JPH0823758A - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JPH0823758A
JPH0823758A JP18535194A JP18535194A JPH0823758A JP H0823758 A JPH0823758 A JP H0823758A JP 18535194 A JP18535194 A JP 18535194A JP 18535194 A JP18535194 A JP 18535194A JP H0823758 A JPH0823758 A JP H0823758A
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JP
Japan
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processing
chamber
cylinder
treating
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Withdrawn
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JP18535194A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Takeuchi
賢一朗 竹内
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱穀処理精度および効率の向上。 【構成】 扱室3の側部に連通する処理室23を設け
る。扱胴5と処理胴24とは対面部分においていずれも
上昇回転させる。複数の処理歯32は、始端側2から終
端側10に向けて搬送しうる連続螺旋翼状に配置する。
配置螺旋軌跡Xより外れた位置に処理棒33を配置す
る。処理棒33は、処理室内切刃37の刃部38と重合
するように配置構成した脱穀装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀装置に係るもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来公知の、実開昭56−62038号公
報には、扱室の側部に該扱室と独立した処理室を形成
し、扱胴と処理胴とを対面部分においていずれも上昇回
転するようにした構成について記載されている。また、
従来公知の、特開昭57−206309号公報には、扱
胴を軸装した扱室の側部に、前記扱胴と平行であって外
周面に処理歯を形成した処理胴を軸装し前記扱室と連通
する処理室を設け、前記処理室内に切刃を設けた脱穀装
置について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記実開昭56−62
038号公報に記載されたものは、扱室と処理室とが連
通していないこと、切刃を設けていないことから、扱室
の負荷が大きくて、ロスが多いという課題がある。この
点、特開昭57−206309号公報に記載されたもの
は、扱室と処理室とを連通させ、切刃を設けているが、
扱胴と処理胴の回転方向について考慮されていないか
ら、扱室と処理室との間を移行する移行物が互いに干渉
して、詰まり発生要因となるという課題がある。また、
切刃と処理歯とにより穀稈の切断作用を期待するから、
切断抵抗により負荷が大きくなるという課題がある。
【0004】
【発明の目的】脱穀処理精度および効率の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、扱胴
5を軸装した扱室3の側部に、前記扱胴5と平行であっ
て外周面に処理歯32を形成した処理胴24を軸装し前
記扱室3と一部連通する処理室23を設け、前記処理室
23内に切刃37を設けた脱穀装置において、前記扱胴
5と前記処理胴24とは対面部分においていずれも上昇
回転するようにし、前記複数の処理歯32は、始端側2
から終端側10に向けて搬送しうる連続螺旋翼状に配置
し、該配置螺旋軌跡Xより外れた位置であって前記処理
胴24の母線方向に所定間隔を置いて放射方向に突出す
る処理棒33を配置し、該処理棒33は、前記処理室内
切刃37の刃部38と重合するように配置構成した脱穀
装置、および、前記処理棒33は、処理胴24の軸心方
向であって処理歯32と重合する重合位置と重合しない
非重合位置とに切替自在に構成し、前記脱穀装置の負荷
が小のときは重合位置とし、前記負荷が大のときは非重
合位置とするように構成した脱穀装置としたものであ
る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
は脱穀装置のフレームであり、フレーム1の始端側2の
上部には扱室3を設け、扱室3内には外周に扱歯4を形
成した扱胴5を軸装する。扱胴5は扱室3の始端側側板
6と終端側側板7に扱胴軸8により軸装する。扱胴5の
主として下方側は扱網9により包囲して前記扱室3を形
成する。10は終端側、11は穀稈供給口、12は穀稈
排出口、13は穀稈供給搬送チエンと挾扼杆により構成
する穀稈供給搬送装置である(図2)。前記扱網9の下
方には前記穀稈の搬送方向に長く形成した風選室15を
形成する。風選室15の始端部側下方位置には該風選室
15に送風する送風唐箕16を設ける。風選室15内に
は、前記送風唐箕16の送風方向に往復揺動する揺動選
別装置17を設け、該揺動選別装置17の下方の前記送
風唐箕16側には一番コンベア18を設け、前記一番コ
ンベア18の終端には揚穀装置19を接続する。一番コ
ンベア18の前記送風方向下手側には二番コンベア20
を設け、前記二番コンベア20の終端は二番戻し装置2
1に接続する。
【0007】しかして、扱室3の側部には処理部22の
処理室23を設ける。処理室23は、正面からみて扱胴
5の斜め上側の側部に該扱胴5と平行な処理胴24を軸
装し、前記処理胴24の主として下側外周は略全長に亘
って処理網25により包囲し、前記扱胴5側には前記処
理胴24と平行な取付杆26を設け、取付杆26には、
所定間隔を置いて仕切部材27を設け、該仕切部材27
の間に始端側2より始端側連通口28と中間連通口29
と終端側連通口30を形成し、これらの連通口により処
理室23と扱室3とを連通させて形成する。前記処理胴
24の始端側2側の外周には、終端側10に処理物を移
送しうる螺旋状移送体31を設け、続いて処理歯32を
所定間隔を置いて複数設け、処理歯32の間の所定位置
には放射方向に突き出る軸状の処理棒33を設け、処理
歯32および処理棒33に続いて処理物を始端側2に戻
すように作用する戻し螺旋状移送体34を設ける。前記
処理歯32は、それぞれ別体に形成して処理胴24の外
周に固定しているが、板部材を処理胴24の外周に始端
側2から終端側10に向けて搬送しうる連続螺旋翼状に
固定し、該螺旋翼の一部を切欠いて間隔を空けたよう
に、配置構成している。そして、この処理歯32の配置
螺旋軌跡Xより外れた位置に前記処理棒33を配置する
(図5、図7)。
【0008】しかして、前記扱室3内には、扱室内切刃
36を、また、前記処理室23内にも、処理室内切刃3
7をそれぞれ設け、扱室内切刃36、処理室内切刃37
は共に所定間隔置いた一対の刃部38と基部の取付部3
9とにより構成する。そして、処理胴24の処理棒33
は処理室内切刃37の刃部38間を通過するように配置
する(図5、図6)。図8〜図10は第2実施例であ
り、前記処理胴24は中空筒の外筒42により形成し、
該外筒42に前記螺旋状移送体31および処理歯32お
よび螺旋状移送体34を設け、前記外筒42には処理胴
24の軸心方向に移動孔43を形成し、該移動孔43に
前記処理棒33を移動のみ自在に挿入する。処理棒33
は外筒42の内側に装着した取付枠44に固定し、取付
枠44は外筒42に軸心方向に摺動のみ自在に挿入し、
取付枠44の中心にはネジ溝を有するコマ部45を設
け、コマ部45にはネジ軸46を螺合させる。ネジ軸4
6はモーター47に接続し、モーター47は外筒42に
固定の固定板48に固定し、固定板48および前記取付
枠44の外側には取付板49を固定し、取付板49には
それぞれ処理胴軸50を固定し、処理胴軸50をフレー
ム1に軸装する。そして、前記処理棒33は、前記モー
ター47により、その位置を処理室内切刃37と重合す
る重合位置と重合しない非重合位置とに切替え自在に構
成し、脱穀装置の負荷が小のときは処理棒33を作用位
置とし、負荷が大のときは処理棒33を非作用位置に切
替える。
【0009】前記脱穀装置の負荷は、扱胴5および処理
胴24の回転数または回転トルクを検知する検知装置や
穀稈の量を検知するセンサー等の任意構成の負荷検知装
置により検知する構成とし、該負荷検知装置と前記モー
ター47とを制御部を介して接続し、負荷検知装置が検
知した負荷により自動的に処理棒33の位置を切替え
る。また、機体所望位置に操作レバー51を設け、操作
レバー51の基部にポジションセンサー52を設け、ポ
ジションセンサー52により操作レバー51の位置を検
知して、前記モーター47を作動させ、手動操作により
切替え可能に構成している。しかして、前記扱胴5と前
記処理胴24とは対面部分においていずれも上昇回転さ
せる。即ち、前記扱胴5と前記処理胴24とは対面部分
においていずれも上昇回転させると、扱室3内の被処理
物は扱胴5の下面側から始端側連通口28および中間連
通口29を通って処理胴24の上側の処理室23の始端
側2に入る。
【0010】また、処理室23の終端側10には始端側
2に戻すように作用する戻し螺旋状移送体34があるの
で、処理物は停滞することになること、処理胴24の遠
心力の作用等の理由により、処理胴24の下面側から終
端側連通口30を通って扱胴5の上側の扱室3に入り、
扱室3内の脱穀物と合流する。したがって、正面視にお
いて、処理物は、横向き「8」のように扱室3と処理室
23との間を移動し、被処理物の移行が円滑であり、詰
まりの発生がなく、扱室3および処理室23内の処理の
効率を向上させる。しかして、前記扱胴5の終端よりや
や始端側の前記処理胴24の外周には軸心方向と交差す
る円板形状の終端側仕切板終端側仕切板55を設け、終
端側仕切板55より終端側10の処理胴24の周囲を包
囲して前記扱室3の終端と連通する排塵室排塵室56を
形成する。即ち、一本の処理胴24を処理胴と排塵胴と
に兼用構成にする。前記排塵室56の始端部は扱室3の
終端部と平面視において重合し、該重合部分となる排塵
室56には排塵連通口57を設け、排塵室56内であっ
て排塵連通口57に臨む位置の処理胴24(便宜上、処
理胴と呼称するが、作用は従来の排塵胴である)の外周
には終端側10側に移送する螺旋状移送体58を設け、
続く処理胴24の外周には排塵処理歯59を設ける。し
たがって、処理部22は共通の処理胴24を有し、終端
側仕切板55までの間に前記扱室3と連通する前記処理
室23を形成し、前記終端側仕切板55より終端側10
に排塵室56を設けて構成している。60は前記取付杆
26と平行な横取付軸であり、前記扱室内切刃36を所
定間隔を置いて複数設ける。61は排塵口、62は上部
カバー、63は揺動選別装置17の移送突起を有する移
送棚、64は同シーブ、65は同ストローラック、66
は横断流吸引ファン、67はプーリー、68はギヤボッ
クスである。
【0011】
【作用】次に作用を述べる。穀稈供給搬送装置13が穀
稈を穀稈供給口11より供給して穀稈排出口12に搬送
させる間に、回転する扱胴5により脱穀し、扱網9より
漏れた脱穀物は揺動選別装置17の移送棚63上に落下
し、移送されて揺動するシーブ64上に至り、送風唐箕
16による送風とシーブ64の揺動により選別され、シ
ーブ64より落下した脱穀物は風選され、一番物は一番
コンベア18に落下して揚穀装置19に搬送され取出さ
れ、揺動選別装置17より落下しない藁屑等はストロー
ラック65に送られて機外に排出され、また、軽い塵埃
は横断流吸引ファン66により吸引排除され、揺動選別
装置17より落下した脱穀物のうち二番物は二番コンベ
ア20に入り、二番戻し装置21により揺動選別装置1
7の移送突起を有する移送棚63の始端側2に供給さ
れ、再び選別処理する。
【0012】しかして、扱室3の側部には、始端側連通
口28、中間連通口29により扱室3と連通している処
理室23を設けているので、扱室3内で発生した藁屑等
の脱穀物の一部は始端側連通口28、中間連通口29よ
り処理室23内に入り、始端側連通口28の部分には処
理胴24の螺旋状移送体31を臨ませているので、強制
的に移送され、次に、処理歯32および処理棒33の作
用により処理され、穀粒は処理網25より漏れて風選室
15内に入って風選され、また、処理室23の終端側1
0まで至った処理物は終端側仕切板55の存在と始端側
2側に移送しようと作用する戻し螺旋状移送体34によ
り排塵室56に入るのが阻止されることにより終端側連
通口30から扱室3に全部戻され、扱室3内で再び脱穀
され、処理室23および扱室3内で発生した藁屑は排塵
連通口57から排塵室56に入り、排塵室56内で処理
された藁屑は排出される。したがって、扱室3に処理室
23を並設しているから、扱室3の負荷を減少させ、処
理室23で処理された処理物も扱室3に一旦戻して脱穀
するので、穀稈に付着している穀粒は少なく、藁屑とと
もに穀粒が排出されるのを防止し、また、穀粒は風選室
15に落下するが、藁屑は排塵室56より風選室15の
終端側10に排出されるので、機外に効率よく除去でき
るだけでなく、風選効率も向上させ、脱穀ロスを防止す
る。
【0013】この場合、前記扱胴5と前記処理胴24と
は対面部分においていずれも上昇回転していること、扱
胴5の回転による遠心力が作用すること、前記処理室2
3の始端側連通口28に臨む処理胴24の外周には終端
側10に向けて移送する螺旋状移送体31が設けてあっ
てこの部分の処理室23内の被処理物が移送されて少な
いこと等の理由と相俟って、扱室3の被処理物は扱胴5
の下面側から始端側連通口28および中間連通口29を
通って処理胴24の上側の処理室23の始端側2に入
る。また、処理室23の終端側10には始端側2に戻す
ように作用する戻し螺旋状移送体34があるので、処理
物は停滞することになること、処理胴24の遠心力の作
用等の理由により、処理胴24の下面側から終端側連通
口30を通って扱胴5の上側の扱室3に入り、扱室3内
の脱穀物と合流する。したがって、正面視において、処
理物は、横向き「8」のように扱室3と処理室23との
間を移動するので、被処理物の移行が円滑であり、詰ま
りの発生がなく、扱室3および処理室23内の処理の効
率を向上させる。
【0014】しかして、前記扱室3内には扱室内切刃3
6を、処理室23内には処理室内切刃37をそれぞれ設
けているから、扱室3および処理室23内の穀稈は、回
転する扱歯4および処理歯32および処理棒33と扱室
内切刃36および処理室内切刃37とにより切断されて
細かくなり、脱穀精度および選別精度を向上させる。こ
の場合、処理室23は扱室3に比して容積が小であるた
め、詰まりが発生しやすいが、処理胴24の処理歯32
は、それぞれ別体に形成して処理胴24の外周に固定し
ているが、別体の処理歯32のそれぞれは、あたかも板
部材を処理胴24の外周に始端側2から終端側10に向
けて搬送しうる連続螺旋翼状に固定し、該螺旋翼の一部
を切欠いて間隔を空けたように、配置構成しているか
ら、処理歯32は回転することにより処理物を終端側1
0に向けて強力に搬送し、詰まり発生を防止する。
【0015】しかして、処理歯32の配置螺旋軌跡Xよ
り外れた位置に処理棒33を配置し、処理室内切刃37
は一対の刃部38と基部の取付部39とにより構成し、
前記処理胴24の処理棒33が処理室内切刃37の刃部
38間を通過するように配置しているから、処理歯32
の搬送作用には影響を与えることなく、穀稈の切断を容
易にし、処理精度を向上させ、処理棒33への穀稈の巻
き付きを除去し、処理胴24の回転負荷を減少させる。
また、図8〜図10の第2実施例では、モーター47に
通電すると、ネジ軸46が回転し、ネジ軸46の回転と
取付枠44に固定の処理棒33が移動孔43に挿入係合
されていることから、取付枠44が処理胴24の軸心方
向に移動し、処理棒33の位置を処理室内切刃37と重
合する重合位置と重合しない非重合位置とに切替え自在
となる。したがって、脱穀装置の負荷が小のときは処理
棒33を作用位置とするから、穀稈の切断性能を向上さ
せて、処理精度を向上させ、負荷が大のときは処理棒3
3を非作用位置に切替えるから、穀稈を切断するときの
切断抵抗を減少させて負荷の増加を防止し、処理精度と
負荷とのバランスを常時最適な状態に保持し、精度と穀
稈切断による処理効率の向上と相反する課題を解決す
る。
【0016】また、処理棒33が非重合位置となる場
合、前記処理歯32の配置螺旋軌跡Xに位置させると、
処理棒33も処理歯32と相俟って搬送作用を奏する。
反対に、処理歯32の影となる位置に切替えることも可
能であり、このときは、切断作用および搬送作用も期待
せず、処理棒33を作用させない状態にする。また、前
記脱穀装置の負荷は、扱胴5および処理胴24の回転数
または回転トルクを検知する検知装置や穀稈の量を検知
するセンサー等の任意構成の負荷検知装置により検知す
る構成とし、該負荷検知装置と前記モーター47とを制
御部を介して接続し、負荷検知装置が検知した負荷によ
り自動的に処理棒33の位置を切替えるから、勘に頼る
ことなく、正確に制御でき、操作性を向上させる。
【0017】しかして、機体所望位置に操作レバー51
を設け、操作レバー51の基部にポジションセンサー5
2を設け、ポジションセンサー52により操作レバー5
1の位置を検知して前記モーター47を作動させ、手動
操作により切替え可能に構成しているから、操作レバー
51を手動操作すると、この操作レバー51の位置をポ
ジションセンサー52が検知してモーター47を作動さ
せ、これによりネジ軸46が回転し、ネジ軸46の回転
によりコマ部45がネジ軸46の軸心方向に移動し、取
付枠44を摺動させ、処理棒33を処理室内切刃37に
対して重合位置と非重合位置とに切替える。したがっ
て、手動操作系統を確保できる。
【0018】
【効果】本発明は、扱胴5を軸装した扱室3の側部に、
前記扱胴5と平行であって外周面に処理歯32を形成し
た処理胴24を軸装し前記扱室3と一部連通する処理室
23を設け、前記処理室23内に切刃37を設けた脱穀
装置において、前記扱胴5と前記処理胴24とは対面部
分においていずれも上昇回転するようにし、前記複数の
処理歯32は、始端側2から終端側10に向けて搬送し
うる連続螺旋翼状に配置し、該配置螺旋軌跡Xより外れ
た位置であって前記処理胴24の母線方向に所定間隔を
置いて放射方向に突出する処理棒33を配置し、該処理
棒33は、前記処理室内切刃37の刃部38と重合する
ように配置構成した脱穀装置としたものであるから、 前記扱胴5と前記処理胴24とは対面部分において
いずれも上昇回転するようにしているから、正面視にお
いて、処理物は、横向き「8」のように扱室3と処理室
23との間を移動するので、被処理物の移行が円滑であ
り、詰まりの発生がなく、扱室3および処理室23内の
処理の効率を向上させる。 また、複数の処理歯32は、始端側2から終端側1
0に向けて搬送しうる連続螺旋翼状に配置しているか
ら、処理室23内の詰まり発生を防止できる。 また、処理歯32を配置した配置螺旋軌跡Xより外
れた位置であって前記処理胴24の母線方向に所定間隔
を置いて放射方向に突出する処理棒33を配置している
から、処理精度および効率を向上させる。 処理棒33は、処理歯32を配置した配置螺旋軌跡
Xより外れた位置であるから、処理歯32の搬送作用に
影響を与えない。また、処理棒33は、前記処理室内切
刃37の刃部38と重合するように配置構成しているか
ら、穀稈の切断を効率よく行える。 したがって、処理精度および効率を向上と、脱穀装
置の負荷増加の防止とを達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 側面図。
【図2】 平面図。
【図3】 背面図。
【図4】 図3の一部拡大図。
【図5】 処理胴の側面図。
【図6】 同拡大図。
【図7】 同平面図。
【図8】 同縦断側面図。
【図9】 同側面図。
【図10】 同作用状態図。
【符号の説明】
1…フレーム、2…始端側、3…扱室、4…扱歯、5…
扱胴、6…始端側側板、7…終端側側板、8…扱胴軸、
9…扱網、10…終端側、11…穀稈供給口、12…穀
稈排出口、13…穀稈供給搬送装置、15…風選室、1
6…送風唐箕、17…揺動選別装置、18…一番コンベ
ア、19…揚穀装置、20…二番コンベア、21…二番
戻し装置、23…処理室、24…処理胴、25…処理
網、26…取付杆、27…仕切部材、28…始端側連通
口、29…中間連通口、30…終端側連通口、31…螺
旋状移送体、32…処理歯、33…処理棒、34…戻し
螺旋状移送体、36…扱室内切刃、37…処理室内切
刃、38…刃部、39…取付部、42…外筒、43…移
動孔、44…取付枠、45…コマ部、46…ネジ軸、4
7…モーター、48…固定板、49…取付板、50…処
理胴軸、51…操作レバー、52…ポジションセンサ
ー、55…終端側仕切板、56…排塵室、57…排塵連
通口、58…螺旋状移送体、59…排塵処理歯、60…
横取付軸、61…排塵口、62…上部カバー、63…移
送棚、64…シーブ、65…ストローラック、66…横
断流吸引ファン、67…プーリー、68…ギヤボック
ス。
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図6】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱胴5を軸装した扱室3の側部に、前記
    扱胴5と平行であって外周面に処理歯32を形成した処
    理胴24を軸装し前記扱室3と一部連通する処理室23
    を設け、前記処理室23内に切刃37を設けた脱穀装置
    において、前記扱胴5と前記処理胴24とは対面部分に
    おいていずれも上昇回転するようにし、前記複数の処理
    歯32は、始端側2から終端側10に向けて搬送しうる
    連続螺旋翼状に配置し、該配置螺旋軌跡Xより外れた位
    置であって前記処理胴24の母線方向に所定間隔を置い
    て放射方向に突出する処理棒33を配置し、該処理棒3
    3は、前記処理室内切刃37の刃部38と重合するよう
    に配置構成した脱穀装置。
JP18535194A 1994-07-14 1994-07-14 脱穀装置 Withdrawn JPH0823758A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18535194A JPH0823758A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 脱穀装置

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