JP2008242725A - 画像データ記録システム、及び、集積回路装置 - Google Patents

画像データ記録システム、及び、集積回路装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008242725A
JP2008242725A JP2007081343A JP2007081343A JP2008242725A JP 2008242725 A JP2008242725 A JP 2008242725A JP 2007081343 A JP2007081343 A JP 2007081343A JP 2007081343 A JP2007081343 A JP 2007081343A JP 2008242725 A JP2008242725 A JP 2008242725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
data recording
recording system
moving body
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007081343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5126473B2 (ja
Inventor
Yusuke Harikae
裕介 張替
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2007081343A priority Critical patent/JP5126473B2/ja
Publication of JP2008242725A publication Critical patent/JP2008242725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5126473B2 publication Critical patent/JP5126473B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】必要な画像データを確実に保存することが可能な画像データ記録システム、及び、集積回路装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像データ記録システムは、移動体2に搭載される画像データ記録システムであって、移動体2とオブジェクト3との距離情報と、移動体2とオブジェクト3との相対速度情報とに基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出する画像データ記録イベント発生検出部10と、画像データ記録イベントが発生したときに、移動体2に備えられた撮像部で取得された画像データを記憶部42に記憶させる処理を開始する画像データ記録制御部40と、を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像データ記録システム、及び、集積回路装置に関する。
車などの移動体の事故時の画像データを取得するために、該移動体に搭載されるドライブレコーダが知られている。
ドライブレコーダの技術として、振動を検出する振動検出センサによって事故が起こったことを検出し、画像データの記録を開始する技術が知られている。
また、ドライブレコーダの技術として、撮像部で時系列に取得された複数の画像データを順次第一次記憶部に格納してゆき、事故を検出したときに、事故前の所定の期間に取得されて第一次記憶部に格納された画像データを第二次記憶部に記憶させる技術が知られている。これによると、事故前の所定の期間に取得された画像データを第二次記憶部に記憶させることができるため、事故の経過を明らかにすることができる。
特開平6−331351号公報
振動によって事故が起こったことを検出し、その後第一次記憶部に格納された画像データを第二次記憶部に記憶させる処理を行う場合、事故の衝撃でドライブレコーダが破壊されると、第一次記憶部に格納された画像データを第二次記憶部に記憶させることができないおそれがある。特に、第一次記憶部は、その性質上、書き込みにかかる時間が短く(書き込み速度が速く)、かつ、書き換え回数が多いメモリ素子を利用することが好ましく、これらの条件を満たすために、第一次記憶部として、揮発性のメモリ素子が利用されることが多かった。第一次記憶部として揮発性のメモリ素子が利用される場合、事故の衝撃でドライブレコーダが破壊され、第一次記憶部に記憶された画像データを第二次記憶部に記憶させることができない事態が発生すれば、第一次記憶部に記憶された画像データが消滅してしまい、事故時の画像データを保存することができなくなるおそれがある。
本発明の目的は、必要な画像データを確実に保存することが可能な画像データ記録システム、及び、集積回路装置を提供することにある。
(1)本発明に係る画像データ記録システムは、
移動体に搭載される画像データ記録システムであって、
前記移動体と前記移動体の周囲の所定領域内に存在するオブジェクトとの距離情報と、前記移動体と前記オブジェクトとの相対速度情報とに基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出する画像データ記録イベント発生検出部と、
前記画像データ記録イベントが発生したときに、前記移動体に備えられた撮像部で取得された画像データを記憶部に記憶させる処理を開始する画像データ記録制御部と、
を含む。
本発明に係る画像データ記録システムによると、画像データ(第1及び第2の画像データ)に基づいて画像データ記録イベントが発生したことを検出し、記憶部に画像データを記録する処理を開始する。すなわち、本発明に係る画像データ記録システムによると、事故の発生を予測し、事故が起きる前に画像データを記録する処理を開始することができる。
これによると、事故が起きる前に撮像された画像を示す画像データを、リアルタイムに記憶部に書き込むことができるため、たとえ事故の衝撃で画像データ記録システムに不具合が発生した場合でも、事故前(事故直前)の画像データを記憶部に記憶させることが可能になる。
そして、記憶部として不揮発性のメモリ素子を利用すれば、事故の衝撃で画像データ記録システムに不具合が発生した場合でも、格納された画像データを保存することができるため、事故発生前の所定の期間に取得された画像データを、確実に保存することが可能になる。
すなわち、本発明によると、事故発生前の所定の期間に取得された画像データを、確実に保存することが可能な画像データ記録システムを提供することができる。
また、本発明によると、現実に事故が発生しなかった場合でも、事故発生の危険性が高まったときに、画像データが記録される。そのため、ユーザに自己の運転状況を確認する機会を与えることができる。
(2)この画像データ記録システムにおいて、
前記画像データ記録イベントが終了したことを検出する画像データ記録イベント終了検出部をさらに含み、
前記画像データ記録制御部は、
前記画像データ記録イベントが終了したときに、前記画像データを前記記憶部に記憶させる処理を停止してもよい。
これによると、事故発生の危険性が回避されたときに、記憶部に画像データを記憶させる処理を終了させることができる。そのため、記憶部の記憶容量を圧迫することなく、記憶部に画像データを記憶させることができる。
(3)この画像データ記録システムにおいて、
前記画像データ記録イベント発生検出部は、
視差を有する画像を撮像する第1及び第2の撮像部で前記オブジェクトを含む領域を撮像することによって得られる第1及び第2の画像データに基づいて、前記距離情報及び前記相対速度情報を取得してもよい。
これにより、移動体とオブジェクトとの距離情報や、移動体とオブジェクトとの相対速度情報を、正確に取得することができる。なお、本発明では、3個以上の撮像部で取得された画像データに基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出する処理を行ってもよい。
