。
【0003】この活性酸素は、鉄や銅などの金属触媒に
より還元されて過酸化水素となり、さらに活性酸素中で
最も反応性が高く、生体に害を及ぼすヒドロキシラジカ
ルとなって、DNAを切断したり、また脂質を酸化し、
老化促進因子とされる過酸化脂質を生成するだけでな
く、通常生体内でSOD(ス−パ−オキシドディスムタ
−ゼ)と呼ばれる酵素により消去されるものの、ストレ
ス、高齢化などによってこのSODが減少する結果、生
体内でバランスが崩れ、活性酸素によって過酸化脂質が
増加して、心筋梗塞、動脈硬化、糖尿病、癌、脳卒中、
白内障、肩こり、冷え性、シミ、ソバかす、しわ等の原
因となるなど健康に悪影響を与える。
より還元されて過酸化水素となり、さらに活性酸素中で
最も反応性が高く、生体に害を及ぼすヒドロキシラジカ
ルとなって、DNAを切断したり、また脂質を酸化し、
老化促進因子とされる過酸化脂質を生成するだけでな
く、通常生体内でSOD(ス−パ−オキシドディスムタ
−ゼ)と呼ばれる酵素により消去されるものの、ストレ
ス、高齢化などによってこのSODが減少する結果、生
体内でバランスが崩れ、活性酸素によって過酸化脂質が
増加して、心筋梗塞、動脈硬化、糖尿病、癌、脳卒中、
白内障、肩こり、冷え性、シミ、ソバかす、しわ等の原
因となるなど健康に悪影響を与える。
【0004】このような悪影響を与える活性酸素の働き
を低下させるものとして、化学合成品のBHA(ブチル
ヒドロキシアニソ−ル)、BHT(ブチルヒドロキシト
ルエン)等の抗酸化剤があり、また活性酸素消去物質と
して、生体内の酵素であるス−パ−オキシドディスムタ
−ゼ(SOD)が見出されている。
を低下させるものとして、化学合成品のBHA(ブチル
ヒドロキシアニソ−ル)、BHT(ブチルヒドロキシト
ルエン)等の抗酸化剤があり、また活性酸素消去物質と
して、生体内の酵素であるス−パ−オキシドディスムタ
−ゼ(SOD)が見出されている。
【0005】プルーンはバラ科サクラ属スモモ(Prunus
domestica LLIN.)であり、 日本ではセイヨウスモモ又
はヨーロッパスモモと呼ばれ、果実は乾燥果実として菓
子、料理に広く用いられているとともに、乾燥果実の水
抽出エキスは健康食品として広く知られている。近年、
日本国内でも栽培されるようになり、青果として出回る
ようになってきたが、プルーンの葉の有効利用について
は未だ報告されていない。
domestica LLIN.)であり、 日本ではセイヨウスモモ又
はヨーロッパスモモと呼ばれ、果実は乾燥果実として菓
子、料理に広く用いられているとともに、乾燥果実の水
抽出エキスは健康食品として広く知られている。近年、
日本国内でも栽培されるようになり、青果として出回る
ようになってきたが、プルーンの葉の有効利用について
は未だ報告されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、茶葉以外か
ら作られる茶飲料、例えば、ドクダミ茶、ビワ茶、アシ
タバ茶、ギムネマ茶、杜仲茶、ルイボス茶、柿の葉茶等
は、香り、甘み、風味、飲み易さにおいて難点があり、
また前記抗酸化剤は化学合成品であり、活性酸素消去剤
は、その精製が困難であるため著しく高価なものとなる
だけでなく、熱に不安定で失活し易いため、近年、香
り、甘み、風味、飲み易さにおいて好ましい茶飲料の出
現と、SODと同様に活性酸素消去作用を示し、簡易で
安価に得られるSODの代用物質(SOD様活性物質)
の出現が望まれている。
ら作られる茶飲料、例えば、ドクダミ茶、ビワ茶、アシ
タバ茶、ギムネマ茶、杜仲茶、ルイボス茶、柿の葉茶等
は、香り、甘み、風味、飲み易さにおいて難点があり、
また前記抗酸化剤は化学合成品であり、活性酸素消去剤
は、その精製が困難であるため著しく高価なものとなる
だけでなく、熱に不安定で失活し易いため、近年、香
り、甘み、風味、飲み易さにおいて好ましい茶飲料の出
現と、SODと同様に活性酸素消去作用を示し、簡易で
安価に得られるSODの代用物質(SOD様活性物質)
の出現が望まれている。
【0007】本発明は、プルーン生葉の有効利用を達成
