JPH08232846A - 小型ポンプ用ダイヤフラム本体 - Google Patents
小型ポンプ用ダイヤフラム本体Info
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- JPH08232846A JPH08232846A JP6155995A JP6155995A JPH08232846A JP H08232846 A JPH08232846 A JP H08232846A JP 6155995 A JP6155995 A JP 6155995A JP 6155995 A JP6155995 A JP 6155995A JP H08232846 A JPH08232846 A JP H08232846A
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Abstract
ポンプ室を構成するダイヤフラム部を有するダイヤフラ
ム本体を有する小型ポンプにおいて用いられるダイヤフ
ラム本体で、良好なポンプ作用を行ない得又耐久性を向
上させたダイヤフラム本体を提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明のダイヤフラム本体は、ポンプ室を
構成するダイヤフラム部と駆動部とよりなるもので、こ
のダイヤフラム本体を複数傾斜した駆動体の周辺部に駆
動部を固定することにより円周上に等間隔に配置され、
駆動体の運動により各ダイヤフラム部が位相のずれをも
ってポンプ作用を行なうもので、駆動部の一部が駆動体
表面に接する平面を有することを特徴としている。
Description
れるダイヤフラム本体特にその駆動部の改良に関するも
のである。
フラムポンプの概要およびそのダイヤフラム本体を示す
図である。これら図において1は小型直流モーター、2
はモーター1の出力軸、3はモーター1に取付けられた
ケース、4は出力軸2に固定されたカラー、5はカラー
4に傾け取付けられた駆動軸、6は筒状の支持部7を有
する駆動体で支持部7に駆動軸5を挿入することにより
駆動軸5に取付けられている。10は軟らかいゴムから
なるダイヤフラム本体で、つり鐘状のダイヤフラム部1
1とこのダイヤフラム部11に形成された駆動部12と
からなっており、駆動部12の先端は駆動体に固定され
てる。13はダイヤフラム部11の中央より上方に伸び
ている円筒状をした吐出弁の弁体部でケース1に取付け
られたケースの蓋体15の中央より上方に伸びている弁
室部14内に密着されている。16は弁室部14の先端
に設けられた出口である。又17は弁18を有する吸気
孔で、夫々のつり鐘状のダイヤフラム部11に対応する
位置にダイヤフラム部の数だけ設けられている。
ー1の駆動によって出力軸2を介してカラー4を回軸さ
せることによって駆動軸5にすりこぎ状の運動をさせ
る。この駆動軸5のすりこぎ状の運動により支持部7を
介して駆動体6をその傾斜面が順次変化する運動を行な
わせる。例えば図面において右上りの傾斜が左上りの傾
斜に向け変化し更に左上りの傾斜が右上りの傾斜へと変
化するように順次変化する。これによって右側のつり鐘
状のダイヤフラム部は駆動部12が下降し又左側のつり
鐘状のダイヤフラム部は駆動部12が上昇する。このよ
うに各ダイヤフラム部は駆動部が上下動する。この各ダ
イヤフラム部における駆動部の上下動は夫々位相がずれ
た状態にて行なわれる。
て、吸気孔17を通して外部の空気を吸引し、弁13を
通して弁室部14へ送り込み、出口16より送り出す働
きをする。即ちポンプとして作用する。
プに用いられるダイヤフラム本体10は、駆動部12
が、図4に示すような形状であって、点Aの個所で駆動
体6と点接触する構造になっている。そのため、モータ
ー1の回転による駆動軸5のすりこぎ運動による駆動部
12の上下動の際に駆動部12が傾斜する。特に図3の
右側のダイヤフラム本体のようにダイヤフラム圧縮時に
求心力(複数配置されたダイヤフラム本体間の中央方向
への力)にたいして、出力軸2の延長線方向とは反対側
の外側(ケース3の壁面側)へ傾斜し、良好なポンプ作
用が行なわれず又ダイヤフラム部11同士擦れ合い耐久
性上好ましくない。
で用いられるダイヤフラム本体であって、ポンプ作動中
に駆動部が外側へ傾斜しないような形状にしてポンプの
性能や耐久性の向上をはかったダイヤフラム本体を提供
することにある。
イヤフラム本体は、傾斜した駆動軸に取付けられた駆動
体と、駆動体の周辺付近にて円周上に等間隔に取付けら
れたポンプ室を構成するダイヤフラム本体と、各ポンプ
室に夫々設けられた弁を有する吸気孔と、複数のポンプ
室の中央に設けられ弁を介して各ポンプ室に通ずる共通
の吐出孔とを有し、駆動体のすりこぎ状の運動により各
ダイヤフラム本体の駆動部を所定の位相差をつけて上下
動させて吸入口よりの吸入と吐出口よりの吐出を行なう
ようにしたポンプに用いられるもので、各ダイヤフラム
本体の駆動部の駆動体への取付部が少なくとも一部分駆
動体表面に接触する平面を有する形状としたものであ
る。
付部に平面を有することにより、これを前述のような構
成の小型ポンプに用いる時、駆動中に駆動部が傾斜する
のを防止し得て、これにより良好なポンプ作用を行ない
得ると共にダイヤフラム本体の耐久性を向上させ得る。
フラム本体の実施例を図面にもとづいて説明する。
小型ポンプの構成を示す図、図2は本発明のダイヤフラ