本発明では、例えば、画像データ記録イベント発生検出部は、距離情報を生成する距離情報生成部と、相対速度情報を生成する相対速度情報生成部とを含んで構成されていてもよい。そして、距離情報生成部及び相対速度情報生成部は、第1及び第2の画像データに基づいて、距離情報及び相対速度情報を生成してもよい。
なお、第1及び第2の撮像部は、記憶部に記憶される画像データを取得する撮像部であってもよい。すなわち、本発明では、第1及び第2の撮像部(画像データ記録イベントの発生を検出するために利用される撮像部)で取得された画像データを、記憶部に記憶させてもよい。ただし、変形例として、画像データ記録システムは、画像データ記録イベントの発生を検出するための撮像部以外に、記憶部に記憶させる画像データを取得するための撮像部を含んでいてもよい。
(4)この画像データ記録システムにおいて、
前記第1及び第2の画像データは、前記第1及び第2の撮像部が撮像する領域の一部である画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域の画像を示す画像データであり、
前記画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域を決定する対象領域決定部をさらに含んでもよい。
これにより、画像データ記録イベント発生検出処理に適した画像データを取得することができる。
(5)この画像データ記録システムにおいて、
前記対象領域決定部は、
前記移動体の速度情報に基づいて、前記画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域を決定してもよい。
(6)この画像データ記録システムにおいて、
前記対象領域決定部は、
前記移動体の幅情報に基づいて、前記画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域を決定してもよい。
(7)この画像データ記録システムにおいて、
前記対象領域決定部は、
前記移動体が移動中の道幅情報に基づいて、前記画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域を決定してもよい。
(8)この画像データ記録システムにおいて、
前記第1及び第2の撮像部の撮像範囲を制御する撮像範囲制御部をさらに含んでもよい。
これにより、画像データ記録イベント発生検出処理に適した画像データを取得することができる。
(9)この画像データ記録システムにおいて、
前記撮像範囲制御部は、
前記移動体の速度情報に基づいて前記撮像範囲を制御してもよい。
(10)この画像データ記録システムにおいて、
前記撮像範囲制御部は、
前記移動体の幅情報に基づいて前記撮像範囲を制御してもよい。
(11)この画像データ記録システムにおいて、
前記撮像範囲制御部は、
前記移動体が移動中の道幅情報に基づいて前記撮像範囲を制御してもよい。
(12)この画像データ記録システムにおいて、
前記移動体の進行方向を示す進行方向情報に基づいて、前記第1及び第2の撮像部の向きを制御する撮像方向制御部をさらに含んでもよい。
これにより、画像データ記録イベント発生検出処理に適した画像データを取得することができる。
(13)この画像データ記録システムにおいて、
前記画像データ記録イベント発生検出部は、
前記移動体に備えられた対物距離センサからの信号に基づいて、前記距離情報及び前記相対速度情報を取得してもよい。
本発明では、例えば、対物距離センサを利用して、移動体とオブジェクトとの距離情報と、移動体とオブジェクトとの相対速度情報とを取得してもよい。そして、距離情報と相対速度情報とに基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出してもよい。
(14)この画像データ記録システムにおいて、
前記対物対物距離センサのセンシング範囲を制御するセンシング範囲制御部をさらに含んでもよい。
これにより、画像データ記録イベント発生検出処理に適した画像データを取得することができる。
(15)この画像データ記録システムにおいて、
前記センシング範囲制御部は、
前記移動体の速度情報に基づいて前記センシング範囲を制御してもよい。
(16)この画像データ記録システムにおいて、
前記センシング範囲制御部は、
前記移動体の幅情報に基づいて前記センシング範囲を制御してもよい。
(17)この画像データ記録システムにおいて、
前記センシング範囲制御部は、
前記移動体が移動中の道幅情報に基づいて前記センシング範囲を制御してもよい。
(18)この画像データ記録システムにおいて、
前記移動体の進行方向を示す進行方向情報に基づいて、前記対物距離センサの向きを制御する向き制御部をさらに含んでもよい。
これにより、画像データ記録イベント発生検出処理に適した画像データを取得することができる。
(19)この画像データ記録システムにおいて、
前記記憶部に前記画像データが記憶されたことをユーザに通知する通知処理部をさらに含んでもよい。
これによると、画像データ記録システムが危険を検出したことを、ユーザに知覚させることができ、ユーザに、自身の運転を反省する契機を与えることができる。また、ユーザに、記憶部の整理を促すことができる。
(20)本発明に係る集積回路装置は、
移動体に搭載される画像データ記録装置用の集積回路装置であって、
前記移動体と前記移動体の周囲の所定領域内に存在するオブジェクトとの距離情報と、前記移動体と前記オブジェクトとの相対速度情報とに基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出する画像データ記録イベント発生検出部と、
前記画像データ記録イベントが発生したときに、前記移動体に備えられた撮像部で取得された画像データを記憶部に記憶させる処理を開始する画像データ記録制御部と、
を含む。
本発明に係る集積回路装置によると、画像データ(第1及び第2の画像データ)に基づいて画像データ記録イベントが発生したことを検出し、記憶部に画像データを記録する処理を開始する。すなわち、本発明に係る集積回路装置によると、事故の発生を予測し、事故が起きる前に画像データを記録する処理を開始することができる。
これによると、事故が起きる前に撮像された画像を示す画像データを、リアルタイムに記憶部に書き込むことができるため、たとえ事故の衝撃で画像データ記録システムに不具合が発生した場合でも、事故前(事故直前)の画像データを記憶部に記憶させることが可能になる。
そして、記憶部として不揮発性のメモリ素子を利用すれば、事故の衝撃で画像データ記録システムに不具合が発生した場合でも、格納された画像データを保存することができるため、事故発生前の所定の期間に取得された画像データを、確実に保存することが可能になる。
すなわち、本発明によると、事故発生前の所定の期間に取得された画像データを、確実に保存することが可能な集積回路装置を提供することができる。
以下、本発明を適用した実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、本発明は、以下の実施の形態及び変形例を自由に組み合わせたものを含むものとする。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を適用した第1の実施の形態に係る画像データ記録システム1について説明する。図1〜図5は、画像データ記録システム1について説明するための図である。なお、図1は、本実施の形態に係る画像データ記録システム1の概略を説明するための図である。画像データ記録システム1は、図1に示すように、車などの移動体2に搭載されるシステムである。画像データ記録システム1は、自動車に搭載されるドライブレコーダシステムとして構成されていてもよい。
本実施の形態に係る画像データ記録システム1は、図2及び図3に示す、画像データ記録イベント発生検出部10を含む。画像データ記録イベント発生検出部10は、第1及び第2のカメラインターフェース12,14を介して取得された第1及び第2の画像データに基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出するための処理を行う。なお、第1及び第2のカメラインターフェース12,14とは、それぞれ、第1及び第2の撮像部16,18で取得される第1及び第2の画像データを受け付けるためのインターフェースである。