するものであり、香り、甘み、風味、飲み易さにおいて
好ましい、プルーン生葉を利用したプルーン葉茶とその
飲料を提供すること、プルーン生葉またはプルーン葉茶
から簡単に得られる、天然の抗酸化剤、およびSODと
同様に活性酸素消去の作用を示すところのSODの代用
物質(SOD様活性物質)としての抽出液濃縮乾固物を
安価に提供することを目的としている。
するものであり、香り、甘み、風味、飲み易さにおいて
好ましい、プルーン生葉を利用したプルーン葉茶とその
飲料を提供すること、プルーン生葉またはプルーン葉茶
から簡単に得られる、天然の抗酸化剤、およびSODと
同様に活性酸素消去の作用を示すところのSODの代用
物質(SOD様活性物質)としての抽出液濃縮乾固物を
安価に提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、プルーン
の果実とは別に、プルーンの葉に着眼するとともに、上
記状況に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、プルーン生葉を
原料とし、これに乾燥、蒸煮して乾燥、乾燥して焙煎す
るいずれかの処理又はプルーン生葉を原料とし、これに
凍結、解凍、発酵、蒸気通し乾燥、本乾燥の処理を加え
たプルーン葉茶を、直接又は粉砕して、沸騰水を加えて
得られるプルーン葉茶飲料が、わずかに甘みを呈し、風
味は良好で飲みやすく、さらに、プルーン生葉およびプ
ルーン葉茶の抽出液を濃縮した乾固物が、天然由来のも
のでありながら、α−トコフェロ−ルより強く、化学合
成品(BHT)と同等の抗酸化活性を示すとともに活性
酸素消去の効果(SOD様活性)も示すことを確認し、
健康飲料として極めて有用であることを認知した。
の果実とは別に、プルーンの葉に着眼するとともに、上
記状況に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、プルーン生葉を
原料とし、これに乾燥、蒸煮して乾燥、乾燥して焙煎す
るいずれかの処理又はプルーン生葉を原料とし、これに
凍結、解凍、発酵、蒸気通し乾燥、本乾燥の処理を加え
たプルーン葉茶を、直接又は粉砕して、沸騰水を加えて
得られるプルーン葉茶飲料が、わずかに甘みを呈し、風
味は良好で飲みやすく、さらに、プルーン生葉およびプ
ルーン葉茶の抽出液を濃縮した乾固物が、天然由来のも
のでありながら、α−トコフェロ−ルより強く、化学合
成品(BHT)と同等の抗酸化活性を示すとともに活性
酸素消去の効果(SOD様活性)も示すことを確認し、
健康飲料として極めて有用であることを認知した。
【0009】また、前記のように、プルーン生葉および
プルーン葉茶の抽出液濃縮乾固物は、天然由来のもので
ありながら、α−トコフェロ−ルより強く、化学合成品
(BHT)と同等の抗酸化活性を示すとともに活性酸素
消去作用の効果(SOD様活性)も示すことから、食
品、食品添加物、化粧品、医薬等の分野に於いて、有効
利用可能なものである。
プルーン葉茶の抽出液濃縮乾固物は、天然由来のもので
ありながら、α−トコフェロ−ルより強く、化学合成品
(BHT)と同等の抗酸化活性を示すとともに活性酸素
消去作用の効果(SOD様活性)も示すことから、食
品、食品添加物、化粧品、医薬等の分野に於いて、有効
利用可能なものである。
【0010】
【実施例】まず、本発明に係るプルーン生葉を利用した
プルーン葉茶とその飲料について説明する。
プルーン葉茶とその飲料について説明する。
【0011】プルーン生葉を、乾燥、蒸煮、焙煎、発酵
のそれぞれの処理手段によりプルーン葉茶を製造し、そ
れぞれのプルーン葉茶に沸騰水を加えてプルーン葉茶飲
料とし、このプルーン葉茶飲料と従来の数種の飲料茶
(ドクダミ茶、ビワの葉茶、柿の葉茶)との官能検査を
実施した。
のそれぞれの処理手段によりプルーン葉茶を製造し、そ
れぞれのプルーン葉茶に沸騰水を加えてプルーン葉茶飲
料とし、このプルーン葉茶飲料と従来の数種の飲料茶
(ドクダミ茶、ビワの葉茶、柿の葉茶)との官能検査を
実施した。
【0012】A プルーンの原料生葉、約100gを 50 〜
