JPH08234267A - マスクの取付方法 - Google Patents

マスクの取付方法

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Publication number
JPH08234267A
JPH08234267A JP4170495A JP4170495A JPH08234267A JP H08234267 A JPH08234267 A JP H08234267A JP 4170495 A JP4170495 A JP 4170495A JP 4170495 A JP4170495 A JP 4170495A JP H08234267 A JPH08234267 A JP H08234267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
lens
front lens
mounting portion
lens barrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4170495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ishikawa
欣宏 石川
Mitsufumi Misawa
充史 三沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4170495A priority Critical patent/JPH08234267A/ja
Publication of JPH08234267A publication Critical patent/JPH08234267A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゴーストの発生を防止するマスクを安価に取り
付けるマスクの取付方法を提供する。 【構成】有害光線をカットする矩形状の開口部を有し、
位置決め用孔10Aと回り止め用孔10Bが穿設された
マスク10を鏡筒22に前方から挿入し、孔10A、1
0Bをマスク取付部12の2つのボス12Aと12Bに
嵌合させて、マスク10をマスク取付部12に装着す
る。そして、その後前玉レンズ20を鏡筒22の前方か
ら挿入し、前玉レンズ取付部14に装着する。これによ
れば、マスク10は前玉レンズ20に前方を塞がれてマ
スク取付部12から外れるようなことはない。そして、
マスクの取付作業が簡単になり安価に行えるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマスクの取付方法に係
り、特にカメラ等の鏡筒に使用され、ゴーストの原因と
なる有害光線をカットするマスクの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影画角外から太陽光や照明光などの強
い光(有害光線)が撮影レンズに入射すると、その有害
光線はレンズ鏡筒の側面等や絞り端面で反射して撮像面
に導かれるため、ゴーストを発生させる原因となる。そ
のため、従来、上記有害光線をカットする形状の開口を
有するマスクをネジ、接着剤、カシメ、圧入等によって
鏡筒の前玉の近傍に取り付け、撮影画角外の有害光線を
カットするようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、ネジや接着剤等を使用してマスクを固定してい
たのではマスクの取付作業に手間がかかるとともに、コ
ストも高くなるという問題がある。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、ゴーストの発生を防止す
るマスクの取り付けを簡単かつ安価に行うことができる
マスクの取付方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、有害光線をカットする形状の開口を有する
マスクに少なくとも回り止め用の孔を穿設し、鏡筒に前
記マスクの孔に挿入されるボスを含むマスク取付部と前
玉を位置決め固定するための前玉取付部とを一体形成
し、前記マスクを前記鏡筒の前方から挿入して該マスク
の孔を前記マスク取付部のボスに挿入し、その後、前記
前玉を前記鏡筒の前方から挿入して前記前玉取付部に固
定し、前記前玉の出射面による位置規制によって前記マ
スクが前記ボスから外れないようにしたことを特徴とし
ている。
【0005】また、有害光線をカットする形状の開口を
有するマスクの外形を円形以外の形状に形成し、鏡筒
に、前記マスクの外形と嵌合して該マスクを位置決めす
るためのマスク取付部と前玉を位置決め固定するための
前玉取付部とを一体形成し、前記マスクを前記鏡筒の前
方から挿入して該マスクを前記マスク取付部に位置決め
し、その後、前記前玉を前記鏡筒の前方から挿入し、前
記前玉の出射面による位置規制によって前記マスクが前
記マスク取付部から外れないようにしたことを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】本発明によれば、有害光線をカットする形状の
開口を有するマスクに少なくとも回り止め用の孔を穿設
し、鏡筒に前記マスクの孔に挿入されるボスを含むマス
ク取付部と前玉を位置決め固定するための前玉取付部と
を一体形成する。そして、前記マスクを前記鏡筒の前方
から挿入して該マスクの孔を前記マスク取付部のボスに
挿入し、その後、前記前玉を前記鏡筒の前方から挿入し
て前記前玉取付部に固定し、前記前玉の出射面による位
置規制によって前記マスクが前記ボスから外れないよう
にしている。
【0007】また、上記マスクの回り止め用の孔及びマ
スク取付部のボスの代わりにマスクの外形を円形以外の
形状に形成し、光軸に対して回転不能にマスク取付部に
装着する。これにより、マスクの取り付けが簡単に行え
るようになる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るマスクの
取付方法の好ましい実施例を詳説する。図1は本発明に
係るマスクの取付方法が適用される前玉における鏡筒内
の構造を示す断面図である。同図には、鏡筒22の内部
に、マスク10と前玉20が装着されている様子が示さ
れている。
【0009】図2は上記前玉部を構成する鏡筒22、マ
スク10、前玉20の正面図および側面図を(A)、
(B)、(C)の順に示した図である。図2(A)に示
すように鏡筒22は、その内面にマスク取付部12、前
玉取付部14が一体形成されている。マスク取付部12
は、鏡筒22の内部周辺に設けられた階段状の突片の面
12Cと、面12Cに突設されたボス12Aとボス12
Bとからなる。また、前玉取付部14は面14Aと面1
4Bとからなる。
【0010】図2(B)に示すようにマスク10は、円
形状の板から成り、中心部に矩形状の開口部10Cが穿
設されている。撮影画角内の被写体光は開口部10Cを
通過し、ゴーストの原因となる撮影画角外の有害光は周
辺部10Dによって遮断されるようになっている。ま
た、マスク10の周辺部10Dには、円形の位置決め用
孔10Aと、楕円形の長孔の回り止め用孔10Bが穿設
されている。位置決め用孔10Aは、鏡筒22のマスク
取付部12に突設されたボス12Aと嵌合し、マスク1
0の取付位置を決める。回り止め用孔10Bは、マスク
取付部12に突設されたボス12Bと嵌合し、マスク1
0の回転を防止する。
【0011】図2(C)に示すように前玉20は、入射
面が凸面、出射面が凹面からなる円形状の凸メニスカス
レンズで、鏡筒22の前玉取付部14の面14Aと14
Bに接着される。次に、図3を参照して上記に示したマ
スク10、前玉20を鏡筒22に取り付ける方法を説明
すると、まずマスク10を鏡筒22の前方から挿入し、
マスク10の位置決め用孔10Aと回り止め用孔10B
をそれぞれボス12Aとボス12Bに嵌め込み、マスク
10をマスク取付部12に装着する。そして、マスク1
0をマスク取付部12に装着した後に、前玉20を鏡筒
22の前方から挿入し、前玉取付部14に接着する。
【0012】このように鏡筒22に装着されたマスク1
0は特にネジや接着剤等を使用して固定しなくても前玉
20によってその前方を塞がれるため、鏡筒22をどの
ように傾けてもボス12A及び12Bから外れることが
ない。即ち、ボス12A、12Bの長さや、前玉20の
取付位置とマスク10の取付位置との距離等の設計条件
によって、マスク10がボス12A、12Bから外れる
前に、マスク10の縁が前玉20の出射面と接触するよ
うになっている。
【0013】尚、上記実施例においては、マスクに位置
決め用の孔と、回り止め用の孔の2つの孔を穿設し、マ
スク取付部にはこれに対応して2つのボスを設けていた
が、マスクの位置決めはマスク外周と鏡筒の内周との接
触によって行い、マスクには回り止め用の孔のみを、マ
スク取付部には1つのボスのみを設けるようにしてもよ
い。
【0014】また、上記実施例ではマスクを円形状に形
成していたが、マスクの外形を例えば四角形等の円形以
外の形状にし、その形状に合わせて、鏡筒の内周の形状
を設計した場合には、上記実施例のような位置決め用の
孔、回り止め用の孔及びボスを特に設けなくてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るマスク
の取付方法によれば、前玉の出射面を利用してマスクが
マスク取付部から外れないようにしたため、マスクをネ
ジや接着剤等によって固定する必要はなく、マスクの取
り付けが簡単かつ安価に行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るマスクの取付方法が適用さ
れる前玉における鏡筒の構造を示す断面図である。
【図2】図2は鏡筒、マスク、前玉の構成を示す説明図
である。
【図3】図3はマスクの取付方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10…マスク 10A…位置決め用孔 10B…回り止め用孔 10C…開口部 10D…周辺部 12…マスク取付部 12A,B…ボス 14…前玉取付部 20…前玉 22…鏡筒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有害光線をカットする形状の開口を有す
    るマスクに少なくとも回り止め用の孔を穿設し、 鏡筒に前記マスクの孔に挿入されるボスを含むマスク取
    付部と前玉を位置決め固定するための前玉取付部とを一
    体形成し、 前記マスクを前記鏡筒の前方から挿入して該マスクの孔
    を前記マスク取付部のボスに挿入し、その後、前記前玉
    を前記鏡筒の前方から挿入して前記前玉取付部に固定
    し、 前記前玉の出射面による位置規制によって前記マスクが
    前記ボスから外れないようにしたことを特徴とするマス
    クの取付方法。
  2. 【請求項2】 有害光線をカットする形状の開口を有す
    るマスクの外形を円形以外の形状に形成し、 鏡筒に、前記マスクの外形と嵌合して該マスクを位置決
    めするためのマスク取付部と前玉を位置決め固定するた
    めの前玉取付部とを一体形成し、 前記マスクを前記鏡筒の前方から挿入して該マスクを前
    記マスク取付部に位置決めし、その後、前記前玉を前記
    鏡筒の前方から挿入し、 前記前玉の出射面による位置規制によって前記マスクが
    前記マスク取付部から外れないようにしたことを特徴と
    するマスクの取付方法。
JP4170495A 1995-03-01 1995-03-01 マスクの取付方法 Pending JPH08234267A (ja)

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JP (1) JPH08234267A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090606A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Olympus Optical Co Ltd 光学機器
US7142241B1 (en) 1998-08-28 2006-11-28 Minolta Co., Ltd. Image pickup device
JP2020154121A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 日本電産サンキョー株式会社 レンズユニット

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