ム本体の断面図である。
はモーター2の出力軸、3はモーター1に取付けられた
ケース、4は出力軸2に固定されたカラー、5はカラー
4に傾斜させて固定されている駆動軸、6は筒状の支持
部7を有した駆動体、10はダイヤフラム本体である。
このダイヤフラム本体10はダイヤフラム部11と駆動
部12とよりなり、複数のダイヤフラム本体10がその
駆動部12を駆動体6の周辺部分の近くに円周上に等間
隔に取付けられ配置されている。13は弁体部、14は
弁室部、15は蓋体、16は吐出孔、17は吸気孔、1
8は弁である。これら小型ポンプの構成並びに動作は、
ダイヤフラム本体10の形状を除いては、図3に示す小
型ポンプと実質上同じである。
で、図4の従来例と同様にダイヤフラム部11と駆動部
12とよりなっている。しかしこの図2に示す実施例に
おいては、駆動部12の駆動体6への取付部分つまり駆
動部12の下方部分に平面Bを形成したことを特徴とし
ている。そしてこの平面部Bを形成することにより駆動
体6の表面(上面)6aとこの平面部Bの少なくとも一
部が接触するように駆動部12を構成したことを特徴と
している。
平面部Bを設けこの平面部Bの少なくとも一部と駆動体
6の表面6aとが常に接触することにより、ポンプ運動
によるダイヤフラム本体10の上下動に際し、駆動部1
2が傾斜することなく、そのため良好なポンプ作用が行
なわれると共にダイヤフラムがこすれることがなく、又
駆動部12の駆動体6への取付部分に不自然な力が加わ
ることもないためにダイヤフラム本体の耐久性が大幅に
向上する。
部に平面部分を設けることにより、ポンプ作用の改善と
耐久性の向上を図ることができた。
ンプの構成を示す図
Claims (1)
- 【請求項1】 傾斜した駆動軸に取付けられた駆動体
と、駆動体の周辺部付近に円周上に沿って等間隔に取付
けられたポンプ室を構成するダイヤフラム本体と、弁を
介して各ポンプ室に夫々通ずる吸気孔と、複数のポンプ
室の中央に設けられ弁を介して各ポンプ室に通ずる共通
の吐出孔とを備えている小型ポンプに用いられる上記の
ダイヤフラム本体であって、駆動体へ取付けられる駆動
部が少なくとも一部分前記駆動体の表面と接触する平面
部分を有することを特徴とした小型ポンプ用ダイヤフラ
ム本体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06155995A JP3560002B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 小型ポンプ用ダイヤフラム本体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06155995A JP3560002B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 小型ポンプ用ダイヤフラム本体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08232846A true JPH08232846A (ja) | 1996-09-10 |
JP3560002B2 JP3560002B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=13174599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06155995A Expired - Lifetime JP3560002B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 小型ポンプ用ダイヤフラム本体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3560002B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009108838A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-21 | Oken Ltd | ダイヤフラムポンプ |
JP2016098644A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 多田プラスチック工業株式会社 | 流体用ダイヤフラムポンプ |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP06155995A patent/JP3560002B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009108838A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-21 | Oken Ltd | ダイヤフラムポンプ |
JP2016098644A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 多田プラスチック工業株式会社 | 流体用ダイヤフラムポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3560002B2 (ja) | 2004-09-02 |
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