JPH10162288A - 交差点通過車両監視システム - Google Patents

交差点通過車両監視システム

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JPH10162288A
JPH10162288A JP8317875A JP31787596A JPH10162288A JP H10162288 A JPH10162288 A JP H10162288A JP 8317875 A JP8317875 A JP 8317875A JP 31787596 A JP31787596 A JP 31787596A JP H10162288 A JPH10162288 A JP H10162288A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交差点を通過する車両を監視し違反車両を特定
することができる交差点通過車両監視システムを提供す
る。 【解決手段】交差点を通過する車両を撮影する撮影装置
11aと、車両の前面を撮像する撮像装置12Aを交差
点に設置し、撮影装置により得られた画像を画像処理装
置13で処理して車両を検知・追跡し違反車両を識別す
ると共に、撮像装置により得られた画像信号を画像圧縮
部24で圧縮し、画像通信部25によりパーソナルコン
ピュータ14に転送して画像処理装置13により識別さ
れた違反車両の車両番号を認識し、その車両番号の情報
を撮像装置により得られた画像と共に表示装置16およ
び印刷装置17によって出力する交差点通過車両監視シ
ステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交差点を通過する
車両を監視して違反車両を特定する交差点通過車両監視
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交差点を通過する車両の信号無視
や速度違反などの交通違反の取り締まりは、もっぱら警
察官の監視に頼っている。警察官を全ての交差点に配置
することは到底不可能であり、また警察官が違反車両を
目撃しても、高速で逃走した場合には、違反車両を特定
することすら難しい。
【0003】これに対し、もし交差点を通過する違反車
両を無人で自動的に特定して記録することができれば、
取り締まりは格段に容易となり、また交通違反そのもの
が大幅に減少すると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では交差点を通過する違反車両を無人で自動的に特定し
て記録する技術がなく、違反車両を特定するためには人
間が監視しなければならないという問題があった。本発
明は、交差点を通過する車両を監視し違反車両を特定す
ることができる交差点通過車両監視システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は交差点を通過する車両を監視するシステム
において、車両を背後から撮影する撮影装置と、この撮
影装置により得られた画像を処理して車両を検知・追跡
し、違反車両を識別する画像処理装置と、車両の前面を
撮像する撮像装置と、この撮像装置により得られた画像
から、画像処理装置により識別された違反車両の車両番
号を認識する認識手段と、この認識手段により認識され
た車両番号の情報を撮像装置により得られた画像と共に
出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】ここで、本発明による交差点通過車両監視
システムを信号無視抑止システムに適用する場合、撮影
装置は車両を背後から交差点に設置された信号機と共に
撮影できるように設置され、画像処理装置は撮影装置に
より得られた画像から信号機の状態を判別し、その判別
結果に基づき信号無視の違反車両を識別する処理を行
う。
【0007】また、本発明による交差点通過車両監視シ
ステムを速度違反抑止システムに適用する場合、画像処
理装置は交差点を通過する車両の速度を計測し、その計
測結果に基づき速度違反車両を識別する処理を行う。
【0008】さらに、本発明による交差点通過車両監視
システムを手配車両検知システムに適用する場合、画像
処理装置は撮像装置により得られた画像から交差点を通
過する全ての車両の車両番号を認識し、その認識結果に
基づき手配車両を識別する処理を行う。
【0009】このように構成される本発明の交差点通過
車両監視システムによると、交差点を通過する車両を自
動監視して違反車両を特定することができる。すなわ
ち、撮影装置で車両を背後から撮影するとともに信号機
をも撮影し、この撮影装置により得られた画像から画像
処理装置で信号機の状態を判別して、その判別結果に基
