JP4766261B2 - 脱穀装置 - Google Patents

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本発明は、脱穀装置に係るものである。
従来、脱穀室の側部後方に排塵処理胴を軸装した排塵処理室を設けた構成は、公知である(特許文献1)
特開平8−289659号公報
前記公知例は、排塵胴が終始同径で形成されていたので、排塵連通口に臨む排塵処理室の前側の容積に対して排塵処理胴の占める割合が大きいために、脱穀室からの処理物の取込・引継能力が低く、詰まりの原因となる課題がある。
本願は、脱穀室と排塵処理装置との引継部部分の構成を工夫し、取込・引継を円滑にし、詰まり発生を防止したものである。
請求項1記載の発明は、胴11を軸装し該扱胴11の下方に受網36を備えた脱穀室12を設け、該脱穀室12の下方に、唐箕19からの送風と揺動選別棚22の揺動により穀粒とその他の処理物を選別する揺動選別装置23を設け、前記脱穀室12の後部側方には、該脱穀室12の後部の排塵連通口33により連通し、排塵処理胴31を軸装した排塵処理装置30を設け、前記排塵処理胴31において前記排塵連通口33に臨む前側の引継胴部31Aの直径を、後側の処理胴部31Bの直径よりも小径に形成し、前記引継胴部31Aに備える螺旋状の第一処理歯34Aと、前記処理胴部31Bに備える螺旋状の第二処理歯34Bとを同一の直径に形成し、前記第一処理歯34Aの螺旋ピッチを、前記第二処理歯34Bの螺旋ピッチよりも大きく形成したことを特徴とする脱穀装置としたものであり、穀稈供給搬送装置により搬送された穀稈は脱穀室12内に供給され、回転する扱胴11により脱穀され、脱穀された脱穀物被処理物は受網36から下方の揺動選別棚22に落下し、揺動選別棚22の揺動と送風唐箕19の送風により選別され、穀粒は一番コンベアから回収される。
脱穀室12で脱穀された脱穀物のうち、受網36より落下しない脱穀物の一部は排塵連通口33から後側の処理胴部31Bよりも小径に形成した引継胴部31Aにより、容積が拡大された排塵処理装置30内に、良好に取り込まれ、排塵処理装置30内で回転する排塵処理胴31により攪拌処理される。
請求項2記載の発明は、前記脱穀室12の側部には扱胴11の軸心と略平行で外周に二番処理歯48を有する二番処理胴47を軸装した二番処理装置45を設け、前記二番処理胴47は前記排塵処理胴31と同軸心状に構成し、前記二番処理胴47の下方に目抜き板あるいは網で形成した二番処理受体49を設け、前記二番処理装置45の横側部に、蓋部材54により開閉自在に閉塞された掃除口53を開口させたことを特徴とする脱穀装置としたものであり、揺動選別棚22により選別されて二番コンベアに回収された二番物は、二番還元装置により二番処理装置45に還元され、二番処理装置45の二番処理胴47により再処理されて揺動選別棚22の始端部に拡散排出される。
請求項3記載の発明は、前記揺動選別棚22に備えたラック体40の始端部を受網36の終端部下方に臨ませると共に、該ラック体40の終端部には吸引排塵ファン42の吸引口43の下方に臨む棒状体41を後方へ突出させて設けたことを特徴とする脱穀装置としたものであり、受網36から落下した落下物中の藁屑をラック体40が受け止め、ラック体40は揺動選別棚22と一緒に揺動することにより穀粒を下方に落下させ、藁屑は終端へ移送する。
請求項1記載の発明では、脱穀室12と排塵処理装置30との引継部部分の排塵処理胴31は小径に形成しているので、排塵処理胴31の外周と引継部Hの室内との間の容積(容量)を広くでき、脱穀室12からの処理物の取込量を多くでき、詰まりを防止し、また、引継胴部31Aに備える螺旋状の第一処理歯34Aと、処理胴部31Bに備える螺旋状の第二処理歯34Bとを同一の直径に形成しているので、排塵連通口33からの処理物を小径の引継胴部31Aで引き継ぐと共に、同径の第一処理歯34Aと第二処理歯34Bとにより効率よく終端側に搬送でき、また、第一処理歯34Aの螺旋ピッチを、第二処理歯34Bの螺旋ピッチよりも大きく形成しているので、第一処理歯34Aの部分での処理物の取込量を多くでき、第二処理胴部31Bの部分での処理物の送りを遅くして、排塵物中の穀粒の漏下を促進させ、選別ロスを低減させることができ、脱穀装置全体の処理能力も向上させる。
請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発明の効果に加え、二番処理胴47と前記排塵処理胴31とを同軸心状に構成したので、駆動機構を簡略化でき、また、取付スペースを小さくして脱穀装置内の空間を有効利用でき、また、二番処理装置45の横側部に、蓋部材54により開閉自在に閉塞された掃除口53を開口させているので、詰まり物の除去や掃除等のメンテナンス作業を容易にすることができる。
請求項3記載の発明では、上記請求項1記載または請求項2記載の発明の効果に加え、ラック体40が、受網36から落下する落下物中の藁屑を受け止めて揺動選別棚22と一緒に揺動することにより穀粒を下方に落下させ、藁屑は終端へ移送するので、選別精度および効率を向上させることができる。
本発明の一実施例をコンバインの図面により説明すると、1はコンバインの機体フレーム、2は機体フレーム1の下方に設けた走行装置、3は機体フレーム1の上方に設けた脱穀装置、4は脱穀装置3の前側に設けた刈取部、5は脱穀装置3の側部に設けたグレンタンク、6はグレンタンク5の前側に設けた操縦部である。
前記脱穀装置3は、上部に扱歯10を有する扱胴11を略水平に軸装した脱穀室12を設ける。脱穀室12の一側には前記刈取部4により刈り取った穀稈を供給搬送する穀稈供給搬送装置13の供給搬送チエン14を設けている(図1、図4)。なお、理解を容易にするため、便宜的に前後左右等の方向を示して以下説明するが、これにより構成が限定されるものではない。
扱胴11は脱穀装置3の前板16と脱穀室後板17に軸装し、扱胴11の主として下方側は扱網18により包囲している。扱網18の下方には唐箕19の唐箕ケーシング20を設ける。前記脱穀室12の下方には前記唐箕19の送風により穀粒と異物とを風選し得る風選室21を形成し、風選室21内には、唐箕19の送風方向(前後方向)に往復揺動する揺動選別棚22により構成した揺動選別装置23を設ける。
揺動選別装置23の構成は任意であるが、一例を示すと、前記揺動選別棚22の始端部(前端部)を唐箕ケーシング20の上方に位置させて移送棚部24に形成する。各移送棚部24の上面には、図示は省略するが、突起や凹凸を設けて揺動選別装置23の移送方向下手側に扱網18からの落下物を移送するように構成する。
移送棚部24の移送方向下手側にはグレンシーブ25を設ける。グレンシーブ25は、扱網18より落下した穀粒と異物とを選別するものであり、所定間隔をおいて揺動方向に複数並設する。グレンシーブ25は、薄い平板形状に形成し、移送方向の下手側(後側)が高くなるように傾斜させて設ける。
グレンシーブ25の下方から移送方向の下手側(後側)のストローラック26を設ける。揺動選別棚22の下方には一番コンベア27を設け、一番コンベア27の後側には二番コンベア28を設ける。
しかして、扱胴11の後部側方(終端側)には、排塵処理装置30を設ける。排塵処理装置30は、扱胴11の軸心と略平行な排塵処理胴31を軸装し、排塵処理胴31の主として下方側は処理網32により包囲して構成する。
排塵処理装置30は、脱穀室12の後部に設けた排塵連通口33により脱穀室12と連通させ、排塵連通口33に臨む前側の排塵処理装置30は引継部Hに、該引継部Hの後方は主処理部Sに形成し、引継部Hの排塵処理胴31の部分は引継胴部31Aとし、引継胴部31Aは後側の処理胴部31Bよりも小径に形成する。
引継部Hの引継胴部31Aを小径に形成することにより、引継胴部31Aの外周と引継部Hの室内との間の容積(容量)を広くでき、脱穀室12からの処理物の取込量を多くでき、詰まりを防止し、脱穀装置3全体の処理能力も向上させる。
また、脱穀室12の負荷を減少させることができるので、通常の、扱胴11に比し長い扱胴11を軸装でき、高速走行作業を行え、この点でも、作業能力を向上させる。
しかして、前記引継胴部31Aおよび後側の処理胴部31Bの外周には螺旋状に処理歯34を設け、引継胴部31Aの処理歯34と処理胴部31Bの処理歯34とは略同一直径に形成する。
そのため、後側の処理胴部31Bに対して小径の引継胴部31Aに、略同径の処理歯34を設けることにより、排塵連通口33からの処理物を小径の引継胴部31Aで引き継ぐと共に、略同径の処理歯34により効率よく終端側に搬送する。
また、図6の実施例では、後側の処理胴部31Bの処理歯34BのピッチBに対して引継胴部31Aの処理歯34AのピッチAを大に形成している。引継部Hの処理物の取込量を多くし、主処理部Sでは後側の処理胴部31Bによる処理物の送りを遅くして、排塵物中の穀粒の漏下を促進させ、選別ロスを低減させる。
しかして、排塵連通口33に臨む扱胴11の下方は、格子状の受網36により包囲する(図3,図4)。受網36は扱網18より大きい目合に形成する。
そのため、脱穀室12から排塵処理装置30へ移送される排塵物中の穀粒を受網36から漏下させて、選別ロスを低減させる。
即ち、扱胴11の始端部に比し終端の扱胴11周辺では、藁屑が多いので、扱網18の目合いよりも受網36の目合を大きくしても藁屑は落下せず、目合を大きくすることで排塵物中の穀粒の漏下を促進させる。
なお、受網36は背面視、扱胴11の軸芯を中心とする円弧形状に形成し、脱穀室12から排塵処理装置30への排塵物の引継ぎを良好にしている。
また、受網36は扱胴11の軸芯方向と交差する横桟36Aと縦桟36Bとにより構成し、縦桟36Bは平面視終端に至るに従い引継部Hに近づくように傾斜させ(図4)、扱胴11の回転方向に沿って排塵物が移動させて、排塵連通口33への移動を円滑にさせている。
受網36の下方の揺動選別棚22には、ラック体40を設ける(図3)。ラック体40は縦状の薄板を移送方向と平行に複数並設し、ラック体40の上面には終端側に落下物(藁屑)を移送するように凹凸(突起)を形成している。
ラック体40は、受網36から落下する落下物中の藁屑を受け止めて揺動選別棚22と一緒に揺動することにより穀粒を下方に落下させ、藁屑は終端へ移送し、選別精度および効率を向上させる。
即ち、扱網18の目合いよりも大なる目合の受網36では、扱網18よりも多く藁屑が落下するが、ラック体40により落下物中から効率よく穀粒を選別して、選別精度および効率を向上させる。
したがって、ラック体40は、その始端部を前記受網36の下方に臨ませ、受網36からの落下物の受け止めを良好にしている。
ラック体40の終端には、後方に突出する棒状体41を設け(図3)、棒状体41は吸引排塵ファン42の吸引口43下方に臨ませる(図7)。
棒状体41は、ラック体40により移送される藁屑を吸引排塵ファン42へ案内し、揺動選別棚22への落下を防止しつつ排出させ、選別精度および効率を向上させる。
44は吸引排塵ファン42のケーシングである。
この場合、ラック体40および棒状体41と吸引排塵ファン42とは、揺動選別棚22の着脱に際しての移動(後方移動)可能な範囲で、互いに可及的に接近させて配置する。
即ち、ラック体40および棒状体41は、揺動選別棚22より上方に所定高さを有して取り付けられているから、揺動選別棚22を移動させたときラック体40および棒状体41が吸引排塵ファン42に当たると、着脱ができず、ラック体40および棒状体41より相当上に吸引排塵ファン42を設けると、穀粒の混入していない小さい藁屑の排出能力が低下するので、揺動選別棚22の着脱可能な範囲で、ラック体40および棒状体41と吸引排塵ファン42とを互いに可及的に接近させて配置する。
しかして、前記脱穀室12の側方には、二番コンベア28により回収された二番物を処理する二番処理装置45を設ける。二番処理装置45の始端部上方には二番還元装置46の先端を開口させ、二番還元装置46の基部は二番コンベア28の終端に接続している。二番処理装置45は排塵処理胴31と同心状に二番処理胴47を軸装し、二番処理胴47の外周には二番処理歯(処理歯)48を設け、二番処理胴47の主として下方側は目抜き板あるいは網により形成した二番処理受体49により包囲する。二番処理歯48は、穀稈供給搬送装置13の搬送方向と反対に揺動選別棚22の始端部(前端部)側に二番処理物を移送するように配置する。
この場合、二番還元装置46の上部の供給口50は案内ケース51に開口させる。案内ケース51は脱穀装置3の側板52より外側に位置させ、二番処理装置45の容積を広くさせると共に、二番物の流入を円滑にさせる。
この案内ケース51より前側の側板52には掃除口53を開口させ、蓋部材54により開閉自在に閉塞する。
したがって、二番処理装置45の側部に掃除口53を開口させるので、詰まり物の除去や掃除等のメンテナンス作業を容易にする。
この場合、掃除口53は、掃除口53から二番還元装置46の上部供給口50に手が届く位置ように開口させると、掃除口53も開放されて、詰まり物の除去や掃除等のメンテナンス作業を容易にできて、好適である。
しかして、一番コンベア27と二番コンベア28との間に、第二唐箕60を設ける。第二唐箕60は該第二唐箕60の下方または側方から空気を取り入れるように構成し、取り入れた空気をストローラック26に向けて送風するように構成する。
この場合、第二唐箕60からの送風は、ストローラック26が揺動状態にあっても、常時、ストローラック26の始端部(前端)よりも後方に向けて下側から上側に吹き抜けるように吹くように構成する。
即ち、第二唐箕60の送風吐出口61の形状および位置ならびに向き等と、ストローラック26の揺動開始位置および揺動終了位置とを適切に配置して、第二唐箕60からの送風が、揺動状態において、常時、ストローラック26の下側から上側に吹き抜けさせて、大量の排塵物の選別に対して充分な風量となるようにし、排塵物の選別効率を向上させる。
61は、排藁搬送チエンである。
(実施例の作用)
走行装置2により走行し、刈取部4で刈り取った穀稈は穀稈供給搬送装置13の供給搬送チエン14により搬送されて、脱穀室12に供給され、脱穀室12の扱胴11で脱穀される。脱穀された脱穀物は、扱網18より揺動選別棚22に落下し、揺動選別棚22の揺動と唐箕19からの送風により選別され、穀粒は揺動選別棚22の選別網選別網31から一番コンベア27に回収され、一番コンベア27により回収された穀粒はグレンタンク5に貯留される。
また、二番コンベア28に回収された二番物は二番還元装置46により二番処理装置45に還元され、二番処理装置45の二番処理胴47により再処理されて揺動選別棚22の始端部に拡散排出される。
また、脱穀室12で脱穀された脱穀物のうち、扱網18より落下しない脱穀物の一部は排塵連通口33から排塵処理装置30に入って処理される。
また、揺動選別棚22上の処理物は風選室21で風選され、揺動選別棚22より落下しない処理物のうち藁屑・塵埃は吸引排塵ファン42により機外に吸引排出される。
また、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示、あるいは説明しているが、これらは夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
コンバインの側面図。 同平面図。 脱穀装置の側面図。 同平面図。 同背面図。 排塵装置の部分の平面図。 揺動棚の着脱状態の側面図。 脱穀装置の側面図。
符号の説明
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…刈取部、5…グレンタンク、6…操縦部、11…扱胴、12…脱穀室、13…穀稈供給搬送装置、14…供給搬送チエン、16…前板、17…脱穀室後板、18…扱網、19…唐箕、20…唐箕ケーシング、21…風選室、22…揺動選別棚、23…揺動選別装置、24…移送棚部、25…グレンシーブ、26…ストローラック、27…一番コンベア、28…二番コンベア、30…排塵処理装置、31…排塵処理胴、32…処理網、33…連通口、34…処理歯、36…受網36、40…ラック体、41…棒状体、42…吸引排塵ファン、43…吸引口、50…供給口、51…案内ケース、52…側板、53…掃除口、54…蓋部材、60…第二唐箕。

Claims (3)

  1. 胴(11)を軸装し該扱胴(11)の下方に受網(36)を備えた脱穀室(12)を設け、該脱穀室(12)の下方に、唐箕(19)からの送風と揺動選別棚(22)の揺動により穀粒とその他の処理物を選別する揺動選別装置(23)を設け、前記脱穀室(12)の後部側方には、該脱穀室(12)の後部の排塵連通口(33)により連通し、排塵処理胴(31)を軸装した排塵処理装置(30)を設け、前記排塵処理胴(31)において前記排塵連通口(33)に臨む前側の引継胴部(31A)の直径を、後側の処理胴部(31B)の直径よりも小径に形成し、前記引継胴部(31A)に備える螺旋状の第一処理歯(34A)と、前記処理胴部(31B)に備える螺旋状の第二処理歯(34B)とを同一の直径に形成し、前記第一処理歯(34A)の螺旋ピッチを、前記第二処理歯(34B)の螺旋ピッチよりも大きく形成したことを特徴とする脱穀装置。
  2. 請求項1において、前記脱穀室(12)の側部には扱胴(11)の軸心と略平行で外周に二番処理歯(48)を有する二番処理胴(47)を軸装した二番処理装置(45)を設け、前記二番処理胴(47)は前記排塵処理胴(31)と同軸心状に構成し、前記二番処理胴(47)の下方に目抜き板あるいは網で形成した二番処理受体(49)を設け、前記二番処理装置(45)の横側部に、蓋部材(54)により開閉自在に閉塞された掃除口(53)を開口させたことを特徴とする脱穀装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記揺動選別棚(22)に備えたラック体(40)の始端部を受網(36)の終端部下方に臨ませると共に、該ラック体(40)の終端部には吸引排塵ファン(42)の吸引口(43)の下方に臨む棒状体(41)を後方へ突出させて設けたことを特徴とする脱穀装置。
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