JPH08235484A - 事故時のデータ記録装置 - Google Patents

事故時のデータ記録装置

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JPH08235484A
JPH08235484A JP7040521A JP4052195A JPH08235484A JP H08235484 A JPH08235484 A JP H08235484A JP 7040521 A JP7040521 A JP 7040521A JP 4052195 A JP4052195 A JP 4052195A JP H08235484 A JPH08235484 A JP H08235484A
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JP
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vehicle
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collision
data
time
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Withdrawn
Application number
JP7040521A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Nakamura
隆一 中村
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08235484A publication Critical patent/JPH08235484A/ja
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C5/00Registering or indicating the working of vehicles
    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
    • G07C5/0841Registering performance data
    • G07C5/0875Registering performance data using magnetic data carriers
    • G07C5/0891Video recorder in combination with video camera

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】運転者の記憶に頼らず、衝突を予測して事故が
発生する以前から事故発生直後まで、自車及び前車の位
置関係等の状況を確実に、且つ、精度よく記録すること
を目的とする。 【構成】自車の前方に設置され、自車と前車の走行速
度、相対速度及び前記自車と前車の車間距離を計測する
速度及び車間距離計測手段と、計測された走行速度、相
対速度及び車間距離から自車と前車の衝突を予測する衝
突予測手段と、自車と前車とを画像に撮影する撮像手段
と、撮像手段により撮影された画像データを記録可能な
記録手段と、衝突予測手段による衝突の予測に基づき記
録手段に画像データを記録させる制御手段とから構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の衝突事故原因を
究明するための装置に係り、特に、車両の事故発生時の
状況を適切に記録できる記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は交通事故発生時の状況を客観的に
記録するシステムはなく、当事者の記憶に依存してい
た。また、偶然に事故の模様がビデオカメラで撮影され
たとしても衝突の原因究明に利用できるような客観的な
データは得られなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような当事者の
記憶に依存する方法では、運転者、同乗者の記憶間違い
等により客観的な事故時の状況把握ができないという問
題がある。本発明は、運転者の記憶に頼らず、衝突を予
測して事故が発生する以前から事故発生直後まで、自車
及び前車の位置関係等の状況を確実に、且つ、精度よく
記録することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、自車の前方に設置され、自車と前車の走行
速度、相対速度及び前記自車と前車の車間距離を計測す
る速度及び車間距離計測手段と、前記計測された走行速
度、相対速度及び車間距離から前記自車と前車の衝突を
予測する衝突予測手段と、前記自車と前車とを画像に撮
影する撮像手段と、前記撮像手段により撮影された画像
データを記録可能な記録手段と、前記衝突予測手段によ
る前記衝突の予測に基づき前記記録手段に前記画像デー
タを記録させる制御手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0005】また、自車の後方に設置され、自車と後車
の走行速度、相対速度及び前記自車と後車の車間距離を
計測する速度及び車間距離計測手段と、前記計測された
走行速度、相対速度及び車間距離から前記自車と後車の
衝突を予測する衝突予測手段と、前記自車と後車とを画
像に撮影する撮像手段と、前記撮像手段により撮影され
た画像データを記録可能な記録手段と、前記衝突予測手
段による前記衝突の予測に基づき前記記録手段に前記画
像データを記録させる制御手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0006】また、前記速度及び車間距離計測手段は、
レーダにより計測を行う速度及び車間距離計測装置であ
ることを特徴とするものである。また、前記速度及び車
間距離計測手段は、前記撮像手段により計測を行う速度
及び車間距離計測装置であることを特徴とするものであ
る。また、前記衝突予測手段は、前記レーダによる速度
及び車間距離計測装置及び前記撮像手段による速度及び
車間距離計測装置の両方により衝突を予測することを特
徴とするものである。
【0007】また、前記記録手段は、半導体メモリであ
ることを特徴とするものである。また、前記記録手段
は、ビデオレコーダ又はデータレコーダであることを特
徴とするものである。また、前記記録手段は、前記自車
に設置されたビデオレコーダと前記撮像手段からの画像
データを前記ビデオレコーダへの記録に切り換え可能な
画像切換手段とからなることを特徴とするものである。
【0008】また、前記制御手段は、前記衝突予測手段
により前記前車又は後車と自車とが衝突する、又は、衝
突の可能性が高いと予測された時点から、前記記録手段
に記録を開始させるものであることを特徴とするもので
ある。また、前記制御手段は、前記記録手段に前記画像
データの記録を開始させてから所定時間経過後に、前記
記録手段の記録を停止させる第1の記録停止手段である
ことを特徴とするものである。
【0009】また、前記制御手段は、前記記録手段に記
録を開始させた後、自車の加速度を検出する加速度検出
手段に基づき衝突したと判定したときには、前記記録手
段の記録を停止させる第2の記録停止手段であることを
特徴とするものである。また、前記制御手段は、前記記
録手段に記録を開始させた後、前記衝突予測手段により
衝突時点と予測される衝突時刻、又は、前記衝突時刻よ