本実施の形態では、第1及び第2の撮像部16,18は、視差を有する画像を撮像するように設定(配置)されている。例えば、第1及び第2の撮像部16,18は、隣り合って、光学系の光軸が同じ方向を向くように(平行になるように)配置されていてもよい。これにより、第1及び第2の撮像部16,18で撮像された画像が、視差を有する画像となり、第1及び第2の画像データが、視差を有する画像を示す画像データとなる。なお、第1及び第2の撮像部16,18は、移動体2に備えられていてもよい。
第1及び第2の撮像部16,18は、例えば、入射光を電気信号に変換する受光素子と、受光素子に光を入射させる光学系(例えば、レンズやミラーなどの光学素子によって構成された光学系)と、受光素子から出力された電気信号に所定の処理を行う処理部とを含んで構成されていてもよい。
第1及び第2の撮像部16,18は、時系列に沿って複数の画像データを取得するように構成されていてもよい。第1及び第2の撮像部16,18は、例えば、1秒間に30フレームの割合で画像データを取得するように構成されていてもよい。
画像データ記録イベント発生検出部10は、図2に示すように、距離情報取得部20を含む。距離情報取得部20は、移動体2と、移動体2の周囲の所定領域内(画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域内)に存在するオブジェクト3との距離を示す距離情報を取得する。
なお、本実施の形態では、距離情報取得部20は、第1及び第2の画像データに基づいて、移動体2とオブジェクト3との距離を示す距離情報を取得する。先に説明したように、第1及び第2の画像データが視差のある画像を示す画像データである。このことから、第1及び第2の画像データに基づいて、移動体2とオブジェクト3との距離を示す距離情報を生成することが可能になる。なお、第1及び第2の画像データに基づいて距離情報を生成する方法は特に限られず、既に公知となっているいずれかの手法(画像処理手法)を適用してもよい。
なお、オブジェクト3とは、図1に示すように、移動体2の周囲の所定の領域内(画像データ記録イベント発生検出処理の対象となる領域内)に存在する物品であって、例えば、自動車、自動二輪車、二輪車といった、移動を前提としているものや、壁やガードレールや路上の障害物など移動を前提としないものを含む。また、オブジェクト3は、人、その他の動物であってもよい。
画像データ記録イベント発生検出部10は、相対速度情報取得部30を含む。相対速度情報取得部30は、移動体2とオブジェクト3との相対速度を示す相対速度情報を取得する。なお、相対速度情報取得部30では、相対速度情報を、大きさ情報と方向情報とを含む情報(ベクトル情報)として取得する。すなわち、相対速度情報は、相対速度の大きさ情報と、相対速度の方向情報とを含んでいてもよい。
本実施の形態では、相対速度情報取得部30は、第1及び第2の撮像部16,18で取得された第1及び第2の画像データに基づいて、相対速度情報を生成する処理を行ってもよい。相対速度情報取得部30は、例えば、所定の時刻T1におけるオブジェクト3の位置情報(移動体2の位置を基準とする相対位置情報)と、時刻T1から所定の時間が経過した時刻T2におけるオブジェクト3の位置情報(移動体2の位置を基準とする相対位置情報)とに基づいて、移動体2とオブジェクト3との相対速度情報を生成してもよい。例えば、所定の時間が経過する前後におけるオブジェクト3の位置情報を比較することで(画像データの差分値を抽出することで)、移動体2とオブジェクト3との相対速度情報を生成することが可能になる。なお、画像データに基づいてオブジェクト3の位置情報を取得する方法は特に限られるものではなく、既に公知となっているいずれかの方法を適用してもよい。第1及び第2の画像データとして視差を有する画像を示す画像データを取得することで、第1及び第2の画像データからオブジェクト3の位置情報を取得することが可能になる。
画像データ記録イベント発生検出部10は、所定の画像データ記録イベントが発生したことを検出する。本実施の形態では、画像データ記録イベント発生検出部10は、移動体2とオブジェクト3との距離情報と、移動体2とオブジェクト3との相対速度情報とに基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出する。
画像データ記録イベント発生検出部10は、オブジェクト3の相対速度が移動体2を向いており(衝突の危険性があり)、かつ、移動体2とオブジェクト3との衝突までに要する時間が所定の時間以下であるときに、画像データ記録イベントが発生したことを検出してもよい。先に説明したように、相対速度情報取得部30は、移動体2とオブジェクト3との相対速度情報を、向き情報と大きさ情報とを含む情報として取得する。そのため、相対速度情報(相対速度の向き情報)に基づいて、オブジェクト3が移動体2に向かって移動しているか否かを判定することができ、移動体2とオブジェクト3との衝突の危険性を判定することができる。また、相対速度情報(相対速度の大きさ情報)と、移動体2とオブジェクト3との距離情報とに基づいて、衝突までにかかる時間を導出することができる。そして、オブジェクト3の相対速度が移動体2を向いており、かつ、移動体2とオブジェクト3との衝突までに要する時間が所定の時間以下であるときに、移動体2が危険状態にある(オブジェクト3と衝突する危険がある)として、画像データ記録イベントが発生したと判定してもよい。
なお、画像データ記録イベント発生検出部10は、距離情報及び相対速度情報以外の情報に基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出してもよい。例えば画像データ記録イベント発生検出部10は、移動体2に備えられた振動検出センサ(速度センサや加速度センサなど)からの信号に基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出してもよい。すなわち、振動検出センサからの信号に基づいて移動体2に所定のイベント(衝突事故や急ブレーキ)が発生したことを検出し、画像データ記録イベントが発生したと判定してもよい。
本実施の形態では、画像データ記録イベント発生検出部10を、専用のハードウエアによって構成してもよい。ただし、変形例として、画像データ記録イベント発生検出部10を、CPUやMPUを含むマイクロコンピュータ等で所定のプログラムを実行させることにより実現してもよい。
本実施の形態に係る画像データ記録システム1は、画像データ記録制御部40を含む。画像データ記録制御部40は、画像データ記録イベントが発生したときに、撮像部で取得された画像データを図3に示す記憶部42に記憶させる処理を開始する。画像データ記録制御部40は、画像データ記録イベント発生検出部10からの検出信号を受け付けて、画像データを記憶部42に記憶させる処理を開始してもよい。なお、画像データ記録制御部40は、図3に示すCPU45で所定のプログラムを実行させることによって実現してもよい。
本実施の形態に係る画像データ記録システム1では、記憶部42に記憶させる画像データは、第1の撮像部16で取得された第1の画像データ及び第2の撮像部18で取得された第2の画像データのいずれか一方であってもよく、その両方であってもよい。すなわち、本実施の形態では、イベント発生の有無の判定に利用した画像データを、記憶部42に記憶させてもよい。ただし、変形例として、第1及び第2の撮像部16,18とは別の撮像部で取得された画像データ、すなわち、イベント発生の有無の判定に利用されない画像データを、記憶部42に記憶させてもよい。
なお、本実施の形態に係る画像データ記録システム1に適用可能な記憶部42は特に限定されるものではなく、既に公知となっているいずれかの記憶装置を適用することができる。本実施の形態では、記憶部42として、不揮発性メモリ(不揮発性半導体メモリ)を適用してもよい。
本実施の形態に係る画像データ記録システム1は、図3に示すように、記憶部44をさらに含んでいてもよい。記憶部44には、時系列に取得(撮像)された複数の画像データが順次書き込まれ、保存される。記憶部44は、いわゆるリングバッファとして構成されていてもよい。これにより、記憶部44に、常に一定量の画像データを保存することができる。
