JPH082338B2 - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JPH082338B2
JPH082338B2 JP2318659A JP31865990A JPH082338B2 JP H082338 B2 JPH082338 B2 JP H082338B2 JP 2318659 A JP2318659 A JP 2318659A JP 31865990 A JP31865990 A JP 31865990A JP H082338 B2 JPH082338 B2 JP H082338B2
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JP
Japan
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vanity
wall
upper base
gap
closing member
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JP2318659A
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JPH04189963A (ja
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正順 高橋
さつき 君嶋
清貴 小林
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は洗面化粧台に関するもので、更に詳細に
は、洗面化粧台の上部基部の縁部と躯体壁面との隙間を
なくした洗面化粧台に関するものである。
[従来の技術] 一般に、この種の洗面化粧台の多くは、浴室と便所に
挟まれた空間等に設置されるが、このように、躯体壁
(具体的には躯体壁や仕切壁)間に洗面化粧台を設置す
る場合には、予め組立てた洗面化粧台を躯体壁や仕切壁
により形成された収納空間内に組込むのが施工能率上望
ましいとされている。
しかし、このような施工方法においては、洗面化粧台
の製作誤差や仕切壁の反り等が原因となって、仕切壁と
洗面化粧台との間に隙間が生じ易く、この隙間のために
見栄えが悪くなり、また、掃除のしにくい場所ができる
という問題があった。
そこで、出願人は、先に、洗面化粧台の上部基部と仕
切壁との隙間を隙間部材にて塞ぐ構造のものを開発した
(実公昭60-28304号公報参照)。この構造のものは、洗
面化粧台の上部基部の少なくとも一方側壁がその前縁及
び上縁に沿って伸びる突出縁部を有し、側壁とこの側壁
に対向する仕切壁との間に、仕切壁に固着され前面及び
上面が突出縁部の内側から突出縁部に重り合う隙間部材
を介在して成るもので、洗面化粧台の側壁と仕切壁間の
如何なる隙間に対しても、何ら後処理を行うことなく、
人目から閉塞することができるようにしたものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のこの種の洗面化粧台において
は、洗面化粧台の側壁と仕切壁との隙間を閉塞すること
ができるが、洗面化粧台と塞ぎ部材との間に凹状の段差
部が生じ、この段差部に塵埃や脱毛した頭髪等が溜り、
衛生面上好ましくないばかりか、清掃が面倒であるとい
う問題がある。
この問題を解決する手段として、段差部の寸法に合せ
た埋木を段差部内に嵌挿することも考えられるが、施工
現場において埋木の幅を段差部に合せて切断加工するこ
とは熟練を要すると共に、多くの時間を要するという問
題がある。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、洗面化粧
台と躯体壁との隙間を簡単に閉塞すると共に、閉塞部か
ら塵埃等が溜り易い部分を除去した洗面化粧台を提供し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明の洗面化粧台
は、洗面化粧台の上部基部の少なくとも一側壁及び後壁
に、上部基部の上面と段差を有する突出縁部を形成する
と共に、この突出縁部を躯体壁面に固着された支持桟上
に架設固定し、上記上部基部の側縁及び後縁と躯体壁面
との隙間を、上記突出縁部の上面に当接する下地材を背
設して上部基部の上面に当接する隙間塞ぎ部材にて被着
して成るものである。
この発明において、上記突出縁部は少なくとも洗面化
粧台の上部基部の一側壁及び後壁に形成されていればよ
く、洗面化粧台を一対の仕切壁間に配置する場合には、
上部基部の両側壁に形成された突出縁部を仕切壁に固着
された支持桟上に架設固定し、また、一方の側壁と仕切
壁との間に別の家具を置く場合には、側壁に形成された
突出縁部と後壁に形成された突出縁部を躯体壁と仕切壁
に固着された支持桟上に架設固定すればよい。
また、上記塞ぎ部材はその背面部に突出縁部の上面に
当接する下地材を有し、かつ、洗面化粧台の上部基部の
上面に当接するものであれば、断面が平坦状のものであ
ってもよく、あるいは、断面が逆L字状のもののいずれ
であってもよい。また、上部基部の側部と躯体壁面との
隙間に位置する塞ぎ部材は直線状であっても差し支えな
いが、好ましくは前縁側に上部基部の前縁面に当接すべ
く下方に向って折曲する垂下片を有する方がよい。更に
また、隙間塞ぎ部材の厚みを薄くすることにより、隙間
閉塞部の突出量を少なくすることができると共に、部材
の削減が図れる点で好ましい。
[作用] 上記のように構成することにより、躯体壁面に固着さ
れた支持桟上に、上部基部の側壁と後壁に形成された突
出縁部を架設した後、ねじ等の固定部材にて固定すれ
ば、洗面化粧台を所定の収納空間内に設置することがで
きる。そして、上部基部と躯体壁との隙間を、隙間塞ぎ
部材にて被着することにより、隙間塞ぎ部材が上部基部
の上面に当接すると共にその下地材が突出縁部の上面に