り所定時間経過後に、前記記録手段の記録を停止させる
第3の記録停止手段であることを特徴とするものであ
る。
【0010】また、前記制御手段は、前記衝突予測手段
により前記前車又は後車と自車とが衝突する、又は、衝
突の可能性が高いと予測された時点から、前記記録手段
のメモリの容量に応じた時間経過するまでの分で、前記
記録手段の記録を停止させる第4の記録停止手段である
ことを特徴とするものである。また、前記制御手段は、
前記画像データを前記記録手段にエンドレスに記録さ
せ、前記衝突予測手段により衝突時点が予測される衝突
時刻、又は、前記衝突時刻より所定時間経過後に、前記
記録手段の記録を停止させる第5の記録停止手段である
ことを特徴とするものである。
【0011】また、前記制御手段は、前記画像データを
前記記録手段にエンドレスに記録させ、前記加速度検出
手段に基づき衝突したと判定すると、前記記録手段の記
録を停止させる第6の記録停止手段であることを特徴と
するものである。また、前記撮像手段は、撮像された画
像データをデジタル信号に変換するデジタル変換手段を
備え、自車内に設置されたローカル・エリア・ネットワ
ークを介して、前記デジタル変換手段により変換された
前記画像データを前記記録手段に送信する第1の送信手
段を有することを特徴とするものである。
【0012】また、前記撮像手段は、撮像された画像デ
ータを圧縮するデータ圧縮手段を備え、前記自車内に設
置されたローカル・エリア・ネットワークを介して、前
記データ圧縮手段により圧縮された前記画像データを前
記記録手段に送信する第2の送信手段を有することを特
徴とするものである。また、前記撮像手段は、前記デー
タ圧縮手段により圧縮された前記画像データに、前記速
度及び車間距離計測手段により計測された前記走行速
度、相対速度、車間距離及びその他のデータを取り込
み、前記走行速度、相対速度、車間距離及びその他のデ
ータを付加するデータ付加手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0013】また、前記撮像手段は、前記自車内に設置
されたローカル・エリア・ネットワークを介して、前記
データ圧縮手段により圧縮された前記画像データと、前
記自車内の他の各車両制御装置からの自車の各状態を示
すデータを、前記記録手段に送信する第3の送信手段を
有することを特徴とするものである。また、前記撮像手
段は、自車両外部へ前記画像データを送信する第4の送
信手段を備えたことを特徴とするものである。
【0014】また、前記第4の送信手段が電話回線であ
ることを特徴とするものである。また、前記第4の送信
手段が無線送信機であることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】自車の前方に設置された速度及び車間距離計測
手段が自車と前車の走行速度、相対速度及び自車と前車
の車間距離を計測して、そのデータを基に衝突予測手段
が両車の衝突するか否かを予測する。撮影手段は、両車
の衝突時の状況を画像データとして撮影する。制御手段
が記録手段に対してその撮影された画像データを記録す
るように指示することにより衝突時の様子が確実に記録
できる。
【0016】また、自車の後方に設置された速度及び車
間距離計測手段が自車と後車の走行速度、相対速度及び
自車と後車の車間距離を計測して、そのデータを基に衝
突予測手段が両車の衝突するか否かを予測する。撮影手
段は、両車の衝突時の状況を画像データとして撮影す
る。制御手段が記録手段に対してその撮影された画像デ
ータを記録するように指示することにより衝突時の様子
が確実に記録できる。
【0017】また、速度及び車間距離計測手段としてレ
ーダを使用することにより、レーダより発射された電波
の周波数の変化から相対速度が、また、反射波の遅れ時
間から車間距離が求められる。また、速度及び車間距離
計測手段として撮像手段により撮影された画像の時間的
な変化を画像処理することにより、相対速度及び車間距
離が求められる。
【0018】また、衝突予測手段として、レーダによる
速度及び車間距離計測装置と撮像手段による速度及び車
間距離計測装置の両方を使用して、その両方の衝突判定
により記録を動作させることにより信頼性が向上する。
また、記録手段として、半導体メモリを使用することに
より記録手段が小型になり、且つ、不揮発性の記録がで
きる。
【0019】また、記録手段として、ビデオレコーダ又
はデータレコーダを使用することにより記録の自由度が
高まると同時に、記録時間が長くできる。また、記録手
段として、車両に設置されたビデオレコーダを使用し、
画像切換手段が再生中の画像を撮像手段により撮影され
た画像データに切り換えることにより特別の記録手段を
必要とせずコストダウンが図られる。
【0020】また、制御手段は、衝突予測手段が両車が
衝突すると予測した時点から、記録手段に対して画像デ
ータの記録を開始させるので、不必要な箇所から記録し
ておく必要がなく記録容量の節約になる。また、衝突の
可能性が高いと予測された時点から記録を開始させるこ
とにより、衝突が回避できたときの状態も記録できる。
【0021】また、制御手段は、記録手段に対して画像
データの記録を開始させてから、所定時間経過後に第1
の記録停止手段に対して記録を停止させるので、不必要
な箇所まで記録しておく必要がなく記録容量の節約にな
る。また、制御手段は、衝突後の状況は記録する必要が
あまりないので、記録手段に対して画像データの記録を
開始した後、加速度検出手段が衝突を検出した時点で、
第2の記録停止手段に対して記録を停止させるので記録
容量の節約になる。
【0022】また、制御手段は、衝突後の状況は記録す
る必要があまりないので、記録手段に対して画像データ
の記録を開始した後、衝突予測手段により衝突が予測さ
れる時刻、又は、多少の余裕を考慮して衝突予測時刻よ
り所定時間経過後に、第3の記録停止手段に対して記録
を停止させるので記録容量の節約になる。また、制御手
段は、衝突予測手段が両車が衝突すると予測した時点か
ら、記録手段のメモリの容量に応じた時間経過するまで
記録させた後、第4の記録停止手段に対して記録を停止
させるので、少ない記録容量でメモリ一杯に記録でき、
衝突直前のデータが確実に記録に残せる。
【0023】また、制御手段は、画像データを記録手段
にエンドレスに記録させておき、衝突予測手段により衝
突が予測される時刻、又は、多少の余裕を考慮して衝突
予測時刻より所定時間経過後に、第5の記録停止手段に
対して記録を停止するので、少ない記録容量で衝突直前
のデータが消去されることなく確実に記録に残り、衝突
判定以前の状況も記録に残せる。
【0024】また、制御手段は、画像データを記録手段
にエンドレスに記録させておき、加速度検出手段により
衝突を検出した時点で、第6の記録停止手段に対して記
録を停止させるので、少ない記録容量で衝突直前のデー
タが消去されることなく確実に記録に残り、衝突判定以
前の状況も記録に残せる。また、デジタル変換手段が撮
影された画像データをデジタル信号に変換して、第1の
送信手段が自車内に設置されたローカル・エリア・ネッ
トワークを経由して画像データを記録手段に送信し、記
録手段に記録される。
【0025】また、データ圧縮手段が撮像手段により撮
影され、デジタル信号に変換された画像データをデータ
圧縮して、第2の送信手段が自車内に設置されたローカ
ル・エリア・ネットワークを経由して画像データを記録
手段に送信し、記録手段に記録される。データ圧縮によ
