JP2615828B2 - 屋根型反射鏡を使用したファインダー装置 - Google Patents

屋根型反射鏡を使用したファインダー装置

Info

Publication number
JP2615828B2
JP2615828B2 JP11337588A JP11337588A JP2615828B2 JP 2615828 B2 JP2615828 B2 JP 2615828B2 JP 11337588 A JP11337588 A JP 11337588A JP 11337588 A JP11337588 A JP 11337588A JP 2615828 B2 JP2615828 B2 JP 2615828B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
holder
type reflector
penta
reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11337588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01282528A (ja
Inventor
東吾 寺本
衛 葛城
康博 三好
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP11337588A priority Critical patent/JP2615828B2/ja
Priority to US07/349,092 priority patent/US4926208A/en
Publication of JPH01282528A publication Critical patent/JPH01282528A/ja
Priority to US07/487,206 priority patent/US4974014A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2615828B2 publication Critical patent/JP2615828B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Viewfinders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は屋根型反射鏡を使用したファインダー装置に
関し、さらに詳しくは、屋根型反射鏡とペンタホルダー
の結合に関する。
従来の技術 ファインダー装置に屋根型反射鏡を使用する場合は、
屋根型反射鏡として、直角に交差した2反射面を備えた
屋根面(以下ダハ面という)、ダハ面を保持する側壁、
接眼枠等をモールド成型により一体的に構成し、この屋
根型反射鏡をカメラボディあるいはペンタホルダーへ固
定して使用している。固定の方法としては、実公昭47−
24420号公報に示されているように、カメラボディと屋
根型反射鏡を引張りバネで弾性的に結合し、ダハ面の歪
みを防止するものや、実公昭47−33317号公報に示され
ているように、接眼レンズ取付部の下方からネジにより
屋根型反射鏡をカメラボディへ固定することによって、
ネジによる固定部とダハ面とを離しダハ面に歪みを与え
ないようにしているもの等が知られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、前者の方法では、屋根型反射鏡の外部
にバネが設置されているため、屋根型反射鏡の囲りのス
ペースが有効に活用できない(例えばフレキシブル基板
をダハ面に沿って配置するのが困難)上に、バネのスペ
ース分だけカメラボディが大型化してしまう。また、後
者の方法では、ネジによる固定のため、ダハ面の歪みを
防止するにはネジの取付部をダハ面から離す必要があ
り、特に接眼レンズ取付部が後方へ突出する等設計の自
由度が制限されてしまう。
また、接着剤を用いて固定する方法も考えられるが、
接着剤の硬化時の収縮によってダハ面精度が悪化すると
いう問題がある。硬化時にもほとんど収縮しないシリコ
ン系の接着剤もあるが、硬化時間が長いので作業能率が
著しく低下してしまう。UV系の接着剤は、収縮や硬化時
間を考えると理想的であるが、接着に要する設備が大が
かりになってしまう。
従って、本発明の目的は、ダハ面精度に影響を与えず
に簡単に屋根型反射鏡を固定できるとともに、屋根型反
射鏡の囲りのスペースの活用を制限することがない。屋
根型反射鏡を使用したファインダー装置を提供すること
にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明のファインダー装
置は、屋根型反射鏡として、ダハ面と側壁とともに、側
壁の下部で端部が曲折しその曲折部の上部に第1の係止
面を持つ爪を弾性を有するようにモールド成型により一
体的に形成し、また、ファインダー用光束を通過させる
開口を有したペンタホルダーに、上記爪が侵入する穴を
設け、穴の内部内側に上記爪の第1の係止面と係合する
第2の係止面を設けたことを特徴とする。
作用 従って、屋根型反射鏡の爪はペンタホルダーの穴に侵
入し、第1の係止面と第2の係止面が係合することによ
り、屋根型反射鏡とペンタホルダーが結合される。
実施例 以下図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明によるファインダーブロックの結合完
成品の斜視図、第2図はその構成図、第3図は第2図の
構成図に示す主要部品を異なる角度から示したものであ
る。
屋根型反射鏡(1)は、内面に2つの直角に交差した
反射面を備えたダハ面(1f),(1g)と、ダハ面を保持
する側壁部(1a),(1b)、後壁部(1c),上壁部(1
d)の6面より構成されており、後壁部(1c)には、接
眼枠(1e)と測光用光束を通す為の開口(1h)が、側壁
部(1a),(1b)の下端には、ペンタホルダー(9)へ
の取付用足(1k),(1)が、またダハ面(1f),
(1g)と側壁部(1a),(1b)の前端には、ダハ面(1
f),(1g)の反射鏡によって前方に導かれた光を接眼
部へと反射する第2反射鏡(2)の貼付面(1m)が、さ
らに前記接眼枠(1e)の上部は、成形時の収縮がダハ面
(1f),(1g)への歪みを生じないように、切欠(1n)
で(1j),(1k)に2分されており、(1j)上には測光
レンズホルダー(4)の貼付位置決め用ボス(1i)が、
それぞれモールドで一体に成形されている。
(3)はプラスチック製の接眼レンズで、左右のコバ
面方向に突出したフランジ部(3a)には、光軸に垂直な
当接面(3b)と、その反対側に突起(3c)が一体成型さ
れている。
(4)は測光レンズホルダーで、下面(4a)には長穴
(4f)が、前面(4b)には測光用開口(4d)と遮光用ひ
さし部(4e)が、後面(4c)には爪状突起(4g)が左右
に1つづつそれぞれモールドで一体に成型されている。
この測光用レンズホルダー(4)の前面(4b)の内側に
は測光レンズ(5)が固着され、後面(4c)には測光用
素子(不図示)が搭載された基板(6)が、偏心ピン
(7)により位置調節可能に取り付けられている。
(8)はノイズシールド板で、第1図に示すように測
光用基板(6)をカバーするように測光レンズホルダー
(4)に取付けられる。
(9)はペンタホルダーで、カメラボディへの取付穴
(9a)と、屋根型反射鏡(1)の取付用足(1k),(1
)が入る穴(9k),(9l)と、ファインダー光束を通
過させる為の開口(9c)が設けられている。開口(9c)
のエッジ部(9b)は視野枠を形成している。
(13)は焦点板で、ペンタホルダー(9)へ焦点板保
持スプリング(14)により取付けられる。(12)はファ
インダー内表示用の発光装置、(10)はプリズム等のラ
イトガイド、(11)はファインダー内表示に対応した表
示フィルムで、いずれもペンタホルダー(9)に取り付
けられる。
保護カバー(15)は金属性の薄板で、互いに直角をな
す(90゜以上でもよい)屋根面(15f),(15g)、及び
この屋根面にはさまれた領域(15h)からなる屋根部
と、屋根部を支える側壁(15a),(15b)とで構成され
ており側壁(15a),(15b)下端には、保護カバー(1
5)をペンタホルダー(9)とビスでカメラボディへ共
締めする為の足(15k),(15l),(15m)が、それぞ
れプレスにて加工されている。
次に、本実施例による屋根型反射鏡(1)とペンタホ
ルダー(9)との結合を説明する。
第4図は両者の結合完成状態の上面図、第5図、第6
図はその結合部のE−E及びF−F断面図である。取付
けは、屋根型反射鏡(1)の2ケの取付用足(1k)の方
を先にペンタホルダー(9)の穴(9k)に入れてから、
他方の取付用足(1)を穴(9l)に圧入することによ
って達成される。この時屋根型反射鏡(1)には第2反
射鏡(2)がまだ接着されておらず前方が開放された状
態にあり、容易に変形して、取付後は完全に弾性復元す
る為、ダハ面(1f),(1g)に歪みを残す事はない。
取付後は、第5図,第6図に示すように取付用足(1
k),(1)の係止面(1k′),(1′)がペンタ
ホルダー(9)の係止面(9k′),(9l′)と係合する
為、衝撃や振動によって、屋根型反射鏡(1)とペンタ
ホルダー(9)が外れることはない。また、係止面(9
k′)と(1k′)および係止面(9l′)と(1′)間
には適当なすき間を設けている為に、ペンタホルダー
(9)をカメラボディへ取付ける際に発生する歪みが屋
根型反射鏡(1)に影響を及ぼす事はない。
尚、屋根型反射鏡(1)の取付用足(1k),(1)
及びペンタホルダー(9)の穴(9k),(9l)の位置
は、上記実施例に限られるものではなく、例えば取付用
足(1k),(1)は、屋根型反射鏡(1)の両側の側
壁部(1a)(1b)にそれぞれ2個づつ計4個でもよく、
また、側壁部(1a),(1b)だけでなく後壁部(1c)下
部も利用可能である。但し、ペンタホルダー(9)の穴
(9k)(9l)の位置を、本実施例のように、カメラボデ
ィへの取付穴(9a)の近傍に設けた場合は、スペースの
点で一番有利である。
また、屋根型反射鏡(1)は下方が開放されているた
めに、組立作業中の防塵の点から焦点板(13)を装着し
てユニット化しておくことが望ましく、本実施例ではペ
ンタホルダー(9)によりユニット化を達成している
が、ペンタホルダー(9)に相当する部材をカメラボデ
ィに一体的に設けておき、屋根型反射鏡(1)を直接カ
メラボディに結合するようにしてもよい。但し、防塵あ
るいはファインダーバックの調整等のためにはペンタホ
ルダー(9)があった方が望ましい。
発明の効果 以上、詳細に説明してきたように本発明のファインダ
ー装置によると、屋根型反射鏡とペンタホルダーは、屋
根型反射鏡の爪がペンタホルダーの穴に侵入し、爪に設
けられた第1の係止面と穴の内部内側の第2の係止面が
係合することにより結合される。結合時に、屋根型反射
鏡はわずかに弾性変形するが、結合後、完全に弾性復元
する為にダハ面に歪みが発生することはなく所期の精度
を保つことができる。
また、結合のために必要とするスペースは、従来のガ
ラスペンタプリズムを保持するのに必要とするスペース
よりも小さくなるので、屋根型反射鏡の囲りのスペース
を有効に活用することが可能となる。
さらに、分解あるいは組立が容易であるという効果も
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるファインダー装置のファインダー
ブロックの一実施例を示す斜視図、第2図は第1図のフ
ァインダーブロックの構成図、第3図は第2図の構成図
の主要部品の別の角度からの斜視図、第4図は屋根型反
射鏡とペンタホルダーの結合上面図、第5図は第4図の
E−E断面図第6図は第5図のF−F断面図である。 1…屋根型反射鏡、1f,1g…ダハ面、1a,1b…側壁、1k,1
…爪、1k′,1′…第1の係止面、9c…開口、9k,9l
…穴、9K′,9l′…第2の係止面。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直角に交差した2反射面を持つダハ面と、
    ダハ面を保持する側壁と、側壁の下部で端部が曲折しそ
    の曲折部の上部に第1の係止面を持つ爪と、を一体的に
    モールド成形により形成した弾性を有する屋根型反射鏡
    と、 ファインダー用光束を通過させる開口と、上記屋根型反
    射鏡の爪が侵入する穴と、穴の内部内側で上記爪の第1
    の係止面と係合する第2の係止面と、を有したペンタホ
    ルダーと、 を有することを特徴とする屋根型反射鏡を使用したファ
    インダー装置。
  2. 【請求項2】前記ペンタホルダーがカメラボディと一体
    的に設けられていることを特徴とする請求項1記載の屋
    根型反射鏡を使用したファインダー装置。
JP11337588A 1988-05-09 1988-05-09 屋根型反射鏡を使用したファインダー装置 Expired - Lifetime JP2615828B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11337588A JP2615828B2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 屋根型反射鏡を使用したファインダー装置
US07/349,092 US4926208A (en) 1988-05-09 1989-05-09 Photographic viewfinder assembly
US07/487,206 US4974014A (en) 1988-05-09 1990-03-20 Photographic viewfinder assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11337588A JP2615828B2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 屋根型反射鏡を使用したファインダー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01282528A JPH01282528A (ja) 1989-11-14
JP2615828B2 true JP2615828B2 (ja) 1997-06-04

Family

ID=14610696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11337588A Expired - Lifetime JP2615828B2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 屋根型反射鏡を使用したファインダー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2615828B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616948U (ja) * 1992-08-06 1994-03-04 旭光学工業株式会社 一眼レフカメラの交換式ファインダ装置
TW201533436A (zh) * 2014-02-21 2015-09-01 Hwa Chi Technology Co Ltd 超微差壓力錶結構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01282528A (ja) 1989-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2615828B2 (ja) 屋根型反射鏡を使用したファインダー装置
JPH09189969A (ja) スクリーンの取り付け構造
JP3283109B2 (ja) カメラ
US4974014A (en) Photographic viewfinder assembly
JPS60130413U (ja) カメラの受光素子の位置調整装置
US4238151A (en) Pentaprism mount assembly
JPS61175604A (ja) レーザプリンタの同期検知ユニットにおけるプラスチックシリンダレンズの位置決め装置
JPH01282527A (ja) 屋根型反射鏡を使用したファインダー装置
JPH01282526A (ja) 屋根型反射鏡を使用したファインダー装置
JPS59164539A (ja) 防水構造を有するカメラ
JPH04163429A (ja) レンズ系とpnフィルターを有するレンズ鏡筒の組み立て方法
JP4281328B2 (ja) カメラおよびファインダミラーユニット
JP4179796B2 (ja) 光学ファインダ
JP2980491B2 (ja) カメラ
JP3169492B2 (ja) カメラのファインダ装置およびその製造方法
JPH07199024A (ja) レンズ固定構造
JP2560784Y2 (ja) レンズボード
US6505005B1 (en) Camera which is pleasing in appearance, which can be easily assembled, and in which appearance portions such as a window for a range-measuring unit are fixed without being deformed
JPH01282525A (ja) 屋根型反射鏡を使用したファインダー装置
JPS5939686Y2 (ja) レンズ交換可能なカメラの前カバ−
JPH09281555A (ja) 一眼レフカメラのペンタミラー支持構造
JPH068583Y2 (ja) 一眼レフレックスカメラ
JP2002098874A (ja) 光学素子の固定構造
JP4565714B2 (ja) カメラの複合カバー材構造
JPS6131319Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311