当接して固定され、洗面化粧台と躯体壁との隙間を塞ぐ
ことができ、塵埃材が付着しても容易に掃除することが
できる。
[実施例] 以下にこの発明の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の洗面化粧台の設置状態の一例の斜
視図、第2図はその要部拡大斜視図、第3図は洗面化粧
台の分解斜視図が示されている。
この発明の洗面化粧台は、複数の収納室1を有する箱
状の基台2と、この基台2の上部に載置固定される洗面
凹部3と図示しない蛇口を有する上部基部4とで主要部
が構成されている。上部基部4は合板製の下地材の上に
人造大理石からなる化粧材が接着されており、上部基部
4の両側壁及び後壁には上部基部4の上面5と段差を有
する突出縁部6が形成されている。この場合、両側壁の
突出縁部6は躯体壁7(具体的には仕切壁7a)の壁面7c
に固着された支持桟8の上に架設された状態で、ねじ等
の固定部材9にて固定されている(第4図参照)。そし
て、上部基部4と躯体壁7(側部の仕切壁7aと後部の固
定壁7bとで構成されるが以下躯体壁7で代表する)との
隙間には隙間塞ぎ部材10が被着されて、洗面化粧台と躯
体壁7との隙間が閉塞されている。
隙間塞ぎ部材10には、第3図ないし第5図に示すよう
に、一対の側部隙間塞ぎ部材12,12と、後部隙間塞ぎ部
材13の2種類が使用される。側部隙間塞ぎ部材12は、支
持桟8の上面に当接する合板製の下地材11とこれを接着
剤等の固定手段にて背設固定して上部基部4の上面に当
接する人造大理石からなる化粧材にて形成される。下地
材11は上部基部4の化粧材と同じ厚みになっている。後
部隙間塞ぎ部材13も側部隙間塞ぎ部材12と同様に形成さ
れる。この場合、側部隙間塞ぎ部材12は、一端側に上部
基部4の前縁4aと同一面上に位置する垂下片12aを折曲
し、この垂下片12aの裏面側には突出縁部6の前端面に
当接する下地材11が上記と同様に背設されている。一
方、後部隙間塞ぎ部材13は、断面逆L字状に形成されて
おり、その裏面には断面矩形状の下地材11が接着剤等の
固定手段にて背設固定されている。この場合、下地材11
は、上部基部4の上面5と突出縁部6との段差に相当す
る長さ分突出しており、その下端面が突出縁部6の上面
に当接し、また、後部隙間塞ぎ部材13の下端面が上部基
部4の上面5に当接し得るようになっている。
なお、下地材11の幅は突出縁部6の突出長さとほぼ同
寸法に設定され、隙間塞ぎ部材12,13の幅は上部基部4
と躯体壁7との隙間以上の寸法に設定されており、上部
基部4と躯体壁7との隙間が突出縁部6の突出長さ以上
の場合であっても、その隙間を吸収した状態で閉塞する
ことができるようになっている。
次に、この発明の洗面化粧台の設置手順について説明
する。
まず、予め工場で組立てられた洗面化粧台の高さに合
せて、収納空間を形成する躯体壁7の対向する壁面に支
持桟8を固着する。次に、上部基部4の両側壁に形成さ
れた突出縁部6を支持桟8に架設した後、ねじ9にて固
定する(第4図参照)。この状態において、躯体壁間の
寸法に合せて鋸14にて切断された後部隙間塞ぎ部材13を
上部基部4の後縁と躯体壁7との隙間に接着剤等の固定
手段にて被着した後、上部基部4の両側縁と躯体壁7と
の隙間に側部隙間塞ぎ部材12を同様に被着して、洗面化
粧台の設置が完了する。
なお、基台2の全面両側及び下端側にはそれぞれ化粧
板15が接着固定される(第3図参照)。
上記実施例では、上部基部4の両側に突出縁部6を形
成して対向する躯体壁7間に洗面化粧台を設置する場合
について説明したが、必ずしもこのような設置形態に限
定されるものではなく、一方の側壁と躯体壁7との間に
別の家具を置く場合には、側壁に形成された突出縁部6
と後壁に形成された突出縁部6を仕切壁7aと固定壁7bに
固着された支持桟8上に架設固定すればよい。
[発明の効果] 以上に説明したように、この発明の化粧化粧台によれ
ば、上記のように構成されているので、以下のような効
果が得られる。
1) 上部基部の側縁及び後縁と躯体壁面との隙間を、
突出縁部の上面に当接する下地材を背設して上部基部の
上面に当接する隙間塞ぎ部材にて被着して成るので、洗
面化粧台と躯体壁の如何なる隙間でも、簡単に閉塞した
状態で洗面化粧台を設置することができる。
2) 隙間塞ぎ部材が上部基部の上面に被着されるの
で、隙間閉塞部が凹状とならず、塵埃等の付着を少なく
することができると共に、掃除を容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の洗面化粧台の一例の設置状態を示す
斜視図、第2図は第1図の要部を示す斜視図、第3図は
洗面化粧台の分解斜視図、第4図は第2図のIV-IV断面
図、第5図は第2図V−V断面図である。 符号説明 4……上部基部 5……上部基部4の上面 6……突出縁部 7……躯体壁 8……支持桟 10……隙間塞ぎ部材 11……下地材 12……側部隙間塞ぎ部材 13……後部隙間塞ぎ部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面化粧台の上部基部の少なくとも一側壁
    及び後壁に、上部基部の上面と段差を有する突出縁部を
    形成すると共に、この突出縁部を躯体壁面に固着された
    支持桟上に架設固定し、 上記上部基部の側縁及び後縁と躯体壁面との隙間を、上
    記突出縁部の上面に当接する下地材を背設して上部基部
    の上面に当接する隙間塞ぎ部材にて被着して成ることを
    特徴とする洗面化粧台。
JP2318659A 1990-11-21 1990-11-21 洗面化粧台 Expired - Lifetime JPH082338B2 (ja)

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