画像データ記録制御部40は、画像データ記録イベントが発生していない場合には、時系列に取得(撮像)された複数の画像データを、記憶部44に順次書き込ませる処理を行ってもよい。
そして、画像データ記録制御部40は、画像データ記録イベント発生検出部10で画像データ記録イベントの発生が検出されたときに、該イベントの発生前の所定期間に取得されて記憶部44に格納された画像データを記憶部42に記憶させる処理を行ってもよい。これによると、事故などのイベントが発生したときに、該イベントの発生前に取得された画像データを記憶部42で保存することが可能になる。なお、本実施の形態では、記憶部44を第一次記憶部と、記憶部42を第二次記憶部と、それぞれ称してもよい。
本実施の形態に係る画像データ記録システム1は、画像データ記録イベント終了検出部を含んでいてもよい。画像データ記録イベント終了検出部は、画像データ記録イベントが終了したことを検出する。画像データ記録イベント終了検出部は、画像データ記録イベント発生検出部10によって実現してもよい。
画像データ記録イベント終了検出部は、移動体2とオブジェクト3との相対速度情報に基づいて、画像データ記録イベントが終了したことを検出してもよい。画像データ記録イベント終了検出部は、例えば、オブジェクト3の相対速度の向きが移動体2からずれたときに、画像データ記録イベントが終了したと判断してもよい。あるいは、画像データ記録イベント終了検出部は、オブジェクト3の相対速度の大きさが所定の大きさよりも小さくなったときに、画像データ記録イベントが終了したと判断してもよい。
そして、画像データ記録制御部40は、画像データ記録イベント終了検出部が画像データ記録イベントの終了を検出したときに、画像データを記憶部42に記憶させる処理を停止する。画像データ記録制御部40は、画像データ記録イベント終了検出部が画像データ記録イベントの終了を検出したときに、画像データを記憶部44に記憶させる処理を開始してもよい。
本実施の形態に係る画像データ記録システム1は、図2に示すように、撮像方向制御部60を含む。撮像方向制御部60は、第1及び第2の撮像部16,18の向きを制御する。撮像方向制御部60は、移動体2の進行方向情報に基づいて、第1及び第2の撮像部16,18の向きを制御してもよい。移動体2の進行方向情報は、例えば、移動体2のハンドルの回転角情報に基づいて取得してもよい。撮像方向制御部60によって、第1及び第2の撮像部16,18を移動体2の進行方向に向けることができる。そのため、画像データ記録イベントの発生を効率よく検出することができるとともに、画像データ記録イベントの発生の検出率を高めることができる。
本実施の形態に係る画像データ記録システム1は、図2及び図3に示すように、記憶部42に画像データが記憶されたことをユーザに通知する処理を行う通知処理部70をさらに含んでいてもよい。通知処理部70は、図示しない表示部に、通知のための画像を表示させるための処理を行ってもよい。あるいは通知処理部70は、発光ダイオード等の発光デバイスを発光させる処理を行ってもよい。あるいは通知処理部70は、スピーカに所定の音声を発声させるための処理を行ってもよい。通知処理部70により、ユーザに、記憶部42に画像データが記録されていることを知覚させることができる。なお、変形例として、通知処理部は、記憶部42に記憶された画像データのデータ量が所定の値を超えたときに、超えたことをユーザに通知する処理を行うように構成されていてもよい。通知処理部70は、専用のハードウエアによって実現してもよく、CPUで所定のプログラムを実行させることによって実現してもよい。
なお、本実施の形態では、画像データ記録イベント発生検出部10、記憶部44、CPU45、インターフェース46(第1及び第2のカメラインターフェース12,14)、通知処理部70は、1つの集積回路装置4として構成されていてもよい。そして、記憶部42は、集積回路装置4の外部に設けられた記憶装置であってもよい。記憶部42は、着脱可能に構成された記憶装置であってもよい。
本実施の形態に係る画像データ記録システム1は、以上のように構成されていてもよい。次に、図4及び図5を参照して、画像データ記録システム1の動作について説明する。
画像データ記録システム1は、はじめに、画像データ記録イベントが発生したか否かを判定し(ステップS10)、画像データ記録イベントが発生した場合に(ステップS10におけるYesの場合に)、画像データを記憶部42に格納する処理を開始する。詳しくは、記録用の画像データを取得し(ステップS12)、取得された画像データを記憶部42に格納する処理を行う(ステップS14)。なお、画像データを記憶部42に格納する処理は、画像データ記録イベントが終了するまで(ステップS16におけるYes)繰り返す。
また、画像データ記録イベントが発生していない場合(ステップS10におけるNoの場合)には、画像データを記憶部44に格納する処理を行う。詳しくは、画像データを取得し(ステップS18)、取得された画像データを記憶部44に格納する処理を行う(ステップS20)。画像データを記憶部44に格納する処理は、画像データ記録イベントが発生するまで(ステップS10でYesと判定されるまで)繰り返す。ただし、変形例として、画像データ記録イベントが発生していない場合には、画像データを記憶部44に格納する処理を行わなくてもよい。
次に、画像データ記録イベントが発生したか否かを判定する処理(ステップS10)の具体的な手順について、図5を参照して説明する。
画像データ記録システム1は、はじめに、画像データ(第1及び第2の画像データ)を取得する(ステップS30)。
そして、第1及び第2の画像データに基づいて、移動体2とオブジェクト3との距離情報を生成する処理と、移動体2とオブジェクト3との相対速度情報を生成する処理とを行う(ステップS32)。
そして、生成された距離情報と相対速度情報とに基づいて、画像データ記録イベントが発生したか否かを判断する(ステップS34)。
そして、距離情報と相対速度情報とが所定の条件を満たしている場合(ステップS34におけるYesの場合)には、画像データ記録イベントが発生したと判断する(ステップS36)。
逆に、距離情報と相対速度情報とが所定の条件を満たしていない場合(ステップS34におけるNoの場合)には、画像データ記録イベントが発生していない(画像データ記録イベントが終了した)と判断する(ステップS38)。
次に、本実施の形態に係る画像データ記録システム1が奏する作用効果について説明する。
この画像データ記録システム1によると、先に説明したように、画像データ(第1及び第2の画像データ)に基づいて画像データ記録イベントが発生したことを検出し、記憶部42に画像データを記録する処理を開始する。すなわち、画像データ記録システム1によると、事故の発生を予測し、事故が起きる前に画像データを記録する処理を開始することができる。これによると、事故が起きる前に撮像された画像を示す画像データを、リアルタイムに記憶部42に書き込むことができるため、たとえ事故の衝撃で画像データ記録システム1に不具合が発生した場合でも、事故前(事故直前)の画像データを記憶部42に記憶させることが可能になる。そして、記憶部42として不揮発性のメモリを利用すれば、記憶部42への電力の供給が停止した場合でも、事故前の所定期間に取得された画像データを保存することができる。すなわち、画像データ記録システム1によると、移動体2に事故が起こったときに、事故前の所定の期間に取得された画像データを確実に保存することができる。
また、画像データ記録システム1では、移動体2とオブジェクト3とが所定の関係を満たしていれば、事故が起こらなかった場合でも、画像データの記録が開始される。すなわち、画像データ記録システム1によると、事故が起こらなかった場合にも、移動体2とオブジェクト3との衝突の危険性を検出して、画像データを保存することができる。そのため、記憶部42に記憶された画像データによって、ユーザの運転の危険性を判定することができる。すなわち、画像データ記録システム1を、ユーザの運転技術を判定する運転技能判定システムとして利用することができる。