づき信号無視の違反車両を識別する処理を行うことによ
り、信号無視の違反車両の特定ができる。
【0010】また、画像処理装置により交差点を通過す
る車両の速度を計測し、その計測結果に基づき速度違反
車両を識別する処理を行うことにより、速度違反車両を
特定することができる。
【0011】さらに、画像処理装置において撮像装置に
より得られた画像から交差点を通過する全ての車両の車
両番号を認識し、その認識結果に基づき手配されている
車両を識別する処理を行うことにより、手配車両の自動
検知を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は信号無視抑止および速度違反
抑止のための交差点通過車両監視システムの概略図、図
2は各部の詳細な構成を示すブロック図である。
【0013】図1に示すように、交差点の4か所の出入
口に例えばCCDカメラからなる撮影装置11a,11
b,11c,11dと、撮像装置12A,12B,12
C,12Dが設置されている。撮影装置11a,11
b,11c,11dは、交差点を通過する車両(以下、
交差点通過車両という)を信号機を含めて背後から撮影
できるように、車両進行方向に見て左側上に交差点に向
けて設置されている。
【0014】撮像装置12A,12B,12C,12D
は、交差点通過車両の車両番号を前面から撮像できるよ
うに、車両進行方向に見て右側上に設置され、また車両
番号を撮像しやすいように撮影装置11a,11b,1
1c,11dより高解像度のCCDカメラが使用され、
かつストロボを内蔵している。
【0015】交差点の路側の適当な個所に、画像処理装
置13が設置されている。この画像処理装置13は、図
2に示すように車両検知・追跡部21、高解像度カメラ
インタフェース部22、CPU(マイクロコンピュー
タ)部23、画像圧縮部24および画像通信部25から
なり、これらがバスによって接続されている。
【0016】車両検知・追跡部21は、撮影装置11
a,11b,11c,11dにより得られた画像から交
差点通過車両を検知し、かつ自動追跡を行う。車両の検
知方法としては、例えば背景画像と撮影した画像の差分
を求めることで移動体の検出を行い、検出した移動体の
うち一定の大きさ(面積)以上のものを車両として検知
する方法を用いることができる。
【0017】高解像度カメラインタフェース部22は、
撮像装置12A,12B,12C,12Dからの画像信
号を取り込み、所定のフォーマットに変換してCPU部
23および画像圧縮部24へ転送する。CPU部23
は、車両検知・追跡部21、高解像度カメラインタフェ
ース部22、画像圧縮部24および画像通信部25の制
御を司り、また撮影装置11a,11b,11c,11
dから車両検知・追跡部21を介して入力される画像信
号から信号機の状態を監視して信号無視があったか否か
を判定したり、車両の速度を計算して速度違反があった
か否かを判定する処理を行う。
【0018】画像圧縮部24は、撮像装置12A,12
B,12C,12Dから高解像度カメラインタフェース
部22を介して入力される画像信号を圧縮処理して画像
通信部25へ供給する。画像通信部25は、圧縮された
画像信号を例えば交差点から遠隔の場所に設置された事
務所内のパーソナルコンピュータ(PC)14へ転送す
る。
【0019】一方、事務所にはパーソナルコンピュータ
14のほか、記憶装置15、表示装置16および印刷装
置17が設置されている。パーソナルコンピュータ14
は画像処理装置15から転送されてきた圧縮画像信号を
伸張して車両番号を認識し、その車両番号の情報を記憶
装置15に画像と共に記憶させる。表示装置16および
印刷装置17は、車両番号認識結果と画像を出力する。
【0020】次に、図3に示すフローチャートを用い
て、本実施形態の交差点通過車両監視システムにおける
信号無視抑止のための車両監視処理手順を説明する。ま
ず、最初に撮影装置11a,11b,11c,11dに
よって交差点が撮影される(ステップS101)。車両
が交差点を通過した場合、その交差点通過車両が撮影装
置11a,11b,11c,11dのうち車両通過方向
後方の撮影装置により信号機を含めて背後から撮影され
る。この撮影装置により得られた画像信号は、路側に設
置された画像処理装置15内の車両検知・追跡部21に
入力され、車両の検知処理が行われる(ステップS10
2)。
【0021】次に、交差点通過車両の進行方向前方の信
号機の状態(発光色)が判定される(ステップS10
3)。信号機の状態の判定には、信号機から状態情報を
受け取るようにしてもよいが、信号機がそのような機能
を持たない場合は、撮影装置によって得られた画像から
CPU部23で信号機の状態を監視し、信号機の状態が
「青」の場合と「赤」の場合の明るい位置の輝度差に基
づいて信号機の状態を判定すればよい。
【0022】次に、ステップS102の車両検知処理に
より交差点通過車両が検知されたか否かが判定される
(ステップS104)。ここで、車両が検知されない場
合はステップS101に戻り、撮影装置による撮影が続
行される。車両が検知された場合は、引き続きステップ
S103の信号機の状態判定結果から、その車両が信号
無視車両か否かが判定される(ステップS105)。す
なわち、ステップS104により交差点通過車両が検知
されたとき、信号機の状態が「赤」であれば、その車両
は信号無視車両と判定される。また、ステップS105
で信号無視車両でないと判定されたときは、ステップS
101に戻り、撮影装置による撮影が続行される。
【0023】ステップS105で交差点通過車両が信号
無視車両であると判定されると、次いでその信号無視車
両が方向を変える前に、撮像装置12A,12B,12
C,12Dのうち車両通過方向前方の撮像装置によっ
て、車両番号(ナンバープレート)とフロントガラスが
同時に視野に入るように車両前面が撮像される(ステッ
プS106)。この撮像装置により得られた画像信号
は、高解像度カメラインタフェース部22を介して画像
圧縮部24に入力され、圧縮される(ステップS11
1)。圧縮された画像信号は、画像通信部25により画
像通信に供され、遠隔地の事務所内に設置されたパーソ
ナルコンピュータ14に転送される(ステップS11
2)。パーソナルコンピュータ14では、転送されてき
た画像信号を伸張した後、その画像から車両番号を認識
し、この車両番号の情報を車両前面の画像と共に記憶装
置15に記憶する。
【0024】この場合、ステップS106において撮像
装置で車両前面を撮像した後、撮影装置による交差点の
撮影(ステップS107)、信号機の状態判定(ステッ
プS108)および車両追跡処理(ステップS109)
の一連の処理をステップS110で車両の追跡処理が完
了したと判定されるまで繰り返し行い、この車両追跡中
の画像信号を1〜複数枚ステップS111の画像圧縮お
よびステップS112の画像通信により、パーソナルコ
ンピュータ14に転送して車両番号の情報を車両前面の
画像と共に記憶装置15に記憶させることで、車両の違
反状況を後から調べることも可能である。
【0025】パーソナルコンピュータ14での車両番号
の認識は、例えば転送されてきた画像信号中から車両番
号の文字列周波数成分を探索してプレート候補とし、プ
レート色判定を行った後、そのプレート候補内の大文字
(一連番号)を文字認識してプレートであるか否かを判
定し、残りの文字を認識することで実現することができ
る。
【0026】記憶装置15に記憶された違反車両の車両
番号の情報および画像信号は表示装置16や印刷装置1
7に入力され、違反車両の車両番号と、フロントガラス
越しに撮像された運転手の顔画像および信号機の画像が
表示されると共に、プリントアウトされる。従って、こ
れらの車両番号および画像から、信号無視を行った違反
車両とその運転手を容易に特定することが可能となる。
【0027】ステップS112の画像通信が終了する
と、ステップ101に戻り、次の交差点通過車両の撮影
に待機する。次に、図4に示すフローチャートを用い
て、本実施形態の交差点通過車両監視システムにおける
速度違反抑止のための車両監視処理手順を説明する。シ
ステムの構成は、信号無視抑止の場合と同様で、図1に
示した通りである。
【0028】まず、最初に撮影装置11a,11b,1
1c,11dによって交差点が撮影される(ステップS
201)。車両が交差点を通過した場合、その交差点通
過車両が撮影装置11a,11b,11c,11dのう
ち車両通過方向後方の撮影装置により信号機を含めて背
後から撮影される。この撮影装置により得られた画像信
号は、路側に設置された画像処理装置15内の車両検知
・追跡部21に入力され、車両の検知処理が行われる
(ステップS202)。
【0029】次に、ステップS202の車両検知処理に
より交差点通過車両が検知されたか否かが判定される
(ステップS203)。ここで、車両が検知されない場
合はステップS101に戻り、撮影装置による撮影が続
行される。車両が検知された場合は、その車両を検知し
た撮影装置によって車両が引き続き撮影され(ステップ
S204)、この撮影装置により得られた画像信号に基
づいて車両検知・追跡部21により車両追跡処理が行わ
れる(ステップS205)。
【0030】そして、この車両追跡処理に伴って撮影時
間間隔とその時間間隔内の車両の移動量から車両の速度
v(平均速度)がCPU部23により計算される(ステ
ップS206)。この速度計算は、例えば画像中のある
2地点間の距離Lを予め実測しておき、車両がこの2地
点間を通過する時間tを計算することで、この2地点間
の平均速度v=L/tを計算することにより行うことが
できる。
【0031】次に、ステップS206で計算された速度
vが制限速度を超えたか否かが判定される(ステップ2
07)。ここで、速度超過でない場合はステップS10
1に戻り、撮影装置による撮影が続行される。ステップ
S207で速度超過と判定されると、引き続き撮像ポイ
ントか否かが調べられ(ステップS208)、撮像ポイ
ントでない場合はステップS204に戻り、撮像ポイン
トである場合は撮像装置12A,12B,12C,12
Dのうち車両通過方向前方の撮像装置によって車両番号
(ナンバープレート)とフロントガラスが同時に視野に
入るように車両前面が撮像される(ステップS20
9)。
【0032】この撮像装置により得られた画像信号は、
高解像度カメラインタフェース部22を介して画像圧縮
部24に入力され、圧縮される(ステップS210)。
圧縮された画像信号は、画像通信部25により画像通信
に供され、遠隔地の事務所内に設置されたパーソナルコ
ンピュータ14に転送される(ステップS211)。パ
ーソナルコンピュータ14では、転送されてきた画像信
号を伸張した後、その画像から車両番号を認識し、この
車両番号の情報を車両前面の画像と共に記憶装置15に
記憶する。
【0033】パーソナルコンピュータ14での車両番号
の認識は、例えば転送されてきた画像信号中から車両番
号の文字列周波数成分を探索してプレート候補とし、プ
レート色判定を行った後、そのプレート候補内の大文字
(一連番号)を文字認識してプレートであるか否かを判
定し、残りの文字を認識することで実現することができ
る。
【0034】記憶装置15に記憶された速度違反車両の
車両番号の情報および画像信号は表示装置16や印刷装
置17に入力され、速度違反車両の車両番号と、フロン
トガラス越しに撮像された運転手の顔画像および信号機
の画像が表示されると共に、プリントアウトされる。従
って、これらの車両番号および画像から、速度違反車両
とその運転手を容易に特定することが可能となる。
【0035】ステップS211の画像通信が終了する
と、ステップ201に戻り、次の交差点通過車両の撮影
に待機する。次に、本発明の他の実施形態を説明する。
図5は、本発明を手配車両検知システムに適用した実施
形態における各部の構成を示すブロック図である。図2
と同一部分に同一符号を付して説明すると、本実施形態
では図2の構成に加えて画像処理装置13内に車両番号
認識部26が追加されるとともに、画像処理装置13の
外部にコンソール/モニタ27が付設されている。車両
番号認識部26は、撮像装置12A,12B,12C,
12Dによって車両前面を撮像して得られた画像信号か
ら全ての交差点通過車両の車両番号をリアルタイムで自
動認識するものである。
【0036】次に、図6に示すフローチャートを用い
て、本実施形態における手配車両検知の処理手順を説明
する。まず、最初に撮影装置11a,11b,11c,
11dによって交差点が撮影される(ステップS30
1)。車両が交差点を通過した場合、その交差点通過車
両が撮影装置11a,11b,11c,11dのうち車
両通過方向後方の撮影装置により信号機を含めて背後か
ら撮影される。この撮影装置により得られた画像信号
は、路側に設置された画像処理装置15内の車両検知・
追跡部21に入力され、車両の検知処理が行われる(ス
テップS302)。
【0037】次に、ステップS302の車両検知処理に
より交差点通過車両が検知されたか否かが判定される
(ステップS303)。ここで、車両が検知されない場
合はステップS301に戻り、撮影装置による撮影が続
行される。車両が検知された場合は、撮像装置12A,
12B,12C,12Dのうち車両通過方向前方の撮像
装置によって、車両番号(ナンバープレート)とフロン
トガラスが同時に視野に入るように車両前面が撮像され
る(ステップS304)。
【0038】この撮像装置により得られた画像信号は高
解像度カメラインタフェース部22を介して車両番号認
識部26に入力され、ここで車両番号がリアルタイムで
自動認識される(ステップS305)。CPU部23
は、車両番号認識部26で認識された車両番号が手配中
の番号であるか否かを調べる。
【0039】ステップS305において車両番号の自動
認識および手配車両の識別を行った後、撮影装置による
交差点の撮影(ステップS306)および車両追跡処理
(ステップS307)をステップS308で車両の追跡
処理が完了したと判定されるまで繰り返し行い、この車
両追跡中の画像信号を1〜複数枚ステップS309の画
像圧縮およびステップS310の画像通信およびコンソ
ール表示により、ステップS305で手配車両が検知さ
れればその旨と手配車両の車両番号および画像を画像圧
縮部24および画像通信部25を介して遠隔地の事務所
内に設置されたパーソナルコンピュータ14に転送する
とともに、コンソール/モニタ27に出力して表示す
る。ステップS310の処理が終了すると、ステップ3
01に戻り、次の交差点通過車両の撮影に待機する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば撮
影装置により車両を撮影して得られた画像から車両を検
知・追跡して違反車両を識別するとともに、撮像装置に
より車両の前面を撮像して得られた画像から画像処理装
置により違反車両の車両番号を認識し、この認識された
車両番号の情報を撮像装置により得られた車両前面の画
像と共に表示または印刷等の出力を行うことにより、交
差点を通過する車両を自動監視して違反車両を特定する
ことができる。従って、交通違反の取り締りが容易とな
り、また交通違反そのものを減少させることができる。
【0041】すなわち、撮影装置を車両を背後から交差
点に設置された信号機と共に撮影できるように設置し、
画像処理装置で撮影装置により得られた画像から信号機
の状態を判別して、その判別結果に基づき信号無視の違
反車両を識別する処理を行うことにより、信号無視違反
車両の特定ができる。
【0042】また、画像処理装置により交差点を通過す
る車両の速度を計測し、その計測結果に基づき速度違反
車両を識別する処理を行うことにより、速度違反車両の
特定ができる。
【0043】さらに、画像処理装置において撮像装置に
より得られた画像から交差点を通過する全ての車両の車
両番号を認識し、その認識結果に基づき手配車両を識別
する処理を行うことにより、手配車両の自動検知が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る交差点通過車両監視
システムの該略図
【図2】同実施形態に係る交差点通過車両監視システム
の各部の詳細な構成を示すブロック図
【図3】同実施形態における信号無視抑止のための処理
手順を示すフローチャート
【図4】同実施形態における速度違反抑止のための処理
手順を示すフローチャート
【図5】本発明の他の実施形態に係る交差点通過車両監
視システムの各部の詳細な構成を示すブロック図
【図6】同実施形態に係る手配車両検知のための処理手
順を示すフローチャート
【符号の説明】
11a,11b,11c,11d…撮影装置 12A,12B,12C,12D…撮像装置 13…画像処理装置 14…パーソナルコンピュータ 15…記憶装置 16…表示装置 17…印刷装置 21…車両検知・追跡部 22…高解像度カメラインタフェース部 23…CPU部 24…画像圧縮部 25…画像認識部 26…車両番号認識部 27…コンソール/モニタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交差点を通過する車両を監視するシステム
    において、 前記車両を背後から撮影する撮影装置と、 前記撮影装置により得られた画像を処理して前記車両を
    検知・追跡し、違反車両を識別する画像処理装置と、 前記車両の前面を撮像する撮像装置と、 前記撮像装置により得られた画像から、前記画像処理装
    置により識別された違反車両の車両番号を認識する認識
    手段と、 前記認識手段により認識された車両番号の情報を前記撮
    像装置により得られた画像と共に出力する出力手段とを
    備えたことを特徴とする交差点通過車両監視システム。
  2. 【請求項2】前記撮影装置は、前記車両を背後から交差
    点に設置された信号機と共に撮影できるように設置さ
    れ、 前記画像処理装置は、前記撮影装置により得られた画像
    から前記信号機の状態を判別し、その判別結果に基づき
    信号無視の違反車両を識別する処理を行うことを特徴と
    する請求項1に記載の交差点通過車両監視システム。
  3. 【請求項3】前記画像処理装置は、交差点を通過する車
    両の速度を計測し、その計測結果に基づき速度違反車両
    を識別する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載
    の交差点通過車両監視システム。
  4. 【請求項4】前記画像処理装置は、前記撮像装置により
    得られた画像から交差点を通過する全ての車両の車両番
    号を認識し、その認識結果に基づき手配車両を識別する
    処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の交差点通
    過車両監視システム。
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