JP2000154782A - 小型ポンプ - Google Patents

小型ポンプ

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JP2000154782A
JP2000154782A JP10341167A JP34116798A JP2000154782A JP 2000154782 A JP2000154782 A JP 2000154782A JP 10341167 A JP10341167 A JP 10341167A JP 34116798 A JP34116798 A JP 34116798A JP 2000154782 A JP2000154782 A JP 2000154782A
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JP
Japan
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diaphragm
pump
motor
driving
small
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Pending
Application number
JP10341167A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Kakizawa
五郎 柿澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oken Seiko Co Ltd
Original Assignee
Oken Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤフラム等よりの液洩れによりポンプ
外に液体が洩れ出るのを防止する。 【解決手段】 ケース内のダイヤフラム部とモーター
との間で駆動機構の駆動体支持部を横切って断面波形の
シール部材を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型ポンプで、特
に液体を供給する等に用いる小型ポンプに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の小型ポンプの構成を示す
図で、図において1は小型直流モーター、2はモーター
1の出力軸、3はモーター1に取り付けれられたケー
ス、4は出力軸2に固定されたカラー、5はカラー4に
傾けて固定してある駆動軸、6は筒状の支持部7を有す
る駆動体であって、支持部7に駆動軸5を挿入すること
により取り付けられている。8はケース3の上部にこれ
と重ね合わせて固定された他のケース(シリンダー
部)、10は柔かいゴムからなるダイヤフラム本体で、
前記のケース8の穴(シリンダー)9の位置に対応する
個所に釣鐘状をしたダイヤフラム部11が配置されてい
る。このダイヤフラム本体10のダイヤフラム部11に
は駆動部12が形成されていて、この駆動部12の先端
が駆動体6に固定されている。13はダイヤフラム本体
10の中央より図にて上方に伸びている円筒状の弁体部
13aを有している吐出弁、15はその中央より図面で
上方に伸びている弁室部14を有する蓋体(バルブハウ
ジング)で、この蓋体15は弁室部14に吐出弁13の
弁体部13aを密着させた状態にてダイヤフラム10を
挟持してケース8に固定させている。また17はポンプ
室、18は吐出口、19は吐出口18を一体に形成した
密封板、20はカバーである。
【0003】上記のような小型ポンプは、小型直流モー
ター1の駆動によって出力軸2を介してカーラ4を回転
させて駆動軸5にすりこぎ状の運動をさせ、この駆動軸
5のすりこぎ状の運動により支持部7を介して、駆動体
6の周辺付近の各部分が交互に上下動運動をする。つま
り図2に示すように駆動体6は左側が上昇している状態
から、右側が上昇し左側が下降する状態へと、更に図2
に示す状態へと順次変化する。これによって、ダイヤフ
ラム10の駆動部12も上下動し、釣鐘状のダイヤフラ
ム部12の容積も変化する。
【0004】このようなダイヤフラム部12の運動によ
って吸込口18より孔15a、弁15bを通して流体を
吸引し、ダイヤフラム部11により形成されるポンプ室
から13を通って弁室部へ送り込まれ、吐出口16より
送り出しポンプとしての作用を行なう。つまり弁室部1
4に密着されて溝14を塞いでいる吐出弁13は開かれ
流体が吐出口16へ流れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような小型ポンプ
は、長い期間使用するとダイヤフラムに小孔があく等、
流体が洩れでるようになる。気体用のポンプの場合は別
として、ポットの湯を供給するためのポンプ等の液体用
のポンプの場合は、液がポンプの駆動部側に洩れ出て、
モーター取付部等よりポンプ外に出ることがある。
【0006】そのために、例えば前述のポットの湯を供
給するためのポンプ等においては、流れ出た液体が電気
回路その他の電気系統へ流れ込み漏電の原因となり危険
である。また、ポンプ外に流れ出た湯等の流体によりポ
ンプの近くに置かれた品物等を汚す等の問題を生ずる。
【0007】本発明はダイヤフラムを用いた小型ポンプ
で、ダイヤフラムからの液洩れが生じた時にも流体がポ
ンプ外に洩れ出ることがないようにした小型ポンプを提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の小型ポンプは、
ポンプ室を形成するダイヤフラム部を駆動部の駆動によ
ってポンプ室の容積を増減させることによりポンプ作用
を行なうダイヤフラムポンプで、ダイヤフラム部側とモ
ーター側との間をシールするようにしたもので、このシ
ールによりダイヤフラム部に小孔等よりの洩れを生じた
場合もシールにより液が外部つまりモーター側へ流れ出
すことのないようにして、ポンプよりの液洩れをなくす
ようにしたものである。
【0009】即ち、本発明の小型ポンプは、ポンプ室を
形成する釣鐘状のダイヤフラム部を有するダイヤフラム
本体と、このダイヤフラム部を駆動してポンプ作用を行
なう駆動機構とを有し、この駆動機構はモーターの出力
軸の回転により回転する回転板と、この回転板に傾斜さ
せ取り付けられた駆動軸と、この駆動軸に取付けられ駆
動軸によりその傾きで変化して周辺の各部が互いに上下
運動を行なう駆動体とよりなり、前記駆動体の支持部付
近のケース内に張られケースをダイヤフラム側とモータ
ー側とに分離しシールするシール膜等のシール部材とを
有し、このシール部材が波紋型をしたものである。
【0010】本発明の小型ポンプは、長い期間使用する
ことにより、ダイヤフラム部よりの液洩れが生じた場合
であっても、シール部材により液が流れ出るおそれのあ
るモーター側へは液が流れることがなく、したがってポ
ンプ外に液が洩れ出ることはない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の小型ポンプの実施の形態
を図面をもとに説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施の形態を示す図
で、図において、1はモーター、2はモーター1の出力
軸、3はケースである。また21は出力軸2に取り付け
られたギヤー、22は回転板で、回転板22はギヤー2
1と噛み合う他のギヤー22aを有している。又6は駆
動体、7は駆動体の支持部、8は他のケース(シリンダ
ー部)、9はシリンダー、10はダイヤフラム本体、1
1はダイヤフラム部、12は駆動部、13は弁体13a
を有する吐出弁、14は弁室部、15は蓋体である。以
上は図2に示す従来のポンプと実質上同じである。尚図
2に示すポンプは出力軸に直接固定した回転板2に駆動
軸を傾斜させて取り付けてあるが、この実施の形態で
は、減速機構(減速歯車)により減速させた回転板に駆
動軸を傾斜させ取り付けた点で異なるが、この点は減速
機構を加えたのみで構成は実質上同じである。
【0013】この発明の実施の形態は、駆動機構の側つ
まりダイヤフラム部(ポンプ室)とモーター側との間に
シール膜を設けたことを特徴としている。即ち、図示す
るようにケース内にはダイヤフラム本体側(ポンプ室
側)とモーター側とを仕切るシール膜23が設けられて
いる。このシール膜は駆動体の支持部7を挟んで(囲ん
で)ケースを横断するように配置され、このシール膜2
3によりポンプ側(ダイヤフラム本体側)とモーター側
とを気密に仕切るように配置している。
【0014】また、この実施の形態では、シール膜23
に筒状の圧入部23aを設け、この圧入部23aに支持
部7を圧入した構成であり、この部分におけるシールを
より完全なものにし、この部分からの液洩れを防いでい
る。
【0015】尚この実施の形態では、シール膜23をケ
ース3とシリンダー部8とにより挟んで気密に保持して
いるが、他の手段により気密に取り付けるようにしても
よい。
【0016】この実施の形態の小型ポンプは、図2に示
す従来例と同様に、モーター1により回転板4を回転さ
せ、これにより駆動軸5、支持部7を介して駆動体6の
運動を行ないポンプ作用を行なう。この駆動機構の運動
による支持部7の運動の際、シール膜23が断面波形で
あるために、シール膜は容易に変形でき、このシール膜
の変形により支持部7は支障なく運動することができ
る。このシール膜はより容易に変形し得るように弾性を
有する材料等にて形成することが望ましい。
【0017】この実施の形態のポンプは、駆動機構とし
てモーターの回転を減速ギヤーを介して回転板を回転さ
せているが、図2のような、モーターにより直接回転板
を回転させる方式のポンプにも本発明を適用し得る。
【0018】
【発明の効果】本発明はによればダイヤフラム部よりの
液洩れが生じた場合も液がポンプ外に流れ出るのを防止
できる。またケース内にシール膜を設けてもポンプ作用
のための駆動機構の運動には全く支障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の構成を示す図
【図2】 従来の小型ポンプの構成を示す図
【符号の説明】
1 モーター 2 出力軸 21 ギヤー 22 回転板 22a ギヤー 23 シール膜 23a 圧入部 10 ダイヤフラム本体 11 ダイヤフラム部 17 ポンプ室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に配置されている釣鐘状をし
    たポンプ室を形成するダイヤフラム部を有するダイヤフ
    ラム本体と、夫々前記ポンプ室に通ずる吸込口及び吐出
    口と、前記ダイヤフラム部を駆動してポンプ作用を行な
    う駆動機構とよりなり、前記駆動機構がモーターにより
    回転される回転板と、前記回転板に対して傾斜させて取
    り付けられた駆動軸と、筒状の支持部を有し該支持部に
    前記駆動軸を挿入することにより該駆動軸に取り付けら
    れた駆動体と、前記駆動体に前記ダイヤフラム部の駆動
    部が固定された構成をなし、前記モーターによる前記回
    転板の回転により、前記駆動軸を介して前記駆動体をさ
    らまわし状の運動をさせ、これによりダイヤフラム部の
    駆動部を往復動させてポンプ作用を行なうポンプで、前
    記ケース内をダイヤフラム側とモーター側とを仕切る該
    ケース内に設けられた断面波形のシール部材を有し、前
    記シール部材が前記支持部を横切って配置され、該シー
    ル部材のダイヤフラム本体の側とモーターの側とを気密
    に仕切るようにしたことを特徴とする小型ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記シール部材に筒状の圧入部を設
    け、前記圧入部に前記支持部を圧入したことを特徴とす
    る請求項1の小型ポンプ。
JP10341167A 1998-11-16 1998-11-16 小型ポンプ Pending JP2000154782A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102536756A (zh) * 2012-01-13 2012-07-04 厦门坤锦电子科技有限公司 一种微型液泵
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