なお、画像データ記録システム1が画像データ記録イベント終了検出部を含んで構成されている場合には、画像データ記録イベントが終了すると、画像データを記憶部42に記憶させる処理が終了する。そのため、記憶部42に、危険性が検出されたときに取得された画像のみを保存することができる。
また、画像データ記録システム1が通知処理部70を含んで構成されている場合には、記憶部42に画像データが記憶されていることを通知することができる。そのため、事故の危険性が発生したことを容易に検出することが可能な画像データ記録システム1を提供することができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明を適用した第2の実施の形態に係る画像データ記録システム5について説明する。なお、図6〜図9は、本実施の形態に係る画像データ記録システム5について説明するための図である。
本実施の形態に係る画像データ記録システム5では、第1及び第2の撮像部16,18が撮像する撮像領域の一部の領域(画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100)の画像を示す画像データに基づいて、画像データ記録イベントの発生を検出する処理を行う。すなわち、本実施の形態では、画像データ記録イベント発生検出処理の対象となる第1及び第2の画像データは、第1及び第2の撮像部16,18が撮像する領域の一部の領域を示す画像データである。これによると、画像データ記録システム1で処理するデータ量を小さくすることができるため、画像データ記録イベント発生検出処理を、効率よく行うことができる。
本実施の形態に係る画像データ記録システム5は、図6に示すように、対象領域決定部80を含む。対象領域決定部80は、第1及び第2の撮像部16,18の撮像領域のうち、画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100(第1及び第2の画像データが示す領域)を決定する。
本実施の形態では、対象領域決定部80は、移動体2の速度情報に基づいて、画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100を決定してもよい。移動体2の速度情報は、例えば、速度情報取得部82で車速パルスを受け付けることによって、取得することができる。
移動体2の速度が変化すると、移動体2にとって衝突の危険性のあるオブジェクト3の存在範囲が変化する。詳しくは、移動体2の速度が速くなるほど、移動体2の進行方向に向かって、移動体2から遠い位置に存在するオブジェクト3まで事故の原因となり得る。すなわち、移動体2の速度が速くなるほど、事故の原因となり得るオブジェクト3の存在範囲が、移動体2の進行方向に広くなる。その一方で、移動体2の速度が速くなるほど、移動体2の幅方向を基準にすると、移動体2から遠い位置に存在するオブジェクト3が事故の原因になる確率は低くなる。すなわち、移動体2の速度が速くなるほど、事故の原因となり得るオブジェクト3の存在範囲が、移動体2の幅方向に狭くなる。すなわち、移動体2の速度に応じて、画像データ記録イベント発生検出処理の対象とすべき最適な範囲は変化する。
そのため、移動体2の速度情報に基づいて、画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100を決定することで、画像データ記録イベント発生検出処理に適した画像データを取得することができる。具体的には、図7(A)及び図7(B)に示すように、移動体2の移動速度に応じて画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域を設定することで、画像データ記録イベント発生検出処理を、正確かつ効率よく行うことが可能になる。なお、図7(A)は、移動体2が第1の速度で移動しているときの画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域101を示す図であり、図7(B)は、移動体2が第1の速度よりも遅い第2の速度で移動しているときの画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域102を示す図である。図7(A)に示す対象領域101は、図7(B)に示す対象領域102比べて、幅方向に狭くなり、高さ方向に広くなっている。これにより、移動体2の移動速度に適した画像データ記録イベント発生検出処理が可能になる。
(第1の変形例)
本実施の形態の変形例として、対象領域決定部80は、移動体2が移動中の道路情報に基づいて、画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100を決定してもよい。対象領域決定部80は、例えば、移動体2が移動中の道路の道幅情報に基づいて、画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100を決定してもよい。
対象領域決定部80は、第1及び第2の撮像部16,18で取得される画像データに基づいて、道幅情報を取得してもよい。
例えば図8(A)に示すように、移動体2が道幅の狭い道路を移動中は、図8(B)及び図8(C)に示すように、第1及び第2の撮像部16,18で撮像される画像には、塀(塀103〜塀106)などの仕切りが含まれることがある。このとき、移動体2が移動中の道路の幅は、塀103〜塀106に囲まれた領域であることがわかるため、第1及び第2の撮像部16,18で取得された第1及び第2の画像データに基づいて、移動体2が移動中の道幅情報を取得することができる。そして、移動体2が移動中の道路の道幅情報に基づいて画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100を決定することで、移動体2に適した画像データ記録イベント発生検出処理が可能になる。
あるいは、図9に示すように、移動体2が車線を定める線の引かれた道路を移動中は、第1及び第2の撮像部16,18で撮像される画像には、当該線が含まれる。移動体2が移動中の道路の幅は、道路に引かれた線に挟まれた領域であることから、第1及び第2の撮像部16,18で取得された画像データに基づいて、移動体2が移動中の道幅情報を取得することができる。
ただし、対象領域決定部80は、画像データを利用することなく、道幅情報を取得してもよい。例えば、対象領域決定部80は、移動体2の位置情報と道路情報とに基づいて、道幅情報を取得してもよい。すなわち、対象領域決定部80は、道路の道幅を含む道路情報と、移動体2の現在位置を示す位置情報とに基づいて、移動体2が移動中の道路の幅情報を取得してもよい。なお、移動体2の位置情報は、例えばGPSを利用して取得することができる。また、道路情報は、カーナビゲーションシステムに搭載されている地図情報を利用して取得してもよい。
(第2の変形例)
本実施の形態の第2の変形例として、対象領域決定部80は、移動体2の幅情報(車幅情報)に基づいて、画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100を設定してもよい。移動体2の幅を示す幅情報に基づいて画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100を決定することで、移動体2に適した画像データ記録イベント発生検出処理が可能になる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明を適用した第3の実施の形態に係る画像データ記録システム6について説明する。なお、図10及び図11は、本実施の形態に係る画像データ記録システム6について説明するための図である。
本実施の形態に係る画像データ記録システム6は、図10に示すように、撮像範囲制御部90を含む。撮像範囲制御部90は、図11に示すように、第1及び第2の撮像部16,18の撮像範囲(処理範囲)を制御する。すなわち、本実施の形態では、第1及び第2の撮像部16,18で、撮像可能領域の一部のみを撮像して、画像データを取得する。そして、本実施の形態では、撮像範囲が制御された第1及び第2の撮像部16,18で取得された第1及び第2の画像データに基づいて、画像データ記録イベント発生検出処理を行う。すなわち、本実施の形態では、第1及び第2の撮像部16,18が画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100のみを撮像するように、第1及び第2の撮像部16,18の撮像範囲を制御する。