100 ℃、5〜1時間の乾燥 処理を行い、最終水分3〜
4%の乾燥プルーン葉茶、約 40gを得た。 B プルーンの原料生葉、約 100g を水蒸気中で約 40
分間蒸煮後、50〜 100℃、 3〜1時間の乾燥処理を行
い、最終水分3〜4%の蒸煮プルーン葉茶約40gを得
た。 C 中華鍋を強熱し、Aの乾燥プルーン葉茶を投入後、
直ちに火から下ろし、余熱で芳しくなるまで焙煎し、焙
煎プルーン葉茶を得た。 D プルーンの原料生葉、約 45gを−20℃で一晩凍結
後、解凍し、40℃で二晩発酵させ、100 ℃の蒸気を 10
分間通して酵素失活及び荒乾燥を行った後、80℃で1.5
時間の本乾燥を行って、約 17gの発酵プルーン葉茶を得
た。
100 ℃、5〜1時間の乾燥 処理を行い、最終水分3〜
4%の乾燥プルーン葉茶、約 40gを得た。 B プルーンの原料生葉、約 100g を水蒸気中で約 40
分間蒸煮後、50〜 100℃、 3〜1時間の乾燥処理を行
い、最終水分3〜4%の蒸煮プルーン葉茶約40gを得
た。 C 中華鍋を強熱し、Aの乾燥プルーン葉茶を投入後、
直ちに火から下ろし、余熱で芳しくなるまで焙煎し、焙
煎プルーン葉茶を得た。 D プルーンの原料生葉、約 45gを−20℃で一晩凍結
後、解凍し、40℃で二晩発酵させ、100 ℃の蒸気を 10
分間通して酵素失活及び荒乾燥を行った後、80℃で1.5
時間の本乾燥を行って、約 17gの発酵プルーン葉茶を得
た。
【0013】上記の各製法で得られた4種類のプルーン
葉茶を、それぞれ市販の茶と同程度に粉砕し、3gに沸
騰水 500mlを加えて弱火で2分間加熱後5分間放置して
得た抽出液からなる各プルーン葉茶飲料と、飲料茶とし
て従来より飲用されているドクダミ茶、ビワの葉茶、カ
キの葉茶の飲料を比較対象として、官能検査を実施し
た。
葉茶を、それぞれ市販の茶と同程度に粉砕し、3gに沸
騰水 500mlを加えて弱火で2分間加熱後5分間放置して
得た抽出液からなる各プルーン葉茶飲料と、飲料茶とし
て従来より飲用されているドクダミ茶、ビワの葉茶、カ
キの葉茶の飲料を比較対象として、官能検査を実施し
た。
【0014】上記官能検査は、検査項目として、香り、
味および総合評価を設定し、パネラー4名で実施し、そ
の好ましさについて5段階法(好ましい:+2、やや好
ましい:+1、普通:0、やや悪い:−1、悪い:−
2)で評価した結果は、表1に示す通りであった。
味および総合評価を設定し、パネラー4名で実施し、そ
の好ましさについて5段階法(好ましい:+2、やや好
ましい:+1、普通:0、やや悪い:−1、悪い:−
2)で評価した結果は、表1に示す通りであった。
【0015】
【表1】
【0016】上記の結果から明らかなように、本発明に
よるプルーン葉茶飲料は、全ての検査項目及び総合評価
において、比較対象とした飲料茶よりも、好ましい風味
があるとの結果を得た。特に、生葉を蒸煮した後、乾燥
して得られた蒸煮プルーン葉茶飲料は、他のプルーン葉
茶飲料中、最もクセのない非常に飲みやすいものであっ
た。
よるプルーン葉茶飲料は、全ての検査項目及び総合評価
において、比較対象とした飲料茶よりも、好ましい風味
があるとの結果を得た。特に、生葉を蒸煮した後、乾燥
して得られた蒸煮プルーン葉茶飲料は、他のプルーン葉
茶飲料中、最もクセのない非常に飲みやすいものであっ
た。
【0017】次にプルーン生葉およびプルーン葉茶の抽
出液濃縮乾固物の抗酸化性及び活性酸素消去の作用につ
いて説明する。
出液濃縮乾固物の抗酸化性及び活性酸素消去の作用につ
いて説明する。
【0018】(プルーン生葉及びプルーン葉茶の熱水抽
出液濃縮乾固物の調製)上記の製法で得られた各プルー
ン葉茶及びプルーン生葉をそれぞれ粉砕し、その3gに
沸騰水 500mlを加え弱火で2分間加熱後、5分間放置し
て抽出液を得た。これらを40℃減圧下で濃縮、乾固する
ことにより、乾燥プルーン葉茶および蒸煮プルーン葉茶
は約1.5 g、焙煎プルーン葉茶は約0.5g、発酵プルーン
葉茶は約1.0 g、プルーン生葉は約1.7 gの茶褐色の濃
縮乾固物が得られた。