り送信時間が短縮できる。また、データ付加手段が速度
及び車間距離計測手段により計測された走行速度、相対
速度及び車間距離等のデータを取り込み、撮像手段によ
り撮影されデータ圧縮された画像データに付加すること
により、画像データと走行速度、相対速度及び車間距離
等のデータが対応して記録されるので、事故原因の究明
に一層の効果がある。
【0026】また、第3の送信手段が撮像手段により撮
影された画像データと、車両内の他の車両制御装置から
の車両の各状態を示すデータを、車両内に設置されたロ
ーカル・エリア・ネットワークを経由して記録手段に送
信するので、衝突時の車両の他の状態が画像データと対
応でき、事故原因の究明に一層の効果がある。また、第
4の送信手段が撮影された画像データを自車両外部の必
要な箇所に送信することにより、遠隔地でも事故の様子
が画像として表示されるので事故処理が円滑にできる。
【0027】また、第4の送信手段として電話回線を使
用することにより、送信可能な対象が広くなる。また、
第4の送信手段として無線送信機を使用することによ
り、限定された送信先では有効になる。
【0028】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の事故時のデー
タ記録装置を説明する図で、(a)は車両の位置関係を
示す図、(b)はシステム構成図、(c)は衝突判定マ
ップを示す図である。図2は事故時のデータ記録処理の
フローチャートである。以下、図に従って説明する。
【0029】自車1の前方に設置されたレーダ12から
は前車2に向かって所定の周波数を有する電波が照射さ
れる。制御部11の信号処理部11aは、その照射波と
前車2から反射される反射波の周波数の差から自車1と
前車2との相対速度(V1 〜V2 )を、また、反射波の
遅れ時間から車間距離(L)を計測する。衝突判定部1
1bは、制御部11の内部メモリに記憶された図1
(c)の衝突判定マップに従って衝突するか否かの判定
を行う。この衝突判定マップは自車速度(V2 )、相対
速度(V1 〜V2 )、衝突を回避できる車間距離(L
m)の関係がメモリに記憶されており、計測された車間
距離(L)が衝突を回避できる車間距離(Lm)よりも
短いと衝突すると判定する。衝突判定の結果、もし衝突
すると判定されると自車1の前方に設置されたカメラ
(CCDカメラ等)13及び記録装置(ビデオレコー
ダ、データレコーダ、電源が切れてもデータが消えない
不揮発性の半導体メモリ等)14に対して事故時の様子
を撮影し記録するように指示する。
【0030】次に、処理の手順を図2のフローチャート
に従って説明する。ステップS1では、レーダによる車
間距離、自車速度、相対速度の計測を行う。つまり、自
車1の前方に設置されたレーダ12からは前車2に向か
って電波を照射して、その照射波と反射波の周波数の差
から自車1と前車2との相対速度(V1 〜V2 )を、ま
た、反射波の遅れ時間から前車との車間距離(L)を計
測する。尚、自車速度(V2 )は車速センサ等の出力を
利用する。
【0031】ステップS2では、自車速度、相対速度か
らマップサーチを行う。即ち、メモリに記憶された図1
(c)の衝突判定マップから自車速度(V2 )と相対速
度(V1 〜V2 )に対応する衝突を回避できる車間距離
(Lm)を求める。この車間距離(Lm)は自車1が前
車2に衝突することなく停止できるに必要な最低限の距
離で、自車の制動性能で決まる。この距離は本来の最小
距離よりも長めにとっており、これによってカメラ動作
開始までの遅れをとることなく、早めに記録を開始する
ことができ、確実に衝突時の状況を記録できる。
【0032】ステップS3では、マップ値が車間距離よ
り大きいか否かを判断する。マップ値が車間距離より大
きければ、ステップS4に移り、小さければ、ステップ
S1に戻る。つまり、ステップS2で求めた自車速度
(V2 )と相対速度(V1 〜V2 )に対応する車間距離
(Lm)がレーダ12により計測された車間距離(L)
より大きいか否かを判断する。ここで、Lm>Lならば
充分な車間距離がないため衝突(追突)すると判断す
る。
【0033】ステップS4では、制御部11はステップ
S3において衝突すると判定されるとカメラ13及び記
録装置14に対して事故時の様子を撮影し記録するよう
指示する。ステップS5では、5秒間経過したか否かを
判断する。5秒間経過すれば、ステップS6に移る。ス
テップS6では、記録を停止し処理を終える。これは衝
突の判定がなされてから、実際に衝突するまでの時間は
5秒以下であり、長時間記録する必要もなく、また、記
録媒体の容量の制約から一定時間(この場合は5秒)経
過すると記録を停止する。
【0034】尚、記録を開始する方法として、本実施例
では、自車速度、相対速度及び車間距離を基に衝突判定
を行い、その結果、衝突すると判定されると、その時点
から記録を開始するようにしたが、上記の他、衝突判
定マップの一部を変更して、衝突は回避できるが非常に
危険な状態にあると判断されると、記録を開始する等の
方法がある。
【0035】また、記録を停止する方法として、本実施
例では、記録開始から一定時間後に記録を停止するよう
にしたが、上記の他、衝突を検出する加速度センサ
(例えば、Gセンサ)により衝突が検出されると記録を
停止する。自車速度、相対速度及び車間距離を基に衝
突予定時刻(衝突判定時からの時間)を算出し、その時
間を経過すると記録を停止する。前記算出された衝突
予定時刻に余裕をみて一定時間加算し、その時間を経過
すると記録を停止する。記録媒体として不揮発性の半
導体メモリを使用した場合には、メモリ容量が小さいの
でメモリが一杯になる、または、上書きされる前に記録
を停止する等の方法がある。
【0036】以上のように本実施例では、衝突すると判
定されると、判定直後から自動的にカメラ及び記録装置
により事故の様子が記録されるので、ビデオレコーダを
再生して状況を見るか、半導体メモリからのデータを読
み出して事故の原因究明及び対策が的確に行える。図3
は本発明の第2の実施例の事故時のデータ記録装置を説
明するシステム構成図である。以下、図に従って説明す
る。
【0037】自車の前方に設置されたカメラ23は前車
を撮影する。制御部21の画像処理部21aは、その撮
影した前車2の画像(タイヤ位置)からカメラ23の取
付け高さ、傾斜角度を基に前車までの距離(車間距離
L)を計測する(図3参照)。また、一定時間後の車間
距離Lの変化から前車との相対速度(V1 〜V2 )を計
測する。衝突判定部21bは、制御部21の内部メモリ
に記憶された衝突判定マップ(図1(c)と同じ)に従
って衝突するか否かの判定を行う。この衝突判定マップ
は自車速度(V2 )、相対速度(V1 〜V2 )、車間距
離(Lm)の関係がメモリに記憶されており、計測され
た車間距離(L)がこの値(Lm)より短いと衝突する
と判定する。衝突判定の結果、もし衝突すると判定され
ると、自車の前方に設置されたカメラ23及び記録装置
(ビデオレコーダ、データレコーダ、電源が切れてもデ
ータが消えない不揮発性の半導体メモリ等)24に対し
て事故時の様子を撮影し記録するように指示する。この
場合、カメラ23は1つで画像信号が画像処理部21a
と記録装置24の両方に分岐される。尚、衝突判定マッ
プ及び処理の手順は第1の実施例と同様であるため説明
は省略する。
【0038】以上のように本実施例では、衝突すると判
定されると、判定直後から自動的にカメラ及び記録装置
により事故の様子が記録されるので、事故の原因究明及
び対策が的確に行える。また、車間距離計測及び相対速
度計測のための専用のレーダを必要とせず、事故時の様
子を記録するカメラが兼用でき、コストダウンが図られ
る。
【0039】図4は本発明の第3の実施例の事故時のデ
ータ記録装置を説明するシステム構成図、図5は事故時
のデータ記録処理のフローチャートである。以下、図に
従って説明する。自車の前方に設置されたレーダ32か
らは前車に向かって所定の周波数を有する電波が照射さ
れる。制御部31の信号処理部31aは、その照射波と
前車から反射される反射波の周波数の差から自車と前車
との相対速度(V1 〜V2 )を、また、反射波の遅れ時
間から車間距離(L)を計測する。衝突判定部31b
は、制御部31の内部メモリに記憶された衝突判定マッ
プに従って衝突するか否かの判定を行う。この衝突判定
マップは自車速度(V2 )、相対速度(V1 〜V2 )、
車間距離(Lm)の関係がメモリに記憶されており、計
測された車間距離(L)が、この値(Lm)より短いと
衝突すると判定する。
【0040】また、自車の前方に設置されたカメラ33
は前車を撮影する。制御部31の画像処理部31cは、
その撮影した前車の画像(タイヤ位置)からカメラ33
の取付け高さ、傾斜角度を基に前車までの距離(車間距
離L)を計測する(図3参照)。また、一定時間後の車
間距離Lの変化から前車との相対速度(V1 〜V2 )を
計測する。衝突判定部31dは、制御部31の内部メモ
リに記憶された衝突判定マップに従って衝突するか否か
の判定を行う。
【0041】衝突判定部31b及び31dの両方が衝突
すると判定すると、制御部31は自車の前方に設置され
たカメラ33及び記録装置(ビデオレコーダ、データレ
コーダ、電源が切れてもデータが消えない不揮発性の半
導体メモリ等)34に対して事故時の様子を撮影し記録
するように指示する。次に、処理の手順を図5のフロー
チャートに従って説明する。
【0042】ステップS11では、レーダによる車間距
離、自車速度、相対速度の計測を行う。つまり、自車の
前方に設置されたレーダ32からは前車に向かって所定
の周波数を有する電波を照射して、その照射波と前車か
ら反射される反射波の周波数の差から自車と前車との相
対速度(V1 〜V2 )を、また、反射波の遅れ時間から
前車との車間距離(L)を計測する。尚、自車速度(V
2 )はスピードメータ等の出力を利用する。
【0043】ステップS12では、自車速度、相対速度
からマップサーチを行う。即ち、メモリに記憶された図
1(c)の衝突判定マップから自車速度(V2 )と相対
速度(V1 〜V2 )に対応する衝突が回避できる車間距
離(Lm)を求める。この車間距離(Lm)は自車が前
車に衝突することなく停止できるに必要な最低限の距離
で、自車の制動性能で決まる。
【0044】ステップS13では、マップ値(Lm)が
車間距離(L)より大きいか否かを判断する。マップ値
が車間距離より大きければ、ステップS14に移り、小
さければ、ステップS11に戻る。つまり、ステップS
12で求めた自車速度(V2)と相対速度(V1 〜V2
)に対応する車間距離(Lm)がレーダ32により計
測された車間距離(L)より大きいか否かを判断する。
ここで、Lm>Lならば充分な車間距離がないため衝突
(追突)することになる。
【0045】ステップS14では、画像処理による車間
距離、自車速度、相対速度の計測を行う。つまり、自車
の前方に設置されたカメラ33は前車を撮影し、制御部
31の画像処理部31cは、その撮影した前車の画像
(タイヤ位置)からカメラ33の取付け高さ、傾斜角度
を基に前車までの距離(車間距離L)を計測する(図3
参照)。また、一定時間後の車間距離から前車との相対
速度(V1 〜V2 )を計測する。
【0046】ステップS15では、自車速度、相対速度
からマップサーチを行う。即ち、メモリに記憶された図
1(c)の衝突判定マップから自車速度(V2 )と相対
速度(V1 〜V2 )に対応する車間距離(Lm)を求め
る。この車間距離は自車が前車に衝突することなく停止
できるに必要な最低限の距離で、自車の制動性能で決ま
る。
【0047】ステップS16では、マップ値が車間距離
より大きいか否かを判断する。マップ値が車間距離より
大きければ、ステップS17に移り、小さければ、ステ
ップS11に戻る。つまり、ステップS15で求めた自
車速度(V2 )と相対速度(V1 〜V2 )に対応する車
間距離(Lm)がカメラ33により計測された車間距離
(L)より大きいか否かを判断する。ここで、Lm>L
ならば充分な車間距離がないため衝突(追突)すること
になる。
【0048】ステップS17では、制御部31はステッ
プS16において衝突すると判定されるとカメラ33及
び記録装置34に対して事故時の様子を撮影し記録する
よう指示する。ステップS18では、5秒間経過したか
否かを判断する。5秒間経過すれば、ステップS19に
移る。ステップS19では、記録を停止し処理を終え
る。これは衝突の判定がなされてから、実際に衝突する
までの時間は5秒以下であり、長時間記録する必要もな
く、また、記録媒体の容量の制約から一定時間(この場
合は5秒)経過すると記録を停止する。
【0049】以上のように本実施例では、衝突すると判
定されると、判定直後から自動的にカメラ及び記録装置
により事故の様子が記録されるので、事故の原因究明及
び対策が的確に行える。また、レーダによる車間距離及
び相対速度の計測、画像処理による車間距離及び相対速
度の計測の両方を基に衝突予測を行うので、衝突予測の
信頼性が向上する。
【0050】図6は本発明の第4の実施例の事故時のデ
ータ記録装置を説明する図で、(a)はシステム構成
図、(b)は記録の開始、停止の状態を説明するタイミ
ングチャートである。以下、図に従って説明する。自車
の前方に設置されたカメラ43は前車を撮影する。制御
部41の画像処理部41aは、その撮影した前車の画像
(タイヤ位置)からカメラ43の取付け高さ、傾斜角度
を基に前車までの距離(車間距離L)を計測する(図3
参照)。また、一定時間後の車間距離の変化から前車と
の相対速度(V1 〜V2 )を計測する。衝突判定部41
bは、制御部41の内部メモリに記憶された衝突判定マ
ップ(図1(c)と同じ)に従って衝突するか否かの判
定を行う。この衝突判定マップは自車速度(V2 )、相
対速度(V1 〜V2 )、車間距離(Lm)の関係がメモ
リに記憶されており、計測された車間距離(L)がこの
値(Lm)より短いと衝突すると判定する。衝突判定の
結果、もし衝突すると判定されると自車の前方に設置さ
れたカメラ43及び記録装置(ビデオレコーダ、データ
レコーダ、電源が切れてもデータが消えない不揮発性の
半導体メモリ等)44に対して事故時の様子を撮影し記
録するように指示する。
【0051】また、自車に設置されエアーバッグの起動
用センサとして使用されるGセンサ(加速度センサ)4
7の出力が制御部41の衝突検出部41cで衝突検出
(この検出は実際に衝突したことを検出する)が行われ
る。その結果、衝突したと判定されるとエアーバッグが
起動するが、このときの出力信号で記録停止を指示す
る。即ち、制御部41は図6(b)のタイミングチャー
トのごとく、衝突判定部41bの衝突判定により記録を
開始し、Gセンサ47の出力信号により衝突検出部41
cが衝突を検出(実際の衝突)すると記録を停止する。
【0052】尚、本例では、車間距離及び相対速度の計
測をカメラ43で行っているが、別途レーダ42を設置
して計測してもよい。また、レーダ42、カメラ43の
両方の計測結果を基に衝突判定を行って記録開始の指示
を行うこともできる。以上のように本実施例では、衝突
すると判定されると、判定直後から自動的にカメラ及び
記録装置により事故の様子が記録されるので、事故の原
因究明及び対策が的確に行える。また、実際の衝突を検
出して記録を停止するので、記録漏れがなく、且つ、少
ない容量の記録媒体でも有効に利用できる。
【0053】図7は本発明の第5の実施例の事故時のデ
ータ記録装置を説明する図で、(a)はシステム構成
図、(b)は記録開始、停止の状態を説明するタイミン
グチャートである。以下、図に従って説明する。自車の
前方に設置されたカメラ53は前車を撮影する。制御部
51の画像処理部51aは、その撮影した前車の画像
(タイヤ位置)からカメラ53の取付け高さ、傾斜角度
を基に前車までの距離(車間距離L)を計測する(図3
参照)。また、一定時間後の車間距離の変化から前車と
の相対速度(V1 〜V2 )を計測する。衝突判定部51
bは、制御部51の内部メモリに記憶された衝突判定マ
ップに従って衝突するか否かの判定を行う。この衝突判
定マップは自車速度(V2 )、相対速度(V1 〜V2
)、車間距離(Lm)の関係がメモリに記憶されてお
り、計測された車間距離(L)がこの値(Lm)より短
いと衝突すると判定する。
【0054】乗員が趣味等により車載用のビデオレコー
ダ54で映像をディスプレイ装置56に再生中に、衝突
判定部51bにより衝突すると判定されると、制御部5
1は図7(b)のタイミングチャートのごとく、カメラ
53で撮影した前方画像を画像モードスイッチ54aを
オンにし、再生モードスイッチ54bをオンからオフに
して、ビデオレコーダ54に対して事故時の様子を撮影
し記録するように指示する。この場合、ビデオレコーダ
54は車載用の一般のビデオ再生用のビデオレコーダが
兼用される。尚、記録の停止は第1〜4の実施例のごと
く、所定時間後,衝突検出時等の指示により行う。
【0055】尚、本例では、車間距離及び相対速度の計
測をカメラ53で行っているが、別途レーダ52を設置
して計測してもよい。また、レーダ52、カメラ53の
両方の計測結果を基に衝突判定を行って記録開始の指示
を行うこともできる。以上のように本実施例では、衝突
すると判定されると、判定直後から自動的にカメラ及び
記録装置により事故の様子が記録されるので、事故の原
因究明及び対策が的確に行える。また、事故時の様子を
記録するビデオレコーダは通常のビデオ再生用のビデオ
レコーダと兼用でき、コストダウンが図られる。
【0056】図8は本発明の第6の実施例の事故時のデ
ータ記録装置を説明する図で、(a)はシステム構成
図、(b)〜(d)は記録開始、停止の状態を説明する
タイミングチャートである。以下、図に従って説明す
る。自車の前方に設置されたカメラ63は前車を撮影す
る。制御部61の画像処理部61aは、その撮影した前
車の画像(タイヤ位置)からカメラ63の取付け高さ、
傾斜角度を基に前車までの距離(車間距離L)を計測す
る(図3参照)。また、一定時間後の車間距離の変化か
ら前車との相対速度(V1 〜V2 )を計測する。衝突判
定部61bは、制御部61の内部メモリに記憶された衝
突判定マップ(図1(c)と同じ)に従って衝突するか
否かの判定を行う。この衝突判定マップは自車速度(V
2 )、相対速度(V1 〜V2 )、車間距離(Lm)の関
係がメモリに記憶されており、計測された車間距離
(L)がこの値(Lm)より短いと衝突すると判定す
る。64は記録装置(ビデオレコーダ、データレコー
ダ、電源が切れてもデータが消えない不揮発性の半導体
メモリ等)で、カメラ63で撮影された画像を常時エン
ドレスで記録しており、メモリが一杯になると新しい情
報が上書きされ、古い情報は順次消去されるようになっ
ている。即ち、記録される時間(メモリ容量分t秒間)
は常に一定である。
【0057】また、自車に設置されエアーバッグの起動
用センサとして使用されるGセンサ(加速度センサ)6
7の出力が制御部61の衝突検出部61cで衝突検出
(この検出は実際に衝突したことを検出する)が行われ
る。次に、記録の停止指示について図8(b)〜(d)
のタイミングチャートを用いて述べる(但し、記録は常
時エンドレスで行われている)。
【0058】衝突判定から所定時間(T秒)後に記録
を停止する場合 衝突判定部61bにより衝突すると判定されると、その
時点からT秒後(但し、T≦tとする)に記録を停止す
る。その結果、カメラ63で撮影した前方画像が図8
(b)のごとく、衝突判定以前の画像データから実際の
衝突後の画像データまでがメモリ容量分記録される。
尚、ブレーキ操作のために実際の衝突は衝突予定時刻よ
りも遅れるので、時間Tはこのことを考慮して長く設定
しておく。
【0059】衝突判定からt秒後(丁度メモリ一杯
分)に記録を停止する場合 衝突判定部61bにより衝突すると判定されると、その
時点からt秒後、即ち、衝突判定以降の記録は上書きし
ないようにメモリ容量一杯分(t秒間)で記録を停止す
る。その結果、カメラ63で撮影した前方画像が図8
(c)のごとく、衝突判定後の画像データから実際の衝
突後の画像データまでがメモリ容量分記録される。の
例よりも衝突後のデータが長く記録される。
【0060】実際の衝突を検出して記録を停止する場
合 Gセンサ67の出力信号が衝突検出部61cで衝突が検
出(実際の衝突)されると記録を停止する。その結果、
カメラ63で撮影した前方画像が図8(d)のごとく、
衝突判定以前の画像データから実際の衝突までの画像デ
ータまでがメモリ容量分記録される。の例よりも衝突
判定以前のデータが長く記録される。尚、本例におい
て、実際の衝突を検出して記録を停止するのではなく、
自車速度、相対速度及び車間距離により算出される衝突
予定時刻に記録を停止するのであれば、ブレーキ操作の
ために実際の衝突は衝突予定時刻よりも遅れることを考
慮して、記録の停止時刻を衝突予定時刻よりも若干遅ら
せておく必要がある。
【0061】尚、本例では、車間距離及び相対速度の計
測をカメラ63で行っているが、別途レーダ62を設置
して計測してもよい。また、レーダ62、カメラ63の
両方の計測結果を基に衝突判定を行って記録開始の指示
を行うこともできる。以上のように本実施例では、衝突
判定以前から衝突直後までの様子が自動的にカメラ及び
記録装置により記録されるので、事故の原因究明及び対
策が的確に行える。また、半導体メモリのように少容量
のメモリに有効に記録できる。
【0062】尚、以上の第1〜第6の実施例において
は、いずれも自車の前方にレーダ、カメラを設置して自
車が前車に衝突する(追突する)様子を記録する場合に
ついて述べたが、自車の後方にレーダ、カメラを設置し
て後車が自車に衝突する(追突される)様子を記録する
ことも可能である。図9は本発明の第7の実施例の事故
時のデータ記録装置を説明する図で、(a)はシステム
構成図、(b)はLANのデータの流れを説明する図で
ある。以下、図に従って説明する。
【0063】自車の前方に設置されたカメラ73は前車
を撮影する。画像処理部71aは車間距離及び相対速度
を計測する。衝突判定部71bは、制御部71の内部メ
モリに記憶された衝突判定マップ(図1(c)と同じ)
に従って衝突するか否かの判定を行う。この衝突判定マ
ップは自車速度(V2 )、相対速度(V1 〜V2 )、車
間距離(Lm)の関係がメモリに記憶されており、計測
された車間距離(L)がこの値(Lm)より短いと衝突
すると判定する。71cはデジタル変換器で、カメラ7
3で撮影された画像データ(アナログ)をLAN(ロー
カル・エリア・ネットワークの略で、地域的に限定され
た範囲内でコンピュータ,端末機,各種装置間の通信機
能を提供する通信システム)で送信するためにデジタル
に変換する。75は通信ICで、デジタル化された画像
データにIDデータを付加してLANに送る。76はビ
デオレコーダで、LANにより送信されてきたデジタル
データを通信ICで付加されたIDデータを基に画像デ
ータを識別して受信し、記録機器(ビデオレコーダ)の
記録形式に合致したデータに変換して記録する。79a
〜79cは車両に搭載され、各機器の制御を行うコンピ
ュータでLANにより相互にデータの交換が行われる。
【0064】次に、データの流れについて図9(b)の
LANのデータの流れを用いて説明する。 カメラ73により撮影された前車の画像はデジタル変
換器71cにおいて、デジタルデータに変換される。一
方、カメラ73により撮影された前車の画像は画像処理
部71aで車間距離、相対速度の計測が行われ、衝突判
定部71bで衝突判定されると、デジタル変換された画
像信号は通信IC75に送信される(画像信号のデータ
1〜データ5)。
【0065】通信IC75は送信されてきた画像信号
に識別用のIDデータを付加して、LANに出力する。
この時、データの送信時間の短縮を図るために画像デー
タの圧縮を行う。データ圧縮方法としては公知のMPE
G標準等があり、数分の1程度に圧縮できる。その結
果、この画像データの間隙に別のデータも送信すること
ができる。
【0066】,このとき、他のユニット(例えば、
エアコン)からのデータも同様にLANに出力されてい
る。 ビデオレコーダ76はLANからのデータをIDデー
タを基に画像データのみを受信する。 ビデオレコーダでは、圧縮された画像データを元の状
態に戻し、さらに、各ビデオレコーダに適したデータに
変換して記録する。
【0067】以上のように本実施例では、衝突判定から
衝突直後までの様子が自動的にカメラにより撮影され、
そのデータがLANにより記録装置に送信されて記録装
置により記録されるので、画像データの送信回線が他の
機器間のデータ送信回線と共用できる利点がある。図1
0は本発明の第8の実施例の事故時のデータ記録装置を
説明する図で、(a)、(b)は画像、(c)はデータ
の形式を説明する図である。以下、図に従って説明す
る。
【0068】第7の実施例と同様のシステム構成におい
て、衝突の原因究明に必要なデータ(車間距離、相対速
度、自車速度等)を画像データ(図10(a)参照)に
重畳した後LANに送信して、ビデオレコーダに記録す
る(図10(b)参照)。または、画像データと衝突の
原因究明に必要なデータを別に送る。LANには図10
(b)のごとく、1画面分の画像データに続いて、車間
距離、相対速度、自車速度等のデータが送出される。ま
た、車間距離、相対速度、自車速度等のデータを別の回
線、LAN等で送り記録した後、表示時に重畳してもよ
い。
【0069】以上のように本実施例では、衝突判定から
衝突直後までの様子が自動的にカメラにより撮影され、
そのデータがLANにより記録装置に送信されて記録装
置により記録されるので、事故の原因究明及び対策が的
確に行える。また、衝突判定から衝突までの車両のデー
タ(車間距離、相対速度、自車速度等)が対応して記録
されるので原因究明に一層の効果がある。
【0070】図11は本発明の第9の実施例の事故時の
データ記録装置を説明するシステム構成図である。以
下、図に従って説明する。自車の前方に設置されたカメ
ラ93は前車を撮影する。画像処理部91aは車間距離
及び相対速度を計測する。衝突判定部91bは、制御部
91の内部メモリに記憶された衝突判定マップに従って
衝突するか否かの判定を行う。この衝突判定マップは自
車速度(V2 )、相対速度(V1 〜V2 )、車間距離
(Lm)の関係がメモリに記憶されており、計測された
車間距離(L)がこの値(Lm)より短いと衝突すると
判定する。91cはデジタル変換器で、カメラ93で撮
影された画像データ(アナログ)をLAN(ローカル・
エリア・ネットワーク)で送信するためにデジタルに変
換する。95は通信ICで、デジタル化された画像デー
タにIDデータを付加してLANに送る。96は記録装
置で、LANにより送信されてきたデジタルデータをそ
の記録装置に合致したデータに変換して記録する。99
a〜99dは車両に搭載され、それぞれの機器の制御を
行うコンピュータでLANにより相互にデータの交換が
行われる。
【0071】次に、データの流れについて説明する。 カメラ93により撮影された前車の画像はデジタル変
換器91cにおいて、デジタルデータに変換される。一
方、カメラ93により撮影された前車の画像は画像処理
部91aで画像処理され、車間距離、相対速度等が計測
される。衝突判定部91bで衝突が判定されると、デジ
タル変換された画像信号は通信IC95に送信される。
【0072】通信IC95は送信されてきた画像信号
(データの圧縮を行った後)に識別用のIDデータを付
加して、LANに出力する。 画像データに衝突の原因究明に必要なデータ(車間距
離、相対速度、自車速度等)を画像データに重畳した後
LANに送信して、記録装置96に記録することも可能
である。
【0073】他のユニットのコンピュータ(例えば、
エアーバッグ99a,ABS99b,エンジン99c,
4WS99d等)からの内部データも同様にLANに出
力されている。尚、ABSはAntilock Bra
ke Systemの略語であり、4WSは4 Whe
els Steeringの略語である。 記録装置96はLANからのデータをIDデータを基
に画像データ、衝突の原因究明に必要なデータ(車間距
離、相対速度、自車速度等)及び内部データを受信し
て、記録装置96に適したデータに変換して記録する。
例えば、エアバックコンピュータ99aからはエアバッ
グの作動オン・オフ状態、Gセンサからの加速度、AB
Sコンピュータ99bからはブレーキの作動オン・オフ
状態、ABSの作動状態、また、エンジンコンピュータ
99cからはエンジン回転数、噴射量、進角値、更に4
WSコンピュータ99dからはステアリングの角度等が
内部データとして適用される。
【0074】以上のように本実施例では、衝突判定から
衝突直後までの様子が自動的にカメラにより撮影され、
そのデータがLANにより記録装置に送信されて記録装
置により記録されるので、事故の原因究明及び対策が的
確に行える。また、車両のデータ(車間距離、相対速
度、自車速度等)及びエアーバッグ,ABS,エンジン
コンピュータ等からの車両状態を示すデータが画像に対
応して記録されるので、衝突判定から衝突までの間に、
これらの機器がどのような状態にあったかも判り、原因
究明に一層の効果がある。記録の方法としては、画像に
これらのデータ内容を重ねるか、あるいは、単独でデー
タをメモリに記憶させるようにすれば良い。
【0075】図12は本発明の第10の実施例の事故時
のデータ記録装置を説明するシステム構成図である。以
下、図に従って説明する。自車の前方に設置されたカメ
ラ103は前車を撮影する。画像処理部101aは車間
距離及び相対速度を計測する。衝突判定部101bは、
制御部101の内部メモリに記憶された衝突判定マップ
に従って衝突するか否かの判定を行う。この衝突判定マ
ップは自車速度(V2 )、相対速度(V1 〜V2 )、車
間距離(Lm)の関係がメモリに記憶されており、計測
された車間距離(L)がこの値(Lm)より短いと衝突
すると判定する。101cはデジタル変換器で、カメラ
103で撮影された画像データ(アナログ)をLAN
(ローカル・エリア・ネットワーク)で送信するために
デジタルに変換する。105は通信ICで、デジタル化
された画像データにIDデータを付加してLANに送
る。106は記録装置で、LANにより送信されてきた
デジタルデータを例えばアナログデータに変換して記録
する。107は車両に搭載された電話機で、公衆電話回
線(無線)を経由してにより、事故時の状況が所定の箇
所(例えば、警察等)へ送信される。
【0076】次に、データの流れについて説明する。 カメラ103により撮影された前車及び自車の前部の
画像は画像処理部において、デジタルデータに変換され
る。一方、カメラ103により撮影された前車の画像は
画像処理され、衝突判定部101bで衝突が判定される
と、デジタル変換された画像信号は通信IC105に送
信される。
【0077】通信IC105は送信されてきた画像信
号に識別用のIDデータを付加して、LANに出力す
る。 画像データに衝突の原因究明に必要なデータ(車間距
離、相対速度、自車速度等)を追加してLANに送信し
て、記録装置106に記録する。 記録装置106はLANからのデータをIDデータを
基に画像データ及び衝突の原因究明に必要なデータ(車
間距離、相対速度、自車速度等)を受信して、記録装置
に適したデータに変換して記録する。
【0078】電話機107はLANからのデータをI
Dデータを基に画像データ及び衝突の原因究明に必要な
データ(車間距離、相対速度、自車速度等)を受信し
て、送信に適したデータに変換して電話回線を経由して
送信する。 尚、上記電話回線を使用して送信する代わりに無線機を
使用することも可能である。
【0079】以上のように本実施例では、衝突判定から
衝突直後までの様子が自動的にカメラにより撮影され事
故の原因究明及び対策が的確に行える。また、同時に事
故の状況が警察等で状況把握、証拠保存が適切にでき
る。尚、本発明の実施例は自車が前車に衝突する例につ
いて述べたが、自車に後車が衝突する場合にも適用でき
る。具体的には、自車の後方にレーダを設置し後車に向
かって所定の周波数を有する電波を照射する。そして、
その照射波と後車から反射される反射波の周波数の差か
ら自車と後車との相対速度(V1 〜V2 )を、また、反
射波の遅れ時間から車間距離(L)を計測する。また、
自車の後方にカメラを設置し、自車及び後車の状態を画
像データとして撮影する。この画像データの記録方法、
記録停止方法等については、先の実施例と全く同様に行
えばよい。
【0080】また、以上の実施例においては、自車の一
部(ボンネット等)と前車のリア側あるいは自車の一部
(トランク等)と後車のフロント側とを画像に取り込ん
でおり、衝突時の両車の状況を明確に把握できるように
しているが、これに限らず、前車のリア側あるいは後車
のフロント側のみを取り込むようにしても良い。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では衝突前
後にわたって確実に精度良くカメラ及び記録媒体等によ
り事故の様子が記録されるので、事故の原因究明及び対
策が的確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の事故時のデータ記録装
置を説明する図で、(a)は車両の位置関係を示す図、
(b)はシステム構成図、(c)は衝突判定マップを示
す図である。
【図2】本発明の第1の実施例の事故時のデータ記録処
理のフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例の事故時のデータ記録装
置を説明する図で、(a)はシステム構成図、(b)は
距離計測方法を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例の事故時のデータ記録装
置を説明するシステム構成図である。
【図5】本発明の第3の実施例の事故時のデータ記録処
理のフローチャートである。
【図6】本発明の第4の実施例の事故時のデータ記録装
置を説明する図で、(a)はシステム構成図、(b)は
記録の開始、停止の状態を説明するタイミングチャート
である。
【図7】本発明の第5の実施例の事故時のデータ記録装
置を説明する図で、(a)はシステム構成図、(b)は
記録開始、停止の状態を説明するタイミングチャートで
ある。
【図8】本発明の第6の実施例の事故時のデータ記録装
置を説明する図で、(a)はシステム構成図、(b)〜
(d)は記録開始、停止の状態を説明するタイミングチ
ャートである。
【図9】本発明の第7の実施例の事故時のデータ記録装
置を説明する図で、(a)はシステム構成図、(b)は
LANのデータの流れを説明する図である。
【図10】本発明の第8の実施例の事故時のデータ記録
装置を説明する図で、(a),(b)は画像図、(c)
はデータ形式図である。
【図11】本発明の第9の実施例の事故時のデータ記録
装置を説明するシステム構成図である。
【図12】本発明の第10の実施例の事故時のデータ記
録装置を説明するシステム構成図である。
【符号の説明】
11・・・制御部 11a・・・信号処理部 11b・・・衝突判定部 12・・・レーダ 13・・・カメラ 14・・・記録装置

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車の前方に設置され、自車と前車の走
    行速度、相対速度及び前記自車と前車の車間距離を計測
    する速度及び車間距離計測手段と、 前記計測された走行速度、相対速度及び車間距離から前
    記自車と前車の衝突を予測する衝突予測手段と、 前記自車と前車とを画像に撮影する撮像手段と、 前記撮像手段により撮影された画像データを記録可能な
    記録手段と、 前記衝突予測手段による前記衝突の予測に基づき前記記
    録手段に前記画像データを記録させる制御手段とを備え
    たことを特徴とする事故時のデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 自車の後方に設置され、自車と後車の走
    行速度、相対速度及び前記自車と後車の車間距離を計測
    する速度及び車間距離計測手段と、 前記計測された走行速度、相対速度及び車間距離から前
    記自車と後車の衝突を予測する衝突予測手段と、 前記自車と後車とを画像に撮影する撮像手段と、 前記撮像手段により撮影された画像データを記録可能な
    記録手段と、 前記衝突予測手段による前記衝突の予測に基づき前記記
    録手段に前記画像データを記録させる制御手段とを備え
    たことを特徴とする事故時のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 前記速度及び車間距離計測手段は、レー
    ダにより計測を行う速度及び車間距離計測装置であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の事故時の
    データ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記速度及び車間距離計測手段は、前記
    撮像手段により計測を行う速度及び車間距離計測装置で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の事
    故時のデータ記録装置。
  5. 【請求項5】 前記衝突予測手段は、前記レーダによる
    速度及び車間距離計測装置及び前記撮像手段による速度
    及び車間距離計測装置の両方により衝突を予測すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の事故時のデ
    ータ記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、半導体メモリであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の事故時の
    データ記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、ビデオレコーダ又はデ
    ータレコーダであることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の事故時のデータ記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録手段は、前記自車に設置された
    ビデオレコーダと前記撮像手段からの画像データを前記
    ビデオレコーダへの記録に切り換え可能な画像切換手段
    とからなることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の事故時のデータ記録装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記衝突予測手段によ
    り前記前車又は後車と自車とが衝突する、又は、衝突の
    可能性が高いと予測された時点から、前記記録手段に記
    録を開始させるものであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の事故時のデータ記録装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記記録手段に前記
    画像データの記録を開始させてから所定時間経過後に、
    前記記録手段の記録を停止させる第1の記録停止手段で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の事
    故時のデータ記録装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記記録手段に記録
    を開始させた後、自車の加速度を検出する加速度検出手
    段に基づき衝突したと判定したときには、前記記録手段
    の記録を停止させる第2の記録停止手段であることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の事故時のデータ
    記録装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記記録手段に記録
    を開始させた後、前記衝突予測手段により衝突時点と予
    測される衝突時刻、又は、前記衝突時刻より所定時間経
    過後に、前記記録手段の記録を停止させる第3の記録停
    止手段であることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の事故時のデータ記録装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記衝突予測手段に
    より前記前車又は後車と自車とが衝突する、又は、衝突
    の可能性が高いと予測された時点から、前記記録手段の
    メモリの容量に応じた時間経過するまでの分で、前記記
    録手段の記録を停止させる第4の記録停止手段であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の事故時の
    データ記録装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記画像データを前
    記記録手段にエンドレスに記録させ、前記衝突予測手段
    により衝突時点が予測される衝突時刻、又は、前記衝突
    時刻より所定時間経過後に、前記記録手段の記録を停止
    させる第5の記録停止手段であることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の事故時のデータ記録装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記画像データを前
    記記録手段にエンドレスに記録させ、前記加速度検出手
    段に基づき衝突したと判定すると、前記記録手段の記録
    を停止させる第6の記録停止手段であることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の事故時のデータ記録装
    置。
  16. 【請求項16】 前記撮像手段は、撮像された画像デー
    タをデジタル信号に変換するデジタル変換手段を備え、 自車内に設置されたローカル・エリア・ネットワークを
    介して、前記デジタル変換手段により変換された前記画
    像データを前記記録手段に送信する第1の送信手段を有
    することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の事故
    時のデータ記録装置。
  17. 【請求項17】 前記撮像手段は、撮像された画像デー
    タを圧縮するデータ圧縮手段を備え、 前記自車内に設置されたローカル・エリア・ネットワー
    クを介して、前記データ圧縮手段により圧縮された前記
    画像データを前記記録手段に送信する第2の送信手段を
    有することを特徴とする請求項16記載の事故時のデー
    タ記録装置。
  18. 【請求項18】 前記撮像手段は、前記データ圧縮手段
    により圧縮された前記画像データに、前記速度及び車間
    距離計測手段により計測された前記走行速度、相対速
    度、車間距離及びその他のデータを取り込み、前記走行
    速度、相対速度、車間距離及びその他のデータを付加す
    るデータ付加手段を備えたことを特徴とする請求項17
    記載の事故時のデータ記録装置。
  19. 【請求項19】 前記撮像手段は、前記自車内に設置さ
    れたローカル・エリア・ネットワークを介して、前記デ
    ータ圧縮手段により圧縮された前記画像データと、前記
    自車内の他の各車両制御装置からの自車の各状態を示す
    データを、前記記録手段に送信する第3の送信手段を有
    することを特徴とする請求項17記載の事故時のデータ
    記録装置。
  20. 【請求項20】 前記撮像手段は、自車両外部へ前記画
    像データを送信する第4の送信手段を備えたことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の事故時のデータ記
    録装置。
  21. 【請求項21】 前記第4の送信手段が電話回線である
    ことを特徴とする請求項20記載の事故時のデータ記録
    装置。
  22. 【請求項22】 前記第4の送信手段が無線送信機であ
    ることを特徴とする請求項20記載の事故時のデータ記
    録装置。
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