先に説明したように、画像データ記録イベント発生検出処理の対象とすべき領域は、移動体2の状況に応じて変化する。そのため、移動体2の状況に応じて第1及び第2の撮像部16,18の撮像範囲を制御して、移動体2の状況に適した画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100を示す画像データを取得すれば、移動体2の状況に適した画像データ記録イベント発生検出処理を効率よく行うことが可能になる。
撮像範囲制御部90は、移動体2の速度情報に基づいて、撮像範囲を制御してもよい。あるいは、撮像範囲制御部90は、移動体2が移動中の道路の道幅情報に基づいて、撮像範囲を制御してもよい。あるいは、撮像範囲制御部90は、移動体2の幅情報や第1及び第2の撮像部16,18が設置される高さ情報に基づいて、撮像範囲を制御してもよい。
(第4の実施の形態)
以下、本発明を適用した第4の実施の形態に係る画像データ記録システム7について説明する。なお、図12は、本実施の形態に係る画像データ記録システム7について説明するための図である。
本実施の形態に係る画像データ記録システム7は、対物距離センサ200を含む。対物距離センサ200は、いわゆるミリ波を利用したセンサなど、既に公知となっているいずれかのセンサを適用してもよい。
そして、本実施の形態に係る画像データ記録システム7は、対物距離センサ200からの信号に基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出する画像データ記録イベント発生検出部210を含む。
画像データ記録イベント発生検出部210は、対物距離センサ200からの信号に基づいて移動体2とオブジェクト3との距離を示す距離情報を取得する距離情報取得部220と、移動体2とオブジェクト3との相対速度情報を取得する相対速度情報取得部230とを含む。相対速度情報取得部230は、例えば、対物距離センサ200からの信号に基づいてオブジェクト3の移動速度を検出し、車速パルスに基づいて取得された移動体2の速度情報に基づいて、相対速度情報を取得してもよい。
対物距離センサ200を利用した場合であっても、移動体2とオブジェクト3との距離を示す距離情報と、移動体2とオブジェクト3との相対速度情報とを取得することができるため、画像データ記録イベントが発生したことを検出することが可能になる。
なお、本実施の形態に係る画像データ記録システム7は、対物距離センサ200の動作を制御する制御部240をさらに含んでいてもよい。制御部240によって、対物距離センサ200を、画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域100のみをセンシングするように制御することで、画像データ記録イベントの発生を効率よく検出することが可能になる。
制御部240は、センシング範囲制御部242を含んでいてもよい。センシング範囲制御部242は、対物距離センサ200のセンシング範囲を制御する。センシング範囲制御部242は、例えば、対物距離センサ200でセンシングする領域の幅や高さ、あるいは、移動体2からの距離を設定する。センシング範囲制御部242は、対物距離センサ200のセンシング範囲を、例えば移動体2の速度情報に基づいて制御してもよい。あるいは、センシング範囲制御部242は、対物距離センサ200のセンシング範囲を、移動体2の幅情報に基づいて制御してもよい。あるいは、センシング範囲制御部242は、対物距離センサ200のセンシング範囲を、移動体2が移動中の道路情報(道幅情報)に基づいて制御してもよい。
制御部240は、また、センシング方向制御部244を含んでいてもよい。センシング方向制御部244は、対物距離センサ200のセンシング方向を制御する。センシング方向制御部244は、移動体2の進行方向を向くように、対物距離センサ200のセンシング方向を制御してもよい。これによると、移動体2の進行方向を重点的にセンシングすることができるため、画像データ記録イベントを効率よく検出することができ、かつ、画像データ記録イベントの検出率を高めることができる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
画像データ記録システムについて説明するための図。 画像データ記録システムについて説明するための図。 画像データ記録システムについて説明するための図。 画像データ記録システムの動作について説明するためのフローチャート図。 画像データ記録システムの動作について説明するためのフローチャート図。 画像データ記録システムについて説明するための図。 画像データ記録システムについて説明するための図。 画像データ記録システムについて説明するための図。 画像データ記録システムについて説明するための図。 画像データ記録システムについて説明するための図。 画像データ記録システムについて説明するための図。 画像データ記録システムについて説明するための図。
符号の説明
1…画像データ記録システム、 2…移動体、 3…オブジェクト、 4…集積回路装置、 5…画像データ記録システム、 6…画像データ記録システム、 7…画像データ記録システム、 10…画像データ記録イベント発生検出部、 12…第1のカメラインターフェース、 14…第2のカメラインターフェース、 16…第1の撮像部、 18…第2の撮像部、 20…距離情報取得部、 30…相対速度情報取得部、 40…画像データ記録制御部、 42…記憶部、 44…記憶部、 45…CPU、 46…インターフェース、 60…撮像方向制御部、 70…通知処理部、 80…対象領域決定部、 82…速度情報取得部、 90…撮像範囲制御部、 100…画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域、 101…対象領域、 102…対象領域、 200…対物距離センサ、 210…画像データ記録イベント発生検出部、 220…距離情報取得部、 230…相対速度情報取得部、 240…制御部、 242…センシング範囲制御部、 244…センシング方向制御部

Claims (20)

  1. 移動体に搭載される画像データ記録システムであって、
    前記移動体と前記移動体の周囲の所定領域内に存在するオブジェクトとの距離情報と、前記移動体と前記オブジェクトとの相対速度情報とに基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出する画像データ記録イベント発生検出部と、
    前記画像データ記録イベントが発生したときに、前記移動体に備えられた撮像部で取得された画像データを記憶部に記憶させる処理を開始する画像データ記録制御部と、
    を含む画像データ記録システム。
  2. 請求項1記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記画像データ記録イベントが終了したことを検出する画像データ記録イベント終了検出部をさらに含み、
    前記画像データ記録制御部は、
    前記画像データ記録イベントが終了したときに、前記画像データを前記記憶部に記憶させる処理を停止する画像データ記録システム。
  3. 請求項1又は請求項2記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記画像データ記録イベント発生検出部は、
    視差を有する画像を撮像する第1及び第2の撮像部で前記オブジェクトを含む領域を撮像することによって得られる第1及び第2の画像データに基づいて、前記距離情報及び前記相対速度情報を取得する画像データ記録システム。
  4. 請求項3記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記第1及び第2の画像データは、前記第1及び第2の撮像部が撮像する領域の一部である画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域の画像を示す画像データであり、