出液濃縮乾固物の調製)上記の製法で得られた各プルー
ン葉茶及びプルーン生葉をそれぞれ粉砕し、その3gに
沸騰水 500mlを加え弱火で2分間加熱後、5分間放置し
て抽出液を得た。これらを40℃減圧下で濃縮、乾固する
ことにより、乾燥プルーン葉茶および蒸煮プルーン葉茶
は約1.5 g、焙煎プルーン葉茶は約0.5g、発酵プルーン
葉茶は約1.0 g、プルーン生葉は約1.7 gの茶褐色の濃
縮乾固物が得られた。
【0019】(プルーン生葉及びプルーン葉茶の親水性
有機溶媒抽出液濃縮乾固物の調製)前述の製法で得られ
たプルーン生葉とプルーン葉茶をそれぞれ粉砕し、各3
gにエタノール 500mlを加え3日間放置して抽出液を得
た。これらを 40 ℃減圧下で濃縮、乾固することによ
り、乾燥プルーン葉茶は1.0g、蒸煮プルーン葉茶および
焙煎プルーン葉茶は約1.2g、発酵プルーン葉茶は約1.4
g、プルーン生葉は約0.8gの茶褐色の濃縮乾固物が得ら
れた。以下これらの濃縮乾固物について抗酸化活性測定
試験およびSOD様活性試験を行った。
有機溶媒抽出液濃縮乾固物の調製)前述の製法で得られ
たプルーン生葉とプルーン葉茶をそれぞれ粉砕し、各3
gにエタノール 500mlを加え3日間放置して抽出液を得
た。これらを 40 ℃減圧下で濃縮、乾固することによ
り、乾燥プルーン葉茶は1.0g、蒸煮プルーン葉茶および
焙煎プルーン葉茶は約1.2g、発酵プルーン葉茶は約1.4
g、プルーン生葉は約0.8gの茶褐色の濃縮乾固物が得ら
れた。以下これらの濃縮乾固物について抗酸化活性測定
試験およびSOD様活性試験を行った。
【0020】(抗酸化活性測定法・・ロダン鉄法)試料
を0.02%濃度になるようエタノ−ルに溶解し、この0.02
%試料のエタノ−ル溶液2mlと2.51%のリノ−ル酸エタ
ノ−ル溶液 2.0ml、0.05Mりん酸緩衝液(pH7.0 )4.0m
l 、水 2.0mlをスクリュ−キャップ付きの褐色バイアル
瓶(φ=35mm、H=75mm)に入れて混合し、40℃で保存
した。
を0.02%濃度になるようエタノ−ルに溶解し、この0.02
%試料のエタノ−ル溶液2mlと2.51%のリノ−ル酸エタ
ノ−ル溶液 2.0ml、0.05Mりん酸緩衝液(pH7.0 )4.0m
l 、水 2.0mlをスクリュ−キャップ付きの褐色バイアル
瓶(φ=35mm、H=75mm)に入れて混合し、40℃で保存
した。
【0021】この試料溶液を 0.1ml採取し、これに75%
エタノ−ル溶液を 9.7ml、ロダン鉄アンモニウム水溶液
0.1mlをそれぞれ加え、さらに 0.02 M塩化第二鉄 3.5
%塩酸溶液を 0.1mlを添加して、正確に3分後、OD50
0 nm の吸光値を測定した。この操作を一日毎に10日間
行ない、試料無添加をコントロ−ルとしてリノ−ル酸の
経時的な変敗度を測定した結果、図1及び図2に示すよ
うにプルーン葉茶及びプルーン生葉の抽出液濃縮乾固物
は、すべてα−トコフェロ−ルより高く、BHTと同等
の高い抗酸化活性があることが判った。
エタノ−ル溶液を 9.7ml、ロダン鉄アンモニウム水溶液
0.1mlをそれぞれ加え、さらに 0.02 M塩化第二鉄 3.5
%塩酸溶液を 0.1mlを添加して、正確に3分後、OD50
0 nm の吸光値を測定した。この操作を一日毎に10日間
行ない、試料無添加をコントロ−ルとしてリノ−ル酸の
経時的な変敗度を測定した結果、図1及び図2に示すよ
うにプルーン葉茶及びプルーン生葉の抽出液濃縮乾固物
は、すべてα−トコフェロ−ルより高く、BHTと同等
の高い抗酸化活性があることが判った。
【0022】(SOD様活性測定法)SOD様活性測定
にはNBT法を用いた。これによれば、キサンチンにキ
サンチンオキシダ−ゼを作用させることによりス−パ−
オキサイドが生成され、このス−パ−オキサイドがニト
ロブル−テトラゾリウム(NBT)を還元してジホルマ
ザンを生成する。このジホルマザン生成量はOD560nm
の吸光度で求めることができ、またSOD様活性物質
は、ス−パオキサイドを消去してジホルマザンの生成を
抑えるため、その阻害率を求めることにより、SOD様
活性を測定することができる。
にはNBT法を用いた。これによれば、キサンチンにキ
サンチンオキシダ−ゼを作用させることによりス−パ−
オキサイドが生成され、このス−パ−オキサイドがニト
ロブル−テトラゾリウム(NBT)を還元してジホルマ
ザンを生成する。このジホルマザン生成量はOD560nm
の吸光度で求めることができ、またSOD様活性物質
は、ス−パオキサイドを消去してジホルマザンの生成を
抑えるため、その阻害率を求めることにより、SOD様
活性を測定することができる。
【0023】そこで、以下のような操作で測定を行っ
た。 A:0.4 %〜2%の試料水溶液0.1ml に発色液( 0.1M
りん酸緩衝液pH8.0 、キサンチン0.4mmol /l 、ニトロ
ブル−テトラゾリウム0.24mmol/l )を1.0 ml、酵素液
(キサンチンオキシダ−ゼ0.049unit /ml、0.1 Mりん
酸緩衝液pH8.0 )1.0ml を加え、37℃水浴中で20分
間正確に加温し、反応停止液(ドデシル硫酸ナトリウム
溶液69mmol/l )2.0ml を加え、反応を停止した後、分
光光度計にてOD560nmの吸光値を測定した。 B:Aでの試料水溶液の代わりに蒸留水を用いて同様の
操作を行い、OD560nmの吸光値を測定した。(盲検) C:Aでの酵素溶液の代わりに0.1 Mりん酸緩衝液(pH
8.0)1.0 mlを用いて同様の操作を行い、OD560nmの
吸光値を測定した。(検体盲検) D:Aでの試料水溶液の代わりに蒸留水を用い、さらに
酵素液の代わりに0.1Mりん酸緩衝液(pH 8.0)1.0ml
を用いて同様の操作を行ない、OD560nmの吸光値を測
定した。(試薬盲検) 上記、A〜Dの値を用い、以下の数式にしたがって阻害
率を求めた。
た。 A:0.4 %〜2%の試料水溶液0.1ml に発色液( 0.1M
りん酸緩衝液pH8.0 、キサンチン0.4mmol /l 、ニトロ
ブル−テトラゾリウム0.24mmol/l )を1.0 ml、酵素液
(キサンチンオキシダ−ゼ0.049unit /ml、0.1 Mりん
酸緩衝液pH8.0 )1.0ml を加え、37℃水浴中で20分
間正確に加温し、反応停止液(ドデシル硫酸ナトリウム
溶液69mmol/l )2.0ml を加え、反応を停止した後、分
光光度計にてOD560nmの吸光値を測定した。 B:Aでの試料水溶液の代わりに蒸留水を用いて同様の
操作を行い、OD560nmの吸光値を測定した。(盲検) C:Aでの酵素溶液の代わりに0.1 Mりん酸緩衝液(pH
8.0)1.0 mlを用いて同様の操作を行い、OD560nmの
吸光値を測定した。(検体盲検) D:Aでの試料水溶液の代わりに蒸留水を用い、さらに
酵素液の代わりに0.1Mりん酸緩衝液(pH 8.0)1.0ml
を用いて同様の操作を行ない、OD560nmの吸光値を測
定した。(試薬盲検) 上記、A〜Dの値を用い、以下の数式にしたがって阻害
率を求めた。
【0024】
【数1】
【0025】この結果、熱水抽出の場合は、表2に示し
たように反応液中の濃縮乾固物の濃度が、1000ppm
の時に阻害率67〜70%、200ppm の時に22〜2
4%、40ppm の時に3〜5%となり、また、エタノー
ル抽出の場合は、表3に示したように反応液中の各濃縮
乾固物の濃度が1000ppm の時に阻害率64〜72
%、200ppm の時に19〜28%、40ppm の時に2
〜6%となり、SOD様活性効果があることが示され
た。
たように反応液中の濃縮乾固物の濃度が、1000ppm
の時に阻害率67〜70%、200ppm の時に22〜2
4%、40ppm の時に3〜5%となり、また、エタノー
ル抽出の場合は、表3に示したように反応液中の各濃縮
乾固物の濃度が1000ppm の時に阻害率64〜72
%、200ppm の時に19〜28%、40ppm の時に2
〜6%となり、SOD様活性効果があることが示され
た。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、抗酸化活性及び活性酸
素消去の作用を有するプルーン葉茶の提供と、香り、甘
み、風味、飲み易さにおいて好ましく、抗酸化活性及び
活性酸素消去の作用による老化防止、健康増進にすぐれ
た効果のあるプルーン葉茶飲料が提供でき、プルーン生
葉を有効に利用することができる。
素消去の作用を有するプルーン葉茶の提供と、香り、甘
み、風味、飲み易さにおいて好ましく、抗酸化活性及び
活性酸素消去の作用による老化防止、健康増進にすぐれ
た効果のあるプルーン葉茶飲料が提供でき、プルーン生
葉を有効に利用することができる。
【0029】なお、乾燥処理の前処理として蒸煮するこ
とによって、より風味の好ましいプルーン葉茶飲料が得
られ、或は製法の異なる単品相互又は他の茶、例えば、
緑茶、ウーロン茶、ハトムギ茶などとブレンドしても風
味を損なうことなく、おいしく飲みやすい飲料が得られ
る。
とによって、より風味の好ましいプルーン葉茶飲料が得
られ、或は製法の異なる単品相互又は他の茶、例えば、
緑茶、ウーロン茶、ハトムギ茶などとブレンドしても風
味を損なうことなく、おいしく飲みやすい飲料が得られ
る。
【0030】またプルーン生葉、プルーン葉茶から簡単
に得られる抽出液濃縮乾固物は、抗酸化剤および活性酸
素消去の作用を示すところのSODの代用物質(SOD
様活性物質)として安価に提供することができ、食品、
食品添加物、化粧品、医薬等の分野での利用価値が高
く、老化防止、健康増進にすぐれた効果があるものとし
て各分野に提供することが可能となったのである。
に得られる抽出液濃縮乾固物は、抗酸化剤および活性酸
素消去の作用を示すところのSODの代用物質(SOD
様活性物質)として安価に提供することができ、食品、
食品添加物、化粧品、医薬等の分野での利用価値が高
く、老化防止、健康増進にすぐれた効果があるものとし
て各分野に提供することが可能となったのである。
【図1】 乾燥プルーン葉茶、蒸煮プルーン葉茶、焙煎
プルーン葉茶、発酵プルーン葉茶、プルーン生葉の各熱
水抽出液濃縮乾固物およびα−トコフェロ−ル、BHT
との抗酸化活性の比較図である。
プルーン葉茶、発酵プルーン葉茶、プルーン生葉の各熱
水抽出液濃縮乾固物およびα−トコフェロ−ル、BHT
との抗酸化活性の比較図である。
【図2】 乾燥プルーン葉茶、蒸煮プルーン葉茶、焙煎
プルーン葉茶、発酵プルーン葉茶、プルーン生葉の各エ
タノール抽出液濃縮乾固物およびα−トコフェロ−ル、
BHTとの抗酸化活性の比較図である。
プルーン葉茶、発酵プルーン葉茶、プルーン生葉の各エ
タノール抽出液濃縮乾固物およびα−トコフェロ−ル、
BHTとの抗酸化活性の比較図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この試料溶液を 0.1ml採取し、これに75%
エタノ−ル溶液を 9.7ml、30%チオシアン酸アンモニウ
ム水溶液 0.1mlをそれぞれ加え、さらに 0.02 M塩化第
二鉄3.5%塩酸溶液を 0.1mlを添加して、正確に3分
後、OD500 nm の吸光値を測定した。この操作を一日
毎に10日間行ない、試料無添加をコントロ−ルとしてリ
ノ−ル酸の経時的な変敗度を測定した結果、図1及び図
2に示すようにプルーン葉茶及びプルーン生葉の抽出液
濃縮乾固物は、すべてα−トコフェロ−ルより高く、B
HTと同等の高い抗酸化活性があることが判った。
エタノ−ル溶液を 9.7ml、30%チオシアン酸アンモニウ
ム水溶液 0.1mlをそれぞれ加え、さらに 0.02 M塩化第
二鉄3.5%塩酸溶液を 0.1mlを添加して、正確に3分
後、OD500 nm の吸光値を測定した。この操作を一日
毎に10日間行ない、試料無添加をコントロ−ルとしてリ
ノ−ル酸の経時的な変敗度を測定した結果、図1及び図
2に示すようにプルーン葉茶及びプルーン生葉の抽出液
濃縮乾固物は、すべてα−トコフェロ−ルより高く、B
HTと同等の高い抗酸化活性があることが判った。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 35/78 AGZ A23L 2/00 F (72)発明者 栢野 新市 兵庫県西宮市鳴尾浜3丁目12番4号 三基 商事株式会社総合研究所内 (72)発明者 芳谷 道男 兵庫県西宮市鳴尾浜3丁目12番4号 三基 商事株式会社総合研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 プルーン生葉を原料とし、これに乾燥、
蒸煮して乾燥、乾燥して焙煎するいずれかの処理手段を
施したプルーン葉茶。 - 【請求項2】 プルーン生葉を原料とし、これに凍結、
解凍、発酵、蒸気通し乾燥、本乾燥の処理を加えたプル
ーン葉茶。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のプルーン葉茶を、
直接又は粉砕して、沸騰水を加えて得られるプルーン葉
茶飲料。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載のプルーン葉茶若し
くはプルーン生葉の熱水または親水性有機溶媒抽出液を
濃縮した乾固物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7043774A JPH08238079A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | プルーン葉茶とその飲料及び抽出液乾固物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7043774A JPH08238079A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | プルーン葉茶とその飲料及び抽出液乾固物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08238079A true JPH08238079A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12673109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7043774A Withdrawn JPH08238079A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | プルーン葉茶とその飲料及び抽出液乾固物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08238079A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007505848A (ja) * | 2003-09-19 | 2007-03-15 | エンゲルハルト アルツナイミッテル ゲーエムベーハー アンド コー ケイジー | 貯蔵安定性を有するツタの葉抽出物の製造方法および該方法に基いて製造される抽出物 |
JP2008167732A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Sato Shokuhin Kogyo Kk | 桜葉エキス粉末の製造方法 |
KR101011426B1 (ko) * | 2008-02-21 | 2011-01-28 | 농업회사법인 주식회사 다연 | 동결연잎을 이용한 연잎차의 제조방법 |
KR101484888B1 (ko) * | 2014-05-09 | 2015-01-22 | 주식회사 엘지생활건강 | 항산화 활성을 갖는 화장료 조성물 |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP7043774A patent/JPH08238079A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007505848A (ja) * | 2003-09-19 | 2007-03-15 | エンゲルハルト アルツナイミッテル ゲーエムベーハー アンド コー ケイジー | 貯蔵安定性を有するツタの葉抽出物の製造方法および該方法に基いて製造される抽出物 |
JP4773963B2 (ja) * | 2003-09-19 | 2011-09-14 | エンゲルハルト アルツナイミッテル ゲーエムベーハー アンド コー ケイジー | 貯蔵安定性を有するツタの葉抽出物の製造方法および該方法に基いて製造される抽出物 |
JP2008167732A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Sato Shokuhin Kogyo Kk | 桜葉エキス粉末の製造方法 |
KR101011426B1 (ko) * | 2008-02-21 | 2011-01-28 | 농업회사법인 주식회사 다연 | 동결연잎을 이용한 연잎차의 제조방법 |
KR101484888B1 (ko) * | 2014-05-09 | 2015-01-22 | 주식회사 엘지생활건강 | 항산화 활성을 갖는 화장료 조성물 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003527123A (ja) | 冷水可溶性茶 | |
Sharara | Copigmentation effect of some phenolic acids on stabilization of roselle (Hibiscus sabdariffa) anthocyanin extract | |
KR100665016B1 (ko) | 유기농 감귤을 이용한 진피차의 제조 방법 | |
JPH08238079A (ja) | プルーン葉茶とその飲料及び抽出液乾固物 | |
KR102048845B1 (ko) | 항산화능이 증진된 옥수수차의 제조방법 | |
KR100341813B1 (ko) | 매실을 이용한 과실주 제조방법 | |
KR20130032624A (ko) | 녹차 혼합 조성물 | |
KR20110008481A (ko) | 발효 마테차 제조 방법 | |
KR100567620B1 (ko) | 기능성 동백엽차의 제조방법 | |
KR102487459B1 (ko) | 발효하수오복합추출물을 함유하는 항산화 기능성 건강식품의 제조방법과 이에 의해 제조된 항산화 기능성 건강식품 | |
JPH08332061A (ja) | アボカド葉茶とその飲料及び抽出液乾固物 | |
KR100213828B1 (ko) | 곡류차의 저장성을 향상시키는 방법 | |
KR101662150B1 (ko) | 오디 식초를 이용한 초고추장 | |
CN113303383A (zh) | 一种多穗石柯红茶复合饮料及其制备方法 | |
KR100976619B1 (ko) | 가압 볶음 무말랭이 및 이의 용도 | |
JP2519170B2 (ja) | 色調、風味の優れたルイボスティ―エキスの製造法 | |
KR102230842B1 (ko) | 커피가 함유된 막걸리의 제조방법 | |
KR100688231B1 (ko) | 양파를 주재로 한 조합음료 및 그 제조방법 | |
Chung et al. | Effect of freezing treatment in tea preparation using Camellia sinensis leaves | |
JP7486100B2 (ja) | 粉末状食品、飲料、及び粉末状食品の製造方法 | |
JP2001149038A (ja) | サラシア食品素材およびその製造方法、およびその食品素材を含有する食品。 | |
JPH05308939A (ja) | 米からの抗酸化剤および鮮度保持剤 | |
KR101278068B1 (ko) | 청국장 제조방법 | |
KR102299517B1 (ko) | 귀리를 함유하는 기능성 곡물차 제조방법 | |
KR102256014B1 (ko) | 여성 질병 예방을 위한 기능성 건강 음료 및 그의 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |