JP2001215382A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JP2001215382A
JP2001215382A JP2000023484A JP2000023484A JP2001215382A JP 2001215382 A JP2001215382 A JP 2001215382A JP 2000023484 A JP2000023484 A JP 2000023484A JP 2000023484 A JP2000023484 A JP 2000023484A JP 2001215382 A JP2001215382 A JP 2001215382A
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JP
Japan
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front frame
locking tongue
lens barrel
decorative ring
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000023484A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Kawano
潔 川野
Koji Sato
孝司 佐藤
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication of JP2001215382A publication Critical patent/JP2001215382A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明のレンズ鏡筒は、化粧環が前枠に取り
付けられる構造であり、特に前記カメラの化粧環が外力
によって外れることのないものである。 【解決手段】 化粧環が弾性変形可能な繋止舌片を有
し、前記繋止舌片が弾性変形して前記化粧環が前記前枠
に挿入され、ついで前記繋止舌片の弾性変形が復帰する
ことにより、前記繋止舌片が前記前枠に係合して前記化
粧環が前記前枠に取り付けられ、さらにケーシングが突
起部を有し、前記突起部が、前記前枠と前記繋止舌片と
の係合が外れるような、前記繋止舌片の弾性変形を阻止
することにより、前記化粧環が前記前枠から外れること
を防いでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ鏡筒に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のレンズ鏡筒の一例を図3に示す。
従来のレンズ鏡筒は、筒状部分101aを有するケーシ
ング101と、円筒状の前枠102と、円盤状の化粧環
103を有している。レンズユニット105は筒状部分
101a内に収められており、化粧環103はレンズユ
ニットの対物レンズ105aの周縁部を覆っている。ま
た、化粧環103には文字や記号が印刷されている。
【0003】ここで、化粧環103はその側面におねじ
部103aを有している。また、前枠102は第1のめ
ねじ102aを有しており、化粧環103は第1のめね
じ102aにおねじ部103aを螺合させることによ
り、前枠102の内面に取り付けられる。さらに、前枠
102は第2のめねじ102bを有しており、筒状部分
101aの貫通孔102bに固定ビス104を通し、固
定ビス104を第2のめねじ102に締結することによ
って、前枠102は筒状部分101aの内面に固定され
る。
【0004】このように、従来のレンズ鏡筒はケーシン
グに固定された前枠のめねじに、化粧環のおねじ部を螺
合させることによって化粧環を取り付けているので、振
動等の外力によって前記おねじ部がゆるみ、前記化粧環
が外れやすいという問題があった。
【0005】さらに、従来のレンズ鏡筒は前記おねじ部
がゆるんだときに、前記化粧環上に印刷された文字や記
号の位置がずれてしまうという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、化粧環が外
力によって外れることのない、レンズ鏡筒を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のレンズ鏡筒は、化粧環が繋止舌
片を有し、前記繋止舌片と前記前枠が係合することによ
り前記化粧環が前記前枠に挿置される。ここで、前記繋
止舌片は前記前枠への挿入に伴って一旦弾性変形した
後、復帰して前記前枠と係合する。さらに、ケーシング
が突起部を有しており、前記突起部が前記繋止舌片の弾
性変形を阻止することにより、前記繋止舌片の前記前枠
からの脱落を防止している。
【0008】また、請求項4に記載のレンズ鏡筒は、前
記化粧環が複数の前記繋止舌片を有しており、さらに前
記繋止舌片が前記化粧環の周縁まわりに等間隔に配置さ
れており、繋止力が各繋止舌片に均等に働くようになっ
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1および
図2を用いて説明する。図1に示すとおり、円筒形状の
レンズユニット5は、ケーシング1の円筒形状の筒状部
分1aに収納されている。また、レンズユニット5はそ
の外壁部にスイッチ(図示せず)を有しており、前記ス
イッチによってズームレンズが駆動される。なお、前記
スイッチはレンズユニット5の円周方向に可動のスライ
ドスイッチである。ここで、前記スイッチは筒状部分1
aの外壁部に摺動可能に取り付けられた円筒状のズーム
環6に係合しており、ズーム環6をその円周方向に回転
させることにより、前記スイッチを操作することができ
る。
【0010】また、化粧環3はレンズユニット5への入
射光を規制する開口を有する円盤部分3dを有する部材
である。また、装飾用その他の目的のため化粧環3の外
面には文字や記号が印刷されている。
【0011】図2は本発明の実施の形態におけるレンズ
鏡筒の、前枠2および化粧環3の斜視図である。図2に
示すとおり、化粧環3は、化粧環3の円盤部分3dの面
に対して垂直に、円盤部分3dの半径方向に対して弾性
変形可能な繋止舌片3aを3つ有している。なお、繋止
舌片3aは等間隔に配置されており、その繋止力は各繋
止舌片3に均等に働いている。さらに繋止舌片3aの各
々はその先端にフック3cを有している。ここでフック
3cは円盤部分3dの外側に向かって円盤部分3dの半
径方向に突出する形状となっている。さらに、前枠2
は、フック3cのそれぞれと勘合する位置に加工された
切り欠き部2cを有している。前枠2に化粧環3を挿入
することにより、繋止舌片3aの板ばね部3bは一旦フ
ック3cが前枠2の内面を摺動できるように弾性変形
し、ついでフック3cが切り欠き部2cに嵌合して化粧
環3は前枠2の内面に取り付けられる。なお、化粧環3
が前枠2に取り付けられた状態では板ばね部3bの弾性
変形は元に戻っている。
【0012】ここで、切り欠き部2cは、円周方向の幅
がフック3cの円周方向の幅と等しく形成されているの
で、化粧環3が前枠2に取り付けられた後は、化粧環が
前枠2に対して円周方向に回転することはない。なお、
前枠2はその内周に、フィルターを取り付けるための第
1のめねじ2aが切られている。
【0013】また、筒状部分1aはその先端部分の、レ
ンズ5の光軸7に垂直な同一平面上に、筒状部分1aの
半径方向に貫通する貫通孔1bを4つ有している。さら
に、前枠2はその先端部分の貫通孔1bに勘合する4ヶ
所(図2)に第2のめねじ2bを有している。
【0014】前枠2に化粧環3を取り付けた後、貫通孔
1bに固定ビス4を通し、さらに固定ビス4を第2のめ
ねじ2bに締結することにより、前枠2は筒状部分1a
の内面に固定される。ここで、ケーシング1はフック3
cのそれぞれと勘合する3ヶ所に突出部1cを有してい
る。突出部1cと前枠2は板ばね部3bを挟持してお
り、繋止舌片部3bのフック3cと切り欠き部2cとの
係合が外れないよう板ばね部3bの弾性変形を制限して
いる。さらに、レンズユニット5と円盤部分3dの間に
は弾性部材8が挿置されている。ここでレンズユニット
5は弾性部材8を介して、フック3cが切り欠き部2c
と係合するように、円盤部分3cを布勢している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実地形態のレンズ鏡筒の断面図であ
る。
【図2】本発明の実地形態のレンズ鏡筒の、前枠および
化粧環を示した斜視図である。
【図3】従来のレンズ鏡筒の一例を示した断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 筒状部分 1b 貫通孔 2 前枠 2a 第1のめねじ 2b 第2のめねじ 2c 切り欠き部 3 化粧環 3a 繋止舌片 3b 板ばね部 3c フック 3d 円盤部分 4 固定ビス 5 レンズユニット 5a 対物レンズ 6 ズーム環 7 光軸 8 弾性部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズが収納される筒状部を有するケー
    シングと、 前記筒状部の一端面に挿置され、前記筒状部の終演部先
    端から突出する前枠と、 前記前枠を前記ケーシングに固定する前枠固定手段と、 前記前枠に取り付けられ、前記筒状部への入射光を規制
    する開口を有する化粧環と、 を有するレンズ鏡筒であって、 前記化粧環は、前記前枠への挿入に伴って弾性変形させ
    られたのち、復帰して前記前枠と係合する繋止舌片を有
    する一方、 前記ケーシングが、前記化粧環の装着された前記前枠を
    挿置させた状態で、前記繋止舌片近傍に位置し前記繋止
    舌片の変形を阻止する突起部を有していることを特徴と
    するレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 前記繋止舌片は、その先端にテーパー部
    を有するフックを、前記前枠への挿入に伴って前記前枠
    の内壁面に前記テーパー部が当接することによって弾性
    変形させられる一方、 前記前枠には、前記繋止舌片の弾性変形を開放して前記
    フックと嵌合する切り欠き部が形成されていることを特
    徴とする、請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 前記突起部が、前記前枠内面より前記繋
    止舌片の厚さ分だけ離れた位置にある前記前枠内面に平
    行な突起であり、前記繋止舌片が前記突起部と前記前枠
    との間に挟置されることにより、前記繋止舌片が前記化
    粧環の直径方向へ変形することを阻止し、前記フックが
    前記切り欠き部から外れることを防止することを特徴と
    する、請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 前記繋止舌片が化粧環の周縁まわりに等
    間隔に配置されていることを特徴とする、請求項1から
    請求項3のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 前記前枠固定手段が、前記ケーシングに
    先行された貫通孔と、前記前枠に取り付けられたねじ穴
    と、前記貫通孔に挿通され、前記ねじ穴と螺合するおね
    じとで構成されていることを特徴とする、請求項1から
    請求項4のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
JP2000023484A 2000-02-01 2000-02-01 レンズ鏡筒 Pending JP2001215382A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6869192B2 (en) 2002-07-31 2005-03-22 Funai Electric Co., Ltd. Projector with improved focus ring
KR100786624B1 (ko) 2007-07-04 2007-12-21 (주)삼영코넥 카메라 렌즈용 장식커버 및 그 제조방법
JP2013080001A (ja) * 2011-09-30 2013-05-02 Fujifilm Corp レンズ装置及び撮像装置
JP2019191280A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 マルミ光機株式会社 フィルターの回転枠構造

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