    前記画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域を決定する対象領域決定部をさらに含む画像データ記録システム。
  5. 請求項4記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記対象領域決定部は、
    前記移動体の速度情報に基づいて、前記画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域を決定する画像データ記録システム。
  6. 請求項4記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記対象領域決定部は、
    前記移動体の幅情報に基づいて、前記画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域を決定する画像データ記録システム。
  7. 請求項4記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記対象領域決定部は、
    前記移動体が移動中の道幅情報に基づいて、前記画像データ記録イベント発生検出処理の対象領域を決定する画像データ記録システム。
  8. 請求項3から請求項7のいずれかに記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記第1及び第2の撮像部の撮像範囲を制御する撮像範囲制御部をさらに含む画像データ記録システム。
  9. 請求項8記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記撮像範囲制御部は、
    前記移動体の速度情報に基づいて前記撮像範囲を制御する画像データ記録システム。
  10. 請求項8記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記撮像範囲制御部は、
    前記移動体の幅情報に基づいて前記撮像範囲を制御する画像データ記録システム。
  11. 請求項8記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記撮像範囲制御部は、
    前記移動体が移動中の道幅情報に基づいて前記撮像範囲を制御する画像データ記録システム。
  12. 請求項3から請求項11のいずれかに記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記移動体の進行方向を示す進行方向情報に基づいて、前記距離情報及び前記相対速度情報を取得する画像データ記録システム。
  13. 請求項1又は請求項2記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記画像データ記録イベント発生検出部は、
    前記移動体に備えられた対物距離センサからの信号に基づいて、前記画像データ記録イベントが発生したことを検出する画像データ記録システム。
  14. 請求項13記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記対物対物距離センサのセンシング範囲を制御するセンシング範囲制御部をさらに含む画像データ記録システム。
  15. 請求項14記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記センシング範囲制御部は、
    前記移動体の速度情報に基づいて前記センシング範囲を制御する画像データ記録システム。
  16. 請求項14記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記センシング範囲制御部は、
    前記移動体の幅情報に基づいて前記センシング範囲を制御する画像データ記録システム。
  17. 請求項14記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記センシング範囲制御部は、
    前記移動体が移動中の道幅情報に基づいて前記センシング範囲を制御する画像データ記録システム。
  18. 請求項13から請求項17のいずれかに記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記移動体の進行方向を示す進行方向情報に基づいて、前記対物距離センサの向きを制御する向き制御部をさらに含む画像データ記録システム。
  19. 請求項1から請求項18のいずれかに記載の画像データ記録システムにおいて、
    前記記憶部に前記画像データが記憶されたことをユーザに通知する通知処理部をさらに含む画像データ記録システム。
  20. 移動体に搭載される画像データ記録装置用の集積回路装置であって、
    前記移動体と前記移動体の周囲の所定領域内に存在するオブジェクトとの距離情報と、前記移動体と前記オブジェクトとの相対速度情報とに基づいて、画像データ記録イベントが発生したことを検出する画像データ記録イベント発生検出部と、
    前記画像データ記録イベントが発生したときに、前記移動体に備えられた撮像部で取得された画像データを記憶部に記憶させる処理を開始する画像データ記録制御部と、
    を含む集積回路装置。
JP2007081343A 2007-03-27 2007-03-27 画像データ記録システム、及び、集積回路装置 Expired - Fee Related JP5126473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007081343A JP5126473B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 画像データ記録システム、及び、集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007081343A JP5126473B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 画像データ記録システム、及び、集積回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008242725A true JP2008242725A (ja) 2008-10-09
JP5126473B2 JP5126473B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=39914011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007081343A Expired - Fee Related JP5126473B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 画像データ記録システム、及び、集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5126473B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017169089A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 カメラ制御装置
JP2018078567A (ja) * 2017-11-08 2018-05-17 株式会社ニコン 電子機器
WO2019026386A1 (ja) * 2017-07-31 2019-02-07 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JP2019028763A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JP2019028760A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JP2019028761A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JP2019169191A (ja) * 2019-06-12 2019-10-03 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JP2019197552A (ja) * 2019-06-12 2019-11-14 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JP2019215791A (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 株式会社デンソー ドライブレコーダ、情報記録方法、及びプログラム
JP2020141170A (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 株式会社Jvcケンウッド 記録再生制御装置、再生制御装置、記録再生制御方法およびプログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6579268B2 (ja) * 2016-05-26 2019-09-25 三菱電機株式会社 入退管理システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08235484A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Fujitsu Ten Ltd 事故時のデータ記録装置
JP2006240444A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Toyota Motor Corp 車両用制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08235484A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Fujitsu Ten Ltd 事故時のデータ記録装置
JP2006240444A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Toyota Motor Corp 車両用制御装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017169089A1 (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 カメラ制御装置
CN109716400A (zh) * 2017-07-31 2019-05-03 Jvc 建伍株式会社 图像记录装置、图像记录方法和图像记录程序
WO2019026386A1 (ja) * 2017-07-31 2019-02-07 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JP2019028763A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JP2019028760A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JP2019028761A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
EP3664041A4 (en) * 2017-07-31 2020-07-22 JVCKENWOOD Corporation IMAGE RECORDING DEVICE, METHOD AND PROGRAM
US11172170B2 (en) 2017-07-31 2021-11-09 JVC Kenwood Corporation Image recording apparatus, image recording method, and image recording program
JP2018078567A (ja) * 2017-11-08 2018-05-17 株式会社ニコン 電子機器
JP2019215791A (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 株式会社デンソー ドライブレコーダ、情報記録方法、及びプログラム
JP2020141170A (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 株式会社Jvcケンウッド 記録再生制御装置、再生制御装置、記録再生制御方法およびプログラム
WO2020174749A1 (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 株式会社Jvcケンウッド 記録再生制御装置、再生制御装置、記録再生制御方法およびプログラム
JP2019169191A (ja) * 2019-06-12 2019-10-03 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム
JP2019197552A (ja) * 2019-06-12 2019-11-14 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法および画像記録プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5126473B2 (ja) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5126473B2 (ja) 画像データ記録システム、及び、集積回路装置
JP4661734B2 (ja) 車載用の警告システム
US20150371542A1 (en) Warning device and travel control device
JP6711631B2 (ja) 監視システム
CN108068698A (zh) 车辆系统以及车辆
CN105620409B (zh) 车辆底部碰撞避免
CN105270525A (zh) 两轮平衡车的控制方法及装置
JP2009280109A (ja) 車両周辺監視装置
JP4242334B2 (ja) 車両周辺監視装置
JP2010033106A (ja) 運転者支援装置、運転者支援方法および運転者支援処理プログラム
JP6887112B2 (ja) 駐車支援方法およびそれを利用した駐車支援装置、プログラム
JP2012221134A (ja) 運転支援装置
JP2009015549A (ja) 脇見検出装置および方法、並びに、プログラム
JP2018106479A (ja) 駐車制御装置、プログラム、および記録媒体
CN112622774A (zh) 车辆及提供车辆周围信息的方法
JP2012038229A (ja) ドライブレコーダー
WO2019156125A1 (ja) 駐車支援装置及び駐車支援方法
KR20120046645A (ko) 차량 운행 보조 장치 및 방법
JP2015055921A (ja) 運転評価装置
JP4894572B2 (ja) 検出装置および方法、記録媒体、並びに、プログラム
JP6302205B2 (ja) 車載器
KR20130029985A (ko) 차선유지 제어장치 및 그 방법
JP6933161B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム
JP5018629B2 (ja) 警告出力装置、警告出力プログラムおよび車両側方撮影装置
JP6908993B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、運転支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080702

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121003

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees